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2018.06.07 (Thu)
【2018新人戦】6/7レポート
ベスト4は東海大・拓殖大・青山学院大・日本体育大
1・2年のナンバーワンを決める新人戦はいよいよ佳境へ
写真:人材・能力ともに豊富な東海大は注目も高い。2連覇を目指す。
ベスト4を決める4試合は、拓殖大が逆転勝利を決めたがそれ以外は差がつく勝負となった。
【勝負所のシュート力で拓殖大に軍配】
ベスト4を掛けた第1試合は筑波大と拓殖大の対戦。試合開始直後流れを掴んだのは筑波大。ゾーンディフェンスからリバウンドを取り、得意の速い展開に持ち込み、1Qはハイスコアとなり29-20と筑波大のリードで終了。2Qの5分間は両チームの点数はほとんど動かず我慢の時間となった。先に抜けたのは筑波大で、#16野本(2年・SG)のドライブと#27山口(2年・SF)のジャンパーが光る。加えて#16野本は拓殖大#1岡田を、#27山口は#23ドゥドゥをしっかり抑え、簡単に点を取らせない。その中、拓殖大は#41杉野がリバウンドに絡み、それに応えるように#23ドゥドゥが得点に絡む。前半終了間際にはダンクシュートをも見せて食らいつき、38-33と筑波大の5点リードで折り返す。
後半の先制点は拓殖大#23ドゥドゥのシュート。そこから#59齊藤(2年・SG)の3Pと続き追い上げにかかるが、筑波大#27山口のドライブインが好調でこの日23点の活躍。さらに#8菅原(2年・PG)の3Pと#13二上のジャンパーで点差を保つ。しかし拓殖大は#41杉野が粘り続けると、3Q残り3分、#1岡田と#23ドゥドゥのエースの2人が一気に攻めて畳みかけるとわずか3分で16点をも加点し、55-60と逆転し5点リードで残り10分へ。
4Qも拓殖大の勢いは止まらない。ここで台頭してきたのは#8須崎(2年・C)や#10鱒(1年・SF・東山)といった合わせの存在で。そして#32祝(1年・PG・帝京長岡)が周りを活かすガード力を見せ、攻撃に安定感を加えた。筑波大は#8菅原がリバウンドの声を出し、積極的に速攻へと展開するが、徐々に体力面での苦しさが見え始めた。残り2分になると筑波大#8菅原が3Pを連続で決め、前からディフェンスを仕掛けるが、拓殖大はボールをキープして、着々と得点し追いつかせずそのままタイムアップ。86-76で拓殖大がベスト4を決めた。拓殖大は前半こそ両エースへのマークが厳しく苦しんだが、後半は一気にペースを掴んだ。
写真:終盤、絶妙のアシストパスを出した祝。注目ルーキーの一人だ。
※拓殖大・岡田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
【青山学院大のシュートが好調でベスト4へ】
第2試合は専修大に勝利しベスト8に進出した法政大と、1部の青山学院大の対戦。序盤は互角の戦いに持ち込むが、前半の勝負所のシュート率が試合を決めた。1Q開始直後、青学大#52赤穂(2年・PG)がジャンパーと3Pを連続で決めると、#24永野(1年・PG・福大大濠)がディフェンスで頑張りを見せる。法政大は#12千代(2年・F)、#14小野(1年・G・法政二)が序盤から好調。ディフェンスがセットされる前に速攻で加点し18-16とリードを得る。2Qは法政大の#30水野(2年・G)のドライブに#7柴田(1年・G・東海大札幌)と#31戸井(2年・C)が合わせのプレーをみせる。青学大は#17保泉(1年・SG・市立船橋)が3本連続で3Pを沈めて波を作ると、法政大のミスを突きブレイクで一気に得点。法政大は#34濱田(2年・G)と#14小野の3Pで食らいつき34-42の8点ビハインドで後半へ。
3Qもリズムはあまり変わらず。法政大は#12千代のレイアップから始まり、#14小野と#34濱田の3Pが光る。青学大は#43渡嘉敷(2年・SF)のジャンパー、#12斉藤(2年・PF)のドライブという全員がリングに果敢に向かって行く姿勢に。#36相原(1年・PF・明成)の見事なブロックショットも見られ48-55と点差を保つ。4Qは序盤から青学大がディフェンスで詰め足を動かし、速い展開に。#52赤穂がブレイクに走りバスケットカウントで一気に攻め込む。法政大は#30水野を起点とし、#14小野が積極的に攻めていくが、小さなミスが大きな痛手となった。青学大の勢いはそのままに、#52赤穂や#43渡嘉敷のドライブが連続で決まり、#17保泉は3Pとジャンパーを沈め、この日19点の活躍。点差はそのまま66-74で青学大がベスト4へ駒を進めた。
写真:5月の李相佰杯は怪我で欠場した赤穂だが、今大会は問題なくプレー。
【日本体育大が内外から順天堂大を圧倒】
日本体育大と順天堂大という2部同士となった第3試合、強いインサイドと高い身体能力を持つ選手たちを揃える日体大に、順天堂大が得意のシュートを放ち続けるという、それぞれの持ち味を発揮した内容になった。日体大は開始早々#50バム(1年・C・福岡第一)がオフェンスファウルを犯してしまうが、#96ディクソン(2年・SF)が立て続けに得点して一気にリズムに乗った。順天堂大は#15前田(2年・G)の3Pを皮切りにシュートを沈めるが、日体大も#50バムのゴール下、#24土居(2年・SF)、#30井出(1年・PG・福岡第一)の3Pもあって26-17とリード。2Qも日体大は内外からのシュートが好調で一気に順天堂大を引き離す。順天堂大は中盤まで高確率でシュートを沈めていたが、次第に確率が落ちていき、前半で54-30と差をつけられた。3Q、日体大は#50バムが3つ目のファウルでベンチへ下がるが、大勢には影響せず。107-80で日本体育大が久しぶりにベスト4進出を決めた。早い展開でどんどん外を打ってくる順天堂大は3Pを合計14本入れたが、リバウンドでは23本の差がついた。日体大も土居、遠藤、井手が各3本ずつの3Pを決め、機動力でも勝ったところを見せ、順天堂大を圧倒した。
写真:レイアップに行く日体大・遠藤。高い身体能力を見せる。
【全員出場で東海大ばベスト4進出を決める】
第4試合、粘る大東文化大を下してきた東海大は、駒澤大との接戦に勝利した白鷗大と対戦。1Qは#19西田(2年・SG)のシュートを皮切りに#28津屋(2年・F)の3P、#11大倉(1年・SG・北陸学院)の得点でリードする東海大に対し、白鷗大は#52ブラ(1年・C・帝京長岡)のゴール下や#23荒谷(2年・PF)が攻め込み対抗し、18-16。しかし2Qの立ち上がり、白鷗大がシュートを決めきれない間に東海大は#28津屋の2本の3P、#86八村(1年・PF・明成)の連続ゴール下で一気に得点差を開き、優位な展開に。白鷗大はタイムアウトで修正をはかるが、その後も東海大の勢いは止まらず48-28で前半を終了。3Q以降、全員をバランスよく使い続ける東海大に対し、白鷗大は#52ブラ、#23荒谷以外のところではなかなか得点が伸びず。東海大は全員出場の余裕を見せて91-59。準決勝へと駒を進めた。
写真:ダンクに飛ぶ東海大・大倉。
※東海大・津屋選手のインタビューは「続きを読む」へ。
1・2年のナンバーワンを決める新人戦はいよいよ佳境へ
写真:人材・能力ともに豊富な東海大は注目も高い。2連覇を目指す。
ベスト4を決める4試合は、拓殖大が逆転勝利を決めたがそれ以外は差がつく勝負となった。
【勝負所のシュート力で拓殖大に軍配】
ベスト4を掛けた第1試合は筑波大と拓殖大の対戦。試合開始直後流れを掴んだのは筑波大。ゾーンディフェンスからリバウンドを取り、得意の速い展開に持ち込み、1Qはハイスコアとなり29-20と筑波大のリードで終了。2Qの5分間は両チームの点数はほとんど動かず我慢の時間となった。先に抜けたのは筑波大で、#16野本(2年・SG)のドライブと#27山口(2年・SF)のジャンパーが光る。加えて#16野本は拓殖大#1岡田を、#27山口は#23ドゥドゥをしっかり抑え、簡単に点を取らせない。その中、拓殖大は#41杉野がリバウンドに絡み、それに応えるように#23ドゥドゥが得点に絡む。前半終了間際にはダンクシュートをも見せて食らいつき、38-33と筑波大の5点リードで折り返す。
後半の先制点は拓殖大#23ドゥドゥのシュート。そこから#59齊藤(2年・SG)の3Pと続き追い上げにかかるが、筑波大#27山口のドライブインが好調でこの日23点の活躍。さらに#8菅原(2年・PG)の3Pと#13二上のジャンパーで点差を保つ。しかし拓殖大は#41杉野が粘り続けると、3Q残り3分、#1岡田と#23ドゥドゥのエースの2人が一気に攻めて畳みかけるとわずか3分で16点をも加点し、55-60と逆転し5点リードで残り10分へ。
4Qも拓殖大の勢いは止まらない。ここで台頭してきたのは#8須崎(2年・C)や#10鱒(1年・SF・東山)といった合わせの存在で。そして#32祝(1年・PG・帝京長岡)が周りを活かすガード力を見せ、攻撃に安定感を加えた。筑波大は#8菅原がリバウンドの声を出し、積極的に速攻へと展開するが、徐々に体力面での苦しさが見え始めた。残り2分になると筑波大#8菅原が3Pを連続で決め、前からディフェンスを仕掛けるが、拓殖大はボールをキープして、着々と得点し追いつかせずそのままタイムアップ。86-76で拓殖大がベスト4を決めた。拓殖大は前半こそ両エースへのマークが厳しく苦しんだが、後半は一気にペースを掴んだ。
写真:終盤、絶妙のアシストパスを出した祝。注目ルーキーの一人だ。
※拓殖大・岡田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
【青山学院大のシュートが好調でベスト4へ】
第2試合は専修大に勝利しベスト8に進出した法政大と、1部の青山学院大の対戦。序盤は互角の戦いに持ち込むが、前半の勝負所のシュート率が試合を決めた。1Q開始直後、青学大#52赤穂(2年・PG)がジャンパーと3Pを連続で決めると、#24永野(1年・PG・福大大濠)がディフェンスで頑張りを見せる。法政大は#12千代(2年・F)、#14小野(1年・G・法政二)が序盤から好調。ディフェンスがセットされる前に速攻で加点し18-16とリードを得る。2Qは法政大の#30水野(2年・G)のドライブに#7柴田(1年・G・東海大札幌)と#31戸井(2年・C)が合わせのプレーをみせる。青学大は#17保泉(1年・SG・市立船橋)が3本連続で3Pを沈めて波を作ると、法政大のミスを突きブレイクで一気に得点。法政大は#34濱田(2年・G)と#14小野の3Pで食らいつき34-42の8点ビハインドで後半へ。
3Qもリズムはあまり変わらず。法政大は#12千代のレイアップから始まり、#14小野と#34濱田の3Pが光る。青学大は#43渡嘉敷(2年・SF)のジャンパー、#12斉藤(2年・PF)のドライブという全員がリングに果敢に向かって行く姿勢に。#36相原(1年・PF・明成)の見事なブロックショットも見られ48-55と点差を保つ。4Qは序盤から青学大がディフェンスで詰め足を動かし、速い展開に。#52赤穂がブレイクに走りバスケットカウントで一気に攻め込む。法政大は#30水野を起点とし、#14小野が積極的に攻めていくが、小さなミスが大きな痛手となった。青学大の勢いはそのままに、#52赤穂や#43渡嘉敷のドライブが連続で決まり、#17保泉は3Pとジャンパーを沈め、この日19点の活躍。点差はそのまま66-74で青学大がベスト4へ駒を進めた。
写真:5月の李相佰杯は怪我で欠場した赤穂だが、今大会は問題なくプレー。
【日本体育大が内外から順天堂大を圧倒】
日本体育大と順天堂大という2部同士となった第3試合、強いインサイドと高い身体能力を持つ選手たちを揃える日体大に、順天堂大が得意のシュートを放ち続けるという、それぞれの持ち味を発揮した内容になった。日体大は開始早々#50バム(1年・C・福岡第一)がオフェンスファウルを犯してしまうが、#96ディクソン(2年・SF)が立て続けに得点して一気にリズムに乗った。順天堂大は#15前田(2年・G)の3Pを皮切りにシュートを沈めるが、日体大も#50バムのゴール下、#24土居(2年・SF)、#30井出(1年・PG・福岡第一)の3Pもあって26-17とリード。2Qも日体大は内外からのシュートが好調で一気に順天堂大を引き離す。順天堂大は中盤まで高確率でシュートを沈めていたが、次第に確率が落ちていき、前半で54-30と差をつけられた。3Q、日体大は#50バムが3つ目のファウルでベンチへ下がるが、大勢には影響せず。107-80で日本体育大が久しぶりにベスト4進出を決めた。早い展開でどんどん外を打ってくる順天堂大は3Pを合計14本入れたが、リバウンドでは23本の差がついた。日体大も土居、遠藤、井手が各3本ずつの3Pを決め、機動力でも勝ったところを見せ、順天堂大を圧倒した。
写真:レイアップに行く日体大・遠藤。高い身体能力を見せる。
【全員出場で東海大ばベスト4進出を決める】
第4試合、粘る大東文化大を下してきた東海大は、駒澤大との接戦に勝利した白鷗大と対戦。1Qは#19西田(2年・SG)のシュートを皮切りに#28津屋(2年・F)の3P、#11大倉(1年・SG・北陸学院)の得点でリードする東海大に対し、白鷗大は#52ブラ(1年・C・帝京長岡)のゴール下や#23荒谷(2年・PF)が攻め込み対抗し、18-16。しかし2Qの立ち上がり、白鷗大がシュートを決めきれない間に東海大は#28津屋の2本の3P、#86八村(1年・PF・明成)の連続ゴール下で一気に得点差を開き、優位な展開に。白鷗大はタイムアウトで修正をはかるが、その後も東海大の勢いは止まらず48-28で前半を終了。3Q以降、全員をバランスよく使い続ける東海大に対し、白鷗大は#52ブラ、#23荒谷以外のところではなかなか得点が伸びず。東海大は全員出場の余裕を見せて91-59。準決勝へと駒を進めた。
写真:ダンクに飛ぶ東海大・大倉。
※東海大・津屋選手のインタビューは「続きを読む」へ。
テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2018.06.07 (Thu)
【2017新人戦】6/7結果
■大田区総合体育館
筑波大学76(29-20,9-13,17-27,21-26)88拓殖大学
法政大学68(18-16,18-26,12-13,18-19)74青山学院大学
日本体育大学107(26-17,28-13,23-30,30-20)80順天堂大学
東海大学91(18-16,30-12,18-14,25-17)59白鷗大学
筑波大学76(29-20,9-13,17-27,21-26)88拓殖大学
法政大学68(18-16,18-26,12-13,18-19)74青山学院大学
日本体育大学107(26-17,28-13,23-30,30-20)80順天堂大学
東海大学91(18-16,30-12,18-14,25-17)59白鷗大学
テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2018.06.07 (Thu)
【2013新人戦】6/7試合予定(準々決勝)
■大田区総合体育館
12:00 筑波大学 vs 拓殖大学
13:40 法政大学 vs 青山学院大学
15:20 日本体育大学 vs 順天堂大学
17:00 東海大学 vs 白鷗大学
12:00 筑波大学 vs 拓殖大学
13:40 法政大学 vs 青山学院大学
15:20 日本体育大学 vs 順天堂大学
17:00 東海大学 vs 白鷗大学
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