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2013.06.16 (Sun)

【2013新人戦】6/16 3位決定戦 拓殖大VS日本大

バランスよく得点を重ねた拓殖大が勝利
日本大はツインタワーとルーキーの活躍が光る


130616NARITA.jpg 前日の準決勝、ともに点差をつけられて敗れた拓殖大と日本大による3位決定戦。両者とも強いインサイドとシュート力の高い選手が揃うが、立ち上がりから拓殖大がリードを保ち続ける試合となった。開始すぐに#99赤石(2年・C)の3点プレー、#39成田(1年・G・藤枝明誠)の3Pも決まり拓殖大が先行。日本大は#24刘(2年・C)がひとり得点をするも#23バンバ(1年・C・延岡学園)がそびえ立つインサイドでは自由な動きが出ずに手詰まりに。#39成田を中心にシュートラッシュを浴びせた拓殖大が1Qだけで18点差をつける。日本大は#14高橋(1年・SG・札幌日大)の得点で停滞は打開するが、拓殖大の猛攻は防ぎきれない。#31江本(1年・F・市川)の3Pをバスケットカウントで許すなどで点差を詰められず、53—36と拓殖大大量リードのまま前半終了。

 3Qに入ると拓殖大は#23バンバが本領発揮。フックシュートや速攻でのダンク、ドライブからねじ込むなどでこのQ10得点。センター2人の布陣に変えた日本大は#20舘(2年・C)の活躍が光るがビハインドを埋められない。終盤にはメンバーを1年生メインにし、#14高橋の活躍に加えて#19石川(1年・SG・沼津中央)の3Pも出るが都度拓殖大に押し戻された。最終的には92—74とした拓殖大が勝利。昨年からひとつ順位を上げて3位で大会を終えた。

130616RYU.jpg 拓殖大は3位で大会終了。日本大の高さにはバンバがやや苦しんだ感もあるが、赤石が21得点、成田が15得点を決めて、決してワンマンチームではないことを示した。新人王を獲得したバンバは納得の活躍。全体チームとなる秋のリーグ戦で上位争いをする『台風の目』となりうるかが楽しみだ。

 全体チームでも主力の選手を多く抱えた日本大は、最後は連敗で大会を終えた。しかし刘や高橋の安定した活躍が光り、ベンチスタートの舘や石川らも可能性を感じさせる存在。厳しい2部を勝ち抜き、1年での1部復帰を果たしたい。

写真上:外のシュートを打ち続けた成田。今後どれだけ確率を上げられるか。
写真下:バンバとのマッチアップに見応えがあった刘。2m級センターの多い2部を戦う上で、日本大の浮沈を左右する。

※拓殖大・バンバ選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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「練習は厳しくてもレベルアップになるから頑張れる」
新人王を獲得し、次は秋のリーグ戦へ臨む

◆#23ジョフ チェイカ アハマド バンバ(拓殖大・1年・C・延岡学園)
130616BANBA.jpg日本大の高さにはさすがに苦しんでいた様子だが、それでも両チーム通じて最多得点・最多リバウンドを記録。存在感は圧倒的、得点王・リバウンド王のダブル受賞で、3位チームから新人王を獲得するという極めて珍しい例となった。秋からはいよいよリーグ戦。トーナメント戦とはまた異なる試合でどんな活躍を見せてくれるだろうか。


—3位という成績については。
「優勝したかったけど良かったです。今年のチームはまだまだ今から作っている。色々教えてもらって練習も頑張って、来年は優勝したいと思ってます」

—大学のバスケットで学ぶことは多いですよね。
「勉強することは多いです。高校と大学のバスケットはやっぱり違います。色んなことを勉強していて、監督は色んなことを教えてくれる。例えば外のプレーとか、シュートフォームとかどんな形で打てば良いかとか」

—バンバ選手に他の選手が頼ってしまう部分はないですか。
「それはあるかもしれないけれど、でも4番ポジションの赤石とかは結構頑張っている。でも足りないです。3番ポジションのシューターがもっとシュートが入れば良かった。でも今はまだ作っている段階。また帰って練習して、色んなことを学んで、来年の大会は優勝します」

—秋に向けて厳しい練習が待っています。
「はい、そうです。やっぱり大学の練習は簡単じゃないです。大学が終わったら次はトップのレベルだから。大学を出てプロになりたいから、厳しくても頑張れる。レベルアップになるから」

—日本大のように大きいセンターの選手相手は大変ですよね。
「はい、大学だとセンター陣はめっちゃ大きいです。自分のバスケは中に入ってドリブルしてローポストでやることだけど、難しかったら2番ポジションや3番ポジションにパス出して、その時に味方のシュートが落ちたらリバウンドに入って。そのリズムでいきます。自分だけじゃなくて外の(選手の)プレーもあるし、自分がドライブできればドライブします。無理ならバス出して3Pを打つ。そんな感じです」

—ということは状況に応じてプレーを変えているんですね。
「はい、その通りです。秋も頑張ります」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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