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2014.11.30 (Sun)

【2014インカレ】11/30 決勝 筑波大インタビュー

「期待して信じてくれた人たち、
それに応えられた自分を嬉しく思う」
東海大、そして自分自身に打ち克ち頂点を極める

◆#21笹山貴哉(筑波大・4年・PG・主将)
141130sasayama2_20150119003416087.jpg入学以来の4年間、着実にチームの戦績は上昇し続けていた。だが、トーナメントとリーグでベスト4には入っても、インカレでは不思議と良い成績が残せない。しかし、そうして迎えた最後のインカレは自然体そのもの。壁だった準々決勝は大差で突破。準決勝では大東大に苦しめられたが、勝ちきった。迎えた決勝は、周囲の喧噪にも「いつも通り、普通だった」というほどリラックスした状態で臨めたという。
この日は周囲を活かすことよりも、まず自ら積極的にリングを狙っていった。22得点の活躍は、MVPに相応しい活躍。2014年11月30日。笹山と、そして彼が牽引してきた仲間たちによって、筑波大の歴史は、確かに塗り替えられた。


—インカレの決勝ということで、何か思い入れはあったのでしょうか。
「記者会見でも話したんですけれど、始めてのことだったので……。この大会が始まって特別感というのはあったし、でもその感覚が決勝に来たから変わったというのはなくて。4年生で、この大会の一つひとつが最後になるわけで、でも本当にみんなと『いつも通りの感覚だよね』という話もあったし……。でもなんて言うか、一応特別な感覚はありました」

—最初のインカレはベスト16でしたよね。
「大学バスケというものを実感しないままインカレに入って、当たったことのない関西の天理大と当たって。あの時の平尾さん(当時天理大4年、現NBL・広島)は今でもめっちゃ覚えているし、あの身長でもハートでぶつかってきて、自分もマッチアップして『これはちょっと止められない』というのは感じたし、すごかったというのは今でも覚えています」

—その後のインカレはいかがでしたか。
「2年の時は、あれこそ忘れられないですけれど、近畿大相手に、最後にシュートを打って外れて……。あそこは本当に、初めてバスケットボールと向き合ったというか。なんで、あそこであんなことをした?というのもあったし。あの試合の最後のシュートを外したのは個人の力だと思うので。そして去年は明治にあれだけ点差をつけた中で、逆転されて、自分もコントロールできなかったという責任感もありました。3年生というチームを引っ張らなきゃいけない上級生の立場にもなって、そこは大きく変わった部分でもありました。3年までのインカレは、忘れたことはないですね。良い思い出ではなく」

—馬場選手、杉浦選手の大型ルーキーが入ってきて、今年は一段階違うという部分もあったと思います。
「自分の最後の年ですし、絶対に最高の結果で終わりたいとはシーズン始まる時から思っていました。でもあいつらが光っている分、他の出ていない2年生、3年生たちが、あいつらがそっちを頑張るなら自分はこっちを頑張るという役割が目に見えてできたんです。それがすごく大きいというのは、シーズンが始まってから感じましたね」

—それを束ねる笹山選手は、どういうことを心がけていましたか。
「みんな『束ねたね』と言ってくるんですけれど、特に自分は何かをしたということはなくて(笑)。4年生でキャプテンで、チームを引っ張る立場であり、自分の背中を見てみんながついてこれば良いなと思ったし、それは他の4年生も自分の背中を見てついてきてくれれば良いと思っていました。特に自分が何か、というより、みんなが自分たちを信じてついてきてくれたということに、感謝の気持ちでいっぱいですね」

—ただ、ベンドラメ選手からは「筑波が一番やりづらい。それは笹山さんがいるから」という話もあったんですね。
「どうなんですかね?全然自分はそういうことはなくて(苦笑)。むしろ礼生の方が上手いし、規格外のプレーをするし、自分にとっても嫌な選手です。でも、一個下の下級生じゃないですか。絶対に負けたくないというプライドもあります。でも、そう思われていることには嬉しく思います。ただ、(自分は)まだまだの選手だと思っているので、これからも頑張っていきたいです」

—笹山選手が感じる東海大というチームの印象は。
「まずは安定感。大崩れをしないというか。自分たちは大崩れするときは大崩れするんですが、そういうことのないチームだと思います。その一つには、ザック(#10バランスキー)だったり、ケビン(#7晴山)だったり、やっぱり4年生が踏ん張る部分が多くあって。でも、向こうはセンターの4年生が踏ん張るチームで、自分たちはガード陣が4年生で踏ん張るチーム。対照的なチームで、それに対して最初のトーナメントでは、自分たちはセンターの下級生は大丈夫かなという不安はあったんですけれど、でもこの大会に入るまでの期間は、本当にそういう不安がなくて。あいつらなら絶対に大丈夫だ、ということは本当に思っていました。みんなには言っているんですけれど、本当に自信しかなかったです。絶対にやれるという思いが、強くあったと思います」

—大東大と昨日対戦し、マッチアップの兒玉選手(#28)に苦しみました。彼のようにしなければという、自分自身への刺激にもなったのではないでしょうか。
「元々そういう気持ちは自分も持っていました。でも、マッチアップしたことで大きく感じたことは確かにあります。とにかくインカレは、4年生の頑張りがどれだけ実を結ぶかという大会なので、刺激はありましたね」

—今日、勝てたと思った瞬間はありましたか。
「いや、最後まで本当にありませんでした。最後のフリースローでも、みんなに『最後まで』という言葉はかけ続けていたし。でもみんなが40分間頑張ったことで、この日本一に辿り着いたと思っています」

—優勝の実感はいかがでしょうか。感じていますか。
「いや、やっぱりあんまりないですね(笑)。自分にとっては初めての経験なので。でも『勝ったんだな』というのは、少しありますね」

—その少しあるという部分。何で感じますか。
「まず、この金メダルをつけているというのと、みんなからの頑張って良かったね、という声かけとか、そういうことで本当に頑張って良かったという思いです」

—これまで、東海大だけには勝てませんでしたね。ようやく勝てました。
「1年生の新人戦では勝ちましたが、こういう公式戦では初めて勝って、自分の4年目で初めて勝てて、すごく嬉しいですね」

—今大会は必要以上に緊張することがなかったように思います。何か良いきっかけのようなものはあったのでしょうか。
「リーグで自分たちの思うような結果にならないことが多くて、でもプレーオフで自分たちのバスケットを掴みかけました。自分たちでもできることが多くあって。そこで、ここから他にやるべきことが何かあるのかな、と考えた時に、もう全部やってきたなと思いました。あとはやってきたことを貫き通すだけだったと思っていたので、それが本当に自信になりました」

—そのまま、むしろ何も起こらずに大会を迎えられた?
「もちろん強い思いはありましたし、でも、この決勝の舞台で東海に勝って日本一になるということを一年間イメージしてきたので、それが良い方向に向かったと思います」

—4年間筑波大の環境でやってきました。この4年間はいかがでしたか。
「素晴らしい環境でやらせてもらって、被災地と言われた中で色んなところでバスケットボールをすることが多くて、下級生の時は大変なことも多かったです。けれど新しい体育館もできて。本当に素晴らしい環境だし、素晴らしい監督とコーチもいるし、何よりも仲間や応援してくれる方もいて。本当にすごいところでやらせてもらったなというのは感じます。自分を信じてついてきてくれた仲間とか、自分を信じて出してくれた先生なりコーチに感謝して、そしてそれに応えられた自分に対しても嬉しく思っています」

—終了後、その仲間とは何か話はしましたか。
「この日をイメージしてやってきたので、本当に頑張ってきて良かったねと」

—最後の年に結果を出すことができましたね。
「そうですね(笑)。4年目に良い光景で終われたことが、何よりですね。でも、ああいった過去があるから今があるというか、歴史があるから。そういう歴史を作ってきてくださった先輩方にも本当に感謝しているし。みんなに感謝の気持ちでいっぱいです」

—後輩たちに残せたことはありますか。
「どうなんですかね?自分が特に何かを残したというのはないんですけれど、何かを後輩たちが感じてくれていれば。本当にこの一年間の頑張りがあったというのはあります。でも今度からは追う立場よりも追われる立場という初めての感覚になることで、どういう気持ちになっていくのかは分からないですけれど、それはやってくれる後輩たちだと思うので、信じて応援していきたいと思います」

※坂東選手、馬場選手、杉浦選手のインタビュー、山田選手、越智選手のコメントは「続きを読む」へ。


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2014.11.30 (Sun)

【2014インカレ】11/30 決勝 東海大VS筑波大

東海大を凌ぐ好守とリバウンドを筑波大が最後まで発揮
新時代への扉を開き、61年ぶりの大学界の頂点に


141130TSUKUBA4THGRADE2.jpg 大学バスケット界において、年間最後のゲームであり総決算となるインカレの決勝戦。2014年の今年、ここに勝ち進んだのは、ともに初となる三連覇と三冠を目指す東海大と、実に61年ぶりの優勝を目指す筑波大となった。今年はトーナメント、新人戦で優勝を争ったが、トーナメントを制したのは東海大。対する筑波大は、新人戦こそ手にしたが、リーグ戦でもわずかの勝利を逃してきた。
 だが、それはあくまでも過去のデータ。この日の筑波大は、試合開始から要所のディフェンスとリバウンド面で東海大をリード。悲願として追い求め続けた大学界最高のタイトルを、「グッドルーザー」という声をかなぐり捨て、筑波大がとうとうその手で掴み取った。

写真:優勝が決定し、筑波大の歓喜の輪から少し離れたところで、笹山、坂東、山田の4年生3人が喜びをかみしめあった。

※詳しいゲームレポートと東海大・バランスキー選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※筑波大のインタビューは別途掲載します。


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EDIT  |  23:55  |  2014インカレ  |  Top↑

2014.11.30 (Sun)

【2014インカレ】11/30 3位決定戦 拓殖大VS大東文化大

終始勢いを保ち続けた大東大が2部ながら3位に
拓殖大は昨年同様4位に留まる


141130yamagisi.jpg 3位決定戦は2部の大東文化大と、リーグ3位、プレーオフ4位の拓殖大の対戦となった。ともに外国人留学生をインサイドのビッグマンとして擁する戦いは、次第に大東大がリードする形となっていった。

 準決勝では高確率の3Pを決めて周囲を驚かせた大東大の#99山崎(3年・SG)も、この日はそう簡単には当たらず。#28兒玉(4年・PG)、#1高橋(4年・F)を始め、全員で得点を取っていく。拓殖大は#23バンバ(2年・C)のダンクが早々に飛び出し、バンバ、#14大垣(4年・SF)の3Pも決まった。1Qは18-17と拓殖大の1点リード。2Qになると大東大は#7渡部(3年・F)がドライブ、早い攻めからの3Pを沈め、#1高橋も3Pのフリースローを2本決めるなどして少しずつ拓殖大を引き離す。拓殖大は#23バンバ以外のところで得点を伸ばすことができず苦しいが、大東大のミスにも助けられて致命的な差にならない状態でゲームは進む。しかし大東大は終盤にバックアップのインサイド、#56山岸(1年・F・実践学園)のシュート、#28兒玉のドライブもあって前半を30-39とリードを広げて終えた。

 後半の立ち上がり、#99山崎のフリースローに続き、#1高橋のシュートで大東大のリードは13点。拓殖大はチャージングや24秒オーバーなど、ミスが続いて流れができない。大東大もインサイドの#20毕(1年・C・中部第一)、#99山崎が3ファウルとなるが、持ちこたえて42-51と9点リードで4Qに入る。拓殖大は#14大垣の3Pに始まり、追い上げの意志を見せるが、オフェンスリバウンドを大東大に拾われて速攻を出されるなど、得点しても離されるという展開に。そこに追い打ちをかけるように#99山崎、#20毕の3Pが決まり、残り4分を切って大東大のリードは20点に。拓殖大は#0岡本(3年・G)の3P、#23バンバのブロックからの#0岡本のシュートなど最後まで意地を見せ、#14大垣もバスケットカウントで食い下がるが最後は64-76でタイムアップ。大東文化大が2007年以来のインカレ3位を手にした。

141130banba_g.jpg 入れ替え戦であと一歩足りず2部にとどまった大東大だが、インカレでは青山学院大の撃破をきっかけに、快進撃を見せた。下級生が多いチームだが、各ポジションに選手が複数揃う厚みがあり、かつバランスの良いチーム。インカレでは下級生も思い切りの良いプレーを見せてチームの期待によく応えた。それを引っ張った兒玉や高橋、山崎といった上級生たちの働きも見事なもの。西尾監督「兒玉を始め、4年生の気持ち、3位になりたいという気持ちが勝っていたと思う」と選手の頑張りを勝因に挙げた。

 拓殖大は4位。昨年越えとはならなかった。今年はガードの固定化に時間がかかり、シーズンを通して試行錯誤が見えた。プレーオフにようやく戦い方が見えてきた感があるが、インカレで頂点を獲得するには至らなかった。3年生がチームを牽引しつつあり、完成形が見られるのは来年以降か。来季はその結実を楽しみにしたい。

写真上:1年生ながら、リーグ戦から一定のプレータイムを得て力強いプレーを見せてきた大東大・山岸。この試合でもゴール下で奮闘。
写真下:バンバはさすがの活躍で個人賞も総なめ。来季は4位の壁を越えられるか。

※大東文化大・兒玉選手、高橋選手、拓殖大・大垣選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2014.11.30 (Sun)

【2014インカレ】11/30 5位決定戦 明治大VS国士舘大

自分たちらしさを余すことなく発揮した国士舘大が5位到達
明治大も最後まで戦い抜き次のシーズンへ一歩目を踏み出す


141130IJU.jpg 5位決定戦は、奇しくもリーグ戦プレーオフの5位決定戦と同じ組み合わせとなった。この時は大きく引き離されながらも国士舘大が追い上げたが、最後は明治大が逃げ切る結果となった。しかし、今回は国士舘大が終始集中を切らさなかった。

 #12中東(4年・SG)の外が次々と決まってスタートダッシュに成功した明治大。だが、このまますんなりといかないのが、若い選手の多い今年のチームだ。#9新田(4年・C)に続けて失点し、#66馬(2年・C)のゴール下で追いつかれる。国士舘大はエースである#22原(3年・F)の3P、#6伊集(4年・PG)も得点して12点差で1Q終了。2Qにも、序盤に#5永山(4年・SG)の3Pが2連続で決まった国士舘大の優勢が続いた。明治大のディフェンスがやや改善の兆しを見せ、#2齋藤(1年・PG・桐光学園)のドライブや#50伊澤(3年・PF)のフックシュートも決まるも、ベンチスタートの#23寺田(3年・C)、#68藤井(2年・PG)にも得点が生まれた国士舘大。35−22というスコアで、後半を臨んだ。

 一試合のどこかで得点の止まるシーンがある国士舘大。だが、この日はそうした場面がなかった。相手のマークが苦しくても#22原の得点が要所で飛び出し、明治大は#12中東が気迫のシュートを決めていくが、なかなか迫れない。試合はここから国士舘大#6伊集、#5永山と、明治大は#12中東、#51皆川(4年・C)が決めながら進んだ。国士舘大の勝利が揺るぎのないものとなった状況になると、両チームとも4年生を相次いで投入。明治大は#25佐藤(4年・SF)、国士舘大は#4本多(4年・PG)といった面々が得点を記録し、応援席も盛り上がった。試合は88−62で国士舘大が勝利。勝ち負けはついたが、互いにすっきりした表情で大会を締めくくった。

141130IZAWA.jpg 1部挑戦元年となった国士舘大は、リーグ戦6位、インカレは5位を獲得。リーグ戦の早い段階で勝利を挙げて勝ち方を知ると、その後も勢いに乗って勝利を重ね続け、今年の大学バスケを盛り上げた。リーグ戦中盤からは3年生以下でも計算できる戦力が現れ始め、次のシーズンへの目処を整えることにも成功。警戒が強まることが当然想定されるが、今後も結果を残し続けて新しい伝統を築き上げたいところだ。

 昨年インカレ準優勝を果たしたが、今年はメンバー構成も変わったこともあってなかなか勝ち星に恵まれなかった明治大。だが、例年同様に、今年もリーグ戦後半から状態が向上し、リーグ戦を5位でフィニッシュ。インカレも準々決勝では拓殖大相手にあと一歩という内容だったが、ラストプレーに泣いた。順位決定戦は内容面も重視しながら6位に到達。最低限のところには辿り着いたと言えよう。ここからまた1年は厳しいトレーニングが続いていくことになるだろうが、下級生には期待値の高い選手も多く、どのように進化していくかに注目が集まる。

写真上:リーグ戦ではケガもあったが、インカレではさすがの活躍を見せてくれた国士舘大・伊集。
写真下:どんな状況でも落ち着いてシュートを決めていく明治大・伊澤。来年は、名実共にチームの中心となる存在となるだろう。

※国士舘大・本多選手、永山選手、新田選手、明治大・中東選手、皆川選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2014.11.30 (Sun)

【2014インカレ】11/30 7位決定戦 近畿大VS慶應義塾大

近畿大が逆転で7位を獲得
主力にアクシデントも出た慶應大は8位


141130sou.jpg 関西1位でベスト8に残った近畿大は、最終戦で慶應義塾大と対戦。慶應大は#20福元(3年・G)と#23黒木(3年・CF)が前の試合から欠場し、この日は#10大元(3年・G)も欠場。大事な主力を3人欠く状態での戦いとなった。

 近畿大は立ち上がりに#33藤田(3年・PF)のミドルを皮切りに#25大木(4年・C)のオフェンスリバウンド、#22ソウ(3年・C)もダンクで得点。慶應大はインサイドで#22トカチョフ(1年・CF・國學院久我山)が奮闘するが、#22ソウ相手に早々に2ファウルとなってしまう。それでも#4伊藤(4年・G)が率先して攻め、1Q最後にブザーとともに3Pを沈めて差を縮めて18-13の近畿大5点リード。2Qになると慶應大は#20木村(1年・C・東山)の3Pに#5吉川(4年・G)のシュートで詰め寄り、#22トカチョフから#真木(3年・SG)へのアシストで同点にすると、そこからは早い展開に持ち込み逆転に成功。近畿大は終盤に#5山本(3年・PF)のオフェンスリバウンドで得点するも30-38と逆転されて8点のビハインドを負った。

 3Q、近畿大はディフェンスでゾーンプレスを繰り出して慶應大の足を止めると、#22ソウが存在感を発揮。インサイドで次々に加点して追いつくとそこからは両者競り合いとなった。慶應大は近畿大のゾーン突破に苦戦しながらもついていくが、残り2分を切って得点が止まり近畿大は54-49の5点リードで4Qに入る。アウトサイドに頼らざるをえない慶應大は4Q頭こそ#4伊藤、#5吉川の3Pが決まるが、近畿大が#22ソウ中心に攻めて優位を得ると、慶應大を引き離して逃げ切り、77-69で勝利を収めた。

141130maki.jpg 近畿大は後半のゾーンが効いた。7位でインカレを終えたが、関西1位となり、Aブロックに入って最初から東海大と対戦することを念頭にして臨んだ大会だった。東海大に勝てなかった悔しさを見せたが、ソウ一辺倒だった数年前に比べれば周囲の選手の活躍が目立ち、メンバーの固定化も見えた。全員バスケットを突き詰めてまたのチャレンジを待ちたい。

 慶應大はメンバーが足りない状態でも近畿大にリードできたものの、ゾーンプレスにハマってしまい、そこから逆転されたのは今季の悪い部分が最後まで出てしまったといえる。体制や方針が大きく変わり、それががっちり噛み合ったとは言い切れない場面も見えた新体制1年目。それでも1部残留、インカレ8位は疎かにしてはいけない結果。自分たちで考える姿勢を打ち出して示せた部分を、来季以降の結果につなげていかなくてはならない。

写真上:ダンクに行く近畿大・ソウ。後半に存在感を増して慶應大を引き離した。
写真下:3年生のケガが相次いだ中、真木が奮闘を見せた。

※近畿大・橋本選手、慶應大・伊藤選手、吉川選手、権田選手、木村選手のインタビューは「続きを読む
」へ。



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2014.11.30 (Sun)

【2014インカレ】最終結果

優勝  筑波大学(61年ぶり2回目)
準優勝 東海大学
第3位 大東文化大学
第4位 拓殖大学
第5位 国士舘大学
第6位 明治大学
第7位 近畿大学
第8位 慶應義塾大学

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優勝  筑波大学


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準優勝 東海大学


第3位 大東文化大学


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第4位 拓殖大学


【個人賞】
■最優秀選手賞(MVP) 笹山貴哉(筑波大学・4年)
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■敢闘賞 バランスキー ザック(東海大学・4年)
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■優秀選手賞 坂東 拓(筑波大学・4年)
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■優秀選手賞 杉浦佑成(筑波大学・4年)
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■優秀選手賞 ベンドラメ礼生(東海大学・3年)
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■優秀選手賞 兒玉貴通(大東文化大学・4年)
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■優秀選手賞 ジョフ・チェイカ・アハマド バンバ(拓殖大学・2年)
■得点王 ジョフ・チェイカ・アハマド バンバ(拓殖大学・2年)136点
■3ポイント王 ジョフ・チェイカ・アハマド バンバ(拓殖大学・2年)11本
■リバウンド王 ジョフ・チェイカ・アハマド バンバ(拓殖大学・2年)OR:19 DR:57 TOT:76
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※バンバ選手閉会式欠席のため、代理で村上選手が受け取った。


■アシスト王 兒玉貴通(大東文化大学・4年)19本
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■MIP賞 藤永佳昭(東海大学・4年)
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筑波大一同。


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筑波大4年生。


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大東文化大4年生。


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2014.11.30 (Sun)

【2014インカレ】11/30 結果

11月30日(日)
◆国立代々木競技場第二体育館

近畿大学77(18-13,14-25,22-11,23-20)69慶應義塾大学(7位決定戦)
明治大学62(8-20,14-15,20-23,20-30)88国士舘大学(5位決定戦)
拓殖大学64(18-17,12-22,12-12,22-25)76大東文化大学(3位決定戦)
東海大学57(6-12,13-18,20-12,18-25)67筑波大学(決勝)


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