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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2011.10.01 (Sat)

【2011リーグ2部】10/1レポート

混戦の2部リーグも前半戦が終了
国士館大が白鴎大に勝利し同率2位は3チームに


111001hosei.jpg 2部リーグもこの日、前半戦が最終日となって折り返し地点に来た。日本体育大が順天堂大を100点ゲームで下し、依然として単独首位をキープ。また、勝率で並んでいた白鴎大と国士舘大の対戦は国士舘大が勝利して6勝目を上げ、同率2位は国士舘大・中央大・神奈川大の3チームとなった。しかし白鴎大・駒澤大も5勝でこれを追い、まだまだ上位3枠は予想がつかない。2部リーグも徐々に形が見え始めては来ているが、入れ替え戦を懸けた熾烈な戦いが後半戦も続く。

写真:法政大は#11長谷川、#0高田が復帰。インカレへの道は途絶えたが、最後に巻き返しを見せて欲しい。



【駒澤大が東京成徳大の追撃を逃げ切る】
111001tanaka.jpg 3部からの昇格組で、互いに良く知った相手である駒澤大東京成徳大。昨年の3部リーグでも1勝1敗だったライバル校同士の対決とあって、終盤は逃げる駒澤大に東京成徳大がよく食らい付いて接戦となったが、最後は駒澤大が逃げ切って勝利した。

 立ち上がり、好調だったのは東京成徳大。#51ビャンバナラン(3年・C)や#32高橋(3年・F)が確率良くシュートを決めて勢いに乗った。一方の駒澤大はミスも多く後手に回る。しかし1Q終盤フリースローから、22-22と同点にして2Qに入った。東京成徳大は#77田中(4年・F)が1on1で強さを発揮するものの、駒澤大も#7馬場(3年・PF)のシュートや#5成瀬(4年・PF)の速攻で譲らず、そこから拮抗した展開に。最後に駒澤大がブレイクを出して一歩抜け出し、39-43で試合を折り返す。

 3Q、駒澤大は#5成瀬と#7馬場のハイローがよく決まり、加えて#13近藤(3年・PG)のシュートも当たって点差を広げる。だが3Q後半、東京成徳大は#32高橋がシュートを次々に沈め、猛追を見せて残り1分66-62とリードを奪い返した。しかしここから駒澤大は落ち着いて#4渡邊(4年・PG)が3Pを決め、最後に#13近藤が速攻からバスケットカウント獲得の3点プレーで逆転。これで東京成徳大の司令塔#16西田(4年・PG)が4ファウルとなり、駒澤大の2点リードで最終Qへ。すると勝負所の4Q、駒澤大が3Q終わりの勢いそのままに猛攻を見せる。#7馬場や#6北(4年・SG)といったスコアラーが内外からシュートを決め、開始3分で一気に10点差をつけた。東京成徳大はタイムアウトを挟むも立て直せず、その後もリードを広げられて4Q残り5分には71-88と17点差がついた。

 だがここから駒澤大はターンオーバーが増えて得点が停滞。その間に東京成徳大が#32高橋、#16西田の活躍で追い上げ、残り30秒5点差に詰め寄る。すると前からディフェンスをしかけてスローインをカットし、#51ビャンバナランが決めて残り18秒3点差。続いて駒澤大は東京成徳大の激しい守りにスローインで痛恨の5秒オーバータイムを犯し、東京成徳大は最後の攻撃チャンスを得る。しかし#11斉藤の3Pは惜しくも外れて万事休す。最後に#6北がシュートを決めて駒澤大が87-92で何とか逃げ切り、東京成徳大を下した。

写真:一対一を仕掛け次々にフリースローを得た東京成徳大・田中。

駒澤大:5勝4敗
東京成徳大:2勝7敗

※東京成徳大・高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【日本体育大が順天堂大に快勝】
111001kumagae.jpg 立ち上がりは順天堂大がリードするも、日本体育大がリバウンドを要所で抑えて順天堂大を引き離す展開に。4Qには40得点と順天堂大が驚異の追い上げを見せたが、大きく開いた点差を追いつくまでにはいたらず、102-86で日本体育大が1敗を守り切った。

 1Qは#10趙(4年・C)、#9大下内(3年・F)が積極的にリングに向かい、リードを奪った順天堂大。だが対する日本体育大は、#21熊谷(3年・F)の連続得点もあり、#11北川(2年・F)の速攻で1Q残り5分を切って逆転。その後も#16横山(3年・F)の3Pなどでリードを広げ、23-15で2Qに入ると、2Q以降もバランスよく攻めて主導権を握る。3Q終了時点で76-46と大きく30点差をつけた。しかし4Q、順天堂大は激しい守りから#6田代(3年・F)らが走って速攻を連発。前から当たって日本体育大のターンオーバーを誘う。日本体育大はベンチメンバーを積極的に起用したが、30点差あった点差をみるみる縮められ、残り2分には12点差に。しかし追い付くまでには残り時間が足りず、102-86で日本体育大が逃げ切った。

 順天堂大は#6田代、#9大下内がそれぞれ23得点、#10趙が16得点19リバウンドと気を吐いて終盤の追い上げは光ったが、その分前半でミスが重なり早い段階で点差をつけられてしまったのが惜しい。#5大竹(4年・G)の欠場でガードが#18小薗井(1年・G・美濃加茂)や#20千葉(1年・G・八王子)といった1年生に任せられているが、奮闘は見られるとはいえまだゲームメイクという点では経験も浅い。それを上級生がいかにカバーするかも勝敗のポイントになるだろう。日本体育大は5人が30分以下の出場時間で二ケタ得点と、出ている5人が積極性を見せた。しかし「チームで浮き足立っている部分があった」#16横山は反省。単独1位でリーグを折り返すが、課題も見えた試合でさらに気を引き締めた様子だ。

写真:一試合で3本のダンクを決めた日本体育大・#21熊谷。

日本体育大:8勝1敗
順天堂大:3勝6敗

※日本体育大・横山選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【国士舘大がディフェンスで白鴎大を圧倒】
111001takahashiyuji.jpg 5勝3敗で並び、同率2位同士の対決となった白鴎大国士舘大の対戦。勢いに乗っているチーム同士の対決とあって接戦が予想されたが、蓋を開けてみれば62-100と国士舘大が大きく差を開いて快勝で白鴎大を下した。

 1Q前半は互角の戦い。#7三村(4年・F)や#11平田(3年・G)といったアウトサイド中心に攻める国士舘大とは対照的に、白鴎大は#30アビブ(3年・C)のインサイドプレーで得点を伸ばし、残り5分11-11と点差が開かない。しかしここから国士舘大はディフェンスが機能。ガードフォワード陣も足が動き、インサイドも#13曹(3年・C)や#9新田(1年・C・春日部)が高さを活かした堅い守りでゴールを死守する。白鴎大はオフェンスが散漫になり、得点チャンスを得られない。その間ディフェンスからリズムを掴んだ国士舘大は、オフェンスでも持ち前のテンポの良さが出て、14-21で1Qを終える。すると2Qに入っても、白鴎大はオフェンスが噛み合わず、崩れたリズムを立て直せない。国士舘大の堅守の前にいつものような総攻撃でのオフェンスは鳴りを潜め、#65高橋健太郎(4年・PG)らの1対1で単発に終わってしまった。その間国士舘大は2Q終盤に#18松島(2年・G)や#11平田の活躍で差を引き離し、26-43と17点差をつけて前半を終える。

 すると3Q、国士舘大はさらに猛攻をしかけ、#17高橋祐二(2年・F)や#12永野(2年・F)が積極的にプレー。#13曹も#30アビブ相手に無理には攻めず、#11平田らが曹に合わせて得点を伸ばすと、このQで30点差がついた。白鴎大は#5柳川(2年・F)のシュートなどで何とか反撃の糸口を作りたいところだが、焦りからかシュートもこぼれて思うように勢いに乗れない。そのまま4Qも国士舘大の優位で試合は進み、62-100でタイムアップ。国士舘大が気持ちのこもったディフェンスを見せ、白鴎大を圧倒して2位の地位を守った。

写真:国士舘大・高橋は積極性を見せて16得点

国士舘大:6勝3敗
白鴎大:5勝4敗

※国士舘大・平田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


 関東学院大神奈川大の対戦は、立ち上がりこそ#81横瀬(2年・F)のバスケットカウント獲得などで関東学院大がリードしたが、神奈川大が徐々に追い上げて1Qを15-15の同点で終える。すると続く2Qで関東学院大を9得点に抑える好守を見せ、神奈川大が差を引き離した。最終スコアは57-73と、神奈川大が関東学院大を50点台に抑える好守を見せて快勝。特に留学生の守りには自信を持っている神奈川大は#1エリマン(1年・C・延岡学園)を、#8五十嵐(4年・F)らが囲んでよく守った。これで6勝目を上げ、国士舘大・中央大と共に2位の座を守った。

神奈川大:6勝3敗
関東学院大:4勝5敗

※神奈川大・大山選手のインタビューは「続きを読む」へ。


 中央大法政大の対戦は、中央大が小気味良いバスケットで法政大のディフェンスを翻弄。法政大は1Qまでは食らい付いたものの2Qでオフェンスが単発となり、中央大がブレイクを出して前半は46-26と中央大の20点リード。後半に入っても中央大が試合の主導権を握り、終盤にはベンチメンバーも出番を得て96-69で快勝した。法政大はこれで全敗でリーグ戦を折り返すこととなり、苦しい戦いが続いている。だがこの試合では司令塔#0高田(2年・G)と共にエース#11長谷川(4年・G)も復帰。やはり#11長谷川がコートに入ると、#6陳(4年・F)ら周りの4年生も動きも良くなる。まだ本調子ではないが、後半戦での活躍に期待したい。

中央大:6勝3敗
法政大:0勝9敗

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【INTERVIEW】
「自分がやらなきゃという気持ちはある」
積極性を見せて得点を量産

◆#32高橋宏明(東京成徳大・3年・F)
111001takahashihiroaki.jpg3P6本を含む33得点の活躍。入り始めると止まらないシュートは、チームを大いに勢いづけた。3部から共に昇格しライバル校でもある駒澤大に逃げ切られたことは悔しいが、これまでのリーグ戦でも東京成徳大は勢いに乗って接戦を演じている試合も多い。後半戦はそこで勝ち星を上げられる勝負強さを得たい。

―惜しい試合でしたが振り返っていかがでしたか?
「やっぱり3Qですね。3Qのところと4Qの始めでリバウンドを取られたりして離されてしまったので、そこは今後しっかりやっていきたいです」

―同じ3部からの昇格組である駒澤大は、良く知る相手ですよね。
「3部からずっと一緒だったので、絶対に勝ちたいと思っていました。それでみんな団結して試合に臨めたんですけどね…。でもこうして負けてしまったので、まだ力があと少し及ばなかったということだと思います」

―高橋選手は今日積極的に攻めてシュートも好調でしたが、自分自身の出来はどうでしたか?
「うちのチームはスリーが決まると盛り上がれるチームなので、いつも積極的に打っていこうとは意識してます。それで今日はスリーも良く入ったし、出来過ぎくらいの出来でしたね(笑)。でもこうして調子が良くても、結局勝てなかったので悔しいです」

―リーグ戦もこれで前半が終わりましたが、振り返ってどうですか?
「今まで惜しい試合というか、勝てた試合がけっこうありました。これから2巡目に入りますが、そこではそういう相手に勝っていきたいですね」

―ここまでのリーグ戦で見えてきた課題は?
「競り勝つことですね。接戦で落としたりしているので、やっぱりまだメンタル面で弱い部分があるんだと思います。一番の課題はそこですね。競ってる時こそ頑張りたいと思います」

―去年までの3部と、2部との違いは感じますか?
「僕は去年は全然試合に出てなかったのでよくわからないですが(苦笑)、体の当たりはやっぱり2部の方が強いと思います。あと2部は離されるときに一気に離されてしまいますね。そういう面でもやっぱりメンタルは重要かなと思います」

―プレータイムを多く得るようになり、今年は上級生にもなって意識的に何か変わりましたか?
「そうですね。今のうちから自分がやらなきゃって気持ちはあると思います。来年はもう最上級生ですし。今こうして出番をもらって積極的にやらせてもらえているので、今年中に経験を積んで成果を上げたいです」

―高橋選手が思う、東京成徳大の良さはどんなところだと思いますか?
「外のシュートから流れを作って、良い時は本当に全員がよく動くんですよ。勢いに乗れば、どんなに強いチームとも競ることが出来る力を持っていると思います。あとは勢いがなくなった時とか、競ってる時にこそどう粘るかですね。そこを頑張って今後は勝ち切りたいです」

―ではリーグ後半への意気込みを。
「今2勝しかしていませんが、国士舘や順天堂、今日の駒澤でも、やっぱり競れていたので、そういうチームに2順目では勝ってリベンジしたいです。頑張ります」


「リバウンドとルーズボールは誰にも負けたくない」
ひたむきな頑張りでチームに貢献

◆#16横山拓巳(日本体育大・3年・F)
111001yokoyama.jpgリーグの途中でスタートに定着し、要所で良い働きを見せている。177cmと高さのハンデを負いながらも、それを気にさせない飛び込みリバウンドは横山の大きな持ち味だ。この横山を始め、#21熊谷や#22水沼ら3年生も日本体育大の躍進には欠かせない存在。単独首位でリーグ戦を折り返すこととなり、今後は追われる立場となる。これからの戦い方にも注目だ。


―試合を振り返っていかがでしたか?
「流れが良い時は点差を離すことが出来たんですが、リバウンドを取られたりして相手の流れになった時に後手に回ってしまいました。そういう時に、みんなでもう一回リバウンドを頑張ったりディフェンスを頑張ったり出来なきゃいけないですね。大事なのは、オフェンスよりもディフェンスやリバウンドだと思います。でも点差を離すところで離せて、最後にベンチのみんなもあんなに出せたのは多分リーグ戦で初めてだと思うので、それは良かったなと思います」

―試合後のミーティングでは監督からどんな話を?
「ここまで勝っている分、チームの雰囲気が浮き足立っていると言われました。それは自分も少し感じる部分があったので、明日からの2周目は気を引き締めて戦っていきたいです」

―今までの試合を見ていると、横山選手のリバウンドがチームに大きく貢献していると思います。身長も小柄なのにどうしてそんなに取れるんですか?
「多分リバウンドに行ってる回数が多いんだと思います。中学校の頃からずっとリバウンドは強く意識してきたので。そういう中学校・高校で身につけてきたものが、今に活きてますね。リバウンドのランキングに載りたいという願望もあります(笑)」

―横山選手が勢いよくリバウンドを取るとチームが盛り上がりますね。
「自分は1年生のとき2軍だったので、毎回応援に来てくれる2軍のみんなの為にも頑張りたいなと思っています。自分がリバウンドを頑張ればチームも応援席も盛り上がってくれると思いますし、下から上がってきた自分が一番頑張らなきゃいけないと思って試合に出ていますね。だからリバウンドやルーズボールは誰にも負けたくないです」

―リーグの途中からスタメン起用されていますが、ベンチからのスタートとはどういうところが違いますか?
「控えの時はプレータイムが限られている分もっとガツガツやっていたと思うんですけど、こうして長い時間出るようになるともっと体力をつけなきゃなと感じますね。夏もかなり走り込んできたんですが、それでも自分はリバウンドを頑張ったりすると体力がまだまだで、最後の方になると疲れてしまって。でも、試合の中で(体力を)調整することはしたくないんです。最初から全開で、それを40分続けられるようにしたいですね。40分走れる体力をつけたいです」

―試合に出ている4年生が少ない中で、今年3年生として気持ち的に変化はありましたか?
「上級生になって、やっぱり引っ張っていかなきゃいけないなという自覚はありますね。横江さん(#23)一人では負担も大きくなってしまいますから。メンバーに入ってない4年生の人たちもいるので、練習中はその4年生たちが引っ張ってくれているんですが、やっぱり試合の時は自分たち3年生でアップから盛り上げて行こうとは思っていますね。林(#28)とかすごい元気なんで、ああいう盛り上げ役と一緒になって声出したりして、良い雰囲気を作りたいと思います」

―これでリーグ前半が終えますが、ここまで振り返って手応えはどうですか?
「やっぱり競った試合でも勝ち切れているのは良かったと思います。横江さんに頼っている部分もありますが、他の選手もリバウンドやディフェンスを頑張って活躍しているからこそ、こうやって勝てているのかなと思います」

―本当に去年までより横江選手以外の選手の活躍も多く見られますね。
「去年、藤田先生(ヘッドコーチ)が来てから、最初に言われたのが“気持ち”のことだったんです。去年のトーナメントも初戦で東京成徳に20点差くらいで負けたんですけど、そこでも一番良くなかったのはメンタル的な部分だと言われて。そうやってずっと気持ちのことを言われ続けて、今になってやっとみんな強い気持ちを持ってプレー出来るようになってきたのかなと思います。みんなで頑張ればそれがチームの勢いになってますます強いチームになれると思うので、これからも強い気持ちで頑張りたいです」

―試合には#11北川選手や#12周率選手といった下級生も出ていますね。
「下級生には思い切りよくガツガツやって欲しいと思っています。良いところはどんどん褒めて、でもやっぱりしちゃいけないプレーというのはあるのでそういう部分はしっかり言ってという感じですね。思い切りやって欲しいので、あまり試合中は怒ったりしないです」

―#23横江選手が“メリハリのあるチームに”と言い続けてきたことが上手く浸透している感じですね。
「そうですね。今年はチーム全体として仲が良くて、普段は1年生から4年生まで結構よく話したりしています。でも練習中はそういうのをなるべく無くして、厳しさを持ってやっていこうとは話していますね。上下関係もありつつの、仲良し集団というか。怒るときは怒る、良い時は褒めるという感じで切り替えることは意識しています」

―ここまでのリーグで見えてきた課題は?
「やっぱり離せるところで離せない時があることですね。10点あけると、そこからまた追い上げられてしまったりするので、さらに15点、20点と離せるようにしていきたいと思います。今までの試合で4Qでプレスをかけられた時に受け身に回って追い上げられてしまうことが多かったので、そこは修正していきたいです」

―1位でリーグを折り返しますが、後半は追われる立場になりますね。
「たぶん色んなチームが研究してくると思うんですが、やっぱり自分たちのバスケットをやることが一番大事かなと思います。自分は実際バスケットがあまり上手くないので、ひたむきに頑張ることしか出来ないと思っているんですが、それって相手関係なく自分次第じゃないですか。相手どうこうより、自分たちがどうやるべきことをやれるかだと思います。リーグ後半も一回も負けたくないですね。中央には負けているので、そこにも絶対に勝って、絶対に優勝します!」


「ディフェンスで粘った結果がああいう点数になった」
鉄壁のチームディフェンスで大きな一勝

◆#11平田 匠(国士舘大・3年・G)
111001hirata.jpg6連勝で一気に上位まで駆け上がった国士舘大。その躍進に、この平田の貢献度は大きい。リーグ戦全体を通しチームのリーディングスコアラーとして攻め気を見せ、この日も26得点とチームハイの得点を挙げた。
「春はディフェンスの出来ないチームだった」とリーグ序盤に主将の#4西片は語ったが、今日の試合では夏に重視してきたというディフェンスが見事に効果を見せた。悲願のインカレ出場・1部昇格に向け、勢いに乗った国士舘大の挑戦は続く。

―快勝でしたね。振り返っていかがでしたか?
「やっぱり最初の出だしから、しっかりディフェンスが機能してて、やっていて今日は良い感じだなと思いました。ディフェンスで粘った結果がああいう点数になったんだと思います。勝てて良かったです」

―相手が勝敗で並ぶ白鴎大という事で、大きな一勝ですね。
「やっぱり並んでるからそこに勝って上に行きたいという想いはみんな強かったと思います。そういう気持ちが白鴎より上回っていたから、みんなの力が一つになってこういう良い勝ち方が出来たんだと思います」

―インサイドも#13曹選手が白鴎大の#30アビブ選手を良く抑えましたね。
「今まであんなに頑張ることなかったんですけどね(笑)。今日は良く頑張ってくれて良かったです。まわりも全員がディフェンスを頑張ってましたね」

―これで3連敗からの6連勝ということで、勢いに乗っていますね。
「リーグ戦の出だしはあんまり良くなかったので、どうなっちゃうのかなって少し思ったんですが、一回勝てたことでみんな意識も高くなって、そこから上手く勢いに乗れたので良かったです」

―リーグ戦前半戦で見えてきた課題はありますか?
「やっぱりディフェンスをずっと継続していきたいと思います」

―応援も盛り上がっていますが、コートでそれは感じますか?
「そうですね。やっぱり応援してくれると盛り上がるし自分も気持ちが入るので、力になってますね。やっぱり勝つ試合だと応援もすごく盛り上がってくれるので、これからも一試合一試合勝って盛り上げていきたいです」

―では今後のリーグ戦への意気込みを。
「自分たちは今順位的に上の方にいますが、やっぱり混戦の中で一戦一戦戦っていかないとどんどん下の順位に落ちてしまうと思います。油断とかせずに、一戦一戦気を引き締めて戦っていきたいです」

「混戦の中、あとは気持ちの勝負」
ラストイヤー、強い気持ちで引っ張る決意

◆#9大山耕治(神奈川大・4年・G)
111001oyama.jpg3部時代から良く知る相手、関東学院大に快勝を納めた神奈川大。相手の#1エリマンを始め、全体的に素早いカバーで関東学院大を57得点に抑える堅守を見せた。
攻守の要としてこれまでチームを引っ張ってきた大山も、いよいよ最終学年になった。「後悔はしたくない」と最後のリーグ戦に懸ける想いも強い。神奈川大はスタメンに4年生が3人と安定感があり、4年生同士の息の合ったプレーも見ものだ。怪我から少しずつ調子を上げてきた#7古橋に加え、#21増子らスコアラーも成長が見られる。後半戦にも期待したい。

―試合を振り返ってどうでしたか?
「前半が本当に個人的にも駄目すぎたので、後半やっとシュートが入って良かったです」

―前半に競ってしまった要因は?
「入りで簡単に向こうにやられてしまいました。そこからディフェンスはそんなに悪くなかったと思うんですが、こっちのシュートがなかなか入らなくて。こっちに点が入るまでみんな少し落ち着かなかったかなと思います」

―関東学院大はよく知った相手だと思いますが、試合前はどういう意気込みでしたか?
「やっぱり去年までいたパプ(10年度主将・現bj横浜)がいなくなったので少しは楽になるかなと思う気持ちもあったんですが、やっぱりそこは気を抜かないでしっかり戦おうと意識していました。外人選手の守り方は決まっていて自信もありますし、そこはしっかり出来たかなと思います」

―やっぱり神奈川大は留学生選手の抑え方が見事ですね。#1エリマン選手以外のところもすごくディフェンスが効いていたなと思うのですが。
「そうですね。守り方のポイントがはっきりしていたので。例えば前田(関東学院大#32)だったらピックを使って外打ってくるし、横瀬(関東学院大#81)だったらドライブしてくるしって感じで、やり慣れてる相手だからこそ守り方が明確でやりやすかったですね」

―これでリーグ戦は前半が終わりましたが、ここまでを振り返ってどうですか?
「やっぱり取りこぼしもあったので、後半はそういう試合がないようにしたいと思います。すごく混戦してるしあとは気持ちの勝負だと思っているので、そこは絶対に負けないように戦いたいです」

―3敗から見えてきた課題はありますか?
「とにかく負けた試合は全部リバウンドで負けていると思います。うちのチームはディフェンスが良いと言われていますが、相手にオフェンスリバウンドを取られてセカンドチャンスから点を取られるとそこまで守れてても意味がなくなってしまうので、課題はリバウンドですね」

―スコアラーの#7古橋選手が怪我していたときは、#9大山選手が特にチームを引っ張っていたかなと思ったんですが。
「いや、特に意識はしてなかったですね。古橋はすごい点を取ってくれますが、うちには増子(#21)もいるので。増子もすごい点を取ってくれるし、どっちかがいるだけでだいぶ助かりますね。ディフェンスが2人ともまだまだですけど(苦笑)。増子は今年から色々吹っ切れてすごく良くなりましたね」

―4年目の最後のリーグ戦ですが、心境的にはどうですか?
「やっぱり後悔はしたくないし、結果を残したいと思ってやっています。僕は1部でプレーすることは出来ませんでしたが、来年は後輩たちに1部でやらせてあげたいと思うので、1部昇格という結果を残すことが目標です」

―スタメンにも#8五十嵐選手、#0佐藤選手と4年生がいますが、やっぱり4年生同士はすごく息の合ったプレーが見られますね。
「それはありますね。ずっと一緒にやってきましたし、建人(#0佐藤)と貴志(#8五十嵐)が一番やりやすいですね」

―同率2位として後半は追われる立場になると思いますが。
「いや、でも追われるとかは意識しないで、その日その日の試合に絶対勝つという感じでやっていきたいですね。強い気持ちを持って頑張りたいと思います」
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