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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2013.09.01 (Sun)

【2013リーグ】第1週のPICK UP PLAYER

1週ごとに1部と2部の注目プレイヤーを紹介
第1週は宇都直樹選手&古橋広樹選手!


リーグ戦の期間、多くの選手を知って欲しいという考えから、週ごとに1部と2部の注目選手や躍した選手をPICK UPして紹介していきます。なお、選考基準については勝敗は考えず、取材現場で見たBOJによる観点でチームへの影響力も含めた総合的な部分で判断し、数字だけに寄らない注目の選手を取り上げます。


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【1部】#11宇都直輝(専修大・4年・G)
 アグレッシブなランプレーと無尽蔵の体力、強いメンタルで類まれなプレーを連発。今季は学生代表にも選ばれ、大学界を代表する選手として実際に現場で見ておきたいひとりだ。
 3戦目、青山学院大に競り負けたといえど33点11リバウンドをマーク。リバウンドでは両チーム合わせてもトップだった。ここまで平均得点32.6点。4年連続得点王も夢ではない。ユニバーシアード代表に選ばれてからは幅も広がり、速攻からのプレーでもステップを入れたフィニッシュを見せるなど、これまでとも違うスタイルで相手を翻弄している。青学戦の追い上げの時間帯には「勝たなけれな何もない」と力強くメンバーを鼓舞。強いリーダーシップでチームを率いている。



130901_2_PICFURUHASHI.jpg
【2部】#7古橋広樹(神奈川大・4年・F)
 昨シーズンの2部得点王であり、4年間で2部リーグを代表する選手へと成長した。体の強さを生かして泥臭くリバウンドシュートで得点を重ねていくプレースタイルはもちろん、初週こそ当たりが来なかったが一度乗せてしまえば迷いなく決めてくるアウトサイドシュートの力も併せ持つ。第1週は2日連続ダブル・ダブルを達成し、平均28.5点14.5リバウンドという数字を残した。相手チームにとって厄介な選手だ。


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2013.09.01 (Sun)

【2013リーグ1部】9/1レポート

大東文化大がうれしい1勝目
専修大の猛追が青山学院大を追い込む


130901oogaki.jpg 第1週、3戦目にして大東文化大が筑波大から1勝をあげた。昨年の主力が抜け、スタメンもガラリと変わった今季は新しいチームづくりの年でもある。この1勝をはずみにして波に乗りたいところだ。専修大は勝負あったかという前半を驚くべき勢いで覆し、青学大を焦らせた。その筆頭はエース#11宇都(4年・G)の存在感であることは言うまでもないが、今リーグからスタメンに入った#15小野寺(4年・G)、ベンチスタートの#0大澤(4年・PG)を始め、4年生がいい働きを見せた。層は厚いといえず宇都にかかる負担は大きいため前半戦でどのような試合をするか、今リーグで必見のチームだと言えよう。

 まだ序盤戦とはいえ、1週間に3試合をこなせばあっという間に勝敗が積み上がっていく。課題があれば早々に修正していく力も必要になる。経験のないスケジュールでチームや選手がどう変化していくか、1部リーグは1週目を踏まえて2週目も見逃せない。


 全勝の拓殖大とまだ勝ち星のない早稲田大の対戦は、1Qに早稲田大が9得点と出遅れるとそのままずるずる離された。主眼に置くディフェンスが機能せず、攻撃でもインサイドの#23バンバ(1年・C・延岡学園)が攻略できない。次々と選手を替えていくものの、流れを引き寄せられず88-48の大差がついてしまった。拓殖大は#14大垣(3年・F)の速攻が光り、#23バンバ、#40藤井(4年・G)も安定した働きで3戦全勝、早稲田大は3連敗と明暗が分かれた試合だった。

 東海大白鴎大と対戦。白鴎大は立ち上がりの攻撃がうまく回らず点が伸びない状態が続いた。東海大は#0ベンドラメ(2年・G)が躍動し、流れを作っていく。白鴎大は初戦からエースの#5柳川(4年・SF)に対するマークが厳しくそこを起点にした攻撃が機能しないが、この試合では#15白濱(4年・F)が奮起。高い身体能力を活かしてペイントに切れ込む動きが目立った。しかしスタメンを随時休ませながらの東海大の優位は動かず、90-60と勝負あり。東海大が3連勝を飾った。東海大は#21橋本(2年・C)が初戦のケガで2試合目から欠場。2週目に高さのある明治大との対戦を控え、やや気になる部分だ。

写真:拓殖大は大垣の活躍ぶりも鍵になる。

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【リードを保った大東文化大が今大会初勝利】
130901TOGASAKI.jpg ここまで若いメンバーで白星なしの2敗となっている大東文化大は、筑波大に挑んだ。わずかながら押し気味に試合を進めたのは大東大。#99山崎(2年・F)が多彩なシュートで勢いをもたらし、#28兒玉(3年・PG)のバスケットカウントも飛び出す。筑波大は#14坂東の外角が当たらず、前日の明治大戦同様にインサイド陣のペイント内でのシュートも精度が悪く後手に回る。2Q途中、大東大のオフェンスが停滞する間に#32武藤(4年・C)のバスケットカウントなどで追いつくが、大東大は#7渡部(2年・F)、#28兒玉のジャンパーで打開。前半は大東大が2点リードと僅かな差を得て終了する。

 3Q序盤に#14坂東の3Pがようやく決まり、筑波大のペースになるかと思われたが、#32武藤のトラベリングから大東大は流れを引き寄せ、#8戸ヶ崎(4年・F)のリバウンドシュートや#28兒玉のドライブなどで引き離す。筑波大は#21笹山(3年・PG)が足を痛めて交代を余儀なくされ、苦しい状況に。4Qは#42坂口(4年・PG)の好守を起点にチャンスを作り、#10山田(3年・SF)らの得点で大東大に肉薄するが、#99山崎のシュートに続いて#8戸ヶ崎が値千金の3Pを沈めて大きな9点差とする。#35池田(4年・SF)が孤軍奮闘する筑波大に対し、大東大は#30鈴木(4年・SG)を中心にまんべんなく得点を重ねて徐々に点差を拡大。75-63として、リーグ戦初勝利を挙げた。

 元々能力のある選手が揃う大東大。得点が入らない苦しい時間帯もあったが、戸ヶ崎のリバウンド、筑波大のシュートミスにも助けられて我慢を続け、欲しかった白星を得た。筑波大は、手数は多いもののシュートの精度が悪かった。ただし終了間際には坂東が3本の3Pを決めて意地を見せた。これを次戦に繋げられるか。

写真:9得点13リバウンドの戸ヶ崎。今年の大東大には欠かせない存在だ。

大東文化大:1勝2敗
筑波大:1勝2敗

※大東文化大・兒玉選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【中央大が食い下がるも明治大が振り切り3連勝】
130901TANIGUCHI.jpg 2連勝と好スタートを切った明治大は、対照的に連敗スタートの中央大との対戦となった。序盤から明治大が一貫して主導権を握った。#16安藤(3年・PG)を中心に得点していき、得意のディフェンスで中央大を圧倒。中央大は#21大野(4年・F)が奮闘するも、1Qは8得点と出遅れる。2Q半ば、明治大#16安藤が3ファウルとなってからは互角の展開に。中央大は#5谷口(4年・F)が積極性を見せて追いすがるが、明治大は#12中東(3年・SG)の3Pが飛び出す。結局序盤のリードが効いて前半は明治大10点のリードとなる。

3Q、#16安藤がコートに戻った明治大だが、中央大も食い下がる。#27宍倉(2年・C)の3点プレーや#31流田(3年・G)の豪快なレイアップも出て一桁の点差とする。明治大は#2目(4年・SG)や#24田中(4年・SG)の3P、中に侵入した#12中東のゴール下などで応戦するも、中央大は#27宍倉のゴール下、#5谷口のジャンパーと続いて7点ビハインドで4Qを迎えた。しかし、ラスト10分は明治大の時間帯に。#2目の3Pで再び点差を二桁とし、#12中東も外からのシュートでネットを揺らしずるずると点数を離した。最終的に79-57となり、ベンチメンバーも起用した明治大が無傷の3連勝となった。

明治大が志向するロースコアゲーム、なおかつ点差も最終的には離れたものの、中央大も粘りを発揮した。全体的なサイズでは明治大に劣るものの、この日はリバウンドではほぼイーブン。最初の2戦でシュートの好調だった#24塩谷(4年・PF)が抑えられたのが響いた。主将の大野「ディフェンスを頑張れないと勝てないと思っている。ディフェンスは、しっかり声を出して機能している時は守れているので手応えを感じている。声を出していれば、負けていても『次、頑張ろう』と前向きな気持ちにもなれる」と3連敗中でも収穫があったことを口にする。残りはまだ15試合もある。インサイドの要である山田を故障で欠く状況が今後も続くが、「ディフェンスを基本にして、カウンターの攻めをしっかり出していきたい」

写真:中央大・谷口はこの日チーム最多の14得点。

明治大:3勝0敗
中央大:0勝3敗


【専修大との手に汗握る接戦を青山学院大が制す】
130901KASAI.jpg ここまで大差での2連勝中の青山学院大と、前日初勝利を挙げた専修大によるこの日の最終試合。前半は青学大が大きくリードしたが、3Qに専修大が猛追し、最後まで勝負の行方の分からない熱のこもった試合となった。

 まずは青学大の流れだった。#25永吉(4年・C)、#9安藤(1年・SF・四日市工)の3Pでリードを得る。専修大は#24田代(2年・F)が好調。ドライブやジャンパーで得点を重ね、#11宇都にも得点が出始めて何とか青学大についていく。青学大は序盤のラッシュが鳴りを潜めるも、フリースローの得点をコツコツと稼いでいき、終盤には交代出場の#5高橋(3年・PG)が3Pを沈め、1Qは青学大が7点をリード。2Q序盤には#5高橋が再びの3P、#18笠井(2年・PG)も速攻を出してチームを乗せる。こうした時間にミスが出て苦しい専修大は#11宇都のオフェンスが光る。バスケットカウントに3Pまで決めて観衆を沸かせる。だが終盤に#7野本(3年・CF)と#5高橋の3Pが相次いで決まった青学大が、リードを16点にまで拡大して前半を終える。

130901TASHIRO.jpg ところが、3Qの立ち上がり、立て続けに#11宇都の速攻が決まってみるみる点差を詰めて専修大が勢いづく。青学大は#7野本がテクニカルを吹かれるなど重い雰囲気に。#24田代にバスケットカウントを与えて6点差に迫られたところでタイムアウトを使い、得点の停滞は打開するも、リズムに乗った専修大の勢いを殺せず、得点を取り合う展開が続く。青学大は#9安藤が思い切りの良い3Pを相次いで決め、その都度専修大は#15小野寺(4年・F)はスティールからのレイアップ、#0大澤(4年・G)のジャンパーなどで返す。青学大は7点程度の差を維持し続けるも、4Q序盤、相次いでフリースローを与えてしまうと#15小野寺の速攻を許し、シュート一本差まで詰め寄られる。#0船生(2年・F)と#9安藤の3Pで一時突き放すも、専修大は切れない。#11宇都がアグレッシブなプレーで再び追い上げ、残り4分に#15小野寺の3Pが炸裂し78-78の同点とする。この大事な場面で青学大はインサイドが光った。#25永吉のゴール下で再度リードを得て、#18笠井のスティールを#7野本のレイアップに繋げる。専修大は#24田代や#0大澤のジャンパーで粘るも、残り30秒で#25永吉のローポストで決められ3点ビハインド。#11宇都のドライブで返すも直後に永吉のフリースローを許し、二投とも決められる。最後は#11宇都からの展開に託すが、青学大#9安藤のプレッシャーを前にボールを奪われてしまった。専修大は奪い返しに行くがファウルを吹かれ、青学大のフリースローは落ちずにこのままゲームセット。94-88で、青学大がもつれた試合を制した。

 終盤にかけて緊迫した試合はどちらに転んでもおかしくなかったが、インサイドを活かした青学大が逃げ切った。プレスからのブレイク、セットオフェンスでもルーキー安藤を中心とした外角などで昨年よりもオフェンスのバリエーションは増えた。しかし流れが悪い時間帯は受け身になり、リバウンドでも後手に回ってこの試合のチームリバウンドは一本差ながら相手より少なかった。3連勝となったが、この点は今後の修正課題である。

 最後は相手の高さにやられてしまい、専修大は黒星が先行する状況に。しかしこの日は小野寺や大澤も要所で得点し、宇都、田代はもちろん、それ以外の選手が大きく流れを引き寄せるようなプレーを見せたのも印象的。次は東海大との対戦となるが、アップセットの可能性は十分に秘めている。

写真上:活発にベンチメンバーを起用している青学大。笠井は要所で良い働きを示す仕事人だ。
写真下:31得点をマークした専修大・田代。試合を重ねるごとに存在感を増している。

青山学院大:3勝0敗
専修大:1勝2敗

※青山学院大・永吉選手、安藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.09.01 (Sun)

【2013リーグ2部】9/1レポート

逆転ゲームが相次いだ白熱の2日目
国士舘大が日本体育大との激闘を制す


130901kokushikan.jpg 開幕2日目の2部リーグは5試合中4試合で逆転劇がおこった。2連勝を掴んだのは、日本大・国士舘大・慶應義塾大の3チーム。また法政大と東洋大が初白星を上げた一方、駒澤大・関東学院大・江戸川大の3チームは2連敗となった。初週とあって入りの固いチームも見られたが、各チームのスタイルはこの2日間で徐々に見え始めている。ここからどう勢力図が作られていくか、目の離せない戦いが続く。

130901numata.jpg 法政大関東学院大の試合は、開始からテンポよく走った法政大が1Qで23−9と大幅リード。追う展開となった関東学院大はガード陣から#10エリマン(3年・C)へのアシストや#7荒木(4年・F)の3Pで中盤3点差まで詰め寄ったものの、最後は#16沼田(2年・C)や#0高田(4年・G)の活躍もあって法政大が87−75と引き離した。「昨日と同じで、試合の入りが悪い」と関東学院大・#7荒木。2Q以降は流れを掴む部分も多々あっただけに、早めに修正したい部分だ。

 慶應義塾大江戸川大の一戦は、1Qから点の取り合いになった。#68陶山(4年・F)、#17菊池(3年・G)らのシュートが気持ちよく決まった江戸川大がディフェンスの的を絞らせず、8点リードで前半を折り返す。しかし後半徐々にシュートが落ち始めると、ディフェンスでも慶應大のトランジションを止められない。後半持ち直した慶應大が99−80で勝利した。

写真上:国士館大は日本体育大相手に大きな1勝を手にした。ここ一番でオフェンスファウルを誘った松島を高橋が笑顔で助け起こす。
写真下:昨日はファウルトラブルに陥った法政大・沼田だが、この日は修正して23得点の活躍。

※法政大・高田選手、関東学院大・荒木選手、江戸川大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【挑戦者として向かった駒澤大が日本大に善戦】
130901nomura.jpg 駒澤大日本大の試合は、出だしから駒澤大が勢いを掴んだ。開始早々#6斎田(4年・C)の2連続得点で勢いに乗った駒澤大は、その後も#33佐々木(4年・SF)のブロックや#7佐野(3年・SG)の3Pが続いて一歩抜け出す。一方の日本大はディフェンスが締まらず、パスミスやトラベリングが続いて開始5分で4−17と重い立ち上がりに。#1坂田(4年・F)のローポストプレーでやや立て直すも、1Qを終えて14−21と追う展開になった。2Qは、日本大もディフェンスを強めたが自分たちの得点が伸びない。終盤#14高橋(1年・SG・札幌日大)の連続得点でようやく日本大が駒澤大を逆転し、32−29で後半に入った。

 後半、駒澤大は#14高橋に内外でやられるが、10点前後の差から離されずに食らいつく。4Qに56−45で入ると、#7佐野の2本の3Pで5点差に。日本大も速攻に走って引き離そうとするが、#8野村(3年・SG)らが果敢に攻め、駒澤大が僅差で追う展開が終盤まで続いた。残り36.4秒、#8野村の3Pで駒澤大が3点差に。しかし残り12.1秒、日本大は#11安野(4年・SG)がこの試合初得点となる3Pを決め、勝負を大きく引き寄せた。駒澤大が最後まで日本大を苦しめたが、67−61で日本大が2勝目をあげた。

 どこか相手の勢いにのまれる時間帯もあった日本大。#14高橋が徐々に調子を上げ30点を稼いでオフェンスを引っ張ったが、攻め手に欠くことも多かった。2部に降格した今季は他チームから向かってこられる立場となる。1部とは異なり、1勝で運命が変わる2部では気持ちの部分も強く成長していかなければならないだろう。駒澤大は、「試合を通してみんなが気持ちをしっかり持って、向かっていく姿勢があった」#6斎田。佐野も野村も好調で、高さにひるまずリングに向かった。引き続き奮闘に期待したい。

写真:この日18得点の駒澤大・野村。積極的にゴールへ向かった。

※駒澤大・斎田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【国士舘大が日体大を逆転で下す白熱の好ゲーム】
130901syu.jpg 日本体育大国士館大の対戦は、両チームともに大所帯の応援団が会場の熱をあげる中で試合開始となった。序盤から激しくディフェンスを仕掛け合い、なかなか点数が動かない。国士館大は1Q終盤に#4松島(4年・G)が3ファウルとなるが、流れの良くない中でも失点を抑えて14−12とロースコアのまま2Qに入ると、パス回しから#15本多(3年・G)らが3Pを決めて先行した。それでも日体大は終盤#11北川(4年・G)の2本の3Pが決まって再び逆転。35−32と相譲らずに前半を折り返すと、3Qは持ち味のトランジションから#12周らが得点し、日体大が主導権を握った。国士館大のゾーンに対しても#19中野(4年・F)が2本の3Pを決め、その差は10点に広がる。しかしここで国士館大は#9新田(3年・C)がオフェンスリバウンドで踏ん張り、#22原(2年・F)のシュートで追い上げる。結局54−52と、ほぼ点差のないまま勝負は4Qに持ち越された。

130901honda.jpg 4Q、日体大は3Pが決まらず攻撃が単発になるが、一気に畳み掛けたい国士館大も速攻をファンブルするなどミスが出る。すると日体大は強みの高さを生かして#12周(3年・C)が連続得点。さらに#15濱田(3年・F)がバスケットカウントを決め、残り3分5点差をつけた。しかし国士舘大は#22原の勝負強い2連続3Pで追いつき、ここから1点を争うシーソーゲームが続いた。残り1分、#12周が速攻を決めて日体大が1点先行。緊迫した中での国士館大の攻撃、#14高橋(4年・G)のドライブはボールがリングの上を転がりながらもゆっくりと吸い込まれ、会場は大歓声に包まれる。さらにファウルから#4松島がフリースローを2本決め、残り20秒で国士館大の3点リード。同点3Pに懸けたい日体大だったが、ここで#4松島が値千金のスティールから速攻を決め、続けて日体大からテイクチャージ。得意のディフェンスで勝負を決定づけ、国士館大が76−69で熱戦を制した。

 第1週とは思えないほどの緊迫感に包まれたゲームだった。長くリードしていた日体大も要所で速攻を出し勢いがあったが、終わってみれば60点台に抑えられ、国士館大が我慢の展開から勝負を勝ち取った。応援席から“MVPコール”も沸いた#4松島は、「自分が最後ああいう形になりましたが、あれは本当に他のみんながつないでくれただけで、今日は応援席も含めてチーム全員で手にした勝利。みんなで練習してきたディフェンスが出せたと思うし、みんなでチームとして頑張ればこうして勝利を掴めるんだと証明できた」とコメント。一方の日体大にとっては手痛い1敗となったが、まだまだリーグ戦は始まったばかり。両チームともに、ひとつの星もこぼせない戦いが続く。

写真上:28得点11リバウンドの周。ガード陣が起点となる速攻にもよく走った。
写真下:シックスマンとして要所で良い仕事をしている本多。今季はより出場時間を増やしている。

※国士館大・原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【後半立て直した東洋大が神奈川大をとらえる】
130901hayakawa.jpg 神奈川大東洋大の1戦は、我慢の展開から後半自分たちのリズムを作った東洋大が逆転の末に初白星を手にした。まず流れを掴んだのは東洋大だった。この日スタメンに#2山口(1年・F・桐光学園)を抜擢し、山口のドライブや#24遠山(3年・F)のジャンプシュートで先行。一方、ディフェンスが締まらず重い立ち上がりとなった神奈川大だが、オフェンスリバウンドから#33曽根(4年・C)がバスケットカウントを決めて流れを変え、#7古橋(4年・F)のポストプレーも効いて追いついた。12−16と神奈川大が逆転して2Qに入ると、その後も#7古橋や#29田村(4年・F)がオフェンスリバウンドで強さを発揮。#20早川(4年・G)の3Pも快調に決まり、10点差をつけて前半を終える。

 3Q、東洋大は#6村上(3年・G)の2本の3Pが決まるも、#7古橋がリバウンドからコツコツ得点して差を縮めさせない。だが3Q中盤、神奈川大がトラベリングやファウルを吹かれてブレーキのかかる間に、東洋大は#4井谷(4年・C)がインサイドを攻め立てて勢いに乗った。神奈川大#29田村の4つ目のファウルを誘い、フリースローからじわりと点差を詰めると、#6村上がこのQ3本目の3Pを決めて同点に。東洋大は#7筑波(3年・F)、#4井谷が内外で決めて神奈川大のディフェンスに的を絞らせず、5点リードで入った4Qには#2山口のシュートや飛び込みリバウンドでさらにリードを広げた。神奈川大は4Q開始2分半で#29田村がファウルアウトとなり、#7古橋も厳しいマークに遭う。再び巻き返すことはならず、76−69で東洋大に白星をさらわれた。

 神奈川大はファウルトラブルやイージーミスから相手に流れを持っていかれた。前半は完全に神奈川大ペースだっただけに、悔しい逆転負けだ。来週の駒澤戦、日体大戦では修正したい。東洋大は、2部昇格後2年目のシーズン。昨年から主力のメンバーはあまり変わらず、ルーキーも入って層に厚みも出てきた。この1勝を弾みにできるか。

写真:早川は16得点。2日間で3Pを合計9本沈めるなど好調だが、この日は勝ち星を引き寄せられず。

※東洋大・村上選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 

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2013.09.01 (Sun)

【2013リーグ】9/1結果

■関東大学1部リーグ
◇国立代々木競技場第二体育館

筑波大学63(15-19,14-12,9-16,25-28)75大東文化大学
拓殖大学88(16-9,23-12,18-15,31-12)48早稲田大学
明治大学79(20-8,13-15,16-19,30-15)57中央大学
東海大学90(21-12,22-14,28-14,19-20)60白鴎大学
青山学院大学94(23-16,25-16,22-30,24-26)88専修大学

青山学院大学 3勝0敗
東海大学   3勝0敗
拓殖大学   3勝0敗
明治大学   3勝0敗
筑波大学   1勝2敗
専修大学   1勝2敗
大東文化大学 1勝2敗
早稲田大学  0勝3敗
白鴎大学   0勝3敗
中央大学   0勝3敗

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■関東大学2部リーグ
◇東洋大学総合スポーツセンター

日本大学67(14-21,18-8,24-16,11-16)61駒澤大学
関東学院大学75(9-23,28-21,24-22,14-21)87法政大学
国士舘大学76(12-14,20-21,20-19,24-15)69日本体育大学
慶應義塾大学99(33-25,10-26,27-14,29-15)80江戸川大学
神奈川大学66(16-12,24-18,16-30,10-21)81東洋大学

日本大学   2勝0敗
国士舘大学  2勝0敗
慶應義塾大学 2勝0敗
日本体育大学 1勝1敗
神奈川大学  1勝1敗
法政大学   1勝1敗
東洋大学   1勝1敗
駒澤大学   0勝2敗
関東学院大学 0勝2敗
江戸川大学  0勝2敗

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■関東大学3部リーグ
◇東京経済大学 武蔵村山キャンパス

東京経済大学106(30-12,21-13,26-17,29-15)57成城大学
玉川大学101(20-12,31-17,32-18,18-33)80山梨学院大学
◇東京農業大学 世田谷キャンパス
國學院大學75(14-18,20-12,26-17,15-23)70東京学芸大学
東京成徳大学74(22-14,14-13,16-17,22-10)54東京農業大学
順天堂大学92(22-16,21-18,32-27,17-19)80埼玉工業大学
立教大学113(28-11,26-12,31-7,28-13)43明星大学

順天堂大学  2勝0敗
立教大学   2勝0敗
玉川大学   2勝0敗
東京成徳大学 2勝0敗
東京経済大学 2勝0敗
國學院大学  2勝0敗
山梨学院大学 0勝2敗
東京農業大学 0勝2敗
成城大学   0勝2敗
東京学芸大学 0勝2敗
埼玉工業大学 0勝2敗
明星大学   0勝2敗

 

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