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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2012.09.29 (Sat)

【2012リーグ2部】9/29レポート

粘った国士館大が接戦を制す
慶應大は善戦するも中央大が逆転勝利


 2部リーグも1巡目の最終日。この日は国士館大中央大が接戦から勝利する白熱した逆転劇が2試合あり、会場が熱気に包まれた。ここからリーグ戦は2巡目に入る。1つの星が重みを増す後半戦も見逃せない。

 関東学院大順天堂大の対戦は、関東学院大が#81横瀬(3年・G)や#3前川(2年・GF)の一対一から#10エリマン(2年・C)に次々アシストしてリード。順天堂大は#23泉(3年・F)や#51田代(4年・F)が確率よく点を取ったものの、ゾーンの穴をつかれ、高さでも分が悪かった。関東学院大が100点ゲームで快勝し、4勝目を挙げた。白鴎大駒澤大の試合は、ゾーンディフェンスから速攻に走った白鴎大が終始主導権を握る展開に。駒澤大は中で決めきれず、アウトサイドも落ちた。終盤は次々バスケットカウントを獲って追い上げるも、白鴎大が70-61で勝利し1位の座を守った。

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【後半巻き返した法政大が東洋大に勝利】
120929honda.jpg 東洋大法政大の対戦は、前半こそ東洋大ペースだったが、これまでのリーグ数々の接戦をものにしてきた法政大の勝負強さがこの日も発揮された試合となった。

 序盤から東洋大のディフェンスが機能した。法政大は中を固めた守りに1on1を止められ、アウトサイドに展開するもシュートがことごとく弾かれる。東洋大もドライブやリバウンドシュートをなかなか決めきれず、12-13と点数では互角の1Qとなったものの、続く2Qから#31本田(3年・SG)のシュートで活気づく。エースの#7筑波(2年・F)も奮起し、迷いなくゴールに向かって次々得点を稼いだ。法政大も#0高田(3年・G)の巧みなドライブで何とかついていくが、#6村上(2年・G)、#7筑波が連続で3Pを決めた東洋大の勢いは止まらない。28-36と8点のリードを奪って試合を折り返すと、3Qの序盤も#87宮里(3年・G)がミドルシュートを落とさず決めていき、3Q残り7分には最大15点リードを奪った。

 しかしここで東洋大は2連続でファウルを犯し、勢いにブレーキがかかる。この好機を法政大は見逃さなかった。#21加藤寛樹(4年・CF)がインサイドで攻め気を見せてフリースローでコツコツ加点し、#0高田も持ち前のスピードで速攻を決める。残り3分半、#0高田のバスケットカウント獲得で4点差に迫ったところで東洋大もタイムアウトを挟むが、タイムアウト明けの1スローを法政大がリバウンドに飛び込み、#27岩崎(4年・SG)の3Pにつなげて遂に1点差に。その後は白熱したシュートの入れ合いが続き、54-52と法政大2点リードで4Qに入った。

 勝負所の4Q、序盤で東洋大は#41前田が4ファウルとなりやや躓くが、#7筑波がリバウンドをタップでねじこむなど点差を引き離させず、残り4分には#87宮里の3Pで逆転に成功する。しかし法政大も#16沼田(1年・C・湘南工科大附)が思い切りよく一対一を仕掛けて相手をファウルトラブルに陥れ、残り3分11秒残して東洋大は#41前田がファウルアウト。続けて#34尾崎も4ファウルでベンチに下がると、東洋大はより一層小さい布陣となってアウトサイドに頼らざるを得なくなった。タイムアウトを挟むもトラベリングやパスミスなどイージーミスが続いて流れを変えられず、その間#0高田の連続得点で法政大が残り1分の時点で7点差をつけ、大勢を決した。結局76-68でタイムアップ。粘った法政大が6勝目を挙げた。

写真:前半東洋大は#31本田のシュートで勢いに乗った。

※法政大・#21加藤寛樹選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【国士舘大が劇的なバスケットカウントで逆転勝利!】
120929takahashi.jpg 国士舘大神奈川大の対戦は、どちらに勝負が転んでもおかしくない試合だった。むしろ終盤で主導権を握っていたのは神奈川大。だが引き離されずに食らい付き、大事な勝負所をものにした国士舘大が76-75と僅差で勝利をもぎ取った。

 開始すぐに#7古橋(3年・SF)がミドルシュートを決め、幸先の良い立ち上がりを見せた神奈川大。しかし国士舘大も#15松島(3年・G)の連続3Pですぐに追いつき、そこから速攻に走った国士舘大がリードを奪った。しかし#7古橋の唸らせるような一対一で23-19と4点差に縮めて1Qを終えると、そこから拮抗した展開が続く。国士舘大は#11平田(4年・G)がジャンプシュートを決めていくが、神奈川大も#21増子(4年・SF)がスティールからワンマン速攻を決めて譲らない。39-36と国士舘大の3点リードで後半へ。

 後半も白熱した展開が続いた。神奈川大は客席に飛び込むほどのルーズボールで奮闘し、オフェンスリバウンドにも粘りを見せて逆転に成功。その後も神奈川大は守っては相手の24秒オーバータイムを誘い、攻めては#7古橋が連続得点でチームを盛り立てる。国士館大はこのQ12得点と点が伸び悩み、51-58と神奈川大リードで4Qに入った。

 大事な4Q、国士舘大は大黒柱の#13曹(4年・C)が気を吐き、接触プレーを厭わずゴール下を決めていく。神奈川大も#21増子が3Pを決めるがその差はじわじわと狭まり、国士舘大は#14高橋(3年・G)の3Pも効果的に決まって残り5分に逆転。そこからは白熱したシーソーゲームが続いた。残り3分、国士舘大は#9新田(2年・C)、#15松島が立て続けにファウルアウト。その間神奈川大は#34大田(4年・PF)の得点で同点に持ち込み、残り時間は1分に。するとここで国士舘大はスローインでパスミスを犯して神奈川大ボールになり、#98大石(2年・PG)が難しい体勢から1on1を決めて2点リード。残り30秒、国士舘大は#22原のレイアップがこぼれて万事休すかと思われた。しかし神奈川大の攻撃を守りきり、最後に回ってきた国士舘大のオフェンス。#14高橋がドライブで攻め込むと#22原が飛び込んで合わせ、残り2.3秒で値千金のバスケットカウント獲得。緊張の面持ちながら1スローをしっかりと決め、1点差で国士舘大が逆転勝利を収めた。

 国士舘大は3Qの我慢の時間帯を乗りきったことが大きく、4Qは勢いがあった。神奈川大も堅い守りや#21増子・#7古橋のエース2人の奮闘は光ったが、国士舘大の爆発力を止められず。国士舘大は逆転で嬉しい5勝目を挙げた。

写真:大事な終盤、国士舘大・#14高橋の2本の3Pも大きかった。

※国士舘大・原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【最後に立て直した中央大が慶應義塾大を下す】
120929ebina.jpg 最終試合、ここまで苦しい連敗の続く慶應義塾大が1敗で2位につける中央大に挑んだ。4Q残り7分で9点リードまで広げて善戦は光ったものの、最後は中央大が流れを掴み、持ち前の強さを発揮して75-78で勝利した。

 この日慶應大は#8蛯名(3年・G)が長らくの怪我から復帰。1Qからオフェンスリバウンドやルーズボールに飛び込み、下級生主体のチームを引っ張った。対する中央大は動きが硬いが、#16佐藤(4年・PG)と#11入戸野(4年・PG)が息の合った速攻を見せ、#20小野(4年・F)も苦しい時間帯を得点で引っ張る。慶應大がリードを奪いながらも、中央大がそれに食らい付くという展開が2Qの中盤まで続いた。

 すると2Q中盤、中央大はお家芸でもあるトランジションをますます加速させ、慶應大がシュートを決めてもすぐさまロングパスでつなげ得点をさらって流れを掴む。しかし慶應大も一時逆転を許すが、#16伊藤(2年・G)が果敢にドライブで攻め込み、#18大元(1年・G・洛南)が2連続で3Pを決めて再びの逆転。37-35とほぼ点差の無いまま後半へ向かった。

 続く3Qも、スコアは22-21とほぼ同点。そのまま59-56で最終Qに入る。4Q、中央大は得点源の一人である#5谷口(2年・F)のシュートがこの日はことごとくリングに嫌われる。その間に慶應大が#23黒木(1年・PF・延岡学園)や#18大元らの活躍で完全に勢いに乗り、残り6分30秒で最大9点のリードを奪った。

 しかしここからの中央大は真骨頂を発揮した。タイムアウト明けにすぐさま#20小野がバスケットカウントを得ると、#11入戸野、#16佐藤と4年生が大事なところでそれぞれ得点を稼ぐ。こぼれたシュートも#20小野がリバウンドを拾ってフリースローにつなげ、あっという間に2点差に。慶應大のタイムアウト後も、#16佐藤が価値あるスティールに成功して同点にすると、#24塩谷(3年・PF)もドライブで続いて逆転に成功。中央大の勢いに呑まれ慌てる慶應大はアウトサイドを打つも決まらず、激しいディフェンスもファウルになってフリースローで加点されてしまった。そのまま中央大が押しきり、75-78で接戦を制した。

 ようやく終盤立て直しに成功した中央大は、僅差での勝利にホッとした笑顔がこぼれた。大事なところでやはり4年生が仕事を果たす強さがある。苦しい試合もあったがなんとか2位をキープし1巡目を終えた。逆に慶應大は苦しい5連敗。#8蛯名が復帰し明るい兆しはあるが、試合後は接戦を落とし涙を浮かべる選手も。切り替えて後半戦も戦えるかどうかにかかる。

写真:#8蛯名が復帰。精神的な支柱としても期待がかかる。

※中央大・小野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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【INTERVIEW】

「小さくても誰かが体を張らないといけない」
4年目で再認識する自らの役割

◆#21加藤寛樹(法政大・4年・CF)
120929kato.jpgこの日は積極的に攻め込み次々ファウルをもらって18得点。リバウンドやルーズボールも奮闘して勝利に大きく貢献した。下級生の頃から試合に出てきた加藤だが、これまではどこか上級生たちの陰に隠れていた試合も多かったことも確か。しかし4年目の今年は、自ら切り開こうとする攻め気も見え、後輩たちを引っ張ろうという気持ちも言葉の端々から伝わってくる。チームの大黒柱として、今後もさらなる強気なプレーを見せて欲しい。


―粘り勝ちという試合でしたが。
「とにかく負けたくなかったので勝てたのはいいんですけど、ちょっと後味の悪い試合でしたね。本当は最初から1試合通して自分たちのペースで戦いたかったので。前半相手のペースでバタバタしてしまったのは反省点です」

―前半や3Qの序盤はあまり良い流れになりませんでしたね。
「出だしから自分がインサイドで勝負しようとしていたんですけど、上手くシュートが入らなかったり、まわりの選手も外角のシュートが入らなかったりして。それで相手のディフェンスが中に縮んでしまって、ますます自分も中で一対一がやりづらいという悪循環になってしまいました。だからもっと中・外・中の展開を繰り返して、空いた時に一対一を狙おうと。それが途中からできるようになったので、ファウルをもらったり点数を稼いだりできたんだと思います」

―そこから接戦に持ち込んで、勝負所でのルーズボールは素晴らしかったです。
「やっぱりリバウンドとルーズボールは、能力や技術がなくても誰にでもできることだと思います。そこは気持ちだけだなと。競る試合って最終的にはルーズボールで試合が決まることが多いので、そこはみんなで言い合って意識していました」

―法政大はこれまでのリーグ戦も、接戦に持ち込んで競り勝つ展開が多いですよね。
「今年のチームは全員で頑張っても60点~70点くらいしか点数が取れないチームなので、どれだけディフェンスやルーズボールを頑張るかだと思っています。でもだからこそ相手をロースコアに抑えて接戦に持ち込めば、今年のチームは負ける気がしなくて。ハイスコアゲームよりもロースコアゲームになるようにディフェンスは意識していますね」

―加藤選手はこれまでずっと主力として試合に出てきた選手ですが、去年までと今年でチームの違いはどう感じていますか?
「去年は点の取れる長谷川さん(11年度卒・現JBL2大塚商会)やインサイドで体を張ってくれる谷口さん(11年度卒)とかがいたので、その人たちに頼る部分が多かったと思います。でも先輩たちが引退して、今年はチーム全体として高さもないし点も取れるチームではないから、小さくても誰かが体を張らないといけないし、それは自分の役目だと思って。もっとインサイドを頑張ったり、できる時は外からドライブを仕掛けたり、あとはまわりに気持ちよく打たせるためにもリバウンドを頑張ることは今年になって強く意識するようになりましたね」

―インサイドに1年生が加入したことも大きいですね。
「そうですね。でもとりあえずまだ1年生なのでそんなに重たい要求はせずに、ボールをもらったら一対一を狙え、とか簡単なことを言っています。あとの細かいことは、試合の流れの中でその都度注意したり指示したりして、自分たちが引っ張っていけばいいかなと思いますね」

―加藤選手も4年生になって、これまでになくプレーや言葉からチームを引っ張るという姿勢が感じられますね。
「そうですね(笑)。今までは地味というか、陰で頑張るというタイプで。でも今年は4年だし、色んなランキングの上位に入りたいという気持ちもあります。地味なところも頑張りつつ、ガツガツやっていきたいです」

―リーグ戦も残り半分ですが。
「明日また中央と当たりますが、前回は途中まで競っても最後に走られて負けてしまいました。でも走り負けないで流れがこっちに来ていれば勝てる相手だと思うので、前回の試合の反省点なども考えながら、絶対勝ちにいきたいと思います。残り半分も頑張ります」

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「すごい選手たちの中でやれるのは楽しい」
思い切りのいいプレーで勝利に貢献

◆#22原 修太(国士舘大・1年・F・習志野)
120929hara.jpg2点ビハインドのラストプレーでバスケットカウントを獲得し、勝利の立役者となった原。同点の場面での大事なフリースローも決め、ほっとした表情で胸をなで下ろした。まだ1年生ではあるが、リーグ戦ではスターターを勝ち取り積極的にシュートを狙って結果も残している。この日は神奈川大のエース#7古橋とマッチアップし、豪快にシュートブロックを決める見せ場も作った。攻守共に、これからの伸びが楽しみな選手だ。1年生らしくのびのびプレーしてチームの勢いに加勢して欲しい。


―白熱した試合になりましたね。
「毎試合接戦が多くて、体力的にも精神的にも結構大変ですね。でもいつもは立ち上がりから10点差くらい開くとそのままずるずる負けるパターンが多かったんですが、今日は前半から食らい付いて接戦で持ちこたえられたのが大きかったと思います」

―食らい付いて追い上げて、最後は大事なバスケットカウントを決めましたが。
「後半に入って自分はあまりチームの役に立ててなかったし、4Qの最後も2点差で負けてるところでレイアップを外したので、自分のせいで負けるかなと思ってたんです。でも(高橋)祐二さんからの良いパスのおかげですね。決められて良かったです。フリースローは、すごい緊張しました(苦笑)」

―途中食らい付けた要因はどこにあると思いますか?
「神大は古橋さんや増子さんみたいなすごい選手がいて、その選手に点を取られないように、とこの1週間練習してきました。点数は取られてしまいましたが、要所で止められたので良かったです」

―原選手は古橋選手とマッチアップしていましたよね。やってみてどうでしたか?
「古橋さんは、ヤバいです(笑)。ほんとシュートも入るし、体も強いし。目標にしたいです」

―原選手もリーグ戦通してコンスタントにシュートを決めている印象ですが。
「でも先週の関東学院戦の時はシュートの調子が悪くてチームに迷惑をかけてしまいました。このリーグ戦は土曜日に負けることが多くて2連勝することが少なかったので、明日はちゃんと決めて絶対に勝ちたいです」

―初めてのリーグ戦はいかがですか?こんな風に2ヶ月間に渡って毎週試合するのもこれまでに無い経験かと思いますが。
「そうですね。自分は特に、中学や高校で全国大会も出たことないし、国体にも選ばれてないので…。こういうすごい選手たちの中でやれるのはすごく楽しいし、ちょっと自分でも驚きですね。平田さんや松島さんたちからのパスがすごく良いので、ノーマークの時はちゃんと決めたいと思います」

―新人戦でも良い活躍をしていましたが、リーグ戦は1年生ながらスタメンに抜擢されていますね。
「新人戦からだいぶ慣れてきましたね。前まではボールをもらってから色々考えてシュートを打つことが多かったんですけど、新人戦の時に伊集さんに『お前はもらったらまずシュートを狙え』と言われて、それからは迷わずシュートを狙うようになりました」

―試合を経験して、自分には特に今何が足りないと思いますか?
「やっぱりシュートだけじゃこれからマークも厳しくなるし相手も守りやすくなると思うので、ドライブとかもできるようになりたいです。あと自分はディフェンスにべったりつかれた時にボールのもらい方が下手で、いつもガードの人に持たせてしまって迷惑をかけているので、そこは課題ですね。早めにつないで、自分でもっとシュートチャンスを作れるようになりたいです」

―リーグ戦も残り半分です。
「残り半分全勝するつもりで、上との入替戦やインカレを目指したいと思います」

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「今できることを精一杯やるのが僕の仕事」
チームのエースとして全てを懸けるラストイヤー

◆#20小野大貴(中央大・4年・F)
120929ono.jpg怪我もあってシックスマンとして出場しているが、それでもチームのエースであることには変わりない。この日も大事な場面で果敢にリングに向かったことが、チームのリズムを生み出した。速攻にもよく走り、31得点。「うちは走れれば強い」と、自分たちのバスケットにも自信を覗かせる。4年間試合に出てきて、今年は最後のシーズン。是が非でも1部昇格、インカレ出場へ、という想いは強いだろう。追われる立場となる2巡目にも注目だ。


―試合を振り返って。
「試合が始まる前は、慶應はインサイドでそこまで攻めてこないから、トランジションの速いガード陣を抑えようと話して試合に臨んだんですけど、ガードのところも抑えられなかったしインサイドもリバウンドを取られてしまったので、そこは反省ですね。でも今日は4Qまでずるずるいって、4Qで9点差つけられましたが、そこから逆転できたのはいままでになかった展開だったので、結構自信につながったかなと思います」

―今日立て直せたのは特にどんなところが要因ですか?
「今日はディフェンスが機能してなかったんですけど、4Qのところでディフェンスから流れを作ることができました。将斗(#16佐藤)のスティールだったり、ヘルプディフェンスで相手に苦しいシュートを打たせたり。それは大きな要因ですね。あとは自分たちも4年生になって精神的に落ち着いたというか、ああいう場面でも頭が冷静になれたかなと思います」

―あの場面でもよくみんな会話をしてましたね。
「そうですね。去年までだったら慌てちゃうようなところだったんですけど、コートの中でも話したり冷静になれて。それでうまく立て直せたんじゃないかなと思います」

―あとは要所での小野選手の一対一も大きかったと思います。リーグ戦前の怪我もあって本調子ではないかも知れませんが、調子も上がってきているのでは?
「そうですね。まだまだ元の体じゃないんですけど、これから徐々に。と言っても、もう残り1周しかないんですけどね。でも常に、今できることを精一杯やるのが僕の仕事だと思うし、それが責任だと思います」

―これでリーグ前半戦を終えました。1周目を振り返ると、白鴎戦の1敗が大きかったですね。
「相当こたえてますし、焦ってますね。相手は僕たちのことをすごく研究してきたと言っていたし、逆に僕たちは上手く研究しきれなかったところがあったので。でも次の白鷗戦まで時間はあるので、自分たちなりに研究して、相手を攻略しながら気持ちで負けないで勝ちたいと思います」

―リーグ戦から#21大野選手がスタートになったり、下級生の成長も見られますね。
「そうですね。僕自身も怪我してる間に(大野)竜一にスタメンを取られてそうとう悔しいですし、あいつが活躍して僕の居場所がないような雰囲気なんですけど(笑)。でもそれは3年生以下がすごく努力してるからで。4年生もうかうかしてられないですし、あいつに負けないように僕も頑張らなきゃなって思います。ほんと3年生以下が頑張ってるので、僕自身もその2倍3倍頑張らないと試合出れないかなって焦ってます(笑)。でもみんなで切磋琢磨というか、チーム内でそういう戦いができてることは良いと思いますね」

―それでもやはりチームの核となるのは4年生ですよね。
「今年は(佐藤)将斗がキャプテンになって、精神的支柱としてしっかりしてくれています。どんな状況でも『将斗がいてくれるから』とか『他の4年生が支えてくれるから』という想いがあるので、今年は自信を持って戦えてますね。慢心じゃない自信というか。自信もあるし、不安を跳ね除けるための練習も重ねてきているので。今年こそ1部もインカレも行けるんじゃないかなと思います。てか行くしかないです!」

―ではリーグ後半戦に向けて。
「1巡目は白鴎以外には勝ちましたが、『1巡目勝ったから』とかそういう油断は絶対にしないで、1巡目よりももっと点数を離して勝つ気持ちで戦って、白鴎にもしっかり勝って、入替戦も1部に上がりたいと思います」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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