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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2013.07.31 (Wed)

【その他の試合】第17回日本男子学生選抜バスケットボール大会7/7レポート

関東が東海を引き離して大会4連覇!
3位決定戦は関西に軍配があがる


130707kanto_201307311740273d0.jpg 群馬県で3日間に渡って開催された学生選抜大会は7日で最終日を迎えた。初日と二日目で8チームを2グループに分けてのグループリーグを行い、その結果をもとに大会三日目はブロック同士の順位決定戦となった。

 7位決定戦は、ここまで連敗が続く中国・四国北海道との対戦。試合は2Qで点差を突き放した中国・四国が93−71で北海道を下した。今大会、両チームともになかなか勝ち星は得られなかったが、中国・四国は九州と2点差の肉薄、北海道は北信越と延長戦を演じるなどグループリーグから惜しい試合はあった。この経験を各々のチームに持ち帰り、秋に向けてさらなるレベルアップを図りたい。

 5位決定戦は、東北北信越の戦いとなった。富山大をはじめ近年北陸高校などから勝負強い選手が集まる北信越だったが、東北の粘りのディフェンスを前にこの試合は得点が停滞。スコアラーの#9田中舘(岩手大・4年・SF)らが活躍した東北が102−66で快勝した。

写真:優勝を決め、ハイタッチをする関東選抜。

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【関西がチームの完成度で九州を突き放す】
130707ri.jpg 3位決定戦は、東海大九州や日本経済大のメンバーを中心とした九州地区と、韓国遠征などで着実にチーム練習を積み重ねてきた関西地区との対戦になった。

 先制点は関西#6三島(大阪経済大・4年・C)のリバウンドシュート。九州も#21川畑(日本経済大・3年・PF)のミドルや#7古閑(東海大九州・4年・PG)の3Pですぐに逆転からリードを奪い、#4赤星(九州産業大・4年・SF)らもリバウンドに粘った。するとここで関西はシックスマンの#5相馬(天理大・4年・SG)がコートに入り、3Pを次々に決めてベンチを沸かせる。#9藤田(大阪学院大・3年・PF)のドライブなどもあり、15−24と関西が10点近くリードして1Qを終えた。

 2Q、九州もじわりと追撃した。関西#12合田(大阪学院大・2年・PG)にバスケットカウントを献上してしまうが、#24向井(九州国際大・4年・SG)が積極的に3Pやドライブを仕掛けて食らいつく。しかしそれ以外のポイントで得点が伸びず、2Q終盤にはオフェンスが停滞。その間に関西は#11田野(同志社大・3年・PG)のドライブを皮切りに連続得点で畳み掛け、36−56と一気に点差を20点に広げて前半を終えた。後半も勢いを切らさずリードをさらに広げると、終わってみれば67−118の快勝。ベンチも関西選抜らしい明るさで大いに沸き、大会を3位で締めくくった。

130707soma.jpg 22分間の出場で29得点、3Pが7/8と絶好調だった関西の#5相馬は、「韓国遠征でチームとして一つになれたと思う。選抜チームでもすごくチームワークがとれてめちゃくちゃ楽しかった」と笑顔を見せた。決勝進出がかかった昨日の東海戦は「ボックスアウトだったりディフェンスだったり、当たり前のことができずに悪い状況が続いて、全然関西らしいプレーが出せずに負けた」と振り返るが、最終日の今日はうまく切り替えて「みんな明るく関西らしいプレーができた」ことが3位入賞へと結びついたようだ。一方、今大会で関東や関西と対戦してきた九州は、「特に関西や関東は能力が高い。もう少し練習したかった」と主将の#7古閑。壁を目の当たりにし、同時に選抜チーム特有の難しさを感じた様子だった。目指す関東越え・関西越えの達成はインカレの舞台へと持ち越された。

写真上:九州#17李(東京経済大・3年・C)。196cmの高さを生かし、強気でファウルをもらった。
写真下:3位入賞に貢献した#5相馬。天理大に戻っても、チームの得点源として期待される。

※九州選抜・古閑選手、関西選抜・田野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【4Qでリードを得た関東選抜が4連覇達成】
130707banba.jpg 決勝は3連覇中の関東選抜と4年ぶりに優勝を狙う東海選抜との対戦になった。1Qは東海選抜がリード。#13戸次(3年・C・中京大)のシュートを皮切りに、#10森川(4年・F・愛知学泉大)の3Pが2本決まり、10点のリードに成功。関東選抜は#14舘(2年・C・日本大)のフックなどで応戦するが、シュート確率が悪く10-20とビハインドを追う形。2Qになり、コートに入った#6柳川(4年・F・白鴎大)のシュートが当たり、開始3分で同点に追いつく。東海選抜はファウルが続いてこのQようやく得点できたのはようやく5分になろうかという時間帯。しかし逆転はされたものの、#6松島(4年・SG・静岡産業大)の3Pが2本出て持ち直し、32-30と関東選抜が2点リードで前半終了となった。

 3Qも点数的には互角の勝負となる。関東選抜は#15バンバ(1年・C・拓殖大)のオフェンスリバウンドやバスケットカウントなど、ゴール下での点数が増え始める。東海選抜はフリースローや#10森川のオフェンスリバウンド、#5田口(4年・PG・愛知学泉大)の速攻などで逆転に成功。しかし関東選抜も#11安藤(3年・PG・明治大)の連続シュートで53-53の同点に戻して3Qを終了。

130707taguti.jpg 4Qの立ち上がり、関東選抜はファウルが続き、東海選抜もシュートを決められず互いに停滞した。しかし東海選抜のファウルが込み始めるのと反対に、関東選抜は#7バランスキー(3年・PF・東海大)がバスケットカウントにフリースローと引き離す突破口と開く。東海選抜は#10森川の3Pで応戦するが、#7バランスキーも24秒ブザーとともに3Pを決め返し、リードは譲らない。残り時間が少なくなる中、東海選抜は3P攻勢となるが、関東選抜が手堅くリードを守り、71-63で勝利。連覇を4に伸ばした。

 関東選抜はA代表とユニバーシアード代表を欠くメンバーでの構成となり、層の薄くなってしまうポジションもあったが、選手を使い分けながらも手堅く勝利。主力が代表に取られた分、若手のメンバーも多数ベンチ入りして経験を積めたことは大きい。東海選抜はインサイドでのファウルと後半のシュート確率で苦しい展開に追い込まれた。しかし今年は中京大や愛知学泉大のメンバーを中心に能力豊かなメンツが揃い、決勝進出。秋の東海地区も見逃せない状況となりそうだ。

写真上:リバウンド王、得点王を獲得したバンバは常葉大のマリックとマッチアップする時間帯も。
写真下:大会を通してチームを引っ張る活躍をした選手の一人、田口は敢闘賞を受賞。

※関東選抜・柳川選手、船生選手と赤石選手のコメント、東海選抜・森川選手のインタビューは「続きを読む」へ。
 

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【INTERVIEW】

「厳しくディフェンスされても決められるように」
慢心なく気を引き締めるエースシューター

◆#7古閑雅美(九州地区・東海大九州・4年・PG)
130707koga.jpg九州チームは4位で大会を終えた。なかなかまとまった準備期間もなく、連携などの面で難しい部分もあったようだ。その中で主将の古閑は、西日本大会に続いて3P王を受賞。最終日の3位決定戦こそ1本だったが、初日と二日目で平均5本近くの3Pを決めてシュートのうまさが際立った。それでも自身に油断はなく、むしろ危機感を抱いている様子。インカレに向けてチームの得点源として、そして司令塔として仲間を引っ張れるか。


―4位という結果で終えましたが、大会を振り返っていかがでしたか?
「大会の3日前くらいから合宿してそこで初めて練習したので、あまり練習できていない中でどうなるのかなって不安もあったんですけど…。良かった点もあったし、まだまだ練習しておかなきゃいけなかったなという点もたくさんありました。もうちょっと練習したかったなと感じた大会でしたね」

―あまり準備に時間はかけられなかったんですね。
「そうですね。毎年、直前に合宿して大会に臨むという感じなので。今年も火曜日から合宿して金曜から大会でした」

―『もう少し練習したかった』というのは、連携プレーなどの部分ですか?
「そうですね。ディフェンスのローテーションだったり、リバウンドの徹底だったり。そういうところをもう少ししっかりやっておければ、もっと関西や関東とも良い試合ができたのかなと思います」

―逆にうまくいった部分は?
「流れが良くなった時には、オフェンス面で一対一にも思いきっていけたと思うし、そういう時には合わせもうまくいって戦えていたと思います。そういう点は良かったです」

―他の地域と対戦してみて、どんな印象でしたか?
「やっぱり選抜された選手が集まっているのでみんな能力もありますし、特に関西や関東は能力が高いかなと。だから点の取り合いで勝負しても負けると思うので、しっかりルーズボールだったりディフェンスだったり、そういうところで頑張りたかったというのはありますね」

―古閑選手は今大会シュートが好調だったように思いますが、いつもあれくらいは決めているんですか?
「うーん…調子は良くも悪くもなかったかなと思います(笑)」

―調子が良いときはもっと決められる?
「まぁ、もうちょっと。でも厳しめにディフェンスをつかれると難しくなるので、ディフェンスにつかれても決められるように、リーグ戦やインカレまでにもっとそういう能力を身につけないといけないなと思います」

―6月に行われた西日本大会では、古閑選手は得点王、3P王も受賞して優秀選手賞に選ばれていましたね。チームとしてもルーキーの活躍もあって4位と好成績でした。
「まぁでも西日本の成績はもう置いておいて、次に9月からリーグ戦が始まるのでそこに向けて頑張らないと。まだ正直インカレに行けるかどうか分からない状況なので、リーグ戦では西日本でできなかったことをしっかり修正して、優勝してインカレに出たいなと思います」

―西日本大会でできなかった課題というのは?
「うちは本当に身長が低いので、西日本でもディフェンスリバウンドが全然取れませんでした。日本経済大とか大きいチームもいるので、高さで負ける分しっかり足を動かしてボックスアウトをして勝ちきらないといけないです。そういうところが課題ですね」

―最終的に目指す目標は?
「インカレに行って、ベスト8以上。関東、関西を倒して進んでいけたらなというのが今の目標ですね」

―個人としてはどういうところを頑張りたいですか?
「個人的にはそんな別に何を意識してやるとかはそんなにないですけど、自分にやれることをやれるだけやって、スタッフの指示を聞いてしっかりそれを守って実行するだけですね」

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「すべての試合や練習がインカレにつながってくる」
目標を見据え、ラストシーズンに懸ける想い

◆#10森川正明(東海選抜・愛知学泉大・4年・F)
130707morikawa.jpg決勝までのぼり詰めた東海チームは、サイズはないものの激しいディフェンスで関東を苦しめ、連携もよくとれていた。愛知学泉大で下級生の頃から試合に出てきた森川も、チームハイの22得点。今大会は「自信にもなった」と言い、得たものも多かったようだ。
愛知学泉大は、春の東海大会では常葉大(※2013年から「浜松大学」「常葉学園大学」「富士常葉大学」が統合し名称変更)を破って5年ぶりの優勝を果たした。しかし中京大がそのあとの西日本大会で3位に入るなど、勢力図はまだまだ未知数。東海地区も熾烈な戦いが繰り広げられそうだ。


―大会を振り返っていかがでしたか?
「こういった選抜チームでチーム作りをして勝つというのはすごく大変だったんですけど、こうして短期間でもまとまって準優勝という成績が残せたのは嬉しいです。自信にもなったし、良い経験にもなったと思います」

―決勝戦までの戦いを見ても、チームですごく連携が取れていましたね。
「そうですね。でも練習も数回やった程度で、練習試合もやりましたがそんなに長期間準備してきたわけではありません。ただメンバーが去年とそんなに変わっていないのは大きかったし、東海地区でいつも戦っているメンバーでそれぞれのプレーも分かるので、合わせやすかった部分はあったと思います」

―関東選抜は戦ってみてどうでしたか?バンバ選手にとマッチアップするシーンもありましたが。
「このチームでは自分はインサイドを任されていたんですが、相手はサイズも大きくてディフェンスするのも苦労するし、オフェンスするにもバンバ選手のような大きい選手につかれて対応するのがすごく大変でした。でも自分なりに自信を持ってやれたので、それは良い経験になったと思います」

―大きい相手にも攻める姿勢を崩さなかったですね。
「そうですね。チームの中で自分の役割は得点をとることだと思っていたので、開き直って積極的に行こうと決めていました。それがうまくいった部分もあったかなと思います」

―3日間通して学んだものはありますか?
「やっぱり選抜チームで学んだチーム作りの部分は、自分のチームに戻っても影響してくると思います。コミュニケーションとかそういったプレー以外の部分の重要性が勉強になったので、それはチームに持ち帰ってこれからのリーグ戦につなげていきたいです」

―愛知学泉大は徹底されたディフェンスのチームですが、オフェンス面では森川選手が得点を引っ張る形になりますね。
「そうですね。自分たちはサイズも小さいし『全員バスケット』というテーマでやっているんですが、自分は最上級生で今まで試合も出させてもらって経験もあるので、自分が攻めることも必要だと思っています。ただ自分たちの持ち味はディフェンスなので、そのスタイルは崩さずにディフェンスの精度ももっと上げていかなきゃいけないです」

―同じ地区でも、中京大などもレベルが上がっていますね。
「それは本当に感じますね。こうやって選抜チームで一緒にやって、味方としてはすごく頼もしい選手ばかりなんですが、これからはそういう選手も相手になってくるので…。リーグ戦も気の抜けない戦いが続くと思いますし、頑張っていきたいです」

―愛知学泉大は昨年のインカレでも早稲田大を破るなど結果を残しましたが、学生最後の年、インカレまで残りのシーズンをどう戦っていきたいですか?
「最後の年でリーグ戦もインカレも一つひとつの試合が本当にラストの試合になるので、やっぱり悔いのないように戦っていきたいですね。本当に自分たちはインカレに懸けているし、すべての試合や練習がそこにつながってくると思います。自分たちの目標はインカレベスト8なので、それに向かって準備して、個人としてもチームとしてもレベルアップしていきたいです」

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「最後はしっかり笑って関西らしく」
サイズのない分をディフェンスと速さでカバー

◆#11田野 司(関西選抜・3年・PG・同志社大)
130707tano.jpgアシスト数22本で大会のアシスト王を受賞。スピードとクイックネスあふれるプレーで、攻撃の一端を切り開くプレーを見せ、ゴール下への切り込みもアグレッシブだった。
関西選抜は韓国との定期戦のためにこのチームで海外遠征も敢行し、この大会でチームとしての活動を終える形となった。3位という結果には悔しさも見えるが、他の選抜チームよりも長く活動して得られたものを秋以降も大事にしてもらいたい。


−勝って3位となりましたが、大会を振り返っていかがですか?
「悔いが残るのはやはり昨日の東海戦ですね。でも最後は勝てて良かったというのはあります」

−韓国遠征を経てのチームでしたが、どういうことがテーマだったのでしょうか。
「サイズがないので、アーリーとかディフェンスから早い展開で攻めるのをベースにしていました。韓国遠征は定期戦として1年おきに関西選抜で行き来して対戦するんですが、韓国遠征に行ってチームの形を作れたかなというのはあります」

−韓国遠征の疲れはありませんか?
「それはなかったです」

−田野選手は持ち前のスピードでいいプレーをしていましたね。
「小さいですけどね(苦笑)」

−スタメンとして大事にしていたところは?
「サイズがないのでみんなでディフェンスをすることと、声を出すことですね。あとはみんなで走ることは意識していました」

−東海戦で破れて決勝進出はなりませんでしたが、どこが反省点ですか?
「勝負処でリバウンドを取られたり、3Pを決められてしまったりしたあとに、攻め返すことができませんでした。負けていたのでちょっとチームも暗くなってしまいました。今日はこのチームでやるのも最後だし、しっかり笑って関西らしく盛り上げて行こうという意気込みでやっていました」

−この大会で得たものはありますか?
「悔しいというのが一番ですね。でもバスケットは楽しむことだと思うので、みんなで声を出して盛り上げたら、もっと強くなるんじゃないかなと思いますね」

−自分のチームについても伺いたいのですが、これから秋のリーグ戦の練習も始まると思いますが、今年の目標は?
「絶対にインカレ出場は最低条件です。あとは関東のチームを倒すことです」

−同志社大といえば2008年にインカレでベスト8に入りましたが、そうした結果を得たいところですね。課題などは。
「サイズがないので2ガードや早い展開でやっていますが、やはりディフェンスが大事ですね。自分のチームだと自分が点数を取らないといけないので、勝負どころではしっかり決めきることを大事にしたいです」

−田野選手は得点能力も十分かと思いますが。
「サイズなどは問題ないですが、やはり試合によって調子の良し悪しもあるので、そういう波をなくしていきたいです」

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「レベルの高いバスケットが体験できて楽しかった」
いつもとは違う環境で積んだ経験値

◆#6柳川龍之介(関東選抜・白鴎大・4年・F)
130707yanagawa.jpg学生選抜に初めて選出された柳川。「場違いだと思った」と謙遜するが、ドライブや3Pなどコートの中で積極的なプレーが光った。そして今大会は、プレー以外のメンタリティも勉強になったと言う。追われる立場としてのプレッシャーを味わったことが、良い刺激になったようだ。
学生選抜が終われば、リーグ戦に向けて過酷な夏の練習が始まる。さらなる成長を遂げて、創部以来初めて挑む1部リーグを強い気持ちで戦ってほしい。


―優勝おめでとうございます。大会全体を振り返っていかがでしたか?
「自分が関東選抜に入るのは、場違いだなと思っていたんです(笑)。でも練習とか試合をやっていくうち徐々にコミュニケーションもとれるようになってきて、レベルの高いバスケットが体験できてすごく楽しかったです」

―決勝戦は、途中までは競る展開でしたね。
「東海選抜とは大会に入る前に練習試合をしていたので、小さいぶん一対一もすごく強いし外のシュートも入るチームだということは意識して試合に入りました。それでもやっぱり相手の流れになってしまった部分はあったんですが、みんなディフェンスでカバーして我慢できたから最後に離せたんだと思います。あとは、リバウンドを相手にとられてしまいましたね。リバウンドは自分ももっと参加すれば良かったです」

―個人としては、今日は一対一でドライブも積極的に仕掛けましたね。
「そうですね。今大会は結構3Pを打つ機会が多かったので、警戒されて今日はディフェンスも足元まで来ていました。だから逆をついてドライブにいこうかなと思っていて、それがたまたまうまくいって良かったです」

―3日間で得たものや学んだものはありますか?
「やっぱり関東選抜ということで、勝たなきゃいけないプレッシャーを感じたのは自分にとって初めてのことでした。今まではずっとチャレンジャーとしてやってきたので。そういうプレッシャーとか追われる立場に立てたのは貴重な経験だったと思います。あとは、みんなのモチベーションの上げ方とかもすごく勉強になりましたね。みんなやるときはやるなという印象でした」

―今回の関東選抜は4年生が3人だけで少なかったですね。
「そうですね。でも武藤も俊樹(畠山)も同じ東北組で、高校時代に国体とかでやったこともあったのですごくやりやすかったです。特に俊樹は小学校の頃から地区が一緒でずっと知っていて、対戦もしていたんです」

―そうだったんですか。選抜チームの雰囲気はどうでした?
「3年生がかなり盛り上げてくれました(笑)。アップとかもすごく声が出ていて、雰囲気はすごく良かったと思います。自分は結構人見知りなんですけど、大会通じてみんなとコミュニケーションがとれるようになったのは良かったです」

―選抜が終わって、ここからリーグ戦に向けての期間に入りますね。去年の夏も相当な練習量だったという話でしたが、今年も同じような感じですか?
「そうですね。今は、平日は2〜3時間ですけど、土日はトレーニング中心で3部練をやっています。7月はそんな感じで、8月になって戦術系の練習が始まるとたぶん5時間とか6時間の練習が当たり前になってきますね(笑)」

―白鴎大は今年から昨年までD-RISEを指揮していた落合コーチが入りましたね。トーナメントの時に最初は戸惑いもあったという話をお伺いしましたが、今はだいぶ慣れてきました?
「そうですね。最初は廣瀬さん(青山学院大)と全然違う教え方なので戸惑う部分もあったんですけど、今はもう大丈夫です。結構ガツガツ熱い感じで教えてもらっていますよ。やっぱりプロでやっていた方なので勉強になるし、すごく相談しやすい人ですね」

―では、リーグ戦に向けて意気込みを。
「選抜で一緒に戦ってきたみんなもライバルになるし、リーグに向けてまた頑張らないといけないですね。このままじゃリアルに勝てないと思っているので。たぶん自分たちは走らないと勝てないです。3Qまで我慢して、あとは4Qの残り3分が勝負という感覚かなと。トーナメントの東海戦もそうでしたから。勝負どころで走って勝ちたいです」

―インサイドの留学生二人がカギになると思いますが。
「そうですね。でもマンタス(#36パプロブヒナス)も結構良くなってきたと思います。3年まで試合の経験があまりなかったので不安定な部分もあったんですけど、春にトーナメントで最終日まで試合したことで、落ち着いてポストプレーとかもできるようになったし。最近は、練習ではイッサ(#23バイ セイディ イッサ ライ ジャニ)相手に結構無双状態でガツガツやっていますね。あいつが20点取れれば楽な展開になるというか、差はそこまで開かないと思うんですよ。イッサもイッサで結構体重も増えて良くなってきていると思います。ここからですね」

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「地元の温かさを感じた大会」
130707fa.jpg今年の開催地は群馬県。地元に縁のある選手としては前橋育英出身の船生(青山学院大)、太田東出身の赤石(拓殖大)両名がメンバーに選ばれた。まだ2年生、出場機会は限られたが一緒のチームになったのは国体以来ということで、良い機会にもなった様子。伸び盛りの時期だけに、秋からの活躍も期待したい。


◆#12船生誠也(青山学院大・2年・F)
「気合を入れてきたんですがケガをしてしまってあまり出られず悔しかったですね。それまで調子は良かったので残念でした。初日の試合でちょっと背中に違和感があって、その後もやっていたんですが痛み止め飲みながらになってしまいました。高校時代は国体で明石と同じチームだったので久しぶりに一緒にやれました」

◆#赤石遼介(拓殖大・2年・C)
「プレイングタイムをもらった分は一生懸命やろうと思ってました。欲を言えばもう少し出られたらというのはありしたね。船生と一緒にできて良かったです。でも地元の友達や親も応援に来てくれて居心地が良かったですね。地元の温かさを感じました」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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