2016年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2013.10.05 (Sat)

【2013リーグ2部】10/5レポート

速い展開から100点ゲームが3試合
東洋大と神奈川大の一戦は劇的な幕切れ


131005TAKAHASHIKOYO.jpg この日の2部は、3試合が100点ゲーム、2試合が一桁差の接戦になった。得点を100点以上量産して勝ち星を得たのは法政大・国士館大・日本大。国士館大は日体大の挑戦を退けて単独4位になった。上がり調子だった関東学院大は法政大に破れ一歩後退した。僅差の勝負の2試合は、首位・慶應義塾大は江戸川大の勢いに押されて持ち味がなかなか出なかったが逆転勝利。また東洋大が神奈川大との激闘を制し、下位3枠を抜け出して7位に浮上。少し順位に動きのあった一日となった。


 7勝3敗の日本大は、ここまで勝ち星なしの駒澤大の挑戦を受けた。日本大は序盤から#24刘(2年・C)が好調。3Pやドライブなどでのびのびと得点を重ねる。駒澤大は#6斎田(4年・C)の奮闘こそ光るが、地力の差を前にじわじわと点差をつけられていった。2Q以降は#14高橋を中心に効果的に外のシュートを浴びせた日本大が112−65で圧勝。8勝目とした。

写真:この日も抜群のスコアリングセンスを発揮した日本大・高橋。得点ランキング、3Pランキングのいずれも首位を独走中だ。

--------------------------------

【法政大が関東学院大を圧倒し3敗を死守】
131005TAKATA.jpg この日の注目カードとなった、星一つの差で上位を争う法政大と関東学院大の対戦。前半は法政大がやや優位に立つこととなった。#5松澤(3年・C)がインサイドだけでなくミドルシュートなどでも得点を稼ぎ、#31安達(3年・PF)のバスケットカウントもあって勢いづく。1Q終盤に#81横瀬(4年・PG)のドライブや#38蜂谷(2年・F)の得点も出た関東学院大だが、1Qは6点のビハインド。2Q立ち上がり、法政大は#35山岸(2年・G)の速攻がバスケットカウントとなり勢いづく。ターンオーバーやトラベリングなど細かいミスが出て不穏な空気となり、これを機に関東学院大は逆に#7荒木(4年・F)や#10エリマン(3年・C)のバスケットカウントで返す。だが法政大はここから#67佐藤(1年・G・宇都宮工)が見せ場を作る。速攻に走り、3Pも決めて止まりかけたリズムを修正。法政大は前半を8点リードで終える。

 すると、後半からは完全に法政大が試合を支配した。#16沼田(2年・C)や#0高田(4年・G)らのシュートが次々とバスケットを陥れ、5分待たずに20点差。守っては3秒オーバーやオフェンスファウルも誘い、関東学院大に付け入る隙を与えなかった。結局最終的には101−71で、法政大が快勝した。

写真:高田が11アシストを記録した法政大。司令塔がこれだけの活躍を示してくれるのは心強い。

法政大学:8勝3敗
関東学院大学:6勝5敗

※法政大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【3Qから抜け出した国士舘大が日本体育大を下す】
131005HARA.jpg ここまで6勝4敗。これ以上は星を落としたくない国士舘大は、日本体育大と対戦した。試合は序盤からハイスコアのペース。#88万(2年・C)の2mセンターがそびえ立つインサイドを強調しながら得点を重ねる日体大がやや優勢に立つも、#14高橋(4年・G)の3点プレーや、#9新田(3年・C)がゴール下をねじ込むなどで国士舘大も譲らない。2Q以降も、国士舘大がハイスコアの展開の中で日体大についていく。この場面で顕著な活躍を見せたのは#8伊集(3年・G)。日体大に僅かなリードを許した場面でことごとく3Pを浴びせ、チームを奮わせる。日体大は強いインサイドを活かそうとするが、国士舘大も必至の守りで対応。#88万以外には思うように得点をさせず、47—47で前半が終了。ただ、国士舘大は前半だけで#20馬(1年・C・日本航空)が4ファウル、#14高橋が3ファウルと不安を抱えたハーフタイムとなった。

 勝負のポイントとなったのは3Q。#8伊集のドライブ、#4松島(4年・G)の3Pで一気にリード。日体大はオフェンスが滞り、#19中野(4年・F)の3Pこそ当たるも全体的には単発に。逆に#22原(2年・F)の3連続得点などで波に乗った国士舘大が、#14高橋のブザービーターもあって10分間で一気に11点差に拡大。4Qも#22原を中心にシュートが好調に決まっていき、日体大を封じた。最後は102−77という大差で、国士舘大が7勝目を挙げた。

写真:得点源として申し分のない働きを示した国士舘大・原。

国士舘大学:7勝4敗
日本体育大学:5勝6敗

※国士舘大学・伊集選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【江戸川大も善戦するが、慶應大が振り切り全勝を守る】
131005ito.jpg 1勝9敗とここまで勝ちきれないゲームに苦しむ江戸川大は、全勝中の慶應義塾大に挑んだ。1Q、まずは思いきりの良さで勢いに乗った江戸川大が慶應大のディフェンスを翻弄した。#1田中(4年・G)が速い攻撃の起点となり、#97小澤(3年・F)も強気に攻めてバスケットカウントを得る。開始5分で10−19と、江戸川大は大量得点で好スタートを切った。慶應大も#21西戸(1年・G・洛南)や#16伊藤(3年・G)がタフショットを決めて食らいつくがどこか受け身に立ち、21−32で1Qを終える。2Qはじわじわと慶應大が追い上げた。なかなかファウルがもらえず得点は伸び悩むものの、激しいディフェンスで江戸川大の攻撃をシャットアウト。江戸川大は我慢する時間帯になり、要所で速攻を出して逆転は阻止するもこのQの得点は10点に終わった。3Qには#10矢嶋(4年・F)の攻守での活躍もあり、慶應大が開始2分で逆転。そこからは一進一退が続いた。慶應大はオフェンスリバウンドをもぎ取りシュートにつなげていくが、江戸川大も#1田中の2本の3Pや#14伊藤(4年・G)のドライブで得点し譲らない。63−63と、同点で勝負は最終Qに持ち越された。

 4Qの序盤、流れを掴んだのは慶應大。ノーマークの3Pを#14大元(2年・G)がきっちり決めて味方を沸かせ、#4蛯名(4年・G)もリバウンドで強さを発揮する。追う形となった江戸川大は#89陶山(4年・F)や#1田中がシュートを決めるが、点の取り合いとなってQ最初についた点差を縮められない。終盤オールコートプレスを仕掛けた江戸川大は#1田中が次々ネットを揺らして奮闘したが、そのまま慶應大がリードを守り89−84で勝利した。

 江戸川大は、またも善戦するが勝利を掴めず悔しい結果に終わった。勝負どころで慶應大の勢いに飲まれてしまったことも手痛い。あと一歩のところまでは戦えているだけに、切り替えて明日の試合に臨みたい。慶應大は、前半は受けに回ったが大事なところで激しいディフェンスが機能。飛び込みリバウンドも要所で効いて、全勝を守った。

写真:マークも厳しいなか、その中でもタフショットを決めて18得点の伊藤。

慶應義塾大学:11勝0敗
江戸川大学:1勝10敗


【終了間際まで分からない接戦は1点差で東洋大に軍配】
131005nakamura.jpg ともに4勝6敗同士の神奈川大東洋大の対戦は、最後まで手に汗握る攻防が繰り広げられた。

 開始直後こそ#7古橋(4年・F)のバスケットカウントがあって神奈川大がリードするも、すぐにペースを東洋大が掌握した。#4井谷(4年・C)のポストプレー、#11中村(1年・PG・幕張総合)のミドルシュートで返し、#6村上(3年・G)の3点プレーで逆転。なかなかインサイドで起点が作れずにオフェンスはもたつくが、特筆すべきインサイドのいない神奈川大もこれは同様。ロースコアの中、#11中村の攻め気が得点に繋がった東洋大がリードを保つ。2Q序盤こそ神奈川大が#7古橋の3Pをきっかけに盛り上がり、#29田村(4年・F)のゴール下で一時同点とするが、#6村上の3Pで再度東洋大リードに。単発な一進一退の攻防が続くが、神奈川大が#20早川(4年・G)や#24吉永(3年・F)の3Pを決めるたびに東洋大は主将の#3宮里(4年・PG)が3Pを決め返してリズムを渡さず、4点のリードとなって後半へ。

131005HAYAKAWA.jpg #20早川がシュートタッチ好調の神奈川大。3Q早々にもこの早川の働きで一時逆転。これをきっかけとして、試合の行方は最後まで分からなくなる。#6村上がバスケットカウントなどでもり立てるも、神奈川大も#29田村のジャンプシュートが好調で点差はほぼ同点のまま推移。抜け出すためのきっかけを、互いに見出せない。この時間に入ると東洋大は#7筑波(3年・F)、神奈川大の方は#98大石(3年・PG)も奮闘。それぞれ要所で得点して相手に守りどころを絞らせない。残り4分、東洋大は#4井谷が相手のアンスポーツマンライクファウルの中でバスケットカウント。ワンスローも沈めて2点リードとし、きっかけを掴んだかに見えた。だが、神奈川大#98大石のジャンプシュートですぐに追いつく。膠着した試合は残り1分20秒、#20早川の得点が決まり神奈川大が1点差に迫り、直後にトラベリングを誘発してマイボールに。ここでのオフェンスを#98大石のドライブによる得点で1点リードに。しかし、これが神奈川大の最後の得点となった。互いにミスも出て得点できない中、残り僅か3.1秒で#11中村が落ち着いてジャンパーを決めてまたも東洋大がリードを奪う。神奈川大は、タイムアウトを挟んで#7古橋にボールを預けると、東洋大はここで痛恨のシュートファウルを犯してしまう。ところが、古橋はこれを2投とも落としてリバウンドを東洋大がキープ。75−74で東洋大が大きな勝利を手にした。

写真上:最後のシュートを「緊張したが、何も考えずに打った。入って良かった」と笑って振り返った東洋大・中村。
写真下:神奈川大は手痛い一敗。その中でも早川は、外のシュートだけでなく積極的なドライブなどで存在感を示した。

東洋大学:5勝6敗
神奈川大学:4勝7敗

※東洋大・筑波選手のインタビューは「続きを読む」へ。



[続きを読む]

【INTERVIEW】

「役割をこなして自分のプレーをしたい」
果敢に攻めるアグレッシブさを持つルーキー

◆#67佐藤翔耶(法政大・1年・G)
131005sato.jpgこの日は特に走る展開を意識した戦いをしてきた法政大。その中で、1年生の佐藤もスピードを生かして次々リングにアタックした。ここまでリーグ戦の全試合でスタメン出場。絶対的な司令塔を務める高田とともに、攻撃的な2ガードとして法政大に勢いをもたらしている選手だ。
下級生の活躍もあって法政大は2位の位置をキープ。昨年はリーグ後半に失速する形になったが、同じ轍は踏みたくないはず。追われる立場となるリーグ終盤戦も注目だ。


―前半は競りましたが、うまく突き放しましたね。
「そうですね。走らなければ勝てないということで、今週は練習から走るスタイルを多く取り入れてきました。どんどん速攻に走って、相手が戻ってくる前に攻めてアウトナンバーを作ってシュートみたいな。それが今日はそのまま生かせて勝てたので良かったです」

―佐藤選手も速い展開から強気に攻めていましたね。
「自分的にもそのチームスタイルが合っていて気持ち的にも前に前に出ていたので、シュートも入ったのかなと思います」

―前節に日本体育大に接戦で敗れましたが、そこはうまく切り替えられましたか?
「そうですね。日体には負けたんですけど、自分たちの次の試合で日大も負けたので、そこでまだつながるという気持ちでモチベーションが上がって。しかも今日の相手の関東学院が自分たちに勝つと勝率で並んでしまうので、絶対に負けられないと。モチベーションは逆に上がっていたと思います」

―延長戦で日本大を破ったのは大きな自信になったのでは?
「そうですね、大きいですね。自分たちもやれるんだなというのは感じました」

―初めてのリーグ戦はいかがですか?
「やっぱり…疲れますね(苦笑)。緊張もしますし、4年生がこのリーグに懸ける思いも練習していて伝わるので、1年で試合に出させていただいているからにはそれに応えなきゃと思って。頑張らなきゃという気持ちはありますね」

―こんなに毎週試合をするという経験も、高校まではあまりないですよね。
「そうですね。しかも毎回みんな強い相手で気が抜けないし、勝率も気にしなきゃいけないので結構大変ですね」

―その中でスターターとして出番を得ていますが、自分のどういうところが買われていると思いますか?
「たぶんガードの中で背もちょっと大きい方だし、自分は高校の頃から今と同じようなスタイル、攻めながらアシストをしていくようなプレーをしてきたので、そうやって攻められるところが良いのかなと。そこは意識しています」

―先輩たちからも、『行って良いよ』と言われている感じですか?
「はい。お前が攻めて割って行けと。最後にセンターにブロックされたら流れが変わってしまうのでそこは気をつけつつ、運んで行って速い展開を作れとは言われます」

―高田選手(#0)も同じく攻めるガードですよね。
「そうですね。もう、すごいです!試合中でも感動します」

―感動するんですか(笑)。
「はい。僕、あの人に憧れてここに来て。普段から大好きなんです。生き方とか、ライフスタイルも面白くて。やばいです」

―試合に一緒に出る時は、どちらかが攻めている時はもう一方がコントロールする形になりますよね。
「そうですね。歳也さん(高田)はピックが好きなので、それが無理だったときに自分が違うところで合わせるとか。歳也さんも自分が攻めた時に合わせてくれるので、やりやすいです」

―2年生もリバウンドを拾ってくれたり良いところで決めてくれたり、頼もしいですね。
「はい。2年生もすごいです。すごく頼りになる存在で。2年生も大好きです(笑)」

―今ある課題は何ですか?
「やっぱり気持ちの面で、1年生だからとか関係無しに、4年生とかに引けを取らずに今日みたいに自分を前に出してプレーできたらいいなと思います」

―残りのリーグ戦、どのように戦って行きたいですか?
「やっぱり自分のプレーをしたいですね。1番というポジションで、自分が自分の役割をこなさないとまわりの人たちにも影響してきちゃうと思うので。自分のやるべきことをしっかりやれればいいなと思います」

--------------------------------

「我慢する時間帯でいかに立て直すか」
悪い流れを変えるシックスマンの爆発に期待

◆#8伊集貴也(国士舘大・3年・G)
131005izyu.jpg競り合う展開となった我慢の2Q、彼のシュートがよく決まったことはチームにとっても大きかった。持ち前のシュート力で流れを変える役目を担い、存在感を十分に発揮している。「自分はミスが多い」とまだ課題はあるが、シックスマンの役割にもだいぶ慣れてきた様子だ。
大事なのは悪い時間帯をいかに立て直すかだと伊集は何度も強調した。接戦を勝ちきるために、そうした展開をいかに打開していくか。後半戦の戦いぶりに注目したい。


―大事な一戦を制しましたね。試合を振り返っていかがでしたか?
「やっぱりシュートが入っている展開のときは良いんですけど、ミスとかし始めてリバウンドも取れなくなって、悪い流れのときに修正するのが遅いというか。今日もチーム的に落ち込んでいる時間が長かったので、それは明日の日大戦では直していきたいですね」

―今日そうした苦しい時間帯に、伊集選手のシュートでよくつないだと思いますが。
「今日はタッチが良かったので。たまたまですね(笑)。まぁシュートが入ったのは、試合に出てない永山雄太(#16)のリバウンドのおかげです、アップのときにどんどんパス出してくれるので」

―いつもベンチから試合に出る形ですが、そこは問題なくやれていますか?
「最初はやりづらさもあったんですけど、今のチームだと自分がシックスマンで出て流れを変えていくポジションだと思っているので。今日みたいにミスが続いてしまうと意味がないしプレータイムも減ってしまうと思うので、もっと得点を取って流れを変えていきたいですね」

―課題はありますか?
「個人的には、やっぱりパスミスが一番の課題です。先生にも練習から毎日毎日言われているし。チーム的には、ディフェンスのチームなのでいかに相手の得点をしっかり抑えるかですね。あとはさっきも言ったように、流れが悪い時にバーっと落ち込むんじゃなくて、チーム全体でもう1本、もう1本と我慢すること。我慢する時間帯で我慢できないと、明日の日大のように接戦になるようなチームには勝てないと思うので、そこは気をつけていきたいです」

―悪い流れの時こそ、ディフェンスが大事になりますよね。
「そうですね。オフェンスで流れが悪いときにディフェンスもできなくて相手にポンポンやられてしまったら、どんどん点差も離れていってしまうし、オフェンスも単発になってしまうので。しっかり切り替えて1本ディフェンスして、次のオフェンスもきっちり取れるようにしたいですね」

―オフェンスは、どう立て直そうと考えていますか?
「そういう時のゲームコントロールは、タケ(#4松島)とか高橋さん(#14)とか伊藤さん(#5)に、自分は結構任せている形ですね。自分は結構パスとかにミスが多いので、4年生に頼っている感じです」

―個人的にディフェンスの出来はいかがですか?
「いや、高橋さんとタケがディフェンス上手すぎて、自分が浮いちゃうんですよ!そこと比べられちゃうと…平均的なディフェンスと比べてほしい(笑)。まぁ、タケとか高橋さんに追いつけるようにって感じですね」

―7勝4敗できていますが、ここまでのリーグ戦を振り返っていかがですか?
「接戦になった時に、我慢できなくてやられちゃった試合が多くて。勝てた試合はいくつもあったんですけど、自分たちで慌ててミスして単発になって、みたいな感じの負け方が多いですね。2巡目はそういうところを修正して、もうひとつも負けられないと思います」

―今年は波のないチームにしたいとみんな言っていますよね。
「そうですね。それはタケがずっと言っていて。本当にタケが一番先頭に立って声を出しているし、自主練も一番していて背中で見せてくれているので。そういう熱い気持ちに、みんなもついていかなきゃって思いが自分もありますね。4年生のためにも、自分たちのためにも頑張らないとって感じです」

―4年生はもちろん、今日は試合中に伊集選手や新田選手もよく声が出ていましたね。去年まであまり見られなかった姿かなと。
「そうですね(笑)。まぁやっぱり意識はします。4年生に今まで自分たちは頼りっぱなしだったので。練習ではまだまだ自分とか『声出せ!』ってめちゃくちゃ怒られるんですけどね」

―声を出して、ゾーンディフェンスもうまく機能していましたね。
「そうですね。うまくいきましたね。正直、昨日の練習までグダグダたったんですよ! 練習が終わった後にタケが『みんなでゾーン確認しよう』って言って確認することになったんですけど、みんな全然分かってなくて。『これ、明日使わない方がいんじゃね?』みたいな。でも、なんか上手くいきましたね。今日はやっぱり声を出していた部分もあって、華武伊(#9新田)の声とかも後ろからよく聞こえたからやりやすかったんだと思います。普段、下からの声が聞こえないんですよ! 練習ではグダグダだったんですけど、今日は試合ってことで声を出せたから良かったんだと思います」

―それは練習から声を出した方がいいですね(苦笑)。
「すみません、自分の課題です(笑)」

―では残りの試合に向けて。
「やっぱりうちはディフェンスのチームなので、相手の点数を50点、60点に抑える気持ちでディフェンスして、自分たちのバスケットをやれば勝てると思います。自分的には、やっぱりミスをなくすように。ここからもう落とせる試合はないので、全部勝つという気持ちで一戦一戦やっていきたいです」

--------------------------------

「リバウンド勝負になると思っていた」
力強いリバウンドとディフェンスで貢献

◆#7筑波拓朗(東洋大・3年・F)
131005TUKUBA.jpg果敢にリバウンドに飛び込み流れを作った筑波。まだまだ調子に浮き沈みもあるが、リーグ序盤に比べて少しずつ良くなってきた。チームのキープレイヤーとして、彼の活躍は今後もチームの勢いに大きく影響しそうだ。
調子を上げてきた要因は、ディフェンスとリバウンドに意識を集中したことだと言う。自分の役割をしっかり果たしてチームに貢献する姿勢は、東洋大のほかの選手たち一人ひとりに見られる。5勝目を手にしてまずは昨年の記録を超えた。残りの試合で上位進出を図りたい。


―かなりの接戦になりましたね。
「勝ててホッとしましたね。勝敗で並ぶ相手だし、今日だけは絶対に負けられないとみんな意気込んでいたので、接戦にはなったんですけど勝てて良かったです」

―どんなところが良かったと思いますか?
「今日はインサイドをガンガン攻めようと意識していて、一応序盤から最後の方までインサイドを攻め続けられたかなと。それに相手に追い上げられる時間帯は焦る部分もありましたけど、最後までディフェンスを頑張ってやろうということで、それだけに集中できたから良かったと思います」

―神奈川大もディフェンシブなチームで、インサイドになかなかボールを入れにくい時間もあったかと思いますが。
「そうですね。でもその時もまわりのプレーヤーが動いたり攻めたりすることができたので、そんなに苦じゃなくできたと思います」

―自分のプレーはどうでしたか?
「やっぱりリバウンド勝負になるかなと思っていたので、オフェンスリバウンドもディフェンスリバウンドも、ガンガン行こうと意識していました。そこは結構絡めたんじゃないかなと思います」

―ここまでのリーグ戦を振り返ると、筑波選手はなかなか調子が上がってこない様子でしたね。最近徐々に良くなってきたかなと思いますが。
「そうですね。リーグの序盤は本当にひどくて…。でも最近ちょっとずつでも良くはなっているかなと。ほんと、ちょっとずつですけどね(笑)。まだまだ全然やれると思うので、もっと頑張りたいです」

―どんなところを修正したんですか?
「本当に最初は点も取れなくて、もうどうしようかなって感じだったんですけど、ディフェンスとリバウンドだけとりあえず頑張ろうと思い始めて。それからいろいろと全部うまく回るようになりましたね」

―昨年まで『ディフェンスが苦手』と言っていましたが、そのディフェンスもだいぶ頑張っていますね。
「そうですね。まぁ下手なりに頑張ろうかなと(笑)」

―リーグ戦は半分を終えてここまで5勝ですが、この結果については?
「とりあえず昨シーズンの4勝という成績は上回れたので良かったです。ここから上位を目指して、上との入替戦を目指して頑張るしかないなと思います」

―去年との違いはどういう点に感じますか?
「新入生もたくさん入ってきて、試合に使われる人もいっぱい増えてきたし、チームとしてもまとまっているんじゃないかなと思いますね」

―1年生はかなり頼もしいですね。
「そうなんですよ。まぁ頼るじゃないですけど、一緒に戦っていければと思います」

―自分としては、上級生になって何か変わりましたか?
「できるだけ声を出して1年生を引っ張って行こうとは思っているんですけど……できているかは分からないです(苦笑)」

―そこはこれからなんですね。残りのリーグ戦に向けて、どんなところを頑張りたいですか?
「これからもディフェンスとリバウンドは継続して、頑張りたいと思います」


関連記事

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:40  |  2013リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑
 | BLOGTOP |