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2013.10.20 (Sun)

【2013リーグ1部】10/20レポート

2試合を残して東海大の7年ぶりの優勝が決定
中央大・早稲田大が入れ替え戦へ、大東大も危険な状況に


131020TASHIRO.jpg 筑波大ホームで今季最後の開催となった1部リーグの第16節は、最終週を前にして様々な確定事項があった。危ない内容ながらも勝利して無敗を保った東海大は、最終試合で青山学院大が敗れたことで優勝が決定。焦点は、東海大が全勝優勝を果たせるかどうかに移ることになった。また、下位では中央大と早稲田大の入れ替え戦行きが確定。この週エース宇都が復帰した専修大に2勝差をつけられた大東文化大も、入れ替え戦が寸前に迫る。なお、今年創部以来初の1部を戦う白鴎大は、入れ替え戦の回避がこの日で確定した。

 
 専修大中央大は、立ち上がりから#24田代(2年・F)の3Pが高確率で決まった専修大が早々にリード。エース#11宇都も積極的に攻めていった。中央大は#22山田(4年・PF)の奮闘が光るも、専修大の勢いを止められず。96-71とした専修大が5勝目。入れ替え戦回避に、また一歩接近した。中央大は、この敗戦により入れ替え戦に回ることが決まった。

 3位の可能性がまだ残っている明治大も、大東文化大相手に地力の差を誇示。好ディフェンスで大東大を3Q終了まで35点に抑え込み、攻めては5人が二桁得点を挙げるバランスの良さで圧倒した。77-53の勝利で10勝に到達し、3位の可能性を残した。敗れた大東大は、これで10連敗。入れ替え戦が目前となった。

 白鴎大は、この時点で既に入れ替え戦行きの決まっていた早稲田大と対戦。序盤から#15白濱(4年・F)、#5柳川(4年・F)の両輪が活躍し、1Qはふたりで10点ずつを稼いで好スタート。出遅れた早稲田大は何度か追い上げるが、#23イッサ(1年・C・八王子)の活躍も光った白鴎大が終始リードを保った。81-66で7勝目。勝率5割も射程内だ。

写真:専修大は、田代の3Pラッシュでスタートダッシュに成功。

※専修大・藤岡選手、白鴎大・星野選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【終始競り合うが勝負強さを発揮した東海大が16連勝】
131020TAKAKURA.jpg 東アジア大会に3選手を輩出していた無敗の首位・東海大。前日の早稲田大戦でやや内容の良くない部分があったが、この日#17高倉(3年・G)をスタメン起用した拓殖大相手にシュート率が上がらず、最後まで分からない試合となった。

 立ち上がりから拓殖大は思い切りの良さが出た。#14大垣(3年・SF)と#40藤井(4年・G)が積極的に攻め、それに刺激されたのか徐々に#23バンバ(1年・C・延岡学園)も得点する。後手を踏んだ東海大はエース#24田中(4年・SF)のシュートがことごとく外れて出遅れ、6点を追いかける状況で1Qを終える。試合全体を通じ、互いにハーフコートでじっくり攻める展開が続いたこの試合は、2Qもじりじりしたロースコアゲーム。その中でも拓殖大#40藤井に3Pを許し、東海大はビハインドを12点に広げられた。だが、ここで嫌な流れを#18和田(4年・PG)の得点で断ち切る。持ち前の強力なディフェンスが機能して拓殖大を沈黙させ、外が落ちていた#24田中にも得点が出るなどして挽回。5点差にまで詰め寄り、試合は後半に入る。

131020VENDRAMEFUJII.jpg 迎えた3Q、東海大はいきなり#7晴山(3年・PF)がバスケットカウント。#23バンバの得点で返した拓殖大だが、#24田中のターンシュート、#51須田(4年・SG)がスティールから速攻に走り30-30として東海大が遂に追いつく。拓殖大も食い下がるが、東海大はセットプレーの合わせで#0ベンドラメ(2年・G)、#10バランスキー(3年・PF)の得点が続き、#24田中のバスケットカウントも飛び出して、残り4分で6点のリード。東海大はここからややペースダウンするも、やはりディフェンスの隙は少なく拓殖大は#40藤井の得点が単発に出るのみの展開が続く。一進一退の展開が再び動いたのは3Q終了間際。#17高倉がミドルシュートを決めると、4Q立ち上がりに#23バンバが相次いで得点して拓殖大は同点とし、試合はまたも振り出しに。東海大が#0ベンドラメの3点プレーや#24田中がリバウンドを押し込んで優位に立つものの、拓殖大は#17高倉の3Pで集中を切らさず、#99赤石(2年・C)と#23バンバのジャンプシュートが決まって、残り4分で再逆転。一時追いつかれるも#14大垣の3Pですぐにリードを保つ。だが、ファウルも込んで苦しい東海大も、残り2分で#24田中のゴール下で1点差に戻す。互いにミスもあって手に汗握るノーゴールの均衡状態が破れたのは残り25秒。#24田中がこの日初の3Pを沈めて勝負強さを発揮し、タイムアウト後の拓殖大のスローインは5秒オーバーの判定。我慢の展開を乗り切った東海大が、60-57で辛うじて勝負を制した。

 息詰まる接戦となったこの試合。東海大にとっては田中のアウトサイドが入らず思うように得点を伸ばせなかったのは誤算だった。拓殖大のオフェンスは乗せずに50点台に抑え、自分たちの試合ができたとも言える。低調だったオフェンスは、最終週までに修正しておきたいポイントだ。これでリーグ戦は無傷の16連勝となり、直後の青学大の試合結果を待つ状況となった。

写真上:「(東アジア大会期間中の)練習では藤井の代わりを担ってくれていた」(池内監督)という拓殖大・高倉。ロースコアゲームで9得点を挙げ、スタメン起用に応えた。
写真下:ルーズボールを争う東海大・ベンドラメと拓殖大・藤井。代表チームで共闘した両者のマッチアップも、この試合の見所だった。

※東海大・ベンドラメ選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 
【勢いで上回った筑波大がホームで青学大を下す】
131020TSUKUBA.jpg 敗れれば東海大に優勝を許してしまう青山学院大と、ホームでの2連敗はなんとしてでも回避したい筑波大。この両者による最終試合も、熱を帯びたものとなった。

 序盤から、主導権はホームの声援に奮起した筑波大が握った。#92村越(2年・PF)と#32武藤(4年・C)はインサイド、#14坂東(3年・SG)は外のシュートと担うべき役割をしっかりと示す。青学大は連携不足が懸念にあってか、なかなかインサイドにボールを入れずに単発なアウトサイドが中心の攻めに終始。1Qでいきなり筑波大が10点のリードを得る。出遅れた青学大は、ここからアウトサイド中心だったパターンをやや修正。#9安藤(1年・SF・四日市工)が果敢にアタックして得点し、#0船生(2年・SG)も決めて一時は同点に。だが、筑波大はタイムアウトも使ってここから落ち着きを取り戻し、#35池田(4年・SF)のレイアップや#21笹山(3年・PG)の3Pでリードを再度広げる。#32畠山(4年・PG)の3Pで青学大も追走するが、ここから得点が止まる。筑波大は#21笹山の得点に続いて#10山田(3年・PF)のセカンドショットも決まって勢いを継続。リード7点で前半終了となった。

131020FUNYUU.jpg 3Q、ここで光ったのは筑波大#32武藤の攻め気。身長差のある#7野本(3年・CF)がそびえるインサイドに果敢に攻めて次々とフリースローを獲得。#35池田の3Pや#21笹山のドライブも決まってじわりと点差を広げる。青学大も中への仕掛けから得点するが、この時間帯は筑波大の勢いが上回った。#7野本の3Pで何とかつなぐが、青学大は14点を追いかける展開で最後の10分間を迎えることとなる。試合は筑波大の流れかと思われたが、どうしても負けられない青学大の懸命さが4Q序盤は実を結んだ。必死さが出て互いにミスが出る中、#13鵤(2年・PG)のバスケットカウントや#18笠井(2年・PG)の3P、この日好調の#0船生が相次いでゴール下を制して再び詰め寄る。苦しい展開の筑波大は、オフェンスの軸である#21笹山が足をつりかけてベンチへ下がる。交代した#42坂口(4年・PG)が3Pで仕事を果たし、#92村越の3点プレーも出たが、青学大#7野本や#0船生に失点し、プレスにさらされミスも出て、残り1分48秒でリードは3点に。筑波大はこの重要局面で、回復した#21笹山が再びコートへ。互いに接触が激しくなりフリースローを決め合って迎えた筑波大の最後のオフェンス、#35池田の3Pは落ちるがこのリバウンドを制したのは筑波大#10山田。このプレーが決定打となった。その後ファウルから得たフリースローを着実に沈めていった筑波大が、82-75とし、ホームでの激戦にピリオドを打った。

 何度も青学大に迫られた筑波大だったが、ホームの声援をバックにその都度相手を押し返す力強さを発揮。武藤がインサイドで積極的に得点を量産し、池田や坂東の外のシュートも効果的だった。また司令塔の笹山は、一度は足を痛めながらもコートに戻る気合いを見せ、全員で勝ち取った勝利となった。これで筑波大には自力での3位を掴める可能性が残った。残りの2試合で、この試合に見せた勢いの良さを持続させられるか。

 青学大は噛み合わなかった前日の反省点を踏まえ、早めに状態の良い選手を揃えた布陣に。船生や笠井、代表チームの活動でチームを離れていた鵤といった2年生の面々が活躍を見せたが、連携の甘さも出て連敗。思わぬ形で東海大の優勝を許した。東アジア大会に参加していた3選手がチームに戻ってすぐのリーグ戦では難しさもあったはずだが、廣瀬コーチ「それは言い訳。チームがまとまって戦えなかった。自分が(チームを良い方向に)仕向けられなかった」と潔く話した。昨年は早々にリーグ優勝を確定させたが、今年は東海大と逆の立場となってしまった。「東海さんに勝って終わりたい」と廣瀬コーチ。一週間で修正を期す。

写真上:勝利を手にし、池田らが笑顔をはじけさせた筑波大。
写真下:マークが厳しい中、積極的に攻めた青学大・船生はチーム最多の20得点。

※筑波大・笹山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 
 青学大が敗れたことで優勝が決まった東海大。リーグ優勝は、竹内譲次(現NBL・日立)らを擁した2006年以来の優勝である。陸川監督「私たちの武器はディフェンス。今日は苦しんだけど、うちらしいゲームだったかな」とコメント。リーグ戦は、ここまでの16試合のうち12試合が60失点以下という抜群のディフェンスで、コツコツと勝ち星を積み重ねてきた。「このあとの2試合をしっかり勝ってインカレにつなげる。この先もあるので気を引き締めていく」(陸川監督)。無敗を最後まで維持し、全勝での優勝を果たせるか。

 

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2013.10.20 (Sun)

【2013リーグ2部】10/20レポート

国士舘大が入れ替え戦&インカレ出場枠を獲得
混戦の2部もあと2試合で運命が決定


130120adachi.jpg 残すところあと2試合の2部も少しずつ決着がつき始めている。ここまで無敗の慶應義塾大は国士舘大と対戦し、16戦目にして初黒星。国士舘大はこれで最終週を待たずに2位確定となり、昨年同様に入替え戦進出。そしてインカレ出場枠も手に入れた。一方、日本大はこの日8位の日本体育大に敗戦。これによって3位争いはさらに混迷。入れ替え戦の残り1枠は、最終週に決定することとなった。1部とはまったく違う構造の、限られた枠を争う熱さを持ったリーグも、残すところあと1週だ。


 3位獲得のためには残りを落とせない法政大江戸川大と対戦。法政大は#24加藤(2年・F)が1Qから気持よくミドルシュートを沈め、一方の江戸川大は#1田中(4年・G)、#17菊池(3年・G)の外が決まり、速攻も出て21-20。2Qも互いに入れ合う形が続いたが、法政大は#7藤井(1年・G・厚木東)の3Pや#5松澤(3年・C)のゴール下も生きて徐々に引き離し47-37とリードして前半を終えると、後半の立ち上がりで#0高田(4年・G)のシュートが連続で決まり、波に乗った法政大が93-69と最後は30点差をつけて勝利した。

 3位の望みをつなぎたい神奈川大関東学院大の対戦は、2Q以降を押し切った関東学院大が勝利した。1Qこそ互角だったが、勝負を分けたのは2Q。関東学院大は#7荒木(4年・F)の3Pが立て続けに決まり、ファウルでベンチへ下がった#10エリマン(3年・C)不在の影響も感じさせず#15下山(4年・CF)が奮闘し、前半で32-45とリード。反撃したい神奈川大だがこの日はどのシュートも短く、なかなかネットを通過しない。オフェンスのリズムを立て直せないまま引き離され、最終スコアは59-88。関東学院大は#7荒木が7本の3Pを沈めて31得点と勝利の立役者になり、3位の可能性をつないだ。

写真:この試合スタメン出場となった法政大・安達。

※法政大・藤井選手、関東学院大・下山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【駒澤大は終始粘るが東洋大がリードを保つ】
131020komazawa.jpg 東洋大駒澤大の対戦は、前半は東洋大ペースの24-35。駒澤大は最初に差をつけられるとそこでズルズルと離される悪いクセが出そうになるが、後半になってからもあきらめずにつないだ。東洋大は3Q序盤に24-42と大きく引き離すものの、途中からなかなかシュートが決まらなくなり、駒澤大の追い上げが始まった。#7佐野(3年・SG)の3Pが決まり#8野村(3年・SG)もそれに続くとじわじわ点差を詰めていく。東洋大は終盤に#7筑波(3年・F)、#11中村(1年・PG・幕張総合)のシュートが決まり36-48と12点差にするが、4Qは再び駒澤大が盛り返す。東洋大は#4井谷(4年・C)のファウルトラブルがあり、#6村上(3年・G)が得点していく。駒澤大もアウトサイドで得点して10数点差でついていき、終盤になると#11中野(2年・G)のバスケットカウント、#7佐野の3Pが出て東洋大のテクニカルで得たフリースローを決めて更に差を詰める。東洋大は追いつかれるまではいかないが、駒澤大は終盤に#11中野が2本の3Pを連続で決めて62-59。3点差まで追い上げたものの、惜しくもそこでタイムアップとなった。

 駒澤大は1Qが8点に終わったのが惜しまれる内容だった。しかし3部との入れ替え戦に向けてチームの良い部分も出てきている。この調子で残り2試合を戦いたい。東洋大は1Qと3Qでロースコア気味となったのが響いた。まだ波が出る場面があり、そこを修正したいところだ。

写真:最後に3Pを決めた駒澤大・#11中野の頭を#8野村も笑顔で叩いていた。

東洋大学:8勝8敗
駒澤大学:1勝15敗

※東洋大・宮里選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【勢いあふれる攻守で日本体育大が日本大を下す】
131020honma.jpg 1Qからアグレッシブな攻撃が続いた日本体育大が、3位を死守したい日本大を下す金星をあげた。1Qは17-15と日体大の2点リード。2Qも日大が追う形でクロスゲームとなるが、残り約1分で#9佐野(2年・G)のフリースローで日本大が逆転。続けて#9佐野の3P、#14高橋(1年・SG・札幌日大)のシュートもあって33-37と日本大がリードして前半を終えた。

 3Qも接戦が続いた。日本大は#37安田(4年・G)の3Pに#14高橋がコンスタントに得点。しかし日体大は#9出羽(3年・F)が好調で#88万(2年・C)もインサイドでバスケットカウントを獲得。#11北川(4年・G)も一対一からのシュートや#9出羽へのアシストを決めていく。どちらに流れが傾いてもおかしくなかったが、Q半ばで畳み掛けるような攻撃が続いた日体大が58-47とここで一気に引き離すことに成功した。それでも日本大は4Qに#14高橋のスティールからの速攻、#25菊地(4年・F)の3Pなどで盛り返そうとするが#24刘(2年・C)が連続ファウルで流れを掴めない。日体大は得たリードを守って得点を重ねていく。残り3分となり、日本大は必死の攻撃が続き、#20舘(2年・C)のバスケットカウントやゴール下、#14高橋のシュートなどで3点差にまで戻すが、日体大は#11北川が3P、フリースロー、速攻と最後のオフェンスで主導権を握り、79-70で勝利した。

 日本大はインサイドを攻めきれず、バランスが悪い状態を改善できなかった。法政大、関東学院大に勝率で並ばれたが法政大が対戦結果で上回り3位から転落。残り2試合に3位を懸ける。日体大は終始良い状態で試合ができた。良い日と悪い日の差が激しいが、北川、出羽の活躍が鍵だ。入れ替え戦圏内から抜け出せるか、こちらも残り2試合が重要だ。

写真:勝利にガッツポーズの日体大・本間。

日本体育大:7勝9敗
日本大:9勝7敗

※日本体育大・北川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【慶應大は追いつくも国士舘大の集中力が上回る】
131020hara.jpg 既に優勝を決めている慶應義塾大は、勝てば2位が決まる国士舘大と対戦。国士舘大は勝ちへの強い意欲が1Qからあふれるプレーぶりで、立ち上がりはリードする。慶應大も次第にエンジンをかけて1Qは19-23リード。しかし2Q頭に国士舘大ディフェンスを割れない時間帯に逆転され、ファウルも込んで前半は44-32と逆転されてしまう。

 3Qに入り、慶應大は#14大元(2年・G)の得点で盛り返すが、国士舘大も#22原(2年・F)、#4松島(4年・G)、#9新田(3年・C)らが途切れず得点し、#8伊集(3年・G)の3Pで流れを掴んで再び慶應大を15点引き離す。慶應大は終盤に必死のディフェンスで立て続けに国士舘大からターンオーバーを奪い、追い上げ開始。65-60と5点差にして4Qに入った。慶應大は#16 伊藤(3年・G)の3P、#11権田(3年・F)や#21西戸(1年・G・洛南)のシュートで残り7分半で逆転。しかし国士舘大もここで切れなかった。#8伊集と#9新田で得点していき、1点を争うクロスゲームに。慶應大は#4蛯名(4年・G)が5ファウルになってしまうのとは反対に国士舘大は流れが途切れず90-83で逃げ切り、大きな1勝をあげた。

 国士舘大はディフェンスが良く、慶應大の一対一を封じる場面が目立った。また、ガード陣のドライブからの新田へのパスがよく通り、何度も慶應大ディフェンスの裏をかいての得点が続いた。これで昨年に続き入れ替え戦、そして念願のインカレ出場を手に入れた。再びの旋風となるか、期待がかかる。

 慶應大はリーグ戦初黒星。この日は相手の攻守に対し後手を踏む部分が多く、ディフェンスの甘さも目立った。優勝を決めているとはいえ、気持ちを再度引き締めることが必要だ。次戦は再び調子を上げてきている関東学院大戦。前回は最後まで1点を争う勝負だっただけに、油断は禁物だ。

写真:アグレッシブなオフェンスを見せた国士舘大・原は18得点。

国士舘大学:12勝4敗
慶應義塾大学:15勝1敗

※国士舘大・新田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:40  |  2013リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2013.10.20 (Sun)

【2012リーグ3部】10/20レポート(最終日)

優勝決定戦は熱気あふれるオーバータイム!
立教大・順天堂大・玉川大が2部との入替戦へ


131020heikaishiki.jpg 最終戦を迎えた3部リーグ。インカレへの出場権のない3部は、1年間のすべてをリーグ戦の16試合に懸けていると言っても過言ではない。また入れ替え戦に進まない多くの4年生たちにとっては、この日が学生バスケットを締めくくるラストゲーム。その想いも相まって会場は笑顔あり涙あり、上位リーグも下位リーグも白熱した好ゲームが繰り広げられた。


 上位リーグ第1試合、試合前からすでに國學院大の5位、山梨学院大の6位は決まっていたが、勝ってシーズンを締めくくろうと試合は延長にもつれる接戦となった。3Qが終わって國學院大が16点リードしていたが、4Qで巻き返した山梨学院大が残り5秒に#3張(3年・C)のゴール下シュートで同点に。延長戦の5分間は互いにフリースローを決め合う形となり、山梨学院大が91−84と逆転勝利で意地を見せた。続いて行われた第2試合、東京成徳大玉川大の対戦は、勝てば入れ替え戦に進出、負ければ残留の大一番。緊張感あふれるゲームを制したのは、2次ステージに入り「ディフェンスが良くなってきた」(#0畠山)という玉川大だった。失点を50点以下に抑え、ガード陣も快調に得点を伸ばして67−47の快勝。玉川大が3年連続となる入れ替え戦進出を決めた。

 下位リーグも大混戦だった。前日の時点で東京学芸大・東京経済大・埼玉工業大が7勝8敗と3チームが同率で並ぶ状況。まず第2試合で東京経済大埼玉工業大91−69の末に破り、入れ替え戦回避を決めた。東京学芸大は最終戦に勝っても東京農業大・東京経済大と8勝8敗で並んで3チーム間の成績により9位となるため、埼玉工業大と東京学芸大が4部との入れ替え戦にまわることに。第3試合、東京学芸大東京農業大に終盤までリードして意地を見せたが、我慢の展開を乗り切った東京農業大が4Qで怒濤の反撃。そのまま東京農業大が88−81で勝利をさらった。すでに自動降格が決まっている成城大明星大の対戦は、明星大が87−69で嬉しいリーグ戦初勝利。1次ステージの借りを返して得失点も3点上回り、明星大が11位、成城大が12位となった。
※下位リーグの文面に間違いがありました。訂正してお詫びいたします。

写真:自主運営の3部リーグだが、毎年スタッフの手によって閉会式が行われるのが伝統。全12チームの面々がずらりと並んだ。

<3部リーグ最終順位>
1位 立教大学   15勝1敗(2部10位との入替戦へ)
2位 順天堂大学  14勝2敗(2部9位との入替戦へ)
3位 玉川大学   10勝6敗(2部8位との入替戦へ)
4位 東京成徳大学 9勝7敗
5位 國學院大學  8勝8敗
6位 山梨学院大学 7勝9敗

7位 東京農業大学 9勝7敗
8位 東京経済大学 8勝8敗
9位 東京学芸大学 7勝9敗(4部4位との入替戦へ)
10位 埼玉工業大学 7勝9敗(4部3位との入替戦へ)
11位 明星大学   1勝15敗(4部に自動降格)
12位 成城大学   1勝15敗(4部に自動降格)

【関連リンク】
3部1次ステージ総括(8/31〜9/29)

※玉川大・畠山選手、東京成徳大・西谷選手、國學院大・佐藤選手、東京農業大・榎本選手、東京経済大・小島選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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【延長戦の末、立教大が順天堂大にリベンジ達成!】
131020shinbo.jpg 順天堂大立教大。今季3部の2強としてリーグを引っ張り、お互いの存在を強く意識していたライバルだ。最終日まで14勝1敗と並走しながらそろって入替戦進出を決め、見据えるのはその先の1位通過のみ。最終試合に最高のシチュエーションが整い、試合が熱くならないはずがなかった。

 序盤は一進一退。しかし次第に流れは順天堂に傾いた。1Qを3点リードで終えると、2Qには#99小川(4年・F)、#33喜久山(3年・F)の3Pで点差を広げる。だが立教大はディフェンスで悪状況を打開。スティールから#22清水(2年・F)が速攻を決め、さらに相手のオフェンスファウルやトラベリングを誘って2Q開始5分には一時逆転した。順天堂大も#37千葉(3年・G)や#33喜久山が高確率でシュートを決めて再び先行するが、立教大は#19三上(1年・G・北陸)の連続得点で食らいつき、付かず離れずの展開が続く。2Q終盤、順天堂大は#37千葉が好ディフェンスで相手の速攻を止め、逆速攻に走った#96佐藤(3年・PF)がブザービーターでバスケットカウント獲得。43−36と良い形で後半につなげると、3Qも順天堂大ペースだった。後半開始3分で13点差。立教大は#5新保(4年・F)の得点で苦しい時間帯をつなぐも、3Q残り4分には新保が4つ目のファウルを吹かれ黄信号が灯る。順天堂大はこの好機に#99小川がフリースローで加点し、#55最上(3年・F)もルーズボールなどで渋い働きをして二桁リードをキープした。立教大は#23阿部(2年・C)が点を稼ぐが点差はなかなか詰まらず、70−59と11点差で最終Qへ。
 
131020mochizukimorikawa.jpg 4Q、ここから立教大が挽回を図る。引き締まったディフェンスでじわじわ追い上げ、残り4分5点差に。互いに勝負強いシュートを決め合い、試合はさらにヒートアップした。立教大の#20望月(1年・沼津中央・G)がフリースローと3Pを決めて同点にすれば、順天堂大も#99小川のフェイダウェイ、#37千葉の3Pで再び5点差に押し戻す。それでも立教大はルーキーたちの勢いが止まらない。#21森川(1年・G・札幌日大)のジャンプシュート、#19三上の値千金の3Pで残り1分同点に追いつくと、残り25秒、#21森川の速攻でついに逆転した。窮地に立たされた順天堂。残り15秒、2点を追う場面で#37千葉にフリースローが与えられるが、2投目がこぼれる。このボールを#23泉が必死にリバウンドでつないだものの、迷わず放った#33喜久山の3Pは無情にもリングに弾かれた。残り9秒、立教大は#20望月がフリースローをきっちり2本決めて3点リードに。しかしここで4年生としての意地を見せたのは順天堂大#23泉。終了間際に放った3Pが見事ネットを通過し、会場はどっと大きな歓声に包まれた。試合はオーバータイムに突入する。

131020izumi2.jpg 延長戦も緊迫した競り合いが続く。残り2分半、立教大は#5新保がファウルアウトとなり、コートに1年生3人・2年生2人という布陣に。だがこれで流れが順天堂大に傾くかと思いきや、立教大の下級生も物怖じしなかった。足を使ってノーファウルでプレッシャーをかけ、攻めては#20望月が3P、速攻からのジャンプシュートと度胸満点のプレーで残り1分5点リード。順天堂大も残り50秒で#33喜久山が3Pを決めて勝負を分からなくするが、#22清水にドライブを許して残り30秒4点ビハインドと苦しくなった。再逆転とはならず、立教大が95−100で激闘を制した。

 長くリードを奪っていたのは順天堂大だったが、最後は運動量の落ちなかった立教大の勢いが上回った。「相手が順天でも、自分たちの目指す堅守速攻のスタイルが出せれば勝てるという自信はあった。それを練習中から口酸っぱく言ってきて、結果的にそれが延長戦でも走り勝てた要因になったと思う」と主将の#4竹田。チームを救った下級生たちについても「将来性のある子たちばかりだし、みんなひたむきに練習に取り組んでいる。立教大の未来は明るいと思うし、自分たちの代で絶対に2部に昇格しなければいけない」とますます決意を固めた。3部新人王の#20望月は、「4年生たちのためにも勝ちたかった」と試合後にコメント。上級生の支えのもと、度胸満点の下級生たちがのびのびプレーした結果の3部優勝だった。

 一方、逆転負けを喫した順天堂大は、試合後悔し涙に暮れる選手もいた。特に来季が懸かる3年生は4年生に負けないほど想いが強く、だからこそ1位通過の切符を失った事実が受け入れがたく呆然とした様子だった。それでも入替戦は目前に迫り、気持ちを切り替えて臨まなければならない。2部の順位はまだ分からないが、もし暫定9位の江戸川大が相手となれば2010年・2012年と入替戦で対峙している因縁のカード。昨年の借りを返して1年での2部復帰なるか、勝負の行方を見守りたい。

写真上:3部MVPを受賞した立教大・新保。持ち味のシュートだけでなく、4ファウルの状況で泉からテイクチャージを奪うなど決死のディフェンスも光った。
写真中:激しい守りで相手を止めた森川を望月が助け起こす。立教大のガード陣の激しいディフェンスが順天堂大を苦しめた。
写真下:エースとして積極的に攻めた泉。特にここ一番に同点3Pを決め、勝負を延長へと持ち込んだ働きはさすがだった。

※立教大・望月選手のインタビュー、3部個人賞の結果、試合と閉会式の写真は「続きを読む」へ。
 

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2013.10.20 (Sun)

【2013リーグ1部】10/19,20 筑波大ホームゲームレポート

「新しい体育館で、新しい意味での団結を」
被災からの復興を象徴する意義深い開催に


homegame1.jpg 2年半前の東日本大震災で被害を受けた筑波大の体育館。新しく建て直しが終わったばかりのこの体育館で、中断していた1部リーグが再開した。毎年恒例の筑波大ホームゲーム開催にあたって、今年も関係者に話を聞いた。


 筑波大の通常の練習で使用しているこの体育館。公式戦を開催するとなると手狭感はあるが、コートと観客の距離感はここ数年使用してきたつくばカピオ開催時よりも圧倒的に近い。筑波大学スポーツアソシエーションの神林秀彰さん「1戦目は観客の歓声がすごく、選手も緊張でいつものプレーができなかったかもしれない」と口にしつつ、「盛り上がったことはすごく良かったです」と一定の収穫を感じた様子。来年以降、どのような開催形式、内容になるのか着目したい。

homegame2.jpg ホームゲーム開催にあたり、筑波大チームがこの体育館での開催にこだわったことにはある理由がある。グッズ販売やアトラクションの実施などは、これまでの経験も活かして例年通りだった一方で、今年は旧体育館が使えなくなってから2年半の間の筑波大バスケ部の歩みを載せた掲示板(写真)を設置。普段は筑波大のBチームで活動しつつホームゲーム委員会でリーダーを務めた4年生の梅原一喜「体育館が壊れてしまった震災は僕たちにとっても大きな出来事で、復興の象徴としての体育館ができたので、完成時期が決まったらそこでやらせてもらいたかった。震災からの期間のことを記した掲示板も設置し、募金箱も置くことで、お客さんに被災した時の思いを忘れてもらわないで欲しいというのが今年のコンセプトです」と、感慨深げに話す。

「今のチームで震災を経験したのは、1年生の終わり頃に被災した僕たち4年生だけ。チーム成績は、震災以降上がっているので、震災が僕たちに団結するきっかけを与えてくれたのかなと思う。3年生以下は震災前にAチームとBチームが一緒に練習していたことを知らない。新しい体育館でまた一緒に練習を重ねることで、より新しい意味で団結して欲しいです」と続けた。筑波大は、初戦は落としたものの、2戦目は強豪・青学大を相手に見事な勝利。またここから、筑波大の新たな歩みがスタートしていく。

写真上:筑波大のベンチの真後ろに、応援団がずらりと並んだ。
写真下:掲示板には、震災後A・Bチームで練習がバラバラになった中でも「団結」をスローガンに掲げ戦ってきたこれまでの歩みが記されている。

※会場の様子は「続きを読む」へ。

つくばスポーツOnline
筑波大学バスケットボール部

 

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2013.10.20 (Sun)

【2013リーグ】10/20結果

■関東大学1部リーグ
◇筑波大学 筑波キャンパス

専修大学96(25-17,26-11,19-20,26-23)71中央大学
大東文化大学53(12-14,12-24,11-20,18-19)77明治大学
早稲田大学66(16-22,17-20,17-18,16-21)81白鴎大学
東海大学60(10-16,13-12,22-13,15-16)57拓殖大学
青山学院大学75(14-24,24-21,14-21,23-16)82筑波大学

東海大学   16勝0敗
青山学院大学 13勝3敗
筑波大学   11勝5敗
拓殖大学   11勝5敗
明治大学   10勝6敗
白鴎大学   7勝9敗
専修大学   5勝11敗
大東文化大学 3勝13敗
早稲田大学  2勝14敗
中央大学   2勝14敗

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■関東大学2部リーグ
◇日本体育大学 世田谷キャンパス

駒澤大学62(8-12,16-23,12-13,26-21)69東洋大学
日本大学70(15-17,22-16,10-25,23-21)79日本体育大学
法政大学93(21-20,26-17,20-15,26-17)69江戸川大学
慶應義塾大学83(23-19,9-25,28-21,23-25)90国士舘大学
神奈川大学59(21-22,11-23,14-25,13-18)88関東学院大学

慶應義塾大学 15勝1敗
国士舘大学  12勝4敗
法政大学   9勝7敗
関東学院大学 9勝7敗
日本大学   9勝7敗
東洋大学   8勝8敗
神奈川大学  8勝8敗
日本体育大学 7勝9敗
江戸川大学  2勝14敗
駒澤大学   1勝15敗

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■関東大学3部上位リーグ
◇立教大学 新座キャンパスaコート(最終日)

國學院大學84(21-20,22-17,25-15,8-24,*8-15)91山梨学院大学 *OT
玉川大学67(17-11,23-8,15-13,12-15)47東京成徳大学
順天堂大学95(22-19,21-17,27-23,18-29,*7-12)100立教大学 *OT

1位 立教大学   15勝1敗(2部10位との入替戦)
2位 順天堂大学  14勝2敗(2部9位との入替戦)
3位 玉川大学   10勝6敗(2部8位との入替戦)
4位 東京成徳大学 9勝7敗
5位 國學院大学  8勝8敗
6位 山梨学院大学 7勝9敗

■関東大学3部下位リーグ
◇立教大学 新座キャンパスbコート(最終日)

成城大学69(22-21,11-19,12-25,24-26)87明星大学
埼玉工業大学69(22-21,11-19,12-25,24-26)91東京経済大学
東京農業大学88(19-19,22-19,15-25,32-18)81東京学芸大学

7位 東京農業大学 9勝7敗
8位 東京経済大学 8勝8敗
9位 東京学芸大学 7勝9敗(4部4位と入替戦)
10位 埼玉工業大学 7勝9敗(4部3位と入替戦)
11位 明星大学   1勝15敗(4部に自動降格)
12位 成城大学   1勝15敗(4部に自動降格)

 

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