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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2013.09.18 (Wed)

【2013リーグ1部】9/18レポート

対戦も2巡目に入った1部リーグ
下位チームの挑戦を退け、上位チームが手堅く勝利


130918mitsui.jpg 東アジア大会にともなう休止期間に入るまでのリーグ前半戦は、いよいよ最終週に入った。過密スケジュールを強いられる形となった異例の水曜開催もこの日が最後。対戦は2巡目に入って上位と下位の対戦となり、この日は上位チームが安定感ある強さを発揮して順位に大きな変動はなかったが、負けたチームの試合内容も1巡目とはひと味違った部分が見られた。試合の勝ち負けだけでなく、試合を重ねていく中での各チームの変化もリーグ戦の大きな醍醐味のひとつだ。

 筑波大早稲田大の対戦は、出だしは一進一退となったが、#21笹山(3年・PG)を起点に#92村越(2年・PF)や#32武藤(4年・C)が次々速攻に走って筑波大がリードを広げる。早稲田大も#34池田(2年・G)を起点に果敢に攻めるが、リバウンドからすぐさま走られるなどディフェンスが後手にまわり、なかなか点差を縮められなかった。3Qで大きく20点以上の点差を開くと、筑波大はベンチメンバーも様々に起用してゲームを進め、最終的には92−67で快勝を収めた。

 東海大中央大の試合は、東海大が開始3分で10−0とスタートダッシュを切り、その後も堅い守りで主導権を握った。1Qを27−8として圧倒すると、その後もみるみる点差を開いて付け入る隙を与えない。中央大は#5谷口(3年・F)や#21大野(4年・F)が積極的にリングにアタックするも、一矢報いることは叶わず。メンバーを多用しながら、100−51とほぼダブルスコアで東海大が10連勝を飾った。

写真:1年生らしく思いきりの良いプレーが光る東海大・三ツ井。この日も17分の出場で15得点。

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【白鴎大の怒濤の追い上げを明治大が2点差でかわす】
130918kawabe.jpg 開幕戦でいきなり延長戦にもつれ込んだ明治大白鴎大のカードは、2巡目の今回も終盤まで分からない勝負となった。前半は明治大ペースだった。連続3Pで先手を打つと、その後もこの日シックスマンで出番を得た#50伊澤(2年・PF)がミドルシュートを次々決めて流れを掴む。後手に回った白鴎大は#28川邉(1年・F・高岡工芸)のリバウンドや3Pで食らいつくが、2Qに入り得点が停滞。その間に明治大は#50伊澤の3連続得点、さらに#24田中成也(4年・G)や#2目(4年・F)のドライブが効いて開始5分で40−20と引き離した。白鴎大も#23ジャニ(1年・C・八王子)の速攻や#10田中優二(4年・G)の3Pで反撃を図り、#15白濱(4年・F)も攻守で活躍して46−34とやや点差を縮めて後半に入る。
 
 3Q、互いにシュートを決め合い点差が動かない場面で、白鴎大は#36パプロブヒナス(4年・C)を投入。パワーを生かしてインサイドを攻め立て、ディフェンスが寄ったところを#15白濱がドライブして加勢した。明治大も#24田中成也のドライブ#2目の速攻で持ちこたえ4Qもリードを保ち続けるが、4Q残り3分には#5柳川(4年・SF)の3Pが決まって白鴎大が2点差に迫ると、残り1分40秒には#23ジャニのダンクで69−69と同点に。そこからシーソーゲームが続くも、明治大は#12中東(3年・SG)が気を吐き2点リード。残り40秒#23ジャニのゴール下がポロリとこぼれ、逆に残り11秒#50伊澤が値千金のリバウンドシュートで4点リードに。白鴎大も最後まで諦めず#15白濱のバックシュートで2点差にすると、続く明治大のスローインを5秒オーバータイムに持ち込み最後のチャンスを得る。しかし#5柳川の3Pは惜しくも決まらず、75−73で明治大が辛くも逃げ切った。

130918sakka.jpg 明治大はシュートに安定感のある#50伊澤の20得点のほか、素早いパス回しから#24田中や#2目が果敢にリングに向かった。1巡目の時と同じく白鴎大の追い上げを食らった部分は修正したいところだが、接戦を勝ちきり6勝目を挙げた。一方の白鴎大は、追い上げは光ったがあと一歩及ばず。前半のつまずきが最後まで響いた。この日は#36パプロブヒナスもコートで仕事を果たして#23ジャニと出番を分け合った。タイプの違うインサイドとしてそれぞれの持ち味が生きれば、2人の活躍が今後の試合の鍵を握るかもしれない。拓殖大・青山大・東海大と上位チームとの対戦が続くが、全力で向かいたい。

写真上:3Pやリバウンドで見せ場を作った白鴎大のルーキー川邉。
写真下:明治大・目は得意のアウトサイドだけでなくドライブも積極的に仕掛けた。

明治大学:6勝4敗
白鴎大学:4勝6敗

※明治大・伊澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【3Qで持ち味を出した拓殖大が専修大に逆転勝利】
130918watanabe.jpg 1巡目の対戦時には、#40藤井(4年・G)と#11宇都(4年・G)の両エース対決が白熱した拓殖大専修大の対戦。だが現在専修大はその宇都を怪我で欠き、一方の拓殖大も前節まで3連敗が続いてチームの調子もやや落ち込み気味。そのためか、この日は両者重い立ち上がりとなった。どこか勢いに乗り切れない拓殖大を尻目に、専修大もファウルがかさんで一進一退。だが#6渡辺(1年・F・福岡第一)と#7國分(1年・F・名古屋大谷)が2本ずつ3Pを決めた専修大が、まず一歩抜け出した。拓殖大も#23バンバ(1年・C・延岡学園)のタップシュートやドライブで3点差に縮めて2Qに入るが、専修大は速攻を出し、#6渡辺のこの日3本目の3Pで開始5分再び10点リードに押し戻す。そのまま点差を保ち、42−33で後半へ。

 3Q、ここから拓殖大が本領発揮。外のシュートはなかなか決まらないが、オフェンスリバウンドを掌握してリズムを作る。次第にディフェンスのプレッシャーも強まり、バックコートでスティールして易々得点につなげるなど完全に自分たちのペースを掴んだ。#40藤井のジャンプシュートが決まり出し、#99赤石(2年・C)や#23バンバもリバウンドからインサイドで次々フリースローをもらう。結局このQを9−32として一気に15点リードを奪うと、4Qも#14大垣(3年・F)、#40藤井が速攻に走って流れを渡さなかった。専修大は#24田代(2年・F)らの1on1で互角に食らいつくも最後まで3Qの点差が響き、72−86で拓殖大が勝利した。

130918fujii.jpg 前半は高確率でシュートの決まった専修大がリードしたが、大事な3Qでディフェンスから流れを掴んだのは拓殖大だった。#23バンバ、#99赤石の存在でリバウンドもより強くなり、足が動けばあっという間に試合を引っくり返す爆発力は拓殖大らしさでもある。現在3位に位置し、東海・青学とは星2つ、3つ離されているが、このまま星をこぼさずリーグ終盤を迎えられるか。一方現在9位の専修大は、宇都が復帰するまでにひとつでも多く勝ち星をあげたいところ。下位3枠は下との入替戦も見えてくるだけに、専修大がどの位置につくか後半ますます注目を集めるだろう。

写真上:積極的に攻めた専修大・渡辺。3Pも3/3で決めた。
写真下:攻守の両面でチームを引っ張る拓殖大・藤井。足を使ったディフェンスで流れを掴んだ。

拓殖大学:7勝3敗
専修大学:2勝8敗

※拓殖大・赤石選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【大東文化大が青学大に最後まで食らいつく】
130918suzuki.jpg 大東文化大が、挑戦者として青山学院大に立ち向かった。開始2分間はともに得点を奪えず落ち着かないが、#30鈴木(4年・SG)のドライブで大東大が先制し、#99山崎(2年・SG)のフリースローや速攻が続く。青学大は強みのインサイドにボールを集めるものの、体を張って守る#86小野寺(4年・C)、#8戸ヶ崎(4年・F)を前に決めきれず、15−9と終始後手に回った1Qとなった。2Q、青学大はディフェンスを修正。攻撃の起点となる#28兒玉(3年・PG)を厳しくマークし、ターンオーバーから速攻に走って開始3分で同点にする。その後は#7野本(3年・F)が高確率でミドルを決め、#13鵤(2年・PG)の速攻なども相まってじわじわリードを広げた。3Qも#25永吉のバスケットカウントなどで依然として青学大ペース。大東大は#28兒玉が倒れながらバスケットカウントを獲得するなど追いすがるが、3Qが終わる頃には38−57と20点近い点差が開いた。

 だが4Q、再び大東大が持ち直した。#28兒玉や#88平得(3年・F)がリバウンドに飛び込み、#1高橋(3年・SG)がフリースローや3Pを決めてチームを勢いづける。さらには#28兒玉のロングパスから#1高橋が速攻を決めるなど良い形が出て、着々と点差を縮めていった。残り1分半には#8戸ヶ崎のリバウンドシュートで6点差に。しかしここで青学大は#7野本がバスケットカウントを獲得して再び流れを取り戻し、大東大の猛追もここまで。67−74でタイムアップとなった。

 青学大も2Q、3Qは流れを掴んで引き離したが、試合の中でムラもあり、1Qと4Qは大東大を勢いに乗せてしまった。大東大はここまで連敗が続いて苦しい状況にはあるが、チャレンジャー精神で臨んで善戦し、手応えも得た様子。1巡目の時とは見違えるような試合内容となった。これを今後も継続できれば、自ずと結果もついてくるはずだ。

写真:19得点でオフェンスを引っ張った大東文化大・鈴木。

青山学院大学:9勝1敗
大東文化大学:3勝7敗

※大東文化大・高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「やるしかないと思っている」
“挑戦”し続ける2年目のシーズン

◆#50伊澤実孝(明治大・2年・PF)
130918izawa.jpg冷静に着々とミドルシュートを沈めていき、そう多くない出場時間の中でもチームハイの20得点。スターターとしてもシックスマンとしても活躍することができる得難い存在で、今やチームにとって不可欠な選手だ。特にインサイドの柱である#51皆川の怪我で、下級生ながらますます自覚が芽生えている様子。常にポーカーフェイスでプレーするタイプだが、この日は何度もガッツポーズが見られて意識の変化も感じられた。チームを勢いづける起爆剤となれるか、今後も注目のプレイヤーだ。


―今日はシックスマンでの出場でしたが、きっちり仕事を果たしましたね。
「今日はスタメンで行くと最初から思っていたんですけど、試合前のアップのあとに、ミーティングをちょっとやって『今日はベンチから行ってくれ』みたいに言われて。ただ相手のスタメンがイッサ(#23ジャニ)だったら自分はベンチ、マンタス(#36パプロブヒナス)だったらスタートみたいに言われていたので、気持ちは切れなかったし、試合に出てもすぐできたのでそれは良かったと思います」

―ガッツポーズも結構出ましたね。
「今日は楽しんでいたので(笑)」

―終盤追い上げられてしまったのはチームとしても課題かと思いますが。
「前半は自分たちのやりたいことができて良いペースを作ることができたんですけど、前半の流れが後半の最後まで続かなくて。そこはこれから上位組とやるときの課題でもあるので、修正していきたいです。でも良いところもあったので、そこはまた継続できるようにチームの雰囲気を良くしていければなと思います」

―流れが良いときは、速いパス回しからみんながボールを触ってバランス良く攻めていましたね。
「パス回しを速くすることは練習から言われていて、前の早稲田戦からいい具合に出ていると思います。今日も1Qの前半は重い感じになっていたんですが、そこから良い風に出たかなと」

―3連敗で山場を終えてから、本来の持ち味であるディフェンスへもう一度意識を高めたそうですが。
「去年はディフェンスでチームを作ってきて、ディフェンスで勝っていたというのも大きかったんですが、それを忘れていた部分があったというか。また今作っているところですね。1Qの最初から出せている部分もあるので、そこは良かったと思います」

―オフェンスでは、全員がまんべんなくディフェンスを崩していたかなと。安藤選手(#16)や中東選手(#12)に頼りきりにならないように、という意識が見られました。
「今年は2年目のチームなので、準備期間も長かったですし、全員がバランス良く攻めることができるかなと思います。全員がアグレッシブに攻めれらるのはひとつの強みです。ただ前半はそれでちょっと“自分が”という意識が強すぎてチームで攻めれていなくて。流れが良い時は、パッシングも速く回して全員がボールを触って流れで全員攻めれていると思います」

―伊澤選手も去年より頼もしくなりましたね。
「去年はまぁ、経験みたいな感じだったんですけど、今年からは挑戦する感じでやっています。徹さん(皆川)も怪我でいないので、やるしかないなと思っています」

―リーグ戦は残り半分ですが、どんなところを頑張りたいですか?
「今日みたいにリバウンドもしっかり取って、ディフェンスの声とかもしっかり出していきたいです。一番はディフェンスですかね」

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「2巡目はもっと思い切りよくやりたい」
さらなる活躍が待たれる成長株

◆#99赤石遼介(拓殖大・2年・C)
130918akaishi.jpg今シーズンからスターターに定着。新人戦でもシュートのうまさや豪快にリバウンドをもぎ取る力強さで良い活躍を見せ、池内監督も期待を寄せる選手のひとりだ。1巡目を終えて「全然思うようにいかなかった」と難しさも感じているようだが、得点能力の高いメンバーの中でリバウンドなど自分の役割に徹することもまた必要なことだ。2年生ながら、陰の功労者としてチームに安定感をもたらしていた。まだまだ可能性を秘めているプレイヤー。リーグ後半戦も注目したい。


―前半はチームとして固かったですね。
「前半はどこか相手に合わせてしまって、自分たちのバスケットができませんでした。なんとなく時間が過ぎていた感じで…。自分的にも『勝てるのかな?』ってちょっと思ったんですけど、でも後半はディフェンスから流れを作れたので良かったです」

―なんとなく試合に入ってしまったのは、気持ちの問題ですか?
「はい。たぶん。ここ3試合負けが続いてて、切り替えられてなかったのかも知れないです」

―3Qはみんなよく走りましたね。
「そうですね。それが良かったんだと思います。池内さんからも言われたんですが、祐眞さん(#40)がバーッとボールを運んでサイドの2人も走って3人が走ったときに、4人目も走れたら良いと。今日自分はあまり走れなかったので、次はもう少し頑張って走れたらいいなと思います」

―1巡目は3連敗で終えることになりましたが。
「それはみんな、切り替えようとチームで言っていて。もう一回6連勝して、東海・青学・筑波に臨めたらいいなと思っています」

―筑波戦は、バンバ選手(#23)のモチベーションがやや下がってしまったのかなとも感じました。
「うーん…ちょっとあるかも知れないですね。負けてあまり上手くいかなくて、フラストレーションが溜まっているというか」

―バンバ選手は高校時代ずっと全国でも勝ち続けてきましたし、なかなかこういう経験が今までなかったのかなと。チームメイトとして感じることはありますか?
「そうですね。負けに慣れてないのかも知れないです。でもそこはまわりがケアして。メンタルケアとか、まわりの人がちゃんと気を遣って声をかけているし、コミュニケーションも取れているのでたぶん大丈夫だと思います」

―スタメンで臨んだリーグ戦ですが、対戦1巡目を終えていかがでしたか?
「全然思うようにいかなかったですね。青学戦とか筑波戦とかはバンバに結構ダブルチームが行っていて、そこで自分がフリーになった時に、シュートを決めきれなかったり。全然納得がいっていないというか、自分のプレーができなくてあまりチームの力になれなかったなと思っています。最後の方はプレータイムも結構減ってしまったし。2巡目はもっと思い切りよくやりたいと思います」

―新人戦では思い切りよくシュートも打っていましたよね。
「そうですね。でも今は点を取れる人がたくさんいるし、正直あの時より遠慮してしまっているのかも知れません。自分がガツガツ行って今までの良い流れを崩してしまってもダメだし、大事なところで決められたらといいなと思います」

―点を取れる人がまわりにいる分、リバウンドなどを頑張っていますね。
「そこは意識しています。バンバだけに任せてちゃダメだと思うので。ディフェンスリバウンドもオフェンスリバウンドも、しっかり飛び込んで取っていきたいと思います」

―今はどんなところが課題ですか?
「個人としては、やっぱりゴール下とか、今日もポロリがあったんですけど、そういう決めなきゃいけないシュートですね。合わせが上手くいってせっかくノーマークでもらったのに、決めきれなくて流れを悪くしてしまうこともあるので。そこはしっかり決めることが大事だなと思います。チームとしては、拓大らしく、走ってディフェンスから速攻を出して頑張りたいと思います」

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「『やってやるぞ』という気持ちも出てきた」
チャンスをものにして得た手応えに、意識も変化

◆#1高橋諒多(大東文化大・3年・SG)
130918takahashi.jpgここ数試合、徐々に出場時間も伸びてきて好調の高橋。この日も果敢に攻めて味方を沸かせ、チームに勢いをもたらした。去年までほぼ試合に絡むことはなかったが、今年は春から少しずつチャンスをもらっている。今やチームを牽引する司令塔に成長した兒玉をはじめ、3年生の台頭は大東大にとって明るい材料だろう。昨年までのように絶対的エースがいない分、今年の大東大には危機感やチームとして戦う姿勢がある。それを結果につなげていけるか、ひとつの星の重みが増すリーグ後半も、要注目のチームだ。


―良い部分も出た試合でしたが。
「前回青学と試合した時に相手に好き放題にやられてしまったので、今日は前回みたいにやられないように。特にリバウンド、ルーズだけは負けないように意識してやりました。できなかった部分もありましたが、できた部分もあったと思います」

―前回試合した時は、出だしからオールコートプレスにはまって相手に流れを奪われてしまいましたよね。
「そうですね。もし相手が前から当たってきたら、ボール運びとかも考えてみんなで運ぼうと言っていたんですけど、今回はあまり当たってこなかったので。今日は前回と違って1Qから自分たちのプレーが出せたと思います」

―中盤に引き離されたのは、何が要因だったと感じていますか?
「やっぱりリバウンドルーズで、甘さが出たかなと。そこは今後、ちゃんとやっていかなきゃいけない課題ですね」

―高橋選手は、今日強気に攻めていましたね。
「そうですね。中央戦あたりから出場時間も増えて、『やってやるぞ』みたいな気持ちも出てきました。自分はシックスマンとして出るんですが、スタメンが結構長い時間試合に出ているので、少しでも休ませられたらなと思ってやっています」

―ベンチから出て試合に馴染むことに、難しさは感じませんか?
「夏まではやっぱり結構大変だったんですけど、徐々に試合をしていくにつれて慣れてきて。今は問題なくできるようになりました」

―高橋選手は昨年まで全く試合に出ていませんでしたよね。今こうしてチャンスをものにして出場時間を伸ばして、手応えも掴んでいると思いますが。
「去年は全然出てないですね。今年の春にエースの友貴さん(#30鈴木)が怪我していて、それでちょっと自分が出られて。でも春は全然ダメだったし、手応えを掴めたのはこのリーグ戦に入って最近ですね」

―自分に求められている役割はなんだと思いますか?
「やっぱりトランジションの切り替えを速くして、ブレイクの時は自分が率先して走ることだと思います。そうすれば応援とかも結構盛り上がってくれるしチームも勢いづくと思うので、そこは意識しています」

―ここまで連敗が続きますが、チームの雰囲気などはいかがですか?
「ちょっとみんな落ち込んでいた部分があるんですけど、でも今日は相手が青学ってこともあって、チャレンジャー精神を持ってぶつかるだけというか。そこはいろいろ吹っ切れて戦えたかなと思います」

―中央大戦で接戦を落としたのが痛かったですね。
「そうですね。中央にはトーナメントも最後に接戦で負けているので、よけいに悔しかったです」

―リーグ戦1巡目を終えて、何か収穫はありましたか?
「やっぱりシュートが入らない時にどうすればいいのかというところで、みんなが動くとかが最初に比べたらできるようになったと思います」

―誰かに頼り切ることなく、まんべんなく攻めていますよね。
「そうですね。じゃないとやっていけないので。去年は隆一さん(岸本隆一・12年度主将・現bj沖縄)とか裕也さん(鎌田裕也・12年度卒・現NBL東芝)とか絶対的なエースがいたんですけど、今年はそういう選手がいないし、みんなが一人ひとり自分の役割を持ってやらないと勝てないと思っています。そこは意識していますね」

―リーグ戦は、折り返し地点です。残りのリーグ戦、どういうところを頑張りたいですか?
「やっぱり試合に出るからには、もっと得点に絡めるようにしたいです。速攻に走って、盛り上がってもらえればいいなと思います」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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