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2007.09.09 (Sun)

9/9 関東大学1部リーグ 第1週 東海大対専修大

東海大66(13-12,22-17,13-13,18-20)62専修大
0909tokai.jpg相次ぐ怪我人でリーグの入りとしては最悪の結果となってしまった東海大。意図せず苦しい台所事情をさらけ出してしまった。このまま2戦目も負ければ後がないという緊張感がチームに漂う。一方、東海大相手に快勝した専修大はこのまま勢いに乗りたいところ。2戦目は互いのプライドがぶつかり合う接戦となったが、ゲームを制したのは東海大の終盤の集中力だった。
写真:ブザービーターを決めた西垣をベンチが出迎える。

試合のレポートと専修大・喜多川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
0909nishigaki.jpgこの日も#33西村(3年・G)、#16鈴木(4年・F)以外は1、2年の下級生で試合に臨んだ東海大。だが第1戦とは違って開始から互角の展開を見せる。専修大は第1戦目で活躍した#22鈴木(3年・G)が積極的に得点を取りに行く。しかし互いにシュートセレクトは良くなく、ロースコアな展開。これといって目立った動きを出せずに13-12で1Qを終了した。

2Q開始すぐ東海大#36養田(1年・F)がゴール下で粘ってシュートすると東海大も大声援。更に#29嶋田(2年・C)、#3西垣(4年・SG)が続いて東海大が第1戦から初めて逆転に成功する。専修大は2-3ゾーンに切り替え、守りを固くするが#29嶋田がゴール下でファウルをもらい、#1石谷(4年・F)が3Pを決めるなど逆に専修大を大きく突き放す結果となった。専修大は#10飯田(3年・F)や#28能登(3年・F)らが得点、#22鈴木もそれに続く。しかし東海大はコートに戻った#33西村がオフェンス全開。再び専修大を突き放す。しかし#29嶋田がファウル3と苦しくなり、最後は専修大#11藤井(2年・G)に3Pを決められ、5点リードしか保てず前半を終えた。

3Qの序盤は激しい主導権争いとなり、なかなか得点が入らない。だが、ここでこの日なかなかシュートが打てていなかった専修大#32喜多川(4年・SG)の3Pが遂に炸裂。立て続けに2本を決め、追い上げムードの中で#10飯田の3Pが続き、42-42の同点に戻す。しかしその後は東海大ディフェンスが厳しくなり、喜多川のシュートも決めきれない。しかし今度は東海大が#1石谷、#3西垣と自慢のシューターが3Pを決めて再度逆転。48-42で3Qを終えた。

0909kitagawa.jpg4Qは一進一退の攻防となった。#33西村が3Pを決めると#32喜多川が時間をじっくり使って3Pを決め返す。専修大は喜多川のほか、#9田中(4年・F)のミドルシュートが2本連続し、喜多川が4本目の3Pを決めて52-55と3点リードすると「専修」コールが巻き起こった。東海大は#29嶋田のミドルシュートと#62長野(3年・F)のフリースローで再び同点。#13小倉(3年・SG)がフリースローを得て2本決めると陸川監督も「よし!」と大声を上げた。続くディフェンスでも専修大から24秒オーバーを奪う東海大。#33西村のドライブはブロックされるが#17前村(2年・G)がブザーとともにシュートを決めると61-57の4点差。試合は残り1分を切って緊迫感が高まっていく。#32喜多川で攻める専修大。しかし固いガードの前にボールをこぼし、東海大が速攻につなげる。それでも喜多川はすぐ5本目の3Pを決め返し63-60の3点差。しかしまたもそれを打ち消すように#33西村が3Pを返すと66-60の東海リード。残り16.6秒で専修大#22鈴木がドライブを決めて4点差とするが、東海大はボールを持った西村が最後まで逃げてタイムアップ。専修大はファウルゲームに行けず、2勝目を逃す結果となった。


◆#32喜多川修平(専修大・4年・SG)
0909kitagawa2.jpg終盤集中力が増し、3P5本と活躍したが、残念ながら及ばず。しかし今年こそはと、決意を新たに試合に臨んでいる。

-1勝1敗で第1週を終えましたが、いかがですか。
「チームとしてはいい感じになってきていると思います。ディフェンスを頑張ってリバウンドを取る取る、というのができていると思います」

-昨年は苦しいリーグで、昨日の勝利はうれしかったのではないでしょうか。
「本当に勝ちに関しては本当にうれしくて、でも今日は負けたので次に切り替えることが必要だと思います」

-今日は東海大のディフェンスも第1戦に比べると厳しかったですが、その対応は?
「僕らのアウトサイドのシュートは落ちることも多いんですが、そこを落ちた時にいかにリバウンドを取れるかということで、そこまで相手ディフェンスは意識はしていませんでした。リバウンドにはいい選手がいるんですが、今日は数では負けているので、そこを修正しなければならないと思います」

-大事な場面では喜多川選手のシュートが必要になる分、マークも厳しかったですが今日は終盤よく入りましたね。
「前半全然入らなかったので後半何とかしなければと思っていました。でも入っていなくても打ち続けなくては、とやっていたのでそれが良かったんだと思います」

-東海大も怪我人が多くて本当のメンバーではないですが、昨日の勝利で余裕を持ったりとかは?
「そういのはないですが、最後に自分たちのミスが出てしまって勝利を逃してしまったのは反省点ですね」

-去年とはチームの雰囲気も違いますか?
「去年のことをバネにして今年は本当に優勝を狙いにいっています。ガラリと違いますね」

-久しぶりに楽しそうな専修大というのを見られていると思います。
「そうですね、プレイするのが楽しいというのが最初にきますね。去年は“試合が怖い”という感覚がありました。でも今年はいい感じです(笑)。インサイドはもちろん、働ける選手が増えて層が厚くなりました」

-翌週に向けて。
「ディフェンスとリバウンドを一から反省して、慶應戦につなげていきたいと思います」


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