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2014.05.28 (Wed)

【2014トーナメント】5/28レポート

青山学院大、東海大、筑波大、拓殖大がベスト4
第1〜4シードが順当に勝ち上がる


140529banba.jpg ベスト4決定戦は、昨年の1〜4位が勝ち上がる形となった。東海大は出足こそもたついたが、圧倒的な強さを見せてその実力を示した。筑波大、拓殖大も危なげなく勝利、青山学院大は神奈川大に何度も追い上げられる展開となったが、逆転はさせずに逃げ切った。準々決勝、準決勝はここで2日間の休息を経て31日、6月1日に行われ、代々木は下位の順位決定戦を決める戦いに入る。

 また、大田区総合体育館で行われた順位決定戦は、日本大、明治大、大東文化大、法政大が勝ち上がった。


 拓殖大早稲田大の対戦は、1Qから#23バンバ(2年・C)が高さで圧倒。#14大垣(4年・F)とともに得点を量産していく。早稲田大は早々に#38宮脇(2年・C)が2ファウルとなり、交代した#8新川(1年・F・京北)が3Pを連続して沈める活躍も見せるが、1Qは29-18。その後も拓殖大が余裕で試合を進め前半で20点差をつけると、後半は控えを使う余裕も見せて84-73でベスト4へ進出した。

写真:バンバは24点。まだまだ余裕のある戦いぶりだった。

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【関東学院大の反撃叶わず筑波大が勝利】
140529sugiura.jpg ベスト8決定戦で明治大を下した関東学院大。ベスト4では筑波大と対戦した。しかし1Qから筑波大の勢いに押されて9点差となると、2Qでは6点と失速。筑波大のディフェンスの激しさにペイント内に入り込めず、アウトサイドシュートばかりを打つ格好になってしまった。前半は23-39として勝負あったかと思われたが、3Qで関東学院大が持ち直す。#11伊藤(2年・PG)の3Pを皮切りに#38蜂谷(3年・GF)も続き、じわじわ点差を詰める。筑波大は#17杉浦(1年・PF・福大大濠)の3Pが好調だが関東学院大にも3Pが続いて、残り3分のところで48-50と追いつかれてしまう。筑波大はここで#76寺部(2年・PF)がミドルシュートを2本、#21笹山(4年・PG)からのアシストで1本を決め、再び突き放す。関東学院大は#38蜂谷が#6馬場(1年・SF・富山第一)をターンでかわして会場をどよめかせ、残り1秒でスローインからのアリウープパスを#3前川(4年・G)が鮮やかに決めて追いすがるが、筑波大の7点リードで3Qを終了。4Qになると、ここで#14坂東(4年・SG)、#17杉浦のシュートが機能し、突き放すきっかけを作るとそのまま筑波大が逃げ切って58-83で勝利した。

 ディフェンスの強い筑波大の前に、関東学院大も簡単には攻めることができなかった。筑波大は追い上げられたときにも焦らず得点できたが、昨年出番のなかった寺部やルーキーの杉浦の活躍が光った。

写真:筑波大・杉浦は3P5本を含む30得点。

※筑波大・寺部選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【ベンチメンバーも活躍した東海大が2Qで引き離す】
140529bendorame.jpg 東海大白鴎大の対戦は、1Qこそ白鴎大も食らい付いたが、2Qから引き離した東海大が勝利し、ベスト4に進出した。

 立ち上がり、#28川邉(2年・F)の3Pが決まって大きく沸いたのは白鴎大。対する東海大はなかなかシュートが決まらず、本調子とは言えない出だしとなった。ロースコアなまま試合は進むが、#23イッサ(2年・C)が3Pとゴール下を決めた白鴎大が1歩リード。だが東海大もすぐに#7晴山(4年・SF)がオフェンスリバウンドからフリースローをもらって逆転し、#13中山(2年・PG)のランニングプレーで重い流れを打開する。白鴎大は#28川邉の3P、#1大釜のミドルシュートでなんとかついていき、13−16で1Qを終えた。

 試合が動いたのは2Q。白鴎大はオフェンスリバウンドで粘りを見せるも、東海大の堅い守りを前にシュートを決められない。反対に東海大は#22飯島(4年・PG)や#33鈴木(2年・SF)が活躍して徐々に点差を広げていった。2Q終盤には#0ベンドラメ(3年・PG)が2本の3Pと速攻を決めて大きく20点差に。白鴎大は#23イッサが守られ攻撃がアウトサイド単発となり、このQは4得点。17−39で入った後半も、東海大は失点を抑えてリードを保ち、結局43−83で快勝した。

 序盤はどこかエンジンのかからなかった東海大。だが2Q以降は、ガード陣がボールマンに激しいプレッシャーをかけて会場を沸かせるなど、持ち味のディフェンスを披露して白鴎大を突き放した。白鴎大も序盤はディフェンスもよく効き、#28川邊、#23イッサといった柱も機能したものの、中盤から思うようなプレーとはいかなかった。順位決定戦に回る。

写真:チームハイの東海大・ベンドラメ。前半こそ外が入らなかったが次第に調子を上げていった。

※東海大・中山選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【神奈川大が粘りを見せるが青山学院大には届かず】
140529maruyama.jpg 神奈川大の挑戦を受けた青山学院大は、何度も危うい部分を見せる試合となった。青山学院大は#13鵤(3年・PG)の3Pで試合の幕を開け、得点を続けていくが、神奈川大も持ち味のディフェンスで粘りを見せる。得点力では及ばない部分を守りでカバーし、青山学院大にフラストレーションがたまる展開。20-12の青学大リードで2Qに入るが、神奈川大が苦しい状態で打った3Pが何本か決まり、じわじわと追い上げる。しかし青学大も速攻、3Pで返して5点差になったところを再び10点差にするなど、譲らない。それでも神奈川大は#98大石(4年・G)の速攻、#13鶴巻(4年・G)の3Pが終盤に決まり、前半を35-30で折り返した。

 3Q、ミスの出る青山学院大に対し、神奈川は#11丸山(4年・C)が内外のオフェンスで活躍。好ディフェンスから青山学院大のターンオーバーを奪い、#13鶴巻の速攻につなげた。青山学院大は#7野本(4年・C)が手堅いプレーで逆転を許さないが、神奈川大は#11丸山のバンクショット、#98大石がブザーとともに3Pを沈めて49-46と3点差まで追い上げた。

 負けられない4Q、青山学院大は#7野本の3P、#11田中(3年・F)のシュートなどで再び点差を開く。立ち上がりの青学大の勢いを止められなかった神奈川大は、ここから引き離されて72-53で試合終了。青山学院大が危ない場面を何度か迎えながらも最後は逃げ切った。

 神奈川大はそれぞれの選手が地道に役目を果たして、負けたしたものの見どころのある試合となった。昨年も春のトーナメントでは良い戦いを見せている。残りの試合もこの状態を持続したい。青山学院大は勝ったものの、何度も追い上げられる状態になってしまった。次は選手層の厚みが増した筑波大。ハードに戦い続けられるか。

写真:丸山はインサイドのみならず、外のシュートも決まった。

※青山学院大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2014.05.28 (Wed)

【2014トーナメント】5/29試合予定

順位決定戦
■国立代々木競技場第二体育館
12:00 国士舘大学vs慶應義塾大学
13:40 駒澤大学vs中央大学
15:20 大東文化大学vs法政大学
17:00 日本大学 vs 明治大学

 

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2014.05.28 (Wed)

【2014トーナメント】5/28結果

準々決勝
■国立代々木競技場第二体育館
関東学院大学58(17-26,6-13,29-20,6-24)83筑波大学
拓殖大学84(29-18,18-9,26-17,11-29)73早稲田大学
白鴎大学43(13-16,4-23,13-22,13-22)83東海大学
青山学院大学72(20-12,15-18,14-16,23-7)53神奈川大学

順位決定戦
■大田区総合体育館メインコート
日本大学96(15-22,23-16,30-15,28-24)77駒澤大学
明治大学71(22-14,13-17,25-22,11-14)67中央大学
大東文化大学73(18-10,16-18,21-16,18-17)61国士舘大学
慶應義塾大学61(16-17,8-22,13-26,24-20)85法政大学

 

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