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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2011.09.19 (Mon)

【2011リーグ戦3部】9/19レポート

厳しい3連戦を終えた3部リーグ
全勝対決は立教大に軍配が上がる


110919toyo.jpg 3部だけが唯一、9/17~9/19の3連休を利用しての連戦となり、9/19時点で1次ステージの7日目を終えた。3部はまず12チーム総当たりとなる1次ステージを戦い、その順位で各6チームの上位・下位に分かれ2次ステージを行う。2次ステージでは6チーム総当たり戦を行い、1次ステージも含めた全16試合の合計勝敗数により順位を決定。上位3チームが2部との入れ替え戦、9・10位チームが4部との入れ替え戦にそれぞれ進み、下位2チームは4部に自動降格となる。

 第3週を終え、3部は徐々に勢力図が見えつつある。19日終了時点の首位は東洋大との全勝対決に勝利した立教大。3部1位からリーグ戦をスタートさせ、7勝0敗と取りこぼしなくリーグ戦を勝ち進んでいる。そして6勝1敗で後を追うのが國學院大江戸川大玉川大東洋大の4チーム。中でも東洋大は江戸川大、玉川大と力ある相手に勝利し、3部の中でも存在感を見せている。次いで4勝3敗で東京経済大、2勝5敗で埼玉大成城大が続き、1勝6敗が国際武道大東京大東京農業大の3チーム、そして横浜国立大が未だ勝ち星を上げられず0勝7敗で12位となっている。1次ステージはあと2週間の計4日間だが、その先の上位リーグと下位リーグとでは手に入る道筋が大きく違う。なんとか1~6位に入り、2部との入れ替え戦に繋げたいところだ。また、下位リーグは自動降格となってしまう11位・12位は何としても避けたい。3部でも、まだまだ熱い戦いが繰り広げられそうだ。
 
 3連戦の最終日9/19に、上位6チーム(立教大・國學院大・江戸川大・玉川大・東洋大・東京経済大)の主将にインタビューを行った。

写真:立教大に負けてうなだれる東洋大の選手達。2次ステージでのリベンジを誓う。

※試合のレポートと、上位6チームの各主将のインタビューは「続きを読む」へ。

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【GAME REPORT】

【ハイレベルの緊迫した戦いを制したのは立教大!】
110919sugawara.jpg この日一番の注目試合となったのが、立教大東洋大の全勝対決。終始競り合う緊迫した試合となったが、勝負どころでリバウンドやルーズボールに奮闘した立教大が76-68で東洋大を下し、単独首位に躍り出た。

 出だしでリズムを掴んだのは東洋大。開始4分で4-13として立教大にタイムアウトを取らせる。しかしそこから立教大も#10菅原(3年・G)の速攻などで追い上げ、14-16と差を縮めて1Qを終えると、2Q以降も競り合いが続いた。2Q後半には立教大が#19新保(2年・F)の3Pなどもあって逆転からリードを奪い、残り2分で33-27。だがここから東洋大も主将の#32池田(4年・G)が3P、#41前田(3年・F)がミドルシュートを決め、33-32と食らい付いて前半を終えた。3Qに入ると、両者激しいディフェンスを仕掛けるが、互いにファウルがかさんで我慢の時間帯に。しかし一方が決めれば他方が決め返すという白熱した展開が続き、点差が一向に離れない。結局49-49と同点のまま運命の最終Qへ。

 4Q、序盤でリズムを掴みリードを奪ったのは立教大だった。しかし点差を引き離そうとするも、東洋大も#6村上(1年・PG・西武文理)の速攻、#4金賢(4年・C)のインサイドプレーで踏ん張り、残り4分15秒には62-61と遂に1点差に追い付く。しかしここから立教大は#5熊谷(4年・G)らが3Pを沈めて勝負強さを見せ、ディフェンスでもインサイド陣が東洋大の#4金賢も徹底して守ってリバウンドを抑えた。ビハインドを負った東洋大は#39荒生(4年・G)のドライブで残り1分に67-71。するとここで立教大がアンスポーツマンライクファウルを取られ、東洋大にとって絶好のチャンスが舞い込む。しかしフリースローを得た#39荒生だが、2本目をミスして68-71の3点差。ここから東洋大は果敢に3Pを狙うもリングに弾かれ、立教大がフリースローを決めて68-76で試合終了となった。

 両者リーグ戦全勝を目標に掲げているだけあり、終始接戦の熱い戦いとなった。最後に軍配が上がったのは立教大だったが、この試合では実力の差はほぼ見られなかった。2次ステージでも激しい戦いが繰り広げられそうだ。

写真上:積極的に攻めてフリースローを得た立教大・菅原


【國學院大も粘るが東京経済大が逃げ切る】
110919maruyama.jpg ここまで接戦をものにし全勝の國學院大と、3勝3敗の東京経済大の対戦。出だしから東京経済大はリズムを掴み、勢いある速い展開で1Q32得点とハイスコアをたたき出す。一方の國學院大は遅れを取って2Q終了時点で38-53と大きなビハインドを負った。しかし3Qに入り、國學院大はディフェンスが機能。そこから#0佐藤(2年・G)や#7丸山(1年・G・國學院久我山)が積極的に攻め、怒涛の追い上げを見せた。61-67で3Qを終えると、4Q開始2分で#0佐藤の3Pもあって68-67と遂に逆転。そこからさらにリードを広げる。だが東京経済大も開始4分経ってやっと#92高橋一馬(3年・F)の連続得点で持ち直し同点にすると、そこから激しい攻防が続いて点差があまり開かない。東京経済大がややリードを保ったまま試合を進めるが、ここで國學院大は#5武井(2年・GF)のバスケットカウント獲得で勢いに乗り、残り1分10秒で#7丸山が3Pを沈めて81-82と1点差に詰め寄る。だがこの流れを絶ったのが、東京経済大#92高橋。ドライブからバスケットカウントを決め、81-84と差を3点に広げた。このビッグプレーが東京経済大の流れを作り出し、そのまま逃げ切って84-92でタイムアップ。全勝中の國學院から大きな一勝を上げ、歓喜に沸いた。

 東京経済大は、コーチのいない中でも厳しく走り込みをしてきたというだけあって、素早い展開から要所でハイスコアを奪った。試合の中でまだ波はあるが、上位校からの1勝を弾みに戦っていきたい。

写真:國學院大は人数が少ないものの、一人ひとりの頑張りが光る。1年生の丸山も攻め気を見せた。


110919eda.jpg 埼玉大東京大の対戦は、ロースコアな展開になるもほぼ互角のまま試合が進み、42-41と埼玉大がわずか1点リードして最終Qに突入。埼玉大は何度も同点にされつつも、何とかエースの#21江田(3年・F)や#13熊坂(2年・G)の得点でリードを奪う。東京大は主将の#12大橋(4年・PG)らが奮闘して55-54と1点差に詰め寄るが、残り1分半で埼玉大の速攻を止めようとして痛恨のアンスポーツマンライクファウル。これで流れが埼玉大に傾き、その後東京大は得点を決められないまま60-54でタイムアップとなった。

写真:得点源としてチームを牽引する埼玉大・江田


110919ogane.jpg 国際武道大東京農業大の対戦は、前半終わって46-37と国際武道大がリード。しかし後半エンジンのかかった東京農業大は、#17杉本(1年・C・國學院久我山)や#11菅野(1年・F・山形南)ら1年生が思い切りの良いプレーを見せて追い上げ、3Q終盤に追いついた。国際武道大はエースの#4大金(4年・F)が果敢に1on1を仕掛けて対抗するも、東京農業大も追い上げからの勢いに乗ったまま4Qに入っても一進一退。そして終盤確率良くシュートを決めた東京農業大が国際武道大を引き離し、嬉しいリーグ戦1勝目を上げた。

写真:国際武道大のスコアラー大金も最終学年となった。ラストイヤーの活躍は見所。


 玉川大成城大の対戦は、1Q残り2分を切って19-0と玉川大が大幅なリード。その後も差を引き離し、危なげなく95-55でリーグ戦6勝目を上げた。また、江戸川大と横浜国立大の対戦も、確率良くアウトサイドを沈めた江戸川大がハイスコアを叩き出し、114-70で快勝した。


【INTERVIEW】

「全勝で一次リーグ通過」
2部復帰へ向けての誓い

◆#4荒井祐人(立教大主将・4年・PF)
110919arai.jpg―ここまでのリーグ戦でチームの調子はどうですか?
「一昨日の東大戦までは、試合の入りに難ありだったんですが、昨日の試合からは出だしを気にしてやってきました。徐々にチーム状態も良くなってるのかなと思います」

―自分自身の調子は?
「自分も怪我があってあまり試合に出ていないので、調子としてはまだまだですね。いまいち上がりきれてないので、これからだと思います」

―リーグ戦前の練習では、何を重視してやってきましたか?
「自分たちのチームはそんなに大きいチームではないので、ディフェンスとリバウンドとルーズボールは徹底して練習してきました。練習前に全員でそれを意識していこうって話もしていましたし、重視してきたのはそういう点ですね。春からディフェンスは良くなったと思います」

―今ある課題はどういうところですか?
「自分たちの流れになりそうな時に、自分たちでミスしてしまうことが多いんです。まだまだ流れを掴みきれない部分がありますね。あと今日の試合はやっぱり相手のセンター(#4金賢)のディフェンスですね。結構要所で抑えられてはいたんですが、結果的に27点くらいやられてしまいました。そういうところのディフェンスは課題ですかね」

―去年までの2部と違いは感じますか?
「そうですね。今日の東洋みたいな相手ならそこまで2部との差は感じないんですが、3部全体として、体つきだとかシュート力はやっぱり2部の方が上かなと感じます。去年の経験が今活きている部分も大きいと思います」

―去年は挑戦者としてのリーグ戦でしたが、今年は迎え撃つ側として戦っている印象を受けます。
「そうですね。今までこういう風に上位(3部1位)からリーグ戦をスタートすることがなかったので、気持ちのモチベーション的に難しい部分はあります。でも徐々に慣れてきたと思いますし、ここから結構強い相手と当たっていくので、あまり心配はないかなと思います」

―チームのここを見て欲しいという点はどこですか?
「“全員バスケット”ですかね。全員が一つになってやるところを見てもらいです」

―下級生が多く試合に絡んでいますが、今年の立教のチームカラーは?
「そうですね…変な言い方をすればお調子者というか(笑)。盛り上がるときはすごく盛り上がるし、結構元気はつらつとしたチームですね」

―その中でキャプテンとして心掛けていることはありますか?
「自分はみんなを盛り立てるというか、先頭に立って盛り上げようとは意識していますね」

―今後のリーグ戦への意気込みを。
「まず1次リーグの残り4戦は、絶対に全勝して、1位通過で2次リーグに進みたいと思います。相手どうこうというより、自分たちのバスケットをやることが第一だと思うので、やっぱり今まで練習してきたことを全て試合に出したいですね」


「試合経験を積むうちに良くなってきた」
若いチームのチャレンジは続く

◆#0佐藤恭平(國學院大主将・2年・G)
110919satokyohei.jpg―惜しい試合でしたが、試合を振り返ってどうでしたか?
「人数が少ない中で、試合の経験を積むうちに段々良くなってる部分もあるんですけど、ディフェンスがまだ…。シュートを簡単に打たれてしまっているので、そのチェックやローテーションの部分をもっと速くしていかなきゃいけないと思います。切り替えて、もっとディフェンスの練習を頑張りたいです」

―出だしはつまづきましたが、そこからの追い上げは素晴らしかったと思います。
「でも、いつも出だしが悪いんです。だからもっと気持ちを入れて試合に臨めたらいいなと思います」

―ここまでのリーグ戦を振り返って、チームの調子はどうですか?
「やっぱり人数が少ない分、40分出る選手が多くて、そこで試合を通して徐々に成長して上手くなってるとは思います。でも5人全員でのチームディフェンスがまだまだでした。そこをもっと極めれば、これからも勝って行けるんじゃないかと思います」

―チームのここを見て欲しいという点は?
「ディフェンスですね。あとはそのディフェンスからリバウンドを取って速攻です。そういう形をもっと出せるように練習から頑張ります。」

―リーグ戦前の練習は、どういうことを重視してきましたか?
「やっぱりディフェンスを重視した練習でした。それと速攻の練習ですね。運動量で負けたらだめだと思って、結構走ってきました」

―去年の経験が活きている部分も大きいのでは?
「そうですね。2年生は4人残ったんですけど、去年2部で戦ってきた経験は大きいと思います」

―後輩も入ってきて、何か意識は変わりましたか?
「今まではただがむしゃらにやるだけだったんですけど、今年は2年生もみんな最上級生としての自覚が芽生えつつあると思います。でもまだ完璧ではなくて、そこが今日勝てなかった要因でもあるのかなと。だからそこはこれからもっと頑張りたいです」

―今後のリーグ戦への意気込みをお願いします。
「ここで1敗してしまいましたが、あとは全勝して、絶対に入れ替え戦に行って2部に上がりたいと思います」


「今年も入れ替え戦に行くチャンスの年」
豊富なメンバーで2部昇格を狙う

◆#2福留貴明(江戸川大主将・4年・G)
110919hukudome.jpg―リーグ戦前は何を重視して練習してきましたか?
「ずっとディフェンスを重視して練習してきました。ディフェンスが出来ないと自分たちはオフェンスもリズムが生まれないので、ディフェンスでガンガン前から当たっていくという事はやってきましたね。春からほとんどディフェンスしか練習してないです。あとは練習の雰囲気とかチームの勢いを大事にしてきましたね。今年は北原監督がいなくてコーチがチームを見ていたので、練習の内容もだいぶ変わりました。走る量や練習時間はだいぶ減ったんですが、その分短い時間で集中して濃い練習が出来たと思います。その成果が今、うまく表れているのかなと思いますね」

―チームの今の調子は?
「リーグ戦が始まって、徐々にチームの調子も上がってきていると思います。今は試合の内容的にも点差を離して勝てているので、ベンチもみんな出てプレータイムを分けられていますし、だから疲れもそんなに来ていないです。先週少し練習中の雰囲気が悪かったんですが、ミーティングして持ち直してこの3連戦に臨んだ感じですね」

―東洋大戦の1敗は大きかったと思いますが。
「東洋は、うちに照準を合わせてきているような感じだったんですが、うちは正直そこまで意識していなかったと思います。その差が出てしまいましたね。でも上位リーグでまた当たるので、そこまで心配はしていないというか、次勝てばいいと思っています。確かに全勝というのも目標にしてたんですが、もう負けてしまったのでそこは切り替えて頑張りたいです」

―今ある課題は何ですか?
「リバウンドですね。うちはオフェンスでは他のチームよりスリーがあるんですが、その分それが入らなくなった時にリバウンドとディフェンスが大事になってくると思います。でもまだ気を抜く瞬間があって、リバウンドでもったいない部分があるかなと。今も練習中から意識しているんですが、そこはまだまだ課題ですね」

―チームのアピールポイントは?
「うちはメンバーチェンジが多くて、接戦でも10人以上で試合を回している感じなんです。控えでも実力が落ちないというか、スタメンとタイプの違う良さがそれぞれにあります。だからベンチから出てくる選手にも注目してもらいたいですね。控えも全然引けを取らずに練習中からガツガツやっています。それはうちのチームにしかない良さだと思います」

―キャプテンとしての何か心掛けていることはありますか?
「キャプテンとして、と特別意識していることはあまりないです。例年に比べたら今年の江戸川は4年生が多いので、僕以外の4年生も色々注意してくれたりプレーで示してくれたりしていますから。僕は全体を締める、まとめるという感じで、そこまで苦労はしていないですね。4年生全体でチームを引っ張ろうというのは僕もお願いしていることなんです。僕ばっかり毎回喋ってても説得力がなくなってしまうと思うので、他の4年生に“お前はどう思う?”とか話を振るようにはしています。うちのチームは試合に出てる出てない関係なく4年生がみんなに話したりしてくれるので、ベンチに入ってない4年生でもその存在は大きいですね。それはすごく助かってます」

―では最後のリーグ戦への意気込みをお願いします。
「やっぱり去年入れ替え戦であと一歩のところで負けてしまったので、“今年こそ”という気持ちは強いです。今年はインサイドがちゃんと2人いるし外のシュートも入るし、メンツ的にもチャンスだと思うので、入れ替え戦に行って2部に上がるというのは絶対ですね。頑張ります」


「学年の壁を取り払い、言い合える仲に」
チームのまとまりで上位を狙う

◆#1佐藤 諒(玉川大主将・4年・PG
110919satoryo.jpg―チームの調子はどうですか?
「自分たちの目標が全勝優勝で2部昇格だったんですけど、東洋大に負けて全勝は絶たれてしまいました。でもそこで自分たちの課題が逆に見つかって、今後自分たちがやるべきことが明確になったと思います。まだチームはまとまってないと思いますが、このリーグ戦を通してどんどん成長していると思うので、2次リーグに進んだ時は絶対に負けないようにしたいです。2次リーグは絶対に全勝します」

―“自分たちの課題”とは?
「やはり、負ける試合とか競ってしまう試合は、いつも決まって出だしが悪いんです。そこは出ている5人だけの問題ではなくて、ベンチや応援も含めて出だしから一体になれていないというのが原因だと思うので、そこは意識していますね。全員で最初から全力で戦えるチーム作りを心掛けています」

―リーグ戦前はどういうことを重視して練習してきましたか?
「今年は、明るく一つのまとまりを持ったチームを作りたいなと自分は思っていて、そういう雰囲気づくりは重視してきました。それで下級生もだいぶ言いたい事を言えるようになって、上級生との壁も取り除けてきたし、一つのチームとして戦えているんじゃないかと思います。あとはもちろんディフェンスから速攻というプレースタイルを目指しているので、練習でもそれを徹底してきました」

―そういうチーム作りの他に、キャプテンとして心掛けていることはありますか?
「今自分がいいなと思っているのは、キャプテン・副キャプテン・プレーイングキャプテンがいるんですけど、そういう役職関係なく4年生全員が高い意識を持っている事なんです。試合に出ていない4年生もみんなそれぞれ“良いチームを作りたい”って働きかけてくれて、学年がすごくまとまっていますね。それは自分もそうしたいと心掛けてきたことなので、今それが出来ていて良いなと感じますね」

―4年生がチームを引っ張るという感じなんですね。同期の仲間は自身にとってどういう存在ですか?
「自分はキャプテンとしてやっていますが、みんなにはいつも助けられています。すごく頼もしい存在ですね」

―春からここが成長した、という部分は?
「自分は教育実習などで抜けていることが多かったんですが、実習が終わってチームに戻った時に、すごくチームがまとまっているというか、練習中の声も大きくなったなと感じました。“勝ちたい”という目標に向かってやってく姿勢が、だいぶ表に出てきたかなと思います」

―昨年は4位で惜しくも入れ替え戦を逃して、その悔しさもあると思います。
「そうですね。今年も去年と同じく東洋に1敗という形で来ていますが、今年は2次リーグに入っても絶対負けないようにしたいと思います」

―佐藤選手が思う、チームの注目選手は?
「スタートに出ている4年の川端(#20)、佐藤琢(#9)、あとはやはりうちの一番の得点源である塚越(#34)ですね。あとはやはり玉川は身長が低い分みんな走るので、ベンチメンバーも頻繁に入れ替わりで試合に出ています。そういう選手たちにも注目してもらいたいですね」

―今後のリーグ戦への意気込みを。
「今年は絶対に2部に昇格します。断言しときます!」


「苦しい中でも4年がまとまっている」
コーチ不在でも戦う意志を持って

◆#55永井裕康(東京経済大主将・4年・F)
110919nagai.jpg―白熱した試合でしたね。
「最初から接戦になるとは思ってたんですが、勝てて良かったです。今うちはスタメンの選手の怪我もあってチーム事情は苦しいんですが、その中でベンチや応援席も含めて、特に4年生の一人ひとりがチームの勝利に貢献するためにそれぞれの役割を全うしてくれています。だからこそ今日も勝てたんだと思いますね」

―4年生が強くまとまっているんですね。
「そうですね。今まで毎年コーチがコロコロ変わってたんですけど、今年は訳あってコーチがいなくて。でもだからこそ、選手が一丸となってやれていると思います。自分はキャプテンを務めていますが、やっぱり僕一人ではなかなかコーチの穴も埋めれないと思うので、他の4年生には助けられていますね。4年生は、自分が試合に出るためではなくて、チームが勝つために何をすべきかをみんなそれぞれの立場で考えてくれています。今まで苦しい事も色々ありましたが、今日の試合はそれが結果として上手く出たのかなと思います」

―コーチがいない中で、リーグ戦前はどのような練習をしてきましたか?
「チームとして勝つためには何が必要かって話し合ったときに、僕らはやはり高さがないので、とにかく走ることとディフェンスをメインにやってきました。走ることに関しては、3部の中でも一番走ったんじゃないかと思います。でもコーチがいなくて初めてのことだったので、どういう具合にやればいいのか分からない部分も多くて、ケガ人も出てしまって…それは反省点です。でもそれくらい、走って走って一生懸命やってきました。ボールを持たずに走る、ボール有りで走るという2つのパターンで徹底的に練習しましたね」

―コーチがいないからこそ、練習が厳しくなったというのはすごいですね。
「今までコーチがいた時もそのメニューの中で走る練習はあったんですが、自分たちだけでやる今年は、今まで以上に何か一つ武器といえる長所が必要だろうと思いました。やっぱりそれは走ることだなと思ったので、新人戦が終わってから夏の間は徹底して走り込みましたね」

―チームの調子は春からどうですか?
「トーナメントの時に法政と戦って負けたんですが、この負けをリーグ戦に繋げないと、せっかく上位のチームと戦えても意味がなくなってしまうということは口を酸っぱくして言ってきました。春から常に、このリーグ戦で勝つという事を念頭にやってきましたね。先ほども言ったようにケガ人もいるんですが、チームで一つになって戦えていると思います」

―今ある課題は?
「昨日の成城大戦もそうだったんですが、1Qの出だしは良いスタートを切れているんです。でもやっぱり2Qで中だるみというか、追い上げられる展開になってしまって。僕も含めてなんですが、途中で出る選手が試合に馴染むまでに時間が掛かってしまうんですよね。それは今後修正したいと思います」

―チームのここを見て欲しいという点は?
「やっぱりずっと練習してきた走るバスケットと、あと試合に出ている4年生は少ないんですが、下級生もすごく元気よく頑張ってくれているのでそういうところを見てもらいたいです。あと波もまだまだ激しいんですが、勢いに乗った時の盛り上がりとか応援にも注目してもらいたいと思います」

―リーグ戦への意気込みをお願いします。
「今日の國學院戦みたいに、1次リーグで上位ランクのチームにも勝っていけば、2次リーグにいった時の戦い方も変わってくると思います。2部に上がるためにはまずは上位リーグに入らないといけないので、しっかり取りこぼさずに一つでも多く勝ち星を上げて、絶対2部昇格を果たしたいです」


「1敗をバネにしたい」
入れ替え戦に向けて勝負は続く

◆#32池田 祥(東洋大主将・4年・G)
110919ikeda.jpg―本当に惜しい試合でしたね。今の試合を振り返ってどうでしたか?
「悔しいですね。圧勝で全勝して2部に上がるというのが目標だったので。でもここで一回コケたことでまた気も引き締まるかなと。今後に繋がる良い負けになればいいと思います」

―この敗戦から見えてきた課題は?
「やっぱりリバウンドとルーズボールですかね。去年2部で戦ってきた立教は、そういう地味な部分がちゃんと徹底されていました。自分たちはそこで負けていたのかなと思います。リバウンドとルーズはやっぱりすごく大事なので、これからそこはさらに徹底していきたいです」

―今日初めて一敗となりましたが、ここまでのリーグ戦でチームの調子はどうですか?
「やっぱり去年もだったんですが、自分たちが格下だと思うチームと戦うと、相手に合わせてしまう部分がまだありますね。強い相手だと最初から気持ちも入って戦えるんですけど、下の相手だとなかなか上手くいかなくて。結局は勝てているんですが、入りがいつも悪くなっているのでそこは修正したいです」

―去年は1次リーグを3位という好順位で終えましたが、2次リーグで入れ替え戦行きを逃してしまいましたよね。その分、“今年こそは”という想いも強いと思いますが。
「そうですね。もう同じことはしたくないです。同じ想いは絶対したくないので、自分たちはチームが始まった時から絶対に2部に昇格するんだということはずーっと言ってきました。今年こそ去年の雪辱を晴らして、その目標を達成したいと思います」

―リーグ戦前は何を重視して練習してきましたか?
「やっぱりディフェンスと、走るメニューが多かったですね。3部のどこのチームよりも自分たちの方が走ったと思いますし、ディフェンスの練習もしてきたと思います。そこでは負けたくないですね」

―春からどういう部分が成長したと思いますか?
「やっぱり1年生が加入して成長してくれたのは大きいですね。村上(#6)とか筑波(#7)とかすごく良い1年生が入ってくれたので。去年まではインサイドの金賢(#4)ばかりが攻めるという感じで、2次リーグに入ったらそこを囲まれて手の内がなくなってしまいました。でも今年は1年生が積極的に攻めてくれてるので、助かってますね」

―チームのここを見て欲しいという点は?
「やっぱりブレイクですね。夏は走ることとディフェンスしかしてないんじゃないかってくらい走ってきたので、それをゲームに出せるようにやっていきたいですね」

―今年キャプテンになって心掛けていることはありますか?
「やっぱり人一倍声を出すことは心がけていますね。今年は良い1年生が入ってきたことで自分も去年よりプレータイムは減ってしまったんですが、最後の最後でチームを勝利に導くのは4年生の力だと思っています。それを信じて、4年生が引っ張る気持ちで頑張りたいです」

―今後のリーグ戦への意気込みを。
「もちろんここから先、1次リーグも2次リーグも全勝、圧勝です。それで入れ替え戦に行っても、圧勝で2連勝して2部昇格します!」


【3部個人成績(9/18時点)】
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