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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会 〜12/15
駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館(男子)

2018.10.27 (Sat)

【2018リーグ1部】10/27レポート

東海大はホームで青山学院大に勝利
下位では神奈川大が貴重な5勝目


 1部リーグ戦は延期試合を除きあと4試合。19、20戦は東海大のホームゲームとなる。順位的には上位、下位ともまだ混戦が続いている。上位は東海大、大東文化大が揃って勝利。3位の専修大も勝利したが、残り試合すべてを勝利すればもう一つ順位を上げることは可能だ。大東文化大が1試合を残すため、最終順位は上位待ちになる。混戦の中盤の順位が決まるのは最後だろう。なお、インカレのシードは、今年は7位までだ。

 自動降格・順位決定戦については、3勝で12位の拓殖大は自力回避はなく、残りすべてを勝利して周囲の結果次第という状況。その上にいる11位の神奈川大は5勝目をあげて星の数で10位の中央大に並んだ。9位で6勝の明治大は破れ、星の差は一つと際どいところ。こちらも最終日までどうなるかわからず、緊張感に満ちた試合が続く。


■専修大学生田校舎

早稲田大が終盤の攻防で接戦を制す
拓殖大は前半のリードを守りきれず


181027hamada.jpg

 3勝にとどまる拓殖大は、3連敗の早稲田大相手に立ち上がりから仕掛けた。シュートタッチが良く、#24荒川(3年。G)、#41杉野(2年・PF)、#99多田(3年・SG)が次々外から沈めると、ディフェンスも締めて早稲田大からターンオーバーを何度も奪いリード。早稲田大は#13長谷川(4年・G)の3P、#15森定のドライブで対抗するが、それ以外のシュート確率が今ひとつで、拓殖大の勢いは止まらず、最後に#9小室(2年・C)の3Pが決まると31―12で拓殖大が大量リードで1Qを終了した。

181027nakatani.jpg 2Q、早稲田大は#23中谷(4年・F)の3Pやオフェンスリバウンドで迫り、拓殖大は#9小室(3年・SG)の3Pで逃げる。早稲田大は#13長谷川がファウルトラブルでベンチへ。劣勢のなか、この試合で復帰した#27濱田(4年・F)が勝負強い3Pを決めていく。しかし拓殖大は#99多田の3Pが入ると、ディフェンスでもチャージングを取り、#9小室が難しいレイアップをねじ込んで20点のリードを守っていく。しかし次第にディフェンスがゆるむと残り3分を切ってから早稲田大がディフェンスリバウンドと#27濱田のシュートで追い上げていく。ボール運びでも拓殖大にミスを犯させ、#27濱田の3P、#15森定(4年・G)のスティールが生まれて48―42と20点あった差を6点差に縮めて前半終了。

181027arakawa.jpg 後半、早稲田大が立て続けにディフェンスリバウンドを押さえて逆転に成功すると、入れたら入れ返すシーソーゲームに。しかし開始4分、早稲田大は#13長谷川が4ファウルでベンチに。互いにシュートを入れ合う中、拓殖大は最後に#24荒川のフリースローと#0山梨(4年・PG)のドライブが決まり71―66で4Qへ入る。立ち上がりはどちらに流れるか見えない状況が続いた。拓殖大はガードのボール運びを狙われて厳しいところに#32祝(1年・PG・帝京長岡)を投入。そこから#34宮越(4年・PF)の3Pが生まれ、続けてチャージングを取るとわずかにリードを保っていく。追う早稲田大は残り5分31秒、#13長谷川が退場。しかし#41小室の体格を生かしたポストアップや、プレスディフェンスで差を詰めると#26富田(4年・C)、#27濱田の3Pが沈み早稲田大がこの4Q初めて逆転。タイムアウトを取った拓殖大は#24荒川の3Pで84―84の同点に戻すが、ここからのオフェンスが決まらなかった。早稲田大は#15森定が攻めてのフリースロー、またゴール下へボールが渡り決定打に。拓殖大は#99多田が守られ、きれいにシュートが打てず。最後は早稲田大が84―90で逆転勝利をあげた。

写真上:早稲田大は中谷が好機にリバウンドやシュートで貢献。
写真下:27得点と得点を牽引した荒川だが、終盤は簡単には打たせてもらえなかった。

 そのほかの2試合も競り合ったが、専修大、筑波大は4Qに逆転勝利を収めた。順位は動かず。



■東海大学会場

白熱の下位争いは神奈川大が4勝目

 白熱したのは6勝で自動降格圏内から遠ざかりつつある明治大と、4勝で苦闘中の神奈川大。前半から1点を争う攻防が続いたが、最後は神奈川大が勝利し、5勝目。また、5勝の中央大は2位の大東文化大に立ち上がりから差をつけられ、勝利は叶わず。中央大は1試合少ない状況だが、勝ち星で神奈川大に並ばれた。明治大は6勝しているが残りの試合は上位の大東文化大や東海大戦を残しており、ここからが正念場だ。


青山学院大は4Qに猛追するも
わずかに及ばず東海大がホームで勝利


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181027nisida.jpg 暫定首位の東海大はホームで青山学院大を相手に迎えた。1Qは互いに様子見の展開となった。青学大は守られてゴール下でのプレーができず、足が止まってターンオーバーを連発。東海大はアウトサイドも決まり、会場の盛り上がりと相まっていい雰囲気の立ち上がり。しかし最後は青学大の追い上げもあって13―15で終了。東海大は1Q途中から随時ベンチメンバーを投入し、スタメンを交えつつの構成で試合を進める。#15内田(4年・G)の3Pも決まると応援席も沸き、リードを維持していく。青学大は#52赤穂(2年・G)の速攻は出るが、ゴール下へは東海大のディフェンスに阻まれて力強いアタックができない。唯一#15石井(4年・PG)がペネトレイトで気迫を見せるが、#19西田(2年・SG)、#28津屋(2年 ・F)らのアウトサイドが着実に沈んだ東海大が31―39とリードして前半終了。

 3Q、東海大は#11大倉颯太(1年・G・北陸学院)がアシスト、シュートで青学大ディフェンスを翻弄。内外キレのある動きで掻き回し、周囲のメンバーが次々にシュートを決めると東海大のリードは20点に。4Q、あきらめない青学大は#21能見(3年・PG)の3P、#52赤穂のレイアップなど地道に追い上げ、残り4分で9点差と、最大23あった点差を一桁にまで戻す。余裕のあった東海大は控えを主体にしていたがミスが続き、あれよあれよという間に青学大に走られ、得点されてしまう。東海大は#11大倉颯太以下、スタメンを順次コートに戻して立て直しをはかるが、青学大はディフェンスでボールをカットし、#52赤穂が走り、フリースローなどで残り時間30秒を切って2点差にまで追い上げた。しかしここからのオフェンスはチャンスが作れず。83-81で東海大が際どい勝負を逃げ切った。

181027akaho.jpg「油断が招いた結果」陸川監督。指揮官である自分はもちろん、それ以上に選手たちの方がわかっているはずと言うが、大量リードを得てからは緊張感が緩んだのは確かだ。また、この試合で見られたスモールラインナップでの戦い方も検討課題と言える。抱負な人材を持つだけに、それを活かしたバリエーション豊かなパターンを持てれば、さらに強固なチームになるだろう。

写真上:東海大・西田は15得点。3Pは3/5。柔らかかつ正確なシュートが決まり始めるとチームも乗る。
写真下:23得点の青学大・赤穂。積極的なアタックで追い上げの中心となった。

※東海大・大倉颯太選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2018.10.27 (Sat)

【2018リーグ2部】10/27レポート(江戸川会場)

法政大が2位で1部昇格を決め
駒澤大が順位決定戦の切符を手にする


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 リーグ戦も終盤になり、徐々に結果が確定し始めた。日本体育大に続き、法政大が第20戦で自動昇格を決め、目標である1部復帰を果たした。さらに駒澤大が2連勝で1部との順位決定戦の1枠を埋めた。

 下位チームでは立教大埼玉工業大の自動降格が決定。10位の明星大は11位立教大と星の差が1つ。直接対決の結果で自動降格を逃れたが、3部との順位決定戦は確定。さらに上武大は8勝で10勝の暫定8位の東洋大には追い付くことはできないため、こちらも9位で順位決定戦へ。明星大は3部3位の明治学院大と、上武大は3部4位の東京成徳大との対戦となる。

 未だ確定しないのが4位だ。延期試合が11月4日に控えており、最終日が終わっても結果がわからない。現在暫定4位の国士舘大は12勝で、順天堂大慶應義塾大は11勝。残る1枠争いは熾烈だ。東洋大は江戸川大と10勝で並ぶが、残り1戦のため8位が確定した。

 国士舘大は一歩抜けるが、1試合多く残しており、ここから上位チームの駒澤大と日本体育大戦が待ち受ける。確実に順位決定戦に進むためには2勝が欲しい。第22戦には慶應義塾大と順天堂大が対戦するため、勝者が4位争いに食い込むが、国士舘次第でもある。慶應義塾大は延期試合がないため、順天堂大に勝ってからの結果待ち。順天堂大は延期試合に1巡目でアップセットを起こした法政大との対戦が控えている。いずれのチームが1部との順位決定戦に進むか、注目が集まる。


法政大が2位自動昇格を決める
2連勝の駒澤大が順位決定戦へ


 第19戦で法政大江戸川大に勝利し、2位自動昇格が決まった。1巡目でオーバータイムの接戦となったカードは、2巡目の対戦も最後までどっちに転ぶかわからない展開となった。

181028 suzuki 3Qまで法政大がリードを保ち、試合が動いたのは4Qだ。江戸川大の#35長根(1年・PF・日体大柏)の3Pから始まり、#23鈴木(2年・SG)のジャンパー、#12オウマ(3年・C)の3P、そして#71河村(4年・SF)のドライブで開始3分もたたずに同点に追いつく。しかし法政大の#24鈴木(3年・F)がドライブを仕掛け、#30水野(2年・G)がレイアップを決めると息を吹き返した。江戸川大は#72孤塚(4年・SF)がリバウンドを粘るが、ミスが続き再び点差がじわじわ離れる。最後は法政大の#30水野が3P、#5玉城(4年・G)が速攻で走り、63-73で法政大が勝利した。

 法政大は目標として掲げていた1部復帰、3年ぶりのインカレ出場を決めた。玉城「やっとこの瞬間が来ました。嬉しいです」と安堵の表情を浮かべた。「まだ波があるチーム」水野は課題を示す。シュートが当たると全体のリズムが良くなるため、各々がどれだけ集中力を保てるかは、インカレで上位に進む鍵となる。来シーズンは1部で戦うことも考えると、インカレで結果を残し自信をつけたいところ。

 駒澤大は東洋大と法政大に勝ち、入れ替え戦出場を決めた。第17、18戦と2連敗し、「気持ちを切り替えて今週に挑んだ」と金久保。見事2連勝で結果を残した。針生がゴール下で粘りを見せ、チームを安定させていたが、決定打に欠ける試合もあった。しかし第20戦目の東洋大戦は3年生の活躍が見えた。金久保はリーグ戦を通して得点やリバウンド面で支えていたが、徐々に櫻井のシュートも安定してきた。大高、布田、黒田も仕事を果たし、力が分散された印象だった。1部リーグ相手は楽ではないが、粘ってチャンスを掴みたいところだ。


下位チームは順位が決定
明星大と上武大は3部との順位決定戦へ


 埼玉工業大学と立教大が3部自動降格となった。両チームともリーグ戦を通して勝ちきることができず、苦しい試合が続いてしまった。延期試合はないため、残り1試合で4年生は引退。来シーズンは3部でプレーすることになるが、また2部に上がってくることを期待したい。

 明星大と上武大は3部との順位決定戦に進む。明星大は新田を中心にスピードを武器とするが、下級生が主体ということもあり、安定感に欠けた。だが来年、再来年は上を狙うチャンスも出てくるとも言い換えられる。そのためには順位決定戦でまず勝ちたいところ。 上武大は細川がトップスコアラーで、他の選手も高さもフィジカル、得点力は十分だ。だが相手のペースに持っていかれると、立て直せない試合もあった。まず順位決定戦で勝ち、2部に残って次シーズンにつなぎたい。

 日本体育大はこのまま全勝優勝を狙いたい。残るは江戸川大と国士舘大だ。どちらも4位争いが絡み、全力で挑んでくるだろう。日体大らしさを出し、インカレに向けていい締めくくりをしたい。

※駒澤大・金久保選手、法政大・水野選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2018.10.27 (Sat)

【2018リーグ】10/27結果

【1部】
◆東海大学湘南キャンパス

明治大学69(18-19,15-16,19-19,17-20)73神奈川大学
中央大学65(19-24,12-25,13-15,21-21)85大東文化大学
東海大学83(15-11,24-20,25-16,19-34)81青山学院大学

◆専修大学生田キャンパス
拓殖大学84(31-12,17-30,23-24,13-24)90早稲田大学
日本大学79(24-12,20-30,24-19,11-27)88専修大学
筑波大学81(19-19,14-17,22-23,28^19)78白鴎大学

東海大学   16勝3敗
大東文化大学 15勝3敗
専修大学   13勝6敗
青山学院大学 11勝7敗
筑波大学   11勝7敗
白鴎大学   9勝9敗
早稲田大学  9勝10敗
日本大学   8勝10敗
明治大学   6勝13敗
中央大学   5勝13敗
神奈川大学  5勝14敗
拓殖大学   3勝16敗

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【2部】
◆江戸川大学駒木キャンパス

順天堂大学95(25-28,26-14,24-19,20-14)75明星大学
駒澤大学79(19-15,15-2,23-17,22-19)53東洋大学
江戸川大学63(16-20,17-21,13-15,17-17)73法政大学

◆国士舘大学多摩キャンパス
慶應義塾大学75(19-7,19-11,13-12,24-11)41埼玉工業大学
国士舘大学86(26-12,16-18,16-12,28-13)55立教大学
日本体育大学106(31-18,27-14,20-29,28-18)79上武大学

日本体育大学 19勝0敗
法政大学   16勝3敗
駒澤大学   12勝7敗
国士舘大学  11勝8敗
順天堂大学  10勝9敗
東洋大学   10勝10敗
慶應義塾大学 10勝10敗
江戸川大学  9勝10敗
上武大学   8勝12敗
明星大学   5勝15敗
立教大学   4勝16敗
埼玉工業大学 3勝17敗

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【3部】2次ステージ
◆帝京平成大学池袋キャンパス

帝京平成大学68(18-26,20-15,9-21,21-27)89山梨学院大学
桐蔭横浜大学90(28-7,13-19,19-18,30-28)72文教大学
関東学院大学64(13-16,14-17,15-17,22-23)73東京成徳大学
國學院大學100(30-20,29-16,17-21,24-16)73学習院大学
明治学院大学82(11-16,20-17,25-18,26-20)71玉川大学
東京経済大学53(7-16,15-14,16-22,15-25)77国際武道大学


明治学院大学 11勝4敗
関東学院大学 11勝4敗
東京成徳大学 11勝4敗
山梨学院大学 10勝5敗
玉川大学   8勝7敗
帝京平成大学 8勝7敗
国際武道大学 8勝7敗
國學院大學  8勝7敗
東京経済大学 7勝8敗
桐蔭横浜大学 5勝10敗
学習院大学  2勝13敗
文教大学   1勝14敗


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