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第70回全日本大学バスケットボール選手権記念大会
12/10〜12/16@大田区総合体育館・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場

2018.09.22 (Sat)

【2018リーグ1部】9/22レポート

大東文化大が連勝で1位を堅守
白鴎大は盛り返せず痛い連敗


180922takushoku.jpg

 半ばにさしかかった1部リーグは、水戸での開催となった9戦、10戦の2連戦でようやく厳しいスケジュールから開放されることになった。23日間で10試合(天皇杯出場の白鴎大は12試合、東海大は11試合)、しかも都心ではなく関東近郊開催で泊りがけの遠征となった試合もいくつかあり、選手やチームにはこれまで経験したことのない負担がのしかかったはずだ。

 この厳しい状況下で第10戦を終えてトップに立つのは大東文化大。それに東海大、青山学院大が続くが、上位は大崩れすることなく安定した戦いで順位を保っている。しかしそれ以下では星の取り合いで順位が変動した水戸での2試合となった。序盤に上位に立っていた日本大、白鴎大が連敗で順位を下げ、中央大、早稲田大はやや巻き返し。さらに、下位であえいでいた拓殖大と明治大もこの週に2勝目をあげた。

写真:拓殖大は2勝目。ベンチもにぎやかにコートの選手たちを盛り上げ、一体となっている。


拓殖大は苦しみつつも2勝目
中央大は白鴎大相手に終始ペースを握る

180922kumazawa.jpg ドゥドゥ、岡田の2大エースの離脱により大きくチームの姿が変わることとなった拓殖大は、第9戦で2つ目の白星を挙げた。対するは神奈川大。こちらも2勝止まりと苦しい状況だけに互いに譲らぬ展開となった。1Qは互いに差のない状態から、2Qで拓殖大は#0山梨(4年・PG)や#15熊澤(4年・SG)のシュートが当たって39-25と抜け出す。神奈川大はゾーンが崩せず、得点が伸びなかった。しかし3Qに#75小酒部(2年・SF)の連続3Pで拓殖大に迫ると50-46と追い上げて3Qを終了。勝負の4Q、神奈川大は#34工藤(4年・PF)が苦しい中でも得点し、大きくは離されないが4点から先が縮まらない。拓殖大は追い上げられそうなムードの中、#99多田(3年・SG)の3Pなど、相手のリズムを断ち切るシュートが決まっていき、69―62。嬉しい2勝目を掴んだ。

180922turumaki.jpg 勝敗数では少しずつ上位と下位の差がつきつつある中、中盤はまだ混戦気味だ。ここから調子を上げていければまだ上位陣に絡むことは可能なだけに、踏ん張りがいる時期でもある。その中でじわじわと存在感を高めてきているのが中央大だ。この日の相手は白鴎大。中央大は1Qで#13中村(4年・PG)のシュートをはじめ、インサイドで#76沼倉(3年・C)、#86青木(2年・C)もボールに絡み、中央大らしいオフェンスとディフェンスを見せると28―16と幸先のいい立ち上がり。この日の白鴎大はミスも多く、得点が伸びない。2Qは#32三浦(4年・SG)の活躍もあって白鴎大が持ち直すが、後半に入ると再び中央大ペース。激しくディフェンスで当たり、ゴールにアタックして10点差をキープ。白鴎大はフリースローを得るもなかなか決められないなど、チャンスを活かせない。69―80で中央大は4勝目を挙げた。

その他、東海大は専修大を下して2位をキープ。続く3位の青山学院大もディフェンスを締めて日本大を攻めさせず勝利するなど、首位の大東文化大をはじめ上位陣は安定を見せた。

写真上:4本の3Pを含む20得点、チームハイで盛り上げた拓殖大・熊澤。
写真下:22得点と、ポイントで引っ張った中央大・鶴巻。



【PICK UP】

大東文化大と筑波大の息詰まる攻防は
大東文化大が終盤の勝負どころを押さえて勝利


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写真:全員が好プレーを見せる大東大だが、それを締めるのが主将の熊谷。なくてはならない存在感を放つ。


 9節で首位に立った大東文化大は3勝であえぐ筑波大との戦いとなった。勝率的には厳しさを味わっている筑波大だが、固いディフェンスやエースの働きは決して上位に引けを取らない。試合は序盤から互いに譲らぬ展開となった。

180922morisita.jpg 1Q、筑波大は#88牧(3年・SG)の3Pが連続で当たり、#15森下(3年・C)もゴール下を攻める。大東大はスタメンの平均身長が1部リーグでもっとも大きな筑波大にゴール下をしっかり守られ、#15モッチ(3年・C)が簡単にはゴールを割らせてもらえないが、#23奥住(4年・SG)が連続3Pで粘る。しかし筑波大は#75井上(1年・C・福大大濠)のバスケットカウント、#11増田(3年・PF)のジャンパーもあって、1Qは25-17とリードを得た。

 2Q、大東大が巻き返す。#15モッチのゴール下、#12熊谷(4年・PG)の3Pと、2つの大黒柱が内外で機能すると、#2飴谷(2年・SG)の速攻など、走る展開に持ち込むパターンが増える。筑波大はそれでも#11増田の2本、#8菅原(2年・PG)の1本の3Pでリードを保って40-38と2点リードで前半終了。

 3Q、果敢にゴールアタックする大東大に対し、#11増田がブロック、フェイダウェイのミドルシュートと攻守で活躍。大東大は簡単にシュートできないが、ディフェンスの虚を突いて#91ビリシベ(4年・PF)の3P、#23奥住の速攻が決まると逆転に成功。筑波大は#27山口(2年・SF)の3P、#75井上がフリースローを獲得してこれについていく。ワンゴールを争う展開の中、大東大は残り3分で#39アビブ(1年・C・北陸)が退場に。これで#15モッチが休めなくなってしまい苦しくなるが、#23奥住、#12熊谷のアウトサイドもあって56-58と大東大がリードして4Qへ。

 4Q、筑波大は#8菅原、#88牧の外のシュートで開始4分で今度は4点のリードに成功するが、大東大のゾーンプレスも機能し始める。オフェンスでは#15モッチがフリースローをもらい、守っては筑波大のターンオーバーから#12熊谷の速攻、3Pと鮮やかに決まると逆転。残り4分からは3Pの打ち合いになるが、互いに落とさず残り1分半で大東大のリードは4点。大事な場面、大東大は筑波大を24秒守り切ると、残り50秒で#2飴谷がドライブからバスケットカウントを獲得し、7点のリードに。だが筑波大も切れない。#11増田が残り50秒で3Pを決めると点差は再び4となる。続く大東大のオフェンスが失敗に終わり、残り5.3秒、絶好のチャンスで放った筑波大の3Pは決まらず。最後は#12熊谷がフリースローを1本決め、75-80で大東大が勝負を制した。

180922ametani.jpg 昨年のインカレ決勝、今年のトーナメント準決勝と因縁めいてきた両者の対決はゴール下の力強さ、ディフェンスの強度、勝負強いシューターと、さまざまに見どころが多かった。大東大が終盤にリードする展開も春と同じでスリリングだったが、残りわずかから筑波大が逆転のシュートが決まった春とは違い、今回は勝負を左右する筑波大のシュートは入らず。軍配は大東大に上がった。この両者は2巡目に入ってすぐにも筑波大のホームゲームでの対決が組まれている。短い期間での再戦となるが次も注目だ。

写真上:筑波大・森下はフックでも見せた。
写真下:今季成長が目覚ましい大東大・飴谷。飴谷のランニングプレーが出始めると、大東大のペースだ。

※大東文化大・モッチ選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2018.09.22 (Sat)

【2018リーグ】9/22結果

【1部】
◾️水戸総合運動公園体育館
◆aコート

拓殖大学69(14-12,25-13,11-21,19-16)62神奈川大学
日本大学59(16-19,10-20,17-17,16-21)77青山学院大学
筑波大学75(25-17,15-21,18-18,17-24)80大東文化大学

◆bコート
明治大学74(15-22,19-20,14-25,26-22)89早稲田大学
東海大学98(30-19,17-20,34-17,17-30)86専修大学
中央大学80(28-16,11-20,24-15,17-18)69白鴎大学

大東文化大学 8勝1敗
東海大学 7勝2敗
青山学院大学 7勝2敗
白鴎大学 6勝3敗
日本大学 5勝4敗
専修大学 5勝4敗
早稲田大学 4勝5敗
中央大学 4勝5敗
筑波大学 3勝6敗
拓殖大学 2勝7敗
神奈川大学 2勝7敗
明治大学 1勝8敗

————————————————
【2部】
◾️立教大学新座キャンパス

上武大学84(21-20,10-13,31-20,22-13)66明星大学
駒澤大学66(12-4,8-13,20-19,26-16)52慶應義塾大学
江戸川大学95(17-22,26-12,25-14,27-23)71立教大学

◾️順天堂大学(さくらキャンパス)
法政大学81(19-15,23-16,17-15,22-28)74埼玉工業大学
国士舘大学86(23-9,16-22,19-16,28-28)75順天堂大学
日本体育大学70(17-9,19-8,15-21,19-20)58東洋大学

日本体育大学 9勝0敗
法政大学 8勝1敗
国士舘大学 7勝2敗
駒澤大学 6勝3敗
慶應義塾大学 5勝4敗
江戸川大学 4勝5敗
上武大学 4勝5敗
順天堂大学 3勝6敗
東洋大学 3勝6敗
立教大学 2勝7敗
明星大学 2勝7敗
埼玉工業大学 1勝8敗

_______________

【3部】
◾️東京経済大学武蔵村山キャンパスa

文教大学68(21-17,16-12,8-25,23-17)71桐蔭横浜大学
玉川大学86(23-6,18-13,19-27,26-18)64学習院大学
関東学院大学78(12-25,18-16,25-13,23-11)65東京経済大学

◾️明治学院大学白金キャンパス
國學院大學82(15-12,24-20,19-19,24-19)70国際武道大学
明治学院大学65(20-19,12-11,16-8,17-13)51帝京平成大学
山梨学院大学87(17-15,24-26,27-13,19-29)83東京成徳大学

明治学院大学 6勝0敗
山梨学院大学 5勝1敗
関東学院大学 5勝1敗
玉川大学 5勝1敗
國學院大學 3勝3敗
帝京平成大学 3勝3敗
東京成徳大学 3勝3敗
東京経済大学 2勝4敗
国際武道大学 2勝4敗
桐蔭横浜大学 1勝5敗
文教大学 1勝5敗
学習院大学 0勝6敗

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