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2013.06.11 (Tue)

【2013新人戦】6/11レポート

第1〜第4シードが登場しいよいよ新人戦も本格化
いずれも相手を圧倒し、初戦を突破


130612bendorame.jpg 本戦2日目、上位シード校が初戦を迎え、それぞれ初戦を突破した。今年の新人戦は各有力校にタレントも豊富で、どのチームにも注目点がある。どこがベスト8に進むか、次戦以降が最大の見どころになるだろう。また、予選から勝ち上がったチームはここで大会終了となったが、合計5戦をこなし、実戦経験を積めた実のある大会になっただろう。

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 昨年7位の日本体育大は、4部の上武大と対戦。激しいディフェンスで1Qの失点を6点に抑え優位に立った。上武大も#2下宮(2年・F)や#34新保(2年・F)の3P、#17八木澤(2年・F)の速攻で2Q以降は日体大とほぼ同じ点数を稼ぐが、序盤のつまずきが響いて88-69で試合終了。控えも使いながら危なげない試合運びだった日本体育大。次は法政大と対戦する。

120611ishida.jpg 昨年4位の拓殖大は、能代工の元監督・加藤三彦氏が指揮をとり近年力をつけつつある西武文理大と対戦。1Q、中を固めたディフェンスを見せる西武文理大に対し、拓殖大は序盤から大物ルーキー#23バンバ(1年・C・延岡学園)が3本の3Pを決めて相手の勢いを削いだ。西武文理大も#1田中(2年・PG)を起点に#2石田(2年・SG)、#3新井(1年・SF・西武文理)の両ウイングが高確率でシュートを決めて食い下がるが、#39成田(1年・G・藤枝明誠)のシュートや#23バンバのバスケットカウントでのダンクで拓殖大がじわじわ点差を広げていった。98-68で試合終了となったが、予選からの勝ち上がりである西武文理大も70点近い点数を取るだけの力を見せた。今後も注目のチームだ。拓殖大は余力を残しながら初戦突破。次は3部の玉川大と対戦する。

 昨年3位の青山学院大は予選から勝ち上がった明治学院大と対戦。ゲーム序盤から#0船生(2年・F)が積極的に攻め、春はケガをしていたという#9安藤(1年・SF・四日市工)も伸びやかなプレーを披露し、相手を引き離した。明治学院大は#43呉(2年・F)を中心に攻め、最後まで奮闘するが129-63で青山学院大が初戦突破。次は慶應義塾大学とベスト8をかけて対戦する。

 昨年準優勝、筑波大は予選勝ち上がりの埼玉大との対戦になったが、高さで勝る筑波大が1Qから39得点と一気に突き放す形となった。埼玉大は2Qになって持ち直すが、残りのQで一桁の得点で終わってしまい38-118で筑波大が勝利。筑波大はゴール下で安定した活躍の#92村越(2年・PF)や、思い切りのいいオフェンスの目立った満田(1年・SF・北陸)ほか、今期の新人戦もタレント揃い。次戦はやはりタレント豊富な日本大学との対戦になり、注目の一戦になる。

 ディフェンディングチャンピオン・東海大は予選勝ち上がりの国際武道大と対戦。激しいディフェンス・オフェンスで序盤からリードを奪った。国際武道大は#5大蔵(2年・G)のシュートなどで反撃するが、差は大きく116-48で試合終了。#0ベンドラメ(2年・G)や#21橋本(2年・C)を序盤でベンチへ下げての余裕を見せた。次は早稲田大との対戦になるが、こちらも見逃せない試合となろう。

写真上:東海大の主将はベンドラメが務める。ユニバーシアードメンバーとしての合宿もある中、どのようにチームに影響を与えるかが見どころだ。
写真下:西武文理大の石田はシュートのうまさが光る。

※青山学院大・笠井選手、筑波大・小松選手、国際武道大・大滝選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【東京経済大が善戦するも東洋大が3Qを制す】
130611yoshikawa.jpg 昨年の新人戦でベスト8入りを果たした東洋大は、3部の東京経済大と対戦した。前半まで勝負はほぼ拮抗していたものの、要所の決定力で勝る東洋大が東京経済大を退けた。
 
 1Q、東京経済大は出だしから#2狩野(2年・F)の3本のミドルシュートが決まり幸先の良い立ち上がり。だが東洋大も途中からコートに入れた#12古賀(1年・G・前橋育英)がアシストで得点を演出し、並走した。互いに速攻を出し合うトランジションゲームとなるが、#34内田充洋(1年・G)のバスケットカウントや#81安孫子(1年・SF)のドライブで東京経済大が一歩抜け出す。東洋大はフリースローを得るも確率が悪く、追う展開となった。だが23-19で入った2Q、東洋大の変則的なディフェンスを前に得点が停滞する東京経済大に対し、東洋大は#13小川(1年・PF・都立高島)の速攻や#11中村(1年・PG・幕張総合)の2連続3Pで逆転。しかし東京経済大も#13内田竜之介(1年・G)のバスケットカウント、#33脇黒丸(1年・F)と#19平野(2年・C)の3Pで一気に巻き返し、そう簡単にリードを渡さない。一進一退が続き、46-46と同点で3Qへ。

120611toyodai.jpg 試合が動いたのは3Q。序盤は東洋大もターンーオーバーが出るが、#88山本(1年・C・市立船橋)や#55井上(2年・F)がオフェンスリバウンドに飛び込み、#52浅井(2年・F)や#11中村、#2山口(1年・F・桐光学園)が3Pを決めて東洋大が一気に抜け出す。東京経済大はジャンプシュートがリングに弾かれオフェンスが単発に終わってこのQ11得点。一気に17点のビハインドを負って4Qに入った。4Qも東京経済大は#19平野や#22櫛田がリバウンドに粘るも、なかなか決めきれずに点差を縮められない。そのまま東洋大が3Qでつけた点差を保ち、98-80で勝利した。

 勝負所で「2部との差を見せつけられた」と東京経済大#19平野。高さのない中でも粘りを見せたものの、3Qの失速が惜しかった。しかしトーナメントに続いて、2部のチームとも戦える実力は発揮している。熾烈な3部リーグでもこの春の経験を生かしたい。一方の東洋大は、190cm台が2枚と高さもあり、シュート力もある。昨年に引き続いてのベスト8進出をかけ、次は大東文化大との対戦になる。

写真上:東京経済大、主将の吉川。声を出して1年生を引っ張った。
写真下:東洋大は#55井上以外が全員1年生という時間帯も長かった。

※東京経済大・平野選手のインタビューは「続きを読む」へ。
 

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2013.06.11 (Tue)

【2013新人戦】6/12試合予定

■国立代々木競技場第二体育館
13:00 明治大学 vs 学習院大学
14:40 山梨学院大学 vs 国士舘大学
16:20 大東文化大学 vs 東洋大学
18:00 日本体育大学 vs 法政大学

 

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2013.06.11 (Tue)

【2013新人戦】6/11結果

■国立代々木競技場第二体育館
日本体育大学88(23-6,23-18,17-20,25-25)69上武大学
東京経済大学80(23-19,23-27,11-28,23-24)98東洋大学
西武文理大学68(18-27,13-23,18-28,19-20)98拓殖大学
青山学院大学129(26-15,30-13,34-19,39-16)63明治学院大学
埼玉大学38(10-39,15-25,7-30,6-24)118筑波大学
東海大学116(37-10,23-13,32-11,24-14)48国際武道大学

 

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