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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦 9/1〜10/28

2017.12.10 (Sun)

【2017関西新人戦】12/10 最終日レポート

関西新人戦は大阪体育大が制覇
年間最後の大会を笑顔で締める


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 関西では今年もインカレ閉幕から間もない12月前半のこの時期に、一年を締めくくる新人戦が行われた。インカレからのインターバル期間がほぼ無い中での開催なだけに、インカレ出場チームにはとりわけ難しい舞台。昨年、一昨年は、その年の1部リーグで下位に沈んだ同志社大や関西大が優勝を果たしている。しかし今年は、ベスト4のうち3チームがインカレ出場組。全国で味わった悔しさを来シーズンにぶつけるべく、体力的に過酷となるダブルヘッダーが当たり前の大会を勝ち進んでいった。


171210KOHNO.jpg 最終日午前中の準決勝で敗れ、3位決定戦にまわることとなったのは、昨年この大会で決勝を戦った近畿大関西大となった。立ち上がりは近畿大が好調。#36榎田(1年・PF・延岡学園)の3Pや#24今村(2年・PF)のバスケットカウントなどで上々の滑り出し。すぐに10点以上の差とする。ところがタイムアウトから一挙に関西大が流れを引き戻す。#7河野(2年・C)、#21窪田(2年・SF)といった全体チームでも主力を担う面々の活躍が光った。1Qのうちに逆転に成功すると、2Qは#6秋岡(1年・PG・岡山工業)の活躍も飛び出し逆に二桁のリードを獲得。近畿大がトラベリングやターンオーバーを犯して悪い流れを断ち切れないまま前半を終えると、後半も関西大優位の構図は変わらず。終盤にやや近畿大が詰め寄るが大勢を覆すには至らなかった。89−78で勝利の関西大が、3位の座を掴んだ。

写真:河野も10得点の関西大。来季は1部での再挑戦が控える。

※関西大・足立選手のインタビューは「続きを読む」へ。


最後の流れを呼び込んだ大阪体育大が押し切る

 決勝戦で2017年最後のタイトルを争うこととなったのは、ともにインカレは1回戦で敗れ、準備期間がほとんどない中で大会に挑んだ京都産業大大阪体育大の2校となった。

171210IKEDA.jpg 立ち上がり、まずペースを掴んだのは大阪体育大だった。早速に#7山田(2年・SG)が獲得したツースローを揃え、#30藤本(1年・PG・育英)が自ら積極的に決めていく。リーグMVPの#30大庭(2年・SF)を負傷で欠く京都産業大は、#38リンダー(2年・PF)の3Pが決まるが、#14川口(2年・SG)が当たらずにやきもきした状態が続く。大阪体育大は、なおも#18池田(1年・SF・洛南)の得点が続くなど、好リズムを切らさず。このまま6点のリードを得た状態で、最初の10分間を終えた。しかし2Q、京都産業大は#38リンダーが3Pに続いてドライブで得点し、#14川口の3Pもようやく決まるなどじわじわと詰め寄る。大阪体育大も#13大橋(2年・PF)の3Pや#7山田のフローターで返すが、1Qのようには続かない。5分頃から得点が止まり、オフェンスが単発に陥る。残り2分を切ったところで、京都産業大は#14川口が2連続3Pを沈めて、この試合初めてリードに成功。35−33という僅差ながら、京都産業大が流れを引き寄せた状態で前半終了となった。

171210KAWAGUCHI.jpg 迎えた後半開始直後、京都産業大は#0佐藤(2年・SG)のレイアップが飛び出し前半終盤の流れを維持させる。しかし大阪体育大は#7山田が3Pを決め返し食らいつく。互いにここからミスも出る中、京都産業大が抜け出しかければ大阪体育大が詰め寄る流れが続くこととなった。京都産業大がスティールから#38リンダーが走れば、大阪体育大は#5神野(2年・SG)のバスケットカウントで返す。そうかと思えば、#30藤本のランニングショットに#6中谷(2年・SG)の速攻も続いて一旦再逆転した大阪体育大に対し、#16川尻(2年・C)のゴール下や#14川口の3Pなど立て続けに決め返して京都産業大はすぐにリードを奪還。追いつ追われつの拮抗状態が続く中、4Q残り7分から流れは大阪体育大に。5点を追いかける状態で#13大橋のゴール下、#18池田の速攻で迫る。相手に息をつかせぬまま、得意の速攻で#18池田が走り再び逆転した。京都産業大はこの時間完全に後手となりピタリと得点が止まってしまった。直後に#38リンダー、#14川口両名の得点で一旦はリードを取り戻すも、そこからターンオーバーが続いてしまう。大阪体育大もミスが出るが、慌てず#30藤本、#4生越(2年・SG)、#7山田といった面々が落ち着いてシュートを決め、残り1分半で4点リードに。京都産業大は#16川尻のポストプレーで得点するが、ここからは互いに決定打が出ない形になった。最後は落ち着いてキープにまわった大阪体育大。このまま71−68としてもつれた試合を制し、新人戦優勝を決めた。


 拮抗した状態が続き、どちらに転ぶか分からない決勝だった。ともにチームの総合力の面で荒削りな部分もあったが、持ち味のファーストブレイクをこのチームでも貫いた大阪体育大が、ほんの僅かに上を行った形となった。絶対的存在だった内藤が卒業していくが、この新人戦チームで結果を得たことは自信となったはずだ。京都産業大は、エース大庭を欠く中でここまで勝ち進んだことは誇っていい部分。全体チームではまだ出番の少ないメンバーも経験を積み、大庭がいなくとも力のあるところを見せた。他チームのマークが今年以上に厳しくなるであろう来年に向け、オフシーズンも抜かりなく過ごしたい。

写真上:この1年、全体チームでもポイント出場で経験を積んだ大阪体育大・池田。来年は求められる役割も増してくる。
写真下:このところ3P率にムラのある部分が気になる京都産業大・川口だが、終わってみれば決勝は5本決めて面目躍如。

※大阪体育大・山田選手、藤本選手、京都産業大・リンダー選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2017.12.10 (Sun)

【2017インカレ】11/26 4位 白鴎大インタビュー

「背中で見せて欲しいと言われていた」
求められたエースとしての存在感を追求した4年目

◆#0野﨑零也(白鴎大・4年・SG)

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試合の入りが課題と語った準決勝から一夜明け、最終戦は1Qで3Pを6本沈め、観客の度肝を抜いた。シュート力で非凡なものを見せ、特に勝負際のクラッチシューターとしての存在感が大きかった野﨑だが、高校時代は4番ポジションというのだから、彼のこの4年間の成長ぶりが伺える。春から自分が見せなければという意識は強く、トーナメントはチームを準優勝に導くには欠かせない活躍を見せ、秋は夏の怪我が尾を引く状態でもまったくそれを感じさせずにシュートを決めてみせた。落合コーチから求められたエースとしての責任を、しっかり果たす姿がそこにはあった。


—試合が終わった瞬間、どんな思いでしたか。
「4年間あっという間だったなという印象が強かったのと、最後は勝って終わりたかったんですが、ベスト4ということは簡単なことではないですし、後輩たちをここまで連れてこられたので良い経験だったかなと思います」

—去年が3位ということで、少なくともその順位だけはという思いもあったことと思います。
「そうですね。できれば決勝に行きたかったんですけど、昨日負けてしまって。去年と同じ順位(3位)を取りに行きたかったんですけど、そこは悔しいです」

—まだ今ひとつ心の整理がついていないような状態でしょうか。
「そう思う部分もありますが、僕としては、神里(#21)、奥野(#18)、須田(#33)という4年生3人とバスケができたというのは、すごく光栄で楽しかったです。それに最後に高校の同期の拓大の富山(#33)とマッチアップができたのも、すごく楽しくて(笑)。まだちょっと悔いが残っているんですけど、楽しい時間でしたね」

—その言葉通り、今日は笑顔がある中でのプレーでしたね。
「もう悔いが残るようなことはしたくないですし、最初から最後まで楽しむということを、僕自身思っていました。後半が始まる前には拓大のドゥドゥ(#23)も『楽しもう』と言っていたので、そこは楽しめたと思います」

171126nozaki1.jpg—1Qが快調で、昨日話をされていたゲームの入りはうまくいきました。
「あれがずっと持続できれば良いんですけどね(苦笑)。前半では良い勝負ができていたんですけど、後半で足が止まってしまって、完全に持って行かれてしまったことは反省点です」

—そこは後輩たちの課題ですね。
「そうですね。ただ、今年は今年なりの改善点がありますし、来年は来年でまず僕たちが抜けていくので、新しい課題が見えてくると思いますし、そういったことはまた一から作り直していって欲しいです」

—インカレでは4年間で着実に戦績を上げてきました。チームとしても個人としても成長を実感できると思います。
「1、2年生の時のインカレは1回戦や2回戦での敗退で、その時も目標がまだベスト8でオールジャパン出場だったんですけど、去年は3位にも届きました。そこから優勝したいという気持ちがみんな芽生えて、チーム一丸となってやってこられたことは、チームとしてのすごい成長だと思います。個人としては、この大学でバスケットが今までよりずっと学べたと思いますし、人間性の部分でも強くなったと思います。白鴎に来て、良かったなと。それだけです」

—高校時代はインサイドのプレーが中心だったと思います。この4年間でポジションが上がり、別人のようなプレイヤーという印象です。
「確かに高校時代は4番で、相手のセンターとマッチアップすることも多かったです。それで大学に来て、オフェンスの面では苦労することは多くなかったんですけど、ディフェンスが4番ポジションとしてのディフェンスがそれまでは多かったので、最初は相手のフォワードにつくのはきつかったです。でも4年間やってきたことで、ディフェンスも慣れましたし、オフェンスの面でもエースと言われて頑張ってこられたと思います」

—このチームで学べたことは大きかったですか。
「嘉郎さん(HC)はすごく良いバスケットをされていて、僕自身かなり身になった部分が多いです。そこで学んでいけたことは僕自身にとってすごく良いことでしたし、もっと色んなバスケットを知りたいと思うようになりました」

171127suda.jpg—落合HCからは会見で選手一人ひとりと定期的に面談されているという話がありました。一対一の話の中で、どのようなことを求められていましたか。
「『プレーで見せて欲しい』ということと、『背中で見せて欲しい』ということを言われてきました。最後は勝たせてあげられなくて、それができたかと言われれば、できていなかったのかなとは思いますけど(苦笑)、後輩たちにそれが少しでも響いてくれたら良かったのかなと思います」

—最後にこの4年間を振り返って。
「後輩や先生にももちろん感謝ですけど、一番は4年生の同期ですね。同期がいなかったら僕も潰れていたと思います(笑)。最後のインカレまでバスケができて良かったです。これからそれぞれのステージに進むんですけど、そこでも切磋琢磨して、頑張っていきたいです」

写真下:野﨑が同期として触れた中で、「本当に支えてもらった」と言う主将の須田。コートに立つ時間こそ多くはなかったが、白鴎大の精神的支柱として仲間の信頼は厚かった。3位決定戦では終盤に出場し、シュートを放った。

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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