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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2019.09.28 (Sat)

【2019リーグ1部】9/28レポート(つくばカピオ会場)

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筑波大はホームゲームで専修大 に勝利
青山学院大は6年ぶりに東海大を下す


 第9戦と続く10戦は2会場に別れての開催となるが、つくばカピオ会場は恒例の筑波大ホームゲームとしての開催となる。筑波大のゲームを含めて3試合がここで開催される。筑波大は粘る専修大を退け、かつ東海大が青山学院大に敗戦したため、単独2位浮上した。東海大は2敗目を喫し、3位後退。専修大は3連敗となった。神奈川大は法政大に勝利して2勝目をあげた。

 また、もう一つの日本体育大会場ではそのほかの3試合が行われ、首位の大東文化大は白鴎大を2点差で退け首位を維持。早稲田大は明治大を倒して2勝目、日本大は4Qの猛攻で日本体育大に逆転勝利し、4勝目をあげた。


◆神奈川大VS法政大

190928kobari.jpg 神奈川大法政大の対戦は、立ち上がりに法政大が立て続けに得点し、一気に差を開いた。#14小野(2年・PG)、#1川島(2年・SG)が切れ込み、インサイドでは#15米山(4年・PF)らの高さが生きた。神奈川大は攻撃が形にならず、サイズ差もあってリバウンドも取れずに苦しい状態。しかしディフェンスで体が動き始め、アウトサイドが続けて入ると持ち直し、1Qは14―18と4点差に。法政大は2Qの立ち上がりに#34濱田(3年・SG)の3Pが決まるが、神奈川大は#7東野(2年・PG)のスティールもあって追い上げ。ディフェンスで法政大のミスを誘い、またフリースローの得点で残り4分で25―24の逆転に成功した。その後も速攻などが出た神奈川大が31―28とリードして前半終了。

 3Q、法政大はミスが続いて開始2分半で10点のビハインド。得点が取れないまま時間が経過するが、残り3分になると神奈川大のターンオーバー、ディフェンスの穴を突き法政大が追い上げる。神奈川大はミスが出つつも、最後は#75小酒部(3年・SF)が絶妙のタイミングでオフェンスリバウンドからのシュートを決め、49―42で3Q終了。4Q、神奈川大は#3小針が4本目のスリーを沈め、再び点差を二桁に。法政大は#14小野の3P、フリースローなどで追いすがる。残り1分半、法政大はオールコートで当たって神奈川大のミスを誘い、残り1分で3点差。しかし#5緒方が大事な1本を決めると勝負は神奈川大。75―66で2勝目をあげた。

「追いかける試合は得意だから、出だしが悪くても気にならなかった」と神奈川大・小針。21日、22日の天皇杯の疲れもない状態だと言う。ここまで勝ち星は伸びていないが、チームでは分が悪い相手でも次につながる負け方をしようと意識し、戦っている。点を取るのは得意でこの日は18点。点を取りつつチームをコントロールする持ち味がこの試合は生きた。「今日は入る日だと感じて打った」というシュートが何度も味方を救った。

写真:2年生ながら司令塔として重要な役割を果たす神奈川大・小針。この日は4本のスリーを沈め、18得点。



◆東海大VS青山学院大

【青山学院大が勢いある攻守を展開し、東海大に勝利】

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 ロースコア気味の立ち上がりとなった東海大青山学院大。東海大の方がシュート精度は今ひとつ上がらず出遅れたものの、メンバーチェンジで流れを変え、1Qは13―15。2Qも差はあまりない状態で進む。青学大は#86八村(2年・C)が下がっている間に#2斉藤(2年・PF)、#21能見(4年・PG)の3Pが決まると流れを引き寄せ、立て続けに得点。#7ナナー(4年・CF)のレイアップが決まると11点のリードに成功する。その後もアグレッシブに攻めた青学大がリードを守り、29―37で前半終了。

190928roose.jpg 3Q、開始早々#7ナナーが3ファウル目でベンチへ。しかし青学大のゾーンの前にターンオーバーもあって東海大は差を詰めきれず、青学大が逆に東海大を突き放す形になった。ルーズボールにも粘る青学大は残り3分、#21能見の3Pが決まると青学大が14点のリード。しかし#86八村の3Pが決まり、東海大も追いすがる。守りではゾーンを展開し、攻撃を食い止めると、43―50の7点差にして終了。

190928noumi.jpg 4Q、立ち上がりに激しいディフェンスで青学大のミスを誘った東海大が点差を詰めるが、青学大も#21能見のスリーが冴え、連続で決まる。東海大も#19西田(3年・SG)がスリーで返し、#0寺嶋(4年・PG)のスティールから#25平岩(4年・C)がダンクを叩き込む。しかし再び#21能見の3Pが炸裂し、追い上げを許さない。残り10点前後で推移する差は東海大が必死のディフェンスを展開して最後まで粘るが57―67。青学大は6年ぶりに東海大から勝利をあげた。#21能見が3P7本を含む27点で何度もチームを救い、全体でも攻守でしぶとく戦い、勝利をもぎ取った。

 青山学院大は全体を通してオフェンスの積極性があり、ディフェンスでもゴール下のプレーを抑えてしのぎきった。そして勝負どころでことごとく決まった能見の得点がチームを大きく勇気付けた。勝利の立役者となった能見「ノーマークになったときはしっかり打とうと思っていた。周りもやることをやってくれている中できちんと打てたので良かった」と、素直に喜んだ。1週空いた時間は東海に照準を合わせて練習を重ねた。「要所をしっかり抑え、激しさをなくさずに続けることができたことで、相手にもプレッシャーをかけられた」と、しっかり練ってきた対策を遂行し、形になったからこその勝利と言えよう。

写真上:両者激しいルーズボール争いが見られた。
写真下:青山学院大は能見が前半からコンスタントに得点を重ね、チームを引っ張った。



◆筑波大VS専修大

【全員が好プレーを見せ、筑波大が専修大の追い上げを断ち切る】

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 ホームの筑波大専修大を迎えたこの日のメインゲーム。専修大は#12西野(3年・F)が攻めるが、筑波大のディフェンスが良く、単発の状態。筑波大は何度もボールを奪って攻撃につなげていった。専修大はファウルが続いて波に乗れない。しかし点数での差はつかず14―15で1Q終了。2Qも専修大は#88重冨周希(3年・PG)のスティール、筑波大は#92中田(1年・PG・福大大濠)の3Pで互いに譲らない。しかし#92中田が2本目のスリーを決めると筑波大にやや流れが傾く。専修大はここを#34盛實(4年・G)、#1山本(2年・F)の連続スリー、さらに#1山本の速攻が決まると再び拮抗したゲームになっていった。しかし残り3分から再び筑波大が盛り返すと、38―28。最後は#11 増田(4年・PF)が難しいシュートを決めて会場を盛り上げ、10点のリードに成功して前半を終了した。

190928masuda.jpg 後半3Q、専修大は筑波大の固い守りを突破できず。筑波大は#11増田がゴール下に柔軟に入り込んでレイアップを決めるなど、リードを広げて54―44。4Q、専修大はディフェンスからミスを誘い、#23キング(2年・G)が連続で走って持ち味を発揮。しかし筑波大はここで#92中田が3本目のスリーを沈め、簡単には追い上げを許さない。専修大はなおもあきらめずにディフェンスからの早い展開を続け、ゴールを狙う。筑波大は#7浅井(1年・PF・福大大濠)の3Pも決まり尚もいいムードが継続し、#11増田の縦横無尽のプレーぶりが光った。その後も専修大の攻撃を再三退けた筑波大は10点前後のリードを守りきり、78―69で勝負を制した。

ともに大学界屈指の高さを持つ両チーム。それだけに簡単にはゴールできない場面も多かったが、硬軟取り混ぜた筑波大の方がやや優った。専修大はディフェンスに阻まれて決められない場面も多かったが、最後まで果敢にゴールを狙い、勝負を諦めなかった。分の悪い状況でも9点差で終わったのは粘りあってこそだ。

写真:筑波大・増田は26点7リバウンドの奮闘。何度も観客席を沸かせた。

※筑波大・中田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.09.28 (Sat)

【2019リーグ】9/28結果(1部・2部/第9戦、3部/第6戦)

【1部】

◆つくばカピオ

神奈川大学75(14-18,17-10,18-14,26-24)66法政大学
東海大学57(13-15,16-22,14-13,14-18)68青山学院大学
筑波大学78(14-15,24-13,17-16,23-25)69専修大学

◆日本体育大学世田谷キャンパス
早稲田大学88(29-10,13-25,21-18,25-19)72明治大学
白鴎大学73(19-20,18-14,13-25,23-16)75大東文化大学
日本体育大学64(18-9,21-11,19-25,6-22)67日本大学

大東文化大学 8勝1敗
筑波大学   8勝1敗
東海大学   7勝2敗
専修大学   6勝3敗
青山学院大学 5勝3敗
白鴎大学   4勝4敗
日本大学   4勝5敗
日本体育大学 4勝5敗
法政大学   2勝7敗
早稲田大学  2勝7敗
神奈川大学  2勝7敗
明治大学   1勝8敗

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【2部】駒澤大学玉川キャンパス

東洋大学88(22-25,24-13,11-29,31-15)82明星大学
順天堂大学75(31-16,11-17,20-15,13-23)71上武大学
国士舘大学75(23-24,17-18,11-20,24-12)74山梨学院大学
駒澤大学75(7-25,15-17,26-16,27-32)90関東学院大学
中央大学84(21-18,21-20,23-19,19-21)78江戸川大学
拓殖大学92(24-16,26-19,27-18,15-14)67慶應義塾大学

中央大学   9勝0敗
拓殖大学   8勝1敗
順天堂大学  5勝4敗
関東学院大学 5勝4敗
東洋大学   5勝4敗
国士舘大学  5勝4敗
江戸川大学  4勝5敗
上武大学   4勝5敗
明星大学   4勝5敗
駒澤大学   3勝6敗
慶應義塾大学 2勝7敗
山梨学院大学 0勝9敗

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【3部】帝京平成大学 池袋キャンパス

◆aコート

玉川大学100(26-11,22-12,28-15,24-17)55埼玉大学
明治学院大学70(20-27,19-15,15-27,16-27)96國學院大學
埼玉工業大学93(18-20,25-20,18-13,32-19)72東京経済大学

◆bコート
帝京平成大学82(17-20,15-23,26-19,24-16)78西武文理大学
東京成徳大学86(22-24,18-13,24-17,22-15)69桐蔭横浜大学
立教大学79(24-15,15-20,19-22,21-13)71国際武道大学

立教大学   6勝0敗
東京成徳大学 6勝0敗
埼玉工業大学 5勝1敗
玉川大学   4勝2敗
帝京平成大学 3勝3敗
国際武道大学 3勝3敗
桐蔭横浜大学 3勝3敗
明治学院大学 2勝4敗
西武文理大学 2勝4敗
東京経済大学 1勝5敗
國學院大學  1勝5敗
埼玉大学   0勝6敗


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