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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2011.06.12 (Sun)

【2011新人戦】6/12決勝 青山学院大VS白鴎大

青山学院大が強さを見せつけ大会3連覇
挑戦者として果敢に挑んだ白鴎大も健闘


青山学院大学80(21-11,17-17,23-18,19-19)65白鴎大学
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スターティング5
青山学院大 #4畠山/#3小林/#25永吉/#88張本/#0野本
白鴎大 #1大釜/#5柳川/#15白濱/#36パプロブヒナス/#81中村
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110612_hatakeyama.jpg 新人戦の決勝は、3連覇をかけ少数精鋭の布陣で戦う優勝候補筆頭の青山学院大と、初の決勝進出となり勢いに乗る白鴎大との対戦になった。白鴎大の勢いに受け身になった青学大はミスも出るが、それでも追い付かせることなく白鴎大を下し優勝を果たした。
 
 立ち上がりは両者重い展開となった。青学大#25永吉(2年・C)の得点にも白鴎大は#81中村(1年・C・東海大四)がミドルシュートで返し9-6と譲らない。しかし青学大は#4畠山(2年・PG)がバスケットカウントを獲得し、続いて#88張本(2年・CF)が高さを武器にゴール下を決めて14-6。その後対する白鴎大は#15白濱(2年・F)が奮闘するも、1Qは21-11で青学大の10点リードとなった。
 続く2Q、#7長島(1年・F・福岡第一)の3Pで点差を7点に縮めた白鴎大。#36パプロブヒナス(2年・C)も奮闘し、青学大のインサイド陣のミスを誘う。青学大は#3小林(2年・PG)のドライブや#23満山(1年・SG・洛南)、#4畠山の3Pで引き離しにかかるが、白鴎大も#5柳川(2年・F)の1on1、#1大釜(1年・G・東海大四)のミドルシュートなどで対抗し、点差が開かない。38-28と、1Qと同じく点差は10点のままとなった。
 
 3Q、序盤に白鴎大は得点源#5柳川が4つ目のファウルを吹かれてしまう。すると徐々に調子を上げてきた青学大が#3小林のスティールや#0野本(1年・CF・北陸)の速攻で流れを掴んだ。残り4分半には#25永吉がディフェンスをものともしないプレーでバスケットカウントを獲得し、53-37。その後は一進一退となるも、61-46と青学大が差を広げて最終Qへ。
 だが、続く4Qで白鴎大は#81中村のブロックや#5柳川の3Pが決まって良い流れに。ここから#36パプロブヒナスが果敢に得点を奪って点差をつめる。しかし白鴎大は11点差まで詰めたものの、点差を1ケタにするあと1本がなかなか決まらない。すると残り3分を切って青学大が#4畠山の得点を皮切りに#25永吉、#23満山と連続得点。再び差を広げ80-65で試合終了となり、青学大が見事優勝を果たした。
 
110612_man.jpg 白鴎大はひるまず果敢にゴールに向かったが、流れに乗った時にあと1本が出なかったことが悔やまれる。だが決勝の舞台を経験した事はチームにとって大きな収穫だっただろう。齋藤監督「決勝の相手は1部のチャンピオンチーム。こことやれることを大事に、今までやってきたことを出そう」と選手を鼓舞したと言う。また、全体チームでは6番手になる選手が多い新人戦チームのメンバーが経験を積むことを重視。それに応えて選手も思いきりの良いプレーを見せた。ここまでベスト4の壁で足踏みしてきたが、この舞台の経験を大事に、1部昇格に向けて秋のリーグ戦での戦いが楽しみだ。
 一方の青山学院大・長谷川監督はこうした白鴎大の勢いこそを恐れたと言う。「一番怖いのはこの舞台にいることを楽しめるヤツ。楽しめていれば一番いいプレーをする。大舞台でワクワクする選手が一番怖い」と、勢いを手にしたチームの手強さを試合後に語った。白鴎大の勢いを警戒していたことを伺わせる。今大会高さ・速さで圧倒的な強さを誇ったが、この試合はターンオーバーが20とミスも多かった。永吉が大会前に怪我をしていたこともあり、万全ではなかった。しかしそれを張本がカバーするなど、さすがの実力を見せた。今シーズンは春のトーナメントに続き、まず2冠。昨年成し遂げた4冠という偉業を今年も達成することが出来るか。

写真上:青山学院大#4畠山。長谷川監督は新人チームについて課題を口にしたが、それでも優勝できたのはやはり「ガードの2人(畠山と#3小林)のおかげ」と労った
写真下:白鴎大#36パプロブヒナス。「彼がいるだけでゴール下の守りがだいぶ違う」と斎藤監督。全体チームではアビブとポジションを争うことになる。

※青山学院大・張本選手、野本選手、白鴎大・柳川選手、白濱選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【INTERVIEW】
「自分のやるべき仕事をしっかりこなせた」
リバウンドやルーズボールで貢献した優勝の原動力

◆#88張本天傑(青山学院大・2年・CF)
110612_tenketu.jpg最終戦は「最悪だった」と言うが、青山学院大がここまで勝ち上がってきたのには張本の活躍が大きい。今大会では持ち前のリバウンドだけでなく、得点面でもチームに大きく貢献した。
春のトーナメントでも活躍を見せ、李相伯杯でもスタートで出場するなど、今シーズンに入ってから特に注目を集めているプレーヤー。秋のリーグ戦でもこの張本の成長が青山学院大の鍵となるだろう。


―優勝おめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか?
「ありがとうございます。3年連続というプレッシャーもあって絶対に負けられない戦いだったので、嬉しいです。でも個人的には今日の試合は今シーズン最悪の試合だったと思います。最初から最後まで起きてないような感じでした」

―試合前のモチベーションはどうだったんでしょうか。
「昨日の筑波戦で勝って、自分的に少し燃え尽きたところがあったかもしれません。こっちは相手を追いかけるというよりは迎え撃つ側だったので、試合前から監督に受け身になるなとは言われてたんですけど、チャレンジャーという感じでいけなかったのが良くなかったですね」

―今日は離せそうで離せない展開が続きましたが、特にどこが良くなかったと思いますか?
「途中何回も良い流れがあって離せるはずのところはたくさんあったんですけど、そこでディフェンスが甘かったりルーズボールを取られたりミスが出てしまいました。試合後のデータを見ても、こっちの方がターンオーバーが10本ぐらい多かったので、そこを無くせばもっと楽な展開になったんじゃないかなと思います」

―新人戦全体を通して自分の出来はどうでしたか?
「新人戦は全部で5試合あったんですけど、1試合目から4試合目までは個人的には結構良かったと思います。積極的に点を獲りにいったし、リバウンドとかルーズとか自分のやるべき仕事もしっかりこなせました。永吉(#25)が怪我もあってあまり本調子じゃなかったから、自分がやらなきゃいけないという責任感もあったし。でも今日の最後の試合は一気に気が抜けちゃったのか、いつもとは違かったですね。昨日あまり寝られなかったのに今日なぜか母親に朝6時に起こされたのも良くなかったかもしれません(苦笑)」

―この1・2年生のチームは張本選手から見てどんなチームでしたか?
「やっぱり高さがあるのでインサイドを中心に、オールラウンドにやれるチームじゃないですかね。身長がでかくても結構走れるチームだと思います。雰囲気とかは、2年は俊樹(#4畠山)とか永吉(#25)もいてみんな気持ちを前に出す感じなんですけど、1年生が大人しいんですよね。野本(#0)とか満山(#23)とか全然喋らないんで、そこはもっとガツガツ来てほしいです」

―あと1年生に求める点は他にありますか?
「みんな高校の時とかトップレベルの選手なので、シュートとかドライブとかオフェンス能力はすごいんですよ。だからやっぱりあとはディフェンスですかね。ディフェンスのコミュニケーションは、まだチームとあまり出来てないように感じました。だからそこで2年が声を出して、あいつらを引っ張らなきゃいけないと思いました。まぁ入学してまだ2ヶ月半くらいで練習量もそんなに積んでないので、これからじゃないですかね。リーグ戦にはもっと良くなると思います」

―1年生はトーナメントではあまりプレータイムがなかったと思いますが、こうやって新人戦で試合を積んで、見ていて成長は感じられましたか?
「そうですね。試合ってやっぱり慣れが大事じゃないですか。試合に慣れていくほどそれなりに自分の力を出せると思います。初戦とか2回戦を見てても駄目な部分が多かったんですけど、試合を重ねるごとに段々良くなってるなと思いました」

―そういう1年生の成長の他に、この新人戦で得たものはありますか?
「最初は、練習で先輩たちと戦うとディフェンスとかごちゃごちゃで何も出来ない状態だったんですけど、この大会を通してチームワークがすごく良くなって、1年生も大人しいんですけど最初より今日とか昨日とかは声も出ていたと思います。そうやってコミュニケーションが取れるようになったのは良かったなと思いました」

―見つかった課題はありますか?
「今回の新人戦ではディフェンスで3番ポジションとか外の選手につくことも多かったんですけど、抜かれないように意識しすぎて簡単に外のシュートを打たれてしまいました。だから外の選手にもちゃんとつけるような脚力をつけて、シュートもドライブも止められるようになりたいです。あとは外角のシュートも決められるようになって、3番ぽいところも出来るようになりたいなと思いました」

―では新人戦の話から離れるんですが、この間の李相伯杯ではあまり思うようなプレーが出来ませんでしたね。
「はい…。自分も帰ってビデオを何回も見たんですよ。それでやっぱり気持ちで負けてたと思いますね。自分はあまり国際試合の経験がなかったので、相手に向かって行く攻め気が足りなかったんじゃないかなと思います」

―でも合宿などで延世大とやって本当に張本選手が良かったという話を各所から聞きましたが。
「そうですね、自分は延世とやったときすごい調子良かったんですよ。なのに…何なんですかね(苦笑)。李相伯のあのチームは数日しか練習してないのでそれもあると思うんですけど、でもそれにしたってみんな一人ひとり能力があるからすぐ上手く連携とか出来たんですよね。だからやっぱり個人的に、攻められるところでシュートを打たなかったりして気持ちが問題だったなと思います」

―やっぱり韓国は高さもありましたね。
「本当に高いです。何回もダンクされましたしね。オフェンスリバウンドも、本当に上手く飛び込まないと取れない感じでした。体の強さとかはあまり負けてない気がするんですが、やっぱり高さとか能力とかシュート力とかは向こうの方が上でしたね。あとはルーズボールも向こうはこっちの倍以上頑張っていたと思います。やっぱり韓国はそういう所がすごいですね。延世と戦ったときとかに話を聞くと、相当練習が厳しいらしいんです。監督の厳しさも全然違う。そこが日本と違うというか、日本はまだまだ甘いですね。来年、再来年と代表に選んでもらえたらもっと頑張りたいと思います」



「決して僕だけの力で取れるものではなかった」
優勝と新人王獲得で、チームに感謝

◆#0野本建吾(青山学院大・1年・CF・北陸)
110612_nomoto.jpg今大会で新人王を獲得したのは、走れるビックマンとして注目株の野本。しかし「この賞はチームのおかげ」と周りへの感謝のコメントを残し「まだまだ」だと反省する。大学バスケットの経験が浅いこともあり、新人戦序盤は迷いも見られた。だが一試合ごとに徐々に積極的なプレーも見えてきた。慣れない3番ポジションも経験し、プレーの幅も今後もっと広げていきたいところだ。
ビッグマンも多い強豪・青山学院大学の中で切磋琢磨し、秋にはさらにインパクトあるプレーを期待したい。


―優勝おめでとうございます。新人王を獲りましたね。
「この賞はチームのみんなが頑張ってくれたのでもらえたものだと思います。決して僕だけの力では取れるものではなかったので、チームの皆さんには本当に感謝しています」

―3番ポジションは慣れるのが大変だったと思いますが。
「そうですね。今までずっとインサイドやってきたんですが、この新人戦では3番ポジションをやりました。やっぱりまだ慣れていなくて、外のシュートをどこで打ったらいいのかタイミングか全然分かりませんでしたね。それでシュートの確率が悪かったんですが、でもそれ以外の部分でチームに貢献することを考えて、速攻で先頭を走ったりディフェンスやリバウンドを頑張ったり、シュート以外でチームに貢献できたことが良かったと思います」

―トーナメントよりもプレータイムが伸びて、経験も積めましたね。
「はい。この経験をまたリーグ戦とかにも活かせれば良いと思います。リーグ戦でもし試合に出られたら、今回のようにチームに貢献できることを探して頑張りたいです」

―大学に入って今自分が足りないなと思ったところはどういうところですか?
「自分は足腰がまだ弱いので、ドライブに行ってもゴール下付近でストップしたときに足が浮いてトラベリングになったりだとか、ディフェンスの構えとかも先輩たちに比べてまだまだだと思います。だからやっぱりこの先のリーグ戦やインカレや来年のトーナメントにレベルアップして臨むことを目標に、新人戦が終わってからもっと練習して、筋トレとかトレーニングも頑張っていきたいと思います」

―インサイドの#25永吉選手や#88張本選手からアドバイスはもらいますか?
「はい。チームとしての動き方とかここはこうした方がいいとか練習中によく教えていただいています。だから教えてもらっている分、そこを常に実行できないといけないと思います。それに、先輩たちのプレーを見て、良いところを盗んで自分がレベルアップ出来るようにしていくことが、今の段階でやるべき課題です」

―他の1年生についてはどう思っていますか?
「同じチームではないですが、高校のチームで仲良かった坂東(筑波大#14)がこの大会すごい点を取ってたので、彼にも負けないくらい自分を成長させなきゃなと思いました」



「今大会は自覚が芽生えたのが大きい」
白鴎大躍進に向けてますますの成長に期待

◆#5柳川龍之介(白鴎大・2年・F)
110612_yanagawa.jpg白濱とともに、白鴎には欠かすことの出来ないウイングとして成長しつつある。
新人戦では苦しい時にねじ込むシュートでチームを助けた。
粘り強さでは定評のある仙台高校出身。地元のライバルである青学大・畠山との対戦には「勝ちたかった」と悔しさをにじませたが、まだ何度も戦う機会はあるだろうし、リベンジも期待したい。
秋に向け、新人戦の結果を収穫に1部昇格に臨んで欲しい。


-決勝を終えていかがですか。
「今大会は2年生でメンバー入りしているのが4人ということで、少ない中で2年がしっかり1年をまとめながら一丸となれたことで、ここまで勝つことができたと思います。一つになれたのを感じますね」

-白鴎大にとってはようやくきた決勝の舞台だった訳ですが。
「去年は新人戦ベスト8で、ベスト4がけで負けてしまいました。今年はそこに勝ってベスト4に入るのが目標でした。そのために新人戦の練習では走るメニューからやってきましたし、準優勝は目標に対して妥協せずにやってきた結果だと思います」

-その上で2年生として意識していたことは?
「2年生は上に立っているので、1年生にのびのびプレーさせることを意識していました。自分たちがチームを引っ張らないと新人戦では勝っていけないなと思っていましたし」

-リーダー役を意識した訳ですね。
「リーグ等、全体チームになると先輩がいるので自分たちはのびのびプレーできるけど、新人戦は自分が上に立つ責任感を感じました。そういう意味で今大会は自覚が芽生えたのがすごく大きいです」

-白濱選手(#15)と2人、プレー面でよく引っ張っているなと感じました。
「白濱はドライブから、自分はシュートからという感じでプレーの特徴があります。自分は今大会アウトサイドの調子が今ひとつだったので、まずドライブからに切り替えて、ノーマークで打てる時には打とうと心がけていました」

-決勝でも最後までよく粘ったと思います。
「1Qで点差が離れたのと、ファウルがこんだのが残念でした。イージーシュートも落ちてしまって、ミスが続きましたね。いつも通りやればそういうミスも抑えられたと思うんですが、決勝ということで緊張してしまった部分はあります。もう少し1年にのびのびプレーさせてあげたかったです」

-スタメンガードの田中選手(#10)が怪我をして、1年の#1大釜選手がスターターになりましたが、よくやっていましたね。
「1年なので思いきりやれと言っていました。ミスをしてもいいからと。頑張ってくれたと思います」

-新人戦チームで収穫はありましたか?
「オフェンスでは4番の選手も外に出てプレーすることができる、4メンアウトができるのがよくわかりました。そこで1対1ができるし、動きの中でバスケットができれば、勝っていけると思います」

-逆に5月のトーナメントではあまりいい内容ではありませんでしたが、柳川選手はどう感じていましたか?
「あのときはミスを恐れて逆にそれがミスになったり、行けばいいのに気持ちが後ろ向きになっていました。白鴎ではガードが持ち過ぎてしまうと周囲が動かなくなったりする悪い面があるんですが、動きのあるバスケをできないといけないなと思いました。だから今回新人戦の練習では4メンアウトをやってきましたし、今後活かしていきたいです」

-リーグ戦に向けて、抱負をお願いします。
「去年はそこまでプレータイムもありませんでした。でも負けた試合でも自分ならどうできるかずっと考えていましたね。今年は試合に出たら弱気なプレーをしないで強く前へ、前へ向かってプレーしたいと思います。目標は1部昇格。個人的にはディフェンスを激しくアグレッシブにいって、大事な時にしっかり得点できるようにシュートの精度を上げていきたいと思います」



「自分たちはチャレンジャーで、失うものは何もない」
ひるまず果敢にゴールに向かった強い気持ち

◆#15白濱僚祐(白鴎大・2年・F)
110612_sirahama.jpgルーキーだった去年から白鴎大のスターターを務めてきた白濱。齋藤監督も期待している選手だ。2年となり、今年は安定感が増してきたのと同時に、チームを引っ張ろうという意識が見られ、気持ちを前面に出すようにもなってきた。下級生ながら、チームからの期待も大きい。この決勝の舞台の経験を今後の糧にして秋のリーグ戦での活躍に繋げたい。


―青山学院大との対戦になりました。
「やっぱり2部とかと戦うより強いチームと戦う方が自分たちも成長出来ると思ったので、青学と戦うことが自分たちの目標でもありました。2年生を中心としてここまで上がってきて、こうやって最終的に青学と戦うことが出来たのは良かったと思います」

―今日の試合は離されずに粘って、手応えもあったのでは?
「はい。やっぱり自分たちはチャレンジャーで、失うものは何もないので、本気であたって食らい付いていこうとチームで言っていました。それが出来て本当に良かったです」

―白鴎大は気負わず楽しんでやる事をこの新人戦では目標にしていたと思いますが、それは出来たと思いますか?
「そうですね。2年生中心に、ベンチとか応援席も一緒になって楽しめたと思います。決勝でも不思議と自分は変に緊張せずにプレー出来ました。とにかく楽しもうという雰囲気があったから緊張しなかったのかもしれません」

―トーナメントの時よりも良い雰囲気でしたね。
「トーナメントの時の筑波戦は、スカウティングとかやってこうした方がいいとか決めて、少し形にこだわりすぎた部分がありました。こうしなきゃとかがあったから逆に固くなってしまったと思います。でもそこで反省して、新人戦のチームはあまりこだわらずに自由に楽しんでやろうという感じでずっとやってきました。そこがこういう風に結果に上手く繋がったんじゃないかなと思います」

―白濱選手は去年からプレータイムをもらっていますが、2年目になって何か変わりましたか?
「去年は、失敗してもいいから思いっきりやってとにかく大学バスケに慣れてこいと言われていました。だから失敗を恐れず思いっきりやろうって感じだったんですけど、2年生になってやっぱり後輩が出来たわけですし、しかも新人戦はチームの最上級生なので、責任を持ってやらなくちゃいけないなと思いました」

―齋藤監督が、白濱選手や柳川選手は今まであまり気持ちを前に出さなかったけど、今回は出すようになったと仰っていました。
「そうなんですか。確かに自分とかは結構控えめなやつなんですよね。でも優二(#10田中)が怪我したこともあって、自分たちが気持ちを前面に出して引っ張らなくちゃいけないかなと思っていました」

―#10田中選手の怪我はチームにとってマイナスだったと思いますが、かわりに#1大釜選手もよく頑張っていましたね。そういう1年生は見ていてどうですか?
「本当に1年生は緊張もせず思いっきりやってくれますし、僕ら2年生がファールとかこんだ時もしっかり繋いでくれました。あまり有名な選手はいないんですけど、来年とかも楽しみだなと思いました」

―#7長島選手も良い活躍を見せましたね。
「あいつは絶対自由にやらせた方が良さが出る選手だと思ったので、自由に思いっきりやれという感じでした。あいつがこれからどう活躍するかが白鴎の鍵になってくると思っているので、期待してますね」

―このチームで戦ってきて、3・4年生になった時のイメージは沸きましたか?
「バスケットを純粋に楽しもうというチームの趣旨はこのまま変わらずに3・4年生になっていくと思いますが、3・4年生になったら上級生ということでもっとやらなくちゃいけない事もたくさん出てくると思います。そういう所をしっかりやりつつ、楽しめるチームになりたいなと思いました」

―全体チームに戻ってから、秋のリーグ戦ではどんなプレーをしていきたいですか?
「自分がリーグ戦とかでやりたいなと思っているのは、まず得点を獲りに行くことですね。白鴎自体あまり点を獲れる絶対的なスコアラーがいなくて、楽に点の伸びるチームではないので、自分から積極的に攻めていきたいです。誰かポイントリーダーになるような引っ張っていく人が必要だと思うから、それに自分がなれればいいなと思います」

―この経験で得た経験を秋にどう繋げていきたいですか?
「今3・4年生は就活とか教育実習でいなくなっちゃってるので、こうやって新人戦で結果を出して色々経験したこともあるし、自分たち下級生がもっとチームを引っ張らなきゃいけないと思います。3・4年生のためにも、自分たちから盛り上げるチーム作りが大事かなと思うので、頑張りたいです」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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