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2007.09.01 (Sat)
9月1日関東大学3部リーグ
■9月1日の結果■
3部A
東京成徳大84(30-12,21-28,13-20,20-14)74東洋大
駒沢大114(33-7,22-21,27-23,32-28)79東京経済大
順天堂大77(24-18,17-10,16-24,20-14)66立教大
国士舘大93(16-31,23-5,28-18,26-13)67玉川大
3部B
東京学芸大86(19-20,19-20,25-21,23-23)84東京農大
関東学院大77(23-9,24-21,17-12,13-23)65一橋大
東京大62(19-18,12-28,10-26,21-15)87江戸川大
国際武道大101(27-19,13-18,27-21,34-26)84上智大
取り上げられることは少ないものの、実力均衡したチームが多い3部リーグも目が離せない。9月1日、立教大新座キャンパスでは3部A、B合わせて8試合が行われた。3部Bでは関東トーナメント3位の関東学院大に注目が集まるものの、#5パプ(1年・C)の不調もあり一橋大に辛勝するなど、初戦の入り方の難しさを感じさせる場面もあった。3部Aでは力の差を見せ付けた駒沢大と、苦しみながらも東京成徳大、順天堂大、国士舘大が勝利を挙げた。
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順天堂大77(24-18,17-10,16-24,20-14)66立教大
2部昇格を強く誓う順天堂大と3部Aに昇格し勢いのある立教大が対決した。ホームということもあり、立教大への声援が響く中で行われたこの試合は順天堂大#12渋谷(3年・G)のシュートが先制点となった。その後、立教大も#14丸本(2年・F)の連続シュートが決まるなど攻防が続く中、立教大は#11岩田(3年・G)のスティールからの速攻でリードを奪うが、#11北村(3年・G)の連続3Pで順天堂大が逆転。その後、#7高橋(4年・G)が積極的にドライブで挑み、バスケットカウントなど得点を重ねると、41-28と13点差で前半を折り返した。
点差を追う立教大は#8原田修(4年・F)のドライブや#9原田悠(3年・CF)のバスケットカウントなどで得点を重ねるが、なかなか点差は縮まらない。しかし順天堂大のファウルがかさむと立教大はフリースローをしっかりと沈め、徐々に点差を縮めていく。4Qに入り#22宇野(1年・C)の3Pが決まり57-55まで迫ったが、#10山本(2年・C)のバスケットカウントが決まり、立教大はここでタイムアウトを請求。その後も#8綿貫(3年・F)の3P、#10山本のゴール下など決まり、74-61と点差は再び広がる。前線からディフェンスで当たり#14丸本が得点するが、届かずタイムアップ。77-66で順天堂大が初戦を制した。
緊迫した試合の中、一人笑っている選手がいた。順天堂大#7高橋(4年・G)だ。相手ディフェンスを抜き去る瞬間、スピードに乗った瞬間、彼は幾度と無く笑顔を見せた。「試合中、楽しそうでしたね」という質問に対して、「チームメイトにも言われたんです。そんな笑ってました?でも夏にきつい練習してきたから、試合することが楽しくて」と笑って答えた。
コーチが変わり、新体制となった順天堂大。今までと違い、走り込んだりと体力の見直しを図ってきた。辛い時もみんなで励ましあいながら乗り越え、充実した夏を過ごすことができたと言う。「3P入ったこと書いてください」そう言う高橋。ドライブのイメージが強い彼にとって、確かに3Pは珍しい。「スタッフが増えたこともあって、シューティングをすごく手伝ってくれたんです。スタッフの力も大きいんです」と労った。
一昨年3部に降格し、1年で2部に戻ることを目標にしていた順天堂大であったが、昨年もVS神奈川大という同カードで破れ、3部残留となってしまった。高橋もその一連の悔しさを味わってきた一人である。「今まで入れ替え戦では最後のツメが甘かった。今年こそ絶対に2部昇格を果たしたい」と強く誓った。
4年生になり、最後のリーグ戦となった。「自分の特性なんですよ。楽しんでいるときに良いプレーが出るんです。だから自分が楽しんでチームに貢献できればって思います」。彼の笑顔がチームに勝利をもたらす。
写真:笑顔の高橋(右)と復帰が待ち遠しい長嶺(左)
3部A
東京成徳大84(30-12,21-28,13-20,20-14)74東洋大
駒沢大114(33-7,22-21,27-23,32-28)79東京経済大
順天堂大77(24-18,17-10,16-24,20-14)66立教大
国士舘大93(16-31,23-5,28-18,26-13)67玉川大
3部B
東京学芸大86(19-20,19-20,25-21,23-23)84東京農大
関東学院大77(23-9,24-21,17-12,13-23)65一橋大
東京大62(19-18,12-28,10-26,21-15)87江戸川大
国際武道大101(27-19,13-18,27-21,34-26)84上智大

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■PICK UP■順天堂大77(24-18,17-10,16-24,20-14)66立教大

点差を追う立教大は#8原田修(4年・F)のドライブや#9原田悠(3年・CF)のバスケットカウントなどで得点を重ねるが、なかなか点差は縮まらない。しかし順天堂大のファウルがかさむと立教大はフリースローをしっかりと沈め、徐々に点差を縮めていく。4Qに入り#22宇野(1年・C)の3Pが決まり57-55まで迫ったが、#10山本(2年・C)のバスケットカウントが決まり、立教大はここでタイムアウトを請求。その後も#8綿貫(3年・F)の3P、#10山本のゴール下など決まり、74-61と点差は再び広がる。前線からディフェンスで当たり#14丸本が得点するが、届かずタイムアップ。77-66で順天堂大が初戦を制した。

コーチが変わり、新体制となった順天堂大。今までと違い、走り込んだりと体力の見直しを図ってきた。辛い時もみんなで励ましあいながら乗り越え、充実した夏を過ごすことができたと言う。「3P入ったこと書いてください」そう言う高橋。ドライブのイメージが強い彼にとって、確かに3Pは珍しい。「スタッフが増えたこともあって、シューティングをすごく手伝ってくれたんです。スタッフの力も大きいんです」と労った。
一昨年3部に降格し、1年で2部に戻ることを目標にしていた順天堂大であったが、昨年もVS神奈川大という同カードで破れ、3部残留となってしまった。高橋もその一連の悔しさを味わってきた一人である。「今まで入れ替え戦では最後のツメが甘かった。今年こそ絶対に2部昇格を果たしたい」と強く誓った。
4年生になり、最後のリーグ戦となった。「自分の特性なんですよ。楽しんでいるときに良いプレーが出るんです。だから自分が楽しんでチームに貢献できればって思います」。彼の笑顔がチームに勝利をもたらす。
写真:笑顔の高橋(右)と復帰が待ち遠しい長嶺(左)
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