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2015.05.10 (Sun)

【2015トーナメント】5/10 3位決定戦 法政大VS明治大

攻守が噛み合った法政大が3位入賞
明治大は敗れるも気持ちの見せる内容に


150510SATOU.jpg ともに良いところを見せながら準決勝で敗れた明治大法政大。3位決定戦はこの2チームの顔合わせとなった。

 序盤は明治大が気持ちを見せた。#2齋藤(2年・PG)の2本の3Pで法政大の出ばなをくじく。それでもスタメン起用の#11中野(3年・SF)が3Pで応え、#24加藤(4年・SF)の3Pなどで法政大も反撃する。明治大は#22宮本(2年・PF)の連続得点で追いつくと、#50伊澤(4年・PF)も気迫のバスケットカウント。法政大はオフェンスが大人しくなり、5点を追いかける状況で1Q終了。2Qも明治大の勢いが続き、#50伊澤のジャンプシュートでこの日最大の9点差となった。だが、ここから法政大のディフェンスが強まる。明治大がフィールドゴールを奪えない間、#24加藤、#16沼田(4年・C)の両輪に加え#23戸堀(2年・PF)の活躍もあって詰め寄った。明治大は、最後に#55吉本(4年・F)の3Pが決まるも、33−30とわずかなリードとなって後半を迎える。

 後半からは法政大が本領を発揮した。#16沼田がインサイドで体を張り、#24加藤に加えて#14植村(2年・PG)も3Pを沈める。明治大は#50伊澤が孤軍奮闘するも、「空回りした部分もあった」と秋葉(#20)が話したように、フリースロー率を上げられないなどのミスもあって失速。法政大は#67佐藤(3年・PG)も3Pを決めるなどで完全に流れを掴んだ。4Q早々に#16沼田の得点でリードを12点にまで拡大。明治大はタイムアウトを挟んで#22宮本が意地の得点も、やはり法政大の守りを前に続かない。その後も順調に得点していった法政大が70−53で勝利。久々のベスト4で、3位に輝いた。

150510IZAWA.jpg 昨シーズンまで明治大を率いた塚本コーチがこの春から法政大の指揮を執るが、コーチとして勝つことを念頭に置いていたことを強調しつつ、「人間としてはすごく嫌。(明治大という)ホームグラウンドは忘れていないし、コーチはあそこから始めてすごく良い勉強をさせてもらった。恩返しのためにも、手を抜かずに粉砕するつもりだった」という。明治大時代にも構築したディフェンスが機能しての3位だったが、法政大はまだ伸び代のあるチーム。「リーグまで高めれば東海にも筑波にも負けると思っていない。学生と一緒にチャレンジしたいと思う」(塚本コーチ)。リーグ戦で、より成長した法政大が見られるか。

 準決勝以降の2試合では良い場面も見せながら、結果はいずれも競り負けという内容だった明治大。それでも、チーム作りを進めながらも、春は久し振りにベスト4入りという結果を得たのは大きかった。HCも変わり、チーム作りのアプローチがこれまでとは異なる今年。まだ手探りの部分はあるだろうが、ここから夏場のチーム作りでどのようなチームへと仕上げていくかが見どころとなる。

写真上:この日はベンチスタートながら、法政大・佐藤も重要な役割を果たした。
写真下:淡々とプレーする印象もある明治大・伊澤だが、今年は最上級生として春から奮闘が続いている。

※法政大・沼田選手、明治大・秋葉選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2015.05.10 (Sun)

【2015トーナメント】5/10 11位決定戦 関東学院大VS専修大

最低目標を意識して大会を戦った専修大が11位
関東学院大は主力以外のメンバーの大事な経験に


150509WATANABE_20150512225807a93.jpg 専修大関東学院大による11位決定戦は、最後まで地力と高さで優位の専修大が主導権を掌った。どこか安定しない戦いぶりも見られた今大会だったが、白星で締めくくった。

 立ち上がりから専修大は気持ちよくオフェンスを展開。#6渡辺(3年・G)のジャンパーで先制し、#11秋山(2年・PG)の積極性が光る。前日の最終試合で青山学院大と延長にもつれ込んだ関東学院大。一夜開けて第一試合となったのがどこまで響いたかどうかは分からないが後手を踏み、単発な攻撃が続いて1Qで二桁点差にされた。2Qも流れは変わらず、主力が攻め立てる専修大のリードは拡大していく。関東学院大は#8蜂谷(4年・G)の攻め気が出るが、前半で33−48となり、大きく水を明けられた。

 この展開が後半も続いた。やや静かになったものの、専修大は余裕のある試合運びを続ける。関東学院大は#8蜂谷、#45大熊(4年・SG)が攻め立てるも、ビハインドを覆すには至らなかった。終盤まで主力で戦った専修大が実力差を見せる形で77−68の勝利。「連敗は絶対にいけない」(田代)という最低限の目標を達成した。

150509NISHIDA.jpg クロスゲームを演じながらも敗れる試合のあった専修大。それでもモチベーション維持の難しい順位決定戦をしぶとく勝ち抜きながら、チームの核を徐々に固めつつある印象だ。今後は、若いメンバーがどれだけレベルアップできるかにかかる。

 関東学院大は限られたメンバーで前日は延長戦にもつれ込むなど、厳しい日程を戦った。昨年インサイドを支えたエリマンやガードの前川が抜けた今年は難しい戦いも予想されるが、バックコート陣3人の能力の高さは白眉だ。ここに来て他のメンバーも成長を遂げている。秋までの3か月の間にチーム力の底上げを図る。

写真上:35得点22リバウンドの専修大・渡辺。ガードでありながらリバウンドにも非凡な才能を見せ、ポジションの概念を超越したプレーは今年もとどまるところを知らない。
写真下:今大会まずまずのプレータイムを得た関東学院大・西田。台頭しつつある選手のひとりだ。

※専修大・田代選手、関東学院大・伊藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2015.05.10 (Sun)

【2015トーナメント】最終結果

優勝  東海大学(2年連続2回目)
準優勝 筑波大学
3位  法政大学
4位  明治大学
5位  拓殖大学
6位  大東文化大学
7位  日本大学
8位  中央大学
9位  白鴎大学
10位  青山学院大学
11位  専修大学
12位  関東学院大学
13位  国士舘大学
14位  早稲田大学
15位  駒澤大学
16位  慶應義塾大学

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優勝 東海大学


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準優勝 筑波大学


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3位 法政大学


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4位 明治大学


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6位 大東文化大学


【個人賞】
■最優秀選手賞/MVP ベンドラメ礼生(東海大学)
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■敢闘賞 馬場雄大(筑波大学)
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■優秀選手賞 小島元基(東海大学)
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■優秀選手賞 頓宮裕人(東海大学)
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■優秀選手賞 満田 丈太郎(筑波大学)
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■優秀選手賞 加藤寿一(法政大学)
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■優秀選手賞 伊澤実孝(明治大学)
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■得点王 ジョフ・チェイカ・アハマド バンバ(拓殖大学)130点
■リバウンド王 ジョフ・チェイカ・アハマド バンバ(拓殖大学)OR16/DR43/TO59
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■3ポイント王 加藤寿一(法政大学)12本
■3ポイント王 木村亮輔(日本大学)12本
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※同率受賞の加藤(左)、本村(右)両選手がひとつのトロフィーを受け取った。


■アシスト王 吉山 亨(大東文化大学)16本
150510assist.jpg


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EDIT  |  23:35  |  2015トーナメント  |  Top↑

2015.05.10 (Sun)

【2015トーナメント】5/10結果

■国立代々木競技場第二体育館
中央大学77(22-18,23-23,19-33,13-24)98日本大学(7位決定戦)
大東文化大学66(15-24,11-14,22-19,18-18)75拓殖大学(5位決定戦)
法政大学70(14-19,16-14,20-11,20-9)53明治大学(3位決定戦)
東海大学78(15-14,21-13,24-14,18-23)64筑波大学(決勝)


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