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2012.11.24 (Sat)

【2012インカレ】11/24フォト

121124hiejima.jpg
この日は比江島が最初からチームを牽引する活躍。しっかりと走って青学大のバスケットを体現した。

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2012.11.24 (Sat)

【2012インカレ】11/24レポート(準決勝)

決勝は青山学院大対東海大の2年連続の対決
関東の2強がふたたび決勝で相まみえることに


 女子の決勝の熱気冷めやらぬあと、代々木第二体育館で行われた男子の準決勝は青山学院大東海大がそれぞれ相手を一蹴。東海大は27点差、青山学院大は49点差をつけて相手をまったく寄せ付けずに自分たちのゲームをしっかり見せ、決勝進出を果たした。両者の対決は昨年の決勝戦に続き2年連続となる。

 近畿大明治大は3位決定戦へ。この日の試合では自分たちの良いところをほとんど出させてもらえなかったが、どちらにとっても3位は大きな結果。好ゲームを期待したい。

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【“らしさ”を発揮した東海大が決勝進出】
121124KARINO.jpg 日本大を圧倒してベスト4に名乗りを上げた東海大と、前年天理大が残した関西へのインカレ枠を守って『最低目標』を達成していた近畿大が、準決勝第一試合で対戦した。東海大は前日30得点の#7晴山がこの日も好調。ファーストシュートを沈めると、速攻に走ってバスケットカウントを獲得。ワンスローも決めて試合開始1分を待たずにチームに5点のリードをもたらす。インサイドの攻防が注目されたが、近畿大は#22ソウ(1年・C・沼津中央)が#10バランスキー(2年・F)の好守に阻まれ良い形でのシュートを狙うことが出来ない。#7野呂(3年・SG)のドライブや#77木田(4年・SG)の3Pはあるものの東海大のチームディフェンスを前に、全て単発な得点に終始。逆に東海大は#33狩野(4年・SG)のミドルシュート、中に入り込んだ#24田中(3年・SF)の得点などで順調に得点を重ねていく。近畿大は途中からゾーンディフェンスで対抗するが、既にビハインドは大きな状況に。33−15と大きく水を明けられ前半を終了した。

 後半に入っても、東海大は#33狩野や#24田中で得点していくのに対して、近畿大は#22ソウが苦しみアウトサイドにも当たりが来ない。東海大は4Qに入ると、ベンチメンバーを送り出す余裕を見せながら、最後までペースを掌握し続けた。結局73−46とした東海大が危なげなく勝利を収め、昨年に続けての決勝進出を決めた。

121124SOW-1.jpg 共にディフェンスを信条とするが、高さを誇るソウを相手にしても東海大の守りが数段上手だった。オフェンスでは、狩野や田中をはじめ、大会に入って晴山も好調。リーグ戦の時よりも確実なレベルアップが見られ、決勝に向けて死角は無い。主将の狩野「最後に笑って学生生活を終えられるよう、自分たちがやってきたことを40分間出すだけ」と語って会見を締めた。大学バスケ界でしのぎを削る相手・青学大を下し、悲願を成就させたい。

 近畿大は、支柱であるソウがバランスキーのマークを前に良い形でシュートを狙えず。それでも16得点を決めたものの、他の選手は全てフィールドゴールを3本以内に抑え込まれた。3位決定戦に回るが、主将の嘉陽「3位と4位では、メダルを貰えるか貰えないかで大きく違う。後輩たちのためにもメダルを取って帰りたい」と意気込みを話す。2年続けて「関西勢3位」を果たせるかどうか、注目が集まる。

写真上:安定してシュートを決め続けた狩野。この試合のフィールドゴールは50%を超えた。
写真下:バランスキーの徹底マークを前に、近畿大はソウを活かしきれず。

※東海大・晴山選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【明治大を圧倒した青山学院大が3連覇まであと一勝】
121124hiejima2.jpg 準々決勝では大東文化大につけこまれた青山学院大。それを認識して反省し、準決勝では明治大に対し一試合を通して目の覚めるようなバスケットを展開。高さ・強さ・速さを遺憾なく発揮し、“王者”の名に相応しい力を見せつけた。

 青学大は試合開始早々、#56比江島(4年・SF)がミドルシュートを沈め、幸先の良い出足。そこに#13鵤(1年・PG・福岡第一)の速攻が出るなど流れも良い。明治大は青学大の高さと激しいプレッシャーディフェンスに#16安藤(2年・PG)がなんとか返していくが、他で得点ができない。#51皆川(2年・PF)が#8張本をブロックする場面もあるものの、青学大は勢いが途切れない。#8張本のシュート、#3小林(3年・G)のミドルシュートに続き、#56比江島のアシストから#3小林のシュートが決まる。続いて#56比江島はダンクにも行くが、これは失敗。しかしそれを後ろから来ていた#3小林がカバーし、一気に16-6。明治大はこの怒涛の攻撃を止めることができず、5分以上得点が止まったまま。最後になんとか#51皆川がタップでシュートを押し込むが青学大が1Qで32-9。

 いつもの青学大ならここでゆるんだプレーもしてしまいがちな展開だが、この日は違った。スタメンからベンチメンバーへと徐々にシフトさせていくが、交代した選手もまったく集中を切らすことなく、ゴールへと向かう。明治大はそれを止めきれず次々にファウルに。中で攻められない分、アウトサイドの得意な#92水口(2年・SF)を投入するなど打開を図るが、得点はならず。この日なかなか得点に絡めない#12中東もようやく2Q終盤に#1大峰(4年・SG)のゆるいパスを取って得点を入れ、最後には#2目(3年・SG)の3Pも決まった。しかし得点は57-18。前半でトリプルスコアの差となってしまった。

 後半も青学大は手を緩めることなく攻めつづけ、トランジション主体だった時期のような速攻も連発。ベンチメンバーを全員出場させて88-39で試合終了。これぞ青学、という力強い試合を見せて決勝に駒を進めた。

121124ando.jpg 記者会見で小林「昨日の試合を終えていろいろなことを指摘されて、自分は一生懸命やっているつもりだった。でもビデオを見たらそうではなく、直せる部分があった」と、チーム全体が自分たちの状態をこそ、しっかり見えていなかったことを明かす。それを試合前のミーティングで確認したというチームは、本来のやるべきことをはっきり自覚した様子。この日の目の覚めるような戦いぶりはそうした気づきで発揮されたものだった。比江島はライバルとして取り上げられ、常に聞かれる東海大・田中の存在に関して「自分がそこでやられたら負ける」とはっきり。昨年のリーグ戦では先に足にきてしまった一戦目を落としており、昨インカレ決勝では田中がファウルトラブルに追い込まれた。得点だけではなく、マッチアップするすべての面においてどちらが優位に立つかが勝負を分けるだろう。記者会見では“比江島タイム”が出るかどうかという言葉も飛び出し、緊迫した場面における比江島の勝負強さもひとつの見所だ。また、長谷川監督「東海大は春に比べて伸び盛りの2年生が成長しており、春とは違うチームと考えている」と言い、自チームとは「五分」の評価。そこからどう青学大として優位を保つか、見落とせない注目の戦いになる。

 明治大・塚本Hコーチはまず青学が最高の(実力を発揮した)ゲームをやってくれたことに感謝した。1、2年生がほとんどの今のチームにとって、ベスト4に入ったことは予想していたところより上だった。「あれだけのプレッシャーのすごいディフェンスをやられることはなかなかない」と、自分たちのチームにとって大きな経験だったことを語った。安藤「向こうの方が上だった。来年この悔しさを持ってトーナメント、リーグ戦でリベンジできたら」と言う。「次のリーグ戦まであと9カ月」と早くも先の話をして報道陣を笑わせた塚本HCは長いスパンでチーム強化を考えている。彼らが4年、さらにはその後もバスケットを続けていくことを考えながらの強化であり、試合。次の3位決定戦は「貴重」と言う。前回3位になった2008年はセネガル人のパプがいた関東学院大が相手だった。今度は近畿大のソウ。「近畿大とどれぐらいのゲームができるかわからないが、相手は関西1位。チャンピオンをうやまいつつ戦いたい」と意気込みを語った。

写真上:試合の序盤で流れを作った青学大・比江島。エースの活躍がチームをもり立てた。
写真下:明治大・安藤は果敢に攻めたがなかなか青学大ディフェンスを突破できなかった。この試合で得たものを糧にして欲しい。

※青山学院大・張本選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.11.24 (Sat)

【2012インカレ】11/24レポート(順位決定戦)

大東大の猛追を専修大が振り切る
日本大に快勝した筑波大も5位決定戦へ


 昨年は行われなかった順位決定戦、今年は会場の都合で明治学院大学で行われた。前日近畿大に1点差で敗れた筑波大は、気持ちを奮い立たせて日本大に快勝。また大東文化大専修大の対決は、専修大が長く主導権を握るも終盤に大東文化大が追い上げを見せ、タイムアップの瞬間まで分からない白熱したゲームとなった。

 7位決定戦は大東大と日本大の対戦、5位決定戦は筑波大と専修大の対戦となる。モチベーションの難しい順位決定戦は、メンタル面などそれぞれの真の強さの試される試合。大学界の集大成となるインカレ、ここまでベスト8に入れず涙を飲んでコートを去ったチームや、インカレ出場さえ叶わなかったチームは数多い。そんなチームのためにも、ラストを締めくくる熱い戦いを見せて欲しい。

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【序盤で突き放した筑波大が日本大に快勝】
121124sasayama.jpg 順位決定戦の第一試合、筑波大日本大と対戦した。1Q、開始早々にリバウンドシュートで#32武藤(3年・C)がバスケットカウントを獲得し筑波大が流れを掴むと、その後も#6西村(3年・PG)が好守でアンスポーツマンライクファウルを誘い、#14坂東(2年・SG)や#47砂川(4年・PF)も速攻に走る。1Q後半は筑波大も#50梅津(4年・C)にミスが見えるも、日本大もシュートが単発に終わり得点が伸びない。21-8と大きなビハインドを負って1Qを終えた。

 2Q、#11飛田(4年・SG)の3Pで先制し日本大も10点前後でついていくが、筑波大はタイムアウトを挟んで立て直す。#21笹山のスクープショットに続き、#14坂東が走り込んでバックシュートを決め、#32武藤の合わせなども決まって得点を重ねていった。だが2Q後半、日本大は#20舘(1年・C・三本木農)が果敢に勝負を挑んでいき、なかなか決めきれなかったがようやく1本ターンからゴール下が決まってチームを盛り上げると、#15栗原(1年・SG・前橋育英)のバスケットカウント、#72佐野(1年・PG・東山)の3Pが続いた。それでも筑波大は#14坂東が速攻に走って15点差を保って後半へ。

 3Q、これまで離せそうで突き離せなかった筑波大も、ミドルシュートが高確率で決まって点差を20点以上に開いた。このQを24-15として64-40にして最終Qに入ると、最後はベンチメンバーを様々出場させながらリードを保つ。そのまま83-64で勝利した。

 筑波大はディフェンスや速い展開で日本大を圧倒。高さでは不利にあるが、リバウンドもイーブンに持ち込み、インサイド陣を乗らせなかった。依然として外のシュートの確率が上がってこない部分はあったが、昨日の敗戦から切り替え快勝したことは大きい。最終日の5位決定戦はリーグ戦で1勝1敗と星を分け合った専修大との対戦となった。

 日本大は「拓殖戦までは結構良かったけど、そこから昨日・今日とディフェンスが崩れてしまった」と#1坂田。持ち味のディフェンスが機能せずに、あまり良さが出せない試合となった。下級生主体の経験が浅いチームだけに、崩れた時の立て直しに難しさを感じている様子。残り1試合状況を好転させて今後につなげたい。

写真:攻撃の起点となった筑波大・笹山。悔しい敗戦から一夜明け表情にあまり笑顔はなかったが、チームを引っ張るプレーを見せた。

※日本大・坂田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【専修大が4Qの大東大の怒涛の追い上げから逃げ切る】
121124tashiro.jpg 順位決定戦のもう一試合は、専修大大東文化大が顔を合わせた。試合は3Qで流れを掴んだ専修大が前半得たリードをさらに引き離したものの、大東文化大も最後の意地を見せ4Q終盤まで白熱した試合となった。

 立ち上がりから#11宇都(3年・G)の速攻や#4高橋(4年・G)の3Pに続き、#33館山(4年・G)の3Pなどチームの持ち味が出る専修大に対し、大東文化大は#14岸本(4年・PG)が#4高橋らの堅守に阻まれシュートを打っていけない。それでも#88平得(2年・F)のリバウンドもあり、#14岸本から#43鎌田(4年・C)への好アシスト、#19藤井(4年・SG)も得点に絡み、大東大が追う形。一時離されかけたが41-36と5点差に縮めて試合を折り返した。

 すると3Q、専修大は#24田代(1年・SF・東海大浦安)が1on1や3Pと積極的に点を取りに行き、点差を二桁に乗せた。大東大は24秒オーバータイムになるなどなかなか攻められず、#43鎌田のリバウンドシュートなどでなんとか食らい付く苦しい展開に。3Q後半#41小山がスクープショットやドライブでのバスケットカウントでやや点差を詰めるも、専修大は流れを切らさず#33館山の3Pが決まり、#22樋口もブロックショットや押し込んでゴール下を決めるなど高さを活かして攻守で活躍した。最後に#4高橋がドライブを決め、17点リードに広げて3Qを終えた。

121124fujii.jpg だが大東大もこのまま終わらなかった。4Q、#0有村の3Pで先制しリズムを掴むと、#88平得のバックシュートもチームを盛り上げ、#43鎌田の連続得点で残り6分8点差と一桁にする。するとこの勝負所で#14岸本が、3Pをチェックされて相手にリバウンドを取られるも、それをすぐさまスティールして3Pを決め直すというビッグプレーで5点差に。専修大はターンオーバーや外のシュートに当たりが来ずに、開始6分近く得点を奪えない。しかしようやく#22樋口のインサイドプレーで4Q初得点を上げ、ブロックも決めて専修大が立て直す。大東大も#19藤井がスクープショットを決めて対抗するが、専修大は残り1分30秒、相手の勢いを削ぐような#33館山のフェイダウェイがきれいに決まり、8点のリードと優位に立った。

 するとここからもう一度大東大に流れが来た。残り1分21秒、#14岸本がフリースローを2投揃えて6点差にすると、残り30秒、#99山崎(1年・G・弘前実業)がジャンプシュートを決めて4点差。すると残り8.4秒、#14岸本がフリースローを獲得。1投目を決めて、2投目を落とすと、このリバウンドを#88平得、#43鎌田が弾いて大東大ボールにし、ボール回す。ブザーとほぼ同時に同点を狙って#19藤井が同点3Pを放つが、ボールはリングの上をくるりと回って無情にも落ちた。72-69で、専修大が逃げ切った。

 最後に追い上げを許したものの、専修大は長い間リードを保ち続け逆転を許さなかった。相手のエース#14岸本を簡単にプレーさせずにディフェンスから流れを掴み、オフェンスはこの日#11宇都、#33館山と共に#24田代が奮闘して的を絞らせなかった。逃切り勝利で5位決定戦へと駒を進めた。

 大東大は4Qスコアだけ見ると8-22と怒涛の追い上げ。大黒柱#43鎌田の他#88平得がチームハイの11リバウンドと奮闘し、高さのある専修大にリバウンドで17本の差をつけるも、勝負所の3Qで引き離されたことが痛かった。惜しくもあと一歩及ばず、7行決定戦に回った。

写真上:果敢にリングに向かう強気な姿勢を見せた専修大・田代。
写真下:きれいなスクープショットを決めていった#19藤井。最後のシュートを惜しくも外し、がっくりとうなだれた。


※大東文化大・鎌田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.11.24 (Sat)

【2012インカレ】11/25試合予定

國學院大學渋谷キャンパス(順位決定戦)(無料)

10:00 大東文化大学vs日本大学(7位決定戦)
12:00 専修大学vs筑波大学(5位決定戦)

国立代々木競技場第二体育館 (3位決定戦・決勝)※再入場はできません。

13:10 明治大学vs近畿大学(3位決定戦)
15:00 青山学院大学vs東海大学(決勝)

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2012.11.24 (Sat)

【インカレ2012】11/24結果

◆明治学院大学白金キャンパス(順位決定戦)

筑波大学 83(21-8,19-17,24-15,19-24)64 日本大学
大東文化大学 69(17-23,19-18,11-23,22-8)72 専修大学

◆国立代々木競技場第二体育館(準決勝)

近畿大学 46(9-18,6-15,12-21,19-19)73 東海大学
青山学院大学 88(32-9,25-9,20-18,11-3)39 明治大学

 

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2012.11.24 (Sat)

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