FC2ブログ
2015年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月


第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2015.06.13 (Sat)

【2015新人戦】6/13レポート

早稲田大が第6回大会以来の決勝進出
筑波大は2連覇を狙う


150613waseda.jpg 新人戦の戦いもいよいよ大詰め、準決勝2試合と順位決定戦が行われ、早稲田大が大東文化大を破り第6回大会(1956年)以来の決勝進出を決めた。優勝すれば初となる。一方拓殖大を下した筑波大は2連覇をかけて決勝に挑む。

写真:勝利に笑顔を見せる早稲田大。



【日本体育大が激しい競り合いから終盤抜け出す】
150613ebata.jpg 日本体育大慶應義塾大はともにディフェンスや走りを信条とするチーム。似た相手だけに激しくルーズボールなどを奪い合う競り合いが随所に見られたが、こうした勝負を制するには球際の強さが要る。これが光った日体大が最後に走り勝って5位決定戦へと進んだ。

 勝負は立ち上がりから互角。激しく主導権を争う展開となるが1Qは21-20と日体大リードの1点差。2Q頭の慶應大はアウトサイドの確率が悪く、そこからリバウンドを押されられて走られる展開が目立って日体大がリードするが、中盤を過ぎると今度は逆の展開になり同点に戻すといった流れ。終盤に#11原(1年・G・近大附属)の3Pが決まった慶應大が今度は31-33と逆転して前半を終えた。

 3Qも似たような展開が続く。互いにボールを奪ってはロングパスを出すものの、ミスが出る場面も多く、相手を突き放す決定打は出ない。慶應大は#4トカチョフ(2年・CF)が得点を牽引。日体大は#64井手(1年・PG・福岡第一)のシュートや#8白旗(1年・PG・東海大四)の好ディフェンスが光り3Q終了して47-49と慶應大2点リード。そして勝負が分からないまま入った4Q、慶應大は開始3分以降シュートの精度を欠いて重苦しい展開となる。日体大も#64井手のシュート以外が決まらず逆転には成功したものの伸び悩む。残り3分、慶應大は#8高橋(2年・F)のフリースローが1本決まって63-60。しかしここから日体大が#12小森(1年・F・京北)へのアシストが決まり、#19田口(2年・SG)がオフェンスリバウンドをもぎ取り7点のリード。慶應大は#12澤近(1年・F・高知学芸)が速攻に走るもののそこからはシュートが入らず。70-64で日体大が勝利を決めた。

 互いにブレイクのミスは多かったが、日本体育大が大事なところでそれを決めた分、勝利の確率を高めた。慶應大はトカチョフが27点22リバウンドと奮闘しながら、タフショットを多く打たされ、アウトサイドの確率が伸び悩んだ。

写真:3Pやドライブで得点を引っ張った日本体育大・江端。

※日本体育大・田口選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【青山学院大がリードを保って勝利】
150613aogaku.jpg 青山学院大東洋大の順位決定戦は、青山学院大のルーキーたちの勢いに東洋大がついていけず、青山学院大が終始リードする試合内容となった。

1Q、お互いにターンオーバーが多くスロースタートではあったが、どちらのチームも主に1年生が点を稼ぎ、青学大リードの13-10。2Qになると、青山学院大の攻撃が勢いづく。#10高橋(1年・C)がリバウンドを取り、#2日野(2年・SG)や#31戸田(1年・SF)がそれぞれ10得点もあげた。東洋大は#35杉田(1年・F)が3Pを2本決めるなどしたが、他のシュートがなかなか決まらず、41-26で折り返した。

 3Q、東洋大は#33平(2年・C)の得点でじわじわと差を詰めるが、ラスト2分間で立て続けにターンオーバー。青山学院大はそのチャンスを逃さず、#2日野や#31戸田の3Pなどで一気に12点を連取。青山学院大が大幅にリードし、61-40で終了した。4Qはシーソーゲームとなった。ここでは、青山学院大の#32前田(1年・F)や東洋大の#30川上(1年・SG)など、1年生が活躍を見せた。しかし最後まで差は縮まらず、81-58で青山学院大が勝利した。

 青山学院大は木田がケガで出場できず、2年生が2人しか出場していない。その分1年生が頑張りでここまで戦っている。どちらのチームも1年生が活躍していたが、青山学院大の方がシュートの正確さや勢いが上回った。

写真:2年生の数が少なく、1年生の働きが鍵を握っている青山学院大。

※青山学院大・戸田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【早稲田大が大東大を退け、1956年以来の決勝へ】
150613hamada.jpg 互いに初優勝を目指す早稲田大大東文化大の一戦は、要所でアウトサイドシュートを沈めた早稲田大がリードを守りきる形となった。

 1Q、大東大#0葛原(2年・SG)が気迫のこもったプレイで得点を重ねる。早稲田大はマッチアップの#8新川(2年・F)が2ファウルとなりベンチに下がらざるを得なくなるが、#21南木(2年・G)が積極的なディフェンスでボールを奪い、速攻につなげてチームを盛りたてる。残り30秒の攻防でも、大東大#20毕(2年・PF)のバスケットカウントを#27濱田(1年・F・福岡第一)のブザービーターとなる3Pで取り返し、23-18と早稲田大が優位に立った。

 2Qは点の取り合いとなる。早稲田大#21南木、#27濱田が3Pを決めれば、大東大は#0葛原のバスケットカウント、#23奥住(1年・SG・正智深谷)の3Pで応戦。5分経過して34-29と点差は変わらず、大東大はタイムアウトを取って流れを引き寄せようとする。しかし直後に#22桑原(2年・PG)が3ファウル目となり、正ガードの#3竹内を欠く大東大は苦しくなる。早稲田大はこの機を逃さず、#13長谷川(1年・G・能代工)や#18森井(2年・G)がバックコートからプレッシャーをかけていき、大東大のターンオーバーを次々と得点につなげる。#35岡野(1年・C・千種)がリバウンドで奮闘したこともあり、大東大の反撃を#23奥住の3P1本に封じて48-32とリードを広げた。

150613kuzuhara.jpg 3Q、大東大はディフェンスをゾーンに変更。これにより体力をオフェンスに回せるようになった#20毕が、コートを大きく使った1on1を連続で決め、51-40と詰め寄る。#91ビリシベ(1年・SF・中部第一)もリバウンドに飛び込んで援護し、残り5分53-51と1ゴール差に。だが早稲田大は#21南木が3Pを沈め、並ばせはしない。大東大が3P、ゴール下でのタフショットとも決めきれないのに対して、早稲田大は落ち着いてゾーンアタックを遂行、また激しいディフェンスから速い展開に持ち込んで突き放す。このQのラストプレイでも#7石原(2年・G)のスティールから#18森井がレイアップを決め、65-53と二桁差に押し戻すことに成功する。

 4Qに入ると両者疲れが見え始める中、早稲田大の1年生センター#26富田(1年・C・洛南)が速攻に走って点差をキープする。大東大も#23奥住の3Pや#0葛原のリバウンドショットなどで追いすがるものの、残り3分、早稲田大#8新川に3Pを許し、80-68と10点の差が重く圧し掛かる。直後に#20毕の1on1がチャージングとなって勝負あり。攻守ともに最後まで足を動かし続けた早稲田大が86-72で決勝進出を果たした。

写真上:早稲田大は1年生の濱田が思い切りよく3Pを決め、勢いに乗った。
写真下:葛原は奮闘するも、ディフェンスの激しさに苦戦。

※早稲田大・新川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【食い下がる拓殖大を振り切り筑波大が2年連続決勝へ】
150613baba.jpg 連覇を目指す筑波大と5年ぶりの決勝進出を目論む拓殖大の戦いは、一時拓殖大が大きく離されるが最後まで食い下がった。

 立ち上がりはスローペース。筑波大は#6馬場(2年・SF)、#17杉浦(2年・PF)が得点を稼ぎ、拓殖大はアウトサイドを打っていく。しかし得意の3Pが思ったようには決まらなかった拓殖大が8点のビハインドを負う形で2Qに入ると、#16飯田(2年・F)の連続ミドルシュート、#13阿部(2年・SG)の3Pで持ち直した。筑波大はターンオーバーが続くが#4青木保徳(2年・PG)、#9吉川(2年・PG)のシュートで応戦。拓殖大は#33富山(2年・SG)や#13阿部の速攻も出るが追い付ききれずに前半は36-29の筑波大リードで終了。

 後半も筑波大リードは揺るがないが、追いすがる拓殖大は#11山崎(2年・PG)の3Pが3本入り、離されそうなところを粘る。筑波大は#6馬場、#17杉浦の両エースが他の追随を許さず、大事なところは得点し、3Q終了時も5点のリード。4Qも似たような流れのまま試合は推移するが、拓殖大は打ち続けるものの3Pの大当たりが来ない。筑波大は両エースが確実に得点を重ねて引き離し、最後まで粘る拓殖大を振りきって82-72で試合終了を迎えた。

 拓殖大は3Pが8/40と、かなり数は打ったもののこれが決められなかった。大きく差は開くこともなかったために、もう少しだけ入れば接戦の勝負に持ち込めたかもしれない。筑波大は追い付かせはせず馬場はまだ余裕ありといった様子。決勝でも杉浦とともに2人の活躍が鍵を握る。

写真:馬場は32得点。その突破力は群を抜いている。

※筑波大・青木保徳選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:50  |  2015新人戦  |  Top↑

2015.06.13 (Sat)

【2015新人戦】6/14試合予定

■国立代々木競技場第二体育館
11:00 慶應義塾大学 vs 東洋大学(7位決定戦)
12:40 日本体育大学 vs 青山学院大学(5位決定戦)
14:20 拓殖大学 vs 大東文化大学(3位決定戦)
16:00 筑波大学 vs 早稲田大学(決勝)


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:31  |  2015新人戦  |  Top↑

2015.06.13 (Sat)

【2015新人戦】6/13結果

日本体育大学70(21-20,10-13,16-16,23-15)64慶應義塾大学
青山学院大学81(13-12,28-14,20-14,20-18)58東洋大学
早稲田大学86(23-18,25-14,17-21)72大東文化大学
筑波大学82(22-14,14-15,18-20,18-23)72拓殖大学


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:30  |  2015新人戦  |  Top↑
 | BLOGTOP |