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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10
※台風の影響による延期試合があります。常に最新の情報を関東大学バスケットボール連盟の公式サイトでご確認ください。
関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3

2015.09.19 (Sat)

【2015リーグ1部】 9/19レポート(第5戦)

拓殖大が筑波大に2度目の土をつけ
全勝は東海大と拓殖大の2校に


150919watanabe.jpg 本来ならば会場だった白鴎大学の冠水被害により、急遽筑波大学中央体育館に会場を移して開催された関東大学リーグ戦の第3週目。第5戦は上位を走る筑波大と拓殖大の直接対決が大きな目玉となった。

 まずは青山学院大国士舘大は、攻守が機能しなかった国士舘大を青山学院大が引き離し70-55で勝利。これで青山学院大は2勝、国士舘はいまだ白星がない状態が続く。明治大専修大の対戦は、専修が得意の攻撃力を発揮し、リバウンドでも#6渡辺(3年・PF)が20リバウンドとボールをもぎ取り、65-73で専修大の勝利となった。専修大はこのあと筑波大が敗れたことで単独3位に浮上。好調を維持している。法政大慶應義塾大は重苦しいバスケットから互いに抜け出せないところ、法政大が守り勝ち。67-48と慶應大は50点未満の得点に終わった。

写真:専修大・渡辺は22点20リバウンド。サイズはないが何度でもリバウンドで飛べる瞬発力でリバウンドをもぎ取っていく。今リーグ戦はアウトサイドも好調だ。


【試合復帰の白鴎大が前半に粘りを見せる】
150919hakuotokai.jpg この日の最終試合、前の週は水害で1週試合を延期することになった白鴎大が、全勝中の東海大相手に2週間ぶりに公式戦に臨んだ。

 メインの体育館が冠水し、もうひとつの体育館を別の部活と分け合いながら練習してきた状態で、住まいが被害にあった選手もいる。その後感染症にかかった選手もおり、ベストメンバーでの戦いではなかった。満足な練習環境ではなかった状態からのプレーぶりが懸念されたが、首位の東海大もこの日はあまり勢いがなく、#0ベンドラメ(4年・PG)も「足が動いていなかった」という重い動きで白鴎大を圧倒するほどの内容にはならなかった。1Qはそのせいか白鴎大の頑張りが光って9-15とリードを奪い、2Qで東海大が盛り返して16-8とするが、前半は25-23の互角のロースコア展開。後半になると白鴎大の攻撃がうまくいかず、ミスが続くと次第に引き離されて57-38で軍配は東海大に上がったが、東海大にも課題の残る内容だったと言える。

写真:インサイドのジャニはさすがに大きく、東海大の橋本と2mオーバーの空中戦が繰り広げられた。

※白鴎大・梶原選手のインタビューは「続きを読む」へ。



【GAME REPORT1】
しぶとく粘った拓殖大が勝利し
筑波大は終盤急に失速し、2敗目


150919narita.jpg この日最も注目の戦いとなったのは、全勝の拓殖大と1敗はしたものの上位につける筑波大の対戦。拓殖大がチームとしてもまとまりや充実感を備えて今リーグを戦ってきているのに対し、前の試合の第3戦で専修大に1敗目を喫した筑波大がどう戦うのかが見どころの勝負だった。

 1Q、先行したのは筑波大。#23バンバ(3年・C)の3Pを皮切りに、#39成田(3年・SG)が切れ込みレイアップ。筑波大はファウルが続くが中盤には持ち直し、速攻やミドルシュートで対抗し、逆転。しかし拓殖大は#39成田、#13阿部(2年・SG)のアウトサイドに#23バンバが速攻やタップシュートを押し込んで14−21とリード。

 2Q、立ち上がりは2連続の#23バンバの得点で逃げる拓殖大。そこに#29岩田(4年・PF)がスティールを決め、流れを切らさない。筑波大は#6馬場、#2満田(3年・SF)のシュートで再び中盤に盛り返し、ここからは互いに点差が開かない時間帯が続いた。残り2分、#29岩田が再びのスティールを決めて流れを持ってきたい拓殖大だが、#2満田のバスケットカウント、#6馬場の速攻からのダンクと筑波大も得点源が働いて再び逆転。最後は#46生原(3年・PG)がミドルシュートを決めて筑波大が39−38と1点リードで前半を終えた。

 3Qは拮抗した勝負になった。筑波大は#6馬場が2本目のダンクを決めれば、拓殖大は#99赤石(4年・PF)の3Pや#39成田のシュートで対抗する。#23バンバもダンクやフリースローを獲得し、#29岩田の渋いオフェンスリバウンドも見どころを作った。互いに譲らない展開は最後に拓殖大#29岩田のシュートで拓殖大が55−56と1点リードし、勝負は4Qへと入った。

150919ikuhara.jpg 4Q、まず得点したのは拓殖大。#23バンバの3Pが決まると、#13阿部への裏パスも通り拓殖大が抜け出すきっかけを作った。一方の筑波大は開始2分で#46生原のシュートがきまった後はまったくオフェンスが回らず得点がストップ。タイムアウトなどで修正をはかるも、ファウルも続き、速攻も決まらない。拓殖大は#13阿部がオフェンスリバウンドでバスケットカウントを獲得して勢いに乗ると、その後もフリースローでコツコツ得点して筑波大を引き離していく。筑波大は攻めていこうとするものの、完全に空回りしてシュートも入らず、単発のオフェンスを仕掛けるのみ。打開策が見つからないまま時間は過ぎ、57−75でタイムアップ。拓殖大が大きな1勝を掴んだ。

 筑波大は3Qまで互角の勝負を演じながら、4Qはわずか2得点と思わぬ失速ぶり。急に緊張の糸がぷつりと切れたようなプレーになってしまった。一方の拓殖大は終始切れずにプレーして、追い上げられても引き離す我慢強さを見せて相手を振り切った。

写真上:誰もが点を取れる拓殖大だが、点が欲しいところで攻める成田の姿勢がチームを引っ張っていく。
写真下:奮闘ぶりが見える生原だが、司令塔として筑波大をどう勝たせていくか、今年は責任がかかる立場だ。


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2015.09.19 (Sat)

【2015リーグ2部】9/19レポート(第5戦)

2部上位対決を制したのは早稲田大と日本体育大
大東文化大は痛い2敗目を喫す


 2部リーグは3週目にして注目の上位対決が行われる組み合わせ。有力校であった大東文化大が既に2週目に1敗をしていることもあって、残りの大学の勝負の行方が大きな注目を浴びた。白熱した展開は持ち味を出したチームの勝利となり、早稲田大が日本大に勝ち、日本体育大が大東文化大に勝利して全勝を守った。大東文化大は痛い2敗目、日本大にも1敗がついた。

 中央大神奈川大88-72で勝利してやや持ち直した様子を見せ、東洋大は4Qで江戸川大を突き放し83-77で勝利した。


【#4藤井のシュートで立教大が逆転勝利】
150919fujii.jpg 立教大関東学院大の一戦は、前半まで立教大は#8阿部(4年・C)、関東学院大は#45大熊(4年・F)を中心にお互い得点を重ね接戦に。流れが変わったのは3Qから。立教大#4藤井(4年・SG)の3Pのバスケットカウントによる4点プレーから波に乗り、一気に16点差まで開くと、これに関東学院大はついていけずそのまま4Qへ。しかし4Qに入ると立教大のペースは落ち、流れは関東学院大に。後半から関東学院大の3Pが4本決まり、2点差まで迫った。残り0.5秒のところで関東学院大は#11伊藤(3年・PG)の3Pが決まり逆転に成功。立教大はすかさずタイムアウトを取り、フロントコートからのスローインで再開。#4藤井がボールをもらいそのままシュートへ。それに反応したディフェンスがブザーの音と共にファウル。3Pのフリースローが3本与えられ、#4藤井がそれを2本決め、最終的に1点差で75-76と立教大が勝利した。

写真:最後のフリースローで試合を決めた立教大・藤井。


【GAME REPORT1】
早稲田大のディフェンスが機能し
日本大はなかなか攻められず初黒星


150919nanmoku.jpg この日、全勝同士の上位決戦として注目された早稲田大日本大の1戦は白熱した試合展開となった。1Q、はじめにリードしたのは早稲田大。早稲田大#34池田(4年・PG)が得点をしていく一方、日本大はシュートミスが多くなかなか点が決まらない。また、#8刘(4年・C)がボールを持つと早稲田大は素早くダブルチームを仕掛け、オフェンスの要である#8刘が思い通りにプレーできない状況に。開始4分間無得点の日本大は残り6分のところでタイムアウトで修正をはかると、今度は日本大の流れになる。#24高橋(3年・SG)や#33上原(4年・SG)の3P、#5仁平(3年・PF)のバスケットカウントなどで大量得点。この間早稲田大はターンオーバーやファウルを重ねて相手にチャンスを与えてしまい、更には自分たちのシュートも決まらず一気に差が開き、9-18で1Qを終える。

 2Q、早稲田大がまたもやスタートダッシュで日本大との差を縮めにかかる。しかし勢いは序盤しか続かず、すぐ日本大のペースに。日本大はターンオーバーが多いものの、#7古牧(4年・SG)や調子を少し取り戻した#8刘などの活躍で、詰められた点差をまた引き離していく。早稲田大は、途中タイムアウトを挟むも流れを変えることができず、日本大にリードされたまま22-34でハーフタイムへ。

 3Q、早稲田大の反撃が始まる。スタートで4連続得点、これで波に乗ると#16山本(4年・F)や#21南木(2年・G)、#34池田の3人を中心にどんどんゴール下へと攻めていく。これが追いつかれて焦る日本大のファウルを誘い、大量にフリースローを獲得。早稲田大が逆転に成功する。また、ディフェンス面では日本大#8刘に対し、早稲田大#16山本と#38宮脇(3年・C)のダブルチームが効き、得点を許さなかった。終盤、早稲田大は#2木澤(4年・G)の3連続得点で離しにかかるが、最後の最後に日本大が粘って49-48で終えた。

150919singo.jpg 4Q、序盤はお互い点を取り合いシーソーゲームに。両者一歩も譲らず同点の中、残り5分のところで試合は動いた。早稲田大が交代で#34池田と#7石原(2年・PG)を出すと、そこから1分間で#34池田はバスケットカウントで3点プレー、石原は3Pを決めるなどして一気に10点差に。すかさず日本大がタイムアウトを挟む。しかし早稲田の勢いはそのまま、その後も#34池田と#7石原が得点。日本大は#1本村(1年・SG)が3Pを決めるなどするが、シュートミスやファウルが重なり巻き返すことができず。74-60で早稲田大が勝利した。

 お互いに不安定なペースでの戦いとなった。得点力のある日本大だが、早稲田大のディフェンスに苦しめられ思うように得点することができず、一方の早稲田大は日本大のペースに合わせてしまったことでなかなか自分たちの流れを作ることができなかった。最終的に、終盤に自分たちで立て直し、いつもの速い展開のバスケットをできた早稲田大が勝利する結果となった。

写真上:早稲田大・2年の南木。新人戦から活躍し、リーグ戦ではスタメンとして出場中。
写真下:日本大のガードとして大きな役割を果たしている2年生の新号。

※早稲田大・木澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【GAME REPORT2】
全員バスケで日体大が快勝
大東大はリバウンドで粘るも初黒星


150919odagiri.jpg 第4戦で東洋大に敗北してしまった大東文化大と、無敗で好調さを維持する日本体育大の戦いは、終始日体大がリードする形となった。

 1Qは一進一退の展開。しかし、終盤に#20小田桐(2年・PG)の速攻と#88万(4年・C)のゴール下が決まった日本体育大がわずかに上回り、18-14で終える。このまま競り合いが続くかと思われたが、2Qに入ると#32フェイ(1年・C・大分明豊)の連続得点と#20小田桐のフローターシュートで一気に10点を開く。この間、わずか1分間の出来事。一気に引き離された大東大はタイムアウトで流れを断ちたいところだが、一度波にのった日体大を止めるのは容易ではなく、日体大#34加藤(4年・G)の連続3Pで更に点差を広げられてしまう。このQここまで無得点の大東大は、残り6分半でようやく#7渡部(4年・SF)のミドルシュートが決まる。渡部はその後も連続得点でチームを引っ張り、この10分で大東大が獲得した13得点のうち、9得点をあげる活躍。また、#20毕(2年・PF)のバスケットカウントも決まって一時は追い上げムードとなるが、ところどころでミスが出てしまう。対する日体大は#75赤土(3年・PF)のゴール下での得点が光り、41-27。日体大が大量のリードを奪った。

 3Q、大東大がリバウンドをきっかけに反撃。全員でリバウンドに飛びこんでいき、得点に繋げていく。また、リバウンド争いでファウルをもらいフリースローを得るなどチャンスを広げていった。リズムを掴んできた大東大は、#20毕と#18吉山(3年・PG)の外角シュートが決まりだし、残り5分42秒には49-41の8点差まで詰め寄る奮闘を見せる。しかし、日体大は#32フェイで対抗。終了時にはダンクも飛び出し、62-51の11点差で最終Qへ。

 4Q、粘る大東大に対し、日体大も積極的にリバウンドに飛び込んで楽にプレーさせない。それでも#20毕を起点に得点していく大東大。しかしこの日の日体大は勢いを持っていた。内外角どちらからでも得点が取れて、終盤にかけては完全に主導権を握り、最後まで大東大を寄せ付けなかった。84-69で日体大が勝利し、全勝を守った。

写真:ベンチスタートでいい働きを見せた日体大・小田桐。

※日体大・加藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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EDIT  |  23:40  |  2015リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2015.09.19 (Sat)

【2015リーグ1部】9/12レポート(第3戦)

慶應大が延長戦で明治大に勝利
専修大、青山学院大はそれぞれ善戦

150912aogaku.jpg 1部 リーグ第3戦は、白鴎大の試合が延期になったため、それ以外の4試合が青山学院大学相模原キャンパスで開催された。拓殖大が国士舘大を引き離して快勝したほかは、延長戦や競り合う場面のある落ち着かない展開が多い1日となった。

 拓殖大は昨年国士舘大には大敗しているが、この日は昨年とは逆の展開となった。前半こそ拓殖大リードではあるものの、さほど差がなかったが、後半からは拓殖大のディフェンスがよくなり、国士舘大はオフェンスが停滞。3Qでずるずる引き離されると追い上げのきっかけがなく76-60で拓殖大が勝利。拓殖大はリーグ開始以降失点が少なく、まだ全開という様子でもないが好調さを維持している。次週は筑波大、東海大という強豪相手の戦いが見どころだ。

 青山学院大筑波大と対戦し、こちらも3Qまでは大きく差は開かず十分見応えのある内容になった。しかし、4Qになると青山学院大が思ったようにオフェンスをさせてもらえなくなり、点数が一桁にとどまると70-53で最初は筑波大がダッシュで抜けだし、3連勝を飾った。

写真:勝ち星はまだ伸びてきていないが、少しずつ良い面が見えてきている青山学院大。1年生たちも少しずつ出番を得て自分のプレーを見せている。


【GAME REPORT1】
際どい勝負は最後の最後で
慶應大に軍配が上がる

150912oomoto.jpg 明治大学慶應義塾大学の対戦は、延長戦にもつれ込むハイスコアリングゲームとなった。

 前半やや先行したのは慶應大。立ち上がりから持ち味が出て速攻、アウトサイドともに流れよく決まった。しかし明治大も負けてないない。#55吉本(4年・SF)の3Pが2本連続で決まると持ち直し、速攻も出て1Qは26-22とリード。2Qも明治大は空いたら打つ形が気持よく決まり、慶應大を引き離していく。慶應大はファウルが続き、インサイドの#50伊澤と、ガード陣のアウトサイドといった内外の攻撃で守りに対応できずにずるずると引き離され、前半は49-34と明治大がほぼ50点に届く大量得点でリードして終えた。

 後半、じわじわと慶應大の反撃が始まる。明治大は#50伊澤、#2吉川(2年・SG)などのシュートがあるがオフェンスは単発。慶應大は#4福元(4年・PG)を起点に攻撃を仕掛け、#13西戸(3年・G)のバスケットカウント、#7黒木(4年・CF)のジャンパー、#22トカチョフ(2年・CF)の3Pで盛り返していく。明治大#32吉川に3Pを2本決められてしまうが、速攻も何本か出すことに成功し、3Qは71-63と点差を縮めて終えた。

 4Q、慶應大は#5大元(4年・G)の2本の3Pが序盤に決まり、その後も#22トカチョフのシュート、#13西戸の速攻と一気に流れを持ってくる。ディフェンス面でも最初の起点となる#2齋藤相手にディフェンスで#13西戸が踏ん張り、足を止めていくが、明治大も#55吉本の3Pが落ちずに集中を切らさない。だが攻守に激しさを増した慶應大が残り1分半、#5大元のシュートで遂に同点に追いつくと、#50伊澤がディフェンスをものともせずにシュートを決め、互いに譲らない攻防となる。残り50秒で明治大が2点リードするが、さらに40秒で慶應大も決め返し同点。最後は互いに決められず延長戦に突入した。

150912saito.jpg 5分の延長戦は互いに譲らない攻防となった。#55吉本の6本目の3P、#50伊澤のシュートで明治大が残り1分で2点のリード。慶應大は激しいディフェンスにあって簡単にシュートを打てなくなるが、必死にリバウンドを拾い残り30秒、#7黒木のシュートで同点にし、勝負は最終局面へ。慶應大は#4福元がペイントに切れ込むがこれは決めきれず。ルーズボール争いになる中、ボールを拾った#22トカチョフがブザーが鳴り響くん中でねじ込んだシュートはセーフと認められ、99-101で慶應大が際どい勝負を制した。

 明治大は前半から飛ばしてきたが、慶應大も速い攻守による点の取り合いに長けたチームであり、終盤に足が重くなっていくにつれて追いつかれてしまった。齋藤、吉川、吉本といったアウトサイドと伊澤のインサイドという点を取れる布陣に慶應大もディフェンス面で対応が遅れたが、最後はなんとかねじ込み、からくも勝利。しかし互いに課題の残る試合内容となった。

写真上:得点を引っ張る慶應大・大元。今年は守られているシーンも多いが、それでも抜群の身体能力でシュートをねじ込んでいく。
写真下:明治大の齋藤はスピードがあり、1対1が上手い選手。ここを止めても周囲もすべて点が取れる選手のため、慶應大も苦しんだ。

※慶應大・西戸選手、明治大・吉本選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【GAME REPORT2】
専修大は前半に粘りを見せるが
東海大が振り切って勝利


150912tongu.jpg 連勝スタートを切った東海大はこのリーグ戦では勢いを見せている専修大と対戦。1Qは#35伊藤(3年・PG)、#10三ッ井(3年・SF)、#33鈴木(3年・SG)といった3年生組が得点を牽引。専修大は出遅れるものの#11秋山(2年・PG)、#24田代(4年・PF)の2本の3Pが出てリズムを掴むと速攻も出して1Qは23-17と東海がリードしたものの、大きく離されずについていった。2Q、専修大は#7國分(3年・PF)、#6渡辺(3年・PF)のミドルシュートで追いつくと#65佐々木(2年・PF)のバスケットカウントで逆転に成功。東海大はタイムアウトを挟んで修正するとプレスを仕掛け、相手ファウルからのフリースローで逆転。#35伊藤のカットから#0ベンドラメ(4年・PG)の速攻につなげるなど、42-34と再び引き離して前半を終了。

 3Q、専修大は#11秋山の3P、#7國分のシュートが続き、#24田代もタップ、3Pを沈めて点差は6。開きかけた差をなんとか止めようとする。しかし東海大は焦らず”#0ベンドラメや#33鈴木の3Pが決まり、再度専修大を引き離すと3Qは69-57と12点のリード。4Qはしっかりと専修大を抑え、88-65で勝利し全勝を守った。

 東海大は第1週で怪我をした小島が欠場。リバウンドを取れていない時間帯で点差を詰められ、リバウンド力に定評のある専修大相手には課題も見えた。ただ、後半は立て直している。60点以内には抑えきれていないが、ここまでそれに近い状態で失点は抑えている。ここからどう精度を上げていくかだろう。専修大は勢いある時間帯を長く保てれば、上位を倒す力はある。持続力をどう出せるかも見どころだ。

写真:東海大のインサイドは頓宮が頼りになる。東海大よりも大きいチームもあり、いかにゴール下で頑張れるかが重要だ。

※東海大・寺園選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  00:12  |  2015リーグ戦1部  |  Top↑

2015.09.19 (Sat)

【2015リーグ2部】第2週レポート

有力チームの大東文化大が初黒星
今後の2部にも嵐は起こるか


150913touyou.jpg 2部リーグ2週目、まだ大きく勝負が動く時期ではないが、見逃せない試合となったのは最終試合の大東文化大と東洋大の一戦だった。1Qからゾーンを敷いて東洋大が先行し、優勝候補の大東大に黒星をつけたのだ。

 序盤の1敗はまだそこまで気にするべきではないが、されど1敗は全体の勝敗を左右するのも2部の現実。ここからの大東大の巻き返しが見どころだ。これにより全勝は日本体育大、早稲田大、日本大と3校に。虎視眈々と上位を伺うライバルたちの次週以降の戦いぶりが見ものだ。また、その他のチームも上位下位関係なく、時間帯によっては僅差で競り合っている試合も多い。2週目にして上位と下位でやや星が離れつつあるが、先の見えない緊張感はまだ始まったばかりだ。

写真:大東大を倒した東洋大。控えメンバーも十分力を発揮した。


【GAME REPORT1】
神奈川大のディフェンスに手を焼くも
次第に日体大ペースで4連勝


150912kato.jpg 第1週から上位校相手に粘りのバスケットを見せている神奈川大は惜しい勝負もあり、ぜひとも1勝が欲しいところ。第4戦では日本体育大に善戦を見せた。神奈川大は1Qからファウルはあるものの、ディフェンスで粘りオフェンスも果敢に攻めて互角の立ち上がり。1Q中盤に交代した#14田代(3年・SF)、#55鈴木(4年・C)のシュートでリードを奪うことに成功する。日体大はインサイドの#88万(4年・C)、#75赤土(3年・PF)で攻める。リードされる流れになりそうだったが、終盤に#19田口(2年・SG)が速攻からのダンクや3Pも見せて、1Qは21-18で日体大が逆転して終えた。

 2Q、神奈川大は立ち上がりでターンオーバーが続くが、#1田中(2年・SF)や#36町田(3年・SF)のシュートでついていく。しかし日体大はここで#34加藤(4年・G)、#4江端(2年・SF)の3Pで一気に流れを引き寄せた。だが神奈川大もここで切れずに#7佐藤(4年・C)が合わせで連続ゴール下を決め、前半は37-32と差を5点に引き戻した。

 大事な後半、立ち上がりで#14大城(3年・PG)、#75 赤土のシュートで日体大は再び神奈川大を引き離した。神奈川大はここからアウトサイドが入らなくなり、ミスが続いてしまう。日体大は再び#88万のインサイドを使い、神奈川大にダメージを与えると神奈川大の得点がストップ。焦りからかタフショットになったシュートが入らず60-39と日体大がリードを広げると、4Qもそのままの点差を維持し、82-60で逃げ切りを決めた。

 前半は神奈川大の泥臭いディフェンスや身体を張ったゴール下が生きて接戦の様相となったが、走力に勝る日体大は速攻や3Pなど、速い展開からのオフェンスで対抗。ベンチからの選手もルーズボールに果敢に飛び込み、チームの士気を上げた。日体大は次週から大東文化大、日本大という強豪に当たるだけに、この好調を維持できるかが鍵だ。神奈川大は地道なスタイルで頑張りが見える。日本大にも2点差と迫っただけにあと一歩が出ればこの先が開けそうだ。どこかできっかけを掴んで浮上していきたい。

写真:2部を代表するクラッチシューターである日体大・加藤。 今年もセカンドメンバーとして登場するが、その安定感に頼もしさを覚える。

※日本体育大・赤土選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【GAME REPORT2】
リズムに乗れないまま大東大が失速
東洋大が大きな1勝を手にする


150913nakamura.jpg 連勝を続ける大東大は、この日最終試合でここまで白星なしの東洋大と対戦。東洋大がゾーンを仕掛けて大東大を止め、最後まで手に汗握る一戦となった。

 先行したのは東洋大。開始3分で一気に2−11まで持っていくと大東大もたまらずタイムアウトで修正をはかる。しかしゾーンを敷く東洋大のディフェンスの前に内外で攻められず、なかなか点差が詰まらない。東洋大はディフェンスでは上からプレスで仕掛け、#2山口(3年・SG)の3Pや#88山本(3年・PF)のアウトサイドも決まって、1Qは19-12とリードした。2Qも東洋大のペースは続き、大東大は攻めることができないまま時間が過ぎる。#0葛原(2年・SG)の3P、#32原(3年・SF)のバスケットカウントは出るものの、足が止まり気味。しかし東洋大もターンオーバーなどミスがあり、シュートの精度が悪くなったところで大東大が速攻に走るなど、じわじわと追い上げられる展開となった。それでも大東大もパスが合わないなど咬み合わないままの部分も見え、前半は25-29と東洋大リードとなった。

 大事な3Q、立ち上がりで再び勢いを見せたのは東洋大。#88山本、#25島崎(3年・G)、#29岩淵(2年・PG)らのシュートが決まり、逆転を許さない。大東大は#7渡部(4年・SF)、#0葛原、#99山崎(4年・SG)と外の得点は出始めるが、インサイドの#20毕は思ったほど存在感を出せない。東洋大はフリースローも得るなど7〜8点のリードを保っていたが、残り2分、大東大#99山崎の3Pに続き#68花井(3年・SG)の速攻が出ると流れを持っていかれ、追いつかれる格好に。大東大は#99山崎のミドルシュートで逆転に成功するが、東洋大は#11中村(3年・PG)が3Pを返して3Qを46-47と1点リードで終えた。

150912hanai.jpg 4Qは中盤まで僅差の戦いになった。大東大は#99山崎で攻めるが、残り5分となったところで東洋大は#88山本が速攻からのバスケットカウント、オフェンスリバウンドなどが出てここで流れを持ってくることに成功。大東大は#20毕が3ファウルとなるなど良いところが出せず、その反対に#88山本がフリースロー、ゴール下のターンシュートで完全に流れを掴んだ。残り1分半で東洋大のリードは9点。大東大はファウルゲームに行くものの、ひっくり返すことは叶わず試合終了。53-67で東洋大が大きな1勝をつかんだ。

 大東大は東洋大のゾーンを崩せず、出足から重苦しいオフェンスに終始した。リバウンドでは勝ったが、大事な場面では東洋大の集中力が上で、特に勝負どころでのシュートをことごとく決め。最後まで集中を切らさなかった。ここ3試合までとは全く異なる力強さを見せた東洋大だが、ここからどのような戦いぶりを見せるかは注目したい。スタメンもガードに岩淵、島崎などを据えて中村をベンチスタートにするなど、これまでと異なる起用も見せてきているのは興味深い。一方の大東大は一試合を通じて改善をはかれないままだった。次週は落とせない戦いだけに修正ぶりが気になるところ。

写真上:昨年はスタメンとして活躍した中村をベンチスタートにするなど、東洋大は今後の起用も見どころ。
写真下:大東大は花井が奮闘するが、打開までには至らず。

※東洋大・山本選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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