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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2011.06.10 (Fri)

【2011新人戦】6/10 準々決勝 国士舘大VS白鴎大

国士舘大も粘りを見せるが勝負所を制したのは白鴎大
チーム初のベスト4進出へ


国士舘大学68(14-16,19-17,21-20,14-24)77白鴎大学
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スターティング5
国士舘大 #4松島/#5伊藤/#6永野/#7高橋/#13新田
白鴎大 #10田中/#5柳川/#15白濱/#36パプロブヒナス/#81中村
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110910nagashima.jpg 国士舘大白鴎大の対戦はお互いに持ち味を出して4Q終盤まで接戦にもつれ込んだが、最後は白鴎大が勝負強さを見せて突き放した。

 1Qは14-16とほぼ互角の立ち上がりで白鴎大が2点リード。外のシュートを沈める国士舘大に対し、白鴎大は#36パプロブヒナス(2年・C)がインサイドでチームを支えて対抗した。2Qに入っても白鴎大は#36パプロブヒナスがゴール下で強さを発揮するが、対する国士舘大も#12大河原(1年・F・米沢中央)のバスケットカウント獲得や#6永野(2年・F)のシュートで一歩も譲らない。#10田中(2年・G)の活躍で白鴎大がリードを奪うも、残り2分を切って国士舘大は#8寺嶋(2年・G)が3Pを2本沈め、#12大河原のバックシュートで追い付き33-33と同点で前半を終える。

 続く3Q、#15白濱(2年・F)がオフェンスリバウンドに積極的に絡んで勢いに乗り、白鴎大が引き離しにかかる。しかし国士舘大も#13新田(1年・C・春日部)がゴール下で奮闘し、#8寺嶋の3Pもチームを後押しして食らい付いた。終盤国士舘大が激しいディフェンスから速攻に走り、54-53と逆転して4Qへ。
 
110610ogawara.jpg 4Qに入っても一進一退の攻防が続く。だがここで交代した白鴎大#7長島(1年・F・福岡第一)が、高い個人スキルで国士舘大のディフェンスを翻弄した。#5柳川の3P、#36パプロブヒナスの合わせで残り3分半64-68とし、国士舘大にタイムアウトを取らせる。しかしその後も国士舘大は白鴎大#7長島を止められず、オフェンスにも焦りが見えた。#5柳川のステップインで白鴎大が65-72とすると、残り53秒には#7長島がバスケットカウントを獲得。さらに外した1スローを#36パプロブヒナスがリバウンドシュートに繋げてフォローし勝負あり。結局68-77と白鴎大が最後に流れを掴んで勝利した。

 国士舘大は激しい守りからのスピードある展開と高確率で決まるジャンプシュートで粘り強く食らい付いたが、やはりインサイドに強みのある白鴎大がリバウンドの本数で20本以上の差をつけ、試合の主導権を握った。白鴎大の大黒柱#36パプロブヒナスは25得点19リバウンドの活躍。またルーキー#7長島も与えられた出場時間の中で結果を残した。白鴎大はこれで初のベスト4進出となる。この先の戦いにも注目が集まる。

写真上:白鴎大・長島は身体能力と個人技で見せた。
写真下:国士館大・大河原はチームハイの20点。

※白鴎大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【INTERVIEW】

「2年生がまとまっているから結果が出せた」
初のベスト4、そしてその上を目指して

◆#10田中優二(白鴎大・2年・G)
110610tanakay.jpg小気味良いプレーでチームを引っ張った。
アビブ入学からベスト8で足踏みしてきたが、今回ようやくベスト4進出。
2年生の成長と、ルーキーの勢いも原動力の一つだろう。
ここから先はまだ未知の世界。
一つでも上へ、今の純粋にバスケットを楽しむ状態で勝ち上がれるかどうかが見物だ。


―接戦になりましたが、最後は引き離せましたね。
「前半、我慢して我慢してみんなで繋げられたので、後半も上手く自分たちの流れで試合をコントロール出来ました。我慢して勝ちに繋げることが出来たのは大きいと思います。選手も監督もスタッフも一丸となって戦えた試合でした」

―特にどういう部分が上手くいきましたか?
「インサイドも勝っていたし、あとはゾーンに上手く対応出来たのは良かったですね。全員が集中していたというのが勝利に結びついた要因だと思います」

―インサイドのマンタス選手は去年より成長して頼もしさを増したように思えます。
「そうですね。あいつは気持ち的に、前に前に行く感じなので。そういう強い気持ちがプレーにも上手く表れてるんじゃないかなと思います」

―1年生の長島選手(#7)の活躍もチームの力になっていると思いますが。
「そうですね。彼には自由にやらせています。それでミスしたらミスしたで、自分がコントロールしてフォロー出来るように心掛けていますね。エマ(#7長島)に自由にやらせてどこまでやれるかも、試合の大きな鍵になると思っています。期待しています」

―国士舘の印象はどうでしたか?
「やっぱり外のシュートが入るし、ディフェンスもガチャガチャ仕掛けてきて運動量がすごかったです。体力があってしぶとかったですね」

―春のトーナメントでの筑波戦はあまり上手くいかないように見えましたが、この新人戦のチームはここまで良い雰囲気で来ていますね。
「トーナメントの時は形にこだわりすぎた部分があったので、今回はあまり気負いすぎずにいこうという話になりました。単純にバスケットを楽しもうというのをみんなで意識しています」

―トーナメントが終わってから新人戦に向けてどういう練習をしてきましたか?
「やっぱりディフェンスからブレイクの形を出していく事が目標なので、それを中心に走る練習をしてきました。3・4年生にも試合の相手もしてもらったりお世話になったので、それをこういう風にベスト4に残って結果に繋げられたのは良かったです。1・2年だけじゃなくて、チーム全体のお蔭です」

―ガードでもあり新人戦チームではキャプテンを務めていますが、どういう部分を意識していますか?
「チームをまとめるという事を意識しつつ、自分の攻め気も忘れないようにしようと思っています。まとめるというのは難しいことだと思うんですが、バスケットを通してみんなをどうやって成長させられるかを考えながらやっています」

―#5柳川選手や#15白濱選手など2年生が試合の中心となっていますが、2年生自体はどういう雰囲気なんですか?
「2年生はいっつも一緒にいてふざけてます(笑)。仲が良くて、学校生活でも常に一緒ですね。そういうコミュニケーションはどこの学年にも負けないと思います。今回こういう風にベスト4という結果を残せたのも、2年生が上手くまとまっていたことが大きいと思います。とにかく仲が良くて雰囲気が良いですね」

―ベスト4は初めてですよね。ここまで惜しくも逃してきたし、今年こそという気持ちもあると思いますが。
「そうですね。絶対さらに上に行ってやろうと思います。でも、気負わずに楽しんでやる事は言い続けて忘れないようにしたいです」

―明日へ向けて意気込みをお願いします。
「次の試合も、今までやってきたとおりチーム全体で気持ちを高めて、バスケットを楽しんで頑張っていきたいと思います」
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