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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2010.09.28 (Tue)

【2010リーグ2部】2部リーグの見所 ~各チーム主将に聞く~ vol.2

1009262bu.jpg 2部リーグ・各主将に聞くチームの見所、後半は白鴎大学、関東学院大学、日本体育大学、国士舘大学、立教大学、國學院大学を紹介する。

 リーグ戦も中盤を迎え、各チーム負けられない戦いが続いている。特に2部は入れ替え戦、インカレともに3位までがラインであり、どうしてもその中に入りたい思いは強い。そこでポイントとなってくるのが、いかに自分たちのバスケットが出せるかどうかだろう。自分自身が求めるチームの見所をどうやって出していくか、リーグ後半に向けて特色が出てくるチームが、結果を出していくに違いない。

①夏の間の練習について
②春と比べて成長したところ
③自分のチームの“ここを見てほしい!”
④キャプテンとしての意気込み

2部リーグの見所 VOL.1

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【白鴎大学】
「恩返しをしたい」
(#10田中憂希・白鴎大学主将)
100926tanaka.jpg 抜群の得点能力でチームを引っ張った藤江、183cmながら縁の下の力持ちとしてゴール下で体を張り続けた千葉が抜けた白鴎大。特に得点面では藤江の分を、今年は全員で取らなければならなくなっている。だからこそ、チーム力が必要となる。その部分については、夏の練習を通してまとまりを得て来たと#10田中(4年・G・主将)は語る。その中で主将として、そしてシューターとしてチームを牽引することを求められている。
 司令塔の#32黒川(3年・G)、#65高橋(3年・G)は、毎試合安定した働きでチームを支え、#30アビブ(2年・C)は昨年よりも成長が見られる。#15白濱(2年・F)も春シーズンからプレイングタイムを勝ち取っており、成長著しい監督期待のルーキーだ。
 3部から地道に這い上がり、チームとしてトーナメントベスト8やインカレ出場という目標は既に果たした。あとは1部昇格を勝ち取るまでだ。

①常に2部練をしていました。合宿後は、拓大や鹿屋体育大と練習試合をしてリーグに備えてきました。

②ディフェンスからブレイクというチームなんですが、それが夏を通して完成してきたかなと思います。後は、チーム力ですね。今年は4年生が2人しかいなくて、なかなかチームとしてまとまれていなかった部分があったんですが、だいぶまとまってきたと思います。

③能力のある選手がいるわけではないので、そういう選手が頑張っているところを見てほしいです。元気とガッツとか(笑)。あとは、ベンチも明るいので、そういう部分も是非!

④去年、一昨年までは、千葉さん・藤江さん('09年度卒)がずっと作ってくれて、自分はシュートを打つだけでした。今年は、1対1が上手い選手がいないので、自分でどうにかしなきゃいけないことが多いです。プレーの面もそうですが、声を出したり、チームを支える部分の仕事も頑張っていかなければならないと思っています。あとは、1部に上げて、来年後輩が1部でプレーできるようにしたいのと、1年の時からレギュラーで出して下さっている齋藤さん(齋藤監督)に恩返しをしたいですね。とにかく勝てるように頑張ります。


【関東学院大学】
「みんなで良いバスケがしたい!」
(#1パプ・ムール・ファイ・関東学院大学主将)
100926papu.jpg 3年前、関東地区初のセネガル人留学生として関東学院大に入学した#1パプ(4年・C・主将)も最終学年となった。今シーズンは、キャプテンとしてチームを引っ張る。チームメイトに声をかける姿やファイティングスピリットは日本人よりもはるかに熱く、力強い主将だ。プレーではインサイドにはパプ、アウトサイドからは#28河野(3年・G)、#32前田(3年・F)らが高確率でシュートを沈めていく。また、足を使ったディフェンスで相手を翻弄していくのも、関東学院大の見どころの一つだ。
 ここまで、3部B→3部A→2部と着実に順位を上げて来ている関東学院大。念願の1部昇格、そして創部初のインカレ出場へ向けて、虎視眈々と上位進出を狙う彼らに注目だ。

①ディフェンスのチームだから、ディフェンスをしっかりやってきました。あとは、リバウンドを意識して、セカンドチャンスを取らせないようにボックスアウトの練習とかもしてきました。個人的には、練習のほかに1日4時間ジムに通ってトレーニングしています。

②春は波がありました。もちろん、今も波はありますが、切り替えが速くなりました。コミュニケーションが足りなかったので、意識して声をかけてきました。周りを気持ちよくプレーさせられるように、キャプテンとして頑張らないと。特に集中力が下がったときにきちんとコミュニケーションを取ることを意識しています。それは、コートの中でも、ベンチでも両方で。

③ディフェンスとリバウンド。特にディフェンスはアグレッシブにやれば、負けないと思います。

④1部に上がりたい。そのために、まずリーグで優勝したいです。あとは、今まで出たことがないインカレにも出たいです。もちろん、それも大事だけど、みんなでいいバスケをしたいです。ナイスプレーを見せたいです。個人的な目標はプロに行くこと。大学だけでは終わりたくないから、最後まで一生懸命頑張りたいです。


【日本体育大学】
「とにかく這い上がりたい」
(#10永原龍徳・日本体育大学主将)
100926nagahara.jpg 昨年2部リーグで復活に向けて船出をきったが、今年は新たに藤田コーチを迎え、新生・日体大がスタートした。「目指すバスケットは?」との質問に、主将の#32永原は、「日体のバスケットは変わらない。走って守るバスケが目指すところ」と語り、“伝統”の2文字は引き継がれている。大学バスケ界の先頭を走り続けてきた日体大の再建が実る日を待ちたい。
 ここまで負け越しているが、試合の中で見える彼らの“勝ちたい気持ち”には注目してほしい。「とにかく這い上がりたい」。そのスタート地点をこのリーグ戦にしたいところである。

①やってきたことは去年と変わっていません。例年通り、北海道合宿を行いました。そこで、チームとしてはまとまれたと思います。あとは、走ったり、藤田さん(コーチ)にバスケットを教えていただきました。

②春は日体のバスケットではありませんでした。遅いバスケットになってしまっていました。夏の間、走ってきたので、速い展開のバスケットをできるようになってきたと思います。

③展開の速いバスケットですね。ただ、今はディフェンスが悪いのでなかなか出せていません。

④苦しい状況ですが、インカレに出たいという気持ちは忘れていません。とにかく這い上がりたい。上を目指して、最後は笑って終わりたいんです。そのために自分は、誰よりも声を出してチームをまとめることが大切だと思っています。ただ、それを出せていない自分もいます。自分も含め、チームも変わりたいですね。


【国士舘大学】
「見てほしいところは、勢い!」
(#4馬 隆・国士舘大学主将)
100926ma.jpg 春シーズン、新人戦では3位入賞を果たし、若い力が伸びて来ている国士舘大。主力も2・3年生が中心となっている。中でも、#17平田(2年・G)は昨年度からの経験も有り、安定したゲームメイクが光る。自身で突破する力もあり、コントロールだけでなく得点面でも貢献している。フォワード陣もアウトサイドを高確率で沈められる選手が多く、一度乗ると手をつけられない。若い力が伸びているとはいえ、チームの要はやはり#4馬(4年・C)だ。柔らかい外角シュートに、破壊力抜群のドライブは一見の価値有り。
 リーグ戦になると、今まであまり出場機会のなかった選手がぐんと伸び、チームの主力に踊り出る選手が多いのが国士舘大の特徴の1つと言っていいだろう。今年もどのような選手が出てくるのかに期待したいところだ。

①ナンバープレー、ゾーンとマンツーの入れ替え、シューティングなどを中心に練習しました。試合慣れをしようということで、対抗戦をたくさんやりました。合宿が終わったら近くの大学と毎週のように練習試合もしました。

②今のチームは、新人戦のメンバーである2年生が特に中心となっています。もちろん、1年も出てきています。新人戦で下級生が経験を積んだのは大きいです。今は上級生とやってもどっちが強いかわからないくらい、みんな成長しました。

③見てほしいところは、勢いです!! そこだけ(笑)。

④自分の仕事は、生活管理と、みんなの雰囲気を良くすることですね。それしか言えないんで。チームの士気を高めるっていうところを頑張りたいです。


【國學院大学】
「あとはチームとしてまとまるだけ」
(#51後藤 翔・國學院大学主将)
100926goto.jpg 國學院大の主力として4年間出場を続けた190cmフォワードの傳田・粟根・大熊に加え、司令塔を務めていた田中が卒業し、大きく代替わりした國學院大。「チーム力で勝たないといけないことは、シーズンが始まる前から話していたこと」と主将の#51後藤(4年・G)は語る。だが、勝つための第一歩である「チームとしてのまとまり」がまだ不十分だと言う。一刻も早く、結束を深めることが重要とされる。
 代替わりしたとはいえ、#33杉本(4年・G)は、1年の頃からプレイングタイムを獲得しており、得点力も抜群。さらに、#24村田(4年・F)も杉本とともに得点面で大きく貢献している。試合を通して、選手交代が多く、“チーム”として戦っていることは見ていてもよくわかる。あとは、“まとまる”だけ。國學院大がどのようにして“チーム”としてまとまっていくのか。ぜひ見届けてほしい。

①ランメニューと合宿を行いました。バスケットよりも、トレーニングの方が多かったですね。

②チームというよりは、個人になってしまいますが、村田(#24)が成長しました。去年はあまり出場機会が無かったんですが、今年はメインで出なければならないということもあって、意識が変わりましたね。村田以外にも、個人個人は成長しているので、あとはチームとしてまとまるだけですね。

③ディフェンスから速い展開のバスケットです。

④リーグ戦も残り1ヵ月半くらいしかないので、バスケット中心に頑張りたいと思っています。試合以外の部分でも大事だと思うので、みんなと話し合って、まとまっていければいいかなと思っています。


【立教大学】
「自分が一番“本気”になってやらないといけない」
(#4宇野善昭・立教大学主将)
100926uno.jpg 成長中の#18婦川(2年・C/196cm)以外は飛び抜けて大きな選手はいないが、#5菊地(4年・F)や#14荒井(3年・F)を筆頭にがむしゃらにプレーする選手が多いからか、小さいという印象はない。また、一昨年は変幻自在のアシストを繰り出す岩田周人、昨年はポイントゲッターの丸本紘司と他のチームからも一目置かれる選手を擁したが、今年は特にチームで戦っているという印象を受ける。
それもそのはず、4部優勝・旧3部B優勝・そして混戦の旧3部Aも3年で抜けてやってきた立教大にとっても、2部の舞台は甘くない。そこをプレーの上ではもちろん精神的にも引っ張るのがルーキー時からコートに立って不屈の背中を見せてきた#4宇野だ。一方、アウトサイドでコントロールするのは2年生ながら落ち着いたプレーが光る#17小宮山(2年・G)。そしてシューターの#13熊谷(3年・G)&#16菅原(2年・G)といったメンバーが中心となる。さらには#19新保(F・新潟商)、#20竹田(G・大麻)、#22中島(F・八王子)といったリーグ序盤にイキのいいプレーを見せたルーキーも控える。文字通り大きな可能性を秘める彼らは、苦しみながらも1歩1歩確かに道を刻んでいる。

①一言で言うと、走りました。実はこれまでは毎年、監督やコーチが出してくださったメニューに対して選手から「こうした方がいいんじゃないか」という声が上がって、方向が変わったりすることもあったんです。でも今年はそんなことを言ってもしょうがないと僕が思って、それにみんながついてきてくれた感じです。多少試行錯誤はしてもやりきって、走りきることが出来たと思います。ゲーム形式の練習はリーグ戦の2週間くらい前に関西遠征に行った頃から始めました。

②勝てるチームになりました。うちはずっと、いい試合はしてもギリギリで負けてしまうようなチームだったんです。いい試合をしてそれで満足する人もいるかもしれませんが、僕は勝つことが全てだと思っています。夏を乗り越えて、日体大戦の1戦目のように内容はあまりよくなかったかもしれませんがどんな形にせよ勝てるようになったことが成長だと思います。

③出来ることなら練習を見てほしいです(笑)。強いて言うなら、フロアもベンチも上の応援席も含めて、4年生を見てもらいたいですね。このメンバーがうちのチームの全てだと思います。今年の立教は4年生がチームカラーを作っています。

④他の4年生がすごく頑張ってくれているので、自分は楽をさせてもらっています。でもその分キャプテンとして、何をするにも自分が一番“本気”でやらないといけないと思っています。自分が一番最初に本気になったから、キャプテンを任せてもらえたのかなとも思っているので…。これからも、常に本気でプレーして、バスケットを楽しんで、勝ちたいと思います。
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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