FC2ブログ
2016年05月 / 04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月


サイトを移行しました。現サイトはアーカイブとして継続してご覧いただけます。
http://bojweb.com

2016.05.17 (Tue)

【2016トーナメント】13位決定戦 順天堂大VS駒澤大

駒澤大が昨年より2つ順位を上げ13位
順天堂大は後半に力尽き、14位で大会を終える

160506isii.jpg 13位決定戦は昨年は3部でしのぎを削り、今季はともに2部で戦うことになっている順天堂大駒澤大の対戦となった。前半は点差が離れることはなかったが、後半に入って得意の攻撃力を発揮して流れを呼び込んだ駒澤大が47-71で勝利し、13位を確定した。

 1Qはシーソーゲーム。互いにアウトサイドに強みがあるが、そこまで確率よく決まらず12-13と駒澤大リードの1点差。2Qの立ち上がりも大きく流れは変わらないが、駒澤大は#14川嵜(4年・F)のシュートが調子よく入りだし、徐々に差をつけていく。一方の順天堂大はオフェンスがうまく展開できず、選手交代をはかるも流れを持ってくることができない。駒澤大はターンオーバーもあるが、アグレッシブなオフェンスを仕掛けて残り3分で9点のリードに成功。順天堂大は残り5分から4点しか獲得することができずに22-29の駒澤大リードで前半を終えた。

 3Qの序盤、駒澤大はアウトサイドこそまだ大当たりがこないものの、ペイント内にも切り込み、内外でオフェンスを展開。順天堂大は#73佐々井(2年・PG)のバスケットカウントもあって流れを持ってこようとするが、パスの息が合わないなどオフェンスが続かない。その間に速攻が出た駒澤大がリードを広げ、最後はブザーとともに#14川嵜が3Pを沈めると30-48のリードで最終Qへ。アウトサイドを持ち味とする順天堂大は積極的に打っていく形になるが、前の試合ではタフショットを決め続けて勝利の立役者となった#17小鮒(4年・F)が当たらず。最終的には47-71で駒澤大が快勝を収め、昨年より2ランクアップの13位で大会を終えた。

 駒澤大は一度学校のシステムの都合で推薦入学の選手が途切れて3部落ちも経験したが、その後再び強豪校からの選手獲得を経て、戦力が充実してきた。3年前に専修大を破って16位に食い込み、昨年は15位、そして今年は13位を獲得して秋リーグへの弾みとなった。

160506sasai.jpg 順天堂大は駒澤大と同じく今季は2部リーグに挑む。上級生ガードが抜けたが、ガードの佐々井、ルーキーの千葉など成長が期待できる選手もいる。3年生ながら主将を務める川久保は、攻守はもちろん、泥臭いプレーでボールに絡んでチームを支える。上位の対決に入ってから失点が多かったのは今後の課題、秋までにもう一回り大きく成長できるかがポイントになるだろう。

写真上:駒澤大・石井のシュートが終盤気持よく決まった。ウイングの片翼を担うポイントゲッターだ。
写真下:込山に変わり、今年からスタメンガードを務める佐々井は2年生。3Pを多く決めたルーキーの千葉など、順天堂大は下級生の出来もチームを左右しそうだ。

※駒澤大・川嵜選手、前田選手、順天堂大・小鮒選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  15:24  |  2016トーナメント  |  Top↑
 | BLOGTOP |