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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2013.08.28 (Wed)

【2013リーグ1部】8/28レポート

短期決戦必至の1部リーグが開幕
初戦はまだ探りあいの展開も


130828tanakadaiki.jpg 大学バスケットボールの秋シーズンがいよいよ開幕。28日に関東大学バスケットボールリーグ戦の1部リーグが他に先駆けてスタートした。

 今年の1部リーグが今までと大きく違う点は、休止期間となる前の4週目となる9月22日まで1週間に3試合をこなし、1カ月で14試合を行う点にある。筑波大吉田監督「今年は短期決戦、前半に14試合あって後半は4試合しかない。休止するまでにほぼ勝負がついているだろう」と語るが、確かに前半戦で順位的に決着がつく公算が大きい。そうした中で重要なのは選手起用とコンディショニングだ。試合が水・土・日になりオフに1日使うと1週間の中で使える日はたった3日しかない。試合前日の火曜、金曜に練習を行うとすると「試合前には練習しなければいけないし、トレーニングもしなければ体も落ちてしまう。我々には木曜の使い方が非常に大事」(東海大・陸川監督)と、少ない日数を何に充てるかどこも知恵を絞る必要があるだろう。選手起用においても、スタメンを3試合使い続ける訳にはいかない。吉田監督「10人は使いたい。6〜10人目の選手がしっかりしないと」と、控えの選手の伸びを期待する。選手層の厚い東海大でもハードスケジュールでケガ人を出したくないと慎重だ。そして、選手自身にも集中力が要求される1カ月となる。

 初戦はいずれも固さがあり、また相手の様子見の段階であることもあって、どのチームもスタメンを長く使う傾向が見られた。しかしこのままの状態でリーグが進んでいくとは考えにくく、戦い方も変わっていく可能性は高い。9月の1部リーグは見逃すことのできない展開になりそうだ。


 筑波大早稲田大の対戦は、1Qに筑波大が#92村越(2年・PF)がファウルトラブルとなるが、交代した#81小原(1年・SF・横浜)がリバウンドで踏ん張り、1Qで7点リードを得ると、2Qで得意のトランジションも機能し、引き離しに成功。早稲田大はディフェンスがうまく回らず、#34池田(2年・G)の3Pもあるが前半は42-30と筑波大リード。後半も筑波大はファウルで流れをうまく作れない時間帯もあったが81-59で勝利した。

 今年は学期変更やリーグの早期開始でチーム作りが遅れているという筑波大。まだここからと言う吉田監督だが、控え選手には「ゲームに出られればいいではなく、出て何をするか」が大事と、より一層の奮起を期待している。今年も上位進出を狙えるだけの力はあるだけに、層をどう厚くするかで結果は変わってきそうだ。早稲田大は#15木村(3年・F)がスタメン復帰するが#21河上(4年・F)が機能せず、苦しい展開となった。


 東海大と今季1部復帰となった中央大の試合は、1Qで優位に立った東海大がリードを守る展開となったが、中盤ではもたつく場面もあった。1Qは東海大が相手を圧倒し、26-13。中央大は東海大の固いディフェンスの前にフィニッシュまで持っていくのに苦労する中、#24塩谷(4年・PF)が固いディフェンスをくぐり抜け、ゴールを奪っていく。東海大は#21橋本(2年・C)が指を痛めて早々にベンチに下がってしまうが、#10バランスキー(3年・PF)の安定感に加え、ベンチスタートの#23 佐藤(4年・F)が2桁得点と見せ場を作り、差は詰めさせずに82-57で試合終了、初戦を飾った。

 リードはしていたものの、引き離しきれない時間帯もあった東海大。「途中で我々のやりたいことができずにスタメンを引っ張ってしまった」陸川監督。試合の感覚をつかみきれずに思ったような展開にはできなかったようだ。夏の間代表活動をしていたエース#24田中(4年・F)は16点とチームハイ。代表で学生とは異なるスタイルのバスケットをしていたせいで、まだ完全にチームにフィットしているとは言えない状態だ。「帰ってきて少し時間はあったので悪くはないけれど、まだ学生の走るスタイルには慣れていないので、これから」とのこと。下級生も成長し、優勝候補の一角として今年は例年以上に期待も大きい。ここからどのような戦いを見せるかに期待したい。


130828kobayashi.jpg 青学大大東文化大の試合は、出だしからいきなり青学大がオールコートでディフェンスに当たり、大東大の出鼻を挫いた。3Qには大東大もやや持ち直したが、前半でついた20点差が重くのしかかり、結果的に青学大が点差を保って84−53で快勝した。青学大はこの試合では主に広瀬コーチが指揮したが、今季ユニバーシアードを率いる長谷川監督がヨーロッパのバスケットに触発され、取り入れたというオールコートディフェンスが大きくものを言った。まだまだこの先のスタイルは未知数だが、今後のリーグ戦、王者・青学がどのような戦い方をするのかも大きな見どころとなりそうだ。

写真上:東海大・田中にとっても最後のリーグ戦となる。学生を代表する選手としてどのようなプレーを見せるかにも注目。
写真下:主将の畠山が欠場し、小林がスタメン出場した青山学院大。1部リーグでは人数が少ないチームであるだけに、前半戦の戦いが見ものになる。


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【猛追した白鴎大を延長戦の末に明治大が撃破】
130828nishikawa.jpg リーグ開幕戦は、今季初の1部に挑戦する白鴎大と昨季1部7位の明治大のカードとなった。両者ともに、ディフェンスを鍛え上げロースコアに抑えた戦いを特徴とするチーム。試合は白鴎大の追い上げで延長戦に持ち込まれたが、最後は接戦の中でも崩れず試合を運んだ明治大が振り切った。

 1Q、白鴎大は#10田中(4年・G)の3Pが1本目から決まって歓声が沸くが、大黒柱の#36パプロブヒナス(4年・C)が開始早々ファウルトラブルに。その間に明治大は#12中東(3年・SG)がスティールやこぼれ球をリバウンドでねじ込むなど攻守に渡って活躍。#22西川(4年・PF)のバスケットカウントやこの試合スタメン起用となった#24田中(4年・G)のドライブなどもあり、明治大が先行する形となった。それでも白鴎大は控えの留学生#23イッサ(1年・C・八王子)がインサイドで気を吐き、2点差前後で付かず離れずの展開となる。白鴎大は得点源の#5柳川(4年・SF)が徹底マークに遭っていたが、#15白濱(4年・F)やシックスマンの#14星野(3年・SG)が果敢に攻めてタフショットを決めていき、結局33−33の同点で前半を終えた。

 3Qもほぼ互角の戦いが続き、明治大の4点リード4Qへ。すると明治大はオールコートプレスを仕掛けて白鴎大にボールを運ばせない。攻めては#50伊澤(2年・PF)のミドルシュートが効果的に決まり、残り5分で8点差まで引き離した。明治大がその後も時間を使いながら試合を運び、8点差のまま残り時間1分半を切る。このまま明治大ペースで試合は終わるかと思われたが、ここで流れが一転。明治大は#14中東が5ファウルで退場となり、#5柳川のフリースローで6点差に。すると、ここぞとばかりに白鴎大は自らの武器であるゾーンプレスに打って出る。これが見事にはまって明治大の足を止め、パスカットから速攻に走って連続得点。残り2.8秒には明治大のスローインを#14星野がカットし、ついに63−63と追いついて試合はオーバータイムにもつれ込んだ。

130828hoshino.jpg 延長戦は序盤、#5柳川が#50伊澤をブロックし、#15白濱のシュートで白鴎大がわずかにリード。しかしゾーンの穴を付いて#51皆川(3年・C)がゴール下を決めるなど明治大も譲らず、試合は拮抗した。残り2分、明治大のミスから#1大釜がドライブを決めて白鴎大に流れが傾くが、明治大は#24田中が冷静にバンクシュートを決めて再び同点に。さらに#22西川が残り1分で価値あるオフェンスリバウンドをもぎ取ると、残り41.7秒、さらにオフェンスリバウンドに飛び込んで白鴎大のファウルを誘った。このファウルで明治大にフリースローが与えられ、#24田中がきっちり2本そろえて明治大が逆転。最後は#50伊澤のブロックもあって白鴎大に得点を許さず、70−74で明治大が逃げ切った。

 初戦でいきなりの延長戦となったが、「8点差を追いつかれたのは反省点だが、最後まで頑張ったのは良かった。初戦はどうしても力が入ってしまうものだから」と明治大・塚本HC。怪我などから最近復帰した選手も多く、ゲーム勘やチームプレーなどはまだまだこれからのようだ。今シーズンは、“育成”から“自立”へとテーマを移行。これまで経験を積んできた選手たちがどこまで駆け上がるのか、要注目だ。白鴎大は、勝ちきれなかったことは悔しいが、最後まで諦めない姿勢で好ゲームを見せた。柱となるインサイドの存在は攻守の両面で大きく、ガード陣にもそれぞれタイプの違う選手たちが揃う。挑戦者として思い切りよくぶつかり、虎視眈々と上位進出を狙いたい。

明治大学:1勝0敗
白鴎大学:0勝1敗

写真上:ダンクにいく明治大・西川。
写真下:強気な姿勢でリングに向かった星野。値千金のパスカットで勝負を分からなくした。

※明治大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【専修大の追い上げをかわした拓殖大が白星発進】
130828tashiro.jpg 開幕節第3試合は、拓殖大専修大が相見えた。試合の立ち上がりこそ専修大がリードしたが、2分過ぎに#23バンバ(1年・C・延岡学園)のダンクが決まると拓殖大ペースに。#14大垣(3年・F)の速攻や#39成田(1年・G・藤枝明誠)の2連続3Pなどで抜け出す。専修大は#11宇都(4年・G)以外の選手で得点が伸びず、前半は拓殖大が13点リード。しかし3Qに入るとやや様相が変わる。専修大が中のディフェンスを堅くしてバンバの得点を封じる。拓殖大のオフェンスに連続性がなくなり、専修大は宇都以外の選手も得点を重ねて3Q終了時点でビハインドは5点に。最後の10分で行き詰まる攻防を見せたのは、拓殖大#40藤井(4年・G)と専修大#11宇都の決め合いだった。宇都がスクープやジャンパーでチームをもり立てれば、藤井は速攻に走り専修大を黙らせる。ここで宇都がバンバ相手にバスケットカウントを穫るなどして、専修大は残り3分半で2点差まで迫った。しかしその直後、拓殖大は#39成田の3Pが決まると落ち着きを取り戻した。厳しいディフェンスで24秒オーバーやターンオーバーを誘い、藤井のレイアップで勝負を決めた。97−87とした拓殖大が、開幕戦を勝利で飾った。

 危ない時間帯もあったが、得点源の多い拓殖大に軍配が上がった。前半には得意のブレイクからの得点もあったが、後半にはやや運動量が落ちてしまった。ただ、池内監督「3番ポジションの大垣のところで走りたい。3番ポジションがいかに走るかが大事。あそこが走ればかなり展開が速くなる」と修正点は押さえている。「今年は一週間で3試合をこなす最初の4週間をどう乗り切るか。力を入れているのがコンディショニング。これまでと練習日程も変えながらリーグ戦を戦っていく。相手のことを考えるのも大事だけど、自分たちのコンディショニングを考えながらやっていきたい」と、既に変則日程に対応する戦略も整えている様子だ。

 専修大は、黒星発進となったものの、後半はインサイドのディフェンスが機能してバンバを押さえることはできた。オフェンスでも宇都以外では#24田代(2年・F)が20得点、#6渡辺(1年・F・福岡第一)は18得点とこの日はバランスの良さを見せた。去年と違い、若い選手もいるだけに一つ勝てば勢いに乗る可能性を秘めている。早い段階で1勝目が欲しいところ。

拓殖大:1勝0敗
専修大:0勝1敗

写真:20得点の専修大・田代。序盤はバンバのブロックに遭う場面もあったが、徐々に点数を伸ばした。

※拓殖大・藤井選手のインタビューは「続きを読む」へ。
 

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【INTERVIEW】

「優勝を狙えるだけのことをやってきた自信がある」
チームの完成度を上げて、さらなる高みへ

◆#24田中成也(明治大・4年・G)
130828tanakaseiya.jpg春までシックスマンとして出番を得てきたが、「夏の間ずっと良かった」(塚本HC)という好調ぶりからスタメン起用。大事な延長戦でもしっかりと仕事を果たし、インパクトを残した。4年間で様々な経験を積んできたことが精神的余裕を生み、それがプレーにも良い影響をもたらしているのだと言う。
明治大はメンバーがほぼ昨季と変わらず、自分たちの戦い方も一年かけて確立してきた。「2年目のチーム」という今年こそ、期待は高まる。


―初戦から延長戦となりました。
「そうですね。『初戦だからといって固くなるな』と言われていたんですが、やっぱり結果的に重い試合になってしまって。夏からやってきたことを出せたかと言ったら、やっぱりミスも多かったし反省点も多いです。でも今回のリーグ戦は一週間に3試合あるので、そういう反省点はすぐ修正して、しっかり切り替えて戦っていきたいです」

―ディフェンスの出来はどうでしたか?
「まだ全然ダメですね。コーチからは『マンツーマンだけで粉砕しろ』と言われていたんですが、マンツーマンのズレからやられた部分もあったので、そういうところを修正していかないともっと強いチームと戦った時に勝てないかなと思います」

―確かに塚本HCもオールコートプレスを出さなきゃいけなくなったのは誤算だったと言っていました。逆に4Qの終盤、プレスから一気に8点差を追い上げられてしまいましたね。
「そうですね。慌ててしまって。まだまだ詰めが甘いですね。初戦でみんな固くなっていた部分もあったと思います。8点とか10点差くらいになったところでもうひと踏ん張りできればもう少し楽な試合になったと思うんですが、そこで自分たちのミスが出てしまいました。それは課題ですね」

―田中選手自身はスタメン起用でしたね。夏の間、調子が良かったとお伺いしましたが。
「そうですね。不思議と、めちゃくちゃ調子が良かったです(笑)」

―具体的にどういうことが上手くいったんですか?
「やっぱりうちは泰斗(#12中東)や誓哉(#16安藤)が中心で、徹(#51皆川)とか伊澤(#50)もいて、みんなシュートの配分があるじゃないですか。その中で、数少ないシュートチャンスが自分に来たときに、それが夏の間はほとんど入ったというか。それでたぶん信用してもらえて、スタメンで使ってもらえたんだと思います」

―夏の間の練習はいかがでしたか?
「練習量は例年より多かったと思います。でも今年は去年とほとんどメンバーが変わらず2年目のチームなので、やることがみんな明確に分かっているし、そこの確認という感じでした。今までやってきたことの、完成度を上げるという感じですね」

―4年生になって、心境などは変わりましたか?
「そうですね。一番大きいのは、余裕を持ってプレーできるようになったことだと思います。去年までは試合に出ても何をしたらいいのか分からなくて、とりあえずガッツだけでプレーしている感じで(苦笑)。でも今はまわりも見えているし、自分のプレーも結構出せていると思うので、そういうのは変わったかなと思います」

―安藤選手とともに、2週間ほどアメリカに行って武者修行をしていたそうですが。
「はい。7月に。たぶん、それが一番大きかったかも知れないです。向こうの違う世界で色んなプレーヤーを見て、そういう経験は日本にはないものじゃないですか。そういうのを見てきたから、こっちに帰ってきて学生相手にやるときには余裕が生まれるというか、度胸がついたというか。それは大きかったですね」

―ここからのリーグ戦、個人として、チームとしてどんなことを頑張りたいですか?
「個人としては、3Pを決めること。でも力んでも入らないので、リラックスして、少ないチャンスをものにしていきたいです。それで3Pのランキングに載れれば嬉しいなと(笑)。チームとしては、やっぱり2年目だし、優勝も狙えるチームだと思っています。それくらいのことをやってきたという自信もあるし。だから優勝を狙います!」

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「下級生はやりたいようにプレーしてくれれば良い」
滲み出る最上級生としての自覚

◆#40藤井祐眞(拓殖大・4年・G)
0828fujiiuto.jpgユニバーシアードを経験し、「体が強くなった。リーダーシップも取るようになったし、シュートも前より打つようになった。ディフェンスでも上から当たってくれるので、下級生には良い刺激になっている」(池内監督)と、名実共に拓殖大を牽引する存在である。この日は専修大・宇都(写真右)と見応えのある対決を繰り広げ、共に30点オーバーを記録。試合後にはガッチリと握手をかわして互いの健闘をたたえあった。試合に出ている下級生全員についてコメントしていくところには、自覚と責任に満ちた4年生らしさが見て取れる。「2強の壁を崩したい」。その言葉を実現させることはできるか。


—初戦でしたが、調子が良さそうでした。ほぼ外しませんでしたね。
「そうですね。シュートタッチが良かったです」

—気合いが入っていた?
「そうですね。自分のマークは直輝(宇都)が相手で、相手は直輝中心のチームだって分かっていたし、自分が直輝を止めなきゃ、というところでは気持ちが入っていました」

—宇都選手とのマッチアップだけでなく、オフェンスも良かったですが。
「最初にシュートタッチが良かったので、攻めていこうと。バンバのところに(相手が)寄っていたこともあって自分のところが空いていたので、打っていきました。相手がバンバのところを警戒してきて、自分にはドライブをケアしろという感じだったので、意外とシュートチェックが来なかったです」

—大垣選手のコンディションが良くないという話を聞きましたが、そういった部分も自分で狙う気持ちにつながったのではないでしょうか。
「慎之介(大垣)は夏にちょっと怪我をして、万全ではないと思うんですけど、でもいつも通りの動きに戻ってきているし、そこはいつもと変わらずにやっていました」

—バンバ選手は、後半に抑えられてしまった印象ですが。
「後半は相手のディフェンスの寄りも結構早くなってきました。専修もずっと1部でやってきているわけだし、相手のインサイドが抜けてもそれなりに対策されてしまって。バンバもこれから勉強するところがあると思うので、そこは頑張って欲しいですね」

—拓大は春は自由なスタイルでやっていましたが、リーグ戦で出していきたいスタイルはありますか?
「まだ走れていない、トランジションでできていないところもあってハーフコートバスケみたいになっているので、そういうこと以外に走ってトランジションで点を取って、もうちょっと走ることを増やしていった方が良いんじゃないかな、とは思ってますね」

—大垣選手の状態が戻ってくれば、そういうバスケットもできるようになるのではないでしょうか。
「そうですね。あそこのウイングで、成田と慎之介が走ってくれたら、自分たちの早いバスケができるので、そこは重要ですね」

—ディフェンスに関してはどうですか?今日は少し相手にやられた部分も多いですよね。
「そうですね。今日は自分のところでミスマッチをつかれたり、慎之介のところでローポストでやられたり、そういうところで全然ダメだったし。でも専修は宇都がスピードに乗ってこられたらもうダメなんで……やられたんですけど、速攻とかは意外と抑えられたかなと思います。自分のところで直輝にローポストプレーをやられていたので、そこが痛かったかなと思いますけど。そこは難しいですね。あいつ上手いんで(笑)」

—同じくらい返していて、やっていて楽しそうでした。
「やってて楽しいんですよ!試合前にも直輝と、『もしインカレで当たらなかったら、これで対戦するのはラスト2回だから』って言ってて。だから二人とも楽しんでやろうという風には話していて、そこは楽しくできて良かったです。でもあいつの上手さにはやられましたね。今日は接戦でしたが上手く勝てて良かったです。自分がもうちょっと直輝のところを抑えられていたら、もっと楽に勝てたかな、とは思いますね。あそこがキーマンだったので、あそこを止めなきゃ話にならない、みたいな」

—そのほかに見えてきた課題はありますか?
「流れが悪い時に一対一中心になってしまうことがあるので、そこはパッシングで上手くフリーを作って打てるようにしたいです。で、インサイドはバンバひとりに頼り過ぎているところもあるので、そこはみんながリバウンドに入らなきゃいけないし、みんながインサイドで勝負しなきゃいけないと思うんで。そういうところは頑張りたいと思います」

—試合に出ている下級生も多いですが、どういうプレーをしてもらいたいですか?
「成田が今日は良かったんですけど、フリーだったらもっと打ってもらっていいし、一対一も得意でもっとできると思うので、ずっとそれをやってくれれば良いと思います。バンバはいつも通りにやってもらえれば。自分の得意なプレーを、自分のやりたいようにやってもらえればいいと思います」

—それが拓殖大のスタイルでもありますよね。赤石選手なんかもこれから伸びそうですね。
「そうですね。あとは自分で勝負できればいいかなと思います。だいぶ体もできてきて、リバウンドも強くなってきたので。シュートももともと上手いですし」

—今年のリーグ戦の、一週間に3試合という日程への対応は。
「まだ始まったばかりで分からない部分もありますけど、やっぱり3試合なのできついのかなと思いますね。今日みたいに40分フルで出ることも多いと思うんで、そういうところでいかにコンディションを整えられるかが重要かと思います」

—ここから2ヶ月のリーグ戦の意気込みを。
「自分が入学してからリーグは最高で3位なので、青学・東海の2強の壁を崩したいです」

 
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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