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2013.07.07 (Sun)
【その他の試合】第17回日本男子学生選抜バスケットボール大会7/6レポート
グループリーグを終了し関東と東海が1位に
北信越は延長で北海道を下すなど、白熱のゲームも
全国の地域から選抜されたメンバーによって優勝を争う学生選抜。例年は9チームで順位が争われていたが、今年は中国地区と四国地区が合同の1チームとなった。この合計8チームが2グループに分かれての戦いが、群馬県にALSOKぐんまアリーナにて行われている。2日目は男子は8試合が行われ、Aグループは関東、Bグループは東海がそれぞれグループの総当り戦で3勝0敗とし、最終日の決勝に進んだ。
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【Aコート】
ダブルヘッダーとなった2日目、関東は東北と九州と対戦し、それぞれ93-52、93-74と余裕を持って勝利した。練習は新人戦終了後の週末のみ。そのほかは会場に前入りしての東海チームとの練習ゲームをこなしての大会入り。選手はトーナメントの結果を踏まえて選考されるが、「代表メンバーを除いた、今の関東の最高のメンバー」と吉田監督。日程のかぶるユニバーシアードに招集された選手抜きだが、それでも関東の代表的な選手を揃えた豪華な布陣だ。2試合ともまんべんなく選手が出場し、九州チームとの対戦では#15バンバ(1年・C・拓殖大)が34得点と見せ場を作った。
主将の#4畠山(4年・G・青山学院大)は「数少ない練習の中でも仲も良く、いい雰囲気でやれています。東海との練習ゲームではチームとしてもまだできていない状態での対戦でしたが、大きな問題はないと思います。4年生が武藤(筑波大)と柳川(白鴎大)と自分と3人なんですが、あまり学年も関係なくそれぞれちゃんとやろうという意識があります」と、状態はまずますの様子。「今年はユニバと重なっているのでBチーム的な目で見られるかもしれませんが、そこはそれぞれのチームの実力者が来ているし、やってやろうという気持ち」と、関東の層の厚さをほかの地域にしっかり見せつけたいところだ。個人としては「選抜の中でどうリーダーシップを取るかを心がけている」と言う。「バンバの使い方は自分のチームに帰っても永吉などとのプレーに使える」と、選抜で得たものを持ち帰ろうという気持ちもある。決勝は「出だしが大事」と言う畠山。このままの勢いで頂点を狙いたい。
また、この日Aコートで盛り上がったのは北信越対北海道。1Qこそ北海道が9点のリードを得たが、その後北信越が巻き返し、前半は43-45の北海道の2点リード。3Qになり北海道は#9栃本(4年・C・札幌大)の連続シュートで再度10点差をつけるが、その後北信越#15田中(2年・PG・富山大)の3Pや#5小野寺(4年・C・新潟経営大)のシュートなどで盛り返し、残り1分で78-78の同点に。最後の攻防はどちらのオフェンスもうまくいかず延長戦に突入となったが、北信越が立ち上がりに3本の3Pを沈めて一気に北海道に差をつけ、93-84で延長戦を制した。
写真上:地元高校出身の船生と関東チームには、ミニバスのチームからもかわいらしい声援がかかっていた。
写真下:関東主将の畠山。バンバとは「チームで一番仲がいい」と、いいコミュニケーションをしている様子もうかがえる。
【Bコート】
Bコート注目の一戦は、東海が関西を下し、決勝に進んだ。立ち上がりは関西ペース。#11田野(3年・PG・同志社大)のスピードや#6三島(4年・C・大阪経済大)のシュートが決まり、1Q終盤に2本の3Pが入ってリードした。東海は出遅れたものの、#10森川(4年・F・愛知学泉大)のシュートが入り始めて1Qは22-20の2点差で終えると、2Q残り5分で逆転。関西は#12合田(2年・PG・大阪学院大)のシュートや#11田野のバスケットカウントもあって大きく離されないが、36-42と東海リードで前半終了。後半の立ち上がり、関西がシュートを決め切れない間に東海は#5田口(4年・PG・愛知学泉大)が積極的に攻めて3Q5分で10点のリードを得た。しかしその後は決め手を欠いて56-61で4Qへ。巻き返したい関西は4Qに入って激しくディフェンスを仕掛けて#6三島もゴール下で踏ん張るが、東海は#12大崎(3年・SF・中京大)、#7杉本(3年・F・中京大)の3Pが連続し、差を開く。関西は最後まで追い上げをはかるが、追いつくまでに至らず69-82で東海が勝利した。
中京大と愛知学泉大などが中止になった今年の東海チームは、全体的に得点が取れる布陣だ。決勝に進むのはママドゥらを擁した13回大会以来。どのような戦いになるか注目だ。関西は渡邊、田野、合田ら得点力のある選手が揃ったが、追いつかれた後は勝負どころのシュートが決まった東海にペースを握られてしまい、主導権を奪い返すことができなかった。
また、九州対中四国の試合は1Qは九州が31点を稼いだが2Qに中四国も29点と反撃して前半は46-44の2点差。後半はやや九州がリードしたまま進むが中四国も粘って最終盤まで僅差の戦いとなるが、九州が84-82で辛くも逃げ切った。
写真:ハドルを組む東海チーム。中央の森川は関西との試合では21得点。
北信越は延長で北海道を下すなど、白熱のゲームも

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【Aコート】
ダブルヘッダーとなった2日目、関東は東北と九州と対戦し、それぞれ93-52、93-74と余裕を持って勝利した。練習は新人戦終了後の週末のみ。そのほかは会場に前入りしての東海チームとの練習ゲームをこなしての大会入り。選手はトーナメントの結果を踏まえて選考されるが、「代表メンバーを除いた、今の関東の最高のメンバー」と吉田監督。日程のかぶるユニバーシアードに招集された選手抜きだが、それでも関東の代表的な選手を揃えた豪華な布陣だ。2試合ともまんべんなく選手が出場し、九州チームとの対戦では#15バンバ(1年・C・拓殖大)が34得点と見せ場を作った。

また、この日Aコートで盛り上がったのは北信越対北海道。1Qこそ北海道が9点のリードを得たが、その後北信越が巻き返し、前半は43-45の北海道の2点リード。3Qになり北海道は#9栃本(4年・C・札幌大)の連続シュートで再度10点差をつけるが、その後北信越#15田中(2年・PG・富山大)の3Pや#5小野寺(4年・C・新潟経営大)のシュートなどで盛り返し、残り1分で78-78の同点に。最後の攻防はどちらのオフェンスもうまくいかず延長戦に突入となったが、北信越が立ち上がりに3本の3Pを沈めて一気に北海道に差をつけ、93-84で延長戦を制した。
写真上:地元高校出身の船生と関東チームには、ミニバスのチームからもかわいらしい声援がかかっていた。
写真下:関東主将の畠山。バンバとは「チームで一番仲がいい」と、いいコミュニケーションをしている様子もうかがえる。
【Bコート】

中京大と愛知学泉大などが中止になった今年の東海チームは、全体的に得点が取れる布陣だ。決勝に進むのはママドゥらを擁した13回大会以来。どのような戦いになるか注目だ。関西は渡邊、田野、合田ら得点力のある選手が揃ったが、追いつかれた後は勝負どころのシュートが決まった東海にペースを握られてしまい、主導権を奪い返すことができなかった。
また、九州対中四国の試合は1Qは九州が31点を稼いだが2Qに中四国も29点と反撃して前半は46-44の2点差。後半はやや九州がリードしたまま進むが中四国も粘って最終盤まで僅差の戦いとなるが、九州が84-82で辛くも逃げ切った。
写真:ハドルを組む東海チーム。中央の森川は関西との試合では21得点。
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