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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2012.05.08 (Tue)

【2012トーナメント】5/8レポート

駒澤大、玉川大が1部校を追い詰める惜しいゲームが続く
序盤の注目対決は日本大が日本体育大を下す


 代々木でのトーナメント2日目は見どころのある勝負が続いた。早稲田大対駒澤大はなかなか調子の上がらない早稲田大を駒澤大がリードする展開に。接戦から終盤まで駒澤大がリードするが、最後は早稲田大がチャンスを掴み、きわどい勝利。同じく大東文化大も3部の玉川大に速い攻撃で翻弄された。1部2部校にとっては初戦の固さやゆるみもある。そこに下位のチームが食い下がり、一時は凌駕する展開で白熱したゲームとなった。前半戦は競り合い、後半で離されるというのがこの段階ではよく見られる形だが、駒澤大、玉川大は後半終盤まで粘り、気迫を見せた。

 また、今期1部復帰の日本体育大と日本大がベスト16がけで対戦。しかし出だしで日本大がリードを奪う展開となり、そのまま引き離してゲームを制した。


【慶應義塾大・白鴎大・専修大は難なく初戦突破】
 慶應義塾大は今期より3部の山梨学院大と対戦。慶應大は司令塔の#16伊藤(2年・G)を筆頭に下級生が奮闘。インサイドでは#7本橋(3年・C)が山梨学院大の#3張(2年・C)を抑え、100点ゲームで勝利した。立教大と対戦した白鴎大は高さでは立教大を圧倒。立教大はスピードあふれるプレーで再三白鴎大からターンオーバーを奪うが、フィニッシュまで持ち込めず惜しい場面が続いた。白鴎大は勝利したがややロースコアな内容だった。専修大東京成徳大と対戦。序盤は成徳大のシュートがよく決まり接戦だったが、専修大が後半一気に突き放した。

※慶應義塾大・伊藤選手、山梨学院大・林選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【日本大が大量リード、安定したゲーム運びで勝利】
120508isikawa.jpg 昨年のトーナメントで東海大に敗れ、ベスト32で終わった日本体育大。そのため今年もひとつ下の回戦からのスタートとなり、1部同士が序盤で対戦する形となってしまった。その相手、日本大は開始早々#3石川(4年・G)が3Pを決めると#11飛田(4年・G)のミドルシュート、#19浜田(4年・F)のドライブで立て続けに得点し相手の出鼻をくじく。日体大は開始早々#16横山(4年・SF)、#19中野(3年・SF)の2人が2ファウル。思うような攻撃ができずに1Qで30-13と離されてしまった。

 2Q以降、日体大はやや持ち直し、3Pや#21熊谷(4年・PF)のドライブなども出るが単発の攻撃が多く、流れを持ってくるまでには至らない。日本大が余裕で試合を進め、最後は日体大も#22水沼(4年・SG)の3Pなどで差を詰めるが86-71で日本大が勝利した。

 日本大は今期2m以上を4名揃える布陣。日体大も2mの留学生2名がいるが、ゴール下での勝負とはならずアウトサイドが多い大味な展開だった。日体大のエース熊谷は日本大#1坂田(3年・F)がよく抑え、仕事をさせなかった。日本大は次は関東学院大とベスト8をかけた戦いへ進んだ。

写真:速攻を決める日本大・石川。攻撃の端緒を開いた。


【駒澤大が早稲田大に善戦するもあと一歩及ばず】
120508ikeda.jpg 2部の駒澤大と1部の早稲田大との戦いは、終始接戦となったが早稲田大がなんとか4Q終盤に引き離し65-74で勝利した。

 まず先手を奪ったのは駒澤大。#55近藤(4年・PG)が果敢に攻め、#5槇坂(4年・SG)らのシュートもそれに続いて試合の主導権を握った。初戦の入りに精彩を欠く早稲田大はターンオーバーを連発して追う展開に。メンバーをフルチェンジして流れを変え反撃を図るも、駒澤大も2Qで#7馬場(4年・SF)の高確率のミドルシュートが得点を引っ張り簡単にはリードを奪わせない。33-27と、依然駒澤大のリードで試合を折り返す。後半に入っても厳しいしのぎ合いが続いた。早稲田大が開始から2連続でファウルとなるも、駒澤大もアウトサイドが落ち始め攻撃のリズムが掴めない。早稲田大はこのチャンスを見逃さず、#15木村(2年・F)の連続得点や#6大塚(4年・G)のスクープショットで追い付き試合を振りだしに戻す。シーソーゲームが続き、50-51と点差のないまま勝負の最終Qへ。

 4Q、序盤は激しい守りからブレイクを出した駒澤大がややリード。だがここで早稲田大は#90二宮(3年・C)が積極的にリングへアタックし、次々相手のファウルを誘った。4Q残り5分を残し、駒澤大は#6伊藤(4年・CF)が5ファールで退場。これが大きな痛手となり、早稲田大#8玉井(3年・G)のドライブが追い打ちをかけた。「あと5分体力が持たなかった」(#7馬場)と激戦が足に来た駒澤大に比べ、運動量の落ちない早稲田大は前からディフェンスしてスローインをカットし易々シュートにつなげる場面も。最後に#34池田(1年・G・京北)の3Pも決まり、65-74でタイムアップとなった。

 早稲田大は集中を欠いたミスも多かったが、なんとか後半に巻き返して勝ち切った。次はベスト8の座を賭けて2部の法政大と対戦。切り替えて試合に臨みたい。駒澤大はラスト5分に脆さを露呈したが、それまでは終始良い流れを掴んでいた。スターター全員が経験豊富な4年生という布陣で、春先としては完成度が高い。昨年の2部4位という成績を、今年は超えられるか。

写真:早稲田大ルーキーの池田(京北)は控えガードとしてチームを助ける。終盤の3Pも効果的だった。

※駒澤大・馬場選手のインタビューは「続きを読む」へ。

【3部玉川大が1部大東大に健闘】
120508nakano.jpg 最終試合、大東文化大玉川大の対戦は70-58で大東大が勝利した。だが玉川大も最後まで食らい付いて好ゲームを演じ、秋のリーグ戦に期待が持てる一戦となった。

 序盤は動きが硬く、フリースローも落ちた玉川大。一方の大東大は#43鎌田(4年・C)のインサイドプレー、#99山崎(1年・G・弘前実業)の3Pと内外バランスの良い攻めを披露し、開始5分で15-3と一方的な展開となった。だがタイムアウトを挟み、#32冨永(2年・PG)、#34塚越(4年・SF)の得点でようやくエンジンのかかってきた玉川大。6点差で2Qに入ると、素早い平面バスケットで反撃に出た。大東大は#14岸本(4年・PG)の調子が上がらず得点が伸びてこない。結局34-32と、大東大がわずかにリードして後半へ。

 3Qに入ると大東大は#75和田(4年・G)、#14岸本の3Pも決まって点差を2桁に乗せる。だが玉川大も追いすがり、#5中野(2年・PG)の苦しい体勢でのバスケットカウント獲得で再び流れを引き寄せると、小さい布陣ながらオフェンスリバウンドに絡んでシュートをねじ込む気迫を見せた。じわじわと点差を縮め、4Qには#34塚越、#32冨永の活躍で残り6分3点差に詰め寄る。しかし次の1本がつながらず、ここで逆に大東大は#43鎌田にディフェンスを集めてまわりの#8戸ヶ崎(3年・F)や#28兒玉(2年・PG)が得点。玉川大には焦りも見られ、再び追い詰めるには至らず。大東大が最後に点差を引き離し、玉川大を下して初戦を突破した。

 大東大は強みのインサイドを起点にリードを奪い続けるものの、ファウルやターンオーバーで勢いを継続できない部分があった。今年は昨年の4年生が抜け、スタートに#8戸ヶ崎や1年生の#99山崎が起用されるなどチームとしてやや生まれ変わりつつある。試合を重ねて完成度を上げていきたい。

 玉川大は春はずっとトレーニングや走り込みを重視してきたとあって、最後まで走り負けない走力と押し負けずにバスケットカウントを獲るフィジカルの強さが目立った。高さはないものの、持ち味が出せれば強いインサイドのいるチームにも対抗できるはず。3部での戦いも注目だ。

写真:大東大・岸本をかわしこの体勢からバスケットカウントを奪った玉川大・中野。玉川大はガード陣のスピードで大東大を凌駕し、会場を沸かせた。

※玉川大・塚越選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【INTERVIEW】

「プラスに考えて成長につなげたい」
2年目にしてチームを背負う司令塔

◆#16伊藤良太(慶應義塾大・2年・G)
120508ito.jpg昨年からスターターを務める伊藤。プレッシャーのかかる状況は昨年も今年も同じだが、2年目になり頼もしさが増してきた。オフシーズンのトレーニングで少し体格も良くなった。「まだまだ」と自分で言う部分もあるが、前向きな意志の強さがあり慶應大らしい「芯」を持った選手として存在感を示しつつある。まだここから成長していく選手として期待したい。


―まずは緒戦突破おめでとうございます。ただ春はけが人も多くて少し大変ですね。
「3年生の矢嶋さんや蛯名さん、中島さんが抜けて得点力が不足しているのは確かです。今は苦しい時ですが逆にそれをプラスに考えて自分としては得点力を上げること、または回りを生かしていくことを考えています。だから自分の成長にもチームの成長にも今後つながるかなと思ってプレーしています」

―そういう意味では伊藤選手は京王電鉄杯の2日目あたりからかなり積極的に攻める姿も目立ってきましたね。
「矢嶋さんが負傷した後の法政大戦が心身ともに苦しかったんですが、切り替えてチームのために頑張らないとチームも成長しないと思いました。そういった面で結果は出なかったんですが、個人としてやれる面はやれたので良かったと思っています」

―去年はルーキーという立場でしたが、2年目になって責任感のようなものが試合で見えてきたように思います。
「そこは先輩になるという自覚もありますし、昨年の経験もあるし2年生なのでチームを引っ張っていく立場だと思っています。ガードのポジションだし自覚が芽生えたのはあります。昨年は家治さん(昨年度主将)に頼ってしまった部分はありますし、1年生というのもありました。今年は気持ち面で変わったのもありますし、練習の時も成長を少しずつ感じられていると自分の中に感覚がありますね」

―4年生が少ない分、主力がその下ということになりますが、3年生たちとはどういう話をしていますか?
「3年は本橋さん、田中さんが今出てくれていますが、積極的に声を出したり声をかけてくれます。今は2、3年生がしっかりとした軸を作って1年生が思い切りプレーできるように声やプレーで引っ張っていかなければいけないので、そういった面でコミュニケーションは取れていると思います」

―1年生も今日は真木選手(国学院久我山)も良かったですし、これから期待できる選手が多いですね。
「そうですね。黒木(延岡学園)も自分の仕事を徹底してやってくれるし、あとは大元(洛南)が自分のプレーを出してくれればもっと良くなると思います」

―今日スタメンに入った3年生の田中選手がしっかりとチーム内でまとめてくれている部分もあると聞きましたが。
「田中さんは誰問わず自分の思ったことをはっきりと言ってくれます。練習でも声を出してくれますし、引っ張ってくれます。ある意味キャプテンのような面があって助かっています」

―次の一戦も重要ですね。
「誰が出てきても自分がしっかりやるだけですね。自分の成長にもするため頑張ります。勝ちます」


「強いチームと戦えて良い経験になった」
伸び盛りの新興チームは今後注目

◆#24林 大智(山梨学院大・3年・PG)
120508hayashi2.jpg2年前からバスケット部を強化し始めた山梨学院大。大黒柱の#3張を起点に、まわりにも林を始めとしたシュートの上手いスピードある布陣が揃う。今年から3部に昇格し、今まさに波に乗っているチームと言えるだろう。
4部と3部上位との壁は厚いが、まだ若いチームなだけに未知数な力を秘める。リーグ戦でどのような勝負を見せるか注目だ。


―試合を振り返っていかがでしたか?
「自分たちは去年まで4部で今年から3部に上がれたチームなんですが、慶應さんは去年まで1部でやってきたチームなだけあってディフェンスの当たりが全然違いました。そこにやられた感じですね。今まで戦ってきたチームとは全然違うチームだったなと思いました」

―それでも通用した部分や得たものもあったと思いますが。
「そうですね。こうやって強いチームと戦えて良い経験になったと思います。これから練習で慶應みたいにやっていければもっとチームも強くなると思うし、今年は頑張って2部昇格を狙っていきたいので、強いチームの良いところをどんどん真似していきたいです」

―インサイドにチームの柱がいますし、ガード・フォワード陣もスピードがあってアウトサイドに思い切りの良さがありましたね。このチームで目指すバスケットスタイルはありますか?
「やっぱりうちはインサイドに強いやつがいるので、そこに一回ボールを入れて、周りがそこを起点に動くようなスタイルでやっていきたいと思っています。でもこの試合もまわりの足が止まってしまった時に攻められなかったので、そこはまだまだ課題だなと思いました」

―他にチームとしての課題はありますか?
「激しいプレッシャーに遭うとうちは焦って自分たちのプレーができなくなるので、もう少し相手の守りに対して落ち着いて対処できればもっと良くなるかなと思います」

―山梨学院大は、林選手の代が入学した年から大学としてバスケ部を強化し始めたんですよね。
「そうです。自分が入学した年から人を集め始めて3年経ってここまできた感じですね。最初は4部にいて、自分が1年の時は3部に上がれなくて1・2年の時は4部でしたが、後輩も入ってきて今年は3部でプレーすることができるようになりました」

―昨年も4部にいながらトーナメントで中央大相手に1点差の惜敗など、インパクトを残していましたよね。
「そうですね。去年もああやって勝ち進んで中央にも1点差で、手応えみたいなのは多少ありました」

―4年生がいませんし、今の3年生がチームを引っ張る立場なんですね。
「そうですね。自分とかキャプテンとか、3年生がチームを引っ張っていきたいなと思ってます」

―リーグ戦では3部も12チームによる熾烈な戦いとなりそうですが、上位争いに絡める可能性もあるのでは。
「いや、でもまだ3部のチームとはほとんど戦ったことも見たこともあまりないので、自分たちもどこまでやれるのか全く分からないんですよね。でも頑張って2部を目指したいです。来年は2部でプレーしたいと思います」


「体力をつけて40分間走れるように」
好ゲームで得た明確な課題と手応え

◆#7馬場健司(駒澤大・4年・SF)
120508baba.jpg早稲田大をあと一歩のところまで追い詰めた駒澤大。終盤足が止まって勝ち切れなかった事は惜しいが、シーズンの始まりとして大きな収穫があった試合ではないだろうか。昨年2部得点王の#7馬場だけでなく、まわりにも#55近藤や#5槇坂ら得点力のある選手が揃う。何より主力が皆4年生とあってチームの完成度は高く、今年は勝負の年でもある。2部リーグでの戦いぶりを楽しみにしたい。


―試合を振り返って。
「いやー…負けて悔しいですね。ずっと途中まで良い流れで勝ってたのに、ファウルがかさんでフリースローを決められてしまって。それにやっぱり最後に自分たちの足が止まっちゃって、あと5分もたなかったというのが最大の敗因だと思いますね」

―試合終盤はみんな足にきていた様ですね。
「足つっちゃってましたね(苦笑)。体力が持たなかったです」

―それまで良い働きをしていた伊藤選手のファウルアウトは痛かったと思いますが。
「そうですね。あれで流れが一気に相手にいってしまって…。でも、インサイドが人いないのは分かってることだし仕方がないので、あそこを周りがカバーしないといけないし、伊藤もファウルトラブルには気をつけないといけないですね。そこはリーグ戦に向けての課題です」

―通用した部分もたくさんあったと思います。
「やっぱり途中まではディフェンスが上手くいってブレイクが何本か出せたことと、あとは相手が当たってきた時に裏を狙うプレーが結構使えたのは良かったですね。それにわりとロースコアに持ち込めたのも良かったかなと。うちも点数が取れてたわけじゃないですけど、一対一ばっかりに頼るんじゃなくてみんなで動いて流れの中で点が取れたのは通用した点かなと思いました」

―1部の早稲田大を本当にあと一歩の所まで追い詰めましたし、手応えもあったのでは?
「そうですね。1部相手にこれだけできたのは自信にもつながったと思います。でもやっぱり最後に勝ち切れなかったというのは課題なので、リーグまでに修正したいです。夏に体力をつけて、40分間走れるようにしたいです」

―コートに出る選手がほぼ全員4年生で、4年生の多い強みはありますね。
「そうですね。4年間ずっと一緒にやってきて去年も試合に絡んできたメンバーが多いし、仲の良い学年でコミュニケーションも取りやすいです。でも4年生が多いのはチームの強みですけど、逆に試合に出る選手に下の学年が少ないのは弱いところでもあります。そこはリーグまでに下級生を育てて、リーグ戦では色んな選手が出て活躍できるようにしたいと思います」

―昨年から試合に出ていた選手も多いですが、新チームになって調子はどうですか?
「そうですね。今は他のチームに比べて完成度も高いかなと思います。4年生だけなので息も合ってるし。他の大学がまだチーム作りできてないというのもあって、春先は練習試合やTリーグなどでも結構勝てて調子は良かったと思います」

―馬場選手自身、最終学年になって何か心境は変わりましたか?
「いやーあまり変わらないですね。自分はあまりみんなを引っ張るタイプではないので…。キャプテンの近藤圭太(#43)と、副キャプテンの大(#55近藤)と健人(#5槇坂)の3人が白井さん(監督)と相談したりしてチームを引っ張ってくれているので、自分たちはそれについていく感じですね」

―リーグ戦に向けて意気込みをお願いします。
「メンバーが少ないので長いリーグ戦はキツくなるとは思うんですけど、2部で優勝して入替戦に出て、インカレに出るというのを目標に頑張りたいと思います」


「体が押し負けなかったし、試合の最後まで走れた」
試合で感じたトレーニングの成果

◆#34塚越 惇(玉川大・4年・SF)
120508tukajkosi.jpgチームの得点源であり、強いフィジカルを活かして貪欲にゴールに向かう積極性のある選手。序盤は相手に大きくリードされたが、この塚越と、昨年ルーキーながらプレータイムを得ていた冨永の活躍でチームは息を吹き返した。周りの選手も要所で活躍し、一から始めたという体作りの成果あって手応えを感じられる試合だっただろう。昨年3部で優勝しながら2部昇格を阻まれた悔しさもあり、今年に懸ける想いは強いという。あの雪辱を今年は晴らせるか。


―試合を振り返って。
「新チームが始まってから、バスケットをあまりやってないんです。1ヶ月くらい前までずーっとトレーニングや走り込みなどボールを使わない練習をしてきて。でもだからこそ1部の相手でも体が押し負けなかったし、試合の最後まで走れたと思います。それは良かった点かなと思いました」

―体の強さはやはり重要ですよね。
「そうですね。1部の強いチームってやっぱりガタイが良くて強いですし、そこの差で体力が削られちゃう部分もあるので。でも今日は自分はあまり当たりの強さは感じなかったし、他のガード陣もそうだと思います。それはトレーニングしてきたことが成果として表れたのかなと思いますね」

―これまではそこまでトレーニング重視ではなかったんですか?
「そうですね。今まではあまり重視してなかったんですが、今年になって全日本を見てくれていたトレーナーさんが来てくれたんです。それですごく体作りはやってきましたね。体作りに時間を割いて、バスケは少しという感じでした」

―大東大相手にこの様な勝負をして、手応えもあったのでは?
「そうですね、手応えはありました。自分たちはオフェンスがそんなに上手くないと思っているので、ディフェンス、特に今年は小さいのでリバウンドからブレイクを出すことを意識して戦って、その部分は通用したかなと思います」

―去年の4年生が抜けて今年はだいぶ小さいチームになりましたが。
「そうですね。去年リバウンドにすごく貢献してくれていた佐藤琢選手(11年度卒)が抜けて、ビッグマンが一人しかいないので。でもそこは全員で補おうと意識しています」

―司令塔の#32冨永選手の活躍が光りましたね。
「そうですね。最初はあいつもエンジンがかからなかったんですが、あいつがのってくるとうちは強いと思います」

―昨年は3部優勝を果たしましたが2部昇格はなりませんでした。その悔しさもあって、最後の年に懸ける想いというのは強いと思いますが。
「そうですね。去年の入替戦でなぜ負けたのかはみんなずっと追求してきて、走りやフィジカル、声の部分が自分たちは弱かったなと思いました。そこは4年生全員が声をかけてやってますね。やっぱり自分たちが練習を引っ張らないといけないですし、最後の年なので気持ちも今までと変わってきたと思います」

―リーグ戦まで間が空きますが、夏の間はどのようなことをやっていきたいですか?
「リバウンドからのブレイクという形を徹底してもっと精度を上げることと、あとは個人個人の能力が他のチームに比べてまだ低いと思うので、もっとそこは上げていきたいと思います」

―山梨学院や東京成徳大が今年から3部になって、リーグ戦も熾烈な戦いになりそうですが。
「そうですね。うちは初戦が山梨学院ですし、江戸川とかもフィジカルがすごく強いチームです。頑張りたいですね」

―ではリーグ戦への意気込みを。
「やっぱり自分はずっと3部でやってきて、後輩たちに2部でやらせてあげたいという思いはすごく強いです。3部で全勝優勝して、今年こそ入替戦で勝って、2部に上がりたいです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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