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2012.10.09 (Tue)

【2012リーグ1部】10/6,7 筑波大ホームゲームレポート

「筑波大学が中心になり、スポーツが多角的に定着すれば」
――地域全体のスポーツ振興を目指して

121006T_7.jpg 筑波大のホームゲームとなった第6週の11節と12節。つくばカピオを舞台にした計10試合はその多くが接戦となり、普段学生バスケットに携わる機会の少ない地元の観衆を沸かせた。ホームゲームの運営について筑波大学スポーツアソシエーション担当者と中心メンバーに話を聞いた。

 元々つくば地区での筑波大ホームゲームは、2009年の筑波大の1部昇格以前から続けられていた。現在のところ、ホームゲーム開催で最も顕著な活動をしている競技がバスケットボールだという。筑波大学スポーツアソシエーション事業推進担当の神林秀彰さんによると「以前から様々な活動を続けてきました。例えばつくばスポーツOnlineというポータルサイトがあるんですが、その中でホームゲームの告知をさせてもらったりしています。バスケットを例にしてつくば市周辺のスポーツ全般、具体的には下は小学生から上は社会人のクラブチームまでが発展して、そこで筑波大学が中心になっていければ良いです」と話す。筑波大バスケットボール部以外でのつくば地区でのスポーツイベント実施を通じ、筑波大学生はもとより地域住民を巻き込んだ地域密着型スポーツイベントを多角的に定着させることも視野に入れている。

121007tsukubastaff.jpg 運営を支えているのは筑波大バスケ部のBチームのメンバー。リーグ戦のメンバーにもエントリーしている4年生の籾井宏一「今年から企業に協賛金を集める動きを始めて、規模を大きくしようとしました。夏休みの練習とこの活動で、夏休みはほぼ潰れましたね」と苦労を明かしてくれた。それでも「将来はお祭りのような感じで規模を大きくしようと話しているので、ある意味文化祭のような感じでもあります(笑)」と楽しそうに続ける。「選手が気持ち良く勝つことが大事なので。今日のように(2戦目)勝ってくれるとやった意味もあるし、ハーフタイムショーも含めて普段は東京まで試合を見に行けないお客さんが観戦して楽しんで頂ければ良いかなと思います」とチームの勝利、観衆の盛り上がりに成果を感じた様子だ。

「スポーツチームの地域密着」が喧伝されて久しいが、それでも筑波大ホームゲーム開催は、まだ発展途上段階。今後どのように進歩を続けていくのか、注目していきたいところである。

写真上:観客席には運動部の統一カラーである筑波フューチャーブルーのTシャツや応援グッズを持つ観客であふれた。
写真下:ホームゲームを運営したのは主にBチームの選手達。前列左から福田、梅原、後列左からリーダーを務めた籾井、越智、石川。

※会場の様子は「続きを読む」へ。

つくばスポーツOnline
筑波大学バスケットボール部


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【PHOTO】

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2階部分には、ホームゲームのポスターや選手個人のポスターが並んだ。


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選手それぞれにキャッチフレーズのついたポスター。撮りおろしの手の込んだもので、吉田監督のものも。


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無料配布の応援グッズのほか、タオルやTシャツを販売するブースも。


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観客の写真を撮影し、その場で応援メッセージを書き込んだものを掲示。


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ハーフタイムのラートの演技。絶妙のバランスとラートの技の多様性に観客席から大きな拍手が送られた。


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応援Tシャツ。中央には今期からJBL2に参戦するデイトリックつくばのロゴが染め抜かれている。

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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