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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2013.09.18 (Wed)

【2013リーグ1部】9/18レポート

対戦も2巡目に入った1部リーグ
下位チームの挑戦を退け、上位チームが手堅く勝利


130918mitsui.jpg 東アジア大会にともなう休止期間に入るまでのリーグ前半戦は、いよいよ最終週に入った。過密スケジュールを強いられる形となった異例の水曜開催もこの日が最後。対戦は2巡目に入って上位と下位の対戦となり、この日は上位チームが安定感ある強さを発揮して順位に大きな変動はなかったが、負けたチームの試合内容も1巡目とはひと味違った部分が見られた。試合の勝ち負けだけでなく、試合を重ねていく中での各チームの変化もリーグ戦の大きな醍醐味のひとつだ。

 筑波大早稲田大の対戦は、出だしは一進一退となったが、#21笹山(3年・PG)を起点に#92村越(2年・PF)や#32武藤(4年・C)が次々速攻に走って筑波大がリードを広げる。早稲田大も#34池田(2年・G)を起点に果敢に攻めるが、リバウンドからすぐさま走られるなどディフェンスが後手にまわり、なかなか点差を縮められなかった。3Qで大きく20点以上の点差を開くと、筑波大はベンチメンバーも様々に起用してゲームを進め、最終的には92−67で快勝を収めた。

 東海大中央大の試合は、東海大が開始3分で10−0とスタートダッシュを切り、その後も堅い守りで主導権を握った。1Qを27−8として圧倒すると、その後もみるみる点差を開いて付け入る隙を与えない。中央大は#5谷口(3年・F)や#21大野(4年・F)が積極的にリングにアタックするも、一矢報いることは叶わず。メンバーを多用しながら、100−51とほぼダブルスコアで東海大が10連勝を飾った。

写真:1年生らしく思いきりの良いプレーが光る東海大・三ツ井。この日も17分の出場で15得点。

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【白鴎大の怒濤の追い上げを明治大が2点差でかわす】
130918kawabe.jpg 開幕戦でいきなり延長戦にもつれ込んだ明治大白鴎大のカードは、2巡目の今回も終盤まで分からない勝負となった。前半は明治大ペースだった。連続3Pで先手を打つと、その後もこの日シックスマンで出番を得た#50伊澤(2年・PF)がミドルシュートを次々決めて流れを掴む。後手に回った白鴎大は#28川邉(1年・F・高岡工芸)のリバウンドや3Pで食らいつくが、2Qに入り得点が停滞。その間に明治大は#50伊澤の3連続得点、さらに#24田中成也(4年・G)や#2目(4年・F)のドライブが効いて開始5分で40−20と引き離した。白鴎大も#23ジャニ(1年・C・八王子)の速攻や#10田中優二(4年・G)の3Pで反撃を図り、#15白濱(4年・F)も攻守で活躍して46−34とやや点差を縮めて後半に入る。
 
 3Q、互いにシュートを決め合い点差が動かない場面で、白鴎大は#36パプロブヒナス(4年・C)を投入。パワーを生かしてインサイドを攻め立て、ディフェンスが寄ったところを#15白濱がドライブして加勢した。明治大も#24田中成也のドライブ#2目の速攻で持ちこたえ4Qもリードを保ち続けるが、4Q残り3分には#5柳川(4年・SF)の3Pが決まって白鴎大が2点差に迫ると、残り1分40秒には#23ジャニのダンクで69−69と同点に。そこからシーソーゲームが続くも、明治大は#12中東(3年・SG)が気を吐き2点リード。残り40秒#23ジャニのゴール下がポロリとこぼれ、逆に残り11秒#50伊澤が値千金のリバウンドシュートで4点リードに。白鴎大も最後まで諦めず#15白濱のバックシュートで2点差にすると、続く明治大のスローインを5秒オーバータイムに持ち込み最後のチャンスを得る。しかし#5柳川の3Pは惜しくも決まらず、75−73で明治大が辛くも逃げ切った。

130918sakka.jpg 明治大はシュートに安定感のある#50伊澤の20得点のほか、素早いパス回しから#24田中や#2目が果敢にリングに向かった。1巡目の時と同じく白鴎大の追い上げを食らった部分は修正したいところだが、接戦を勝ちきり6勝目を挙げた。一方の白鴎大は、追い上げは光ったがあと一歩及ばず。前半のつまずきが最後まで響いた。この日は#36パプロブヒナスもコートで仕事を果たして#23ジャニと出番を分け合った。タイプの違うインサイドとしてそれぞれの持ち味が生きれば、2人の活躍が今後の試合の鍵を握るかもしれない。拓殖大・青山大・東海大と上位チームとの対戦が続くが、全力で向かいたい。

写真上:3Pやリバウンドで見せ場を作った白鴎大のルーキー川邉。
写真下:明治大・目は得意のアウトサイドだけでなくドライブも積極的に仕掛けた。

明治大学:6勝4敗
白鴎大学:4勝6敗

※明治大・伊澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【3Qで持ち味を出した拓殖大が専修大に逆転勝利】
130918watanabe.jpg 1巡目の対戦時には、#40藤井(4年・G)と#11宇都(4年・G)の両エース対決が白熱した拓殖大専修大の対戦。だが現在専修大はその宇都を怪我で欠き、一方の拓殖大も前節まで3連敗が続いてチームの調子もやや落ち込み気味。そのためか、この日は両者重い立ち上がりとなった。どこか勢いに乗り切れない拓殖大を尻目に、専修大もファウルがかさんで一進一退。だが#6渡辺(1年・F・福岡第一)と#7國分(1年・F・名古屋大谷)が2本ずつ3Pを決めた専修大が、まず一歩抜け出した。拓殖大も#23バンバ(1年・C・延岡学園)のタップシュートやドライブで3点差に縮めて2Qに入るが、専修大は速攻を出し、#6渡辺のこの日3本目の3Pで開始5分再び10点リードに押し戻す。そのまま点差を保ち、42−33で後半へ。

 3Q、ここから拓殖大が本領発揮。外のシュートはなかなか決まらないが、オフェンスリバウンドを掌握してリズムを作る。次第にディフェンスのプレッシャーも強まり、バックコートでスティールして易々得点につなげるなど完全に自分たちのペースを掴んだ。#40藤井のジャンプシュートが決まり出し、#99赤石(2年・C)や#23バンバもリバウンドからインサイドで次々フリースローをもらう。結局このQを9−32として一気に15点リードを奪うと、4Qも#14大垣(3年・F)、#40藤井が速攻に走って流れを渡さなかった。専修大は#24田代(2年・F)らの1on1で互角に食らいつくも最後まで3Qの点差が響き、72−86で拓殖大が勝利した。

130918fujii.jpg 前半は高確率でシュートの決まった専修大がリードしたが、大事な3Qでディフェンスから流れを掴んだのは拓殖大だった。#23バンバ、#99赤石の存在でリバウンドもより強くなり、足が動けばあっという間に試合を引っくり返す爆発力は拓殖大らしさでもある。現在3位に位置し、東海・青学とは星2つ、3つ離されているが、このまま星をこぼさずリーグ終盤を迎えられるか。一方現在9位の専修大は、宇都が復帰するまでにひとつでも多く勝ち星をあげたいところ。下位3枠は下との入替戦も見えてくるだけに、専修大がどの位置につくか後半ますます注目を集めるだろう。

写真上:積極的に攻めた専修大・渡辺。3Pも3/3で決めた。
写真下:攻守の両面でチームを引っ張る拓殖大・藤井。足を使ったディフェンスで流れを掴んだ。

拓殖大学:7勝3敗
専修大学:2勝8敗

※拓殖大・赤石選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【大東文化大が青学大に最後まで食らいつく】
130918suzuki.jpg 大東文化大が、挑戦者として青山学院大に立ち向かった。開始2分間はともに得点を奪えず落ち着かないが、#30鈴木(4年・SG)のドライブで大東大が先制し、#99山崎(2年・SG)のフリースローや速攻が続く。青学大は強みのインサイドにボールを集めるものの、体を張って守る#86小野寺(4年・C)、#8戸ヶ崎(4年・F)を前に決めきれず、15−9と終始後手に回った1Qとなった。2Q、青学大はディフェンスを修正。攻撃の起点となる#28兒玉(3年・PG)を厳しくマークし、ターンオーバーから速攻に走って開始3分で同点にする。その後は#7野本(3年・F)が高確率でミドルを決め、#13鵤(2年・PG)の速攻なども相まってじわじわリードを広げた。3Qも#25永吉のバスケットカウントなどで依然として青学大ペース。大東大は#28兒玉が倒れながらバスケットカウントを獲得するなど追いすがるが、3Qが終わる頃には38−57と20点近い点差が開いた。

 だが4Q、再び大東大が持ち直した。#28兒玉や#88平得(3年・F)がリバウンドに飛び込み、#1高橋(3年・SG)がフリースローや3Pを決めてチームを勢いづける。さらには#28兒玉のロングパスから#1高橋が速攻を決めるなど良い形が出て、着々と点差を縮めていった。残り1分半には#8戸ヶ崎のリバウンドシュートで6点差に。しかしここで青学大は#7野本がバスケットカウントを獲得して再び流れを取り戻し、大東大の猛追もここまで。67−74でタイムアップとなった。

 青学大も2Q、3Qは流れを掴んで引き離したが、試合の中でムラもあり、1Qと4Qは大東大を勢いに乗せてしまった。大東大はここまで連敗が続いて苦しい状況にはあるが、チャレンジャー精神で臨んで善戦し、手応えも得た様子。1巡目の時とは見違えるような試合内容となった。これを今後も継続できれば、自ずと結果もついてくるはずだ。

写真:19得点でオフェンスを引っ張った大東文化大・鈴木。

青山学院大学:9勝1敗
大東文化大学:3勝7敗

※大東文化大・高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2013.09.18 (Wed)

【2013リーグ】9/18結果

■関東大学1部リーグ
◇大田区総合体育館

明治大学75(21-16,25-18,14-17,15-22)73白鴎大学
筑波大学92(20-10,19-16,33-19,20-22)67早稲田大学
拓殖大学86(22-25,11-17,32-9,21-21)72専修大学
東海大学100(27-8,29-13,28-12,16-18)51中央大学
青山学院大学74(9-15,20-8,28-15,17-29)67大東文化大学

東海大学   10勝0敗
青山学院大学 9勝1敗
拓殖大学   7勝3敗
明治大学   6勝4敗
筑波大学   6勝4敗
白鴎大学   4勝6敗
大東文化大学 3勝7敗
中央大学   2勝8敗
専修大学   2勝8敗
早稲田大学  1勝9敗

 

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