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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会 〜12/15
駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館(男子)

2018.10.29 (Mon)

【2018関西リーグ1部】10/28 京都産業大VS近畿大

近畿大が逆転で3年ぶりのリーグ制覇&3冠達成
京産大は終盤肉薄するも3度目の正直ならず


181028HAMATAKA2.jpg 最終日となった関西1部リーグの最終カードは、京都産業大近畿大という因縁の一戦となった。春2冠の近畿大は、このリーグで1巡目で京産大に敗れ、2巡目では関西大に不覚。首位の京産大に、星の差1つで追いかける状況でこのゲームを迎えた。逆転には、8点差以上での勝利が求められる状況だ。

 一方、優勝すれば昨年に続く連覇となる京産大は、春の悔しさを晴らす絶好の機会。1巡目で関西学院大に敗れた以外は、16個の星を積み重ねてきた。序盤から、互いの優勝への気持ちが見え隠れする一戦となった。


写真:優勝まであと僅かとなり、ボールを受けた濱高がその場で感慨深げに片手を膝についた。関西3冠を、その手に取り戻した。


181028SANB.jpg 先に抜けた形となったのは点差をつけて勝ちたい近畿大。#0パトリック(1年・C・東山)のセカンドショット、#33濱田(3年・PG)の3P、再度#0パトリックのゴール下でいきなり7−0とする。しかし立ち上がりこそターンオーバーなどで置かれる格好となった京産大も、#3高田(4年・PG)と#24大庭(3年・SG)の3Pが続いてすぐに詰める。近畿大も#36榎田(2年・PF)、#9濱高(4年・SG)といった面々がバランス良く加点し、京産大は#24大庭がハイペースで得点して応戦。1Qから激しい得点の奪い合いの様相となった。失点を食い止めたい京産大は、この時間帯からゾーンで対抗する。ところがここから流れが近畿大に傾く。#36榎田が2本の3Pを決めるなどしてゾーンを破り、ディフェンスでは#0パトリックが高い位置にまでピックに走り早めに何度も相手のターンオーバーを誘発。競り合いの時間帯も何のその、最初の10分で9点のリードを得た。

 2Qに入ると、京産大も#38リンダー(3年・PF)、#23サンブ(1年・C・沼津中央)のインサイド陣の得点で停滞を脱するが、#0パトリックのインサイドを止められずに差を詰められない。再度#36榎田に3Pを沈められ、相手のプレッシャーからのターンオーバーも目立ち始める。タイムアウトのカードを切っても悪循環は止められないまま時間が経過する。近畿大は#33濱田にも2本の3Pが飛び出し好リズムを維持。最後は#23サンブの豪快なダンクが飛び出すが、50−32という思わぬ大差で前半終了となった。

181028HAMADA.jpg またも#23サンブが渾身のダンクで幕が開いた3Q。京産大としては何とかムードを変えたいが、相手の守りは堅く思うようにスコアを伸ばせない。近畿大は、前半の勢いは止まったものの、大量リードの余裕もあってか優位な状況は渡さない。残り1分半で#0パトリックが4ファウルとなるが、#24今村(3年・PF)が豪快なタップで得点。ベンチ起用の#13渡辺(2年・SG)にも3Pが出て点差を保つ。

 このまま終われない京産大も、最後の10分間に意地を見せた。#0パトリックのファウルトラブルにもつけ込み、#90北條(1年・PG・関福大金光藤蔭)の個人技や#38リンダーの3Pも出て相手に迫る。残り約4分、#24大庭のジャンプシュートで10点差に戻した。敗れても7点差以内ならば優勝となる京産大にとっては、ついに相手を射程圏とした形となった。しかし、3冠をかける近畿大がここから底力を発揮。コートに戻った#0パトリックのゴール下、#33濱田のレイアップが続く。#36榎田がツースローの2本目を落とすも、リバウンドを制した#0パトリックがそのまま押し込んでまたも安全圏のリードを奪還。京産大はプレス気味に当たりにいくも近畿大は落ち着いてこれを対処。最後はファウルゲームも凌いだ。最後は88−67。近畿大が、ともに3年ぶりとなるリーグ優勝と関西3冠を成し遂げた。

181028OBA.jpg この試合でも苦手なゾーンを敷かれながらも、近畿大は榎田や濱田のアウトサイドで見事にこれを攻略。ディフェンスではパトリックまでもが高い位置まで張り出し、京産大に気持ち良くボールを持たせなかった。この一戦までに周到に準備し、ここ一番で発揮した近畿大の力強さが際立ったゲームだった。3冠達成はソウや藤田を擁してインカレで5位に到達した3年前以来。最上級生は、その時を知るメンバーだ。関西にシードのない今年は、関東の壁を破るのは決して簡単とは言えないが、貴重な経験を持つ4回生中心に、インカレで再び強い近畿大を見せて欲しい。

 これまでの主力だけでなく、サンブや上田、北條といった若いメンバーも着実な成長を見せた京産大は、リーグ戦全体としては決して悪い内容のバスケットだったとは言えない。しかし、近畿大を上回るためのあと一歩を埋められなかったことも突きつけられたシーズンとなった。主将の高田も、奇しくも壁となって阻んだ近畿大・濱高も、勝負を分けたポイントに「気持ち」を挙げた。名実ともに関西の覇権を奪還するためには、今年はこのままでは終われない。関西に京産ありを示すべく、足りなかった気持ちを見せてインカレでの上位を目指したい。

写真上:京産大・サンブは、一時流血の場面もあったが最後まで奮闘。
写真中:近畿大は、濱田の仕事も優位に立つ上での要因となった。
写真下:関西では優勝タイトルなしとなった今年の京産大。大庭にはよりコンスタントな活躍が求められる。

※近畿大・稲見選手、濱高選手、京都産業大・高田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2018.10.29 (Mon)

【2018関西リーグ1部】後半戦(10/6〜10/28)レポート

約2ヶ月間の関西リーグが閉幕
4位同志社大までに自動でのインカレ出場権


181028DAIKYO.jpg

 各地区でリーグ戦が佳境を迎える中、関西でもリーグ戦がクライマックスを迎えた。

 春は全関、西日本インカレをいずれも近畿大が制し、京都産業大がそれに僅かな差で届かず、という戦績だった2018年の関西学生界。リーグ戦もこの2チームの力が目立つかと思われたが、それを追う勢力が両校を脅かし、例年になくレベルの高い上位争いが、最後まで繰り広げられた。

【最終順位】
優勝 近畿大学(3年ぶり8回目)
2位 京都産業大学
3位 関西学院大学
4位 同志社大学
5位 大阪学院大学
6位 関西大学
7位 大阪体育大学
8位 流通科学大学(2部3位との入替え戦へ)
9位 大阪産業大学(2部2位との入替え戦へ)
10位 大阪教育大学(2部1位との自動入替え)

写真:最終的に全敗で2部への自動降格となってしまった大阪教育大は、最後まで下を向かずに1部での戦いを全うした。これを次年度以降にどう活かすかが問われる。

※リーグ後半戦の概要、関西学院大・中野選手、同志社大・古村選手のインタビュー、大阪学院大・木下選手、関西大・梶原選手、大阪体育大・草川選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※大会最終日の近畿大対京産大のレポートは別途掲載します。
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