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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2013.09.14 (Sat)

【2013リーグ1部】9/14レポート

専修大が2勝目をあげ、早稲田大も初勝利
下位争いも混戦模様の1部リーグ


130914TANAKAHIKARU.jpg 1部リーグは、早くも1巡目から2巡目への折り返し目前となった。青山学院大と東海大の首位2チームは、悪い時間帯もありながら最後は余裕を見せて勝利。ともにケガによる欠場者を抱えるが、無傷の8連勝を達成。リーグ1巡目の総決算として、次節に直接対決を行う。3位の拓殖大は連敗で2強との差が開いた。下位チームでは専修大が2勝目を挙げ、更に早稲田大は念願の初白星。また、白鴎大が大東文化大を下してともに3勝5敗となった。下位集団は、僅か2勝差に5チームがひしめく混戦模様を呈している。


 前節までで3勝の大東文化大は2勝目をあげて勢いに乗る白鴎大と対戦。立ち上がりからインサイドで#23ジャニ(1年・C・八王子)に対し#86小野寺(4年・C)がゴール下で決めきれず苦戦。白鴎大は1Qを6点リードで終えると2Q中盤に大東大からディフェンスリバウンドをもぎ取り何度も速攻を出して大きく流れを引き寄せる。しかしファウルも込んで、大東大も点差は一桁点差で追う形の39-31で前半終了。しかし3Qの立ち上がりで白鴎大に何度もフリースローを与えてしまうと、白鴎大がファウルトラブルに苦しみながらも点差を広げ、4Qには司令塔の#28兒玉(3年・PG)もファウルアウトに追い込み、83-60で快勝。3勝目をあげた。

 全勝の青山学院大は、前節初黒星の拓殖大と対戦。1Qは#7野本(3年・CF)のファウルトラブルが響いてリードを許したが、2Q以降は強さを発揮。#11田中(2年・SF)が野本の不在を埋めてシュートを小気味よく決め、果敢にリバウンドも拾った。好ディフェンスからのブレイクも出てこのQだけで28−11として一気の逆転に成功。3Qは、コートに戻った#7野本の活躍が光りじわじわと点差を広げた。75−55とした青山学院大が快勝。8戦全勝とした。

写真:バンバとのマッチアップもあった青学大・田中。野本のファウルトラブルをつないだ。

※白鴎大・川邉選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【一進一退のゲームから早稲田大が抜け出し初勝利】
130914KIZAWA.jpg 1チームだけ勝利のない早稲田大は前節で1勝目をあげた中央大と対戦。ロースコアのシーソーゲームを展開した。

 1Qは7-13と中央大が先行。#5谷口(3年・F)の得点がチームを牽引した。しかし2Qになると早稲田大は#34池田(2年・G)が開始から5連続得点。3P2本を含む9得点で中央大に追いついた。そこからは激しい鍔ぜり合いとなるが、早稲田大は激しいディフェンスでボールマンを囲みターンオーバーを奪うと速攻を連発。34-27と逆転して前半を勝利した。

 後半の立ち上がり、早稲田大は#27平野(3年・F)の得点以降、7分近く点数がストップ。この間に中央大は#5谷口や#27宍倉(2年・C)などで逆転。しかし終盤にまたも#34池田の得点に救われる形で差は4点と早稲田大はダメージを少なく抑えて4Qに突入。そして最終Qで波に乗ったのは早稲田大だった。ここまでシュートが落ちていた#21河上(4年・F)が連続でミドルシュートを決めると#34池田の速攻で逆転。その後も#21河上が5分で10得点と流れを作った。中央大は焦りからかフリースローも落ちるなどミスが続き、最後はオフェンスも単発となり追い上げることはできず。64-51で早稲田大が1勝目を手にした。

 長時間競り合いが続く形となり、どちらに流れが傾いてもおかしくなかったが、勝負処で池田、河上で抜けだした早稲田大に軍配が上がった。早稲田大は1、3Qで一桁得点に沈んだが、なんとか持ち直した感じだ。中央大は4Qの勝負際でついていかなかった。谷口に得点面の負担がかかっている場合は流れを持ってきづらいのも苦しいところだ。しかしまだ両者とも1勝。リーグ戦の熾烈な順位争いはこれからが勝負だ。

写真:早稲田大は途中からスタメン入りした木澤も貢献している。

早稲田大学:1勝7敗
中央大学:1勝7敗


【延長にもつれ込んだロースコアの試合を専修大が制す】
130914SENSHU.jpg 前節、4試合ぶりに勝利して巻き返しを図りたい明治大と、5連敗中で苦しい状況下にある専修大とが激突した試合はこの日最も白熱した。超ロースコアの展開となった試合は40分では決着がつかずにオーバータイムへ。最後に勢いを得た専修大が厳しい試合をものにした。

 互いにディフェンスゲームが身上であり、出だしからともに得点が伸びない重い展開。そんな中で専修大は#14藤岡(4年・F)、明治大は#12中東(3年・SG)が得点していく。1Q終盤に#14藤岡のバスケットカウントが飛び出した専修大がややリードするも、ファウルがかさんで波に乗れない。明治大はフリースローでコツコツと得点を稼ぎ、#2目(4年・F)のジャンプシュートで久々のフィールドゴールを得ると#12中東がダンクなどで魅せる。前半は23−22という稀に見るロースコアの中で、明治大がリードして終了した。

 後半も我慢比べの様相が続いた。明治大にはトラベリングが相次ぎ、専修大はファウルがかさむが、3Q5分過ぎにようやく試合に流れが生まれた。専修大#6渡辺がオフェンスリバウンドを自ら決めていき、ベンチメンバーである#7國分(1年・F・名古屋大谷)、#12岩野(2年・PG)の3Pが相次いで決まる。4Q序盤には不運なファウルが相次いで停滞するも、#16安藤(3年・PG)の一対一を中心に攻めてくる明治大をかわし、迫られながらも何とかリードを維持。最終盤残り8.5秒の場面では、ディフェンスからのブレイクで#24田代(2年・F)が得点し、3点リードとする。だが、明治大は最後のオフェンスで#2目がボールを貰い、ここで貴重な3Pが炸裂。同点として、試合はオーバータイムに入る。

130914SAKKA.jpg だが、依然として流れは専修大にあった。フリースローが落ちてもオフェンスリバウンドを制してつなぎ、#24田代が得点。出ずっぱりの#12岩野もジャンプシュートを入れて4点差とする。明治大は#16安藤の得点が続くが、その都度専修大が返して4点のリードを掌握。58−54で、専修大が接戦をものにした。

 互いにディフェンスで相手を凌ぎを削りあう消耗戦。シュートミスや不運なファウルも出る中で、最後に何とかリズムを掴んだ専修大がこれを制した。このところ田代に偏りがちだった得点は、この日渡辺や岩野らもバランスよく稼ぎ、大きな2勝目となった。明治大は、全般的に得意のディフェンスは機能したが、シュート率が上がらずに敗北となった。ただし、次節・早稲田大戦に勝てば、勝ち越しでリーグ2巡目を迎えることができる。

写真上:タフな試合を勝利し、笑顔が弾ける専修大。
写真下:試合にオーバータイムにもつれ込む3Pを決めた明治大・目。ここまで調子は今ひとつだが、復調のきっかけになるか。

専修大学:2勝6敗
明治大学:4勝4敗

※専修大・岩野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【筑波大を後半に引き離して東海大が8勝目】
130914TANAKADAIKI.jpg 次節に控えた青山学院大との対戦を良い形で迎えたい東海大は、筑波大との対戦となった。1Qはまず一進一退の攻防となるも、#92村越(2年・PF)のインサイド、#14坂東(3年・SG)の3Pが効いて筑波大がリード。東海大は勢いに乗れず#24田中(4年・SF)のジャンパーや#8藤永(3年・PG)の速攻が出て追いつくも、筑波大は#42坂口(4年・PG)の3Pで返す。しかしここから東海大が段々と本来の力を発揮。持ち味のディフェンスで筑波大のオフェンスを黙らせ、#51須田(4年・SG)のミドルなどでじわじわと詰める。最後に#0ベンドラメ(2年・PG)の豪快なレイアップが決まり、リードを得て後半へ。
 
 筑波大は3Q立ち上がりに#14坂東(3年・SG)に3Pが出て一時再逆転するも、ここから東海大が猛攻に出る。#51須田や#0ベンドラメの3P、#10バランスキーのゴール下、#24田中の速攻も出て一挙にリードを拡大。#21笹山(3年・PG)や#35池田(4年・SF)の得点が出る筑波大だが、最大の得点源である#32武藤(4年・C)が抑えられ、失点も続く。ならばとばかりにゾーンディフェンスを敷くと、途端に東海大のシュート率が悪化。効果を発揮するものの、ここから自分たちの得点も伸びない。なかなか追いつくための糸口を見出せない筑波大を尻目に、東海大は、インサイドは#10バランスキー、ミドルレンジは#24田中を中心に得点を伸ばしていった。最後は72−58とした東海大が勝利を収めた。

 東海大はこれで8連勝。同じく無敗の青学大が、内容の悪い僅差の試合も拾っている中、対照的に全試合を二桁点差で制している。全勝同士のライバル対決はいよいよ次戦。春敗れた借りを返し、7年ぶりのリーグ優勝へ頭ひとつリードしたいところ。筑波大は2連敗で、勝率が5割に戻った。こちらも次戦は春に屈した拓殖大と顔を合わせる。拓殖大も3位につけながら連敗中にあるだけに、この対戦もリーグ後半戦を占う上で重要な試合となりそうだ。

写真:東海大は、得点が欲しい場面で必ず田中が狙ってくる。この日はバランスキーと並んで16得点を挙げた。

東海大学:8勝0敗
筑波大学:4勝4敗

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2013.09.14 (Sat)

【2013リーグ2部】9/14レポート

日本大と慶應大は無敗で直接対決につなげる
3位以下は実力差の無い混戦模様


130914iju.jpg 2部リーグは第3週、5戦目に入った。大事な勝負をものにして慶應義塾大と日本大が全勝を守り、明日の直接対決につなげた。3位以下は神奈川大・法政大・国士舘大が3勝2敗、日本体育大・東洋大・関東学院大が2勝3敗で並び、まだ順位も動いていきそうだ。江戸川大と駒澤大は初勝利とはならず。両チームともに、「あと一歩足りない」「勝ちきれない」と、善戦はしても結果につながらない勝者との差を課題に挙げている。なんとかして初勝利をあげたいところだ。


 1勝3敗の関東学院大と0勝4敗の駒澤大の対戦は、前半こそ速攻や#33佐々木(4年・SF)のシュートなどで駒澤大も競り合いを演じたが、#45大熊(2年・G)のドライブや#7荒木(4年・F)の3Pで流れを掴んだ関東学院大が徐々に突き放す結果となった。18点差で入った4Q、駒澤大は#7佐野(3年・SG)の2本の3Pもあって10点差まで詰め寄るものの、追い上げもそこまで。オフェンスリバウンドに絡んで再度立て直した関東学院大が、96−73で勝利した。

 国士館大江戸川大の試合は、足を使ったディフェンスの光る国士館大が前半を終えて50−25とダブルスコアまで引き離し、後半も追い上げを食らう時間帯はあったが試合を優位に進めた。勝負の決した終盤には、江戸川大は#55安田(4年・F)と#27宗像(4年・F)、国士館大は#6五百部(4年・G)と#7小杉(4年・F)といった控えの4年生たちをコートに投入。1プレー1プレーにベンチや応援団から歓声が沸く中、そのまま90−67で試合終了となった。

写真:国士館大・伊集は18分の出場ながら3本の3Pを沈めて18得点。存在感を示した。

※駒澤大・佐々木選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【追いすがる東洋大を日体大が4Qで突き放す】
130914honma.jpg 連敗を脱出したい日本体育大は、2勝2敗の東洋大と対戦した。まず流れを掴んだのは気合い十分の日体大。#11北川(4年・G)の速攻や#19中野(4年・F)の3Pで一歩抜け出し、1Qを終えて24−12とリードする。東洋大はインサイドで面を張る#4井谷(4年・C)へのパスが通らず、アウトサイドもリングに弾かれた。しかし2Qの中盤、日体大がアンスポーツマンライクファウルを吹かれた好機を見逃さず、#2山口(1年・F・桐光学園)の3Pで10点差に。#11北川の2連続得点にも#6村上(3年・G)が2本の3Pを返して譲らず、9点差のまま3Qに入った。3Q序盤、東洋大のゾーンに#11北川が3Pを決めて日体大が14点差に押し戻すものの、東洋大も#4井谷が2連続でバスケットカウントを獲得し反撃する。その後も一進一退が続き、8点差で最終Qへ。

 すると4Q、#24遠山(3年・F)の3Pで東洋大が開始すぐさま5点差に。日体大も#1本間(3年・G)のゴール下や#15濱田(3年・F)のリバウンドシュートで逆転はさせず、そこから点差は5点前後を推移した。残り6分、この勝負どころで勢いに乗ったのは、スローインからボールをもらい#88万(2年・C)がバスケットカウントを奪った日体大。このプレーで9点リードに広げると、東洋大がシュートミスやトラベリングで得点を停滞させる間に、#19中野の3Pなどで追い打ちをかけた。一気に20点リードまであっという間に差を広げ、最終的には82−67で2勝目を手にした。

 終盤まで5点差前後で食らいついた東洋大だが、逆転には至らず。ゾーンが効いていた時間帯も長かったが、リバウンドで日体大に10本の差をつけられ、シュートが外れた際に苦しくなった。逆に日体大は、素早いトランジションと飛び込みリバウンドで勢いに乗った。#11北川も強気に攻めて25得点7アシスト。3連敗から切り替え、2勝目を手にした。

写真:北川に次いで16得点の日体大・本間。勝負強いシュートもチームに勢いを与えた。

日本体育大学:2勝3敗
東洋大学:2勝3敗

※日本体育大・北川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【終始リードを守った慶應大が全勝をキープ】
130914yajima.jpg 全勝でここまで首位を保つが、1周目の後半にかけてずっと山場が続く慶應義塾大は、近年勝ち星をあげることができないでいた法政大と対戦。法政大はここまで日体大に一敗を喫したが上位をうかがう位置につけている。

 ゲームの入りは法政大が次々ファウルを吹かれて慶應大に流れがくるかとおもいきや、慶應大も1分に満たない間に4連続ファウルを犯して五分五分の状況に。法政大はゾーンを敷いて慶應大の足を止めるとアウトサイドを決めて一時7点のリードに成功。しかし慶應大は#16伊藤(3年・G)が2本、#11権田(3年・F)が1本の3Pを決めて23-24と互角の展開で2Qへ。慶應大はディフェンスを締めて相手パスをカットするなど、得意の足が出始める。#23黒木(2年・C)、#14大元(2年・G)の得点もあって10点近いリードに成功。法政大はファウルが続き流れを生みきれないが、#19田宮(3年・GF)や#7藤井(1年・G・厚木東)の3Pもあったがアウトサイド以外の攻撃が機能しなかった。

 後半の立ち上がり、法政大はインサイドの要#5松澤(3年・C)が3つ目のファウルを犯し、じわじわ苦しくなっていく。慶應大はゾーンに対して足が止まりつつも要所で#16伊藤の得点があり10数点のリードを維持。法政大は4Qに入り#16沼田(2年・C)がようやく存在感を発揮して得点を引っ張り6点差とするが、慶應大はミスを建て直し#21西戸(1年・G・洛南)、苦しいところでは#14大元の得点が決まり主導権を奪われることなく最後は87-76で試合終了。全勝を守った。

 法政大はゾーンを敷いてきたが、大元や伊藤といったアウトサイドシューターを持ち、昨シーズンでゾーンにも慣れた慶應大には大きな脅威ではなかった。インサイド陣をファウルで早々にベンチ送りにできたのも運が良かったと言える。足が止まっている時間帯については伊藤も「わかっています」と理解。悪い部分に対して意識は向いておりチームの集中が見える。次節にはいよいよ日本大と対戦を迎える。こちらはゾーンを使わないチームだが、なによりサイズが慶應大よりもかなり大きい。どうやって対抗していくかが注目になるだろう。

 法政大は1Qで松澤が2ファウルになるなど、高さを活かした戦い方ができなかった。そつなく試合をこなして上位につけているが、さらにワンランクアップするための起爆剤になりうるものが欲しいところだ。

写真:ベンチスタートの慶應大・矢嶋。彼が3Pを決めるとベンチも盛り上がる。

慶應義塾大学:5勝0敗
法政大学:3勝2敗

※慶應義塾大・西戸選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【日本大が逆転で神奈川大に競り勝ち、全勝を守る】
130914hayakawa.jpg 1敗の神奈川大が、全勝中の日本大にぶつかった。春のトーナメントでは順位決定戦で熱戦の末に3点差で神奈川大に軍配が上がったカード。試合は期待通り白熱し、最後まで分からない勝負となった。

 1Qは神奈川大ペースだった。ダブルチームを仕掛けて200cmの#24刘(2年・C)にインサイドで仕事をさせず、徹底されたディフェンスで試合の主導権を握る。攻めては#20早川(4年・G)を起点に速攻を出し、#7古橋(4年・F)も体の強さを生かしてリバウンドシュートを決めていった。後手に回った日本大は14−22とビハインドを負って2Qに突入。#24刘の2連続得点で一時4点差まで迫ったが、神奈川大が飛び込みリバウンドで立て直し、1Qの点差そのままに前半を終えた。3Qになって、日本大もディフェンスの動きが良くなる。やや調子の上がらない#14高橋(1年・SG・札幌日大)も3Pを決め、主将の#1坂田(4年・F)もミドルシュートやバスケットカウントを要所で決めて点を稼いだ。残り5分には#25菊地(4年・F)のシュートで46−46と試合は振り出しに。そこから互角のせめぎ合いが続き、52−52と同点のまま勝負は4Qに託された。

130914ryu.jpg 4Qは流れが二転三転した。序盤で#24刘や#25菊地が高さを生かした日本大が4点リード。しかし神奈川大も切らさず、#98大石(3年・G)や#33曽根(4年・C)の速攻で苦しい時間帯をつないだ。すると4Q中盤に#20早川が爆発。ドライブ、3Pと止められない攻撃で逆転から一気に7点リードと状況を一変させる。このまま神奈川大が押し切るかと思われたが、ここまで接戦を多く経験してきた日本大は落ち着いていた。司令塔を務める#37安田(4年・SG)がピックを使ってドライブを仕掛け、#1坂田が運動量を落とさず速攻に走り続けるなど、4年生がゲームを引っ張って追い上げる。残り1分には#1坂田の速攻でついに逆転。続く神奈川大のオフェンスは、#7古橋や#20早川がリバウンドに飛び込んで奪うもシュートを決めきれず、逆に#14高橋が強気なドライブをしかけてフリースローを獲得し、残り18.9秒2点差をつけた。逆転にかけたい神奈川大だったが、この土壇場で#1坂田がスティール。#14高橋の速攻につなげて日本大が4点リードとし、勝負を決めた。

 神奈川大はファウルを我慢して自分たちより大きなインサイドをよく守ったが、決めたいシュートがこぼれたことが痛かった。逆に日本大は高さを生かし、#1坂田と#14高橋が走り続けて接戦をものにして大きな1勝。春の借りを返して、5連勝を飾った。

写真上:勝負所で強気に攻めた神奈川大・早川。
写真下:日本大・刘の高さはどのチームにとっても脅威となる。

日本大学:5勝0敗
神奈川大学:3勝2敗

※日本大・坂田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
 

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2013.09.14 (Sat)

【2013リーグ】9/14結果

■関東大学1部リーグ
◇専修大学生田キャンパス

白鴎大学83(17-11,22-20,19-10,25-19)60大東文化大学
早稲田大学64(7-13,27-14,6-17,24-7)51中央大学
明治大学54(10-13,13-9,10-19,17-9,*4-8)58専修大学 *OT
東海大学72(18-20,14-11,22-17,18-10)58筑波大学
青山学院大学75(11-18,28-11,21-10,15-16)55拓殖大学

青山学院大学 8勝0敗
東海大学   8勝0敗
拓殖大学   6勝2敗
明治大学   4勝4敗
筑波大学   4勝4敗
白鴎大学   3勝5敗
大東文化大学 3勝5敗
専修大学   2勝6敗
早稲田大学  1勝7敗
中央大学   1勝7敗

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■関東大学2部リーグ
◇駒澤大学 玉川キャンパス

日本体育大学82(24-12,16-19,20-21,22-15)67東洋大学
関東学院大学96(20-22,26-16,22-12,28-23)73駒澤大学
国士舘大学90(22-11,28-14,20-16,20-26)67江戸川大学
慶應義塾大学87(23-24,22-10,20-21,22-21)76法政大学
神奈川大学67(22-14,15-15,15-23,15-19)71日本大学

日本大学   5勝0敗
慶應義塾大学 5勝0敗
神奈川大学  3勝2敗
法政大学   3勝2敗
国士舘大学  3勝2敗
日本体育大学 2勝3敗
東洋大学   2勝3敗
関東学院大学 2勝3敗
駒澤大学   0勝5敗
江戸川大学  0勝5敗

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■関東大学3部リーグ1次ステージ
◇明星大学 日野キャンパス

國學院大學72(20-26,21-17,15-12,16-14)69埼玉工業大学
東京経済大学84(17-20,26-8,23-21,18-15)64明星大学
玉川大学80(10-29,12-27,26-18,32-24)98東京学芸大学
東京成徳大学95(21-13,23-15,27-17,24-19)64成城大学
順天堂大学97(18-23,22-14,26-12,31-22)71東京農業大学
立教大学102(19-14,22-13,22-26,39-11)64山梨学院大学

順天堂大学  5勝0敗
立教大学   5勝0敗
東京成徳大学 5勝0敗
東京経済大学 4勝1敗
玉川大学   3勝2敗
國學院大学  3勝2敗
山梨学院大学 2勝3敗
東京農業大学 2勝3敗
東京学芸大学 1勝4敗
成城大学   0勝5敗
埼玉工業大学 0勝5敗
明星大学   0勝5敗

 

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2013.09.14 (Sat)

【2013リーグ1部】9/11レポート

中盤に入り上位同士・下位同士の対戦が白熱
青山学院大、東海大は全勝を守り中央大は初勝利


130911nakahigashi.jpg 1部リーグはそろそろ半分の日程を終える段階に入り、今週末には早くも折り返し地点を迎える。組み合わせも上位と下位が当たる対戦から、順位的には同等の相手との戦いとなっていく時期。同程度に位置するからこそ、負けられない勝負に火花が散り始めた。2強とされる青山学院大、東海大はそつなく全勝を維持。拓殖大にはついに1敗がついた。下位では中央大が7戦目にして初勝利。白鴎大も2勝目をあげた。

 明治大大東文化大の3勝同士の戦いは、立ち上がりの固い明治大を尻目に1Qは#28児玉(3年・PG)のシュートや#99山崎(2年・SG)のバスケットカウントで14−20と大東大リード。しかし激しいプレッシャーを仕掛けた明治大が2Qの失点を4点に抑えて引き離し、67−49で勝利した。前週、最大の山場で3連敗を喫した明治大だが、「原点に帰ろうと話しあった」(#7森山)ことで持ち味のディフェンスへの意識も再確認。ここからが再スタートとなりそうだ。

写真:明治大は3連敗から切り替えて快勝。エースとして中東の今後の活躍も問われるところ。

※明治大・森山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【中央大が後半巻き返して嬉しい1勝目】
130911shishikura.jpg エース宇都の故障が響いて連敗が続く専修大と、未だ勝ち星のない中央大の対戦。1Q、専修大は#6渡辺(1年・F・福岡第一)がオフェンスリバウンドで粘ってコツコツと加点していくが、「後手に回ってしまった」(#15八木橋)という中央大も#24塩谷(4年・PF)や#5谷口(3年・F)がアウトサイドから射抜き点数的には互角についていく。しかし専修大が2点先行して2Qに入ると、#24田代(2年・F)がバスケットカウントと3Pを決めてさらにリードを広げ、#0大澤(4年・PG)らも速攻に走ってフリースローを得ていった。中央大はタイムアウトを挟んで#27宍倉(2年・C)がインサイドを攻め立て活躍するが、チームとしてもったいないミスも多く、流れは依然として専修大だった。結局43−32と11点差で試合を折り返す。

 3Q、ここから中央大が手堅いディフェンスで挽回を図った。中央大の足が動き始めると、専修大はこのQ最初の得点を最後に約5分間オフェンスが沈黙。その間#5谷口が果敢にリングにアタックした中央大が1点差まで詰め寄った。専修大もこの苦しい場面で#24田代が奮闘して逆転はさせず、1点リードを死守して4Qに入るが、4Qの序盤で合わせのプレーが決まって中央大が逆転。さらにはリバウンドに飛び込み、#24塩谷も倒れながらバスケットカウントを決めるなど完全に流れを手中に収めた。専修大はリバウンドが取れず、アウトサイドを打っていくも再三リングに弾かれてオフェンスが単発に終わる。結局63−72で、中央大が逆転勝利した。

 後半は「自分たちのバスケットができた」と中央大#21塩谷。先週あたりからチームとしても良い意味で開き直り、チームプレーも増えてきた。この1勝を弾みに、上昇気流に乗りたい。対する専修大は、途中二桁リードを奪いながらも逆転負け。前半は速い展開から流れを掴んだものの、終盤の大事な場面で攻め手に欠き、大事なリバウンドが取れなかったことも手痛かった。週末のホームゲームでは勝ち星を得たい。

写真:インサイドで気を吐いた中央大・宍倉。今後も強気な姿勢を継続したい。

中央大学:1勝6敗
専修大学:1勝6敗

※中央大・塩谷選手、八木橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【次第に勢いを増した白鴎大が2勝目をゲット】
130911ninomiya.jpg まだ0勝と勝ち星がなく苦しい早稲田大は、前節で筑波大相手に2勝目を逃した白鴎大との戦いになった。1Qは3Pが決まってまずまずの入りとなった早稲田大に対し、白鴎大はトラベリングやターンオーバーが続いてやや出遅れる格好に。しかし2Qには落ち着き、#5柳川(4年・SF)や#15白濱(4年・F)の得点で逆転。反対に早稲田大がミスで流れを失ってしまう。白鴎大は#15白濱のスティールからの速攻や#10田中(4年・G)の2本の3Pで勢いに乗り、最後は#28川邉(1年・F・高岡工芸)のドライブで26-35とリードして前半を終えた。

 3Q、早稲田大はインサイドで#4二宮(4年・C)が存在感を発揮。ゴール下をパワーで押しこむと、#23ジャニ(1年・C・八王子)相手にフックシュートで得点を重ねる。しかし白鴎大も#5柳川、#10田中の3Pなど流れを切らさず、10点ほどのリードを保ってゲームが進んでいった。早稲田大は残り3分に#27平野(3年・F)のバスケットカウントで4点差にまで差を縮めることに成功するが、それ以降ファウルなども続き得点がストップ。白鴎大が#1大釜(3年・G)の3Pや#15白濱の飛び込みリバウンドからのタップシュートで46-55と再び差を広げて3Qは終了。4Q、立ち上がりで3つのファウルが続いた早稲田大だが#2木澤(2年・G)の3Pも決まって6点差でついていく格好になると、残り2:40に#21河上(4年・F)のシュートで4点差にまで戻した。しかし白鴎大は#1大釜が思い切りのいいドライブでバスケットカウントを獲得。強い気持ちのプレーが光り、4点差以上には詰め寄らせず71-83で2勝目をあげた。

 白鴎大は白濱の20点を筆頭に5人が2桁得点し、バランスよくオフェンスを展開。最後は大釜のアグレッシブなプレーで勝ち星を引き寄せた。この勢いを保って次につなげたい。早稲田大はインサイドで二宮が踏ん張り、難しいフックを何度も決めて持ちこたえたが、逆転するにはまだあと一歩、二歩と足りない部分が目立った。多くのメンバーを使って現状を打開しようと苦闘しているが、この敗戦で10チーム中唯一白星なしという状況に。折り返し地点までに何らかのきっかけを掴めるか。

写真:インサイドでは外国人センターをかいくぐり、難しいフックシュートを決めた早稲田大・二宮。しかし終盤には惜しくも5ファウルとなった。

白鴎大学:2勝5敗
早稲田大学:0勝7敗

※白鴎大・大釜選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【3Qの怒涛の攻撃で東海大が一気に勝負を決める】
130911fujinaga.jpg 上位同士がぶつかり合う1周目の終盤、全勝同士の東海大拓殖大の対戦に注目が集まった。東海大は持ち味の固いディフェンスを武器に、オフェンス力のある拓殖大に思うように攻めさせず相手のターンオーバーを誘って得点を重ねる。拓殖大は#23バンバ(1年・C・延岡学園)が#7晴山(3年・PF)をブロックして見せ場も作るが、フリースローを2本落とすなど流れに乗れない面も。1Qは東海大が23-17とリードする展開となった。2Q、拓殖大は#39成田(1年・G・藤枝明誠)のアウトサイドで流れを作り、#23バンバから#99赤石(2年・C)へのアシストも出て逆転。東海大はシュートミスが目立ち、相手にボールを奪われるなどドタバタした内容に。ここで東海大は交代で入っていた#23佐藤(4年・F)が活躍。ミドルシュートを決め、オフェンスリバウンドから得点するなど流れを持っていかせず、#18藤永(2年・G)、#18和田(4年・G)のシュートで前半は37-32とややリード。拓殖大は#40藤井(4年・G)が3Pに、速攻にと走ってダメージは一桁に押さえた。

 点数的には互角だったが、東海大が3Qの立ち上がりで勝負を決めた。ディフェンスで相手のミスを誘い、ターンオーバーから3連続速攻で一気に10点以上の差をつけると#10バランスキー(3年・PF)、#23田中(4年・SF)の3Pもこれを援護。拓殖大はここでついた大きな差を4Qも取り戻すことができず80-59で試合に幕。東海大が全勝を守った。

 拓殖大は東海大の激しいディフェンスの前になかなか得点チャンスが得られなかった。得意の速攻を出す場面もあったが、得点源が限られて押さえられた。東海大は2Qでやや危ない場面もあったが、焦らず対処。昨年のリーグ戦のような不安定さもなくここまでまだ余力が見える戦いぶりだった。

写真:セカンドガードとしてゲームをコントロールする東海大・藤永。この日はアウトサイドも決まり得点でも見せた。

東海大学:7勝0敗
拓殖大学:6勝1敗

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【筑波大が追い上げるも青学大が試合巧者ぶりを発揮】
130911ikaruga.jpg 4勝の筑波大はここまで6試合全勝の青山学院大に挑んだ。開始からファウルがかさんでリズムを崩す筑波大に対し、青学大は#7野本(3年・F)のリバウンドや#18笠井(2年・PG)のシュートが決まってリードを奪う。しかし筑波大が1Q残り3分に#21笹山(3年・PG)を投入すると、速い展開が生まれて勢いに乗った。2連続速攻で16−15と1点差に詰め寄って1Qを終えると、2Qも#21笹山がコートで存在感を発揮。会場を唸らせるようなアシストを助けに、#81小原(1年・C・横浜)や#34池田(4年・SF)がのびのびプレーして逆転からリードを奪う。青学大は#25永吉(4年・C)と#7野本の連係プレーや#13鵤(2年・PG)のシュートで持ち直すものの、#21笹山の3本の3Pも効いて40−39と互角のまま前半を終えた。

 勝負のポイントとなったのは3Q。青学大は#25永吉、#7野本がインサイドで確実に得点し、守っては筑波大に速攻を出させない。流れの悪くなった筑波大は#21笹山を再びコートに戻すが、それでも状況を打開できず、じわじわとその差は広がっていった。13点差で4Qに入り、#92村越(2年・PF)の速攻や#21笹山のドライブで筑波大が5点差まで迫ったが、青学大も#32畠山(4年・PG)が3Pで返すなど勝負どころを抑えた強さで逆転させない。高さとパワーを生かしてオフェンスリバウンドも量産し、最後は引き離して84−69で試合終了となった。

 何度も青学大を追いつめた筑波大だが、「追いついて一安心している。追い越す力がない」#21笹山は苦い表情。流れの良い時間帯は作っているだけに、あと一歩、さらなる意識統一が求められそうだ。対する青学大は追い上げられる時間帯も長かったが、慌てる様子もなく貫禄を見せた。大事な場面でミスが少なく各々がきちんとシュートを決めたほか、リバウンド数で筑波大の23本に対し青学大は41本と大きく差をつけたことも大きい。週末は拓殖大・東海大と上位チームとの対戦を控える。どんな戦いを見せるか注目だ。

写真:野本、永吉に次いで18得点の青学大・鵤。機動力を生かして速攻から得点を量産した。

青山学院大学:7勝0敗
筑波大学:4勝3敗

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2013.09.14 (Sat)

【2013リーグ2部】9/8レポート

無敗を守ったのは日本大と慶應義塾大
神奈川大・法政大がそれぞれ接戦の末に大きな1勝


130908toyama.jpg この日の2部リーグも接戦が相次いだ。それぞれ江戸川大・駒澤大の挑戦をはね除けた日本大と慶應義塾大が4戦全勝。次いで日本体育大を下した神奈川大、国士館大に4点差で競り勝った法政大が3位へと浮上し、今週2連敗となった国士館大は2勝2敗で東洋大と並んだ。4試合を終え、中位は勝敗の予想がし難い混戦模様。2部はまだ序盤戦なだけに、勝敗に一喜一憂することなく常に前を向いて戦い続けられるかが重要となるだろう。

 関東学院大東洋大の1勝同士の試合は、大きく差がつく結果となった。ゾーンディフェンスを展開する東洋大に対し、関東学院大は3Pの確率も悪くなかなか得点を奪えない。前半を終えて37−14と優位に立った東洋大がその後も主導権を握り、73−49で2勝目を挙げた。

 慶應義塾大駒澤大の対戦は、1Qこそ#7佐野(3年・SG)の3Pや#11中野(2年・G)のジャンプシュートが決まって14−15と駒澤大の1点リードで終えたが、激しいディフェンスから流れを掴んだ慶應大が畳み掛けるように得点を重ね、99−70で完勝。無敗の4勝を保ち、次の週の大きな山場へとつなげた。

写真:アグレッシブなプレーを見せた東洋大・遠山。

※慶應義塾大・伊藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【江戸川大が日本大を苦しめ1ゴール差と肉薄】
130911kikuchi.jpg 2部リーグ初の白星が欲しい江戸川大は、首位を走る日本大に立ち向かった。前半は付かず離れずの展開が続いた。江戸川大のゾーンディフェンスにも日本大は#14高橋(1年・SG・札幌日大)が高確率でシュートを決めていったが、江戸川大も#17菊池(3年・G)や#1田中(4年・G)が積極的にリングを狙って食らいつく。結局前半は42−42の同点となり、試合が動いたのは3Qに入ってからだった。#1坂田(4年・F)や#24刘(3年・C)のリバウンドが効いた日本大がじわじわと突き放しにかかり、江戸川大はシュートが決まらず開始5分で56−44と点差を二桁にされる。しかし#28平岩(3年・F)の速攻、#17菊池の2本の3Pが決まって江戸川大も息を吹き返し、その後は一進一退が続いた。64−54と10点差のまま最終Qに入る。

130908tanaka.jpg 4Q、ここから江戸川大の猛攻が続いた。#99原田(4年・C)のミドルシュートを皮切りに、ほぼ落とすことなく全員がアウトサイドを次々に決めていく。日本大は#24刘が裏パスをもらってバスケットカウントを得るなど強みの高さを生かしていくが、江戸川大の勢いは止まらなかった。残り4分、日本大のタイムアウト明けに#1田中の勝負強いシュートが決まってついに逆転。その後は1点を争うシーソーゲームが続いた。江戸川大は#14伊藤(4年・G)が相手のオフェンスファウルを誘うなど良い働きを見せ、残り1分81−81。しかし決定打を決めたのは日本大だった。残り42秒、#24刘がフリースローを2本落とすが、このリバウンドを#25菊地(4年・F)が拾って日本大が2点リード。その後、チームファウルの溜まっていない日本大はファウルを使って江戸川大の時間を削っていき、そのまま83−81と2点差で逃げ切った。

 コンスタントにシュートを決めていった江戸川大。守りでは全員がミスマッチになるような状況だったが、ダブルチームなどでセンター陣に仕事をさせず、終盤まで勝負の分からない試合を演じたことも大きな手応えになっただろう。最後は高さを生かされ悔しい結果となったが、切り替えたい。一方の日本大は、どこか相手につきあう形となった。第1週でも駒澤大と競り合うなど、まだまだ思い切りぶつかってくる相手に手こずる部分も見える。それでも接戦を勝ちきり4連勝。次の週はより相手も強力になるが、見逃せない戦いとなりそうだ。

写真下:日本大・菊地は今季3番ポジションで出場。勝利を引き寄せる仕事をした。
写真下:攻撃型ガードとして2部でも活躍している田中。勝利まであと1歩届かず。

日本大学:4勝0敗
江戸川大学:0勝4敗

※江戸川大・菊池選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【冷静だった法政大が国士館大の追い上げを振り切る】
130908adachi.jpg 2勝同士の戦いとなった法政大国士館大の戦い。#9新田(3年・C)らがリバウンドを奪い、#4松島(4年・G)も合わせに飛び込んでまずは国士館大が先行した。法政大は#5松澤(3年・C)がいきなり2ファウルとつまずき、開始1分で#31安達(3年・PF)と交代。だがこの#31安達が果敢に攻めて味方を沸かせ、法政大にリズムをもたらす。国士館大がゾーンを崩せず得点が停滞する間に、#16沼田(2年・C)の3連続得点で法政大が逆転。2Q以降も法政大がわずかにリードしたまま淡々と試合は進んだ。3Pが決まらずどこか大人しい国士館大を尻目に、3Q残り6分には#24加藤(2年・F)のミドルで法政大が9点リード。国士館大は#17石井(2年・F)の2連続3Pで3点差にするものの、ここからという時に#9新田が4つ目のファウルを吹かれるなど勢いが持続しない。再び法政大が持ち直し、4Q序盤には#31安達のバスケットカウントもあって大きく16点差をつけた。

130908honda.jpg 挽回したい国士館大はオールコートプレスを展開。相手のミスからじわじわ点数を縮める。#5伊藤(4年・G)が交代で入ってすぐに3Pを決めて流れを引き寄せ、#15本多(3年・G)の2本の3Pも続いて残り4分7点差に。それでも法政大は#0高田(4年・G)、#山岸(2年・)の2ガードが落ち着いてプレスに対処し、そう簡単には逆転させない。国士館大が#22原(2年・F)のバスケットカウントで5点差に迫った時には、すでに残り時間は1分だった。それでも#4松島が苦しい体勢から3Pを決め、#14高橋(4年・G)のドライブもあって残り33.5秒1点差に。だが法政大は#16沼田がドライブでフリースローもらい、さらに続くディフェンスでは相手のオフェンスファウルを誘って攻守で活躍。残り12.3秒、#17石井の3Pで国士館大が3点差まで迫るが、最後はスローイン時のディフェンスでアンスポーツマンライクファウルを吹かれて万事休す。慌てることのなかった法政大が4点差で逃げ切った。

 終盤の追い上げは光ったものの、前半は良い流れを持続できなかった国士館大。3Pが外れてゾーンを崩せず、不運なファウルも重なって我慢の時間帯が長過ぎてしまった。惜敗での2連敗となったが、切り替えて立て直したい。一方の法政大はこれで嬉しい3連勝。下級生らも国士館大の激しいプレッシャーに冷静に対処し、昨年とは違う落ち着きが見られる。上位を虎視眈々と狙いながら、同率3位の位置につけた。次週も大きな山場となりそうだ。

写真上:ベンチから出てチームを勢いづけた法政大・安達。
写真下:激しいプレッシャーを仕掛けた松島がファウルとなり、国士館大・本多もバッタリと倒れて悔しがった。

法政大学:3勝1敗
国士舘大学:2勝2敗

※法政大・沼田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【ポイントを抑えた神奈川大が日体大から白星獲得】
130908sone.jpg 前日白熱の試合の末に慶應大に敗れた日本体育大は、連敗脱出をかけて神奈川大と対戦。1Q、手堅いディフェンスから速攻につないで流れを掴んだのは神奈川大。開始4分で2−10と幸先の良いスタートを切ると、その後も相手のインサイド陣をよく抑えて乗らせなかった。しかし日体大も#15濱田(3年・F)や#19中野(4年・F)の速攻で持ち直して追いつき、2Qも一進一退。#12周(3年・C)がリバウンドに飛び込んでディフェンスの要となる神奈川大#29田村(4年・F)を2ファウルに追いやったが、苦しい場面で#7古橋(4年・F)が3Pを決めてなんとかつなぐ。結局34−37とほぼ互角のまま後半に入ったが、3Qに流れは大きく動いた。神奈川大がディフェンス、リバウンドで粘り、攻めては#98大石(3年・G)や#7古橋のシュートで勢いに乗る。日体大は#1本間(3年・G)のシュートを最後に得点が止まり、開始4分で36−52と大きなビハインドを負った。インサイドを下げて機動力ある布陣で打開をはかるも、激しいディフェンスが逆にファウルとなって点差を詰められない。しかし15点差がついていた3Q残り2分半から、#11北川(4年・G)、#12周のバスケットカウントを合図に日体大が反撃を開始。#11北川と#9出羽(3年・F)の連係プレーも光り、最後に#11北川の3Pで2点差に縮めて4Qにつなげる。

130908kitagawa.jpg 4Q、#12周のゴール下で日体大が同点に追いつき試合は振り出しに戻る。だが神奈川大も負けじと#7古橋が3Pを決めてガッツポーズを見せると、#20早川(4年・G)も難しい体勢からダブルクラッチを決めて再び5点差に。日体大はフリースローでなんとか追いすがるが、神奈川大のディフェンスを前にオフェンスが単発に終わり、追う展開を覆せない。残り3分には#20早川のジャンプシュート、#98大石のワンマン速攻で神奈川大が67−78と11点リード。日体大も#11北川の3P、#15濱田のバスケットカウントで対抗したが再び追いつくには至らず。最後に流れを引き戻した神奈川大が87−79で大きな3勝目を手にした。

 神奈川大は初週こそ東洋大に1敗したが、今週の連勝で3位につけた。今年は4年生主体とあってお互いに指摘し合い、大きく崩れることのない安定感を春から発揮している。ファウルトラブルなどまだまだ課題はあるが、ひとつひとつ勝ち星を手にしていけばトーナメント同様に上位が見えてくるだろう。

 対する日体大は、第2週にして苦しい3連敗。ここからは取りこぼしの許されない下の順位との戦いになっていく。気持ちを切り替え、チーム一丸となって戦いたい。

写真上:曽根の働きも神奈川大にとって不可欠な要素。
写真下:強気で決める勝負強さ、コート上でのリーダーシップが光る北川。奮闘は続く。

神奈川大学:3勝1敗
日本体育大学:1勝3敗

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