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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2011.11.27 (Sun)

【2011インカレ】青山学院大インタビュー

「キャプテンは思った以上にきつい」
チームの勝利を考えた1年

◆#7伊藤 駿(青山学院大・4年・主将・PG)
111127ito_i.jpg決勝では最後に印象的なシュートも決め、チームを盛り上げた。3人のガードどれぞれに持ち味があり、層が厚いと言われた今年の青学大。しかし、リーグ戦ではその3人ともが故障を抱え、最終的にスタメンとなったのは2年生の畠山だった。それでも主将である伊藤が重視したのは自分のプレーよりチームのこと。今年の4年生は絆も強く感じられる仲間たちだった。


―いい決勝の内容だったと思いますが。
「最終学年で優勝できたことは大きかったし、それに今まで苦労した分が実ったなと思ったらすごくうれしいですね」

―苦労した部分というのは?
「この1年間でいうといろいろあってきつかったです。チームとしても個人としても。チームとしてはキャプテンという立場でチームをまとめるのが思った以上にきつかったです。昨年の主将の竜馬さん(昨年度主将・現JBLアイシン)にも『思った以上にきついよ』と言われてはいたんですが、楽しみにしている部分もあったんです。それが思ったより厳しかったですね。やはりうちのチームは個性派だし、それをまとめるのが難しかったですね。言えば『はいっ』と言うけれど、本心はどうなのかなかなか見えないメンツですよね。でももちろんこういう試合の場になれば絶対頼りになるし、そこは信頼してやっていましたが」

―4年生の仲間としてはどんな思いがありますか? 1年生の時から新人戦で優勝したり、チームの絆を感じられる存在だったとも思いますが。
「そうですね。仲はいいですよ。決勝前になるとメーリングリストで一斉送信でメールを送るんですよ。昨日も送りました。それは1年生の新人戦の時からずっと続けています」

―昨日はどんなことを?
「最初に送るのは一般入学の佐藤という選手なんです。あいつが一番気を遣って考えてくれてるといますね。例えば『優勝しかないから、おいしいお酒を飲もうぜ』という感じから始まって、一人ひとりがそれに必ず返していくんです。中川も普段はメールの返事をよこさないことが多いんですが、この時は必ず返しますし。そういうところはみんな考えているメンバーでしたね」

―そのメールとはまた別に、記者会見の際、準決勝の前夜にも辻選手から連絡があったそうですね。それで伊藤選手が吹っ切れたようなプレーをしてくれて良かったと言っていましたが。
「そうですね。お互い言いたいことを言って、言われて、ということができましたのが良かったと思います」

―3年生はそういう絆はありそうですか?
「あまり引っ張るというタイプがいないので、そこが来年は気になりますね。でもすごく仲はいいんですよ、3年も。リーダーになれる選手が出てくればすごく良くなると思います」

―伊藤選手自身は今年はケガもありましたが、納得いくプレーができない悔いはありませんか?
「チームが優勝できたのでぜんぜん悔いはないです。欲を言えばスタートで出て活躍したかったですが(笑)」

―その中から畠山選手がリーグ戦からはスタメンを努めましたが、彼は見ていてどうでしたか?
「アグレッシブにやっていたので、いいところが出ていたと思います。この1年であいつが一番成長したと思います」

―3冠達成となりましたが、まだオールジャパンもありますね。
「4年生ももう少し頑張る必要がありますね。それにオールジャパンが終われば新チームになるので、いい形で引き継ぎたいですね。竜馬さんからはキャプテンのキツさと、個人としては一生懸命やることが大事と言われていました。それは本当にそうだし、後輩にも伝えていきたいと思います。リーグ戦ではそういう一生懸命さをなかなかできなかったけれど、1敗してその大切さがわかったし、それを下に伝えたいですね」

※辻選手、織田選手、比江島選手、畠山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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「本当はすごく怖かった」
青学を支え続けたエースの影にあったもの

◆#14辻 直人(青山学院大・4年・SG)
111127tuji_i.jpgクラッチシューターとして大事な場面でことごとくシュートを決めてきた辻。いつも通りやれば緊張することはないと言い、シュートを打つことには何の迷いもない。しかしリーグ戦の途中では「悩んでいる」と口にしたことがあり、またこのインカレにあたっても試合中不安な気持ちを抱えていたことを明かした。
しかし、そんなことなど周囲には微塵も感じさせない頼もしさが、辻のシュートにはある。これまでも、そして今年は最上級生として、試合の大事な場面で勝負の流れをつかむシュートをことごとく決めてきた。どのような状態であろうとも、それを感じさせず自分のプレーをし続ける。まさにMVPにふさわしい姿と言えるだろう。


―今の心境を。
「本当にうれしいです。去年は、4年生のためにという気持ちでバスケをしていたのでとてもやりやすかったんですが、今年は試合中に不安になったりしました…正直なところ。でも、下級生のみんながそれぞれの役割を果たしてくれたし、持っている力を全て出していたと思います。それがプレーにも得点にも出ていました。本当に下級生に助けられましたね。あとは、ベンチも一体となって勝てたことがうれしいです。自分の人生の中でも、今日の優勝はかなりデカいです」

―インカレ前の怪我の影響は?
「インカレまで練習ができていなかったことが不安要素でした。怪我でボールも触れていなかったので、感覚を忘れかけていた部分がありました。でも、初戦からちょいちょい出させてもらって、中央戦くらいでやっと感覚が戻ってきました。だから、準決勝には不安なく臨めました」

―今日の試合は観客が湧いた、本当にいい試合だったと思いますが。
「周りには、『絶対に勝てるイメージしかできていない!』って言っていたんですけど(笑)、実際はすごく怖かったんですよ。試合中も負けているときは『この感覚はまずい!このままいってしまうんじゃないか?』と思って。ハーフタイムに入る前に大きくボールを投げたのも、あれは高校の時には入ったのでまた入るかなと思ったんですよね。外れたんですけど、なぜかその時に『行けるんじゃないか?』って思ったんです。そうしたら、3Qに比江島(#56)がやってくれて。それで流れが来ましたよね。そこは本当に高校3年のウィンターカップの再来というか。本当に今日はベストゲームだったと思います」

―最後、4年で一緒に出ることもできましたが。
「その時に勝利を確信したし、4年で出られるといううれしさが溢れて…。インカレは怪我で不安だったというのも重なって、最後は泣いてしまいました。高校の時は、優勝しても涙が出なかったんですよ。周りはみんな泣いているのに、自分だけ泣いていなくて『ちょっとこれマズいな…』と思っていたんですけど(笑)、ここで涙が出たので、『あぁ、自分はまだ大丈夫だ』と思いましたね」

―4年間を共にした仲間について。
「自分は周りが見てもわかるB型。自己中だし、自分勝手だし、単独行動が好きで、気分屋なんですよ。みんな不満もあったと思うけど、周りが大人だったからそこをカバーしてくれて。声をかけてくれました。本当に周りに恵まれていたと思います。あとは、父兄の方々にも感謝したいですね。自分が怪我した時に一人ひとりに声をかけてもらって…。自分は本当に周りに恵まれているなと思いました」

―4年間を振り返って。
「青学に入って本当によかったと思っています。色んなバスケを学べたし、スキルも身につきました。本当に青学に来てよかったです。チームも、インカレ最後の2試合で変われたと思います。気持ち次第で全然違ったプレーができるということが、インカレでわかりました。オールジャパンまでにも成長できると思うので、頑張りたいです」

―後輩に向けて伝えたいことは?
「そこは4年生が頑張らなければいけないところだと思います。2番ポジションは誰が出てくるかはわかりませんが…。とりあえず、来年は比江島に頑張ってほしいです。プレッシャーとかマークも厳しくなるし、負担がかかるとは思うんですが、あいつもラストっていう気持ちがあると思うので。チームをまとめてくれると思っているので、あいつに期待しています」

―辻選手はなぜいいところでシュートを決められるんでしょうか?
「打つ時はプレッシャーは感じないですね。いつもシューティングをしているステップでもらって、同じ感覚で打つっていう。難しく考えたことはないです。美味しい場面で決めてきたっていうのも一つひとつ経験として積み重なっていっているので。そういうのが自信になっているのかもしれません」

―オールジャパンに向けて。
「今の自分はこれだけできるんだというのを見せつけたいです。チームとしても本当に勝ちに行きたいと思っています。大学生がJBLに勝つという最後にデカいことをしたいです。オールジャパンでもまたベストゲームで勝ちたいです!」



「自分で意識しないと乗り越えるのは厳しい」
トランジションを磨き、最終目標にかける

◆#6織田秀司(青山学院大・4年・SG)
111127oda.jpg辻が大会直前に負傷。このインカレでは初戦からスタートに名を連ねた。辻が本来の状態に戻った準決勝や決勝での出番は多くはなかったが、この一年間トータルで見ると織田がチームにもたらしたものは小さくない。青学大のメンバーとしてバスケットをするのはあと1ヶ月だけになった。トランジションという青学大の武器を磨き、オールジャパンでJBLに挑む。


―柳沢元主務から、準決勝前日に電話があったそうですね。
「伊藤とかにも電話が来ていたのかは分からないですけど、自分には連絡が来て『天理は勢いのあるチームだから、3年前に国士舘に負けた時のようになるなよ。みんなに伝えとけ』と言われて。でもそういうのは自分たちが一番意識しないと。誰かに言われても自分が意識しないと乗り越えるのは厳しいと思うので、みんなにも『ここ(準決勝)が大事だから、みんなで決勝に行こう』と言いました」

―副キャプテンでしたが、今年はどういうチームでしたか。
「サイズが大きくなったことでブレイクが減って、自分が1年、2年の時よりも速い展開があまりなくなった分、ハーフコートのバスケットが今までよりも格段に上手くなって、2対2であったり3対3でも、ボールがポンポン回って、ノーマークで打つ、と。そういう部分、合わせが上手くなったと思いますね」

―オールジャパンではJBLに勝つことが目標になりますね。
「JBLは上手さもあって、ずるさもあって、外国人もいるし高さもスピードもある。でもその中でうちが一番やらないといけないのはトランジションだと思うので、ハーフコートだけで勝てるのは難しいので。『ここだ!』と思うところで走ってブレイクで点を取らないと、勝つのは難しいと思います」


「一人ひとりがやるべき仕事をやった」
大車輪の活躍で勝利を引き寄せた立役者

◆#56比江島 慎(青山学院大・3年・SF)
111127HIEJIMA_i.jpgチームハイの27得点で圧巻の活躍。特に勝敗を分けた3Q、エンジンのかかった比江島がゲームを完全に支配していた。次々に得たフリースローも、10/11とほぼノーミス。ディフェンスをはねのけながら同点に持ち込むダンクまで見せ、ここ一番の大舞台で最高の集中力を発揮した。
インカレを優勝で締めくくり残されたオールジャパンに照準を合わせつつも、本人は「来年の事で頭がいっぱい」とも言う。プレーで引っ張るタイプだからこそ、声を出してチームをまとめることはやや苦手。だが今から危機感がある分、来年の比江島が楽しみでもある。今や大学界を代表する選手となった彼が、一体ここからどんな1年を送るのか。さらなるステップアップを期待したい。


―優勝おめでとうございます。試合を振り返っていかがでしたか?
「リーグ戦も一勝一敗で、今日の勝負が本当の大一番だったので勝てて良かったです。出だしや2Qは相手のペースで行かれてまずかったんですが、相手に流れが来ることも想定内だったのであまり慌てることなく対処できて、自分たちのペースにすることができました。それにやっぱり僕たちの方が『勝ちたい』という気持ちが上回ったからこそ、良い結果に結びついたのかなと思います」

―自身の出来はいかがでしたか?
「いや、自分ではあまり良い印象はないんですけど…。ディフェンスがあまり良くなかったし、2Qでもっと積極的に行ければ良かったなって。手遅れになる前に3Qで爆発できたのは良かったですけど、苦しい時間帯をもっと短くしなきゃいけないと思ったのでそんなに満足はしてないですね」

―決勝の緊張感はありましたか?
「そうですね。昨日も緊張してて5時間も寝てないです。めっちゃ緊張しました」

―3Qはスイッチが入ったかのように大活躍でしたね。生き生きとして楽しそうでしたが。
「2Q多分自分は0点でやばいと思ったので、3Qはがむしゃらに泥臭く得点を狙っていこうと思いました。そうやって積極的に攻めた時に田中君(東海大#24)がファウルしてくれたので、そこからファウルを狙うプレーに切り替えましたね。田中も3回ファウルすればベンチに行くだろうなと思って。あそこで吹っ切れたというか、スイッチが入りました。あの時はやっぱり楽しかったですね。ダンクもしましたし」

―フリースローもほぼ落としませんでしたが。
「1本目、2本目がずれなくスパッと入ったので良い感じでした。自分は決めたら乗ってくタイプなので。その時は全然緊張しなかったです」

―相手が東海大というのは、やりづらいものですか?
「そうですね。自分的には嫌だしやりたくない相手です。東海には負けたくないという気持ちが強いし、ユニバでやってきた陸さん(陸川監督)には何でも見透かされてる気がするので戦いたくはないですね。でもお客さんも青学対東海を望んでただろうし、決勝で戦えたらなって気持ちもあって…。その通りに戦えて良かったです。でも向こうは準々決勝、準決勝と大差で勝ってたので、正直全然勝つイメージが沸かなかったんですよ。イケイケな雰囲気だったし、田中(東海大#24)も調子良さそうだったし…自分はマッチアップして負けるんだろうなって思ってて(苦笑)。でもそうやって油断しなかったのが逆に良かったんですかね?よく分からないですけど…」

―今日の優勝は何が一番の要因だと思いますか?
「一人ひとりがやるべき仕事をやったことだと思います。永吉(#25)も身体張ってたし、天傑(#88張本)もリバウンドや一対一を頑張ってたし、辻さん(#14)も要所で決めてたし、俊樹(#4畠山)もハッスルしてたし、自分も積極的に点取ったし。やるべきことをやれば僕らのが上だと思っていたし、その差が出たのかなと思います」

―準々決勝の中央戦で良くない内容でしたが、準決勝の天理戦では良くなりましたね。
「中央戦は長谷川さん(監督)にすごく怒られました。自分もマークマンにオフェンスリバウンドをすごくやられたし、ディフェンスも悪かったので怒られても当たり前の試合だったと思います。でも天理戦は、何としてもみんなで立て直そうという気持ちでした。決勝の相手が東海だというのも決まっていたし、リーグ戦で東海に負けた時も日大戦・拓殖戦と内容の悪いゲームが続いたまま東海と当たって負けてしまったので、この流れで行ったらまずいという意識がみんなあって。準決勝で変われて良かったです」

―準決勝やこの決勝では特に4年生が引っ張っていたように思いますが、比江島選手から見て4年生はどうでしたか?
「コートの中でもベンチでも4年生が人一倍気合い入って声を出していたので、僕はそれについて行くだけという感じでした。インカレは4年生だと長谷川さんからずっと言われていましたが、本当にそうだと思いましたね」

―インカレ2連覇を達成しましたが、去年と今年とではどちらの喜びが大きいですか?
「今年の方が嬉しいですね。連覇もかかってましたし。それに去年はやっている自分でも最強のチームだと思ってたし、アレクさん(10年度卒・現JBL三菱)や竜馬さん(10年度卒・現JBLアイシン)がアシストしてくれたおかげで自分はだいぶ楽してたので。今年の方が大変だったので嬉しいです」

―去年と今年とでチームを比べられることも多々あったと思いますが。
「そうですね。今年は竜馬さんとアレクさんの抜けた穴をどう埋めるかが課題になって。でも俊樹(#4畠山)はハッスルする部分などで補ってくれたと思うし、天傑(#88張本)も最初は全然でしたけどすごく成長してくれて穴を補ってくれました。あの2人に助けられた部分が大きいかなとは感じていますね」

―比江島選手自身は3年生になって何か変わりましたか?
「自分から積極的に攻める意識は強くなったかなと…。それぐらいです、たぶん(苦笑)」

―今年はインサイドに永吉選手・張本選手と大きな選手が2人いる分、スペースが少なくてドライブが去年より難しいと春に仰っていましたが、そこの連携もだいぶ噛み合うようになってきたのでは?
「そうですね…いや、でもそこはまだまだです。まだ来年もあるのでそこはもっと改善しないといけないですね。自分がもっと外のプレーをできるようになればいいんですけど…それは来年の課題です」

―来年は最上級生にもなりますし、ますます大変になると思いますが。
「僕も今から来年の事で頭がいっぱいです(苦笑)」

―どんなことを思って頭がいっぱいなんですか?
「自分は声を出すのが苦手なので、引っ張っていくことがどうしてもできなくて…。今年も一応それは意識しようと思ってたんですよ。でもあまり出せなかったので、そこが一番大変かなと思います。下は生意気な奴らばっかなので(苦笑)、まとめられるか不安でしょうがないです。今の3年生は引っ張るタイプのやつが一人もいないし…やばいです。頑張ります」

―ではオールジャパンに向けて意気込みを。
「自分的には勝てるかどうかは別として、どれだけ通用するかが楽しみです。相手に向かってくだけなので、学生らしくハッスルしてお客さんに楽しんでもらえるように頑張りたいです。また去年みたいに良いゲームができればいいなと思います」


「スタートとして何をしなければいけないのか考えた」
司令塔として自ら意識する課題

◆#4畠山俊樹(青山学院大・2年・PG)
111127HATAKEYAMA.jpg「チャレンジャー精神でやりたかった」
チャンピオンというプライドのある青学で最初は合わなかった部分もあったという畠山。しかし今年の秋からスタメンに座り、チャンピオンとして戦うべきプライドを自覚し、プレー面では昨年の主将・橋本のプレーを何度も何度も見たと言う。「同じようにはできなくても、チームをもり立てることぐらいはできる」という思いで、今期は勝っても納得いかない試合の後は常に「これではいけない」という気持ちを人一倍見せてもいた。
橋本から学んだものに、自分の良さをプラスしていきたいという畠山。まだまだこれからの成長も楽しみにしたい。


―東海との決勝を終えて。
「東海もいい試合が続いていたので同等だと思っていました。だからどちらが勝ちたい気持ちが強いかで決まると思いました。自分たちもインサイドでファウルが混んだけれど、我慢を続けていたから、東海もイージーなシュートが落ちていたし、そういうシュートを確実にチェックにいっていたので、落ちたし、それを確実にリバウンドでも抑えたのが東海のリズムにならなかった原因だと思います」

―満原選手がいつもの青学のディフェンスとは違う気がしたと言っていましたが、何か変えたことはありましたか?
「いや、特にはないですが最後までシュートチェックにいこうということは意識していました。準決勝の天理戦でも最初の方は相手のシュートが入っていたので、そこはシュートチェックにいこうと。それを決勝も続けてやったので、ノーマークに見えてノーマークじゃなかったんだと思います」

―ディフェンス賞を獲得しましたね。
「準決勝でも平尾さん(天理大#25)とかにやられて、チームにも申し訳ないと思っていたので今日はディフェンスから一生懸命頑張ろうと思っていました。取れたのは良かったですが、自分としては全然だったと思います」

―昨年はいかにも1年生という印象も強かったですが、今年はスタメンになってインカレ優勝もしました。自身の中で心境の変化はありましたか?
「リーグ途中からスタートになってもう一回自分が何をしなければいけないのかスタートになった時に考えました。スタッツに残らないルーズボールやディフェンスの声を出したりすること、チームに足りないことをやるのが今年の目標だったので、それを意識してインカレにも臨んだし、リーグもうまくできました。今後もこれを持続していきたいと思います」

―来年からは上級生になる訳ですが。
「負けないことは難しいと感じました。でもそれを目標に頑張るというのも必要だなと思います。1回1回の練習をもっと大切にしていきたいし、ゲームになれば来年は辻さんが抜ける部分がすごく大きいと思います。これまでは辻さんや永吉、天傑をどう使うかというのが課題でしたが、そこにプラスしてどう点を取っていくのかということは自分の来年の目標です。辻さんの穴をどう埋めるかということですね」

―明成高校ではパッシングでやってきて、青学ではスタイルの異なるセットオフェンスなどを経験してきた訳ですが。
「青学はどこからでも点が取れます。高校の時は動きながらどうノーマークを作っていくかを考えていたんですが、大学に入ってどううまく(周囲を)使うかというのを考えなければいけませんでした。その目標が竜馬さん(橋本)だったので、1年間竜馬さんを見て学べるところはたくさんあったし、今後はそこに加えて自分の長所をもっともっと出していきたいです」

―その長所とは?
「やんちゃなところかな(笑)。あとはディフェンスですね。やはり小さいのでそこでどうやって戦っていくかだと思います」

―橋本選手は3年時までスタメンにはなかなかなれませんでしたが、畠山選手は2年でその立場を得てインカレも勝ちました。ここから更に橋本選手を越えていけるという手応えはどうですか?
「やはり目標なので越えたいというのはありますし、いろいろ学んだのでそこにプラスαして自分の長所を伸ばしていったらもっともっとチームとしても良くなると思うし、青学ももう少し変わるのかなと思います」

―どんな風に?
「リーグ戦などでは波が激しい時がありました。そこで頑張るというのを1年通してやらなければいけないと思います」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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