2013年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2013.11.30 (Sat)

【2013インカレ】11/30フォト

131130aoyamameiji.jpg
上段の客席を埋めるのは明治大のサッカー部。2週間前にサッカー部の応援に行ったことのお返しに、今度はサッカー部がバスケット部の応援に駆けつけたという。終始歌い、声援を送り、大盛り上がりでチームを大いに勇気づけた。

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2013.11.30 (Sat)

【2013インカレ】12/1試合予定(最終日)

国立代々木競技場第二体育館

11:00 天理大学 vs 筑波大学(7位決定戦)
12:40 専修大学 vs 白鴎大学(5位決定戦)
14:30 拓殖大学 vs 青山学院大学(3位決定戦)
16:20 東海大学 vs 明治大学(決勝)

※再入場は不可となります。


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2013.11.30 (Sat)

【2013インカレ】11/30結果

◆国立代々木競技場第二体育館

筑波大学56(16-16,18-11,9-15,13-18)60白鴎大学(順位決定戦)
専修大学66(10-18,14-17,24-4,18-17)56天理大学(順位決定戦)
明治大学59(18-21,19-7,8-13,14-15)56青山学院大学(準決勝)
東海大学70(28-17,4-20,22-16,16-8)61拓殖大学(準決勝)


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2013.11.30 (Sat)

【2013インカレ】11/29レポート

明治大が筑波大に逆転勝ちするなど会場も沸いた準々決勝
ベスト4は拓殖大・明治大・青学大・東海大の関東上位陣に


131129MEIJI.jpg 佳境に入りつつある大会4日目のこの日は、準々決勝が行われた。第1試合では拓殖大が天理大に快勝。これでベスト4がすべて関東地区のチームになることが決定し、2011年のインカレから関西地区に奪われていた出場枠を1枠取り戻した。

 また第2試合は、明治大が大きなビハインドをはね返す白熱のゲームに。第3試合では青学大が、第4試合では東海大がそれぞれ後手にまわる時間帯もあったものの地力の差で勝利し、これでベスト4が出揃った。負けた4チームは残り2日間5−8位決定戦にまわる。精神的な面でもタフさが求められる順位決定戦も、見逃すことのできない戦いだ。

写真:大逆転劇を演じた明治大。試合終了間際、ほぼ勝利を確定させる3Pを決めた田中を中心に笑顔の輪ができた。

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【拓殖大が完勝で関東のインカレ出場枠数を取り返す】
131129BANBA.jpg 関西が掴んだシードを天理大が守り、インカレ出場枠を維持するのか。それとも拓殖大が勝って関東の枠を2年ぶりに取り戻すのか。両者ともに留学生を擁する対戦は、序盤から拓殖大ペースだった。

 まずは拓殖大#24満島(2年・PG)、天理大#61新里(3年・SG)がドライブを決め合って試合がスタート。クロスゲームになるかとも思われたが、#40藤井(4年・G)の3Pに#23バンバ(1年・C・延岡学園)のポストプレーも決まって早々に拓殖大が主導権を握る。天理大は追いかける展開で#18相馬(4年・SF)が孤軍奮闘するものの、なかなか他の選手の得点が出ない。対照的に拓殖大は#14大垣(3年・SF)にも3Pが飛び出し、#23バンバも気合いのこもったディフェンスで貢献を示す。天理大は1Qこそ終盤に#6サイモン(2年・C)の得点が続いて5点差で終えるが、全体的にオフェンスは単発に推移。拓殖大は試合開始後早々に2ファウルとなって一時ベンチに退いた#99赤石(2年・C)の活躍もあって引き離しに成功。天理大のシュートミスにも助けられ、14点ものリードで前半終了となった。

 後半、拓殖大は開始早々から一気に勝負を決めにいく。#40藤井、#23バンバのシュートが次々とネットに吸い込まれて更に点差を拡大。天理大はバックコートのミス、フリースローを2投とも落とすなどして、きっかけを掴めないまま時間だけが経過していった。拓殖大は安全圏の点差でも#23バンバの気合いの入ったプレーが随所に光り、終わってみれば77−51で快勝。2年ぶりのベスト4を決めた。

 拓殖大は昨日の試合の反省点をしっかりと修正して快勝。特に#23バンバ「しっかりディフェンスしてちゃんとリバウンドをとって、自分の仕事をしっかりやれば勝てると思った」と自らの仕事をまっとうしたことが大きかった。相手の大黒柱#6サイモンも完璧に抑え、リバウンドに飛び込む際も雄叫びをあげるなど気迫あるプレーが見えた。まだ1年生で若さも見えるだけに、こうした気持ちの面がプレーを大きく左右しそうだ。次戦の東海大戦でどこまで力を発揮できるか注目したい。

 天理大は、拓殖大の持ち味であるのびのびしたオフェンスに手を焼き、後手を踏んだ。二杉監督「もうちょっと3Pを抑えたかったが、外角のシュートレンジが違っていた。遠距離のシュートで崩されてしまった」と舌を巻いた。#6サイモン「ソウ(近畿大#23)は中で勝負してくるので戦えるが、バンバはガードのプレーもできるのでやりにくい」と、バンバの内外問わないプレーは難しかったと話す。この試合の結果、2年前のインカレで拡大した関西の出場枠を奪い返された。「関西全体のことを考えるとまずかった」と二杉監督は苦い表情。それでも天理大にとって、順位決定戦は引き続き関東の猛者とぶつかり合える貴重な機会である。関西リーグ王者として、インパクトのある戦いぶりをここから示せるか。

写真:天理大・サイモンのダンクに、すぐさま豪快なダンクでやり返した拓殖大・バンバ。「行ける時はダンクに行きます。自分の前にサイモンがダンクしていたから、こりゃダンクに行くしかないと思った(笑)」とはにかんだ。

※拓殖大・藤井選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 
【最大22点差を逆転し明治大が2年続けて準決勝進出】
131129nishikawa.jpg リーグ戦は1勝1敗。いずれも2点差以内のスコアだった明治大筑波大による準々決勝の対戦は、前後半で流れが一転する展開となった。

 過去の対戦からクロスゲームが予想されたゲームは、前半は完全に筑波大の流れ一辺倒。#92村越(2年・PF)が得点を重ねてチームを勢いづかせ、#21笹山(3年・PG)は狙った3Pを全く落とさない。#32武藤(4年・C)は徹底的にインサイドで勝負してバスケットカウントを連発し、開始から僅か7分で明治大#50伊澤(2年・PF)を3ファウルとする。明治大は#24田中(4年・SG)、#22西川(4年・F)らが奮闘するも、筑波大のバランス良い攻めを抑えられず、2Q5分には22点差をつけられてしまう。ここからディフェンス面で集中力を見せ始め、筑波大の勢いを止めるが、一時交代していた#21笹山がコートに戻ると#32武藤、#14坂東(3年・SG)の得点が続いて46−29という思いがけない大差をつけて前半終了となった。

 しかし、3Qに様相が一変する。明治大は#2目(4年・F)の連続3Pでにわかに盛り上がり、好ディフェンスから筑波大のミスを誘発。#22西川にも3Pが出て10点差に戻す。筑波大はタイムアウトで立て直しを試みるも、#2目のバスケットカウントや#12中東(3年・SG)の速攻でじわじわと詰め寄る。筑波大は、明治大の激しいディフェンスを崩す糸口が見出せずに完全に停滞。明治大はこの間にも#22西川のダンク、#16安藤のフックシュートなどで追い上げの手を緩めず、残り27秒#22西川のフリースローでとうとう逆転した。

 4Q、序盤は両者ともシュート率が上がらない我慢の時間帯に。先にリズムを得たのは筑波大。#32武藤が得点を重ね、#35池田(4年・SF)も仕掛けてフリースローを獲得。2投とも決めて逃げ切り態勢に出る。しかし、6分間で僅か2得点だった明治大がこの窮地にまたも蘇る。#12中東の3Pで再逆転、直後には相手のターンオーバーを誘う。ここでまたも#2目の3Pがリングを通って5点リードに。筑波大は反撃に出たいが、明治大のディフェンスの穴は見つからない。#92村越の得点が相次ぐが、その都度明治大は得点を返す精神力の強さを発揮した。結局69—63で試合を制したのは明治大。昨年に続いて準決勝に勝ち進んだ。

 大きなビハインドを跳ね返した明治大。「ハーフタイムで落ち着かせて、『今までやってきたことは嘘をつかない。信じろ。ディフェンスから立て直そう』と話した」という塚本HC。その言葉通り、会見に出席した多くの選手からは「ディフェンスをやれば追いつけると信じていた」というフレーズが頻繁に飛び出していた。ほとんど固定したメンバーでこの2年間を戦い抜いてきたチームの真骨頂が、この試合の後半に形となって現れた。昨年も準決勝には進んだが、青学大には大差で敗れた。1年が経過し、ディフェンスの成熟は目を見張るものがある。どの選手も見据えるのは、決勝の舞台で立つことだ。

 その一方で「明治がボールへのプレッシャーを強めてきて、うちは1対1にこだわってパスミスが出てしまった。まだまだ強いチームとは言えない」吉田監督が敗因を口にした筑波大。この試合で勝てば、リーグ戦では1勝している青学大との準決勝だっただけに、惜しまれる敗戦となった。昨年は同じタイミングでの敗戦のショックから立て直して5位入賞を果たしている。この成績を超えることはできないが、来季で好成績を残すためにはこの2試合をどのように戦うかが重要となるポイントだ。

写真:24得点と奮闘した明治大・西川。苦しい時間帯こそ彼の得点でつないでいく部分があった。

※明治大・目選手、筑波大・笹山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 
【試合巧者の青学大相手に白鴎大は一歩届かず】
131129nagayoshi.jpg 関東2位の青山学院大は、創部以来初のインカレベスト8進出を果たした関東6位の白鴎大と対戦した。立ち上がり、点数的には互角だったが、やや押し気味だったのは挑戦者として立ち向かった白鴎大だった。#10田中(4年・G)が3Pやバスケットカウントを決めて良いリズムを作り、#5柳川(4年・SF)も鋭いドライブでゴールネットを揺らす。しかし青学大も慌てず、#7野本(3年・F)の3Pや#25永吉(4年・C)のセルフリバウンドでのバスケットカウントが出て離れず並走。さらには白鴎大#23イッサ(1年・八王子・C)、#15白濱(4年・F)をファウルトラブルに追いやり、インサイドで強みを生かしていった。対照的に白鴎大はアウトサイドが中心の攻撃となるが、それでもシュートが高確率で決まり、交代して出た#36パプロブヒナス(4年・C)も奮起する。1Qは26−22と白鴎大がリードした。

 試合のポイントとなったのは2Qのディフェンスだった。青学大の高さのあるゾーンに白鴎大は勢いが止まり、青学大も白鴎大のゾーンに重い展開となったが#18笠井のシュートや#25永吉のリバウンドでじわじわ追い上げ開始7分で逆転。40−45と5点差をつけて後半に入ると、#8張本の2本の3Pが効いて3Q中盤には点差を二桁に乗せた。そのまま10点差で入った4Q、反撃を図りたい白鴎大は#10田中の3Pや#5柳川、#28川邊の積極性も光って残り7分4点差と、まだまだ試合を分からなくする。しかし青学大も慌てず、タイムアウトを挟んで#7野本がバスケットカウントを得るなど再び流れを取り戻し、その後も追いつかせることはなかった。そのまま一桁差のリードを守りきり、最後は74−82で試合終了。白鴎大の挑戦を退けベスト4に名乗りを上げた。

 白鴎大は「いろいろ対応はしてきたが、あのゾーンにはやはり苦しんだ」と斎藤HC。青学大が大きい選手を3枚揃えた中で仕掛けるゾーンの効果は大きかった。試合後悔し涙にくれた#10田中は、「細かい部分で、最終的には基礎とか継続とか、そういう積み上げてきたものが差として出た」とコメント。僅差で追いながらもファウルトラブルなどもどかしい部分もあり、戦えていただけに悔いの残る形になったかも知れない。これで順位決定戦に進むことになる。切り替えて戦いたいところだ。

 青学大は「2Qのゾーンで相手の得点を止めてゲームを落ち着かせられたのは良かったが、全体的に重くなってしまった。もう少し走れれば」廣瀬コーチ。まだまだ万全の試合内容とはいかなかった。野本・永吉・天傑を3人同時に出すのは今大会初めてであり、オフェンスでやや精度の高まっていない部分があったようだ。永吉「出だしの部分で相手の思いきりの良さを出させてしまったし、試合の中でなかなか修正できなかった。あとはリバウンドを取られて点差を離せなかったことがあった」と課題を挙げる。特に勝敗を左右するリバウンドの部分は、いかに相手の飛び込みリバウンドを抑えられるかが鍵となるだろう。好材料は、「復帰して3戦目の試合になるが、徐々にゲーム感覚も取り戻せてきている」という張本の活躍。残り2戦、どこまで高められるかがひとつのポイントとなりそうだ。

写真:青山大・永吉は白鴎大・イッサをものともせず23得点11リバウンドのチームハイ。

※青山学院大・笠井選手、白鴎大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。
 

【専修大がしつこく粘るも東海大が逃げ切る】
131129UTO.jpg 最終試合に登場したのは東海大専修大。地力の差では東海大優勢と見られたが、専修大が執拗に粘り、締まった内容の試合となった。

 ペース自体は東海大が握り続けた。この日、前日負傷したという#0ベンドラメ(2年・PG)を温存したものの、#51須田(4年・SG)と#10バランスキーがコンスタントに得点を重ね、大学界では屈指のディフェンスで専修大のオフェンスを寸断。専修大はシュートまで持ち込む展開こそあるが、フィニッシュの精度が甘く、イージーシュートもこぼすなどして東海大の術中にはまった格好に。#51須田や#21橋本(2年・C)の活躍も光った東海大が2Q序盤には早くも二桁の点差とする。しかし、ここから専修大は#47藤田(3年・C)のローポストを活かす策がはまり、点差は13点からつかず離れずに推移。23−37で後半につなげることとなった。

 しかし、3Qは再び東海大がリードを拡大する展開となる。前半に2ファウルとなって見せ場の少なかった#24田中(4年・SF)の攻め気が光り、#51須田は相変わらず安定してシュートを決め続けて専修大にダメージを与え、23点差として3Q終了時点でほぼ勝負を決めた。

 ただ、専修大はこの絶望的状況でも諦める様子は微塵も見せなかった。#11宇都(4年・G)のアシストに#6渡辺(1年・F・福岡第一)が走り一本決めると#14藤岡(4年・F)も一対一で得点し徐々に差を詰める。専修大の攻め気に東海大はこの時間帯は受け身となった。単発ながらスコアを決めて安全圏の点差はキープするものの、専修大の必死さ、がむしゃらさは最後まで連覇を目指すチームを苦しめていた。77−64で東海大の勝利という結果に終わったが、陸川監督「昨日の試合で慶應さんのがむしゃらさを勉強して、我々もそれをやっていこうと言っていたんですが、最後の方はそれが見えなかった。ちょっと若い子にチャンスを与えようとしたのもあってリズムが崩れてしまったのも私の反省点。でも誰が出ても頑張ろうと言っていてできなかったということは、持ち越し。次の試合の課題」と語った。

写真:専修大・宇都と東海大・田中のマッチアップ。宇都は敗れはしたものの、試合後の表情には清々しさと潔さがあった。

※東海大・須田選手、専修大・宇都選手、渡辺選手のインタビューは「続きを読む」へ。
 

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2013.11.29 (Fri)

【2013インカレ】11/29フォト

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拓殖大と天理大の試合は、留学生対決も白熱。拓殖大・バンバはこの日特に献身的なディフェンスやリバウンドが光り、天理大のサイモンを6得点6リバウンドに抑えた。

 
※その他の写真は「続きを読む」へ。

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2013.11.29 (Fri)

【2013インカレ】11/30試合予定(準決勝・順位決定戦)

国立代々木競技場第二体育館
12:00 筑波大学 vs 白鴎大学(順位決定戦)
13:40 専修大学 vs 天理大学(順位決定戦)
15:40 明治大学 vs 青山学院大学(準決勝)
17:30 東海大学 vs 拓殖大学(準決勝)


 

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2013.11.29 (Fri)

【2013インカレ】11/29結果(準々決勝)

◆国立代々木競技場第二体育館(準々決勝)
拓殖大学77(24-19,17-8,24-8,12-16)51天理大学
明治大学69(15-31,14-15,27-7,13-10)63筑波大学
白鴎大学74(26-22,14-23,13-18,21-19)82青山学院大学
東海大学77(20-11,17-12,24-15,16-26)64専修大学


 

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2013.11.29 (Fri)

【2013インカレ】11/28レポート

東海大以下、ベスト8の残り6校が決定
慶應大は優勝候補・東海大に最後まで挑み続ける


131128tenri.jpg 大会3日目、残りのベスト8が出揃った。100点ゲームでこの関門を突破したのは青山学院大のみ。残りの5試合は最後は離れはしたものの、いずれも競り合う展開を見せてそれぞれのチームのベスト8にかける熱意が伝わる試合が多かった。この日、最も会場の注目を浴びたのは東海大と慶應義塾大の一戦。盤石の優勝候補に対し、慶應大は引き離されながらも逆転するシーンを見せ、最後の1秒まであきらめない姿勢で東海大に肉薄。破れはしたものの大きなインパクトを残した。


 中京大天理大の試合は、#6サイモン(2年・C)を擁し高さで勝る天理大が序盤から リードを奪った。中京大は決定力に欠き、1Qは6点ビハインド。しかし2Qは相手のゾーンの穴を突いて#31大崎(3年・CF)がバスケットカウントを得るなど盛り返し、3点差まで詰め寄る。しかし天理大も慌てず、#18相馬(4年・SF)がタフショットを決めていき、#6サイモンらもリバウンドを掌握して逆転はさせない。10点前後のまま試合は推移し、中京大も#6佐藤(2年・F)や#1石附(3年・PG)が攻め気を見せて4Qで6点差まで縮めたが、反撃もそこまで。最終的には61−78でタイムアップとなった。天理大は昨年2点差で逃したベスト8入りを達成。次の相手である拓殖大も留学生#23バンバを擁するチームであり、注目の一戦だ。

 中央大青学大の試合は、序盤から青学大がインサイドを起点に得点を重ね大きくリードする展開となった。中央大は春のトーナメントでも青学大に60点差をつけられ負けており、「ハーフタイムで監督から『全然成長していない』と言われた。悔しくて後半は思いきりやろうと思った」#24塩谷。その言葉通り、後半は中央大も攻守でアグレッシブな姿勢が光り、最後は得点を70点台に乗せて104−70でシーズン最後の試合を締めくくることとなった。青学大は余裕ある展開でベスト8に進出。ここから大会の山場に入っていく。

写真:天理大は#18相馬が23得点、#6サイモンが28得点とチームの柱が活躍してベスト8入りを勝ち取った。

※塩谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【愛知学泉大も奮闘するが白鴎大が地力の差で引き離す】
131128yanagawa.jpg 東海地区1位でインカレに乗り込んできた愛知学泉大は、2回戦で関東6位の白鴎大と対戦した。出だしから気迫あふれるディフェンスで白鴎大をタフショットに追い込んだ愛知学泉大。攻めては#91金子(4年・C)や#6森川(4年・SF)が白鴎大の#23イッサ(1年・C・八王子)をかわして決めていき、シックスマンの#28山口(3年・SF)も交代直後に3Pを決めるなど勢いに乗った。それでも白鴎大は要所で#10田中(4年・PG)が冷静に3Pを射抜き、点数的には互角のまま1Qを終える。

 試合が動いたのは2Qだった。白鴎大は#5柳川(4年・SF)がドライブに3Pにと活躍し、#36パプロブヒナス(4年・C)もゴール下で強さを発揮して愛知学泉大のディフェンスを翻弄。じわじわとリードを広げていき、2Q終盤には#28川邉(1年・F・高岡工芸)の3Pで10点差をつけた。そのまま後半に入っても、愛知学泉大はなかなかリズムを取り戻せない。#24田口(4年・PG)のバスケットカウントや#6森川の3Pが出てエースが苦しい場面を引っ張るものの、白鴎大も快調に得点を重ねていき点差が縮まらない。最後は#6森川が次々シュートを決めて意地を見せるも、83−69でタイムアップとなった。

 奮闘を見せ、1Qから勝ちにいく姿勢が光った愛知学泉大だったが、白鴎大の多彩な攻撃に持ち味のディフェンスが機能せず、惜しくも点差を広げられる展開となった。今シーズン、最終目標をインカレに定めてここまでやってきただけに、試合後選手たちの顔には悔しさがにじんだ。愛知学泉大は東海地区を勝ち抜きオールジャパンには出場する。4年生にとっては最後の舞台。思いきりぶつかって戦う姿勢を貫いてほしい。

 白鴎大はこれでチーム初のインカレベスト8入り。まだまだ余裕ある展開も見せているが、ベスト8に入ってからこの先の戦いは別世界となる。今年は下級生の頃から出番を得てきた4年生が主体となって戦ってきたチーム。4年間の集大成をぶつけられるか、次の青学大戦も注目だ。

写真:白鴎大・柳川は積極的に攻めて18得点の活躍。

※愛知学泉大・田口選手、森川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【シュートの確実さで拓殖大が早稲田大に勝利】
131128fujii_20131129083249e67.jpg 拓殖大早稲田大の戦いは引き離された早稲田大が2度追いつく頑張りを見せる展開となった。1Qは早稲田の悪いパターンが出た。オフェンスが重くなかなか得点できずシュートが好調の拓殖大に一気に19-1と引き離されてしまう。残り3分になって#34池田(2年・G)の2本の3Pでようやく重いオフェンスから開放されると、ディフェンスリバウンドから#2木澤(3年・G)や#35池田の速攻が出て26-17とやや詰めて1Q終了。2Qになると#35を筆頭にリバウンドによく絡み、次々に速攻を出し、開始3分で早稲田大が逆転。拓殖大は1Qは好調だった外のシュートが落ち始めて、こちらも不安定な部分が出てしまった。なかなか流れを改善できない拓殖大はさらに早稲田大に引き離され、最後に#40藤井(4年・G)が2連続でシュート決めるが36-41と早稲田大がひっくり返して前半を終えた。

 勝負の3Q、拓殖大は開始早々#40藤井の3Pが炸裂。早稲田大は再びオフェンスが重くなってしまい、その間に拓殖大はじわじわと点差を詰めて開始3分で逆転。そこから#14大垣(3年・F)のシュートが再び入り始め、2本の3Pもあって早稲田大を大きく引き離した。3Qで61-48とまた差をつけられた早稲田大は4Qに入ってもあきらめず、#2木澤のスティール、#34池田の速攻をはじめエース#21河上(4年・F)が攻めていき、#11河合(1年・G・洛南)の速攻で残り1分を切って3点差にまで追い上げた。しかし拓殖大も逆転はさせず#23バンバ(1年・C・延岡学園)のダンクが決まると残り25秒で5点のリード。そのままファウルゲームをしのいで77-71で試合終了。拓殖大がベスト8進出を決めた。

 拓殖大は途中で停滞した時間帯に早稲田大に追いつかれたが、最後に再びオフェンスが復活した。チームが若く、不安定な面はあるがバンバ、大垣、藤井が途切れずに続いている時間帯はやはり強い。勢いを切らさずどこまで持続できるかにかかっているだろう。次の相手は天理大。2年前に関西に奪われたインカレのシード権を関東に取り戻せるか否か、ひとつの大きな期待を背負った勝負が控える。

 早稲田大は1-19と引き離されながらも追いついて逆転した。「リーグ戦ではその時点で追い上げできずに終わっていた。ここまでできたのは大きい」河上。確かにもう一度離されて追い上げたのはこれまでと大きく違うところだろう。ケガなどさまざまなことが重なってうまくいかなかったシーズン。これで終了となるが、この経験を忘れずに後輩たちが成長してくれることを期待するだけだ。

写真:15点、アシスト5の拓殖大・藤井。最終学年の意地がプレーに見える。

※早稲田大・河上選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【追いつかれるも明治大が地力を見せて国士舘大を下す】
131128nishikawa.jpg 第3シード明治大国士舘大と対戦。1Qは明治大が制した。明治大は国士舘大のディフェンスを軽々と突破して得点を量産。国士舘大は明治大の固いディフェンスの前にターンオーバーが続き、21-12で1Qは明治大リード。2Qもなかなか調子をつかめない国士舘大を尻目に、明治大は#22西川(4年・F)が2本の3Pを決めるなど好調ぶりを見せつける。国士舘大はようやく#5伊集(3年・G)の3Pが決まり、#14高橋(4年・PG)も3P、ドライブで2連続得点で39-26として前半を終えた。

 3Qになり、国士舘大は#14高橋が猛チャージ。3P2本を含む4連続得点で見せると、#10大河原(3年・PF)のシュートに続き、#4松島(4年・G)がカットして速攻につなげ、一気に2点差に。明治大は#2目(4年・F)のアウトサイドはあるものの、#24田中(4年・SG)が4ファウルになるなどリズムが狂う。#12中東(3年・SG)も3ファウルと苦しくなるが、最後は#2目の3P、#12中東の速攻もあって55-48と引き離して明治大が3Qをしのいだ。4Qの立ち上がり、国士舘大は#14高橋のシュートで引き離されまいとするが、明治大は#24田中のバスケットカウント、オフェンスリバウンドからの得点が続き、9点のリード。開始2分で#12中東がファウルアウトとなってしまうが、国士舘大のポイントゲッター#22原(2年・SF)をここまで抑える大きな貢献だった。粘る国士舘大は#9新田(3年・C)のオフェンスリバウンドからのシュートや#14高橋のアシストによる#10大河原の得点で4点差に迫るが、ここで明治大は#50伊澤(2年・PF)が連続得点すると、#5森山(4年・G)のシュートで10点差に開く。森山はこのあとのディフェンスでも#14高橋に対し好ディフェンスを見せ、抑えるところを抑えた明治大が80-67で試合終了。国士舘大は何度も粘り、喰らいつくが2度めの逆転はならず、ベスト16で大会を終えた。

 明治大は国士舘大のスコアラーである原をきっちり抑えて必要以上に仕事をさせなかった。追いつかれる場面もあったが、試合中に焦りを感じさせるような様子はなく、時間をかけて育ってきたチームの充実ぶりが見える。高さと得点力、ディフェンス力を発揮して再度の追い上げを許さず、勝負を決めた。次はベスト4をかけて筑波大と対戦する。

 国士舘大は原が13得点と抑えられた形になったが、その代わりに高橋が奮起し、26得点。鋭いドライブで何度も明治大のペイントを切り裂いていったのが印象に残った。主将の松島も最後まで泥臭くチームを鼓舞。この1年、チーム内で誰よりも努力し、練習にかけてきた4年生の2人ががチームを最後まで引っ張る見事な戦いぶりを見せた。1部に昇格し、ベスト16という結果を大切に来期につなげて欲しい。

写真:ダンクに行く明治大・西川。3Pも3/4と高確率で入った。

※国士舘大・松島選手、高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【王者・東海大に最後まで慶應大が挑み続ける】
131128bendorame.jpg 優勝候補・東海大慶應義塾大の挑戦を受ける形となった。1Qは東海大ペース。慶應大は攻めこむ東海大に対し、ファウルが続く形となり、浮足立った入りとなる。#0ベンドラメ(2年・PG)の3Pなどもあって東海大は15-4と11点のリードに。しかし開始5分で交代した#10矢嶋(4年・SG)がすぐにシュートを決めると慶應大も落ち着きだし、#4蛯名(4年・G)、#23黒木(2年・C)とシュートが続いて1Qは20-17の東海大3点リード。2Qになると#16伊藤(3年・G)の3Pも決まり、逆転。ディフェンスも激しさを増していき、何度も東海大からターンオーバーを奪う。東海大はシュート確立が悪くなるが#24田中(4年・SF)、#51須田(4年・SG)の3Pで返し、#10バランスキー(3年・PF)のバスケットカウントで東海大が逆転。慶應大も譲らずついていく展開となり、前半は37-33と東海大が4点リードとなった。

131128ito.jpg 3Qの立ち上がり、東海大はゴール下へのアシストが通り3連続得点。慶應大のディフェンスにミスが出る。これで調子を取り戻した東海大は#24田中、#0ベンドラメの3Pでダメージを与えていく。慶應大は#17福元(2年・PG)がドライブ、アシストを好プレーを出し、#16伊藤が2本の3Pで途切れそうな追撃の糸をつなぎ、60-52で4Qへ。あきらめない慶應大は#16伊藤、#10矢嶋と攻撃を続けるが、東海大も慌てず得点し、詰めさせない。終盤に入っても7点差から先が遠い慶應大は必死のディフェンスを見せ、東海大に執拗に食らいつく。残り1分、ここまで戦いの先頭で体を張ってきた#4蛯名が惜しくもファウルアウト。コートを去る姿に会場中から大きな拍手が起こった。残り1分を切り、慶應大は東海大から5秒オーバータイムを奪うなど戦い続け、84-73でその激闘の終わりを告げるブザーが鳴り響いた。

 東海大はこの試合で今シーズン最多失点となる73点を慶應大に献上。ターンオーバーも21と慶應大の倍近くとなった。今シーズンどの試合でも崩れることなく手堅い戦いをしてきた王者としては、異例の数字だ。陸川監督「慶應とは2部の頃からやっているのでよくわかっていた。2部から上がってこようが1部でいようが関係ない。絶対諦めないし、今日は40分で勝負だよ、40分で最後うちが勝てばいいんだから」と話していたと言う。「だんだんディフェンスがよくなって、決められましたけど、でも流れはちょっとずつもって来られた」と勝因を語った。田中からも「相手には同じくらいの力はあると思っていた」と警戒が伺え、慶應大の奮闘に対し感じるものもあったようだ。やはり能力、高さ、ディフェンス力において勝る部分は多く、勝負どころを抑えて勝利。しかしこの戦いを経験してさらに気を引き締めたに違いない。

131128keio.jpg 慶應大は立ち上がりで一気に離されたが追い上げから逆転し、その爆発力が本物だと王者相手にも証明した。スタメンの平均身長は180程度しかなく、4番ポジションまでが180cm台と1部のみならず2部でも最も小兵だったチーム。これで通用するのかと春から不安も抱きつつ戦ってきたが、豊富な運動量とあきらめない姿勢でここまでできると見せつけた。「今年の4年は3年前に準優勝したときのメンバーに匹敵するものは本来あった」佐々木HC。しかしそれを育てあげる課程で主力の度重なるケガなどが続き、ほぼ1年はチーム全体として棒に振る形になった。一度2部に落ちてしまうと1部に上げるまでにかなりの労力と時間を必要とするだけに、思うようにいかなかった部分は悔やまれる。だが、3年前の準優勝から一転、どん底まで落ちながら再び這い上がった。何度でもこうやって甦るのが慶應大というチームであり、今年見せた成長と躍進を来期につなげたい。

写真上:前半の攻撃を引っ張ったのは東海大・ベンドラメ。慶應大のディフェンスを振り切り内外で得点していった。
写真中:東海大のディフェンスに対しどこまで攻められるかというのも見どころだった慶應大・伊藤は25得点、ベンドラメをかわしていくシーンもあった。
写真下:惜しくも試合終了間際に退場してしまった蛯名が、メンバーを送り出す。最後は笑顔に務めていた。

※東海大・田中選手、慶應大、蛯名選手、矢嶋選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.11.28 (Thu)

【2013インカレ】11/28フォト

131128fujiibanba.jpg
勝利を確実にし、笑顔でこぶしを合わす拓殖大・藤井とバンバ。

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2013.11.28 (Thu)

【2013インカレ】11/29試合予定(準々決勝)

国立代々木競技場第二体育館(準々決勝)
11:55 拓殖大学 vs 天理大学
13:50 明治大学 vs 筑波大学
15:40 白鴎大学 vs 青山学院大学
17:30 東海大学 vs 専修大学


 

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2013.11.28 (Thu)

【2013インカレ】11/28結果(2回戦)

◆国立代々木競技場第二体育館(2回戦)
白鴎大学83(19-18,21-10,24-14,19-27)69愛知学泉大学
拓殖大学77(26-17,10-24,25-7,16-23)71早稲田大学
中京大学61(14-20,10-14,18-16,19-28)78天理大学
明治大学80(21-12,18-14,16-22,25-19)67国士館大学
中央大学70(12-30,14-28,12-21,32-25)104青山学院大学
東海大学84(20-17,17-16,23-19,24-21)73慶應義塾大学


 

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2013.11.27 (Wed)

【2013インカレ】11/27フォト

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コートで指示を出し続ける専修大・宇都。一瞬ヒヤリとする場面もあったが、専修大がベスト8一番乗り。


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2013.11.27 (Wed)

【2013インカレ】11/27レポート

専修大・筑波大が2回戦を突破しベスト8へ
地方勢では天理大、中京大が1回戦突破


131127daito.jpg インカレ2日目、代々木では1回戦残り4試合、2回戦2試合が行われた。地方勢は東海大九州をかわした天理大と逆転で日本経済大に勝利した中京大以外は敗退。ベスト8は専修大が富山大を下し、筑波大は大東大に勝利してベスト8へ駒を進めた。翌28日には残りのベスト8が決定する。


 早稲田大倉敷芸術科学大の試合は、序盤で大きく差を開いた早稲田大がベンチメンバーも多く起用して快勝した。倉敷芸術科学大も後半に進むにつれ動きも良くなり、主将の#30濱高(4年・G)やシックスマンの#26水本(3年・SG)が攻め気を見せたものの、49−102でタイムアップとなった。早稲田大は余裕を持って2回戦進出。ベスト8進出を懸け拓殖大と対戦する。

 北海道1位の札幌大拓殖大と対戦。昨年の主力がほぼ残りチームの完成度も高めてきた札幌大だったが、関東4位の壁は高かった。1Qこそ29−24と札幌大も5点差に食らいついたが、拓殖大は#23バンバ(1年・C・延岡学園)のインサイド、#14大垣(3年・SF)らのアウトサイドと内外で得点を重ねた拓殖大が点差をじわりと引き離す。札幌大は徐々に息切れする展開となり、92−62で試合終了となった。

写真:大東大はここで大会終了となった。期待できる選手は多く、来シーズンに結果を出してくれることを期待したい。

※札幌大・小辻選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【中京大が我慢の展開を乗り切り日本経済大に逆転】
131127nakashima.jpg 九州1位の日本経済大と東海2位の中京大がぶつかった1回戦は、追う展開だった中京大が巻き返して逆転勝ちする結果となった。
 
 先に抜け出したのは日本経済大だった。#9中嶋(4年・PG)と#1古野(3年・PG)が3Pを立て続けに決めてリズムを作ると、2Q序盤にはリードを二桁に乗せる。一方の中京大は#1石附(3年・PG)のシュートなどで食らいつくも、日本経済大の#30サンブを前になかなか得点が伸びずに追う展開になった。中京大は#91長友(3年・F)がブレイクを2本決め、さらに#56戸次(3年・C)がバスケットカウントを獲得して流れを変えたかに見えたが、日本経済大もオフェンスリバウンドを掌握して譲らない。27−38で後半へ。

 すると3Q、ハーフタイムで「もう一回ここから、一からやろう」と話したという中京大が反撃を図った。#11杉本の速攻やジャンプシュートが決まり、前半飛び込まれていたディフェンスリバウンドもきっちりと抑える。開始5分経たずに逆転すると、逆に点差を広げていく展開となった。焦りも見える日本経済大は前半よく決まった外のシュートが再三リングに弾かれ、いらないファウルもかさんで#17李(3年・C)や#30サンブが4ファウルに。48−42で4Qに入るとすぐに#30サンブが退場となり、立て直すのが難しくなった。その間に中京大は内外で得点し、ディフェンスを翻弄。68−53で1回戦を突破した。

 九州王者としてインカレに乗り込んだ日本経済大だったが、悔しい逆転負けとなった。リバウンドでは勝り前半は外のシュートもテンポよく決まったが、ファウルトラブルによりインサイドに起点を作れなかったことが手痛かった。それでもスタメンは5人中4人が3年生。再スタートを切り、来季こそ全国の舞台で結果を出してほしい。
 
 粘り勝ちとなった中京大。勝因は「自分たちのやるべきことができた」ことだと#11杉本も話す。これまでインカレの舞台ではどこか固さもあって結果を残せないもどかしい年が多かったが、今年はまず初戦突破。続く天理戦でも実力を発揮できるか注目だ。

写真:スタメンの中で唯一の4年生だった#9中嶋。序盤から攻め気が光った。

※中京大・杉本選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【東海大九州は3年連続で天理越えならず】
131127tanisato.jpg 3年連続1回戦で同じ顔合わせとなった関西1位の天理大と九州3位の東海大九州。東海大九州はスコアラーであり司令塔であるチームの要、主将の#7古閑(4年・PG)をケガで欠く事態となり、下級生主体で戦う状況となった。天理大が立ち上がりからインサイドの#6オジュワン(2年・C)の高さを活かし、インサイドで得点。リバウンドからダンクも見せるなど強さを発揮した。東海大九州はアウトサイドが中心。#5北村(3年・SG)を皮切りに、#21谷里(1年・SF・旭川大高)、#6小澤(1年・SF・福翔)が3Pを決めていく。1Qは14-26と天理大リード。2Qもアウトサイドに頼る東海大九州に対し、天理大が確実に#6オジュワンで得点していき33-45とリードを広げた。

 3Qに入り天理大は#18相馬(4年・SF)の3Pもあってやや東海大九州を引馬なしにかかる。しかし10点の差を跳ね返したのはやはり3P。東海大九州はオープンな状態から外を打ち続け、#5北村、#21谷里、#6小澤と4本の3Pで追い上げる。天理大はシュートのミスが続き、最後は東海大九州の#5北村がゴール下をねじ込んで51-55と4点差に詰めた。4Qの立ち上がり、#15木寺の3Pで東海大九州は1点差。しかしここからのオフェンスが続かなかった。東海大九州の外が落ち始め、かろうじて得たフリースローで試合をつなぐ展開に。天理大も開始すぐに#61新里(3年・SG)の速攻を最後に沈黙。何度もシュートを落とす場面が続き、数点差のまま膠着状態に陥った。3点差で迎えた終盤、悪い流れを断ち切ったのは天理大#18相馬。1:45に決めたシュートで5点差にすると、その後は東海大九州に追い付かせず60-68で試合終了。悪い流れの中でも1回戦を勝ち切った。

「シュートが入らなかった」という天理大・相馬。初戦の固さもあったようだ。しかしこの日は天理大の戦い方はまだほとんど見せていないと言う。次戦以降に本領発揮となるか。

 東海大九州は4Qの頭で天理大を追い詰めたものの、その後が続かなかった。外に頼るスタイルだが入らない時間帯が長すぎた。しかしアグレッシブな姿勢は目立ち、ルーキーながら小澤、新里がチームに大きく貢献した。古閑の欠場は痛かったが若いチームだけに先を楽しみにしたい。

写真:3Pで流れを引き寄せた東海大九州・谷里。

※天理大・相馬選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【点の取り合いを専修大が制し富山大を下す】
131127oosawa.jpg 1回戦で岩手大を破った富山大は、同じく1回戦で常葉大を下した専修大と対戦した。

 立ち上がりは完全に専修大ペース。固い守りで失点を許さず、#47藤田(3年・C)のインサイドや、#24田代(2年・SF)が外からゴールを射抜いて開始4分3−13とスタートダッシュを切った。しかし富山大も#11田中(2年・G)がスティールから速攻を決め、#33苗田(1年・北陸・F)らの3Pも決まり出す。すると25−32で入った2Q、専修大は宇都(4年・G)が足を痛めて一時ベンチに下がり、その間に富山大が#11田中のドライブなどで1点差を縮めた。専修大はコートに戻った宇都の連続得点で再び11点差まで広げるも、富山大もそこで崩れず、点の取り合いに真っ向から対抗して一桁差でついていく。46−53と7点差で試合を折り返した。

 試合が動いたのは3Q。相手のゾーンディフェンスにもひるまず、専修大は#24田代が3連続得点。#11宇都の速攻も加勢し、開始5分経たずに大きく20点差をつけて優位に立った。富山大も個人技が光りじわじわ差を縮めたものの、4Qに10点差まで詰めてからの1本がつながらない。得点はコンスタントに獲り続けたがディフェンスで専修大#11宇都を止められず、そのまま105−94で試合終了となった。

 ディフェンスが持ち味の専修大にとってはややハイスコアすぎる試合となったが、#11宇都や#24田代といったスコアラーがよく機能。昨日に引き続き地方勢の挑戦をはね除け、まずはベスト8入りを果たした。富山大は5人の能力も高く魅せるシーンも多々あったが、またしても2回戦の壁は敗れず。挑戦は来季へ持ち越しとなった。

写真:専修大・大澤は途中出場でアウトサイドを決めていった。

※富山大・田中選手、苗田選手のインタビューは「続きを読む」へ。



【大東大は後半に失速、筑波大がベスト8へ】
131127murakoshi.jpg 2回戦のもう1試合、筑波大大東文化大の戦いは前半こそ先が見えない状態だったが、後半に大東大が失速する形となった。

 立ち上がりは大東大がアグレッシブに攻め立てる。#30鈴木(4年・SG)の3Pをはじめ、#28兒玉(3年・PG)の速い攻撃にスティール、#8戸ケ崎(4年・F)も強いフィジカルを活かして#32武藤(4年・C)に攻めさせない。筑波大は#21笹山(3年・G)が#92村越(2年・PF)を活かすゴール下へのパスを次々に出して対抗。互いに譲らない1Qとなった。1Qを15-18として2Qに入り、パスがまわる筑波大に対し、大東大は#1高橋(3年・SG)、#7渡部(2年・F)の3Pが決まり、#8戸ケ崎もこぼれ球を拾ってシュート。筑波大は変わらず#92村越が好調なほか、#32武藤も内外で得点が出始める。筑波大は5分でベンチから入った#10山田(3年・SF)がシュート、リバウンドで貢献。5点差にされた大東大はタイムアウトで流れを止めるが、開始後の攻撃が重い。筑波大はここで#14坂東(3年・SG)にようやく当たりが来てチームに勢いをもたらすと、29-35とリードして前半を終えることに成功した。

 これ以上離されたくない大東大だが、3Q開始頭に#21笹山が3P1本を含む3連続得点で一気に筑波大が10点以上のリードを奪う。大東大は#86小野寺(4年・C)のオフェンスリバウンドや#8戸ケ崎の2本目の3Pが沈み、なんとか追い上げのきっかけを作ろうとするが、筑波大は流れを渡さず差を広げていく。大東大はファウルやディフェンスに囲まれてトラベリングを出すなどミスが続き、3Qで42-59と17点ものビハインドを負った。4Qも筑波大は優位に試合を進め、大東大は攻撃が単発に。筑波大は終盤控えも出場させ、59-85で勝利。ベスト8へと駒を進めた。

 大東大は前半こそ良かったが、後半に勝負についていけなかった。攻撃を引っ張った鈴木「後半は体力的に動けなかった」と、足りない部分があったのを認める。今年は試合経験の少ない若いチームであり、そこが不安視されてもいたが結果的に良いシーズンとはならなかった。この逆境を経験した分「後輩たちがやってくれる」と鈴木。来期以降の成長を待ちたい。

 筑波大は前半こそ大東大のディフェンスの前に重い部分があったが、笹山のアシストが効いて大東大のディフェンスを翻弄。次第に流れを掴んだ。ベスト4の壁を敗れるか、次が勝負だ。

写真:ゴール下でうまく得点していった筑波大・村越。

※大東文化大・鈴木選手、戸ケ崎選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.11.27 (Wed)

【2013インカレ】11/26フォト(大田区総合体育館)

131126tsukuba.jpg
昨年のインカレは惜しくもベスト4入りを逃して5位だった筑波大。今季はさらなる高みへ登れるか。

※その他の写真は「続きを読む」へ。

 

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2013.11.27 (Wed)

【2013インカレ】11/28試合予定(2回戦)

国立代々木競技場第二体育館
10:00 白鴎大学 vs 愛知学泉大学
11:40 拓殖大学 vs 早稲田大学
13:20 中京大学 vs 天理大学
15:00 明治大学 vs 国士館大学
16:40 中央大学 vs 青山学院大学
18:20 東海大学 vs 慶應義塾大学


 

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2013.11.27 (Wed)

【2013インカレ】11/27結果(1回戦・2回戦)

◆国立代々木競技場第二体育館
倉敷芸術科学大49(10-31,9-24,16-25,14-22)102早稲田大学(1回戦)
中京大学68(14-19,13-19,21-4,20-11)53日本経済大学(1回戦)
拓殖大学92(29-24,23-15,21-12,19-11)62札幌大学(1回戦)
東海大学九州60(14-23,19-22,18-10,9-13)68天理大学(1回戦)
富山大学94(25-32,21-21,15-27,33-25)105専修大学(2回戦)
大東文化大学59(15-18,14-17,13-24,17-26)85筑波大学(2回戦)


 

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2013.11.26 (Tue)

【2013インカレ】11/26フォト(代々木第二)

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青山学院大に背番号8、張本が帰ってきた。インカレの頂点を狙い、戦いはここからだ。

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2013.11.26 (Tue)

【2013インカレ】11/26レポート(代々木第二)

男子インカレが開幕
シード校は順調に1回戦突破


131126TANAKADAIKI.jpg 山口県で開催されていた女子のインカレが終了し、1日のインターバルを置いて東京で男子インカレが開幕した。この日は1回戦12試合が行われ、国立競技場代々木第二体育館では6試合が行われた。

 第1試合、4年ぶりの出場となった東北1位の東北学院大は、1部10位の中央大と対戦。小兵の東北学院大に対し高さでは有利な中央大が1Qから点差を広げていった。東北学院大は要のアウトサイドシュートがなかなか決まって来ず、たびたびのターンオーバーに遭い、前半は21-45と引き離された。中央大は後半にも優位にゲームを進めるが、東北学院大も3Qに入りややアウトサイドが持ち直す。#3 4菊地(2年・F)、#23佐々木(4年・F)の3P、#5中居(1年・C・八戸商)がオフェンスリバウンドを獲得する場面もあった。中央大は控えを使いつつも点差を守り、66-92で1回戦突破。#5谷口(3年・SF)、#21大野(4年・SF)、#24塩谷(4年・SG)、#27宍倉(2年・C)が2桁得点で次の青山学院大との対戦に進んだ。

 第4試合、関東3位の明治大は北海道2位の北海道教育大岩見沢校の挑戦を受けた。1Qは岩教大が善戦。#1野村(3年・SG)の3Pが気持ち良く決まり、19-11と一桁差で食らいつく。しかし2Qでは全体的なサイズで上回る明治大が、持ち前の固いディフェンスもあって岩教大のオフェンスをシャットアウト。得点を5点に抑え、大きく引き離した。前半でメンバー全員を出場させた明治大が後半もリードを守るが、岩教大もディフェンスをかいくぐってシュートを打ち、#1野村は15点、#15加藤(3年・G)も15点と見せ場を作った。試合は82-50で明治大が32点の差をつけて一回戦突破。次は近畿大を倒した国士舘大と対戦する。

 第6試合、優勝候補の東海大は中国1位の広島大に当たった。序盤はミスが出て初戦らしい固さが見えた東海大。それでも1Qは20-7と貫禄を見せる。しかし2Qでは広島大がディフェンスで頑張りを見せ、東海大からターンオーバーを奪い、速攻を決めるシーンも見せて34-18と善戦して前半終了。3Qに入ると#19目崎(2年・G)の3Pが2本決まり、盛り上がりを見せる広島大ベンチ。しかしチームファウルが5を越えてしまい東海大に続けてフリースローを献上する形となってしまうと、3Q終盤ではオフェンスが続かず60-32と逆に引き離されてしまった。広島大は最後まで果敢に挑むものの、74-40で試合終了となった。東海大は次の慶應義塾大との対戦では立て直すと思われるが、課題の見える初戦となった。

写真:東海大を率いる田中。連覇を達成できるか。

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【離された近畿大は追いつくも4Qで国士舘大が振り切る】
131126sou.jpg 第2試合は来期の1部昇格を決めた国士舘大と、昨年インカレ4位に食い込んだ関西2位の近畿大との対戦になった。国士舘大は前日の練習で負傷した#20馬(1年・C・日本航空)が欠場。スタメンに#13範(1年・C・日本航空)据える形で#22ソウ(近畿大・2年・C)に相対した。1Qは互いに重く、点数が伸びないが国士舘大は開始5分で#9新田(3年・C)が2ファウルとなり#11永野(4年・C)に交代。国士舘大は#22原(2年・SF)の3Pや#13範の速攻、近畿大は#22ソウのダンクも出て16-11と国士舘大リードで2Qへ。国士舘大は#11永野がバックシュート、フックで得点してチームを盛り上げ、じわじわ近畿大を引き離す。ディフェンスでも相手をしっかり抑え、#8伊集(3年・G)の3Pや#10大河原(3年・PF)のミドルシュートなどベンチメンバーの活躍もあって32-33と10点差で前半を終えた。

 3Q、近畿大の追い上げが始まる。#22ソウがミドルシュート、ドライブ、ゴール下と内外で得点をし始め、#7野呂(4年・SG)の3Pが決まるとさらに勢いが出た。国士舘大は#22原、#4松島(4年・G)で点を取っていくが、リバウンド争いで#22ソウに押し込まれる場面が続き#26松本(4年・C)のバスケットカウントで近畿大が同点に追いつく。最後は#22ソウがシュート、ブロックと魅せて51-53と逆転に成功した。

 4Q、どちらに転んでもおかしくなかったが、流れを掴んだのは国士舘大だった。ディフェンスが激しくなり相手に簡単に攻めさせないようにすると、#14高橋(4年・PG)がドライブに続きアシストも見せ、#10大河原のブロックも出る。#22ソウがアウトサイドを多用し始めた近畿大は攻め手を欠き、#16橋本(3年・SF)が得点を重ねるが追い上げは叶わず72-59で試合終了。国士舘大が関西2位を倒し、2回戦へ進出した。

写真:ソウが中心である近畿大。国士舘大はインサイドでやられる部分もあったもののディフェンスをしっかり締めて、やられすぎなかったことが大きかった。

※国士舘大・永野選手、近畿大・甲斐選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【前半はもたつくが慶應義塾大が京都産業大を下す】
131126nishido.jpg 第3試合、来期の1部昇格を決めたばかりの慶應義塾大は関西3位の京都産業大に前半は押される格好となった。初戦のぎこちなさか、シュートが入り始まるまでに時間がかかり、その間に京都産業大は思い切りの良いアウトサイドと#8森岡(2年・C)のインサイドを中心に得点を重ね、リードを奪う。慶應大は追い上げても京都産業大にシュートを決められて離される時間帯が続いた。相手の動きに対し5ガードで対応するが、リバウンドで苦戦。しかし1Qの終盤になって#16伊藤(3年・G)のシュート、#14大元(2年・G)のパスカットで#16伊藤の速攻につなげるなど慶應大らしいプレーも出て差を詰めると、最後は#16伊藤の3Pがブザーとともに沈み20-20と戻して1Q終了。

 2Q、慶應大の要である#16伊藤、#14大元で得点を重ねるが、京都産業大も#55小林(2年・SF)の3Pが連続し、なかなか引き離せない。しかしここで交代した#7本橋(4年・C)がディフェンスでいい働きを見せ、#14大元、#10矢嶋(4年・SG)が3Pで引き離すきっかけを作ると、#16伊藤がダメ押しの3Pを決めて一気に慶應大の10点リードに。京都産業大はこの怒涛の勢いについていききれず、48-32で前半を終了した。3Qも慶應大の怒涛の攻撃は続きこのQで29得点。京都産業大はこれを止めることができずにここで30点以上の差をつけられてしまう。4Qには#11石川の速攻が出る場面もあるが、慶應大がリードを保って96-62で逆転から大きく引き離して1回戦を突破した。

 サイズはないが爆発力のある今年の慶應大は豊富な運動量を誇り、得点源となる選手の成長もあって乗れば相手を一気に置き去る力がある。2回戦の相手は優勝候補・東海大。注目必至の一戦になるだろう。

写真:1年生ながら、スタメンとしてチームの要求によく応えている慶應大・西戸。

※慶應義塾大・本橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【高確率のシュートで魅せるが同志社は青学大突破ならず】
131126harimoto.jpg 関西5位でインカレに滑り込んだ同志社大は、優勝候補の一角、関東2位の青山学院大と1回戦でまみえた。立ち上がりこそ青学大のディフェンスを突破できずターンオーバーが連続するが、次第にシュートタッチが良くなった同志社大。放つシュートが次々に決まり、青学大をリードする出足に。守っても高さは青学大の方が上だが、リバウンドを弾いてマイボールにするなど執着心が奏功し、青学大からターンオーバーを奪っていく。1Qは19-20と青山学院大が1点リードとなるが、2Qも#15谷口(3年・PF)のタップシュートや#0田野(3年・SG)の3Pが決まるとベンチもひときわ沸いた。青山学院大は#7野本(3年・F)が得点を引っ張り、ベンチスタートの#5高橋の3Pが決まって流れに乗った。同志社大は#29川武(2年・SG)の3Pで離されまいとするが、インサイドで#7野本を抑えきれず2Q中盤から一気に引き離されてしまう。Qの最後にはハーフライン付近から#0船生(2年・SG)が放ったボールがブザーとともにネットに吸い込まれ、33-53と青山学院大が大量リードを奪って前半を終えた。

 後半に立て直したい同志社大だが、相手にバスケットカウントやフリースローを与える形となってしまい、さらに差が開いていく。#0田野がスティールや3P、一度は足を痛めてベンチに下がった#15谷口が粘りを見せるが、青山学院大の壁は厚く63-103で試合終了となった。

写真:春に膝を痛めて長期離脱を強いられた張本が遂に復帰。どこまでプレーできるかが勝敗の鍵を握りそうだ。

※同志社大・田野選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:50  |  2013インカレ  |  Top↑

2013.11.26 (Tue)

【2013インカレ】11/26レポート(大田区総合体育館)

常葉大・大阪学院大が善戦するも関東勢の壁は敗れず
地方勢対決は富山大・愛知学泉大に軍配が上がる


131126kanoya.jpg 大田区総合体育館では1回戦のうちの6試合が行われた。接戦になる試合もあったが、関東のチームは勝負所を握って1回戦突破。地方同士の対決も、地力の差で後半に点差を広げる展開となった。

 富山大岩手大の試合は、前半こそ互角となったが3Qが勝負の分かれ目となった。立ち上がりにリードしたのは、#12工藤(2年・F)らが素早いトランジションから得点した岩手大。しかし固さのとれた富山大も#35中村(3年・F)や#33苗田(1年・F・北陸)のアウトサイドが決まり、2Qに逆転。岩手大も#4田中舘(4年・F)の得点でつないで、前半は46−42と4点ビハインドに留めたが、3Qの出だしで足が止まり、得点が止まる。その間に#41小山田(2年・F)や#33苗田のシュートが決まった富山大が置き去りにし、95−70と最後は差を広げて1回戦を突破した。

 愛知学泉大新潟医療福祉大と対戦。序盤こそイージーシュートがこぼれて離せそうで離せない展開が続いたが、徐々に動きも良くなりじわじわと点差を広げていった。新潟医療福祉大は#18江部(2年・SF)の得点などで対抗しようとするが、愛知学泉大の激しいプレッシャーを前になかなか得点が伸びない。#6森川(4年・SF)の28得点をはじめ4人が二桁得点を奪った愛知学泉大が80−54で勝利した。

 白鴎大愛媛大の対戦は、白鴎大が序盤で大差をつけると、主力を下げベンチメンバーを出場させる余裕の展開となった。愛媛大は、途中連続で速攻を決める見せ場も作ったものの、なかなか一矢報いることは叶わず。またしても四国勢初の1勝とはならなかった。白鴎大は控え選手の活躍にベンチも最後まで大いに沸き、132−47と大勝。実力が見えるのは、2回戦の愛知学泉大戦となりそうだ。

 筑波大鹿屋体育大の試合は、インサイドで強みを生かした筑波大が優位に立った。序盤から#32武藤(4年・C)のバスケットカウントや#92村越(2年・PF)のリバウンドシュートが出る筑波大に対し、鹿屋体育大は#17土器手(1年・SF・川内)の3Pでなんとかついていく形に。それでもフリースローでコツコツと加点し、#0占部(4年・PG)から#15深江(2年・PF)へ巧みなアシストも通って2Q終盤には3点差に。しかし3Qで#21笹山(3年・PG)や#14坂東(3年・SG)の3Pも効果的に決まった筑波大が点差を引き離し、最後は#10山田(3年・SF)や#42坂口(4年・PG)らベンチメンバーも活躍して追い打ちをかけて97−73で筑波大が快勝した。

写真:鹿屋体育大は最後まで応援団も含めて声を出し、一丸となって戦った。

※岩手大・田中舘選手、鹿屋体育大・占部選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【シーソーゲームを大東大が最後に抜け出す】
131126nagai.jpg 関西4位の大阪学院大と関東8位の大東文化大の対戦は、大東文化大が追いついてそこから競り合いとなったが、残り3分間の攻防を制して大東文化大が勝利をさらった。

 幸先の良いスタートを切ったのは大阪学院大だった。関西新人王の#7澤邉(1年・SG・九州学院)、大黒柱の#99藤田(3年・PF)が3Pを立て続けに決め、#20合田(2年・PG)のシュートも決まって良いリズムを作る。大東大は#30鈴木(4年・SG)の2本の3Pで対抗するも、どこか固さも見えて後手にまわった。強みの高さもシュートがぽろりとこぼれて思うように生かせず、1Qは13−20。だが2Q中盤には12点差をつけられるものの、#55永井(4年・SG)がリバウンドで粘り、#8戸ケ崎(4年・F)もルーズボールに奮闘して#86小野寺(4年・C)のシュートにつなげるなど一桁差に。大阪学院大は残り5分半の間無得点に終わり、前半は29−29と互角になった。

131126kitagawa.jpg そこからシーソーゲームが続いた。#20合田を起点に速い展開を出す大阪学院大に対し、大東大は#86小野寺がリバウンドシュートなどで強みを出す。大東大はファウルがかさんで追う展開となるが、#68花井(1年・SG・東海大三)、#30鈴木の3Pで締めて2点リードして4Qにつなげた。4Qも互いに持ち味を出して譲らず、残り3分半を切って57−57の同点。だがここで流れをさらったのは大東大だった。#99山崎(2年・F)のバスケットカウントに続いて、#30鈴木がドライブを決め、さらに#1高橋(3年・SG)がバスケットカウントを獲得して一気に7点リード。危ないところだったが、そのまま逃げ切り66−59で大阪学院大の挑戦を退けた。

 初戦とあって、序盤はなかなか思うようにプレーがつながらなかった大東大。それでも徐々に動きは良くなり、終盤の勝負所で流れを掴んで競り勝った。入れ替え戦から切り替え、チームの雰囲気は暗くない。次の戦いで力を発揮したい。
 大阪学院大は夏の練習試合で大東大に大敗しており、そこから成長も見えた試合に。あと一歩のところで白星をさらわれたのは悔しいが、下級生主体なだけに今後へと期待の持てる内容となった。怪我人も復帰すれば、来季はさらにレベルアップしたチームが見られるはずだ。

写真上:ワンポイントの出場でも良い働きを見せた大東大の主将・永井。
写真下:本来のポジションではないがインサイドを任される場面もあり、オールラウンドな働きをした大阪学院大・北川。

※大阪学院大・藤田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 
【常葉大が善戦するも、専修大が3点差で逃げ切り】
131127watanabe.jpg 3大学が合併して生まれた常葉大。東海地区では常勝チームの浜松大のメンバーを中心に、常葉学園大・富士常葉大のメンバーも加えた布陣で関東7位の専修大に挑んだ。

 序盤から点差が付かず離れずの展開が続いた。専修大に#24田代(2年・SF)の3Pや#11宇都(4年・G)の速攻が出れば、常葉大も#2会沢(4年・SF)が3Pでバスケットカウントを獲得するなど流れを変えるプレーで対抗。常葉大が一桁差のまま並走すると、2Q中盤には#14原口(2年・G)の連続得点で逆転に成功した。専修大も#0大澤のアウトサイドでなんとかつなぐが、常葉大のゾーンディフェンスを前に大量得点とはいかない。45−39と6点差で前半を終えた。

131127aizawa.jpg 3Q、高い位置からディフェンスにあたって流れを掴もうとする専修大だったが、#2会沢の2本の3Pが決まって常葉大も一桁差から離れない。ディレイドオフェンスでゆっくり攻めながらも要所でブレイクを出し、#18林のゴール下が決まって7点差で4Qに。するとここで#14原口が攻め気を見せ、連続得点。専修大がフリースローを落とす間に、#41戸島が速攻、ジャンプシュートを決めて残り4分同点にした。専修大は24秒オーバータイムなど慌てた様子も見え、後手にまわる展開に。それでもここで#6渡辺(1年・SG・福岡第一)がオフェンスリバウンドに奮闘し、#24田代のバスケットカウントも出て逆転はさせない。1点リードで残り時間は1分を切るが、常葉大のシュートをなんとかしのぎ、#11宇都のフリースローで残り10秒3点差に。そのまま逃げ切り、82−79で辛勝した。

 常葉大の思いきりの良いオフェンスにディフェンスが後手にまわり、相手のゾーンにどこか重いオフェンスを強いられた専修大だったが、リバウンドで13本の差をつけ、勝負所でも#6渡辺や#47藤田のリバウンドでの貢献が大きかった。3点差で1回戦を突破。次はベスト8をかけて富山大と対戦する。

 あと一歩のところまで専修大を苦しめた常葉大。チームの前身となる浜松大で4年間チームの柱だった和田とジャーラが卒業し、東海地区でも3位に沈んだ今シーズンは、決して前評判は高くなかったものの、その分「見返してやろうという気持ちがあった」と戸島。その言葉通り全員が最後まで粘り強く戦う戦いぶりは、常葉大として新たなスタートを切ったチームにとって印象深いインカレとなったはずだ。来シーズンからの戦いにも期待したい。

写真上:リバウンドなどアグレッシブなプレーでチームを勢いづけた専修大・渡辺。
写真下:伸びやかなシュートを次々決めた常葉大・会沢。

※常葉大・戸島選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.11.26 (Tue)

【2013インカレ】11/27試合予定(1回戦・2回戦)

国立代々木競技場第二体育館
10:00 倉敷芸術科学大 vs 早稲田大学(1回戦)
11:40 中京大学 vs 日本経済大学(1回戦)
13:20 拓殖大学 vs 札幌大学(1回戦)
15:00 東海大学九州 vs 天理大学(1回戦)
16:40 富山大学 vs 専修大学(2回戦)
18:20 大東文化大学 vs 筑波大学(2回戦)

 
ぴあにて限定数の前売り券を発売中(完売の日もあり)。
当日券その他詳しい情報については全日本大学バスケットボール連盟の「インカレ男子2013」にてご確認ください。

 

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2013.11.26 (Tue)

【2013インカレ】11/26結果(1回戦)

◆国立代々木競技場第二体育館
東北学院大学66(8-22,13-23,20-24,25-23)92中央大学
国士館大学72(16-11,16-11,19-31,21-6)59近畿大学
慶應義塾大学96(20-20,28-12,29-12,19-20)64京都産業大学
明治大学82(19-11,25-5,20-19,18-15)50北海道教育大学岩見沢校
同志社大学63(19-20,14-33,11-24,19-26)103青山学院大学
東海大学74(20-7,14-11,26-14,14-8)40広島大学
 
◆大田区総合体育館
富山大学95(24-21,22-21,21-8,28-20)70岩手大学
新潟医療福祉大学54(13-20,13-19,16-23,12-18)80愛知学泉大学
大東文化大学66(13-20,16-9,18-16,19-14)59大阪学院大学
常葉大学79(22-20,17-25,20-21,20-16)82専修大学
白鴎大学132(31-7,24-13,34-11,43-16)47愛媛大学
鹿屋体育大学73(16-23,22-22,11-29,24-23)97筑波大学


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2013.11.24 (Sun)

【2013インカレ】11/26試合予定(1回戦)

国立代々木競技場第二体育館
10:00 東北学院大学 vs 中央大学
11:40 国士館大学 vs 近畿大学
13:20 慶應義塾大学 vs 京都産業大学
15:00 明治大学 vs 北海道教育大学岩見沢校
16:40 同志社大学 vs 青山学院大学
18:20 東海大学 vs 広島大学
 
大田区総合体育館
10:00 富山大学 vs 岩手大学
11:40 新潟医療福祉大学 vs 愛知学泉大学
13:20 大東文化大学 vs 大阪学院大学
15:00 常葉大学 vs 専修大学
16:40 白鴎大学 vs 愛媛大学
18:20 鹿屋体育大学 vs 筑波大学


ぴあにて限定数の前売り券を発売中(完売の日もあり)。
当日券その他詳しい情報については全日本大学バスケットボール連盟の「インカレ男子2013」にてご確認ください。

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2013.11.22 (Fri)

【2013リーグ】11/7入れ替れ戦 早稲田大VS国士舘大 第3戦

互いに譲らなかった早稲田大と国士館大の再戦は
国士館大が昨年の借りを返して1部昇格の快挙


131107kawakami.jpg 一年ぶりに再び入れ替え戦で相まみえ、1勝1敗で第3戦を迎えた早稲田大国士館大。今年はほぼすべてのカードが第2戦で決着したため、代々木の3日目のコートは唯一第3戦にもつれたこの一試合のためだけにあてがわれた。決戦の舞台が整い、他大学の選手も多く応援に駆けつけるなかで始まった運命の第3戦は、意地と意地とがぶつかり合う死闘となった。

 開始早々#21河上(4年・F)がスティールから速攻を決めて早稲田大サイドが大きく沸くが、そこから3分以上得点できず、その間に国士館大は#22原(2年・F)の3P、#14高橋(4年・G)のバスケットカウントで勢いに乗った。早稲田大は#21河上が一心にシュートを打ち続けるも、なかなかネットを揺らせない。それでも#15木村(3年・F)や#2木澤(2年・G)が攻め気を見せ始め、交代した#27平野(3年・F)も#22原を徹底マークし食らいつく。すると残り3分半から#21河上が覚醒。3Pやドライブなどひとりで11得点を稼ぎ、#34池田(2年・G)の速攻も加勢して21−15と早稲田大が逆転して2Qに入ると、#11河合(1年・G・洛南)の3Pも決まって最大9点先行した。だが早稲田大はトラベリングや連続ファウルでややリズムを崩す。国士舘大はフリースローの確率は良くないもののコツコツと加点して追いつき、シーソーゲームとなった。#2木澤や#34池田の好ディフェンスが光る早稲田大に対し、国士舘大も#22原が冷静にディフェンスを飛ばせてシュートを決めるなど譲らない。35−32とほぼ点差のないまま前半を終えた。

131107ma.jpg 勝負のポイントとなったのが3Q。まず勢いに乗ったのは#16山本(2年・F)が2本の3Pを決めた早稲田大だった。国士舘大も#9新田(3年・C)がオフェンスリバウンドでつなぎ、#4松島のアシストから#20馬(1年・C・日本航空)が決めるなど盛り返すが、早稲田大は#21河上がディフェンスをかいくぐってバスケットカウント獲得。さらには#27平野が#9新田の4つ目のファウルを誘ってベンチに追いやった。暗雲立ちこめる国士館大。しかしここでチームを救ったのはキャプテンの#4松島だった。苦し紛れに放り投げたボールがリングに沈むミラクルプレーで同点にすると、さらには3P、ドライブを決めて5点リードに。悪い流れを断ち切るどころか逆に勢いに乗った国士館大が、51−58と7点差をつけて4Qに入った。

 4Q、#8伊集(3年・G)の3Pや#14高橋のミドルシュートが決まって国士舘大が最大14点リード。しかし早稲田大も諦めず、#27平野や#11河合が連係プレーからゴール下で加点。#15木村が負傷退場となったが、苦しい中で#34池田がバスケットカウントが決めて6点差まで詰め寄った。しかし国士舘大もタイムアウトを挟んで#8伊集が価値ある3Pを決め、それ以上は詰めさせない。早稲田大は#34池田が5ファウルで退場し、足をつりながらプレーしていた#21河上もプレーの続行は不可能となり、やむなくベンチへ。そのまま国士館大は#22原や#14高橋がシュートを決め続けてリードをキープし、残り時間わずかとなると勝利を悟った国士館大の応援席から大きな国士舘コールが始まった。そのまま69−78でタイムアップ。試合後にはベンチも応援団もコートになだれ込み、喜びをはじけさせた。

131007kokushikan.jpg 悲願達成となった国士館大。振り返れば、2部昇格を果たした2008年以来惜しいシーズンが続いた。インカレ準優勝まで上り詰めた2008年は入れ替え戦にわずかに届かず3位、そこからなかなか上位進出はならず、2011年はキャプテンの西片を中心にチームの雰囲気も良い方向に変わったものの、勝てば入れ替え戦というリーグ最終戦に敗れて無念のシーズン終了。なんとか3位に滑り込んだ昨年は、入れ替え戦の3戦目で早稲田大の前に夢敗れた。そうした経験を繰り返し迎えた今リーグ戦、最初こそこれまでのように不安定さを見せることもあったが、次第に40分間気を緩めずに我慢の展開を戦い抜いていくチームへと変わっていった。他チームと大きな実力差があったわけではないが、リーグを9連勝で締めくくって入れ替え戦への切符を手に入れ、勝負の大舞台でも第2戦、3戦とその実力を遺憾なく発揮した。熱い気持ちを持った主将#4松島に引っ張られるようにチームが一体となり、挑戦し続けて切り拓いた1部昇格。ようやくチームに本当の笑顔が咲いた。

 2010年の入れ替え戦で1部昇格を果たした早稲田大は、3年で2部降格となった。今年はリーグ序盤からどこか噛み合わず、もがき続ける日々が続いた。リーグ終盤にかけて明るい兆しも見えたが、最後は国士館大の強さに押し切られる形に。それでもスランプを乗り越え、主将兼エースとして、足の痛みに時折顔をしかめながらもシュートを決め続けた#21河上の奮闘は見事であり、下級生もこの大舞台にひるまず要所で活躍した。チームはまだ若く発展途上だ。ここから再建を図り、この雪辱を再びこの地で晴らしてほしい。

写真上:気迫でリングに向かい続けた#21河上の姿勢には、試合後国士館大の選手からも称賛の声が上がった。
写真中:国士館大・馬はファウルをよく我慢して40分間のフル出場。12得点15リバウンドで勝利に貢献した。
写真下:昇格の瞬間、国士舘大の原が主将の松島に思い切りの笑顔で飛びついた。

※国士館大・松島選手、高橋選手、原選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  21:55  |  2013リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2013.11.20 (Wed)

【2013リーグ】11/6入れ替れ戦 大東文化大VS法政大 第2戦

法政大が因縁の大東文化大相手に
逆転劇で1部復帰を決定!


131006numata.jpg 2部3位の法政大が先勝したこのカード。追い込まれた大東文化大が試合の立ち上がりに集中力を見せた。#99山崎(2年・SG)の3Pを皮切りに、#86小野寺(4年・C)が奮闘。ゴール下でオフェンスリバウンドを取って得点すると、#28兒玉(3年・PG)のアシストから#99山崎への速攻につなげて怒涛のオフェンスを展開。法政大はなかなか攻め手がなく、#0高田(4年・G)が3P、スティールと活躍するも後はなかなか続かず1Qで26-17と大きく離されてしまった。

 2Q、追いつきたい法政大は#0高田や#24加藤(2年・F)が得点面を担っていくが、ここでベンチから入った#7藤井(1年・G・厚木東)が起用に応えて3Pを沈め、2連続のミドルシュートも入って追い上げる。大東大はオフェンスが単発気味でシュートが決まらず、3分ほど沈黙。リードは守っているものの、法政大は#16沼田(2年・C)の連続ゴールに#0高田のスティールもあって、その差をじわじわ詰めていく。それをさせたくない大東大は#30鈴木(4年・SG)の3Pが決まり、持ち直して41-36とリードし前半終了。

131006kodama.jpg 3Q、5点を追う法政大は自らもファウルにも苦しみつつ、大東大からもフリースローを次々獲得。これをこつこつと決めていき、残り2分半になって#16沼田のシュートで遂に逆転に成功する。さらにはゾーンを敷いて大東大の足を止めると#7藤井の3Pがまたも炸裂。#0高田、#16沼田の得点がこれに続いて残り時間で50-58と逆に8点のリードで4Qへ突入した。

 3Q終盤から4Q頭の合計4分間、大東大はノーゴール。法政大は10点のリード得て余裕を持つ形になった。大東大は焦りからかシュート確率が落ちてしまい、決定的なチャンスを掴みきれないままずるずると時間が経過。法政大は十分に点差を引き離すと最後にコートに主将の#14大塚(4年・G)と#13三角(4年・F)を送り出し、最後は笑顔で2010年以来の1部昇格の瞬間を迎えた。最終スコアは62-77。逆転劇によるうれしい結果となった。

131006hosei.jpg 前の試合で昇格を決めた慶應大同様、法政大も2010年に最下位となり2部降格。相手は大東文化大、高田らが1年生のときだった。そして2部初年度には2部10位になり、3部との入れ替え戦に進んでいる。一度どん底を味わってからようやくここまで戻ってくるまでに3年を要した。その間、才能豊かな選手を持ちつつもどこか軽い印象のあったチームは、そうした甘さを捨て真面目で懸命なプレーをするチームへと姿を変えていった。今年は沼田、加藤といった2年生が成長し、藤井というポイントゲッターも得た。そして最後に見せた高田のプレーはエースの名に相応しかった。インカレ出場権のない法政大はこれがシーズン最終戦。見事な結果を残し、4年生は引退を迎えた。

 大東文化大はリーグ戦では最終週を連勝で飾り、決してネガティブなイメージはなかったが2戦とも途中で大きく離される展開となってしまった。昨年の4年生たちが抜け、今年は試合経験の少ないメンバーで戦ってきた。リーグ戦で筑波大を破ったこともあり、成長が期待できるチームだった。しかし、大事な勝負をものにできない不安定さがこの入れ替え戦でも出てしまった。下を向かずまた強い大東大へと成長を遂げられるか、ここからがスタートだ。

写真上:法政大・沼田と大東大・戸ケ崎のマッチアップは、強いフィジカルを持った選手同士のタフなぶつかり合いで見応え充分だった。
写真中:奮闘が見えた大東大・兒玉。今季より正ポイントガードに座りチームを鼓舞するアグレッシブなプレーをし続けた。
写真下:昇格に涙する法政大の大塚、高田、三角。少ないメンバーでここまであきらめずにやってきた結果の涙だった。

※法政大・大塚選手、高田選手、三角選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2013.11.18 (Mon)

【2013リーグ】11/6入れ替れ戦 中央大VS慶應義塾大 第2戦

後半一気に突き放す爆発力を見せた慶應義塾大が
険しい道程を乗り越え、1部復帰を成し遂げる


131006oomoto.jpg 第1戦で慶應義塾大が勝利し、後のなくなった中央大。絶対に負けられない第2戦は、前半から気持ちのこもったプレーでリードを奪うことに成功した。序盤は中央大の高さが生きた。#27宍倉(2年・C)がまずゴール下で決めるとその後もオフェンスリバウンドで貢献。#15八木橋(1年・G・北陸)の3Pも決まっていい立ち上がりを見せる。慶應大は中央大のディフェンスの前に第1戦同様もたつく形になり、ポイントゲッターの#16伊藤(3年・G)にもフェイス気味にディフェンスがつく形となってボールが回らない。中央大は#27宍倉が好調で一時8点のリードを奪うが、慶應大は終盤に#16伊藤のフリースローや#23黒木(2年・C)のオフェンスリバウンドからの得点で19-15とやや戻して1Qを終了。

 2Q、ようやく慶應大のエンジンがかかる。中央大は#5谷口(3年・F)が2ファウルでベンチへ。その間に#10矢嶋(4年・F)のシュート、#11権田(3年・F)のスティールも出て勢いづくと、#14大元(2年・G)のアシストから#23黒木が決めるなどして一気に逆転した。しかし、中央大もここで切れない。#5谷口と交代した#10渡部(2年・SG)の3Pで再逆転すると、#25森(1年・SF・明成)が奮闘。体を張ったプレーで次々に得点を奪っていく。#31流田(3年・G)の3Pも出た中央大が35-35と同点に戻して前半は終了した。

131006mori.jpg 3Q、慶應大は#14大元、#21西戸(1年・G・洛南)のシュートで立ち上がりに一気に7点差をつけることに成功。このチャンスを逃さず畳み掛けるように#16伊藤が果敢にオフェンスを仕掛けていく。中央大も#5谷口が3Pを決めて離されまいとするが、勢いに乗ったときの慶應大は簡単には止められない。激しいディフェンスで中央大からターンオーバーを奪い、次々に得点を奪って残り2分でリードは17点。中央大はタイムアウトで修正をかけるがその後も慶應大の勢いはとどまるところを知らず、#14大元の連続得点もあって45-64と、3Qで19点差がついた。

 4Q、後のない中央大はディフェンスを激しくし、第1戦同様高い位置からプレスディフェンスを仕掛けて慶應大からターンオーバーを奪い、#24塩谷(4年・PF)、#22山田(4年・PF)らが返していく。慶應大はボール運びに苦しみながらも#16伊藤、#10矢嶋らが得点。じわりと中央大に点差を詰められる時間帯もあったがリードを守っていくと、残り1分を切って#6大木(4年・G)、#9平石(4年・G)らを投入し、全員を4年生に。70-95の15点差でのタイムアップの瞬間、応援団が「一部復帰」の大段幕を掲げ、大仕事を果たしたチームの面々が笑顔に包まれた。

131006keio.jpg 昨年は3部との入れ替え戦にまわった慶應大が飛躍的な進化を遂げ、2年かけて再び1部へと戻った。竹内公輔(現・NBLトヨタ自動車アルバルク東京)を擁した2003年、205cmの岩下や小林(現・日立サンロッカーズ東京)、二ノ宮(現・NBLトヨタ自動車アルバルク東京)らが中心だった2008年の昇格時に比べれば、ガード陣は豊かだがバスケットに必要な要素とされる高さはなかった。しかし伝統のチームカラーであるトランジションを磨き上げ、ディフェンス力の向上、下級生の成長により彼らは彼らなりの慶應義塾の姿をもう一度作り上げ、示した。そこに結果がついてきたことを素直に賞賛したい。

 一方の中央大は負けられない思いはあっただろう。このチームは2年連続で1部への入れ替え戦に挑み、カルテットと呼ばれた昨年の4年生たちがやっとの思いで昇格を成し遂げたばかりだ。今年のチームにも能力豊かな選手たちは揃っていたが、チームとしての結果を出すには至らなかった。しかし森や宍倉、八木橋といった下級生はこの入れ替え戦でも頼もしいところを見せた。降格しても中央大にはまだインカレが残っている。ここで再び切り替えられるか。

写真上:伊藤とともに両エースとして安定してきた慶應大・大元。抜群の運動能力による攻守でチームを助けた2カ月だった。
写真中:ボールに対しての勘のいいプレーで流れを作る時間もあった中央大・森。これからの中央大を担う選手であり、この経験を跳ね返して成長して欲しい。
写真下:最後は大木、平石、本橋、矢嶋、蛯名といった4年生がコートに立った慶應義塾大。

※慶應義塾大・蛯名選手、矢嶋選手、伊藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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EDIT  |  13:23  |  2013リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2013.11.18 (Mon)

【2013リーグ】11/6入れ替れ戦 神奈川大VS玉川大 第2戦

重い展開となった神奈川大と玉川大の対戦は
粘った玉川大を神奈川大が振り切り2連勝


131006nakano.jpg 第1戦は大差で神奈川大玉川大を下したこのカードだったが、「昨日のことは昨日のことで切り替えようと話していた。相手に比べて負けているところを言っても仕方ないから、自分たちができる部分を頑張ろうと思った」(#0畠山)という玉川大が、0−6と幸先の良いスタートを切る。オフェンスで流れを掴めない神奈川大は、ハードなディフェンスも思うように出ず、#5中野(3年・PG)や#0畠山(4年・G)にドライブを許す展開に。玉川大は神奈川大のエース#7古橋(4年・F)を#91門田(3年・SF)らがフェイスガード気味で徹底的にマークし、攻めてはガード陣の思いきりの良さが光って13−22まで引き離す。そこから神奈川大もじわじわ追い上げ一時は逆転するも、再び#0畠山、#30蔦木(3年・F)のシュートが決まった玉川大がわずかに先行。結局前半は23−27と玉川大リードで折り返した。

131106zindai.jpg 3Q、玉川大はインサイドの柱、#45横沢(4年・C)が4つ目のファウルを吹かれてベンチへ追いやられる。神奈川大は単発なシュートやオフェンスファウルが続いてまだ動きが固いものの、玉川大の得点をこのQ5点に抑え、ディフェンスの機能が見える。#7古橋の3Pが決まり、#29田村(4年・F)もルーズボールに奮闘。フリースローから#24吉永(3年・F)が加点して5点リードで4Qに入ると、#7古橋がブロックから速攻を決めるなど、じわりとリードを広げ始める。玉川大も#0畠山、#5中野が要所で3Pを決めて踏ん張り、#11田代将也(1年・SF・船橋)もブレイクを決めて一桁差で食らいつくが、ここぞという時のあと1本が出ずに残り1分で7点のビハインド。残り1分を切り、パスカットから#0畠山がシュートを放つも、これはリングの上をくるりと回って惜しくもこぼれて万事休す。神奈川大が本来の調子とはいかずとも我慢の展開を勝ちきり、65−56で2部残留を果たした。

 最後まで粘った玉川大だったが、あと一歩及ばず。3年連続の入れ替え戦進出は、またしても2部の壁が立ちはだかることとなった。それでも今年はチームとしてまとまりを見せ、誰かに頼ることなく全員で戦う姿勢を貫いてリーグ最終日に3部3位に滑り込むなど貴重な経験をしてきた。試合に絡む3年生以下も多い。この経験を来季に生かして欲しい。

 リーグを通して試合によりムラがあった神奈川大は、最終戦もその形が出ることに。それでも地力の差で押しきり、2部残留を果たした。今年は4年生が主体となり引っ張ってきたチーム。もったいない負けもあったが、噛み合えば上位にも引けを取らない実力を持っており、最後までリーグ戦の成り行きを分からなくする存在だった。来季は主力の多くが抜け、ここから新たなスタートとなる。下級生は今季の雪辱を胸に、次こそは上位進出を図りたい。

写真上:チームハイの19得点だった玉川大・中野。最終学年となる来季も奮闘に期待したい。
写真下:最後は副キャプテンの#1瀧澤も入れて4年生5人が揃った神奈川大。チームの核となる存在だった。

※神奈川大・田村選手、古橋選手、早川選手、曽根選手、玉川大・横沢選手、畠山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  10:47  |  2013リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2013.11.16 (Sat)

【2013リーグ】11/6入れ替え戦 江戸川大VS順天堂大 第2戦

追いつき、追い越しの展開を繰り返し
延長戦を制した江戸川大が2連勝で2部残留


131006ozawa.jpg 第1戦では江戸川大が勝利したものの、前半は競り合いに持ち込んだ順天堂大。落としたら終わりとなる第2戦もクロスゲームが続いてどちらに転ぶか最後までわからない展開となり、延長戦にもつれる熱戦となった。

 1Qの立ち上がりは江戸川大は#3王(2年・C)のバスケットカウントから入り、#1田中(4年・G)の3Pなどもあって先行。#97小澤(3年・F)の速攻も出て10-2と開きまずまずのムードになった。対する順天堂大は外のシュートが決まって来ず、苦しい展開となるが残り5分になって#99小川(4年・F)の3Pが入ったのを皮切りに、#96佐藤(3年・PF)、#33喜久山(3年・F)のアウトサイドが続いて残り2分で12-12と同点に戻すとそこからは入れあいとなり、15-16と順天堂大が1点リードした。

 2Qは江戸川大#97小澤の速攻が出るとここから小澤の3P1本を含む4連続得点でリードを奪う。順天堂大は大きく離されはしないものの、得点が止まりがちとなり、スコアが思ったように伸びない。しかしそこを#99小川が今度はバスケットカウントで流れを変える役目を果たすと、#3小薗井(3年・G)がシュート、アシストにと活躍し、残り3分には#99小川の3Pで再び同点に戻した。タイムアウトを取った江戸川大はここで修正。#14伊藤(4年・G)のドライブが決まり、#3王がポストに押し込みバスケットカウントを獲得。31-29と今度は江戸川大が2点リードで前半を終了した。

 3Q、順天堂大はここまで沈黙していたエース#23泉(4年・F)がこの試合初得点。一方の江戸川大は#1田中のバスケットカウントや#89陶山(4年・F)が軽やかなターンでゴール下を決める。江戸川大は5点のリードに成功するが、オフェンスが好調の#97小澤がここで4つ目のファウルとなってしまう。逆に順天堂大は#20込山(2年・SG)の3Pが決まり、#23泉の3連続のミドルシュートが気持よく決まってまたも追い上げからの逆転で48-49で3Qを終える。

131006ogawa.jpg 4Q、互いに負けられない雰囲気の中、試合はクロスゲームとなる。江戸川大は#1田中、#28平岩(3年・F)のシュートで逆転。順天堂大は立ち上がりで無得点の時間帯が出てしまうが、#23泉や#20込山、#96小川でこつこつ返していく。江戸川大は一時7点のリードを奪うことに成功するが、順天堂大は#20込山の3P、#37千葉(3年・G)からのカットで#23泉が決めて残り2分にまたも同点に追いついた。ここからさらにシーソーとなるが、残り35秒で順天堂大は#99小川のミドルシュートが決まって2点のリード。苦しくなる江戸川大だが、順天堂大のディフェンスに苦労しながらも最後にノーマークの#28平岩のミドルシュートが沈んで残り5.8秒で67-67の同点に戻した。残り時間、江戸川大は#20込山のドライブは弾かれ、時間内にシュートまで持ち込めず延長戦へと突入した。

 延長戦で流れを掴んだのは江戸川大の方だった。まず#1田中のシュートが入ると#89陶山がこれに続き、延長戦を演出するシュートを決めた#28平岩が3連続で決めて順天堂大をシャットアウト。順天堂大は#23泉がシュートを1本決めるにとどまり、79-69で試合終了。江戸川大が2連勝で2部残留。順天堂大は勝負をタイに戻せず、3部残留となった。

131006edogawa2.jpg 初の2部で苦しみ、後半には勢いも失いがちだった江戸川大。この入れ替え戦でも流れが止まる時間帯もあったが、それでも勝負どころは制して2連勝。昇格してきたチームが苦しむのはよくあることであり、それを乗り越えなければ定着はできない。入れ替え戦の2連勝でまずその一歩を踏み出した。

 昨年は降格の入れ替え戦で対戦した因縁の相手に最後まで粘った順天堂大だが、一矢報いることはできなかった。「まだ力が足りなかったということ」と主将の。十分力を蓄えた状態でなければ上に行っても通用しないという言葉は、厳しくもあるが真実だ。3年の主力ガードたちや新人戦でも7位に入った下級生たちがここからさらに力を積み上げ、チャレンジし続けて欲しい。

写真上:ファウルトラブルになったものの、好調に得点を稼いだ江戸川大・小澤。
写真中:一試合を通じて貢献を続けた順天堂大・小川には4年の意地が見えた。
写真下:最後は4年生をコートに送り込んだ江戸川大。涙を見せる選手たちも。

※江戸川大・田中選手、陶山選手、伊藤選手、順天堂大・泉選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  15:55  |  2013リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2013.11.14 (Thu)

【2013リーグ】11/6入れ替れ戦 駒澤大VS立教大 第2戦

駒澤大は第1戦のような反撃ならず
立教大が地力の差で突き放して2部昇格


131107sano.jpg 第1戦は2点差で辛くも立教大が逃げ切り王手をかけたこの対戦。その時は1Qに固さが見られた駒澤大だが、この第2戦は開始から#6斎田(4年・C)がゴール下、ミドルシュートを決めて悪くない立ち上がりだった。しかし立教大も慌てず、#5新保(4年・F)のテイクチャージ、#8丸山(4年・F)のバスケットカウントで勢いに乗った。3連続でファウルを吹かれた場面はややブレーキがかかったものの、#5新保が難しい体勢からシュートをねじ込み、#13平良(3年・G)も素早いレイアップでゴールをさらって盛り立てる。駒澤大は#8野村(3年・SG)のアシストから#6斎田、さらに#33佐々木(4年・SF)のリバウンドシュートが続いて4点差に縮めたものの、立教大は1Q終盤#20望月(1年・G・沼津中央)の3連続得点で15−24と突き放して1Qを終えた。望月は2Qに入っても、鮮やかな1on1で会場を唸らせ、2本の3Pを決めてオフェンスを引っ張る。残り3分17−40と大きく立教大がリードを広げた。しかし駒澤大も#5馬場(4年・PG)、#12川嵜(1年・F・西武文理)の3Pで食らいつき、29−46と奇しくも第1戦の前半のスコアとまったく同じ点数で試合を折り返す。

131107takeda.jpg 第1戦ではここから後半に反撃をくらった立教大も、この日は同じ轍は踏まなかった。#12川嵜に2本の3Pを許すものの、#23阿部(2年・C)がインサイドで確実に加点し、#20望月がスティールから冷静に#8丸山へアシストするなど得点を止めない。駒澤大は#7佐野(3年・SG)が単発で決めるが20点前後の点差が縮まらない。22点差で入った4Qも立教大はリードを保ち、終盤は主将の#4竹田(4年・F)や#9網野(4年・C)をコートに。シュートが決まるたびに大歓声が沸いた。そのまま63−96で試合終了。4年生5人でタイムアップの瞬間を迎え、2部昇格の喜びを噛み締めた。

 第1戦は怒濤の3P攻勢で2点差での惜敗だった駒澤大だが、この日は同じ展開とはならず。試合後には試合に出ていない下級生も含め、悔し涙に暮れていた。今季は昨年の主力が全員抜け、スポーツ推薦がひとりもいない中でゼロからのスタートだった。リーグ戦中は良くない内容の試合もあったが、徐々に調子を上げて1勝をあげるなど、成長も見られた。来季からは3部。今年の経験を生かし、再び力をつけていきたい。

 大差をつけての快勝で2部昇格を成し遂げた立教大。しかしここに至るまでの道のりはそう簡単なものではなく、昨年は有力な選手が集まっているとされながらも没収試合となるなど、チャンスをふいにして絶望も味わった。そこから這い上がった4年生たちが土台になって堅守速攻のチームスタイルを徹底し、有望な下級生たちがその期待に応える奮闘を見せたからこその3部優勝、2部昇格。最高の笑顔でシーズンを締めくくった。

写真上:シュートが持ち味の駒澤大・佐野。最終学年となる来季も奮闘に期待したい。
写真下:プレータイムは長くなかったが、主将としてチームをまとめる役目に徹した立教大・竹田。終盤コートに立ち、シュートが決まるとベンチもひと際大きく沸いた。

※立教大・新保選手、駒澤大・佐々木選手、馬場選手、斎田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:06  |  2013リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2013.11.07 (Thu)

【2013リーグ】11/7入れ替え戦結果

■1・2部間
◇国立代々木競技場第二体育館


早稲田大学69(21-15,14-17,16-26,18-20)78国士舘大学

早稲田大学  2部降格
国士舘大学  1部昇格


 

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EDIT  |  18:46  |  2013関東リーグ予定・結果  |  Top↑

2013.11.06 (Wed)

【2013リーグ】11/6入れ替え戦レポート

5チームが2連勝でチームの運命を決めた第2戦
早稲田大と国士館大のゲームは唯一第3戦へもつれる


 2戦先勝方式で行われる1―2部、2―3部の入れ替え戦。第2戦は、6試合中5試合で先勝したチームが連勝を飾り、昇格や残留が決する結果となった。まず神奈川大・江戸川大はそれぞれ玉川大・順天堂大相手にペースを奪われながらも2部残留を果たして安堵。また立教大が駒澤大を下し2部昇格を成し遂げた。1―2部間は、過去2部で苦しいシーズンを送ってきた慶應義塾大と法政大が、這い上がっての1部復帰。これで中央大・大東文化大が2部に舞い戻ることとなった。嬉し涙や笑顔がはじけた勝者の裏側には、必ず敗者が存在する。それぞれの選手たちのターニングポイントとして、この日が新たなスタート地点となった。

※駒澤大対立教大、江戸川大対順天堂大、神奈川大対玉川大、中央大対慶應義塾大、大東文化大対法政大は別途掲載します。

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【要所でディフェンスを締めた国士館大が早稲田大を下す】
131106kimura.jpg 多くのチームが第2戦で勝負を決める中、早稲田大国士館大の対戦は国士館大が第1戦の借りを返して明日の第3戦へと望みをつなげた。

 開始から国士館大はオフェンスリバウンドを掌握し、先制点は昨日の第1戦と同じく#22原(2年・F)。その後は互角の決め合いが続くが、#22原の速攻や#20馬(1年・C・日本航空)の攻め気が光った国士館大が次第に流れを掴む。早稲田大も#21河上(4年・F)が後ろから走り込んでのブロックショットを決め、#16山本(2年・F)も3Pやリバウンドに奮闘するなど譲らないが、国士館大は決死のチームディフェンスで早稲田大の攻撃をシャットアウト。4分間近く得点させず1Qを9−19とすると、2Q序盤に#8伊集(3年・G)、#4松島(4年・G)が連続で3Pを決め最大14点差を開いた。しかしここから国士舘大は早稲田大のディフェンスを前に決めきれないシーンが目立ち、オフェンスが停滞。その間に#21河上のフェイダウェイシュートや#34池田(2年・G)のカットインで早稲田大が順調に得点を積み重ね、残り1分半には逆転。それでも国士館大は#22原のバンクシュートで約4分ぶりの得点をあげ、#14高橋のドライブで締めて29−31と2点先行して前半を終えた。

131106hara.jpg 3Qも一進一退が続いた。内外バランス良く攻めて的を絞らせない国士館大に対し、早稲田大は#21河上がぴったりマークされながらもアウトサイドから次々射抜いてエースとしての貫禄を見せる。すると3Q終盤、#34池田を起点に#15木村(3年・F)らが速攻に走った早稲田大が一歩抜け出す。#21河上は6点リードに広げる3Pを決めてガッツポーズ。国士館大は#9新田(3年・C)らがミドルを積極的に打っていくもリングに弾かれ、53−47と追う展開で3Qを終えると、4Qも開始早々#21河上が迷わずジャンプシュートを決めて8点差がついた。

 だがここから国士館大も反撃。ようやく決まった#9新田のミドルを皮切りに、#22原や#14高橋が強気で攻めて4連続得点で同点に持ち込む。早稲田大はトラベリングやディフェンスが誰もいないところでパスミスを犯すなどプレーが浮つき、開始5分で逆に7点差をつけられた。国士館大も得点が簡単に伸びるわけではないが、要所で主将の#4松島がアウトサイドからしっかり決めて反撃の隙を見せない。そのまま61−68で逃げ切った。

 第1戦は思うように流れを掴めなかった国士館大だが、この日は持ち味のディフェンスもよく機能して1Qと4Qの失点を一桁に抑えた。攻めては#22原が29得点と第1戦と同様に十分な活躍を見せ、#4松島・#14高橋の4年生コンビも二桁得点。昇格への望みを第3戦につなげた。対する早稲田大も勝負強いシュートで2Qや3Qに流れを掴んで勝負を分からなくしたが、終盤の勝負所でのミスがもったいなかった。昨年の入れ替え戦と同じく、第2戦は国士館大に白星を譲ることに。昨年の場合は第3戦で早稲田大が勝負をさらっているが、今回も同じ展開となるか否か。入れ替え戦最後の一試合は必見だ。

写真上:強気な姿勢でミドルシュートを決めて17得点の早稲田大・木村。
写真下:大事な3Pを決めてガッツポーズの国士館大・原。マークが厳しい中でも頼もしい活躍ぶりだ。


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