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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10
※台風の影響による延期試合があります。常に最新の情報を関東大学バスケットボール連盟の公式サイトでご確認ください。
関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3

2013.11.22 (Fri)

【2013リーグ】11/7入れ替れ戦 早稲田大VS国士舘大 第3戦

互いに譲らなかった早稲田大と国士館大の再戦は
国士館大が昨年の借りを返して1部昇格の快挙


131107kawakami.jpg 一年ぶりに再び入れ替え戦で相まみえ、1勝1敗で第3戦を迎えた早稲田大国士館大。今年はほぼすべてのカードが第2戦で決着したため、代々木の3日目のコートは唯一第3戦にもつれたこの一試合のためだけにあてがわれた。決戦の舞台が整い、他大学の選手も多く応援に駆けつけるなかで始まった運命の第3戦は、意地と意地とがぶつかり合う死闘となった。

 開始早々#21河上(4年・F)がスティールから速攻を決めて早稲田大サイドが大きく沸くが、そこから3分以上得点できず、その間に国士館大は#22原(2年・F)の3P、#14高橋(4年・G)のバスケットカウントで勢いに乗った。早稲田大は#21河上が一心にシュートを打ち続けるも、なかなかネットを揺らせない。それでも#15木村(3年・F)や#2木澤(2年・G)が攻め気を見せ始め、交代した#27平野(3年・F)も#22原を徹底マークし食らいつく。すると残り3分半から#21河上が覚醒。3Pやドライブなどひとりで11得点を稼ぎ、#34池田(2年・G)の速攻も加勢して21−15と早稲田大が逆転して2Qに入ると、#11河合(1年・G・洛南)の3Pも決まって最大9点先行した。だが早稲田大はトラベリングや連続ファウルでややリズムを崩す。国士舘大はフリースローの確率は良くないもののコツコツと加点して追いつき、シーソーゲームとなった。#2木澤や#34池田の好ディフェンスが光る早稲田大に対し、国士舘大も#22原が冷静にディフェンスを飛ばせてシュートを決めるなど譲らない。35−32とほぼ点差のないまま前半を終えた。

131107ma.jpg 勝負のポイントとなったのが3Q。まず勢いに乗ったのは#16山本(2年・F)が2本の3Pを決めた早稲田大だった。国士舘大も#9新田(3年・C)がオフェンスリバウンドでつなぎ、#4松島のアシストから#20馬(1年・C・日本航空)が決めるなど盛り返すが、早稲田大は#21河上がディフェンスをかいくぐってバスケットカウント獲得。さらには#27平野が#9新田の4つ目のファウルを誘ってベンチに追いやった。暗雲立ちこめる国士館大。しかしここでチームを救ったのはキャプテンの#4松島だった。苦し紛れに放り投げたボールがリングに沈むミラクルプレーで同点にすると、さらには3P、ドライブを決めて5点リードに。悪い流れを断ち切るどころか逆に勢いに乗った国士館大が、51−58と7点差をつけて4Qに入った。

 4Q、#8伊集(3年・G)の3Pや#14高橋のミドルシュートが決まって国士舘大が最大14点リード。しかし早稲田大も諦めず、#27平野や#11河合が連係プレーからゴール下で加点。#15木村が負傷退場となったが、苦しい中で#34池田がバスケットカウントが決めて6点差まで詰め寄った。しかし国士舘大もタイムアウトを挟んで#8伊集が価値ある3Pを決め、それ以上は詰めさせない。早稲田大は#34池田が5ファウルで退場し、足をつりながらプレーしていた#21河上もプレーの続行は不可能となり、やむなくベンチへ。そのまま国士館大は#22原や#14高橋がシュートを決め続けてリードをキープし、残り時間わずかとなると勝利を悟った国士館大の応援席から大きな国士舘コールが始まった。そのまま69−78でタイムアップ。試合後にはベンチも応援団もコートになだれ込み、喜びをはじけさせた。

131007kokushikan.jpg 悲願達成となった国士館大。振り返れば、2部昇格を果たした2008年以来惜しいシーズンが続いた。インカレ準優勝まで上り詰めた2008年は入れ替え戦にわずかに届かず3位、そこからなかなか上位進出はならず、2011年はキャプテンの西片を中心にチームの雰囲気も良い方向に変わったものの、勝てば入れ替え戦というリーグ最終戦に敗れて無念のシーズン終了。なんとか3位に滑り込んだ昨年は、入れ替え戦の3戦目で早稲田大の前に夢敗れた。そうした経験を繰り返し迎えた今リーグ戦、最初こそこれまでのように不安定さを見せることもあったが、次第に40分間気を緩めずに我慢の展開を戦い抜いていくチームへと変わっていった。他チームと大きな実力差があったわけではないが、リーグを9連勝で締めくくって入れ替え戦への切符を手に入れ、勝負の大舞台でも第2戦、3戦とその実力を遺憾なく発揮した。熱い気持ちを持った主将#4松島に引っ張られるようにチームが一体となり、挑戦し続けて切り拓いた1部昇格。ようやくチームに本当の笑顔が咲いた。

 2010年の入れ替え戦で1部昇格を果たした早稲田大は、3年で2部降格となった。今年はリーグ序盤からどこか噛み合わず、もがき続ける日々が続いた。リーグ終盤にかけて明るい兆しも見えたが、最後は国士館大の強さに押し切られる形に。それでもスランプを乗り越え、主将兼エースとして、足の痛みに時折顔をしかめながらもシュートを決め続けた#21河上の奮闘は見事であり、下級生もこの大舞台にひるまず要所で活躍した。チームはまだ若く発展途上だ。ここから再建を図り、この雪辱を再びこの地で晴らしてほしい。

写真上:気迫でリングに向かい続けた#21河上の姿勢には、試合後国士館大の選手からも称賛の声が上がった。
写真中:国士館大・馬はファウルをよく我慢して40分間のフル出場。12得点15リバウンドで勝利に貢献した。
写真下:昇格の瞬間、国士舘大の原が主将の松島に思い切りの笑顔で飛びついた。

※国士館大・松島選手、高橋選手、原選手のインタビューは「続きを読む」へ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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