FC2ブログ
2019年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月


第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】優勝・大東文化大

191110daito4_2019112300225642a.jpg

4年生が軸になり17連勝も達成してリーグ戦初優勝
ディフェンス面での粘り強さが勝利際で際立つ


 18勝4敗でリーグ戦初優勝を飾った大東文化大。初戦の青山学院大戦ではどこか空回りする場面も見られたが、1週間空いた3戦目までの時間を前向きに活かして修正をはかると、ディフェンスが目に見えて良くなり、第3節の東海大戦に勝利。第7節終了時に首位に立ち、それ以降は首位の座から落ちることなく連勝街道を驀進。白眉となったのは中盤から後半戦序盤の上位校との対戦だ。このあたりが首位を守るには一番集中力が必要な時期だったが、専修大戦(10/5)、青山学院大戦(10/6)、東海大戦(10/14)、筑波大戦(10/20)といった上位のライバルチームをことごとく下し、残り4試合を残して早々に優勝を決めた。昨年はこの中盤あたりに台風で試合が延期になるなど想定外の出来事もあり、後半戦に大事な試合を落として惜しくも2位に甘んじた。課題を1年越しに乗り越えたチームの成長が見えた2カ月半となった。

191110m1.jpg 今年のチームは4年が支える。主将の#34中村浩陸、#15モッチを中心に、昨年より大幅にプレータイムを伸ばした#81後藤、今季よりスタメンに入る#25高木が攻守で存在感を発揮。控えの#88増本も春から要所でいい活躍を見せている。そこに続くのは3年の#2飴谷。高い跳躍力と機動力を活かしてリバウンドや速攻で先頭を走り、巧みなプレーで魅了する#12中村拓人も、ルーキーとは思えない落ち着きぶりでバックアップを務めた。モッチがベンチが下がっていてもそれぞれが役割を果たすことで、あまり気にならないのも今年のチームの強みだ。実際、昨年まではモッチに集中していた得点がバラけてきてもいる。

 優勝を決めたあとは1勝3敗とやや苦戦し、動きのキレが落ちた試合もあった。しかし粘り強さは今大学では一番といってよく、終盤に盛り返す底力もある。選手たちが地道に取り組んできたからこその精華だろう。インカレに向けては目指されるチームとなるが、そのプレッシャーをはねのけられるかに注目だ。

写真:守りを固められてしまうときもあるモッチだが、それでも勝負どころで見せるプレーは力強く、流れを呼び込む。


【リーグ戦インタビュー】
#3星野京介(9/7)
#34中村浩陸(2019 LEAGUE PLAYER)
#88増本優太(10/14)
#25高木慎哉(10/6)
#2飴谷由毅(10/20)
#81後藤大輝(10/27)
#15モッチ ラミン(準備中)


【個人ランキング(TOP10以内)】
#15モッチ ラミン 得点ランキング2位(398点)
#15モッチ ラミン リバウンドランキング2位(OF58/DE168/TO226)
#34中村浩陸 アシストランキング8位(50本)


※中村浩陸選手、高木選手のインタビューは「続きを読む」へ。


191110daito.jpg
チームはコミュニケーションを欠かさなかった。


191110ametani.jpg
常に献身的に先頭を走る飴谷も、リーグで一回り成長。


191110daito3.jpg

191110daito2_201911230022533a0.jpg
倒れたチームメイトを皆が起こしに行く姿もよく見られた。


191110daito5.jpg
飴谷と高木が好調の日はチーム全体に勢いが生まれた。


191110goto.jpg
後藤も試合が進むにつれ、シュート確率が良くなり、またパフォーマンスでもチームを盛り上げた。


191110fukawatase.jpg
2年目の深渡瀬も経験を積んだリーグになった。


191110hosino.jpg
星野のシュート力は第3戦の東海大戦で大いに発揮された。


191110m2.jpg
常にゴールに向かい続けるファイティングスピリットの強さがモッチの魅力だ。


191110masumoto.jpg
センターのバックアップとして存在感を放った増本。


191110nt.jpg
中村拓人は1年生とは思えない落ち着いたプレーと上手さで欠かせない存在だった。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:55  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】2位・青山学院大

191110aogaku.jpg

4年生と3年生がプレーでチームを引っ張り
チーム全体としての底上げで準優勝を果たす


 16勝6敗で、5年ぶりに2位に食い込んだ青山学院大。ここ数年はもう一枚壁を突破しきれない部分もあったが、それを乗り越えようとする姿が見えるリーグ戦となった。

 初戦で大東文化大を下していいスタートを切り、2戦目では筑波大に延長で破れるなど、立ち上がりは波があり、さらに第5節で日本体育大、6戦で早稲田大に敗れるなど、序盤戦は選手たちも認めるようによい状況ではなかった。好転のきっかけが見えたのは第7節。そこまで無敗の首位だった専修大を大差で破ると、第9節ではここしばらく勝っていなかった東海大から6年ぶりに白星を挙げ、一気に波に乗った。終盤には3位になった専修大に敗れるなどやや取りこぼしもあったが、大崩れせず2位でのフィニッシュとなった。

2C7A0356.jpg 今シーズンは#21納見が本来の得点能力を発揮して大事な試合では次々に3Pを決めていった。また、インサイドでは#7ナナーが身体を張り、ユーティリティプレイヤーである#52赤穂がコンスタントにアベレージを出し続けるなど、試合を重ねるごとに安定感が高まった。スタメンに入った#2斉藤はシュートが良く、大事な一発を決める選手に成長。怪我が続いていた身体能力の高い#36相原が試合に復帰すると、リバウンド、スティールといった部分で勢いを与えるプレーをたびたび見せてチームを乗せていったのも印象的だ。春はベスト16に沈んだが、大きな成長を見せた秋だった。

写真:得点、3Pでランキング上位に入った納見。



【リーグ戦インタビュー】
#7ナナーダニエル弾(8/24)
#2斉藤諒馬(9/7)
#21納見悠仁(2019 LEAGUE PLAYER)
#36相原アレクサンダー学(10/14)
#52赤穂雷太(10/26)
青山学院大ホームゲームレポート
#2斉藤諒馬(11/6)


【個人ランキング(TOP10以内)】
#52赤穂雷太 得点ランキング8位(334点)
#21納見悠仁 得点ランキング9位(328点)
#21納見悠仁 3Pランキング2位(56点)
#7ナナー ダニエル弾 リバウンドランキング9位(OF64/DE105/TO169)
#21納見悠仁 アシストランキング6位(59本)


※ナナー ダニエル弾選手、和田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


191110akaho.jpg
赤穂の安定したプレーぶりは、チームにはなくてはならない。精神的にも成長が見える。


191110imori.jpg
夏は3☓3にも挑戦していた伊森は、積極的なアタックが持ち味。


191110kenta.jpg
インサイドのバックアップとして働いたウィタカ。


191110noumi.jpg
勝負どころで決める納見の3Pは相手に大きなダメージを与えた。


191110saito.jpg
斉藤の安定感ある活躍は、チームにも大きな力になった。


191110aihara.jpg
怪我から復帰し、チームに勢いを与えた相原。


191110ishikawa.jpg

リーグ最終戦では4年生の石川が最後にコートイン。見事シュートを決めた。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:54  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】3位・専修大

191110senshu_20191122210717c82.jpg

安定度が高まり、チームとしても成長が見えた秋
豊富なタレントによる爆発力はインパクト大


 16勝6敗で青山学院大とは同率だが得失点で3位となった専修大。開幕6連勝でいいスタートを切ったが、第7節で青山学院大に敗れるとそこで少しリズムを崩し、3連敗と安定しない前半だった。後半も一瞬崩れかかる時期もあったが、終盤戦では勝負強さを見せたが、やや波が出たことが順位に影響した。

191110morizane2.jpg 例年通りのタイムシェアを行いつつの戦いではあったが、昨年よりもチーム全体での底上げができてきている。新人戦準優勝を果たした2年生の躍進は目覚ましく、#23キングが抜群の身体能力を活かしてリバウンドから速攻へと走る姿は鮮やかで、アウトサイドシュートでも見せる。インサイドでは#46寺澤、アウトサイドでは#28野﨑、#1山本、#95齋藤といった選手たちが台頭。1年生もアグレッシブさが光る#0ケイタ、後半戦は怪我で欠場したものの、コントロール力の高い#10喜志永といったフレッシュな面々がリーグ戦を通して活躍した。ここを締めるのが#34盛實、#12西野、#30アブといった上級生だ。インサイドを支える#30アブはブロックの名手。3☓3の日本代表候補としてツーウェイの活躍を続ける#12西野は、コンスタントに内外からシュートを決めてくる。そしてクラッチシューターとして強心臓を持つ#34盛實は、終盤戦で勝負強い3Pを何度も沈め、3位獲得の原動力にもなった。得点を取りに行くことよりもチームを回すことにプレーの意識がいっている試合もあったが、やはり点を取っていくことで大きな影響力を与える選手だ。

 下級生の頃からプレータイムを分け合いながらやってきた選手が上級生になったことで、大崩れする場面は少なくなった。また、高い身体能力と得点力による爆発力の大きさもこのチームの魅力だ。あとはこの勢いを維持し、インカレを勝ち抜くだけだ。

写真:終盤になると盛實らしい勝負どころのシュートが面白いように決まり、存在感を見せつけた。


【リーグ戦インタビュー】
#28野﨑由之(9/15)
#34盛實海翔(2019 LEAGUE PLAYER)
#34盛實海翔(11/2)
#23キング開(11/2)
#12西野 曜(11/3)


【個人ランキング(TOP10以内)】
#12西野 曜 得点ランキング7位(344点)
#34盛實海翔 3Pランキング3位(54本)
#30アブ フィリップ リバウンドランキング5位(OF50/DE146/TO196)
#34盛實海翔 アシストランキング4位(70本)


※山本選手、ケイタ選手のインタビューは「続きを読む」へ。


191110morizane.jpg
欲しいと思うところで決める盛實のシュート力はさすがの一言。


191110king.jpg
今季大きく成長したのはキング。リバウンドからアシスト、速攻までオールマイティにこなす。


191110abu.jpg
大黒柱のアブ。1巡目の法政大戦ではブロック8も記録。


191110abe.jpg
ガードの層が厚いのも強み。阿部は秋はバックアップに回った。


191110nishino.jpg
リーグ戦中も3☓3の所属チームで試合に出るなど、タフに働いた西野。


191110nozaki.jpg
アウトサイドシュートで持ち味を発揮した野﨑も、今季プレータイムを伸ばした一人。


191110saito_20191122210716578.jpg
機動力の高いガードの齋藤も2年生の成長株。


191110terasawa.jpg
インサイドで泥臭くがんばる寺澤。ゾーンに入ったときの爆発力は高い。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:53  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】4位・日本体育大

2C7A7231.jpg

1部復帰の最初の年は後半に調子を上げ
15年ぶりのベスト4に食い込む


 4位には今年1部復帰シーズンを送った日本体育大が入った。リーグ前半は5割ほどの勝率だったが、注目すべきは後半戦。2巡目は第16節の青山学院大戦(10/20)に敗戦した以外はすべて勝利。上位チームが直接対決で終盤に黒星を増やした中、連勝を続けて最終日に4位に滑り込んだ。リーグ戦は一般的には手の内が相手に知られた後半には攻略されることが多い。しかしその逆の形となったことは、チームのスカウティングの努力なり、また選手の成長があったということで、大きな成果といえる。

191110ooura2.jpg 戦力は昨年とほとんど変わらないが、安定感が高まった。4年生では今期は司令塔も務める#3大浦が起点となり、高い跳躍力のある#5磯野はディフェンスで相手エースをマークした。最上級生となったこの2人はメンタル面でも進境著しいものがある。同様に伸び盛りの3年生は#24土居、#33遠藤がオフェンスで力になり、#13ディクソンがシックスマンとして仕事をこなした。さらにはインサイドの#50バムと#21クリスティンはタイプが異なり、2人がプレータイムを分け合って貢献したことも大きいだろう。

 7秒でオフェンスを完結するトランジションの早いスタイルは、今の1部ではむしろ少数派だが、日本体育大の特徴はそれを40分間遂行し続けるところにある。前に進むのをあきらめないことでディフェンスに穴をこじ開け、流れを持ってくる。続くインカレでの躍進も期待したいところだ。

写真:攻撃起点として攻め続けた大浦。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#3大浦颯太 得点ランキング6位(344点)
#3大浦颯太 3Pランキング6位(45本)
#3大浦颯太 アシストランキング1位(92本)
#24土居 光 3Pランキング9位(37本)
#21モンゾンボ クリスティン リバウンドランキング3位(OF81/DF141/TO222)
#50バム ジョナサン リバウンドランキング7位(OF74/DF105/TO179)


【リーグ戦インタビュー】
#5磯野寛晃(9/14)
#3大浦颯太(10/6)
#24土居 光(10/19)
#33遠藤 善(10/22)
#50バム ジョナサン・#21モンゾンボ クリスティン


※日本体育大・大浦選手、ディクソン選手のインタビューは「続きを読む」へ。


2C7A7353.jpg
全員が速攻に走るが、磯野の高い跳躍からのレイアップやダンクは豪快そのもの。


2C7A7412.jpg
今季加入したクリスティンの存在も、勝利に大きく貢献。


191110bam.jpg
パワーのあるバムは力強さが魅力。


191110doi.jpg
アウトサイド、フィジカルを活かしたインサイドと両方で活躍できる土居。


191110endo.jpg
高確率の3Pで見せた遠藤。


191110ide.jpg
バックアップガードの井手。後半にかけて調子を上げていった。


191110kouno.jpg
ベンチスタートでチームをサポートする河野。


191110muto.jpg
練習では大きな役割を担っている主将の武藤。


191110niitai2.jpg

191119niitai.jpg
ベンチの盛り上がり具合も賑やかだった。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:52  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】5位・筑波大

191110tsukuba.jpg

後半戦ではやや好不調の波が大きくなるが
総合力を発揮して5位でフィニッシュ


 前半戦は上位をキープした筑波大は後半戦にやや調子の波が出て、最終的に5位で落ち着いた。

 チームとして勢いがあったのは前半戦。第5戦(9/14)の大東文化大、第11戦の白鴎大(10/6)こそ破れたものの、1巡目はその2敗にとどめて2位を守った。ホームゲームでの専修大、東海大といった上位のライバル相手の、チームが一体となった見事な勝利も印象的だった。一方後半戦はムラがあり、ここ何年も破れていなかった第15戦の日本体育大(10/19)に1点差で敗退すると、続く第16戦(10/20)で大東文化大、第17戦の青山学院大(10/26)など、上位チームとの競り合いに敗れて順位を落とした。

191110maki2.jpg チームの構成は昨年と大きく変わらない。平均身長は1部リーグでも屈指の高さを誇り、攻守ともに安定感がある。主将は昨年から引き続き#88牧が務め、エース#11増田の存在感はやはり際立つ。4年生では#10村岸が最上級生らしい牽引力を見せ、#15森下もインサイドで堅実に仕事をこなした。そこに続いたのは3年生。スタメンガードを務める#8菅原のほか、#16野本は持ち味の得点力を発揮し、#33三森も後半戦ではプレータイムが増えるなど、躍進のリーグ戦だった。下級生では新人戦で活躍した#13二上が怪我でリーグ戦全体を欠場し、#7浅井も怪我で出遅れるなどやや怪我もあったが、他チームよりは欠場者の影響は大きくない。#75井上が2年目の成長を見せ、#92中田がルーキーらしからぬ存在感でチームを鼓舞するシーンも見られ、伸びしろの多さも感じさせる。上位陣は大きな実力差がないチームが揃うため、その中でどう勝っていくかが求められた2カ月半であり、またその先に続くインカレでも同様で、勝利のために何を突き詰めるかが問われるだろう。

写真:2年連続の主将を務める牧。昨年とは異なる難しさの中でチームを率いる。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#11増田啓介 アシストランキング9位(48本)

【リーグ戦インタビュー】
#10村岸 航(9/8)
#92中田嵩基(9/28)
#16野本大智(9/29)
#88牧 隼利(10/22)

※山口選手のインタビューは「続きを読む」へ。


191110inoue.jpg
インサイド、アウトサイドとも器用さを見せる井上。昨年よりも格段に存在感が増している。


191110maki1.jpg
春は怪我でややおとなしかったが、秋は完全復活の牧。


191110masuda1.jpg
エースとしての風格漂う増田。プレーでチームを勢いづける。


191110mimori.jpg
三森の存在感も後半になるにつれて増していった。


191110morishita.jpg
昨年から飛躍的に成長の見える森下。頼れるセンターだ。


191110murakishi.jpg
4年目にして存在感がより高まった村岸。速攻からのダンクなど見せるプレーも多い。


191110nomoto.jpg
攻撃的司令塔として活躍した野本。


191110sugawara.jpg
スタメンとして安定感あるプレーが頼もしい菅原。


191110nakata.jpg
勝負強い3Pなど、度胸のいいプレーやチームを励ます声で輝きを放った中田。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:51  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】6位・東海大

191110tokai.jpg

安定にやや欠ける2カ月半は
後半戦では得点力が一つの課題に


 昨年の覇者東海大は13勝9敗で6位でリーグ戦を終了。

 春に続き、秋も怪我人が続いた。開幕週では#22笹倉、#11大倉颯太が欠場。#11大倉は第5戦の日本大戦(9/14)で復帰するものの、第7戦の白鴎大戦(9/17)以降は再び長期欠場を強いられ、10/26のホームゲームにようやく再復帰。中盤には#86八村も数試合を欠場し、昨年の優勝に欠かせなかったスタメンが抜ける試合が続いた。勝敗としては第3戦の大東文化大戦(9/7)に初黒星を喫すると、その後も取りこぼしが続くが、後半戦で特に接戦が多く見られた。もともとはディフェンスのチームだが、2巡目に入って負けた試合は自身の得点が50点台にとどまっている試合が多く、得点力不足が課題の一つとして浮き彫りに。昨年は攻守でファースト・セカンドが役割分担をしていたが、今季はその区別がない。今出ているメンバーがいかに主体的に動けるかが一つの鍵になっている。

191110hishida1.jpg 今年のチームはすでにBリーグのアルバルク東京との契約も発表された#25平岩、苦しいところで上手さを見せる#22笹倉の両者が劣勢の試合でもチームを支えた。前半戦でスタメンを担った#1大倉龍之介、主将の#0寺嶋、激しいディフェンスが持ち味の#38春日など4年生が軸だが、試合を重ねるにつれて存在感が高まってきたのは3年生の#19西田。高いシュート力でチームを救い、ディフェンスでもキーマンとなった。また#11大倉颯太の欠場に伴い、2番だったところをポイントガードとして起用された2年生の#60坂本が新境地を開く働きぶりを見せた。#23佐土原、#86八村らは自らの持ち味を発揮するプレーを見せており、2年生の活躍はチームにも大きな影響を与えている。

 インカレではリーグ戦で直面した課題をいかに乗り越えていくかが問われる。今季は上位の各チームに大きな差は感じられないだけに、一戦必勝のトーナメント戦はまた違う難しさがある。連覇を果たせるか否かに注目だ。

写真:上級生となり、西田のリーダーシップが見える試合も増えてきた。チームを勝利に導く働きができるかどうかこの先も見逃せない。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#19西田優大 3Pランキング10位 36本
#88八村阿蓮 リバウンドランキング6位 DE53/OF127/TO180
#25平岩 玄 リバウンドランキング8位 DE65/OF106/TO171

【リーグ戦インタビュー】
#19西田優大(9/18)
#0寺嶋 良(10/5)
#60坂本聖芽(2019 LEAGUE PLAYER)
#88八村阿蓮(10/27)
#38春日 恒太郎(11/3)


※笹倉選手、平岩選手のインタビューは「続きを読む」へ。


191110hatimura.jpg
リバウンドでは3位に食い込んだ八村。今季は3Pも打ち始め、プレー幅を広げている。


191110hishida2.jpg
柔らかい上手さのある西田のシュートがチームを乗らせる。


191110kasuga.jpg
バックアップとしてハードなディフェンスを見せた春日。


191110ookurar.jpg
4年目にしてスタメンとして働いた大倉龍之介。


191110oouras.jpg
大倉颯太は怪我に悩まされる1年を送っている。100%をどこで見られるか。


191110sadohara.jpg
力強いアタックが魅力の佐土原。


191110sakamoto.jpg
怪我人が出たことでスタメンとしてチャンスをものにした坂本。積極性が光った。


191110yamamoto_20191207222908407.jpg
センターのバックアップとしてプレーする山本。最終戦では日体大のビッグマン相手にも奮闘。


191110terashima.jpg
得意のレイアップやジャンパーで見せた寺嶋。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:50  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】7位・白鴎大

191110hakuoh2.jpg

さまざまなアクシデントに見舞われながらも
持ち前の勝負強さを発揮する試合を連発

 春トーナメントを制して秋リーグでの活躍も期待された白鴎大。しかしこのチームも怪我人が多く、また自然災害によるアクシデントにも見舞われた。台風19号により大学横の河川が氾濫し、選手の住居、体育館も浸水被害に遭ったため、その後片付けのために2試合が順延。波乱万丈の2カ月半となった。

 前半戦は黒星が先行する苦しい勝率となっていたが、勝負強さこそこのチームの真骨頂。後半戦も波はあったものの第15戦(10/20)では東海大を#3板橋の劇的なブザービーターで下し、最終戦の最終試合となった11/10の筑波大戦も#32三浦の劇的なシュートで逆転勝利。最終的には11勝11敗で7位まで順位を上げ、底力を見せた。

191110maeda2.jpg 今リーグは#75シェッハ、#23荒谷といった主力選手が欠場。終盤戦は主将の#2中川も残り3試合を怪我で欠場してやりくりに負われた。中でも#75シェッハの欠場で高さがグッと下がり、その分インサイドで#52ブラ、#24星野といったサイズのある選手たちの働きぶりが重要になった。この課題解決のために終盤にはルーキーの#7ギバの起用も増え、サイズは大きくないが、強いフィジカルでチームに貢献した。エースの#77前田は毎試合得点を牽引し、ディフェンスでも奮闘。相手エースとのマッチアップは見ごたえも十分だった。それ以外のさまざまな選手に見せ場が多かったのも特徴で、春から存在感を見せ始めていた#25角田、#3板橋、#0関屋、#66松下は主力の一人として十分貢献。またリーグ中盤からは4年生の#13西山、3年生の#28菅野といった新たな選手も試合で大きな役割を果たし、まさにチーム一丸で戦ったリーグ戦となった。

写真:苦しいときも決して諦めず前に進み続けた前田。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#77前田怜緒 得点ランキング10位(300点)
#58ブラ グロリダ リバウンドランキング 4位 DE76/OF143/TO219
#77前田怜緒 アシストランキング2位(76本)

【リーグ戦インタビュー】
#66松下祐汰(9/7)
#3板橋真平(10/19)
#58ブラ グロリダ(10/20)


※前田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


191110hakuoh.jpg
最終戦では三浦のシュートで劇的な勝利。みんなが倒れ込んだ三浦を囲んだ。


191110bra.jpg
シェッハの代わりにスタメンとして検討したブラ。


191110hoshino.jpg
星野はリバウンドから3Pまで幅広く役目を担った。


191110itabashi.jpg
後半戦は板橋のシュートが大きな力を与えた。


191110giba.jpg
ルーキーのギバも後半戦ではプレータイムを得た。


2C7A3933.jpg
西山もベンチ出場で役目をこなした。


191110sumino.jpg
春トーナメント、新人戦を経てプレータイムが伸びてきた角田。


191110sugano.jpg
菅野はアウトサイドシュートでチームに貢献。


191110sekiya.jpg
アグレッシブに攻め込む関屋はたびたびチームに勢いをもたらした。


191110nakagawa.jpg
スピードあふれるプレーでゲームを牽引した主将の中川。


191110miura.jpg
ディフェンス力が高く、ここぞの一発にも強い三浦。


191110matsushita.jpg
松下は持ち味のディフェンス力で第3戦では勝利に大きく貢献。


2C7A6279.jpg
走力のある前田の速攻からのレイアップは大きな武器だった。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:49  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】8位・日本大

191110nihon2.jpg

怪我人が多発する中で若手が経験値を積み
主将の松脇がチームを牽引


 今リーグはどこも怪我人が多い状況からスタートしたが、日本大も主力を欠いた試合が長く続くことになった。

191110matuwaki3.jpg リーグ戦前の#3駒沢の怪我により、前半戦のポイントガードは急遽#10杉本が担当。杉本にとっては得点を取りつつ、初のガードポジションを試行錯誤しながらこなす形になった。リーグ半ばに新人戦以後怪我で離脱していた#11高原が帰還するが、今度は#10杉本が怪我で戦列を離れることに。しかし#4上澤がそれに代わるように司令塔としての役割を果たし、#22飯尾もガードとしてプレーしてチームに貢献した。結果としてリーグ全体を通して出場し続けた主力は主将の#14松脇、#0シェイクで、ほかは出入りの多い2カ月半に。しかしその一方で起用されたメンバーは徐々に存在感を発揮し、#22飯尾、#60黒田、#59嶋田といったメンバーたちは大いに経験を積むことができた。

 スタメンが揃わない中でもアウトサイドシューターたちの勝負強さは健在で、劣勢でも4Qには追いつき、接戦を展開する試合は多かった。どちらかというとアシストに回ることを意識していたという#14松脇だが、勝負強さは別格。ここぞの3Pを何本も決めてランキングは1位。得点でも3位、アシストも10位とすべての場面で活躍。そして泥臭いディフェンスでも粘る#11高原のシュート力もあなどれない。そこに#10杉本も揃えばさらに得点力は厚みを増すだろう。#0シェイク、#8ジャワラをはじめ、経験を積んだインサイド陣の活躍も必須だ。2カ月半の経験をうまくインカレに活かせれば、躍進は期待できる。

写真:周囲の選手にプレーさせようとしている様子もあった松脇だが、結果を見ればチームを牽引する数字を叩き出した。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#14松脇圭志 得点ランキング3位 368点
#0シェイク ケイタ 得点ランキング5位 355点
#14松脇圭志 3Pランキング1位 72本
#14松脇圭志 アシストランキング10位(45本)


【リーグ戦インタビュー】
#10杉本天昇(2019 LEAGUE PLAYER)
#3上澤俊喜(10/20)

※松脇選手、高原選手、飯尾選手のインタビューは「続きを読む」へ。


191110sugimoto.jpg
今季は1番ポジションにも挑戦した杉本。後半戦は怪我で欠場したがインカレでの復活を待ちたい。


191110shimada.jpg
嶋田も出場時間が増えた。サイズを活かしたプレーでも貢献した。


191110matsuwaki2.jpg
松脇の勝負強さが何度もチームを盛り上げた。


191110kuroda.jpg
黒田もスタメンとして経験を積んだ。


191110keita.jpg
安定した活躍でチームを支えたシェイク。


191110kamisawa.jpg
上澤はポイントガードとして後半戦で見せた。


191110jawara.jpg
アウトサイドからダンクまで4年間でプレー幅も広がったジャワラ。


191110fujii.jpg
藤井も控えのポイントガードとしてたびたび貢献。


191110nihon.jpg
後半戦で復帰した高原がオフェンスはもちろん、ディフェンスでも盛り上げ、チームにいい流れを呼び込んだ。



テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:48  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】9位・早稲田大

191110waseda.jpg

怪我人が続き、劣勢の中でも
少数精鋭で戦い抜い抜いて1部残留


 5勝17敗、神奈川大と同率ながら直接対決の結果により9位でリーグ戦を終了。入れ替え戦は国士舘大とシーソーゲームになったがこれを退け、1部残留を果たした。

 早稲田大はここ数年でもっとも人数が少ない年だった。それゆえに一人あたりのプレータイムが伸びることによる疲労、怪我やファウルトラブルなどの懸念は常についてまわった。序盤は#39桑田、中盤では#7宮本、終盤には#8津田といったサイズも上手さもある選手たちが怪我で離脱したが、それでも周囲の選手がカバーしながら、2カ月半を乗り切った。終盤には明治大に敗れて降格の危機に立ったが、最終戦で神奈川大を下し、3チームが同率になった中で9位を確保し、国士舘大相手の入れ替え戦を制して1部残留を果たした。

191110komuro.jpg 出場し続けた#14柳川、#41小室の2選手は内外から常に重要な役目を担い、チームを鼓舞する声かけでも存在感を発揮。リバウンドで大いに貢献した#8津田の活躍も見逃せない。終盤の怪我が惜しまれるが、ベンチでもよくチームを盛り上げた。シュートの上手さに定評ある#7宮本、主将としての責任感が見えた#39桑田らはいずれも高校時代から実績ある選手。大崩れしない強さがあった。ここに色を加えたのが早稲田実業出身の#17髙阪。4年目にしてスタメン、バックアップとして重責を担い、9/15の青山学院大戦では3Pで勝利に大いに貢献。また、随所で飛び込んでくるオフェンスリバウンドも見逃せなかった。さらにルーキーの#12土家、#1神田は初めてのリーグ戦や入れ替え戦でも落ち着いてプレーし、若さあふれる司令塔としてチームを勢いづけた。

写真:反省は多いとしながらも、長いプレータイムを乗り切った小室。体調管理にも気を使った2カ月半だったという。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#41小室 悠太郎 3Pランキング2位(40本)
#14柳川幹也 3Pランキング6位(34本)
#12土家大輝 アシストランキング7位(54本)


【リーグ戦インタビュー】
#17髙阪俊輔(9/15)
#7宮本一樹(10/5)
#39桑田裕平(11/10)


※小室選手、土家選手のインタビューは「続きを読む」へ。


191110kuwata3.jpg
主将としてチームを牽引した桑田。


191110miyamoto_2019120212470917a.jpg
内外の器用さを見せる宮本。昨年よりも成長が見えた。


191110takasaka.jpg
要所の3Pや泥臭いプレーが光った髙阪。


191110tuda.jpg
得点からリバウンドまで、高い身体能力を活かした津田のマルチなプレーぶりはチームに欠かせなかった。


191110yamagawa.jpg
熱いプレーでチームを盛り上げた柳川。


191110kanda.jpg
土家と同じく、ルーキーながら存在感を見せたガードの神田。泥臭くプレーする。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:47  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】10位・神奈川大

191110kanafgawa1.jpg

スロースタートながら大事な勝負に勝ち抜き
下級生にも大きな成長が見えた2カ月

 1部2年目となった神奈川大は、5勝17敗で昨年よりひとつ順位を落とし10位。東洋大相手の入れ替え戦では2連勝して、1部残留を決めた。

 リーグ初週から惜しい敗戦が続いたが、これは昨年も同様の展開。昨リーグは終盤に中央大、優勝した東海大を下すなどして1部のポジションをつなぎとめたように、今年は延期試合となった10/30の白鴎大戦を逆転で下したのは大きく、最終週には法政大に勝利して降格枠から脱した。選手たちにも少しずつよくなっていけばいい、という心境が見られ、負けが続いても精神的に大きく崩れず、下位同士の対戦にきっちり2勝したことも1部残留の決め手になった。

191110osakabe2.jpg 数字でも存在感でも圧倒的な印象を残すのがエースの#75小酒部。ワンエースとなったことで昨年より厳しいマークにあいながらも、得点ランキングではダントツのトップを記録。3P、リバウンドとオールマイティに活躍した。2部リーグからスタートし、ダイヤの原石と言われた存在ももう3年目。今季は学生代表に選ばれ、韓国代表をあっと言わせるプレーも見せて輝きを放つなど、今や大学界でも注目の選手だ。苦しいときこそ強さをするタイプで、勝負どころをのシュートの数々を沈め、チームを勝利に導いた。個人的にはまだまだ課題とする部分もあるため、ここから先も真っ直ぐに伸びて欲しい選手だ。

 また、下級生の成長も目立ったリーグ戦になった。パワーフォワードの#11工は2m級の留学生と渡り合い、#34工藤は得点面、#51横山はディフェンスで終盤戦ではエースの守備を任されるなど、初のリーグ戦を戦い抜いた。司令塔である#3小針も2年生ながら持ち味の得点力を活かしつつ、チームをコントロール。また、リーグ終盤から入れ替え戦にかけては、3年生の#27二ノ宮や4年生の#5緒方、#6尾形が活躍。ディフェンスやリバウンドで相手を凌駕し、プレッシャーのかかる試合できっちり上級生らしいプレーを披露した。若く伸び盛りのチームでもあるため、1部残留という大きな財産を、来年のさらなる成長につなげて欲しい。

写真:専修大や筑波大といった相手にも接戦を見せ、東洋大との入れ替え戦でも逆転勝利に小酒部がエースとして役目を果たした。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#75小酒部 泰暉 得点ランキング1位(552点)
#75小酒部 泰暉 3Pランキング4位(49本)
#75小酒部 泰暉 リバウンドランキング10位(DE43/0F113/TO156)


【リーグ戦インタビュー】
#27二ノ宮 杉太朗(9/14)
#21岡部優希・#3小針幸也(2019 LEAGUE PLAYER)
#75小酒部 泰暉(10/30)
#6尾形界龍・#51横山悠人(10/9)


※緒方選手、小酒部選手のインタビューは「続きを読む」へ。


191110osakabe3.jpg
苦しいときこそ真価を発揮した小酒部のシュート力。


191110ogatakunitatu.jpg
飛び込みリバウンドなど、高い跳躍で見せた尾形。


191110okabe.jpg
岡部は鋭い動きと得点力、配球力もある。


191110takahashi.jpg
3ガードの一人、高橋もたびたび出番を得た。


191110kobari.jpg
2年生にして欠かせない司令塔となった小針。


191110higashino.jpg
東野の突破力はチームに勢いを与えた。


191110ninomiya.jpg
3年の二ノ宮も成長著しく、チームに欠かせないキーマンになった。


191110kudo.jpg
3年トリオの一人、工藤は得点力で見せた。


191110yokpoyama.jpg
ディフェンス力を買われた1年の横山は終盤戦で活躍。


191110takumi.jpg
同じく1年の工は自分より大きなインサイドの選手相手に果敢に挑んだ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:46  |  2018リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】11位・明治大

191110meiji1.jpg

終盤戦でらしさを見せるもわずかに届かず
2部降格でチームの再起を図る


 苦戦の続いた2カ月半、明治大は最終的に5勝17敗、11位で2部降格となった。

 今季はスタッフ陣が入れ替わり、ヘッドコーチに鍵冨義宏、アシスタントコーチに斉藤勝一氏といった実業団で活躍してきたOB陣を迎え、新たなスタートを切った。激しいディフェンスと早い展開を武器にしたオフェンスは勢いがあり、また多くの選手を出場させて全体的な底上げをはかっている様子も伺えた。ただ、後半に課題が見える試合が多かった。特に惜しまれるのは神奈川大との2試合だ。1戦目は最後まで競り合い3点差と僅差の敗戦。2戦目も互角の状態から最後は引き離されてしまった。結果的に勝敗では神奈川大とは同率だっただけに、直接対決で2敗したことが明暗を分けた。しかし終盤戦の残り3試合、白鴎大戦、早稲田大戦、そして最終戦の法政大戦は3連勝。差し迫った状況になったところではあったが、ここでようやく力を発揮することができた。

191110sudo2.jpg 今年のチームは下級生が多く、主力としてコートに立つ#10須藤が最上級生としてチームを引っ張り、得点源となった。主将の#11奥野は怪我からの復帰が長引いたが、バックアップとして出場。そんな中、チームは3年生が主軸となり奮闘を見せた。司令塔の#15渡辺はアウトサイド、ドライブと多彩な攻撃で見せ、終盤戦の3試合では獅子奮迅の働きを見せた。「リーグの前半は、自分がしっかり中心とならなくてはいけないのにあまりできていない部分がありました。後半にかけて焦りも見えてきて、自分としてもチームに良い影響を与えたいと思ってきました」(渡辺)とリーグ戦の課題を振り返った。「来年の自分たちにもつながる」という最後の3試合を糧にしたい。そのほか、長い手足を活かしたプレーで見せた#56永田、力強さと上手さのある#7植松、高確率のシュートを見せた#34富田ら3年生の活躍は見逃せない。来年には一回り成長した姿を見せて欲しい。

写真:得点ランキング上位の実力を持ち、勝負どころのシュートもたびたび決めていった須藤。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#10須藤昂矢 得点ランキング3位(368点)
#15渡辺翔太 3Pランキング5位(47本)
#15渡辺翔太 アシストランキング5位(68本)


【リーグ戦インタビュー】
#56永田 渉(9/17)


※須藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


191110meiji2.jpg
最終の3試合ではいいプレーを連発し、3連勝。


191110nagata.jpg
長い手足を活かしたプレーで貢献した永田。


191110watababe2.jpg
ファイティングスピリットあふれるプレーを見せた渡辺。


191110uematu.jpg
インサイドやペリメーターのシュートで見せた植松。


191110tuneta.jpg
今季より出番の増えた常田。


191110tukamoto.jpg
バックアップガードの塚本。


191110tomita.jpg
後半戦では高いシュート確率を見せた富田。


191110okuno.jpg
主将の奥野は昨年の怪我から復帰し、バックアップを務めた。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:44  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】12位・法政大

191110hosei3.jpg

苦闘が続いた1部へのチャレンジ
力を蓄え、再びの浮上に期待

 今季1部にチャレンジした法政大は、3勝19敗で2部降格でリーグ戦を終えた。

 初勝利は第4戦。日本体育大相手に立ち上がりからシュートの好調さを見せ、昨年全敗した相手に白星をあげた。しかしその後は思うように勝ち星を増やすことができず、リーグ途中からは#15米山、#14小野らの欠場も続き、メンバーが揃わない試合も多かった。しかし終盤戦では上位の筑波大と接戦を展開するなどいいプレーを見せる試合もあり、力の片鱗は見せた。

191110mizuno2.jpg チームの中核として、司令塔の#30水野が大きな責任を担った。終盤に入った11/2の青山学院大戦で足を痛めて次の試合は欠場したが、1試合平均30分近い出場時間で得点、アシストに奮闘。チームを引っ張り続けた。ウイング陣は高い機動力のある選手が揃い、#51金本や#1川島といった選手は高い運動能力を見せ、#14小野もたびたび豪快なドライブで相手コートを割っていき、また終盤戦ではルーキーの#2澁谷もシュートで見せた。インサイドでは#24鈴木、#31戸井、#33茨城などサイズのある選手が揃い、1部のビッグマン相手に果敢に挑み、戦った。

 今季は昨年以上に各大学がホームゲームを開催したが、法政大は白鴎大、東海大、青山学院大のホームでアウェイチームとなり、その点では不利だったともいえる。それでも10/6の白鴎大戦では#30水野が28得点、#24鈴木が15点をあげる活躍を見せ、ホームチームを撃破する見事な勝利もあった。

 来季は2部からのスタートとなるが、主力の多くはチームに残る。1部の経験を大事に再度1部の壁を破れるような成長を見せて欲しい。

写真:アシストから得点まで水野がチームを牽引。プレータイムも長かった。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#30水野幹太 3Pランキング8位(38本)
#30水野幹太 アシストランキング3位(74本)


【リーグ戦インタビュー】
#30水野幹太(9/8)
#24鈴木悠介(10/6)


191110hosei1.jpg
初勝利は日本体育大相手の大きな1勝だった。


191110hosei2.jpg
白鴎大のホームゲームでは序盤から好調で勝利を収めている。


191110hamada.jpg
シュート力に定評のある濱田。


191110kanemoto.jpg
抜群の身体能力を見せた金本。


191110kawashima.jpg
安定したプレーぶりを見せた川島。


191110mizuno1.jpg
3P、アシストランキングとも上位に食い込んだ水野。


191110ono.jpg
切り込むプレーで見せたガードの小野。


191110suzuki.jpg
ペリメーターのシュートの上手さも見せた鈴木。


191110toi.jpg
インサイドで役割を果たした戸井。


191110yoneyama.jpg
主将の米山も内外できる選手。途中の欠場が痛かった。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:44  |  2019リーグ1部  |  Top↑

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】11/10レポート(早稲田大VS神奈川大)

191110wk.jpg

【早稲田大が勝利して神奈川大とともに入れ替え戦へ】

 最終日の第一試合、明治大と法政大の対戦で明治大が勝利した。この結果から、第二試合の早稲田大は、最終の神奈川大戦で負ければ自動降格が決まり明治大が1部残留、勝てば入れ替え戦進出となる状況で、試合が始まった。

191110miyamoto.jpg 早稲田大は既に自動降格回避を決めた神奈川大に対し、1Qから激しいディフェンスで当たると、オフェンスでも積極的にアタックし、シュートが決まっていった。す~ロースターターの神奈川大は早稲田大の勢いもあって18-10と出遅れた。2Q、神奈川大は#51横山(1年・SG・実践学園)がドライブ、#21岡部(3年・PG)の3Pなどでいいところを見せて差を詰める。しかし早稲田大も#12土家(1年・G・福大大濠)、#41小室(3年・C)の3Pが入るとリードを広げる。神奈川大は#3小針(2年・PG)がQの終わりのブザーとともに超ロング3Pを決めるファインプレーもあり、34―27と追いかける展開ながらいい終わり方で前半終了。

 しかし3Qも早稲田大が押した。神奈川大はシュートを打っているが、リングからわずかに外れて決めきれない。一方の早稲田大はアウトサイドも前節と違ってよく沈むと47―37と10点リードで4Qに入り、そのまま流れを掌握。#39桑田(4年・F)のバスケットカウントも出て波に乗る。神奈川大は残り3分半で#3小針が5ファウル退場。最後は71―58で早稲田大が勝利し、自動降格は回避。9位で順位を確定し、神奈川大が10位で入れ替え戦に進むことになった。

191110osakabe.jpg 早稲田大は前節の明治大戦ではアウトサイドシュートが決まらずに苦戦したが、この日は好調だった。1部9位の入れ替え戦での対戦相手は2部4位の国士舘大。9位は予め1勝がついた形での試合になるため、1勝すれば2勝先勝となり、1部残留が決まる。

 神奈川大は前節で出し尽くしたか、アグレッシブさに欠けた。ディフェンスで欠かせない要員になっていた横山が途中で足を痛めて下がったところが気になるが、最終週は二ノ宮の活躍も光り、2か月でチームの成長も見える。10位チームは2部3位の東洋大と3戦のうち2戦先勝方式での入れ替え戦を戦うことになる。

写真上:早稲田大は宮本が20点。津田のいない分、内外での働きが重要になる。
写真下:神奈川大は小酒部の点数も控えめだった。入れ替え戦でもマークされる状況が予想されるが、エースとしてチームを勝利に導けるか。

※早稲田大・宮本選手、神奈川大・尾形選手、横山選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:35  |  2019リーグ1部  |  Top↑
 | BLOGTOP |