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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2018.03.18 (Sun)

【その他の試合】第14回東京六大学バスケットボールリーグ戦 陸前高田大会

東京六大学バスケットボールリーグ戦を
岩手県・陸前高田市に完成した新アリーナで開催


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 東京六大学バスケットボールリーグ戦は14回目を迎えた。今年は陸前高田大会として岩手県、陸前高田市に4月に正式オープンする「夢アリーナたかた」(陸前高田市総合交流センター)にて、3月16日から18日の3日間の日程で行われた。東京六大学バスケットボールリーグ2011年の東日本大震災発生時には大会自体が中止となったが、その後は大会で被災地復興支援募金を呼びかけるなどの活動を行ってきた。また立教大学は2003年より陸前高田市と交流を持ち、他大学より関わりも深い。これらのこともあって今回は新アリーナのプレイベントとして、当地を訪れての大会開催が実現した。遠征での六大学リーグ戦は初めての試みであり、初日には震災遺構を見学するなど、選手たちにとっては単なる試合以外の経験も含まれた特別な大会となった。

180317rikuzentakata.jpg 主催となった東京六大学の事務局、OB会のほか、岩手県バスケットボール協会、陸前高田市バスケットボール協会、そして2017年に岩手大学と共同の交流活動拠点、陸前高田グローバルキャンパス(愛称・たかたのゆめキャンパス)を設立した立教大学と立教大学高田サテライトが共催として大会開催に協力。東京六大学のリーグ戦以外にもさまざまなプログラムが用意され、2日目となる17日には六大学の選手たちによる地域の子どもたちへのクリニックを行い、交流を深めた。また、サントリーグループが東日本大震災復興支援活動として行っている「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、車いすバスケット体験イベントも同時に開催され、日本代表選手ら4選手が訪れ、大学生とコラボレーションした一幕も見せた。

写真上:クリニックに参加した子どもたちや大学生で集合の1枚。
写真下:元は山だったという場所を切り崩し、高台に作られた交流拠点の愛称が「夢アリーナたかた」。メインホールにアリーナ、柔道場や剣道場、プールまで備えた総合施設で、これから地域の交流拠点としてのにぎわいが期待される。


大学ごとに分かれたクリニックで
一緒にバスケットボールを楽しむ


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 初日の16日は開会式と2試合のリーグ戦をこなし、大会2日目の7日は各種プログラムが盛り込まれた1日となった。まずは六大学の選手たちによる、地元の子どもたちへのクリニックを朝から開始。子どもたちは2面あるコートで2グループに分かれ、ウォーミングアップ。その後はそれぞれの大学ごとにさまざまなスキルやシュートを練習した。教える内容はチームそれぞれ異なり、フットワークを重点的に教えるチームもあれば、シュートで競い合うチームもあり、大学生たちが盛り上げながら子どもたちをサポート。スキルを一通りこなしたあとは、大学生vs子どもたちのチームでミニゲームも行われた。ミニバスの高さに下げられたリングでは、大学生たちが豪快なダンクを次々と決めて子どもたちを驚かせたり、持ち上げてダンクをさせてあげる微笑ましいシーンもあり、笑顔にあふれたひとときとなった。

 ミニゲームのあとは3Pコンテストとダンクコンテストを実施。3Pには地元の高校生も出場し、大学生たちと本数を競った。ダンクコンテストでは大学生4人が豪快なダンクを次々と決めて会場を盛り上げた。

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各大学1名+高校生の計7名で行われた3Pコンテストは、早稲田大の小室選手が優勝。


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ダンクコンテストは4名のうち2名が残り、最後まで勝負したがどちらも譲らずダブル優勝という形に。慶應義塾大の岩片選手は3本ともほぼノーミスでダンクを叩き込んだ。

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最初は決まらず苦戦したが、豪快な跳躍を見せた法政大の千代選手も優勝。



車椅子バスケットボールの日本代表選手に
六大学の選手たちが挑戦


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 クリニックの後は車椅子バスケットボール体験が行われ、日本選手権で9連覇中の宮城MAXよりキャプテンでロンドンとリオパラリンピックに出場した豊島英選手、アテネからリオまでの4大会のパラリンピックに出場してきた藤本怜央選手と藤井新悟選手、北京パラリンピックに出場し、東北初の女性車椅子バスケットボールチームでも活躍している藤井郁美選手ら4名が登場した。

170317toyoshima.jpg 車椅子バスケットボールを見るのが初めてという子どもたちが多い中、その凄さを知ってもらうために慶應義塾大と立教大から合わせて9名が参加し、デモンストレーションに協力。車椅子バスケットボールでのランニングシュートや、車椅子同士をロープでつないでの力比べなど、いずれもハンデをつけて大学生と対戦。しかしいずれも車椅子バスケの選手たちが圧倒する結果となった。また、その後大学生対車椅子バスケの選手でのミニゲームも行ったが、こちらもゲームにハンデをつけ、最初は宮城MAX4名対大学生6名からスタートし、時間経過とともに宮城MAXの選手が一人ずつ離脱していくというやり方でゲームを進行。最終的には藤本選手1名に対し、大学生6名での戦いとなり、パスが通って得点するシーンもあったが、8分のゲームで22-8と宮城MAXが圧倒。体の重心移動だけで車いすを操作して大学生たちを軽く抜き去るなど、華麗なプレーを見せ、代表クラスの凄さを見せつけて会場を唸らせた。負けはしたが大学生たちは終始笑顔で初めてのミニゲームを楽しんでいた。



新年度間もない時期での試合は
バランスの良さが見えた明治大が優勝


180317imagawqa.jpg 初日は移動や現地の見学、2日目にはクリニックや車いすバスケ体験をこなしつつのタフな状況で選手たちはリーグ戦の5試合をこなした。新チームに移行して間もなく、Bリーグに参戦している選手などもいる。新1年生もチームによっては参加、不参加があるためフルメンバーのチームは少ないが、その分さまざまな選手に出場機会が得られた。

180317tomita.jpg 全体的に人数的に絞られたチームが多い中、初日から好調を維持したのは明治大。齋藤、吉川、宮本といった4年生が抜けたが、昨年も試合に出場していた選手たちが安定して力を発揮した。早稲田大、慶應義塾大は怪我人が続き限られた戦力での戦いに。早稲田大はガードの#13長谷川が青森ワッツに参戦のため不在#27濱田、#41小室がDNPとなる試合があったが、1敗にとどめて2位。慶應義塾大は粘りを見せて接戦に持ち込んだ試合も多かったが、勝負をかけたプレーが決まらず続けて試合を落とし、5位。法政大は#6中村がシーホース三河、#30水野が福島ファイヤーボンズとこちらも特別指定選手として参加しており不在。安定を欠いて4位に沈んだ。立教大は#24木口を中心に堅実な働きを見せて3勝をもぎ取り、3位と健闘し、東京大は6位で大会を終えた。

写真上:明治大は今川ほかメンバーそれぞれが活躍。
写真下:早稲田大は初日に濱田が負傷し、代わりに富田が踏ん張りを見せた。


【大会結果】
1位 明治大学   5勝0敗
2位 早稲田大学  4勝1敗
3位 立教大学   3勝2敗
4位 法政大学   2勝3敗
5位 慶應義塾大学 1勝4敗
6位 東京大学   0勝5敗 


※その他の様子は「続きを読む」へ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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