FC2ブログ
2013年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月


サイトを移行しました。現サイトはアーカイブとして継続してご覧いただけます。
http://bojweb.com

2013.10.03 (Thu)

【2013リーグ1部】9/29レポート

ホームに多くの観客を集めた東海大が
声援にも後押しされて明治大を下す


130929tokai.jpg 1部リーグは既に終盤に入っている。東海大はリーグ休止前の最後の試合でホームに難敵・明治大を迎えたが、これを退け首位をキープ。駆けつけた満員の観客からワンプレーごとに大きな歓声が上がった。追走する青山学院大も勝利し、両者のつばぜり合いが続く。同率で並ぶ筑波大と拓殖大はいずれも10勝目を挙げた。下位争いに目を転じると、白鴎大が中央大から大きな白星を勝ち取り、7位以下のチームと2勝の差。入れ替え戦回避へ一歩前進した。一方、7位以下の4チームは星ひとつの差に固まり、どこが抜け出すのか全く予断を許さない状況にある。ただ、細部の順位は終盤まで予想できないが、上位と下位ははっきり別れ、大まかな実力構造が見えている。2勝にとどまる早稲田大と中央大は入れ替え戦の自力回避はできない。下位チーム同士の対戦も残っており、全体の星取りが各チームの運命を分けそうだ。

 ここから1部リーグは学生代表を送り込む、東アジア大会開催に伴う中断期間に入る。残った選手にとっては1カ月の過密日程の疲れを調整できる時間にもなり、けが人のいるチームにはその回復を待てる貴重な中断になるだろう。


130929MUTO.jpg 前日3位に浮上した筑波大と下位から抜け出せない専修大の試合は、1Qこそ競り合う展開となったものの、1Q終盤から2Q序盤にかけて筑波大#35池田(4年・SF)が存在感を発揮。鮮やかな速攻で走り、3Pを決める活躍で一気にリードを拡大した。13点リードで迎えた後半も#92村越(2年・PF)のバスケットカウント、#14坂東(4年・SG)の3Pなど、多彩なパターンで得点を重ねていった。90—60とした筑波大は6連勝となり、3位を維持。中断期間を挟み、ホームでの連戦に臨む。

 青山学院大早稲田大の試合は1Qで青山学院大が30得点を取る猛攻を仕掛け、一気に勝負をつけた。早稲田大は#11河合(1年・G・洛南)が外をまずまずの確率決めるが、全体的にチームを牽引するような流れを作れず。ここ数試合復調の様子を見せていた#21河上(4年・F)も6分の出場にとどまり、87-59で青山学院大が圧勝した。

写真上:満席の観客席。Bチームもビブスを着て応援を盛り上げた。
写真下:マークの厳しい中でも得点を重ねる筑波大・武藤はチーム最多の19得点。

※筑波大・池田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


--------------------------------

【徐々に劣勢を押し戻した白鴎大が逆転勝利】
120929OOKAMA.jpg 下位集団の争いの中から抜け出しつつある白鴎大は、ここまで2勝止まりの中央大と激突した。中央大は序盤から#5谷口(3年・F)が絶好調。インサイドへ進入してのゴール下、3Pも2本決めるなどで、3分強で個人10得点をマーク。スタートダッシュに成功した。シュート率が上がらない白鴎大は手詰まりに。交代出場の#22山田(4年・PF)も出た中央大が、1Qは9点のリードを得る。しかし、2Qは互いに一進一退の展開に。白鴎大に#15白濱(4年・F)のバスケットカウントや、ベンチスタートの#36パブロプヒナス(4年・C)の得点が出れば、一時停滞した中央大は#5谷口のタフショットで息を吹き返し、#22山田がリズム良くジャンプシュートを続ける。前半が終わって、36−29と中央大リードは変わらず。

 この展開から、3Qから白鴎大がペースをつかむ。きっかけは#10田中(4年・PG)の3P。#28川邉(1年・F・高岡工芸)のペネトレイト、#10田中の2本目の3P、#15白濱のレイアップと続いて逆転に成功。中央大は、#23イッサ(1年・C・八王子)がそびえるインサイドで勝負できず、外のシュート率が悪化して手詰まりに。白鴎大は、ここからオフェンスでも#23イッサのインサイドが効いた。速攻からのゴール下、こぼれ球を押し込み、更にはジャンパーも決めて好循環を維持。10点リードで迎えた4Qはオフェンスが単発となるが、シュートを打ち急ぐ中央大もリズムを掴めず。中央大が早い段階でチームファウルが5つに達してしまったのにつけ込む形で、白鴎大はこの場面でフリースローを得ていった#1大釜がこれをほとんど落とさず、隙を与えなかった。結局74−62のスコアとした白鴎大が試合を制した。

 初めての1部を戦う白鴎大は、ここまでリーグ戦を通じて白濱が好調を維持。ここ数試合は川邉とイッサの両ルーキーがオフェンスリバウンドを得点に繋げる活躍を見せ、相手にダメージを与えている。柳川の調子が今ひとつの感もあるが、残留に向けて頭ひとつリードした形となった。一方の中央大は、過酷な14試合で僅か2勝に止まった。それでも、前日に復帰した山田が期待通りの活躍を見せている。中断明けの残り4試合で、入れ替え戦回避にかける。

写真:大釜がフリースローで12/13の数字を残したのも、白鴎大勝利の要因だ。

白鴎大学:5勝9敗
中央大学:2勝12敗

※白鴎大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【終始大東大が追いすがるが拓殖大に追いつけず】
130929nagai.jpg 9勝の拓殖大と連敗が続く大東文化大の対戦は、大東文化大が粘りを見せる内容となった。1Qの立ち上がりは拓殖大は#39成田(1年・G・藤枝明誠)のシュートなどで一気に差をつける。大東文化大は開始早々#28兒玉(3年・G)が得点してから点数が止まるが、#55永井(4年・PG)にガードを交代すると流れを呼び込むことに成功。#23バンバ(1年・C・延岡学園)をかわしてシュートするとベンチから歓声が上がった。1Qは16-20の拓殖大リード。2Qも付かず離れずといった流れになる。大東大は#1高橋(3年・SG)がアシスト、速攻で魅せ、拓殖大は#40藤井(4年・G)が勝負強さを見せる。拓殖大は#14大垣(3年・F)の3Pと#24満島(2年・G)の速攻で拓殖大が一次10点以上の差をつけ、2Qは6点リードとなった。

 後半、大東文化大は#55永井、#86小野寺(4年・C)らの得点で追い上げる。拓殖大は単発になりかけるがリードは保っていく。大東文化大は#30鈴木(4年・SG)のシュートで残り1分4点差にすると、最後は#55永井のタップシュートも出て、望みをつないで4Qへ。拓殖大はターンオーバー、大東大はファウルが続く形で大東大が3点差を追って激しくやりあう時間が続くが、拓殖大は残り5分に#40藤井のシュートと#23バンバへのアリウープパスが出て流れを呼びこむ。大東大は#86小野寺のオフェンスリバウンドからの得点で粘るが、終盤の攻撃をうまく組み立てられず、最後は引き離されて60-73で試合終了。終始粘りは見せたものの、勝負どころで拓殖大に軍配が上がった。

 大東文化大は8連敗。苦しい状況だがこの試合では主将の永井が活躍。今はひとりでもチームに良い流れを与えられる選手が欲しい。残り4試合を全勝しても入れ替え戦回避は団子状態でどうなるか分からない。3週間弱の休止期間にチームの雰囲気を立て直せるかが課題だ。

 拓殖大は勝負どころを制しての勝利。特定の選手に点数が偏りがちになってしまう面は気になるが、勝って休止期間に入る。藤井が東アジア大会に招集されており、チームを離れるのがやや気になるところだが、このままの流れで残りのリーグを乗りきれるか。

写真:存在感を見せた大東文化大・永井。この苦しい状況の今こそが主将として頑張りどきでもある。

拓殖大学:10勝4敗
大東文化大学:3勝11敗


【4年生の活躍が光った東海大がホームゲーム2連勝】
130929tanakadaiki.jpg 最終試合に組まれた東海大ホームゲームの相手は、近年対戦の度に必ず競り合いとなる明治大。ホームの声援を背にリードする東海大を、期待通り最後まで明治大が苦しめる内容となった。

 互いにシュートが落ちて固い立ち上がりとなったこのゲーム。最初の得点は明治大#22西川(4年・PF)のゴール下。だが、この後は東海大の展開だった。#51須田(4年・SG)のレイアップ、#10バランスキー(3年・PF)の3Pでリードし、ここから#24田中大貴(4年・SF)が本領を発揮。明治大のゾーンディフェンスを全く問題にせず、連続3P、ダンクも決めて観衆を沸かせる。最後は#18和田(4年・PG)がハーフライン付近から放ったボールがブザービーターで決まり、盛り上がりは早くも最高潮、点差も二桁となる。しかし、明治大も黙ってはいない。#0川内(3年・G)が3Pで起用に応え、#2目(4年・SG)も2本の3Pを沈め、主力を一旦下げた東海大に詰め寄る。東海大は好調だったオフェンスが沈黙し、このQは8点とブレーキ。#12中東(3年・SG)のペネトレイト、#50伊澤(2年・PF)のジャンプシュート、最後は#22西川に3Pも出た明治大が、32—33とし、最初の出遅れをほぼ解消するに至った。

 勝負どころの3Q、ここで魅せたのが東海大#51須田だった。3Pに、レイアップやミドルシュートなどで、このQひとりで9得点。このほか、#24田中大貴の速攻や#0ベンドラメの3Pで攻め立てる。明治大は#16安藤(3年・PG)が自ら得点するも、後手を踏んでしまった。15点ビハインドで迎えた4Qも#16安藤が孤軍奮闘。すると、再度東海大はオフェンスが重くなり俄に明治大のリズムに。単発な3Pでしのぐ東海大に対し、明治大は#24田中成也(4年・SG)もドライブで呼応する。残り3分45秒、#2目の3Pで7点差となったところで東海大タイムアウト。直後に#10バランスキーのゴール下で一息つくも、#16安藤にスクープショット、#2目に2本のフリースローを決められ点差は5点となる。ここで仕事をしたのが東海大#18和田と#10バランスキーだった。それぞれ3Pを決め、再び点差を二桁として勝負を決めた。終盤までもつれた試合は、78—68で東海大が貫禄勝ちとなった。

130929ANDO.jpg 両チーム合わせて20本もの3Pが飛び交った因縁の勝負も、ホームの後押しもあって東海大が逃げ切った。22得点の田中大貴をはじめ、須田や和田といった4年生が要所で活躍。競り合い必至の相手を退け14戦全勝となった。明治大は、東海大を相手に何度も迫ったものの今回も及ばず。それでも「徹(#51皆川)がいない中でこれだけやれているのは収穫」と前を向いている。現在5位。4位とは2勝、6位とは3勝の差がありここから順位変動が起きるかどうかは分からないが、中断明けの4試合で良い内容を示せれば、リーグ戦だけではなくインカレに繋がっていくだろう。

写真上:気合いの入ったプレーを随所に示した東海大・田中大貴。
写真下:何度も食い下がった明治大。安藤は、終盤には自らアタックする姿勢を示し続けた。

東海大学:14勝0敗
明治大学:8勝6敗

※東海大・須田選手、明治大・目選手、ホームゲームの様子、東海大4年生の挨拶などは「続きを読む」へ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  09:15  |  2013リーグ戦1部  |  Top↑
 | BLOGTOP |