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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2010.11.27 (Sat)

【2010インカレ】インカレの見所

優勝候補・青山学院大を筆頭に
32チームが頂点を目指す


 第62回全日本大学バスケットボール選手権大会が目の前に迫った。昨年、大阪で開催された男子インカレだが、今年は全試合が代々木のメインコート開催となる。
 今年はスター選手を揃える優勝候補・青山学院大学が頭一つ実力で抜けている。それを慶應義塾大、東海大、日本大らのシード校や他の強豪がどこまで迫れるかによるだろう。また、ガードの年と言われ、優勝候補にはいずれも4年生を中心にスターガードが揃う。青山学院大・橋本慶應義塾大・二ノ宮日本大・篠山らはリーグ戦ではケガに泣かされたこともあり、この大会に期するものはあるだろう。ガード同士の対決は楽しみの一つでもある。他にも東海大・多嶋筑波大・田渡日本大・熊澤石川といったサイズはないが、能力の高い選手が揃い、見所の一つだ。一方で、今大会はセネガル人留学生も数多く出場する。天理大サンバ・ファイ関東学院大パプ・ムール・ファイ浜松大シダッド・ジャーラ日本経済大ンジャイ・ポール・ブノらがどれくらいの存在感を見せられるだろうか。こうした留学生が増えてきた中、日本人離れした体格を持つ慶應義塾大・岩下や1年生ながらパワーを見せる青山学院大・永吉ら日本人の注目センター達がどのように戦うのかも楽しみだ。


【Aブロック】
101127aogaku.jpg 第一シード、青山学院大は今年度新人戦を含め4冠を狙う。シーズン当初から強さは際立っており、まずはここが優勝候補筆頭だろう。日本一はもちろん、彼らの目標はオールジャパンでJBLチームに勝つことと、目指すところは高い。他のチームより一つ上のハードルを設定してここまで仕上げてきたチームが、インカレの舞台でどういうプレーを見せるだろうか。リーグ戦ではハーフコートに注力していた分、ディフェンス、トランジションともに本来ほどの切れ味ではなかったが、学生相手では得意の足を使った自分たちのプレーこそ武器であることは認識している。インカレに向けて更に磨きをかけてきているだろう。1回戦で当たる新潟経営大はどこまで食い下がれるか。他にも、伸び盛りの専修大が自分たちのリズムでプレーをできれば上位進出は狙える。波のあるチームだけに立ち上がりが重要だろう。また、ディフェンス巧者の愛知学泉大、ガードの奮闘が光る中央大がどこまで力を発揮できるかが見所になる。コーチが今年より変わった鹿屋体育大の戦いぶりも気になるところだ。

写真:リーグMVP湊谷、3P王辻、U-24比江島らスターには事欠かない青山学院大。リーグ後半離脱した主将の橋本の回復具合が気になるところだが、それ以外のメンバーでも十分な実力を持つ。


【Bブロック】
101127nihon.jpg このブロックはセネガル人留学生が集まる注目ブロックとなった。1回戦最大の見所は、苦節を経て今年初のインカレ出場をつかんだ関東学院大と、関西の雄として成長を遂げた天理大の1回戦だ。パワフルでハートの強い関東学院大のパプと、大学で飛躍的に成長した天理大・サンバの対決は絶対に見逃せない。また、ジャーラを擁する浜松大早稲田大との1回戦に臨む。早稲田大は昨年天理大の前に1回戦で散っただけに、その雪辱は果たしたいところ。4年も多い勝負の年、1部復帰の追い風に乗りたい。また、関西2位に入った関西学院大にも注目したい。
101127papu.jpg そして、第4シードの日本大はこのブロック唯一の関東1部校であり、こうしたビッグマンひしめくチームを攻略しなければならない。セネガル人留学生のいるチームと対戦することになれば、高さでどこまで戦えるかやはり留学生であるを始め、インサイド陣の奮闘が問われるだろう。勝敗によっては大学界の強さの構図を塗り替えるかもしれない見逃せないブロックとなりそうだ。とはいえ、日本大はリーグ戦で唯一青山学院大を破ったチームでもあり、勝ち上がって準決勝で再びまみえることになれば、見逃せない一戦となるだろう。

写真上:連覇を狙う日本大。激しいディフェンスで相手のリズムを崩したい。
写真下:初のインカレに意欲を見せていた関東学院大・パプ。夏は練習試合で天理大と対戦したが、サンバは不出場でマッチアップはなかったとか。ここが初の対戦になるだけに楽しみかつ、もったいない1回戦でもある。



【Cブロック】
101127tokai.jpg 関東大学の実力校がひしめくのがCブロックだ。第3シードの東海大、1部復帰でリーグ5位をつかんだ拓殖大、大学屈指のスコアラー・金丸を擁する明治大、人材豊富な筑波大ら、関東1部校がブロック最高の4校入り、激戦ブロックとなった。どこと対戦することになっても互いに気を抜けないことは間違いない。拓殖大、明治大、筑波大は2部リーグ時代から互いにライバルとして熾烈な戦いを繰り広げてきたし、東海大はリーグ戦では不安定な面を見せ、拓殖大に1敗を喫してもいる。特にトーナメント戦は一発勝負、互いに圧倒的な実力差はあるとは言えないだけに、読めないブロックでもある。これらのチームがリーグ戦後に反省点を踏まえ、どこまでインカレに向けて高めてきているかどうかがポイントになるだろう。ここに福岡第一出身者を揃える日本経済大や、東海地区で伸びてきている中京大倉敷芸術科学大仙台大といった地方校がどこまで戦えるかが見物のリーグになる。

写真:リーグ戦では課題も見えた東海大。昨年も同様の状況からインカレで立て直しただけに、どのような戦いぶりを見せるかが気になるところだ。


【Dブロック】
101127keio.jpg 第2シード、慶應義塾大がこのブロック注目のチームとなる。リーグ戦は苦しみながら2位。ケガ人もあったが、下級生も成長を遂げて結果的に青山学院大を倒すのは自分たち、と春に続き2位のポジションを獲得した。ここまでチームを支えてきた二ノ宮・酒井・岩下のトリオが最終学年となり、集大成の年に再び頂点を狙えるかに期待が集まる。これを阻むチームとして注目なのが大東文化大だ。主力の3年生がメンタル、プレーともに進化し、来季1部復帰を決めた。選手層も厚く、高さ、速さもあってバランスもいい。にぎやかでノリのいいチームだけに、勢いに乗った時は強い。他に、無念の2部降格となった法政大は地方校の攻略がキーだ。入れ替え戦のような集中力で戦えればベスト8を獲得する確率は高いが、降格したチームがその年のインカレでいい結果を出している例は少ない。そうした壁をいかに乗り越えるかどうかだろう。この法政大を狙うのが関西3位の京都産業大と九州1位の九州産業大、インカレ常連となりつつある東北1位の富士大だ。いずれもベスト8を狙えると意気込んでくるだろう。地方校のベスト8名乗りがあるかどうかも注目だ。

写真:昨年準優勝の慶應大はトリオが揃い、再度の頂点を目指す。
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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