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2016.12.03 (Sat)

【2016インカレ】11/27 3位決定戦 白鷗大VS専修大

白鷗大が専修大を倒し、チーム史上最高の3位に
来シーズンを担う下級生の成長も光る


161127nozaki.jpg 準決勝の激戦を演じてから一夜、白鷗大専修大による3位決定戦。うまく気持ちを切り替えたのは白鷗大で、#0野﨑(3年・SG)の3Pやドライブで開始3分11-0と先行する。専修大はタイムアウトの後#7國分(4年・F)、#6渡辺(4年・G)らの1on1で反撃を開始するも、チャージングを取られてしまうなど攻めあぐむ。その間に白鷗大は合わせのプレーが冴え、21-9とリードを保つ。

 2Qは両チームともペースダウン。ゴール下ではブロックショットに阻まれ、アウトサイドもなかなか決まらない。24-18の白鷗大リードで迎えた残り3分から再びエンジンがかかり、専修大は#7國分のピック&ロールや#11秋山(2年・G)のロングシュート、白鷗大は#21神里(3年・PG)の3Pで加点。専修大はさらに#7國分のフリースローで2点差まで迫るものの、逆転は叶わず34-30で折り返す。

 3Q、両者パスミスが目立ち、リズムを作りきれない。我慢比べを打破したのは白鷗大#5川島(4年・SG)。連続速攻で残り5分43-34と突き放す。専修大のタイムアウトの後も流れは渡さず、#5川島の3Pで48-36と2桁差に。しかしこの後Q終了までノーゴールと足踏みしてしまう。この間に専修大は#11秋山の3P、#26砥綿(3年・G)の速攻で48-43まで差を詰める。

161127towata.jpg 4Q、白鷗大は#75イブラヒマ(1年・C・延岡学園)の3Pでスタート。さらに#5川島も勝負強さを見せてリードを保つ。専修大はタイムアウトの後#30アブ(1年・C・アレセイア湘南)にボールを集めて食い下がる。残り2分半には#6渡辺の速攻が決まり59-56と勝負の行方はわからない。白鷗大はここで#30アブをファウルで止める作戦に出ると、フリースローは2投とも落ちて奏功。だがファウルゲームで得たフリースローを2投とも落としてしまい突き放せない。残り1分、#11秋山の1on1で1点差とした専修大はテイクチャージでマイボールとすると、好調の#11秋山に託す。しかし決めきれず、再度のファウルゲームでファウルアウトとなってしまう。白鷗大は絶好のチャンスも、またもフリースローを決められない。だがリバウンドから#18奥野(3年・PG)が3度目の正直で2投揃え、残り14秒3点差に。専修大はこのラストプレーをシュート力のある#10大澤(2年・F)に任せるもネットを揺らすことはできず、61-58で白鷗大が逃げ切った。

 白鷗大は1部リーグ3位に続いてインカレでも3位入賞と躍進のシーズンとなった。落合監督の就任から3年目となり、浸透してきた「落合イズム」とも言える堅守に加えて思いきりのよい攻撃もできるようになり、チームにとって未知の高みを切り拓いた。下級生時から試合に絡んできた4年生は卒業するが、それでも#0野﨑や#75イブラヒマらが残る来シーズンも楽しみな存在だ。

 専修大は春の京王電鉄杯では優勝を果たすも、トーナメントは5位、リーグは4位。このインカレも4位で終えた。アブの加入によりインサイドの強さを得た反面、ウイングのメンバーとのスペースのバランスが難しかったと思われる。しかし、近年では最高の数字を叩き出した1年だったことも確かだ。大澤ら下級生の成長もあり、アブを軸とした新しいチームづくりがこちらも期待される。

写真上:シーズンを通してエースの働きを見せた白鷗大・野﨑。
写真下:専修大・砥綿は限られたプレイタイムの中で持ち前のスピードを発揮した。

・白鷗大・川邊選手、川島選手、ジャニ選手、鎌田選手、小倉選手、
・専修大・渡辺選手、國分選手のインタビューは「続きを読む」へ。



テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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