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第68回関東大学バスケットボール選手権大会・白鴎大学が初優勝!
第46回関西学生バスケットボール選手権大会・京都産業大が近畿大を破り優勝

2019.05.19 (Sun)

【その他の試合】5/19 李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会 第3戦

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大熱戦となった第3戦は互いに譲らぬ展開から
韓国学生選抜が勝負どころのスリーを沈めて優勝


日本学生選抜71(19-16,22-23,23-16,7-21)76韓国学生選抜

 男子は1勝1敗で最終戦を迎えることになった李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会。勝てば優勝となる最終日、日本学生選抜と韓国学生選抜は互いに意地の見える熱い勝負を繰り広げ、満員の名古屋市体育館の観客も盛り上がりを見せた。

190519akaho.jpg 1Qから互いに点を取り合う展開になった。日本学生選抜は速攻、ゴール下へのアシスト、オフェンスリバウンドからのつなぎなど、2戦目を修正した流れのあるバスケットで加点していく。対する韓国学生選抜もインサイドの#12朴(高麗大學校4年・C)、#8朴(延世大學校3年・F)らで得点。しかし勢いがややあったのは日本の方。#7前田(白鴎大4年・SF)のスティールからの速攻、#10増田(筑波大4年・SF)のルーズボールを拾ってのオフェンスのカバーなどもあって一時7点のリードとなる。しかし、終了間際には韓国学生選抜が2度の速攻を出して追い上げ、19-16。

 韓国学生選抜は2Qの立ち上がりに#7李(延世大學校2年・G)のドライブからのバスケットカウントで19-19の同点にし、日本のターンオーバーから#10朴(成均館大學校4年・F)の速攻で逆転。しかしここで日本学生選抜は#12赤穂(青山学院大3年・SF)の2本の3Pで持ち直し、1点を争う展開になる。中盤は互いにファウルや24秒オーバーなど、激しいディフェンスでの応酬がある中でのシーソーゲームが続くが、日本学生選抜は#11小酒部(神奈川大3年・SG)が速攻から軽やかに跳んでダンクを決めて会場を盛り上げると、さらにジャンパーも沈める。韓国学生選抜も譲らないが、日本学生選抜はここから#4平岩(東海大4年・C)のドライブ、さらには#11小酒部2本目の速攻ダンクにバスケットカウントが続くと、#10増田のバンクショット、#8星野(白鴎大4年・PF)のカバーからのシュートで勢いを持続。小酒部がルーズボールで派手に役員席に突っ込むと会場からは大きな拍手も巻き怒った。しかし韓国学生選抜は残り4.4秒から#7李がようやくこの日1本目の3Pを沈め、41-39の日本学生選抜2点リードで前半を終えた。

190519hachimura2.jpg 3Q、日本学生選抜がじわじわと差を広げた。#6笹倉(東海大4年・PG)からゴール下への合わせが冴え、#15八村(東海大2年・PF)、#11小酒部へは豪快なアリウープパスが決まった。韓国学生選抜は開始3分以降から得点が止まり、その間に日本学生選抜が速い展開で一気に抜け出していく。#7前田(白鴎大4年・SF)、#4平岩らが積極的に攻めて加点し、韓国学生選抜のターンオーバーからパスをつないで#11小酒部への速攻につなげると、残り2分で最大12点のリードを奪った。しかしそこからはファウルが続いて韓国学生選抜が巻き返すが、ベンチテクニカルを受ける場面もあり大きく差は詰まらず、最後に#15八村がブザービーターを沈めて64-55とリードして4Qへ。

190519korea_ri.jpg 大事な4Qの立ち上がり、日本学生選抜のオフェンスが停滞。韓国学生選抜も10点程度の差をなかなか詰められないが、#13朴(慶煕大學校4年・C)のインサイド、ピックからの#7李の得点でじわじわ差を詰めていく。日本学生選抜は足が止まりがちになってしまい、思い切りよくフィニッシュまで持ち込めない。残り4分、韓国学生選抜は#14金(延世大學校4年・C)のシュートで逆転。ここから日本学生選抜も#7前田のアシストで#平岩がゴール下をねじ込み、一進一退となっていく。残り2分、日本学生選抜は攻守の要の一人、#7前田がファウルアウト。しかし#7李は得たフリースローを外してしまう。日本学生選抜は#4平岩のタップで1点のリードに成功し、試合は残り1分を切った。53.6秒、韓国学生選抜は#7李がここで値千金の3Pを沈め、2点のリード。さらにディフェンスも激しく締めていく。日本学生選抜は残り時間のオフェンスを韓国ディフェンスにつぶされ、再度逆転はならず。最後にフリースローを得ていった韓国学生選抜が71-76で大熱戦を制し、優勝を決めた。

 最終戦は両者気合いの入った戦いだった。韓国学生選抜は初戦で黒星を喫したあと、スタッフ陣からの強い喝が入っており、絶対に負けられないという気迫が2戦目、3戦目を通して感じられた。3試合を通して#7李のシュートは圧巻の冴えを見せ、ことごとく勝負どころで沈んだ。204cmの#12朴らインサイドへの合わせも終始日本の裏をかき、ディフェンスの寄りも激しかった。

190519hiraiwa2.jpg 一方の日本学生選抜は韓国側にはノーマークであった新星・小酒部が初戦で活躍。2戦目では警戒されたが、3戦目は2本のダンクを見せて18得点のパフォーマンス。アウトサイドはプレッシャーも強く確率が落ちたが、見せ場を多く作った初代表のプレーだった。インサイドでは平岩が力強さを見せ、16点8リバウンド。リーダーとして仲間を引っ張る強い意志が感じられた。負けはしたが平岩「リードされても何度も引き戻せた」と言うように、これまでの李相佰盃とは違って、試合の中で何度も粘れたことを一つの収穫としたい。あとは終盤の勝負どころでいかに勝ちきるか、それは来年の課題になるだろう。コンディション面では増田が大会前に腰を痛めて万全な状態ではなく、西田の負傷で急遽メンバー入りした飴谷もトーナメントで痛めた足はまだ治っておらず、最終戦はDNP。昨年も春シーズンの怪我で直前にメンバーが何人も入れ替わっており、完全な状態で戦えるチームを保つことも問われる。

写真上:前半は赤穂の2本の3Pが大きな効果をもたらした。
写真中上:9点10リバウンドの八村。インサイドでいかに戦うかも鍵だった。
写真中下:勝負どころの3Pを見事に決めた韓国学生選抜#7李。ストンとゴールを通過するきれいなシュートは、3戦を通じて効果的に決まった。
写真下:平岩はゴール下の難しいところもねじ込んでいった。

※日本学生選抜・平岩選手、笹倉選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2019.05.18 (Sat)

【その他の試合】5/18 李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会 第2戦

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韓国学生選抜の逆襲で1勝1敗
優勝の行方は最終日の一戦にかかる


日本学生選抜69(19-26,10-19,17-28,23-8)81韓国学生選抜

 李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会は2日目を迎えた。初日は男女とも日本が勝利し、迎えた2戦目。女子の日本学生選抜は初戦よりも動きが良くなってディフェンスが締まり、シュートも気持ちよく当たって立ち上がりから大量リード。快勝で2勝目をあげ、優勝を決めた。一方、男子は韓国学生選抜が初日から修正し、怒涛の攻撃を仕掛ける展開となった。

190518hatimura.jpg 立ち上がりは日本学生選抜#4平岩(東海大4年・C)、#11小酒部(神奈川大3年・SG)の得点が続き、#15八村(東海大2年・PF)へのアシスト、#7前田(白鴎大4年・SF)の2本の3Pとバランスよく加点。立ち上がりの拮抗したところから抜け出し、開始5分で5点のリードを得た。しかし、韓国学生選抜は#14金(延世大學校4年・C)のインサイド、#7李(延世大學校2年・G)、#10朴(成均館大學校4年・F)の3Pで流れを取り戻し、ディフェンスからの速攻も出ると、すぐに逆転。最後は#7李のフリースローが続いて19-26の韓国学生選抜リードに。2Qの立ち上がりにペースを取り戻したい日本学生選抜だが、韓国学生選抜のディフェンスは激しく、ミスが続く。簡単にシュートを打てる場面がない一方、ゴール下へボールをつながれ、差が縮まらない展開に終始した。残り3分からは韓国学生選抜の#6全(祥明大學校4年・G)の3Pを皮切りに、一桁だった差を一気に広げられると29-45と苦しい前半となった。

 3Qも流れは韓国学生選抜。アウトサイド・インサイドとも好調で、フリースローも次々獲得するが、この日は第1戦とは違い確実に決めていく。日本学生選抜は逆にディフェンス、オフェンスが機能せず一時は30点近い差が開いてしまった。46-73で試合は4Qに入り、追う日本は激しいディフェンスを継続。#7前田がドリブルで持ち込みファウルをもらっていくなど、最後まで諦めないプレーが続いた。このQは8-23と盛り返した日本学生選抜だが、途中の差は大きく、69-81で試合終了。韓国学生選抜が1勝を返した。優勝は最終日の第3戦で決まる。

190518sasakura.jpg 韓国学生選抜はこの日は初戦と打って変わって激しい気合いでディフェンスし、韓国の持ち味である高速の展開を次々と見せ、日本のディフェンスの裏をかいたボールつなぎも目立った。フリースローも18/24と高確率(第1戦は11/26)で決め、きっちり修正。ポイントゲッターの#7李はこの日もシュートが好調で24得点をあげた。

 日本学生選抜は1Q途中からはタフショットが続いて苦しい展開だった。互いに激しくやりあう中で、ミスから差を広げられたのが痛い。ただし3Qで大差がついた中、4Qでも切れずに追い上げた。

写真上:10得点・7リバウンドの八村。サイズの大きな韓国選手に囲まれつつも持ち味を発揮している。
写真下:速攻からレイアップを決める笹倉。地道なディフェンスでの貢献も見逃せない。

※日本学生選抜・前田選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2019.05.17 (Fri)

【その他の試合】5/17 李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会 第1戦

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初戦は絶対に落とせないと意気込んだ
日本代表が2Qで差をつけて逃げ切る


日本学生選抜77(19-22,18-8,17-19,23-10)59韓国学生選抜

 日本と韓国で交互に開催されている、日韓学生代表による李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会、通称「李相佰盃」は今年で42回目を迎えた。今年度は名古屋市体育館を舞台にした3試合だ。初日は男女とも白星を挙げ、幸先の良い滑り出しとなった。

190517maeda.jpg 男子戦第1戦、日本学生選抜はスタメンに#4平岩(東海大4年・C)、#6笹倉(東海大4年・PG)、#7前田(白鴎大4年・SF)、#11小酒部(神奈川大3年・SG)、#15八村(東海大2年・PF)を起用。立ち上がりは互いに固さが見える中、序盤で度肝を抜いたのは#11小酒部。高い跳躍力を活かしてゴール下の密集地帯に飛び込んでボールに絡み、オフェンスリバウンドからのシュートでチームを勢いづけ、2本連続の3Pも沈んだ。韓国学生選抜は#10朴(成均館大學校4年・F)、#7李(延世大學校2年・G)の3Pなどで応酬。日本学生選抜のミスが続いたところで#7李のスリーが再び決まり韓国学生選抜がリードする展開になる。日本学生選抜は残り1分を切ってから#14大倉(東海大2年・PG)を起点にボールを回してうまくつなぎ、#5ナナー(青山学院大4年・C)が得点すると、19-22と3点を追う形で2Qへ入った。

 この2Qの立ち上がり、日本の目指す早い展開が続く。#4平岩の得点を皮切りに、ディフェンスから#12赤穂(青山学院大3年・SF)がスティール、さらに#4平岩と立て続けに速攻が決まり、日本学生選抜が逆転し、さらに引き離しをはかる。韓国学生選抜は#7李の3Pやフリースロー、#12朴(高麗大學校4年・C)の得点で食い下がり、拮抗した点数になるが、終盤に#11小酒部が速攻ダンクを含む3連続得点で韓国学生選抜の流れを断ち切ると、37-30と日本学生選抜が前半リードで折り返した。

190517dan.jpg 3Q、再び日本学生選抜は#7前田の速攻なども出て、10点以上のリードに成功。韓国学生選抜は果敢に攻めてフリースローを獲得していくがこの確率が悪い。しかし中盤以降日本学生選抜がやや停滞すると韓国学生選抜が追い上げ、3点差にまで迫った。日本学生選抜は#8星野(白鴎大4年・PF)のフックや、スローインをカットしてのシュートといった好プレーもあり、54-49。4Qも終始リードを保って試合を展開していく。韓国学生選抜はゾーンを織り交ぜつつプレッシャーをかけるが、オフェンスがうまく回らず、そのまま日本学生選抜が差を広げて77-59で逃げ切り、まず1勝をあげた。

 日本学生選抜は2Qで18-8と圧倒。小酒部が攻守に渡って目立ったほか、前田が先陣を切り、ゴール下では平岩、ナナーの粘りが見えた。まずは目標にしていた第1戦に勝利。ただしリバウンドはHCも課題としてあげており、次戦以降で修正できるか。フリースローは両チームとも確率が悪く、特に韓国学生選抜は2本落とす場面も目立った。この出来次第で勝負も変わって来そうだ。


◆比嘉 靖日本学生選抜HC(大阪体育大学)
「チームには切り替えの早いトランジションゲーム求めている。合宿の段階からリバウンドを取ったら少ない時間でスコアする速い展開に取り組んできた。出だしはお互い固さがあったが、第1戦目の1Qの入りが悪いと近年試合を落としているので、選手も慎重になったかもしれない。ただ、点が入らない時間帯に相手にじわじわと追い上げられたが、そこを我慢してスティールやファーストブレイクで逆転されなかったところは大きい。修正点としてはディフェンスのところでは後半ギャンブル的に行って簡単に縦に割られてインサイド選手にファウルが増えたので、我慢していきたい。ディフェンスではやはりリバウンド。また、ローテーションになったときの確認はもう一度明日しないといけない。オフェンスではターンオーバーが多かったので、ボールをキャッチしてから次のプレーをするということを徹底させたい」

写真上:前田は先陣を切って攻めていく姿が目立った。
写真下:ゴール下のパワープレーを見せたナナー。リバウンドは11で貢献。

※小酒部選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。



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2019.05.05 (Sun)

【2019トーナメント】5/5 決勝 筑波大VS白鴎大

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1Qで立て直した白鴎大が後半はリードし
チーム初、そして新時代最初のチャンピオンに輝く

 平成から令和へ時代をまたがって開催された今年のトーナメント。決勝は一昨年と同じ筑波大白鴎大の顔合わせとなった。前回は馬場雄大(現Bリーグ東京)が筑波大でプレーした最後の試合であり、また白鴎大はノーシードの一回戦から勝ち上がり、他チームよりも数多く試合をこなした上での決勝だった。前回は白鴎大がダブルスコアで苦い思いをしたが、2年を経たチームは大きな成長を遂げて筑波大の4連覇を阻止にかかった。

190508nakagawa.jpg 立ち上がりは筑波大のシュートが次々に決まり開始3分で12-4。「やって欲しいのとは違う守り方」(網野監督)と、ディフェンスで後手に回った白鴎大は早々にタイムアウトで修正。しかしその後は#75シェッハ(4年・C)のシュートを皮切りに速攻など早い展開も続いて残り4分で同点にすると、一進一退。18-16で1Qを終える。2Q、白鴎大は1Q終盤からのセカンドメンバー主体の構成で継続するが、この選手たちが躍動する。#77前田(4年・F)のジャンパーで同点にすると#23荒谷(3年・PF)が速攻に走って逆転。すかさずゾーンプレスを仕掛ける。これに筑波大はミスが続いてしまい、約5分ほど得点が止まってしまった。白鴎大は#0関屋(1年・SG・飛龍)や#3板橋(3年・PG)らの活躍もあってリードを広げ、28-37と9点のリードで前半を終了。筑波大はこのQ10点に終わってしまった。

 3Q、筑波大はゾーンを展開。白鴎大はやや打たされる格好で得点が鈍りがちだが、対する筑波大もファウルが続き思うようなオフェンスが展開できない。両者攻めあぐねる中、筑波大は#88牧(4年・PG)の連続得点で差を一桁に戻すが、すぐさまタイムアウトで流れを切った白鴎大は#24星野(4年・PF)のミドルシュート、#32三浦(4年・SG)の速攻からのバスケットカウントで再び10点以上の差に広げる。筑波大は#75井上(2年・C)がアンスポーツマンライクファウルを取られるなど流れを持って来られないが、ここで#11増田(4年・PF)が奮闘。多彩な動きで得点を重ねると、41-50と9点差で4Qへ入った。

190508masuda.jpg 4Qの頭、白鴎大は再び控えを主体にした時間帯となるが、#25角田(2年・SG)の3Pが決まる幸先の良い立ち上がり。ゾーンを継続するオフェンスでは筑波大は#11増田のほか、#15森下(4年・C)もゴール下で粘ってファウルを獲得し、この2人で得点を詰めて残り5分に3点差とした。しかしその次のプレーで#11増田のドライブがチャージングになってしまうと、流れが途切れる。とはいえ、白鴎大も#75シェッハのファウルが続き、アウトサイドもリングに弾かれていく。一方の筑波大も#88牧や#8菅原(3年・PG)の外が入らない。膠着状態のまま白鴎大4点リードで試合は残り1分を迎える。白鴎大は#77前田がドライブを仕掛けて難しい体勢から決めきると、残り時間は48.7秒で58-64。筑波大はなるべく時間の進行を止めたいが、ディフェンスでの妨げはリスクが大きく、アンスポーツマンライクファウルを吹かれるなどして挽回できないまま、58-66でタイムアップ。白鴎大が一昨年の借りを返し、チーム初の、そして令和最初の王者という栄冠に輝いた。

 白鴎大は1Q途中から終始ペースを握り、全員バスケが光った。リバウンドではサイズのある筑波大に対して12本の差をつけたが、全員に分散しており、ディフェンス力が目立った。終盤こそアウトサイドの確率が落ちてきたが、得点も全員がバランスよく加点。さらにエース前田が大事な1本を決めきる強さを見せ、控えの躍動もチームに勢いをつけた。

 筑波大は大きく離されこそしなかったが、自分たちのリズムを作れないまま40分が経過してしまった。キーマンの一人である山口のところで得点できなかったことと、何度かあったチャンスにファウルで良い流れが切れたのも惜しまれる。4連覇の夢は絶たれたが、6年連続決勝進出を果たしている筑波大は現在の大学界のトップチームの一つであり、安定度は群を抜いている。メンバーも昨年とほぼ変わりないだけに秋以降の結果で強さを証明して欲しい。

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◆網野友雄監督(白鴎大
190508amino.jpg「出だしは求めているものとは全く違うディフェンスをしたので、そこで一気に持っていかれてしまった。ただ、タイムアウト明けには確認したことをしっかりやってくれたので、1Qのうちに追いつけたのが一番大きかった。ゾーンにはまったときは荒谷(怪我で途中退場)がいなかったのは少し痛かったが、相手が長くゾーンをやってくれたので逆に慣れていくことができた。今大会は東海大に勝ってから、チャレンジャーではなく優勝に向かう、というマインドになった。『掴みにいかないと何も取れないよ』、という話はしていた。失うものは何もないので思い切って行けと伝えた。

今年のチームは粘り強さが出てきたと思う。今回は序盤の国士舘大戦からだが、東海大戦もすごく苦しいゲームで、そこに耐えられた。そこに4年はもちろん、今回はベンチスタートの板橋、関屋、角田は本当に頑張ってくれた。練習中から良かったので思い切って使ってみようという気にさせてくれたし、彼らの得点でより盛り上がった。秋はオフェンスのバリエーションを増やすというところをやっていきたい。もっとリズムいいオフェンスを展開しなければいけない。トランジションは武器なのでハーフコートに入ったときのオフェンスがうまくできればと思う」

写真上:強いメンタリティを持つ主将の中川がチームを引っ張った。
写真下:筑波大は増田が22得点。難しいシュートも次々に決めた。

※白鴎大・星野選手、三浦選手、シェッハ選手、前田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.05.05 (Sun)

【2019トーナメント】5/5 3位決定戦 大東文化大VS専修大

190505 daito

終始ディフェンスで粘った大東文化大が3位
専修大は追い上げるも最後はシュートが入らず


190505 abibu 大東文化大専修大による3位決定戦は、序盤のロースコアの展開から先に大東大が抜け出す。#25高木(4年・SF)が点を稼ぎ、リバウンドにも貢献。ディフェンスでは相手のセンター陣を囲み簡単にプレーさせない。専修大は#1山本(2年・F)の3Pから持ち直すが18-13と1Qは5点ビハインド。2Qの立ち上がりは大東大の#34中村(4年・PG)がドリブルで見せ、#99増本(4年・PF)が3Pを決める。厳しいディフェンスも継続し、専修大は得点が止まってしまうが、早めのタイムアウト後#30アブ(4年・C)の高さを活かし、点差を一桁に戻した。両チーム点を取っては取り返す時間が続くが、大東大の9点リードの37-28で前半を折り返した。

 3Q、専修大は#12西野(3年・F)と#30アブを中心に得点し、前からディフェンスをしかけミスを誘う。大東大はファウルが続くも、チームディフェンスの徹底で我慢し、オフェンスでは#13小谷(4年・PG)のミドルが光る。専修大は#46寺澤(2年・F)がオフェスリバウンドからシュートで得点し、ブザー直前に#30アブがバスケットカウントを決め、55-50と5点差に迫って4Qへ。すると専修大は#46寺澤のシュートを皮切りに連続得点。開始1分で同点に追いつくと、終盤まで1点を争う展開に。専修大は#12西野、#30アブで得点し、大東大はディフェンスで粘り、#39アビブ(2年・C)がオフェンスリバウンドで奮闘。勝負は残り1分までわからない展開となるが、こぼれ球を#39アビブが拾いゴール下、#34中村のドライブが決まると5点リード。残り30秒、専修大はタイムアウト後のオフェンスでシュートが入らず、残り時間でファウルを受けた大東大がフリースローを決めきり、69-60で3位の座に就いた。

190505sigetomis.jpg 専修大は4Qに得点力を見せたが、大東文化大のディフェンス力に終始苦しんだ。「高さのアドバンテージを気にしすぎた」とPGの安部は振り返る。大東文化大は飴谷とモッチが怪我で欠場の中での最終戦だった。高さでは劣るが、終始ディフェンスを徹底し、粘りのバスケットで3位をもぎ取った。中村を筆頭に高木、増本、小谷と4年生の頑張りは特に目立ち、チームを支えた。

写真上:モッチが欠場の中、終盤の大事な場面でオフェンスリバウンドやルーズボールに奮闘した大東文化大・アビブ。
写真下:多彩な選手が揃う専修大は、ガードポジションでは重富周希も見事なボール捌きでオフェンスを組み立てた。

※大東文化大・中村選手、専修大・安部選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.05.05 (Sun)

【2019トーナメント】5/5 5位決定戦 日本体育大VS東海大

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日本体育大が終盤に勢いを切らさず逆転勝利で5位
東海大は内外のディフェンスで止めきれず6位


 4位以下の最高位を目指す5位決定戦。短い時間でオフェンスを完結する日本体育大と、昨年の覇者として注目が集まった東海大の戦いは、両チーム合わせて24本の3Pが乱舞するハイスコアリングゲームとなった。

190505tuya.jpg 立ち上がりから東海大は#28津屋(3年・SF)が連続3Pを沈めると、日体大も応酬。#3大浦(4年・PG)、#28井手(2年・PG)の3Pが続く。しかしなおも東海大は#22笹倉(4年・G)、#28津屋のスリーにゴール下へ#86八村(2年・C)へのパスが連続で通り続けて#22笹倉、#11大倉颯太(2年・G)の3Pも決まると10点以上のリードに。これで差がつくかと思いきや、日体大は#50バム(2年・C)、#24土居(3年・SG)の3Pが決まり、互いに譲らないまま27-32。1Qだけで合計10本の3Pが決まる、ハイスコアな立ち上がりとなった。2Q、開始2分で#28井手2本目の3Pが決まると日体大が同点に追いつく。このQはセンターを#21クリスティン(1年・C・東山)にするが、そこで速攻、バスケットカウントを獲得し、さらに#24土居の3Pが決まると一気に日体大がリード。しかし東海大も慌てず#86八村で得点すると終盤には#28津屋の3Pがまたも連続して炸裂し、#0寺嶋(4年・PG)のシュートで45-52と東海大リードで前半終了。

190505ooura.jpg 3Qになっても両者の3P確率は下がらない。インサイドでも決め合い譲らないまま、65-71と点差が縮まらないで4Qへ入り、ここでゲームが動く。日体大は#21クリスティンのオフェンスリバウンド、バスケットカウントなどで追い上げ、#3大浦のシュートで同点に。すかさず東海大も#86八村の3Pが決まって再逆転するが#3大浦が3Pで返すと再び同点にし、譲らないままゲームは終盤へと入っていく。そして、終盤に流れを掴んだのは日体大。残り2分、#3大浦がバスケットカウントを奪い1点のリード。ここから東海大はややオフェンスに焦りが見えてくる。日体大は足を止めず東海大のターンオーバーから速い展開で畳み掛け、さらにはリバウンドも#21クリスティンが支配して3点のリード。1分を切って東海大は残り2度のタイムアウトを使ってオフェンスを組み立てようとするも、形にならない。89-86と日体大が逆転で6位の座を獲得した。

 シュートが決まったことでハイスコア展開となったが、これは日体大のペースにほかならず、陸川監督もそれを認めた。日体大は「前の試合で調子が良かった」(藤田監督)というクリスティンを多めに起用したが、これが当たった。走り続け、攻め続けた大浦を起点に持ち味を存分に出しての見事な勝利となった。

 東海大は今大会直前に怪我人が続き、大会中に西田も負傷してしまった。ただ、代わってスタメンに入った津屋が最終日は3P6本、20点の活躍を見せたのは一つの収穫でもある。春は代表合宿や特別指定選手の不在、怪我があってチーム固めに使えた時間は短い。次は秋シーズンとなるが、ここで王者らしい力を見せてもらいたい。

写真上:最終戦では高確率の3Pを次々に沈めた東海大・津屋。
写真下:今季は司令塔の役割も兼任してプレーする大浦。最後まで運動量が落ちず、攻め続ける姿勢で相手の勢いをそいでいく。

※日本体育大・井手選手、東海大・寺嶋選手、平岩選手、大倉颯太選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.05.05 (Sun)

【2019トーナメント】5/5 7位決定戦 日本大VS拓殖大

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拓殖大が終始点を積み重ねて7位を勝ち取る
日本大はリズムをつかめず8位


190505 tairayouta 7位決定戦、日本大拓殖大はともに得点力に定評があるチームだが、1Qは拓殖大が速いテンポで攻めてリードを得た。立ち上がりから快調に得点する拓殖大は#24荒川(4年・G)が3Pのバスケットカウントを沈めるなどしてベンチを沸かせ、リズムを保つ。日本大は#10杉本(3年・SG)を中心に点を取るも、ディフェンスの戻りが遅く速攻を出されてしまうと16-23で追う展開に。2Q、拓殖大は#99多田(4年・F)が好調で3Pを連発する。#13森田(1年・C・奈良育英)はゴール下で献身的にプレーし、ルーキーらしい頑張りを見せる。日本大は#22飯尾(1年・SG・洛南)のシュート、#0シェイク(3年・C)がリバウンドでしのぐが、拓殖大のシュートが当たり42-34で後半へ。

 3Qも拓殖大のペース。外角のシュートが当たり、スティールで速攻を連発すると一気に点差をつけて引き離していく。日本大は#10杉本、#13駒沢(3年・SF)が攻め込むも、50-67と拓殖大17点リードで4Qへ。その4Q序盤、日本大は#22飯尾が走りテンポアップ。出遅れたと見えた拓殖大だが、#58平良(4年・G)が献身的にプレーし、#99多田が気持ちよくシュートを打って得点を量産。この日3P7本を含む29点の活躍を見せる。全体的にシュートが好調だった拓殖大がハイスコアで流れを渡さないまま、70-87で7位、日本大は8位で大会を終えた。

190505sugimoto.jpg 拓殖大は昨シーズン途中から選手のタイムシェアが進んでいる。それぞれ出場した選手が役割を果たした大会だったが、得点力のある多田や荒川、リバウンドランキングでも上位に食い込んだ杉野らの持ち味が出るとさらに勢いを増す。日本大は昨年とは大きく変わらない陣容だが、バックアップはまだ試合経験が少ない選手もおり、全体的な底上げも期待したい。

写真上:多彩な技を見せた平良陽汰。今大会はスタメンのPGとして活躍した。
写真下:日本大は内外自在にオフェンスを仕掛けていく杉本が大会を通じて奮闘。

※日本大・松脇選手、駒沢選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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2019.05.05 (Sun)

【2019トーナメント】最終結果

優勝  白鴎大学(初優勝)
準優勝 筑波大学
3位  大東文化大学
4位  専修大学
5位  日本体育大学
6位  東海大学
7位  拓殖大学
8位  日本大学

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優勝 白鴎大学


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準優勝 筑波大学



【個人賞】

■最優秀選手賞 前田怜緒(白鴎大学)
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■敢闘賞 増田啓介(筑波大学)
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■優秀選手賞
中村浩陸(大東文化大学)
山口颯斗(筑波大学)
中川 綸(白鴎大学)
ディオップ マム シェッハ イブラヒマ(白鴎大学)
アブ フィリップ(専修大学)
※写真左から
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■得点王 多田武史(拓殖大学) 89点
■3ポイント王 多田武史(拓殖大学)18点
■リバウンド王 シェイク ケイタ(日本大学) OF17/DDF45/TO62
■アシスト王 大浦颯太(日本体育大学) 18本
※写真左から
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2019.05.05 (Sun)

【2019トーナメント】5/5結果

水元総合スポーツセンター体育館

日本大学70(16-23,18-19,16-25,20-20)87拓殖大学(7位決定戦)
日本体育大学89(27-32,18-20,20-19,24-15)86東海大学(5位決定戦)
大東文化大学69(18-13,19-15,18-23,14-9)60専修大学(3位決定戦)
筑波大学58(18-16,10-21,13-13,17-18)66白鴎大学(決勝)


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2019.05.05 (Sun)

【2019全関】5/5 決勝 近畿大VS京都産業大

我慢を重ねた京産大が最終盤に逆転に成功
宿敵を下しシーズン最初のタイトルを勝ち取る


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 昨年の全関以来、関西の三大タイトルを最後まで争ってきた近畿大京都産業大。今年最初の優勝をかけた戦いも、この2チームによる顔合わせとなった。昨年は、僅差の戦いもあった中で、3つのタイトルを全て手にしたのは近畿大。しかしこの日は、その悔しさを晴らしたい京産大の集中力と気持ちの強さが、最終盤で発揮されるゲームとなった。

写真:優勝を決め、ベンチに戻った主将の大庭が感極まった。昨年跳ね返され続けた壁をようやく突破した。

190505PATRICK.jpg 立ち上がりから、近畿大はこの大会でもここまで盤石の#9パトリック(2年・C)のインサイドが際立つ。京産大も#23サンブ(2年・C)がやり返すが、その以外の得点が伸びず、単発さが否めないオフェンスに。さらに1Q終盤には#23サンブが苦しい2ファウル目。近畿大は、それとは対照的に得点面のバランスは欠くものの、#9パトリックが順調に得点を重ね、2Q立ち上がりには早くも2桁の点差に乗せた。これに対して京産大はゾーンディフェンスを敢行。#90北條(2年・PG)の3P、#14川口(4年・SG)のレイアップなどで離されずに追走する形となった。ゾーンに苦しみつつも得点を重ねていた近畿大だが、京産大タイムアウトが空けると停滞の時間帯に。京産大はこの間に#10上田(2年・SG)の速攻で4点差にまで挽回。しかし#23サンブが3ファウルとなって更に苦しくなる。近畿大は#24今村がドライブでファウルを貰いフリースローで無得点を脱すると、#9パトリックのゴール下、#36榎田(3年・PF)のジャンパーも出て、前半は37−31で折り返すこととなった。

 京産大#90北條のフローターでスタートした3Q。ここで京産大が一気に迫った。#38リンダー(4年・PF)も技ありの得点を決め、#24大庭(4年・SF)のゴール下も続き、最上級生の意地で、3分で同点に。しかし近畿大は動じない。#24今村の3Pで再度勝ち越すと、#33濱田(4年・PG)の速攻、#13渡辺(3年・SG)の合わせ、#9パトリックの豪快なダンクも出て、追いつかれてから4分間のうちに一気に11点リードとする。京産大も#23サンブがダンクを試みるが決めきれない。しかし、ここで思いがけずゲームが止まる。ダンクによるリング調整のため、レフェリータイムに。流れを手にした近畿大にしてみれば、やや水を差される格好になってしまった。調整の後、再開したゲームでペースを握ったのは京産大。#38リンダーのランニングショット、#23サンブのゴール下も出て食い下がり、このQ終えて7点差に戻した。

190505HOJYO.jpg 最後の10分間を迎え、近畿大は#9パトリック、#24今村が相次ぎ得点し、駄目押しにかかる。京産大も引かずに#23サンブの得点で返す。すると#10上田、#24大庭と大きな3Pが続き、ビハインドは3点に。近畿大はタイムアウトを取るが、直後にターンオーバーからの速攻で#90北條に決められ、じわりと苦しい状況に。逆に勢いに乗った京産大は、またも繰り出した速攻で#24大庭が決め遂に逆転に成功。直後にターンオーバーからの逆速攻で#9パトリックのダンクを許すが、ここでまたもリング調整に。京産大はこの2度目の「水入り」の間も集中を切らさず、再開早々に#10上田のフリースローで再逆転に成功。落としたシュートをも#23サンブが押し込み引き離しにかかる。昨年三冠の近畿大も慌てず、#36榎田のリバウンドシュート、#9パトリックのセカンドショットで3分21秒を残して再度リードに。直後に#23サンブが4つ目となり、俄かに盛り上がる。どちらに転ぶか分からない緊迫の状況下で、京産大は#90北條が自らレイアップを決める。「パトリックがサンブを意識しすぎていることが分かったので、僕や北條でドライブしていこうと狙っていた」とは#10上田の弁。反面近畿大は続くオフェンスでさすがの#9パトリックも決めきれず、京産大は時間を使いながら#38リンダーが落ち着いてレイアップを沈め残り1分42秒で3点リードに。近畿大は最後のタイムアウトを使うも、#90北條のシュートに対する#9パトリックのブロックはテンディングの判定となった。最後に#36榎田の3Pが決まるが、時すでに遅し。獲得したフリースローを着実に沈めた京産大が76−70で勝利し、全関では11年ぶり22回目となる優勝を決めた。

190505FINAL1.jpg 特に後半は、時間が経つにつれてリードが二転三転する緊迫の様相だったこの決勝戦。勝利した京産大は、逆転の場面での勢いはもちろん、それと同時に冷静さも光った。北條を中心に相手インサイドの隙をついたドライブが最後まで効果的に決まり、確実に得点していった。一方で、ディフェンスでは飛び道具とも言えるゾーンがある程度勝利に寄与した部分もある。この勝利を喜ぶ反面、大庭「今日勝ってもまだ近大には負け越している。もう一度やり返さないといけない」と気を引き締める。次の西日本インカレは、一歩上のレベルの力を示せるか。

 近畿大には、流れを掴んだかに見えた場面での2度の中断も不運だった側面はあるだろう。ただ、今大会は得点面で良くも悪くもパトリックの活躍が顕著。全関のみを見れば、昨年の準々決勝以降の総得点は266点に対して、今大会は265点とほぼ変わらない中、パトリック個人の総得点は、昨年の全関での58点から今大会は109点と大幅に増加。パトリックの力量がより際立つものとなった一方で、チームとしてのアウトサイドの確率は本来のものではなく、オフェンスはバランスを欠いてしまったとも言える。ゾーンに対するオフェンスは近年の課題であり、アウトサイドで苦しい状況で、パトリック以外の部分でいかにして攻め込んでいくか、次に向けての修正点が浮き彫りになった。

写真上:サンブを前にしてもスコアを順調に伸ばした近畿大・パトリック。
写真中:京産大は北條のプレーも際立ち、最終盤に逆転に成功。
写真下:試合を終え、サンブとパトリックが健闘を称えあった。

※京都産業大・大庭選手、リンダー選手、上田選手、近畿大・濱田選手、今村選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2019.05.05 (Sun)

【2019全関】5/5 3位決定戦 大阪体育大VS関西学院大

関西学院大が一旦は追いつくも
大阪体育大がこれを振り切り3位


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 ともに準決勝では良い場面も見せながら敗れた大阪体育大関西学院大。勝って大会を終えたい両者が、3位決定戦に登場した。

写真:バスケットカウントを獲得し、笑顔の藤本。年々頼もしさを増している。

190505IKEDA.jpg 大会を通じて好調の大阪体育大#9藤本(3年・PG)。ミドルシュートでオフェンスの口火を着ると、この日は#6ウィリアム(2年・SF)、#11池田(3年・SF)も好調で、バランス良く得点を伸ばす。関西学院大は、立ち上がりは出遅れ。#7横川(3年・SG)、#50坂本拓馬(4年・SF)の3Pが出るが、単発さは拭えない。それでも2Qになると、こちらも今大会好調の#50坂本拓馬の3Pが2連続で決まり、関西学院大にもエンジンがかかり始める。2Q4分過ぎ、#13古家(4年・PG)のジャンプシュートが決まって同点となった。ここからは、お互いにファウルも込んでしまいフリースローを決め合う膠着状態に。36−35と、関西学院大が僅かにリードして前半が終わった。

 3Qになっても、しばらくは拮抗したこの試合。流れが変わったのは、大阪体育大#20山田(4年・SG)のバスケットカウント。#6ウィリアムがゴール下で得点を続け、大阪体育大が抜け出した。関西学院大はタイムアウトで修正を図るが、波に乗る大阪体育大の勢いは止まらず、#10大橋(4年・PF)の得点も出てベンチも応援席も沸く。#11小西聖也(2年・PG)が意地の得点を続けるが、関西学院大のビハインドはこのQ終了時点で13点となってしまった。4Qも大阪体育大のペースが続き、#20山田の3点プレー、#11池田の速攻などで4分過ぎに20点近いリードを得た。関西学院大は、#13古家が意地の3P、#50坂本拓馬もバスケットカウントを得て猛追するが、劣勢を覆すまでにはさすがに至らず。83−75で大阪体育大が3位決定戦を制した。

190505YOKOKAWA.jpg 藤本、山田の両輪が安定感を見せた大阪体育大は、今年もこの全関ではベスト4入りとなった。インサイドは近畿大や京産大に比べれば劣るが、この日は意図的にそこを使いながらオフェンスを構築。バランス良く得点を伸ばし続け、後半一気に引き離した。まずまずの内容の3位ではあったが、一方でこのチームの課題は秋の戦績。一昨年はギリギリでインカレ出場を果たしたが、それ以外は満足のいく結果をリーグ戦では残せていない。今年こそは、ここから更に上の結果を示せるか。

 関西学院大は、4位こそ確保したが最後の2試合で連敗。決して悪い内容ではなかったものの、上位陣との細かい部分での力量差を突きつけられた感は強く、主将の古家も悔しい顔。一方オフェンス面では坂本拓馬が一貫してシュートが好調で、卒業した中野の穴を感じさせない活躍だった。今後はマークが集中することも予想されるだけに、他のメンバーの力を試される場面が増えていくだろう。

写真上:積極性を示した大阪体育大・池田はチームハイの22得点をマークした。
写真下:関西学院大は横川らが好調にアウトサイドを射抜き、中野が抜けた穴を感じさせなかった。

※大阪体育大・山田選手、関西学院大・古家選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2019.05.05 (Sun)

【2019全関】5/5 5位決定戦 関西大VS天理大

狙い通りのゲーム運びで天理大に軍配
関西大は終始ビハインドを強いられる


 準々決勝では敗れたが、前日の順位決定戦では見事に切り替え勝利した関西大天理大。この先のチームの成長のためにも勝って大会を終えたい両者が、5位の座を争った。

190505SASAKI.jpg ここまでの2試合では狙い通りにロースコアゲームを演じ続けている天理大。この日も立ち上がりから相手の関西大を苦しめた。#24佐々木(4年・PG)のドライブ、#28二見(2年・PF)のバスケットカウント、#58川真田(3年・C)のツースローなどで早々にリードを得る。関西大は天理大の好ディフェンスもあって単発な得点が続き、速攻に行った#17菅原(3年・PF)も#24佐々木のブロックに遭うなど波に乗れない状態が続く。2Qになると天理大は立て続けにファウルを犯し、さすがに序盤の勢いはなくなる。関西大はスローテンポに付き合わせられながらも、#41下田(2年・SG)のミドルシュートや#0足立(4年・PG)のドライブも出て追撃体制に。だが天理大は、#68高松(3年・SF)に3Pが出てリードを渡さない。最後は#3藤澤(3年・PG)のブザービーターとなる3Pも決まり、9点のアドバンテージを得てハーフタイムに入った。

 後半も天理大のスローテンポが続く。関西大は#45西村(1年・SG・草津東)の3Pなどで迫るが、リードの天理大は慌てず、その都度#24佐々木が決め、相手に尻尾を掴ませない老獪な試合運びを続ける。4Qに入ると、関西大は#28中谷(4年・SG)の速攻、3Pの甲斐あって、ようやく4点差に戻すことに成功。逆転がちらつき始める。するとここで天理大は#68高松が奮起。こぼれ球を押し込み、速攻も決める。さらには#3藤澤から#24佐々木への合わせも綺麗に決まり、残り3分半で大きな10点差となった。関西大はそれでも粘り、#17菅原のゴール下や#0足立の3Pで再び接近するが、さすがに時間が足りず。57−51で勝利した天理大が、5位の座を掴んだ。

190505AKIOKA.jpg 昨年は2部での戦いを余儀なくされた天理大にとっては、この全関は自らの立ち位置を知る上でも貴重な戦いとなっただろう。どの相手でも本来のロースコアゲームに引きずり込み、2勝ができたのは大きな収穫と言える。しかし主将の藤林は細かい部分を詰めていく必要があると気を引き締める。この経験を、復活の足がかりとしていきたい。

 フレッシュなメンバーも起用しながらの戦いとなった関西大。これまで試合経験の少なかったベンチメンバーも、スタート起用の選手と遜色のないプレーを見せていた。西日本インカレは、昨年はベスト4にまで到達した舞台。準決勝でも近畿大相手にあわやという戦いぶりだった。今年も上位に食い込み、リーグ戦につなげたい。

写真上:1年間の短期留学期間があり、今年も登録している天理大・佐々木はさすがのプレーを続けている。大阪学院大・吉井と同様、Bリーグで貴重な経験を積んだ。
写真下:若い選手の台頭が目立った関西大。上級生となった秋岡にも、経験の少ないメンバーを鼓舞していくことが求められる。

※天理大・藤林選手、関西大・足立選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2019.05.05 (Sun)

【2019全関】5/5 7位決定戦 大阪学院大VS流通科学大

流通科学大の奮起で前半は競り合いも
徐々に引き離した大阪学院大が制す


 全関最終日、最初のゲームとなったのは、大阪学院大流通科学大による7位決定戦となった。

190505YOSHII.jpg 高さの部分ではどうしても不利を強いられ、準々決勝以降はなかなか良いリズムに乗れない流通科学大。この日も#71小川(2年・SF)を中心とした相手オフェンスを止めきれないが、一方でアウトサイドのシュートが好調。ルーキーの#18永本(1年・PG・西海学園)が1Qだけで3本の3Pを決める。これに触発されたか、#14松屋(4年・PG)もバスケットカウントを獲得すると、ここまで得点面で伸び悩んでいた#9諏訪(4年・SF)にも3Pが出て、互角の展開が続く。2Qになると大阪学院大も本領発揮。#0工藤(4年・PF)、#8吉井(3年・SF)、#71小川ら、バランス良く得点を決めていき、じわりとリードを拡大する。しかし流通科学大も切れず、要所で#0木川(2年・C)が得点しチームに喝を入れる。1Q同様#18永本も外のシュートを決めていき、ハイペースの前半は47−43と大阪学院大の4点リードで終了。

 3Q、再度大阪学院大がリズムを掌握。#71小川が得点を続け、#9儀間(2年・PG)もバスケットカウントを獲得。前半はここから相手に詰め寄られたが、#14安田(3年・SF)のバスケットカウント、#8吉井も確実にペイント内で得点し、引き離しに成功。流通科学大も#14松屋が積極的にシュートを沈めるが、この時間帯は他の選手の得点が止まってしまった。このQで18点リードとした大阪学院大は、これで優勢の構図を確定させた。最後はベンチメンバーも起用し、94−72で勝利。昨年に続いて7位となった。

190505SUWA.jpg 双方とも、昨年と同じ最終順位となった今大会。ともに主力が卒業し、ポジションによっては布陣の固まっていない部分もあり、これから完成度を高めていく段階となるが、高さに勝る大阪学院大が押し切った格好となった。ここ最近は、リーグ戦の結果ギリギリでのインカレ出場となるケースもあり、秋はやや苦しむ傾向にある。それだけに、まずは布陣を固めていきたい。一方ベスト8には食い込んだものの、流通科学大には厳しい全関だった。しかし、この日は苦しんだ前日、前々日とは打って変わって、前半は好内容だった。サイズの部分ではこの先も簡単ではないだろう。だが全員でリバウンドに飛び込んでいく姿勢を示し、ジャンプアップを狙っていきたい。

写真上:Bリーグで大きな経験を積んだ大阪学院大・吉井。この先のシーズンでは更なる存在感を示して欲しい。
写真下:諏訪が本来の役割を見せた流通科学大。チームの浮沈を左右するプレーヤーの一人だ。

※大阪学院大・工藤選手、流通科学大・松屋選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2019.05.04 (Sat)

【2019トーナメント】5/4レポート(準決勝)

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決勝のカードは筑波大VS白鴎大
充実のメンバーで春の頂点を狙う


 ベスト4の熱戦から一夜明け、春のトーナメントは頂点まであと2つとなった。東海大を下した白鴎大は専修大に勝利し、3年ぶりの決勝進出。また、第1シードで4連覇のかかる筑波大は大東文化大を下して6年連続の決勝へ進んだ。

写真:総合力の高い筑波大は、大きな穴は今のところ見られない。決勝でも高いパフォーマンスが期待できる。



◆東海大VS拓殖大(順位決定戦)

東海大のセカンドユニットが勢いをもたらし快勝

190504 terashima 1Q、拓殖大は#9小室(4年・G)や#99多田(4年・F)を中心に点を重ねる。東海大は#0寺嶋(4年・PG)、#38春日(4年・SG)を中心としたセカンドユニットに交代すると、前からプレッシャーをかけミスを誘いリズムを掴み26-20でリードを得る。2Qの序盤に、東海大は#0寺嶋が速攻を連発し一気に畳み掛ける。拓殖大は東海大のディフェンスに苦しみ我慢の時間が続くが、中盤に3Pが当たり盛り返し、東海大はタイムアウト。その後は#11大倉颯太(2年・G)や#22笹倉(4年・G)を中心に得点し再び点差をつけ、49-35で後半へ。後半は東海大が点差をつける展開。特にこの試合は#0寺嶋のディフェンスとスピードが光り、3Qで77ー44と30点差。4Qに拓殖大は#99多田がこのQだけで25点の活躍を見せるものの、東海大は最後に控えの選手の出場もみられ95-74で勝利した。

写真:持ち味のスピードある速攻で駆け抜けた東海大・寺嶋。

※拓殖大・小室選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆日本体育大VS日本大(順位決定戦)

4Qに逆転した日本体育大が2点差で勝利

190504dicson.jpg 日本体育大日本大の対戦は最後まで攻め続けた日体大に軍配が上がった。前半日本大がリード。日体大は#21クリスティン(1年・C・東山)をスタメンに起用するが、立ち上がりは日本大の攻撃力が上回った。2Qには#50バム(2年・C)も使いつつ対応するが、前半は37―43の日本大リード。後半も日本大が#10杉本(3年・SG)、#14松脇(4年・SG)の得点などで逃げ、日本大がリードを保っていく。しかし日体大は#3大浦(4年・PG)が攻撃の先陣を切って速い展開から攻め続け、じわじわ追い上げて4Qには逆転に成功。終盤までワンゴールを争い、どう転ぶかわからない状態になった。追う日本大は残り57秒、#13駒沢(3年・SF)の3Pが決まり日本大が逆転し、81―82。日体大は残り時間、#3大浦がペイントに切れ込むとゴール下に入ってきた#5磯野(4年・SF)に絶妙のパスが通り逆転。これが勝負を決め、84-82で日体大が逆転で5位決定戦に進んだ。

写真:日体大・ディクソンもベンチスタートで欠かせない活躍をしている。

※日本体育大・磯野選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆白鴎大VS専修大(準決勝)
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前半に白鴎大が大きくリードし、そのまま逃げ切る

 準決勝第一試合、東海大を倒して波に乗る白鴎大と順調に勝ち上がった専修大の対戦は、前半に思わぬ大差がついた。立ち上がりこそ両者鈍かったが、次第にペースは白鴎大に。#75シェッハ(4年・C)のバスケットカウントから始まり、#24星野(4年・PF)がゴールに果敢に向かう。専修大は序盤、点が止まるも#12西野(3年・F)のドライブで持ち直し#46寺澤(2年・F)が3Pを決め食らいつく。白鴎大はベンチから出てきた#25角田(2年・SG)や#23荒谷(3年・PF)もよく攻め23-16で7点リード。2Q、白鷗大はセカンドユニットで勢いをつける。#0板橋(3年・PG)がドリブルで突破し、#23荒谷が果敢に攻め込み一気に点差をつける。専修大はゴール下までは攻めるも、なかなかシュートが入らず、白鴎大が49-27と大量リード。

190504 nishino 3Qは白鴎大#75シェッハが存在感を発揮。ディフェンスでゴール下を支配し、ダンクシュートでベンチを沸かす。専修大は#12西野、#30アブ(4年・C)が点を取り、前からディフェンスを仕掛け、ミスを誘う。しかし白鴎大は#75シェッハをコートに戻し、ゴール下を安定させ、#25角田の3Pを皮切りに息を吹き返す。68-47とリードを保ち最終Qへ。4Qになると専修大が必死の追い上げを見せた。#88重富(3年・PG)がボールをコントロールし、#12西野と#46寺澤が攻め込み。またプレスからターンオーバーを奪って#46寺澤がたびたびゴールを決めてついには6点差。しかし白鴎大もそれ以上は詰めさせずに最後はミスが続いて追いつけず、70-69で白鴎大が決勝に進んだ。

 白鴎大は一昨年も決勝に進んだが、馬場雄大(現Bリーグ東京)のいた筑波大に完敗を喫した。始まらなければ試合は読めないが、チームとしては成長し、今年は4年生も多い。筑波大に一矢報いたい。

写真:専修大は西野の奮闘も見えたが白鴎大の勢いを止められなかった。

※白鴎大・板橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆筑波大VS大東文化大(準決勝)
190504 tsukuba1

筑波大が後半に引き離して6年連続決勝進出

 昨年の準決勝と同じ顔合わせとなったカードは好勝負が期待されたが、大東文化大は#15モッチ(4年・C)が負傷で欠場するというアクシデントに襲われ、インサイドでの得点源が減った状態でゲームをスタートする。しかし、前半はその大東大が奮闘した。

 立ち上がりは大東大にファウルが続いたが#99増本(4年・PF)、#2飴谷(3年・SG)、#7高島(1年・SG・北陸)の連続3Pが入り、ディフェンスでも奮闘が見えて1Qは15-16と互角に。2Q、#8菅原(3年・PG)の速攻、#88牧(4年・G)の2本のジャンパーが入って筑波大が抜け出しにかかるが、大東大は#25高木(4年・SF)、#99増本のスリーでついていき、高さでは上回る筑波大から次々とリバウンドももぎ取っていく。その後も3P、速攻などが出て勝負は互角となり、前半は31-29。

190504yamaguchi.jpg 3Q、筑波大は#27山口(3年・SF)が立て続けにゴールし、縦横無尽の活躍を見せる。大東大は#2飴谷がディフェンスからオフェンスまでカバーするオールラウンダーぶりを発揮し、これに対応していくが、残り3分、ドライブを仕掛けた着地で足を負傷。退場してしまう。これで苦しくなった大東大に対し、筑波大は#11増田(4年・PF)、#27山口のオフェンスの勢いが止まらずバスケットカウント、速攻、3Pと畳み掛ける。しかしこの筑波大の勢いがあっても大東大はシュートを決めていき点差は10程度と粘ってみせた。しかしこの我慢も4Qではついに途切れる。開始早々#75井上(2年・C)の3Pをはじめ#16野本(3年・PG)ら控えが活躍を見せ、ディフェンスもきっちり締めると引き離されてしまい、86-62で筑波大が勝利を収めた。

写真:筑波大・山口は16得点。内外どこからでも得点でき、頼もしい存在だ。

※筑波大・菅原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.05.04 (Sat)

【2019全関】5/4 準決勝・順位決定戦 レポート

順位決定戦も白熱する全関西はあと1日
決勝は今年も近畿大と京産大の対戦に


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 全関は、この日は準決勝と順位決定戦が行われた。前半2試合と後半2試合とで、コートに立つチーム、選手の立ち位置は異なるが、気持ちのこもったプレーに会場のボルテージも上がった。

写真:順位決定戦も白熱の様相。藤澤が勝利に近づく3Pを決めると天理大ベンチも沸き立った。


190504FUTAMI.jpg この日特に盛り上がったのは、天理大大阪学院大による順位決定戦。昨年も全く同じ段階で戦った両者が、今年も火花を散らした。天理大は立ち上がりから#28二見(2年・PF)がゴール下シュート、速攻を決め、交代出場の#95山本(2年・SF)も要所で3Pを沈めるなどしてチームに活力を注入する。対する大阪学院大も、#9儀間(2年・PG)、#71小川(2年・SF)が内外でバランス良く得点していき引かない。大阪学院大がわずかなリードを得た最終盤、天理大は#68高松(3年・SF)の3P、#3藤澤(3年・PG)のフリースローで追いつき、勝負は延長に。するとここで#3藤澤が勝負強さを発揮。貴重な3Pで天理大が抜け出し、最後もフリースローを落とさず75−71で勝利した。

 一方、順位決定戦のもう一カードの関西大流通科学大は、開始から関西大ペース。#6秋岡(3年・PG)や#0足立(4年・PG)らが積極的に得点していく。流通科学大は、サイズ面でも苦しく単発な得点が続いた。関西大は1Qで早々に20点のリードを得ると、そのまま優位にゲームを進めていった。最後は104−65という大差となり、関西大が5位決定戦進出を決めた。

写真:天理大唯一の45分フル出場となった二見。派手さはないが、こぼれ球への反応が良く、この日は11リバウンドをマークした。


京産大が決勝進出も、大阪体育大も最後まで食らいつく

190504UEDA.jpg 準決勝でまず登場したのは京都産業大大阪体育大。序盤は大阪体育大が#9藤本(3年・PG)のミドルシュート、それに続いてこの日スタート起用の#10大橋(4年・PF)も続けて得点し、先制パンチに成功したかに見えた。ただ京産大は慌てず、#23サンブ(2年・C)のバスケットカウント、#24大庭(4年・SF)の3Pですかさず応戦する。#23サンブが早々に2ファウルとなって下げざるを得ないが、#16川尻(4年・C)がそれをつなぐ。この日は全体的に笛がやや軽く、2Qには#90北條(2年・PG)も2つ目となってしまうが、ここも#10上田(2年・SG)を当てがうことでカバー。#9藤本、#20山田(4年・SG)の得点もあり、大阪体育大も大きくは離されないが、#10上田が最後に得点を重ねていった京産大が12点リードでハーフタイムに入った。

 3Q、大阪体育大は変わらず#9藤本が攻め気を見せてペリメーターの得点でなんとか食いさがる。しかし京産大は、コートに戻った#90北條の3P、#23サンブのダンクで着実に加点。ファウルで得たフリースローも確実に決めていき、相手にボディーブローを与えていく。これに対して大阪体育大は集中を切らさない。#23サンブのブロックが立て続けにテンディングとなり、15〜20点程度のビハインドを広げさせない。最後の10分は#24大庭、#38リンダー(4年・PF)の得点が続き、最後は86−73で京産大が決勝行きを決めたが、終始締まった好ゲームとなった。

写真:味方のファウルトラブルを埋める活躍だった京産大・上田。速攻では積極的に先頭を駆け抜けていく姿が頼もしい。


近畿大が関西学院大を押し切り、連覇に王手

190504ENOKIDA.jpg この日の最終試合、準決勝2試合目の近畿大関西学院大は、立ち上がりから近畿大がラッシュを見せた。#9パトリック(2年・C)のゴール下はもちろん、#13渡辺(3年・SG)、#36榎田(2年・PF)も果敢に仕掛けていき得点を重ねる。関西学院大は#7横川(3年・SG)が気を吐くが、インサイドの劣勢がのしかかり1Qから二桁の差を追いかける展開に。#7横川だけでなく、#2森山(4年・PG)や#11小西聖也(2年・PG)のアウトサイド陣の奮起で、10点前後のビハインドをどうにか保つ。しかし、それでも#9パトリックの高さには苦しみ、前半終了時は15点差となった。

 迎えた後半、近畿大はなおも#9パトリックのローポストで優勢な構図。#13渡辺にもバスケットカウントが飛び出しベンチも盛り上がり、試合を決めにかかる。ただここで関西学院大も黙らず、ゾーンを敷いて失点を押しとどめ、#50坂本拓馬(4年・SF)、#7横川、もう一度#7横川と3連続3Pで10点差にまで戻した。相手の尻尾が見え始めたその刹那、それでも近畿大は動じず。#9パトリック、#24今村(4年・SF)とダンクが続き、再び点差を拡大した。関西学院大は、#13古家(4年・PG)が執念で3Pを沈めて追い上げを図るが、近畿大の優位を覆すには至らなかった。最終的には90−64とした近畿大が、関西三冠タイトルの「4連覇」にあと1勝とした。

写真:外角の確率が上がらない分をドライブで補った榎田。マルチな能力があるのがこの選手の大きな強みだ。


◼5/4 順位決定戦・準決勝結果(大阪市立東淀川体育館)
流通科学大学65(13-33,13-21,16-25,23-25)104関西大学(順位決定戦)
天理大学75(15-20,14-11,21-21,16-14,9-5*)71大阪学院大学 *OT(順位決定戦)
大阪体育大学73(17-24,11-16,22-25,23-21)86京都産業大学(準決勝)
近畿大学90(26-15,16-12,22-23,26-14)64関西学院大学(準決勝)


※近畿大・渡辺選手、京都産業大・サンブ選手、天理大・藤澤選手、関西大・菅原選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2019.05.04 (Sat)

【2019トーナメント】5/5試合予定(最終日)

水元総合スポーツセンター体育館

12:00 日本大学 vs 拓殖大学(7位決定戦)
13:40 日本体育大学 vs 東海大学(5位決定戦)
15:20 大東文化大学 vs 専修大学(3位決定戦)
17:00 筑波大学 vs 白鴎大学(決勝)


◆アクセス
葛飾区水元総合スポーツセンター
〒125-0032 東京都葛飾区水元1-23-1

●JR常磐線金町駅・京成金町駅より
 京成バス(金62) 西水元3丁目行きもしくは大場川水門行き
 「水元スポーツセンター入口」または「ふれあいの家」下車3分
 土曜日曜祝日のみ朝の駅発と夕方の駅行きに限り水元総合スポーツセンター乗り入れ
●JR常磐線亀有駅より
 東武バスセントラル(有26・27) 西水元循環(一部葛飾車庫止)
 「特別支援学校前」下車7分
 (有36)水元総合スポーツセンター行き
●東京メトロ千代田線綾瀬駅より
 (綾37)水元総合スポーツセンター行き

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2019.05.04 (Sat)

【2019トーナメント】5/4結果(準決勝)

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

東海大学95(26-20,23-15,28-9,18-30)74拓殖大学(順位決定戦)
日本体育大学84(20-29,17-14,24-25,23-14)82日本大学(順位決定戦)
白鴎大学78(23-16,26-11,19-20,10-22)69専修大学(準決勝)
筑波大学86(15-16,16-13,24-16,31-17)62大東文化大学(準決勝)


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2019.05.03 (Fri)

【2019トーナメント】5/3レポート(準々決勝)

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ベスト4は筑波大・大東文化大・白鴎大・専修大
東海大は激闘の末に白鴎大に敗れる

 いよいよ佳境に入った戦いは、ベスト4のかかる大一番。ここから先は勢いに加えて確かな実力も必要になる。いずれも接戦展開の中から抜け出したのは昨年優勝の筑波大、3位の白鴎大、4位の大東文化大、7位の専修大と、昨年の上位に残った面々となった。注目の東海大は白鴎大と最後までわからない熱戦となったが、白鴎大が競り勝って昨年同様順位決定戦へと回った。

写真:勝負どころの3Pを決めた中川に白鴎大ベンチも湧いた。


◆日本大VS大東文化大
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ロースコア展開は好ディフェンスの大東文化大が勝利

190503takashima.jpg 第1試合、高さと攻撃力を備えた日本大と、力強いインサイドが起点の大東文化大の対戦は、定評あるシューターが揃う日本大が立ち上がりに#14松脇(4年・SG)のミドルと3P、#8ジャワラ(4年・PF)、#10杉本(3年・SG)の3Pもあって一気に抜け出す。大東文化大は終盤にかけて#15モッチ(4年・C)のインサイドで得点を重ね、1Qは19―19。2Qも一進一退。大東文化大はディフェンスからターンオーバーを奪っていくが、なかなか得点につながらない。一方の日本大もファウルが続いてしまい、オフェンスも単発で波に乗れずに点が伸びない。Qの終わりに#14松脇のシュート、#10杉本が切れ込んでのレイアップ、#0シェイク(3年・C)のジャンパーと3連続の得点で26―32とリードして前半終了。

3Q、大東大は#高木(4年・SF)のスリーを皮切りに、#15モッチのインサイドで加点。#15モッチがディフェンスで囲まれて連続ターンオーバーから速攻を決められる場面もあったが、タイムアウトで立て直しをはかる。しかし日本大は#10杉本のジャンパーや#8ジャワラ(4年・PF)、#13駒沢(3年・SF)のスリーも決まり、37-50とリードを広げた。4Q、ここから大東大の反撃が始まる。#25高木、#7高島(1年・SG)、#13小谷(4年・PG)の3連続スリーに#15モッチのゴール下で差を縮めると、プレスを展開してミスを誘う。同点に追いつかれた日本大は#8ジャワラ、#10杉本の連続バスケットカウントで逃げるが、大東大も#2飴谷(2年・SG)のオフェンスリバウンド、ドライブと切れずについていく。残り1分を切り、大東大は#15モッチのシュートで遂に1点差。日本大は最後のオフェンスにかけるがパスが合わずにターンオーバー。残り7秒、大東大は#15モッチのゴール下が逆転の決勝点。63-62できわどい勝負を制した。

日本大はウイング陣のシュートはあったが、もうひとつの得点源であるシェイクが3点に終わり、ジャワラも波に乗れず。インサイドとの三位一体が最大の強みであるだけに、機能できなかったのが痛い。大東文化大は苦しい展開だったが、今大会は終盤のディフェンスの冴えが見事。飴谷が大きく成長し、新戦力も貢献している。次の昨年悔し涙を飲んだ筑波大が相手にリベンジできるかが見どころだ。

◆西尾吉弘監督
「日本大に対してはこれまでの対戦でインサイドでは得点を取られていない。アウトサイドはやられてしまったところもあるが、嫌な取られ方はしていないと思う。熊谷(現Bリーグ三河)が抜けたのは大きいが、彼がいなくなったことで、今年は全員でやらないといけなくなったし、それがいい風に出ている。それを強みにやっていきたい」

写真:大東文化大は1年生の高島(北陸)が要所で決めたシュートは大きかった。

※大東文化大・高木選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆専修大VS拓殖大
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専修大が速攻を連発して後半差をつける

 高さで上回る専修大と、早稲田大を破り勢いに乗る拓殖大の対戦。拓殖大の粘りが続き、接戦となる時間が続いた。1Qは拓殖大のシュートが当たる。#16平良陽汰(2年・PG)のドライブから始まり、#24荒川(4年・G)、#9小室(4年・G)のシュートも好調。#41杉野(3年・PF)もゴール下の粘りを見せる。専修大は#30アブ(4年・C)にボールを集め得点するが、1Qは19-27とリード。2Qに飛び出したのは専修大。#6樋口(4年・F)が腕の長さを活かし、連続でブロック。速い展開に持ち込み、#46寺澤(2年・F)が3Pを沈め、開始4分で同点に。拓殖大は#41杉野がブロックやリバウンドで粘るが、外のシュートが当たらない。専修大は終盤にミスをつき、#23キング(2年・G)が速攻に走ると36-35と1点リードで折り返す。

190503terasawa.jpg 3Q序盤から拓殖大は#41杉野が前半から続きリバウンドで粘り、ドライブでも得点。#24荒川の3Pやガード陣のドライブから合わせが光り、ディフェンスも締まる。専修大はディフェンスリバウンドから#88重富周希(3年・G)が落ち着いて速攻を組み立て、#23キングと#46寺澤が走り着々と加点し逆転。拓殖大はシュートが落ち始め、59-55の4点ビハインドで最終Qへ入るが、専修大は#10喜志永(1年・G・豊浦)が3Pを沈めて流れを維持し、高さでも圧倒し、リバウンドを支配する。速攻の連発で一気に10点差をつけると勝負あり。拓殖大が粘りを見せたが90-62で専修大がベスト4に進んだ。

 専修大は3Qまで我慢の時間が続いたが、キングや寺澤が走り徐々に点差をつけた。重富のゲームコントロールは見事で、大事な場面での活躍は見所の一つ。速攻に加え、4Qに意識していたセットオフェンスがどれだけ機能するかが優勝への鍵と。拓殖大は4Qに失速したが、杉野や須崎がゴール下で果敢にボールに絡み、シュート力の強みを終盤まで活かせるかどうかは今後もポイントだ。

写真:専修大は寺澤のリバウンド、走りにも注目だ。

※専修大・キング選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆白鴎大VS東海大
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白鴎大が守りきって東海大を撃破

190503maeda.jpg立ち上がり、白鴎大は#2中川(4年・PG)、#前田(4年・F)、#75シェッハ(4年・C)と連続ゴールで幸先のいい立ち上がり。東海大は中盤から#86八村(2年・C)、#11大倉颯太(2年・G)のシュートで追い付くと、そこからは一進一退。最後は#77前田のスリーが決まり、17-15と白鴎大リード。2Q、互いにベンチメンバー主体にする。白鴎大はターンオーバーが続いてしまうが、東海大は#5山本(4年・C)、#23佐土原(2年・PF)、#0寺嶋(4年・PG)のオフェンスリバウンドで逆転からリードを広げた。白鴎大はなおもミスが続くがスタメンを戻し、#32三浦(4年・SG)、#2中川のスリーが決まると逆転。東海大はゾーンを敷いて傷は最小に止め、29-26の白鴎大リードで前半終了。

3Q、まだ互角の戦いが続く。東海大は#86八村が3連続の得点で追いつくが、白鴎大は#32三浦のフリースロー、#75シェッハの得点で逃げる。しかし#86八村の動きに対応しきれず、#11大倉颯太、#22笹倉(4年・G)の連続スリーで再び東海大が抜け出す。白鴎大は#75シェッハ、#77前田でこちらも追いつくが、#28津屋(3年・SF)の得点で東海大が43―46と3点リードで終了。勝負の4Q、激しい主導権争いは大きな差を生まず、残り5分でも同点。東海大は#86八村のフリースロー、#11大倉颯太のドライブ、さらには八村と大倉颯太の合わせで速攻が決まると残り3分。6点のリードに成功する。白鴎大は#75シェッハが足を痛めて高さが下がるが、ここで#2中川のスリーが連続で沈み、残り2分で再び同点。タイムアウト後に#24星野(4年・PF)がさらにスリーを決める。東海大は終盤にかけて#11大倉颯太がシュートを放っていくが、これが決まらず。最後まで粘った白鴎大が63―58。東海大を倒してベスト4。

 何度かリードが交代したが、白鴎大は後半に何度かリードを与えたところを持ち直した。「みんなで勝った」と前田。ディフェンスの良さはもちろん、得点面でも3Pが10本入り、全員がバランスよく得点。東海大がスタメンを長時間起用したのとは反対に、ベンチメンバーで長い時間戦ったところも見逃せない。これで白鴎大は昨年のリーグから引き続き、東海大には3連勝を記録した。

 東海大は終盤の攻撃が大倉颯太頼みになってしまい、このシュートが外れた。スタメンに怪我が続いてチーム的にベストコンディションではなかったが、バランスの悪さが見える展開だった。


◆網野友雄監督(白鴎大)
「ピックのディフェンスのところでやられていいところとダメなところをはっきりしようとやってきて、途中で疲れたりしてプレッシャーがなくなったときはやられたが、失点では合格点。オフェンスでは向こうのディフェンスの圧力がすごいので、ボールが止まったりディナイのカウンターが取れなかったりしたので、そこは修正したい。平岩や大倉颯太もこの試合には戻ってくると聞いていたし、真剣勝負になるという心構えはあった。残り1分半の勝負だと思っていたし、スタメンを戻すのも、タイムアウトもぎりぎりまで我慢できた」

写真:1Q終了時、3Pを沈めた白鴎大・前田。前日の激闘の疲労もある中、ほぼフル出場で貢献。

※白鴎大・中川選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆筑波大VS日本体育大
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日本体育大の反撃を4Qに筑波大がシャットアウト

 4月21日の定期戦以来、短期間で再戦となった筑波大日本大育大。定期戦とは逆に、前半は筑波大のペースから始まり、後半に日体大が追いかける展開となった。

 1Qは筑波大が徐々に突き放した。#8菅原(3年・PG)のドライブで先制し、#10村岸(4年・SF)、#15森下(4年・C)も好調。日体大は#50バム(2年・C)にボールを集めて得点する。この大会シックスマンで出場する#88牧(4年・G)のシュートもよく24-15でリード。2Qも筑波大のペースが続く。高さを活かし、リバウンドから速攻で畳み掛ける。日体大は#3大浦(4年・PG)へのマークが厳しく点数が止まる。日体大は#24土居(3年・SG)、#45河野(4年・PF)がジャンパーからテンポアップするが、筑波大もペースを崩さず40-31と一桁の差で後半へ。

190503bam.jpg 後半開始早々、日体大は#24土居が次々とシュートを決め開始1分半で1点差に詰め反撃開始。#24土居のディフェンス、速攻、アウトサイドと勢いが止まらず日体大は4分間で20得点の猛攻で残り6分に逆転すると、1点を争う展開に。しかし筑波大は#11増田を中心に攻め、オフェンスリバウンドに粘りが見え始めると持ち直す。日体大はインサイドの#50バムもゴール下を立て続けに決め68-63と5点を追って入った最終Q、筑波大は#27山口が3P、#75井上はオフェンスリバウンドで貢献。追いつきたい日体大は#3大浦が3P、ジャンパーを決め食らいつくが、筑波大は#75井上が1対1でしっかり点を取り、#10村岸が3Pを沈めじわじわ点差をつける。日体大のミスをつき、#8菅原が速攻で12点差をつると、終盤までその差が埋まることはなく96-83で筑波大がベスト4へ駒を進めた。

 筑波大は昨年以前からの経験値の高いメンバーが全員残るだけあって、試合展開で焦る場面は少ない。ディフェンス力、高さ、ここぞの時の一発も持っている。次は昨年の準決勝と同じく大東文化大との対戦になる。前回は1点差の際どい勝利だったが、安定した勝ちを手にしたいところ。日本体育大は3Qの猛攻は見事だったが、終盤の攻撃は筑波大ディフェンスに阻止された。速い展開ゆえにいかにミス減らして持続するかが大事だが、こちらも下級生から継続して取り組んできたメンバーたち。さらなる成長に期待だ。

写真:筑波大は4Qにバムに思うようにゴールさせないディフェンスを見せた。

※筑波大・村岸選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2019.05.03 (Fri)

【2019全関】5/3 レポート(準々決勝)

全関も準々決勝の戦いに突入
シーズン最初の関西王者へ火花を散らす


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 関西でも学生バスケシーズンの開幕を告げる関西学生選手権(全関)が開催中だ。今回も、準々決勝以降は5月3日から3日間続けて東淀川体育館で行われている。昨年は近畿大が関西三冠の座を奪還したが、最後のインカレでは他のチーム同様関東の壁を攻略できず、関西勢は2年続けてインカレでのシードを逸している。この先続くシーズンを充実したものとするために、どのチームもまずはこの大会で一定の戦果を挙げたいところだ。

写真:昨年無冠に終わった京産大は、王座奪還に燃えている。


190503YAMADA.jpg 一方で、新チーム発足からの期間も長くはなく、ましてや公式戦はこれが一発目。いずれのチームも荒削りな部分は決して少なくない。実際、大差でこの日の準々決勝を勝利した近畿大京都産業大も、選手の口からは反省すべきポイントが挙がった。この他では関西学院大も、後半途中までは関西大に何度も粘られ、最後に何とか振り切る内容だった。次の準決勝は休みなく翌日に控えているだけに、体調面でのケアに注意しつつ、改善点を即改善し、結果につなげていく修正能力が求められる。

 そんな中で、この日唯一最終局面まで分からない接戦となったのは大阪体育大と天理大の一戦だった。立ち上がりの主導権は、#15黄(3年・C)や#3藤澤(3年・PG)のシュートが効果的に決まった天理大。大阪体育大も2Qに#20山田(4年・SG)の得点などで詰め寄るが、肝心なところでのシュート率が上がらずに追い越せない状態が長く続いた。互いに走り合い、激しい攻防の反面3Q終了時点で38−40のロースコアとなったゲームで、最後に流れを掴んだのは、4年連続ベスト4のかかる大阪体育大。#20山田の3連続得点で逆転に成功すると、#9藤本(3年・PG)が獲得したフリースローを着実に決めていった。天理大は#3藤澤が攻め気を見せて見応えのある僅差のせめぎ合いが続くが、残り2分を切った場面で犯した2本のターンオーバーが重くのしかかった。結局60−54で天理大を振り切り、大阪体育大が準決勝へと駒を進めた。

190503PATRICK.jpg 準決勝は、近畿大vs関西学院大、京産大vs大阪体育大のカードとなった。近畿大の連覇か。京産大、関西学院大の王座奪還か。あるいは大阪体育大の初制覇か。緊迫の戦いが続く。


⬛︎5/3 準々決勝結果(大阪市立東淀川体育館)

関西学院大学82(18-13,19-19,22-17,23-16)65関西大学
大阪体育大学60(11-19,17-11,10-10,22-14)54天理大学
大阪学院大学59(17-20,16-17,9-29,17-24)90京都産業大学
近畿大学105(31-12,22-13,21-13,31-6)44流通科学大学


写真上:大阪体育大は、勝負どころで山田の活躍が光った。これで自身の入学以来4年続けての全関ベスト4となった。
写真下:18分間の出場で、32得点17リバウンドの近畿大・パトリック。今年も三冠のためには欠かせない選手だ。


※近畿大・濱田選手、京産大・北條選手、大阪体育大・藤本選手、関西学院大・坂本拓馬選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2019.05.03 (Fri)

【2019トーナメント】5/3試合予定(準決勝)

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

11:00 東海大学 vs 拓殖大学(順位決定戦)
12:40 日本体育大学 vs 日本大学(順位決定戦)
14:20 白鴎大学 vs 専修大学(準決勝)
16:15 筑波大学 vs 大東文化大学(準決勝)


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2019.05.03 (Fri)

【2019トーナメント】5/3結果(準々決勝)

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

日本大学62(19-19,13-7,18-11,12-26)63大東文化大学
専修大学90(19-27,17-8,23-20,31-7)62拓殖大学
白鴎大学63(17-15,12-11,14-20,20-12)58東海大学
筑波大学96(24-15,16-16,28-32,28-20)83日本体育大学


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2019.05.02 (Thu)

【2019トーナメント】5/2レポート

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激闘が続いたベスト8残りの4つは
日本大・大東文化大・東海大・白鴎大に


 ベスト8をかけた残りの4試合は、いずれも1部と2部チームの対決となった。前の試合で明治大を倒した関東学院大は大東文化大相手にも一歩も引けを取らなかったほか、いずれも熱い戦いが展開された。しかし1部チームが地力を発揮して2部チームを下し、ベスト8へと駒を進めた。

写真:インサイドの強い大東文化大・モッチと、内外で器用さを見せる関東学院大のルーキー、ケイタは見応えあるマッチアップに。


◆日本大VS駒澤大
駒澤大が追い上げるが日本大が逃げ切り勝利

190502sugimoto.jpg 日本大駒澤大の戦いは立ち上がりに日本大は#0シェイク(3年・C)のゴール下、#14松脇(4年・SG)のアウトサイド、#13駒沢(3年・SF)のフリースローなどでリード。しかし駒澤大は立ち上がりからアウトサイドが好調で、#3澁田のスティールや、ゴール下を囲んでボールを奪うなど随所に機敏さを発揮し、追い上げる。日本大はミスが連続してゴール下も決まらなくなり、2Qの頭には追いつかれてしまう。メンバーをスタメン主体にして立て直しを図ると、Qの半ばに#10杉本(3年・SG)の3Pも連続し、落ち着きを取り戻す。前半は45-32。

 後半、日本大はリードを守って試合を進めるが、駒澤大は地道に得点を重ねると、4Qに入って日本大がベンチメンバー主体にしている間に開始5分で#30櫻井(4年・F)、#3澁田(3年・PG)のジャンパーで差を7点に。さらに#3澁田の3Pが決まると残り4分半で駒澤大が4点差にまで追い上げた。日本大はこれに#14松脇、#10杉本、#0シェイクを戻して対応。残り2分、駒澤大は#3澁田のスリーで3点差。しかし#10杉本が返して日本大も譲らない。ここから互いに入れ合いの一進一退となるが、勝負を決めたのは残り40.3秒での#14松脇のスリー。これで78-72とした日本大に対し、駒澤大は粘るも追いつくことは叶わず78―74で試合終了となった。

写真:日本大は流れが悪くなったときの杉本の連続スリーが効いた。

※駒澤大・澁田選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆関東学院大VS大東文化大
ディフェンスの良さが見えた大東文化大が勝負際を制す

190502 takagi 1Q開始直後から関東学院大の#22栗原(4年・F)が多様なシュートで勢いをつける。大東文化大は#15モッチ(4年・C)を中心に得点。マッチアップする関東学院大の#12ケイタ(1年・C・帝京長岡)は3ファウルでベンチへ下がるが、16-20と差はほぼなし。2Qは大東文化大の#34中村(4年・PG)、#25高木(4年・SF)らのドライブが光り、じわじわと点差をつける。関東学院大は一時得点が止まるも、#33鈴木(2年・SF)、#9石橋(3年・CF)の3Pで反撃開始。#10ンジャイ(1年・C・福島東陵)は#15モッチを中に入れさせないディフェンスをみせる。我慢が続く大東文化大は終盤に#7高島(1年・SG・北陸)がオフェンスリバウンドに飛び込みバスケットカウント。32-38とリードで折り返す。

 後半は序盤から点の取り合いに。関東学院大は#12ケイタを中心に得点し、#5菊池(3年・CF)がオフェンスリバウンドで粘る。大東文化大はディフェンスで流れを持ってくると、ボールを取ってからの速攻を連発し、#29兒玉(3年・PG)、#13小谷(4年・PG)が3Pを決め63-51と12点差をつける。差が開いたが、関東学院大の真骨頂はここからだった。4Qに入ると#5菊池のジャンパーに始まり、#12ケイタがアウトサイドも次々に沈める。大東文化大は#34中村のシュートでしのぐが、関東学院大はミスをつきスティール。#22栗原がダンクシュートでベンチを沸かし、開始5分半で1点差に詰め寄った。大東文化大はタイムアウト後、#15モッチにボールを集めて得点し、#25高木、#2飴谷もゴールへ。関東学院大はリングに果敢に向かい続けるが、あとわずかに追いつかず73-78と大東文化大が勝利した。

写真:大東文化大・高木が今大会はプレータイムを伸ばし、貢献している。

※関東学院大・冨樫選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆明星大VS東海大
東海大が終始リードを守って明星大を下す

190502ookura.jpg 東海大はスピードのある明星大と対戦。立ち上がりに連続のスリーで幸先の良い出足とすると、一気に突き放す。明星大は#2新田(3年・PG)を入れてゲームをテンポアップ。#19西田(3年・SG)が負傷退場となったところで東海大は初戦で欠場した#25平岩(4年・C)と#11大倉颯太(2年・G)を投入。#11大倉颯太の3P、#25平岩のゴール下で安定をはかると、さらには#38春日(4年・SG)や#0寺嶋(4年・PG)を入れて攻守をきっちり締めると1Qは13―26。2Q以降もこまめに選手を入れながらアドバンテージを保っていく。明星大は持ち味のアウトサイドが続き、2Q、3Qとも得点的には互角。成長著しい#13福田(2年・PF)もゴール下へのアタックが見られ、#9シェッラ(3年・C)もゴール下で粘った。東海大は得点差こそ二桁あるものの、ミス、またはリバウンドが取れなければすぐに走られるため、気が抜けない状況が続いたが、56―69で3Qを終了。4Q、なんとか10数点で粘っていた明星大はこの9点。東海大が最後まで手を抜かず65-89でベスト4へと進んだ。

写真:東海大は大倉颯太が3P4本を含む20点。前半は得点で流れを作った。

※明星大・新田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆白鴎大VS国士舘大
猛攻を見せた国士舘大を白鴎大が振り切る

190502 shehha 1Q、白鴎大は#75シェッハ(4年・C)にボールを集め得点を量産する。ディフェンスもハードに動き、23-6と大きくリードを得る。大きな点差が開いてしまったが、2Qに国士舘大が猛攻を開始。#18清水(4年・PF)の2本連続の3Pから#7佐脇(3年・F)、#25中村(4年・C)らもシュートが当たり始める。白鴎大は#77前田(4年・F)と#2中川(4年・PG)をコートに戻すが、国士舘大のディフェンスが動き始め思うように攻められず、白熱した展開となった。終盤に再び#18清水、#7佐脇が3Pを決め36-30で後半へ。

 3Qは序盤から点の取り合いに。白鷗大#24星野(4年・PF)がドライブで攻めると、国士舘大#18清水が返す。さらに#2二村(3年・G)のジャンパー、#25中村の3Pで5点差に迫り、ディフェンスはボールにプレッシャーをかけ、簡単に得点させない。裏をかくように、白鴎大は#75シェッハがダンクシュート、#32三浦(4年・SG)の3Pで返す。しかしこの日は国士舘大#18清水が好調で、20点のチームハイ。終盤に#21池田(4年・G)がドライブで得点し、56-49と7点ビハインドで最終Qへ。

 4Qが始まると、白鴎大はオールコートディフェンスで国士舘大のミスを誘う。リバウンドから速攻で、落としても#52ブラ(2年・C)が拾い得点に。追いつきたい国士舘大は#18清水、#7佐脇が3Pを決め食らいつくが、白鴎大は#75シェッハをコートに戻し、落ち着いて得点。流れに乗り#23荒谷(3年・PF)が攻め込み、#32三浦が3Pを決め20点差。国士舘大は終盤にかけてシュートが入らず、87-63で白鴎大が勝利した。

写真:白鴎大はシェッハがリバウンドでさすがの強さを見せ、ダンクも披露。

※国士舘大・池田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.05.02 (Thu)

【2019トーナメント】5/3試合予定(準々決勝)

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

11:00 日本大学 vs 大東文化大学
12:40 専修大学 vs 拓殖大学
14:20 白鴎大学 vs 東海大学
16:00 筑波大学 vs 日本体育大学

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2019.05.02 (Thu)

【2019トーナメント】5/2結果

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

日本大学78(23-18,22-14,20-15,13-27)74駒澤大学
関東学院大学73(16-20,16-18,19-25,22-15)78大東文化大学
明星大学65(13-26,17-19,26-24,9-20)89東海大学
白鴎大学87(23-6,13-24,20-19,31-14)63国士舘大学


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2019.05.01 (Wed)

【2019トーナメント】5/1レポート

190501niitai.jpg

筑波大・専修大・日本体育大・拓殖大
ベスト8のうちまず4校が決定


 関東大学バスケットボール選手権は、ベスト8を決める段階に入り、まずはAブロックとDブロックの4試合が行われた。専修大、筑波大は相手を圧倒。また日本体育大が青山学院大を倒し、拓殖大も早稲田大に快勝。それぞれの春の躍進に期待だ。

写真:青山学院大に勝利した日本体育大。スピードに乗ったときのプレーは誰も止められない。


◆専修大VS法政大
専修大が終始リードを保ってベスト8へ

190501nozaki.jpg 前半から専修大が終始リードする展開となった。法政大は#34濱田(3年・G)のシュートで先制しリズムよく攻めるが、ミスが出てきたところで専修大は#12西野(3年・F)を中心に得点。勢いそのままに2Qでは#28野崎(2年・G)がドライブ、3Pを決め一気に突き放す。法政大は#6中村(4年・G)のミスマッチを活かしパスを回しフリーを作るが、シュートが入らない。専修大は着々と加点し42-29でリードし折り返す。

後半開始早々、専修大の#30アブ(4年・C)がダンクシュートを2本決める。法政大は#6中村と#34濱田の3Pで食らいつくも、流れは呼び込めず3Qは63-46。4Qの序盤、法政大#14小野(3年・G)が3Pを決め、ディフェンスではゴール下を固める。しかし専修大は#1山本(2年・F)の3P、#88重富周希(3年・G)がしっかりゲームメイクし一気に20点差。法政大は終盤に#30水野が3Pを決めるが追いつかず、77-63で専修大が勝利した。

写真:アグレッシブなプレーを見せた専修大・野崎。

※法政大・鈴木選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆日本体育大VS青山学院大
日本体育大が青山学院大を撃破しベスト8へ

190501bam.jpg 日本体育大青山学院大の対戦は立ち上がりから激しいマッチアップが見られた。日体大は#50バム(2年・C)がオフェンスリバウンド、スリーと立ち上がりに好プレーを見せ、青玉学院大は#52赤穂(3年・PG)、#21納見(4年・PG)で流れを作る。立ち上がりは互角だが日体大は#3大浦がファウルトラブルに陥り15―18と青山学院大リードで1Q終了。しかし2Q開始早々の連続得点で日体大が逆転。#13ディクソン(3年・SF)のスリーも決まった。青学大はディフェンスが甘くなり、日体大はペイント内へ切れ込んで得点を重ねると残り4分で10点のリードに成功。さらには#5磯野(3年・SF)、#28井手(2年・PG)の速攻も続いてさらにリードを広げる。青学大は#50バムが下がった間に#52赤穂の得点で盛り返すと36―32と2点差にして前半を終えた。

 3Q、日体大は#45河野(4年・PF)が開始1分半で連続ファウルを犯し、4つとなってベンチへ。さらに#5磯野も3つ目をコールされてしまう。点数は互いに一進一退だが、日体大は外が入らずリバウンドも押さえられない。しかし#3大浦、#24土居の速攻が出ると勢いを取り戻し、再びリードを奪うと50―46で4Qへ入り、#28井手が立ち上がりにバスケットでチームを大いに盛り上げる。さらに#24土居の3P、ブロックと好プレーが出て2桁の得点差にした日体大は、残り6分でバムが4ファウルになるも、大きな影響を出さずに乗り切り、83-67で勝利。2年ぶりにベスト8進出を果たした。青山学院大はリバウンド、シュートとも調子が上がらず攻撃が点になってしまい、ここで春シーズンの終了となった。

写真:日体大・バムは24リバウンド。狭い隙間でも手にボールが吸い付くような見事さだった。

※日本体育大・土居選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆拓殖大VS早稲田大
後半にペースを掴んだ拓殖大が勝利

190501tada.jpg 拓殖大早稲田大の一戦は、後半に拓殖大がシュートを決めきりリードした。早稲田大は#7宮本(2年・F)、#12土家(1年・G・福大大濠)が3Pを決め、2人が得点源となる。拓殖大は#12中尾(4年・PF)が好調だが、全体でシュート率が上がらず13-19と早稲田大がリード。2Qは拓殖大の#13森田(1年・C・奈良育英)のフックシュートから#58平良(4年・G)、#24荒川(4年・G)、#99多田(4年・F)が3Pを決め開始4分半で逆転する。早稲田大は#7宮本の3Pでしのぎ、残り時間わずかで#2香川(4年・G)がレイアップを決め、36-36の同点で折り返す。

 3Qに拓殖大がペースを掴んだ。#24荒川が次々にシュートを決め、チームでオフェンスリバウンドに積極的に絡む。早稲田大は終盤に#14柳川(3年・G)が3Pでバスケットカウントを決めるが65-53と12点のビハインド。4Qの序盤、早稲田大は#7宮本のドライブ、3Pで追い上げるが、拓殖大の#41杉野が安定したジャンパーを決め追いつかせない。早稲田大はシュートが当たらず、拓殖大はオフェンスリバウンドで粘りセカンドチャンスをものにし、点を重ねた。最後は控えの選手の出場もみられ、89-68で勝利した。

写真:拓殖大・多田はチームハイの21得点。

※拓殖大・荒川選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆筑波大VS神奈川大
筑波大の高さと守り、確実さが神奈川大を圧倒

190501murakisi.jpg 昨年のチャンピオン筑波大は、神奈川大との一戦に臨んだ。序盤は互いによくボールが回ったがディフェンスも締まり、簡単には両者得点が続かず。神奈川大は#5緒方(4年・PF)、筑波大は#8菅原(3年・PG)、#11増田(4年・PF)とジャンパーが決まったが、アウトサイドの確率で神奈川大が苦しみ、1Qは19―8で筑波大。2Q、筑波大のディフェンスは厳しく、神奈川大の得点は止まったまま。#75小酒部(3年・SF)へのディフェンスは激しく、タフショットが続いてしまうが、苦しい中で得点を取っていく。一時23―8と開いた点差を神奈川大もディフェンスから立て直して一桁とするが、ここからアンスポーツマンライクファウルやバックパスのミスも出てしまう。流れが切れてしまうとその後は筑波大のオフェンスが圧倒し、42―27と引き離して前半終了。

 3Q、筑波大の高さと手堅さの前に簡単には点差が縮まらない中、神奈川大は3―2のゾーンも繰り出す。やや筑波大の勢いは止まったが、#88牧(4年・G)のシュートで最後は筑波大が締め、58―41。4Q、神奈川はうまくボールが回らずにさらに点差が開いてしまい、最後は75―55。筑波大がバスト8に進出した。

写真:この春は山岸が攻守で大きな存在感を見せている筑波大。ディフェンスでは小酒部をしっかりマーク。

※神奈川大・小酒部選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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2019.05.01 (Wed)

【2019トーナメント】5/2試合予定

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

11:00 日本大学 vs 駒澤大学
12:40 関東学院大学 vs 大東文化大学
14:20 明星大学 vs 東海大学
16:00 白鴎大学 vs 国士舘大学


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2019.05.01 (Wed)

【2019トーナメント】5/1結果

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

専修大学85(20-13,22-13,21-20,22-17)63法政大学
日本体育大学83(15-18,21-14,14-14,33-21)67青山学院大学
拓殖大学89(13-19,23-17,29-17,24-15)68稲田大学
筑波大学75(19-8,23-19,16-14,17-14)55神奈川大学



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2019.05.01 (Wed)

【2019トーナメント】5/1試合予定

駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

11:00 専修大学 vs 法政大学
12:40 日本体育大学 vs 青山学院大学
14:20 拓殖大学 vs 早稲田大学
16:00 筑波大学 vs 神奈川大学


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