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2007.09.23 (Sun)
9/23 関東1部リーグ 第3週 青山学院大VS法政大 第1戦
青山学院大81(25-8,15-14,16-29,25-13)64法政大
先週日体大に初黒星を付けられるも首位をひた走る青山学院大と、未だ勝ち星のない法政大との一戦。圧倒的に青学大有利に見えるが、去年青学大は意外にも法政大に公式戦での対戦成績は1勝2敗と負け越している。
試合は前半だけで早くも青学大が最大21点差を付け、法政大の敗色濃厚かに思われた。しかし後半に能力集団法政のオフェンスに火がつくと、浮き足立つ青学大に次々とシュートを決めいっきに2点差まで追い上げる。勝負を決したのは4Qの集中力。青学大は自らの最大の武器とする速いトランジションを展開し再び突き放すと、その後も法政大の反撃をかわし勝利を飾った。青学大は長谷川監督が終始苛立ちを隠せない試合内容で脆さを露呈するも、なんとか白星で面目を保った形となった。
詳しいゲームレポートと青山学院大・熊谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。
青学大は開始早々から3Pを3本立て続けに決めると、ミスが散見されるも得意の速いトランジションから得点を順調に積み重ねていく。一方の法政大はドライブからオフェンスを展開しようとするも、青学大のヘルプの速いディフェンスに完全に抑えられ、第1Qわずか8点に終わる。2Qに入りなおも続く青学大の勢いを止めたい法政大は、この試合が今シーズン初の公式戦となる#64佐々木(3年・G)を投入するも2分間で3ファウルを犯してしまう。それでも法政大はベンチスタートの#23信平(2年・F)、#92福田大佑(4年・PF)らの得点でなんとか点差を20点以内に留める。さらに青学大も#10小林高晃(2年・SF)と#3竹松(4年・C)が立て続けにオフェンスファウルを犯すと、その後トラベリングを連続で吹かれ調子を上げきれない。それでも青学大は前半で40-22と18点差を付け優位に試合を運ぶ。
後半に入ると法政大は先程とはまるで別人かのように反撃を始める。法政大#27福田侑介(3年・F)がファウルを受けながら3Pを決め口火を切ると、これに#91落合(2年・C)、#5神津(2年・PF)が続く。さらに青学大#12渡邉(2年・PG)が3つ目のファウルを犯しベンチに下がると、法政大は前からプレッシャーをかけスティールから#11長谷川(4年・F)がシュートを決める。なおも法政大の勢いは止まらず、タイムアウト明けに青学大がゾーンディフェンスを仕掛けたのに対し、#27福田侑介がトップから3Pを射抜き、残り6分を切ったところで7点差とする。後手に回った青学大だが#23湊谷(1年・F・洛南)が3Pを決めると、#1熊谷(4年・F)もポストアップからシュートを決め立て直しを図る。それでも法政大は#5神津の連続得点に、#13深尾(4年・PG)がミドルシュートを決めると、残り1分余りに#23信平の3Pでとうとう2点差まで追い詰める。1分を切り青学大は#23湊谷の得点でなんとか5点差にするも浮き足立ったQとなった。
4Q,青学大は#23湊谷が速攻から得たフリースローを決めると、#12渡邉がこぼれたシュートをティップインし、再び引き離しにかかる。一方の法政大は第3Qとは対照的にオフェンスが噛み合わず点が伸びない。ここを勝負どころと見たか、青学大は速い展開で#23湊谷、#12渡邉が速攻を決め、開始5分で再び点差を13点とする。後のなくなった法政大だが、3Qで息切れしたか、次々と青学大に走られてしまう。結局このまま青学大のペースに巻き込まれた法政大は粘ることができず81-64で開幕からの連敗を止めることができなかった。
◆#1熊谷宜之(青山学院大・4年・F)
この日はチーム全体としてピリッとしない内容であったが、熊谷は4ファウルするもチームトップの15点を挙げ苦しみながらも勝利に貢献した。
-前半で早くも20点差をつけながら追いつかれた原因は?
「そうですね。ここから20点、30点離そうとしたんですけど、後半になって法政の好きなバスケットやらせちゃったんで。自分たちも後半の入りがいつも悪かったんで、それを注意しようとは話していたんですけど。ちょっと注意しきれなかった。あっちも当たちゃったし。そこが一番詰められた原因だと思います。あとやっぱディフェンスですね、甘かった」
-追い上げられてから消極的に見えるプレイもありましたね。
「強気に行こうとしたんですけど…そうですね、ちょっと上手いこといかなかったですね」
-相手のプレスを受けて冷静さを失ったように感じました。
「プレスの練習は一応していたんですけど、ちょっと上3人がびびっちゃって消極的になっちゃったんで。もっと速く運んで、逆にゾーンプレスが来たらチャンスだと思わないと。そこがダメだったところですね」
-試合を通して無駄なファウルやターンノーバーが目立ちましたね。
「俺もそうだし、みんなもファウル混んじゃって。監督もファウルが混むと選手の使い方難しいと思うし、僕らも注意しなきゃいけないんですけど。明日はファウルしないで向かって行きたいですね」
-試合後のミーティングではどんな話しを?
「声が少ないからみんなのコミュニケーションがないっていうのがあったんで。みんなで声出して元気よくやろうってことを」
-法政は今日みたいに勢い乗ると厄介な相手だと思いますが、明日への修正点は?「今までもそうだったんですが、法政は自分的にも一番苦手な相手なんで。去年はトーナメントでも負けていますしね。全敗してますけど、そういうチームじゃないと思っているんで。うちは今1位になっていますけど、乗せたら怖いって意識して今日も臨んだんですけど。やっぱり後半見るといいチームなんで気は抜けないです」

試合は前半だけで早くも青学大が最大21点差を付け、法政大の敗色濃厚かに思われた。しかし後半に能力集団法政のオフェンスに火がつくと、浮き足立つ青学大に次々とシュートを決めいっきに2点差まで追い上げる。勝負を決したのは4Qの集中力。青学大は自らの最大の武器とする速いトランジションを展開し再び突き放すと、その後も法政大の反撃をかわし勝利を飾った。青学大は長谷川監督が終始苛立ちを隠せない試合内容で脆さを露呈するも、なんとか白星で面目を保った形となった。
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■GAME REPORT■

4Q,青学大は#23湊谷が速攻から得たフリースローを決めると、#12渡邉がこぼれたシュートをティップインし、再び引き離しにかかる。一方の法政大は第3Qとは対照的にオフェンスが噛み合わず点が伸びない。ここを勝負どころと見たか、青学大は速い展開で#23湊谷、#12渡邉が速攻を決め、開始5分で再び点差を13点とする。後のなくなった法政大だが、3Qで息切れしたか、次々と青学大に走られてしまう。結局このまま青学大のペースに巻き込まれた法政大は粘ることができず81-64で開幕からの連敗を止めることができなかった。

この日はチーム全体としてピリッとしない内容であったが、熊谷は4ファウルするもチームトップの15点を挙げ苦しみながらも勝利に貢献した。
-前半で早くも20点差をつけながら追いつかれた原因は?
「そうですね。ここから20点、30点離そうとしたんですけど、後半になって法政の好きなバスケットやらせちゃったんで。自分たちも後半の入りがいつも悪かったんで、それを注意しようとは話していたんですけど。ちょっと注意しきれなかった。あっちも当たちゃったし。そこが一番詰められた原因だと思います。あとやっぱディフェンスですね、甘かった」
-追い上げられてから消極的に見えるプレイもありましたね。
「強気に行こうとしたんですけど…そうですね、ちょっと上手いこといかなかったですね」
-相手のプレスを受けて冷静さを失ったように感じました。
「プレスの練習は一応していたんですけど、ちょっと上3人がびびっちゃって消極的になっちゃったんで。もっと速く運んで、逆にゾーンプレスが来たらチャンスだと思わないと。そこがダメだったところですね」
-試合を通して無駄なファウルやターンノーバーが目立ちましたね。
「俺もそうだし、みんなもファウル混んじゃって。監督もファウルが混むと選手の使い方難しいと思うし、僕らも注意しなきゃいけないんですけど。明日はファウルしないで向かって行きたいですね」
-試合後のミーティングではどんな話しを?
「声が少ないからみんなのコミュニケーションがないっていうのがあったんで。みんなで声出して元気よくやろうってことを」
-法政は今日みたいに勢い乗ると厄介な相手だと思いますが、明日への修正点は?「今までもそうだったんですが、法政は自分的にも一番苦手な相手なんで。去年はトーナメントでも負けていますしね。全敗してますけど、そういうチームじゃないと思っているんで。うちは今1位になっていますけど、乗せたら怖いって意識して今日も臨んだんですけど。やっぱり後半見るといいチームなんで気は抜けないです」
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