2012年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2012.06.29 (Fri)

【2012新人戦】6/17決勝 東海大vs筑波大

前半まで主導権を握ったのは筑波大
だが3Qで爆発した東海大が優勝を果たす


120617sasayama.jpg 新人戦のファイナリストは東海大筑波大。春のトーナメントに続いて決勝進出となった東海大は、全体チームでも主力となる豪華なメンバーを擁し、強豪ひしめく左側ブロックを勝ち抜いてきた。だが対する筑波大も、小兵ながら安定感あるアウトサイドシュートとトランジションバスケットで勝ちあがり、久しぶりの決勝進出。互いに異なるスタイルを持ち、昨年の新人戦準々決勝で1点差の末筑波大が東海大を下した因縁もある。筑波大は2004年、東海大は2008年以来の優勝を目指し、負けられない一戦が幕を切った。

 先制は筑波大。#21笹山(2年・PG)がパスカットから自らレイアップを決める。さらにエース#14坂東(2年・SG)がミドルシュートを沈め、#92村越(1年・PF・福大大濠)も外に出て3Pで続いた。「前半は浮き足立っていて、チームで戦えていなかった」(陸川監督)という東海大は#10バランスキー(2年・PF)がゴール下で得点していくが、ターンオーバーが多く手数が少ない。#22飯島(2年・PG)が積極的に3Pを狙うが全て落してしまい、追いかける展開を余儀なくされた。筑波大も#10山田(2年・PF)が2ファウルで退き、ダブルドリブルのミスもあって思うようにスコアを伸ばせないが、終盤の#58船橋(1年・SF・千種)の得点が効いて12-16とリードして1Qを終える。

 2Qに入り、東海大は優位に立つインサイドで再三オフェンスリバウンドを拾うが、#7晴山(2年・PF)のシュートがことごとくこぼれる。波に乗れない東海大をよそに、筑波大は#21笹山から#92村越へアリウープが決まり、#14坂東の3Pもあってリードを9点に広げた。東海大は堪らずタイムアウト。するとこの大事な場面で、#0ベンドラメ(1年・SG・延岡学園)が2本の3Pを決めて反撃の狼煙を上げる。#10バランスキーから#21橋本(1年・C・宇都宮工)へ合わせが決まり、#22飯島がスティールからワンマン速攻に走って遂に同点に追いついた。しかし筑波大も、#21笹山が相手のゾーンディフェンスに2本の3Pで対抗し再びのリード。ロースコアの1Qから一転して2Qは追いつ追われつの展開となり、35-40と筑波大リードで後半へ。
 
120617tokai_20120710182035.jpg 勝負のポイントとなった3Q、東海大が開始から猛チャージ。#0ベンドラメが3Pあり、ドライブありの今大会ベストともいえるパフォーマンスを披露し、前半は不調だった#7晴山もパワープレーやリバウンドシュートで奮闘。東海大が畳み掛ける様に11得点を積み上げ、開始3分で46-40と形勢逆転となった。逆に得点がぴたりと止まってしまった筑波大。その後もオフェンスが#14坂東の3P頼みとなり、単発に終わる苦しい展開が続く。完全に自分たちのペースに持ち込んだ東海大は、10分間に渡り一度も良い流れを切らさず、この3Qは35-11。一気に19点差をつけて試合を大きく動かした。

 4Q、東海大は激しくディフェンスを仕掛けて速攻に走り、20点差をつけても手を緩めない。だがここで筑波大は#14坂東がチームを鼓舞する2連続3Pを決め、#21笹山が中に切れ込み得点を奪う。決死のダブルチームからボールを奪うなど東海大の得点を止め、#14坂東がきっちり3Pを決めて残り5分77-64まで点差を縮めた。しかし東海大も慌てず、#10バランスキーがリバウンドシュートを決め、#21橋本へのアシストも上手く通ってそれ以上は詰めさせない。残りの時間もそのまま押しきると、結局94-82でタイムアップ。春のトーナメントで苦汁をなめた東海大は、今シーズン2度目の決勝の舞台で悲願の優勝を果たした。

 準優勝となった筑波大。高さでは分が悪くリバウンド数で35本もの大差をつけられたが、#14坂東の8本の3Pを含めチームで計14本の3Pを決めるなど、自分たちの持ち味を出して立ち向かった。3Qで引き離される展開にはなったが、前半可能性を見せた戦いぶりや、点差がついてからも諦めない姿勢は光った。少数精鋭で勝ち抜き、1年生が経験を積んだことも大きな収穫だ。昨年から一つ順位を上げ、準優勝で今大会を終えた。

 嬉しい優勝を果たした東海大。特に3Q、チームが一つになったときの爆発力はすさまじかった。タイムアップと共に全員笑顔がはじけ、主将の#8藤永は溢れ出る涙に両手で顔を覆った。リバウンドやディフェンスで粘り、オフェンスでも積極性を見せて素晴らしいプレーを見せたコートの5人はもちろん、ベンチから気丈に声を掛け続けた藤永や、1プレー1プレーを大歓声で盛り上げた仲間の存在も優勝には欠かせなかっただろう。東海大は下級生がスタメンに名を連ねる今期、春から試合を重ねるたび確実にレベルアップしている。チーム一丸となり、リーグ戦でさらなる進化を遂げたい。

写真上:筑波大の笹山はアシスト王を獲得。坂東とともにチームの要だった。
写真下:この面子が東海大を更なる上に押し上げられるか。成長が楽しみでもある。

※東海大・橋本選手、飯島選手、ベンドラメ選手、筑波大・坂東選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2012.06.28 (Thu)

【2012新人戦】6/17 3位決定戦 青山学院大vs拓殖大

接戦を抜けだした青山学院大が3位に
拓殖大はらしさを見せて大会終了

120617tanaka.jpg 3位決定戦は青山学院大拓殖大という一昨年の決勝と同じ顔合わせとなった。

 立ち上がりは拓殖大がリードする。開始早々#14大垣(2年・F)が3P1本を含む3連続得点とすると、#29岩田(1年・F・延岡学園)もスティールや3Pでそれに続いた。青山学院大は#17満山(2年・SG)がこのQ積極的に攻め、6点を稼ぐ。しかし#7野本(2年・C)が拓殖大ディフェンスに阻まれ、簡単には得点できない。1Qは23-17と拓殖大リードで終了した。

 2Qも拓殖大が逃げる。しかし#0岡本(1年・PG・延岡学園)のミスから#0船生(1年・SF・前橋育英)が速攻を決めると、続けてドライブからバスケットカウントを獲得。ここから青学大が早い展開で一気に畳み掛けて追い上げると、前半は42-41の青学1点のリード。ここから3Q終盤までシーソーゲームが続いた。青学大は#11田中(1年・SG・福岡第一)が健闘。オフェンスリバウンドからの得点や3Pなどで何度もチームを救う。拓殖大は#14大垣のペースが落ちてくるものの、#29岩田や#99明石(1年・PF・太田東)の得点でつなぎ、一時は6点のリードを得た。しかし3Q終盤になるとシュートが落ち始め、青学大がディフェンスリバウンドから#7野本のバスケットカウントにつなげるのに対し、得点が止まってしまう。リードをしていたものの、最後に勢いを持っていかれて3Qは65-59と青学大がリードで終えた。

 4Qが青学大が苦しい中でもこのリードを守った。ゾーンも織り交ぜて拓殖大のアウトサイドにプレッシャーをかけ、拓殖大は外を打っていくも効果的には決まらず最後は84-71。試合途中で#11田中が負傷退場し、ひやりとさせたが、青学大が3位を確定して大会を終えた。

 青学大は久しぶりに人材面で苦しい新人戦だった。有田が怪我から復帰したばかりでほとんど出番はなく、鵤も欠場となり、ほぼ6人で戦い通した。その中にあって野本の存在感は大きく、また成長を感じさせたが、他の選手も大会を通して出番を得たことで得るものは大きかっただろう。上級生にきらびやかなスターを抱えるチームにあって、ここからそれに割って入る気迫を秋以降も見せて欲しい。

 拓殖大はサイズのないチームながら執拗なディフェンスで相手を消耗させるなど、ガッツある戦いを展開した。エース大垣は見事な得点力を発揮したが、一試合を通してパフォーマンスを披露するには体力面や相手のマークもあって苦しかった。しかし総合的に判断して4位は大きな収穫のはず。こちらも盤石の上級生が多い中、下級生から台頭していく姿を見たい。

写真:田中は11点9リバウンド。大会終盤に存在感を見せた。

※青山学院大・高橋選手、拓殖大・満島選手、岩田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.06.23 (Sat)

中村斗音氏によるリンク栃木ブレックス写真展が今年も開催

JBLリンク栃木ブレックスオフィシャルカメラマン、中村斗音氏の写真展が開催されます。オフィシャルカメラマンだからこそ見える、チームの素顔が切り取られた写真の数々をぜひご覧ください。

2012tochigi.jpg

[中村斗音写真展 vol,4]
PLAY for TOCHIGI[リンク栃木ブレックス JBL2011-2012]

日程 2012年6月26日(火)~7月1日(日)
時間 11:00~19:00(最終日は17:00まで)
場所 ギャラリー・ルデコ 6F
   東京都渋谷区渋谷3-16-3 ルデコビル6F
   JRほか渋谷駅東口より徒歩5分
主催 中村斗音
後援 リンク栃木ブレックス
入場 無料

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2012.06.21 (Thu)

Shu's Basketball Camp 2012開催のお知らせ・参加者募集

120621ONOSYU.jpg 日立サンロッカーズヘッドコーチ、小野秀二氏による指導者向けのキャンプが今年も実施されます。一流のコーチ陣とデモンストレーターが指導する伝統あるキャンプです。ホームページ、Twitterアカウント@ShusCampでは最新情報が随時更新されています。
申し込みは6月25日(月)まで。


Shu's Basketball Camp 2012
■開催概要
・主催  Shu's Basketball Camp事務局
・協賛  株式会社ナイキジャパン
・協力  株式会社日立製作所、月刊バスケットボール
・制作  株式会社SDFインテグレーション
・開催日 2012年6月30日(土)~7月1日(日)
・場所  日立柏体育館(千葉県柏市日立台1-2-50日立柏総合グラウンド内)
・対象  バスケットボールの指導者 約200名(予定)
・講師  小野秀二 CAMP DIRECTOR(JBL日立サンロッカーズ ヘッドコーチ)
(予定コーチ)
 日高哲朗(日本バスケットボール協会指導者育成委員会副委員長)
 池内泰明(拓殖大学 男子バスケットボール部 ヘッドコーチ)
 陸川 章(東海大学 男子バスケットボール部 ヘッドコーチ)
 守屋志保(江戸川大学 女子バスケットボール部 ヘッドコーチ)

・特別講師:森下義仁氏
(前拓殖大学男子バスケットボール部監督、ユニバーシアード日本代表監督・アジア大会日本代表コーチなどを歴任。 他

・参加選手(予定)
 日立サンロッカーズ、東海大学、拓殖大学、江戸川大学、千葉大学、他
 *選手にはデモンストレーターとして、Shu's Campをサポートしていただきます。

・日程(予定)
 6月30日(土):9時~19時 / 19時30分~21時(懇親会予定・場所未定)
 7月1日(日):9時~14時30分

*クリニック・スケジュールの詳細については後日ホームページにてお知らせします。
・費用 A.¥13,500(キャンプのみの参加/税込)
    B.¥18,500(キャンプ+懇親会参加/税込)
    *参加者全員にShu's Basketball Campオリジナルグッズ進呈

・申込方法
A.FAXにて申込…参加申込用紙をプリントアウトしていただき、必要事項をご記入の上、次のFAX番号宛にご送信下さい。 FAX番号:03-5467-8919

B.メールにて申込…参加申込用紙に必要事項をご記入いただき次のメールアドレスに申込用紙を添付して送付下さい。メール送信先:shuscamp@sdf.co.jp

※申込書のダウンロードはこちらのホームページから。

・Twitterアカウント @ShusCamp
・問合せ Shu's Basketball Camp 事務局(株式会社SDFインテグレーション内)
 ※ご不明な点やご質問、宿泊先のお問合せなどが御座いましたら、Shu's Basketball Camp事務局までE-mailまたはお電話にてお問合せください。
電話番号:03-5468-5068
E-mail:shuscamp@sdf.co.jp

※振込先、注意事項については「続きを読む」へ。
※一般の方は見学できません。

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2012.06.17 (Sun)

【2012新人戦】6/17レポート(7位決定戦・5位決定戦)

最終日を勝利で締めくくった日本体育大と明治大
東洋大・国士舘大は経験値を得て秋シーズンへ


 最終日、7位と5位の順位決定戦は共に1部校に軍配が上がり、2部の東洋大・国士舘大は相手を追い詰める時間帯を作るも惜しくも下剋上とはならなかった。これで5位~8位の順位は上から明治大、国士舘大、日本体育大、東洋大という並びに。明治大は、準々決勝で敗れたのち主将#16安藤も「土日は切り替えて戦って絶対勝たないといけない」と誓っていたが、2連勝で有言実行を果たした。逆に東洋大はベスト8入りを果たしてからは勝ち星を上げられない悔しい結果に。しかしベスト8に入って各チーム共に貴重な経験を得たことは確かだろう。


【勝負所を制し日本体育大が東洋大を下す】
120617iboshi.jpg 日本体育大東洋大の7位決定戦は、勝負強さを見せて接戦を一歩抜け出した日体大が91-83で東洋大を下し、7位入賞を果たした。

 今大会スロースタート気味な展開の多かった両チームだが、この日は出だしから互いに積極的だった。東洋大が#55井上(1年・SF・昌平)、#7筑波(2年・F)のバスケットカウントで勢いに乗るのに対し、日体大も#88万(1年・C・中部第一)が早々に2ファウルとなるピンチも交代した#12周(2年・C)がインサイドを支配し上手くフォロー。点の取り合いとなって25-21と日体大がわずかにリードして1Qを終えると、2Qも依然として拮抗した展開が続いた。日体大はミスも出るが、#18井星(2年・SF)の3連続3Pがチームを鼓舞。だが東洋大も#2皿井(2年・G)、#24遠山(2年・F)の積極的な1on1が流れを変え、#7筑波のバスケットカウント獲得もあって40-41と1点リードで前半を終える。

 3Q、序盤で東洋大はシュートが落ちて得点が停滞。その間日体大はの合った連携プレーでリードを9点に広げた。しかし東洋大もタイムアウトを挟んでディフェンスを引き締め直し、前から当たって活路を見出す。日体大は#7筑波のドライブに手を焼くが、3Qラストに#1本間(2年・PG)がブザービーターで3Pを沈め、64-62となんとかリードして最終Qへ。 

 4Qは目の離せない流れの奪い合いとなった。早い時間で逆転した東洋大が連続得点で勢いに乗るが、ここで日体大は強みのインサイドを徹底的に攻め立て、#88万が2連続でバスケットカウントを獲得。東洋大はアンスポーツマンライクファウルを取られるなど完全に流れを切らし、残り6分には一気に7点のビハインドを負った。だが東洋大はゾーンディフェンスが機能し、日体大の攻撃をシャットアウト。その間じりじりと追い上げ、#24遠山が合わせに飛び込み残り2分同点に。だが日体大も勝負所に強い#1本間がミドルシュートを決めて一歩も引かない。すると東洋大は「迷ってしまった」という#24遠山のドライブがこぼれ、反対に日体大#9出羽がゴール下で返して85-81。時間が刻々と迫り焦った東洋大は、逆サイドに大きく振ったパスを#39松田(1年・SF・金沢)にカットされて勝負あり。日体大がファウルゲームを逃げ切り91-83で勝利した。

 東洋大は何とか上位校から1勝を上げたいところだったが、惜しくも敗戦して8位で大会を終えた。しかし190cmオーバーが一人もいない布陣ながら、ディフェンスを徹底することで勝機を見出してきた戦いぶりには拍手を送りたい。1位と5点差で得点ランキング2位につけた#7筑波をはじめ、全体チームでも出番を得る下級生は多い。価値ある大会となったことだろう。

 日体大は、強みのインサイド陣を上手く生かし、勝負所の強さも相手を上回った。昨年の4位からは順位を下げて7位となったが、「スーパースターはいない」#1本間)というメンバーの中、これまで試合経験の少なかった選手たちが経験を積んだことは自分たちの自信になったはず。ここでの経験を糧にリーグ戦に向けて夏の厳しい練習を乗り越え、全体チームでも出番を得ていきたい。

写真:連続3Pで見せ場を作った日本体育大・井星。

※日本体育大・出羽選手、東洋大・遠山選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【安藤を中心にリードを保った明治大が5位に】
120617akiba.jpg 5位決定戦は明治大国士舘大の顔合わせとなった。明治大は、フリースローを貰っても2投とも落とすなど、重い立ち上がりに。国士舘大は#5伊集(2年・G)を中心に攻め立て、開始10分で5点のリードを得る。しかし、2Qに入ると明治大はギアチェンジ。#16安藤(2年・G)が積極的にシュートを決めていき逆転。この日は#20秋葉(1年・G・能代工)も好調で、連続得点で続いた。前半は、26―22と明治大リードで折り返した。

 後半もじりじりとしたロースコアのせめぎ合いが続く。国士舘大も速い展開や思い切りの良いミドルシュートで同点に持ち込むが、明治大も勝負強い#16安藤が連続得点して譲らない。加えて#92水口(2年・SF)らが要所で3Pを決めた明治大が手数で上回り、10点前後リードを奪ったまま試合は進んだ。国士館大は4Q終盤に3連続得点で3点差に詰め寄ったが、追い上げもそこまで。最後に再び明治大が引き離し、最終スコアは60―50。明治大が5位の座についた。

 昨年8位の明治大は順位を3つ上げた。立ち上がりに不安定さはあるが、安藤を中心にしたオフェンスは、順位決定戦では他チームより一枚上手だった。最終日はベンチメンバーも要所で活躍し、成長を見せた。全体チームでも核となる選手が多いだけに、秋に向けて確度を高めたい。

 国士舘大は昨年に続いての6位。今年の新人戦チームは勢いに乗った時の爆発力があり、サイズが小さいチームだがベスト8に食い込んだ。小さい布陣ながら点の獲れる選手は多く、それぞれの能力の高さも窺える。上級生との融合を図っていきたい。

写真:要所で効果的なシュートを決めた明治大・秋葉。

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2012.06.17 (Sun)

【2012新人戦】最終結果

優 勝 東海大学(4年ぶり3回目)
準優勝 筑波大学
第3位 青山学院大学
第4位 拓殖大学
第5位 明治大学
第6位 国士舘大学
第7位 日本体育大学
第8位 東洋大学

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優勝 東海大学


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準優勝 筑波大学


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4位 拓殖大学


◆個人賞

【新人賞】 ベンドラメ礼生(東海大学)
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【優秀選手賞】
大垣 慎之介(拓殖大学)
晴山ケビン(東海大学)
バランスキー・ザック(東海大学)
野本建吾(青山学院大学)
笹山貴哉(筑波大学)
※写真奥より
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【得点王】大垣 慎之介(拓殖大学)119得点
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【3ポイント王】坂東 拓(筑波大学)16本
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【リバウンド王】バランスキー・ザック(東海大学)67本(OF/26 DF/41)
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【アシスト王】笹山貴哉(筑波大学)36本
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2012.06.17 (Sun)

【2012新人戦】6/17結果

■日本体育大学世田谷キャンパス
日本体育大学91(25-21,15-20,24-21,27-21)83東洋大学
明治大学60(10-15,16-7,17-12,17-16)50国士舘大学
青山学院大学84(17-23,25-18,23-18,19-12)71拓殖大学
東海大学94(12-16,23-24,35-11,24-31)82筑波大学

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2012.06.16 (Sat)

【2012新人戦】6/16レポート

筑波大が準決勝の壁を破り決勝進出
注目のライバル対決は東海大が青学大を圧倒


 新人戦も残す所あと2日。この日から場所を日本体育大世田谷キャンパスに場所を移しての開催となった。順位決定戦2試合はそれぞれチームの層が上回った明治大、国士舘大が勝利した。準決勝2試合もやはりサイズ、層で上回った東海大、筑波大が勝利。通常チームの半分しかいない戦力で戦う新人戦はやはり有用な選手がどれだけいるかが勝敗を大きく左右する。いずれもそれがよく見えた試合だった。


【国士舘大の攻撃力が東洋大のディフェンスを翻弄】
120616hara.jpg 第一試合、順位決定戦の国士館大東洋大の対戦は、序盤から好調だった国士舘大が試合をリードし、逆転を許さず83-64で快勝した。

 国士舘大もサイズが大きくはないチームだが、それ以上に小さい東洋大相手に序盤から#12新田(2年・C)がインサイドで奮闘。幸先の良い立ち上がりを見せると、国士舘大は各々積極的にドライブを仕掛けて次々得点を奪っていった。東洋大もリバウンドに粘るが、肝心のシュートが決まらず決定力に欠く。2Qは両者ミスもあって我慢の時間帯にはなるが、国士館大が1Qでつけた点差を守って40-31で前半を終えた。

 今大会、ほとんどの試合で後半盛り返してきた東洋大。その流れがこの試合でも生まれ、3Qはゾーンディフェンスが奏功して点差を縮める。攻撃ではこの日は#6村上(2年・G)が積極的に点を取りに行き、バスケットカウントや速攻に走って連続得点。国士館大のアウトサイドが鳴りを潜める間に、3点差まで詰め寄った。

 だがここで流れを変えたのが、#21大河原(2年・F)のバスケットカウント。このプレーに#23中島(2年・G)が3Pで続くと、再び国士舘大が主導権を握った。自慢のアウトサイドも確率良く決まりだし、的を絞らせない攻撃で東洋大のディフェンスを翻弄。東洋大は「ディフェンスが崩壊してしまった」#6村上が振り返るよう守りが機能せず、再び反撃を図ることはできなかった。国士舘大が20点前後の点差を守り切って試合終了。国士舘大は5位決定戦へ、東洋大は7位決定戦へ進むこととなった。

 東洋大は3Qで3点差まで詰め寄る粘りを見せたが、あと一歩及ばず。組織的なディフェンスで流れを掴む爆発力はあるが、試合の中で波もある。修正し、最終日を良い形で締めくくりたい。対する国士舘大は6人が2桁得点と、万遍なく得点を分散。どこからでも点の取れる持ち前の攻撃力を発揮した。5位決定戦は高さのある明治大との対戦。小さい布陣でどのような戦い方を見せるか注目したい。

写真:国士館大・原はシュートが好調でチームハイの16得点。

※東洋大・村上選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【地力の差を見せた明治大が日本体育大に快勝】
120616minagawa.jpg 順位決定戦の2試合目、明治大日本体育大の試合は、地力に勝る明治大が貫禄を見せ、5位決定戦への切符を掴んだ。序盤はじりじりしたロースコアの展開で得点が推移した。順位決定戦のモチベーションの難しさも相まってか、なかなかシュートが決まらずに1Qは14―14の同点。しかし、2Qに入ると全体チームでもプレー機会の多い選手が活躍を見せ始める。#16安藤(2年・PG)がミドルシュートを決めると、速攻から#51皆川(2年・PF)や#12中東(2年・PG)が確実に決めていき、一挙に2桁の点差に。ただ、日体大は#88万(1年・C・中部第一)が得点を重ねて前半は35―25と、10点ビハインドで抑えた。

 後半も、開始直後は我慢比べとなるが、#55吉本(1年・SG・藤枝明誠)がファウルトラブルに陥りながらも連続得点を重ねていった明治大が、主導権を握った。日体大はオフェンスが単発となり、相手ファウルで得たフリースローの確率が上がらなかった。結局ベンチメンバー全員がプレータイムを得た明治大が、76―51で勝利した。

写真:チームハイ19得点の明治大・皆川。ミドルレンジからのシュートも目立ち、成長を感じさせた。


【拓殖大の勢いを筑波大が何とか凌ぎ、決勝へ】
120616FUNABASHI.jpg 準決勝の拓殖大筑波大の対戦は、筑波大に拓殖大が終始ついていく形になったが、そのまま筑波大が逃げ切り久しぶりの決勝進出となった。

 筑波大は立ち上がり好調。#10山田(2年・PF)の連続得点に加え、#21笹山(2年・PG)がオフェンスリバウンドを拾って得点をつなげた。対する拓殖大も#14大垣(2年・F)の一対一で対抗するが、アウトサイドに当たりが来ず、逆に筑波大#14坂東(2年・SG)に3Pをお見舞いされてしまう。22-16と筑波大リードで2Qへ。
 
 2Q、筑波大がターンオーバーから試合に入ると、拓殖大が怒涛の反撃。#14大垣が3Pに速攻にと連続で11得点稼ぐ大車輪の活躍を見せ、22-27と開始4分経たずに一気に逆転に成功した。後手に回る恰好となった筑波大。だがここでシックスマンの#58船橋(1年・SF・千種)がオフェンスリバウンドに粘ってバスケットカウントを獲得と、覇気あるプレーで流れを呼び込む。拓殖大も負けじとプレッシャーを仕掛け、#14大垣がベンチに下がった時間帯を#29岩田(1年・F・延岡学園)が得点で引っ張ると、両者流れの奪い合いとなった。だが2Q終盤、#16小松(1年・SG・福岡第一)が速攻と3Pで仕事を果たし、再度筑波大が逆転して39-41で試合を折り返す。

120616STUKUBA.jpg 3Qに入り、#16小松の2本の3Pで点差を引き離しにかかる筑波大。だが拓殖大もやはり#14大垣が得点を引っ張り、前からプレッシャーをかけて#21笹山のオフェンスファウルを誘うなど、流れを切らさなかった。しかしなかなかあと1本が出ず、追う展開を覆せない。4Qに入っても拓殖大は#0岡本(1年・PG・延岡学園)らが執拗なディフェンスを仕掛けて筑波大の運びのミスを誘うが、それが得点に結びつかず、反対に筑波大は大事な場面で#16小松・#10山田がシュートを沈め、決定力の差を見せつけた。結局筑波大が74-63で逃切り、準決勝の壁を破って嬉しい決勝進出を決めた。

 拓殖大は激しいディフェンスで猛追を見せたが、決定打の部分で#14大垣、#29岩田に頼りがちになる部分が苦しかった。しかし小さい布陣ながら足を動かし続けた平面バスケットを徹底し、気持ちやチーム力では決して劣らない戦いぶりを見せた。明日の3位決定戦は青学大との対戦。こちらもライバル対決だけに、見逃せない一戦となるだろう。筑波大は相手のプレッシャーにひるみターンオーバーがかさんだが、大事なところで決めきる勝負強さはさすが。この日はルーキー3人が二桁得点と成長も見られた。決勝の舞台を「チャレンジャーとして、全員で気持ちでまとまって戦いたい」#21笹山。悲願の優勝を狙い、全力で立ち向かうだけだろう。

写真上:積極性が光った筑波大・船橋。
写真下:決勝進出に笑顔の筑波大。

※筑波大・笹山選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【東海大が2007年以来の決勝進出】
120616HASHIMOTO.jpg 2006年以来、新人戦のタイトルを独占してきた青山学院大東海大。この両者が今年は準決勝でぶつかることになった。今年の青学大はもともと人数が少ない上に怪我人もおり、使える人材はせいぜい6人程度。その反対に東海大は全体チームでも主力として出場するメンバーが多数おり、有力視されていた。

 試合は互いのチーム状況を表すように東海大優位で進んだ。1Q、#21橋本(1年・C・宇都宮工)、#10バランスキー(2年・PF)、#7晴山(2年・PF)と立て続けに得点した東海大。青山学院大は外が入らず、ターンオーバーを食らう形となった。オフェンスで互角に戦えるのはインサイドの#7野本(2年・CF)のみ。この日スタメンに入った#11田中(2年・SG)、#18笠井(1年・PG・尽誠学園)のシュートも出てスタートで0-6と離されたところをじわじわと追い上げ、#5高橋(2年・PG)のドライブで逆転。しかしその後が続かず東海大が#10バランスキー、#0ベンドラメ(1年・SG・延岡学園)のシュートで16-21とリードして1Qを終えた。

 2Qも青学大の苦戦は続く。アウトサイドの当たりが来ない分、どうしても得点が偏ってしまう。東海大も外の確率はさほど良くないQだったが、#7晴山のダンク、#0ベンドラメのドライブやスティールなど、見せ場をつくり、リードを広げる。青学大はこのQ7点に終わり、そのうちの6点を#7野本が得点するという苦しい状況だった。

120616TANAKA.jpg 12点を追う形で3Qに入った青学大。東海大はファウルがかさむがそこは交代がいる分問題は小さい。#7野本意外にも#5高橋や#18笠井が積極性を見せるが東海大も余裕を見せて内外から決めていき、点差は10程度で推移した。結局このQも12点差で終えた青学大。4Qになるとファウルも増え、次第に差を広げられてしまう。東海大は全員がまんべんなく得点に絡み、10点近いリードを得る余裕を見せる。青学大はようやく終盤に2本の3Pが出て点差を縮めるが、追いつくには至らず58-74で試合終了。東海大が充実した戦力を存分に発揮し、決勝進出を決めた。

 青山学院大は野本が27点だが全体の得点力では東海大の方が上だった。また、チームのリバウンドで東海大に10本の差をつけられた。ファウルをできない状況で積極的にリバウンドに絡めなかったのは痛い。#17満山が0点だったのも惜しまれる。東海大のプレッシャーの前では打つのはそう簡単ではないが、やはり外の援護射撃がもう少し必要だろう。

 東海大は余裕の勝利となった。晴山が30点と得点面で牽引した。しかし3Pは1本とやや物足りない部分もある。決勝の相手筑波大はサイズ、層の厚さでやはり東海大の方が優位だが、アウトサイドは強いだけに注目のポイントとなりそうだ。

写真上:青学大・野本とのインサイド勝負が見どころだった東海大・橋本。
写真下:青学大・田中はリバウンドで貢献。

※東海大・晴山選手、バランスキー選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.06.16 (Sat)

【2012新人戦】6/17試合予定(最終日)

試合時間の変更がありました。ご注意ください関東大学バスケットボール連盟

■日本体育大学世田谷キャンパス 日本体育大学

11:00 日本体育大学 vs 東洋大学(7位決定戦)
13:00 明治大学 vs 国士舘大学(5位決定戦)
15:00 青山学院大学 vs 拓殖大学(3位決定戦)
17:00 東海大学 vs 筑波大学(決勝)

[アクセス]
東京都世田谷区深沢7-1-1
東急田園都市線「桜新町」より徒歩15分/バス5分
東急大井町線「等々力」より徒歩25分/バス10分
※詳しくは日本体育大学サイト内、交通アクセスのページをご確認ください。
※駐車場、駐輪場はありません。公共交通機関をご利用ください。
※ゴミは必ずお持ち帰りください。

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EDIT  |  22:38  |  2012新人戦  |  Top↑

2012.06.16 (Sat)

【2012新人戦】6/16結果

■日本体育大学世田谷キャンパス
国士舘大学83(25-14,15-17,23-14,20-19)64東洋大学
明治大学76(14-14,21-11,18-12,23-14)51日本体育大学
筑波大学74(22-16,19-23,18-14,15-10)63拓殖大学
青山学院大学58(16-21,7-14,20-20,15-19)74東海大学

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2012.06.14 (Thu)

【2012新人戦】6/14レポート

明治大は追い上げるも青山学院大には及ばず
注目の一戦を制し、青山学院大がベスト4へ


 準々決勝で最も注目されたのは第一シード青山学院大と明治大の対戦。連覇を続ける青山学院大だが今年は人数が少なく、層の厚みには欠ける。対する明治大はサイズもあり、昨年から試合に出続けているメンバーがそのまま新人戦のメンバーということもあって、上位進出も狙える格好であり、衆目が集まった。

 その他の対戦は上位校がやや追い上げられる場面もあったが拓殖大、東海大、筑波大の1部校が順当にベスト4へと進出した。


【日体大は追い上げるも届かず東海大が勝利】
120614NT.jpg 第一試合、1Qで20-9と東海大に対し遅れをとった日本体育大。東海大のインサイド陣の強さ、ディフェンスの厳しさに苦しいシュートを強いられた。2Qは日体大もやや持ち直すが、東海大の勢いは衰えず前半41-26と東海大が15点のリードとなった。

 後半3Q、日体大は#88万(1年・C・中部第一)のポストプレー、#39松田の3Pなどで追い上げ9点差に迫るが、攻撃起点のひとつ、#15濱田(2年・F)がファウル4となりベンチへ。それでも#18井星(2年・SF)、#39松田の3Pが連続し、5点差にまで詰め寄った。しかし東海大のタイムアウトを挟んでその後が続かず、再び東海大に差を広げられてしまう。13点差で入った4Q、日体大はうまく攻撃を繋げられず点差が開いていく。東海大は#0ベンドラメ(1年・SG・延岡学園)のスティールや#8藤永(2年・PG)、#22飯島(2年・PG)の3Pも出てチームを盛り上げ、最後は#21橋本(1年・C・宇都宮工)のバスケットカウントも出て77-57の20点差で東海大が勝利した。

写真:周、万といった中国人インサイド陣がそびえる日体大。さすがの橋本もこれまでのように簡単には攻められない部分もあった。


【筑波大が終始優位を保ってベスト4へ】

120614BANDO.jpg 第二試合、筑波大国士舘大は1Qこそ互いに得点が決まって17-15と僅差となったが、2Qに筑波大が#14坂東(2年・SG)で集中的に得点していったのとは反対に、国士舘大はアウトサイドが決まらない。#5伊集(2年・G)の得点はあるが筑波大にじわじわ引き離され、開始4分で10点の差がついた。3Pが決まらない国士舘大は#5伊集の連続3Pなどでなんとか6点差で後半に入る。筑波大は#92村越(1年・PF・福大大濠)のりバウンド、カバーで貢献するが国士舘大は外頼みでインサイドで勝負ができない。筑波大は#14坂東も好調で次々に得点していくと3Qで62-44と再び大きくリードを奪い返し、4Qも逃げ切って78-61で試合終了。昨年3位の筑波大がベスト4へと進んだ。

 国士舘大は#23中島(2年・G)の3Pがもう少し決まればまだいい勝負ができただろうが、この日は0/12に終わった。シュートは日によって水ものだが、インサイド勝負で苦しいチームだけに、外の出来が勝負を分ける。筑波大は#14坂東のシュートが際立った。この確率の差が明暗を分けたと言えるだろう。

写真:19得点の筑波大・坂東。チーム全員で得点は分散しているが、ここぞというシュートを決めた点でやはり存在感は大きい。


【東洋大ディフェンスに苦戦するも拓殖大が勝利】
120614OOGAKI.jpg 白鴎大を逆転で下した東洋大拓殖大と対戦。1Qは互いにシュートが好調、拓殖大は#14大垣(2年・F)、東洋大は#7筑波(2年・F)を中心に得点していく。ただし東洋大よりさらにサイズのない拓殖大はここまでの試合より得点するのが容易ではなく、攻めあぐねるシーンも見えた。1Qは24-22と拓殖大2点リード。2Qになると東洋大はゾーンで対抗。拓殖大も序盤で攻めあぐねて得点が止まるが、#29岩田(1年・F・延岡学園)の3Pや#14大垣の速攻、3Pなどで終盤に一気に抜け出し、50-38で前半を終えた。

 後半3Qは拓殖大がリードしたまま進むが東洋大も付かず離れずで推移。このQでは15-16とロースコアとなり、東洋大が1点上回った。4Q、拓殖大はオールコートで当っていくが東洋大も#7筑波を中心に得点を重ね、じわじわと追い上げていく。しかし東洋大は6点差まで追い上げるが追いつくには至らず。79-72で試合終了。拓殖大が勝利した。

写真:先頭を切って得点する拓殖大・大垣。この先強い相手に対してどこまでオフェンスで見せられるかが勝負を分けそうだ。


【明治大の反撃に耐えた青学大がベスト4進出】
120614TAKAHASHI.jpg この日の最終試合は、昨年度の覇者青山学院大と、全体チームでの主力がメンバーとなっている明治大の注目のカード。青学大が序盤からリードを奪うと、3Qの明治大の怒涛の反撃をかわし78-61で勝利した。

 青学大は序盤から#7野本(2年・CF)が積極的にドライブを仕掛けてフリースローを獲得。明治大は1Qでファウルトラブルに見舞われ、思うようなプレーができない。#12中東(2年・SG)は開始5分でファウル3となり、ベンチへ下がらざるを得なくなってしまう。青学大はスピーディーな展開から#5高橋(2年・PG)らが得点して更に点差を広げ、24-14で1Qを終えた。明治大のファウルは1Qで9つ。#16安藤(2年・G)も2ファウルと苦しい立ち上がりだった。

 続く2Q、開始早々#21岩淵(2年・PG)の3P、#51皆川(2年・PF)のブロックショットで明治大が流れを掴み、#16安藤(2年・G)のジャンプシュートも決まって点差を縮める。しかしキャッチミスやダブルドリブルなどもったいないミスも出て追い上げムードを継続できない。青学大は相手のミスを確実に得点に結び付け、#0船生(1年・SF・前橋育英)や#7野本もよくリバウンドに絡んで苦しい時間帯を凌いだ。終盤に3連続得点に成功し、青学大が再びリードを2桁に乗せて試合を折り返す。

 しかし「3Qは気持ちが前に前に向かっていた」(#16安藤)明治大が、ここから一気呵成に攻めたてる。#16安藤のアシストから#51皆川がゴール下シュートで先手を打つと、前半は沈黙した#14中東の豪快なダンクまで飛び出した。#92水口(2年・SF)の得意の0度からの3Pも追い風となり、残り4分半には47-46と1点差に。慌てる青学大は足が止まって攻撃が散漫となり、キャッチミスや速攻のイージーショットを落とすなど重苦しい空気に。#7野本の勝負強い2連続3Pで何とか再び差を広げるも、明治大は勢いを切らさずに追い上げ、#12中東のバスケットカウントで締めて57-55で3Qを終えた。

120614MINAGAWA.jpg だが、3Qの我慢の時間帯を逆転させずに乗り切った試合巧者の青学大は、4Qで再び立て直す。#0船生が開始すぐに負傷退場となるも、堅い守りから相手のターンオーバーを誘い、速攻に走って自分たちのペースに持ち込んだ。対する明治大は3Qの勢いを失い、淡白な攻めが続いてしまった。結局明治大はこのQで6点しか奪えず。終盤は時間を使いながら#18笠井(1年・PG・尽誠学園)が落ち着いて1on1をものにし、青学大が78-61で明治大を下した。
 
 1Qで主力にファウルが続き、出遅れた明治大。3Qでの追い上げは光ったものの、噛み合わずに苦しい時間帯も長かった。塚本HCも大事な時間帯で得点が止まったことについて「アグレッシブに攻撃できなかった」と振り返る。だが「これも彼らにとっては勉強。2年後を見据えて貴重なゲームになったし、60点から70点はあげてもいい」と評価。土日の順位決定戦では切り替えて戦いたい。

 対する青学大は「選手が少ないのが厳しい。しかしみんなが頑張った」長谷川監督。注意していたのはリバウンドとターンオーバー。特にターンオーバーからのブレイクをさせないことを意識し、自分たちのオフェンスでは1対1の仕掛けどころをうまくすることで、相手のファウルを誘えたことを勝利のポイントに上げた。後半の出来に関してはまだ反省材料も多いが、勝負の出だしで主導権を握ったことは大きかった。「今の2年生が4年になった時、サイズが小さくなる分、今よりもっとずる賢いスタイルで戦っていく。それをこの新人戦チームで今から求めている」と、こちらも2年後を見据えている。次は東海大との対戦。充実した戦力に対し、少数精鋭の青学がどう戦うかが見どころだ。

写真上:積極的なプレーを見せた青学大・高橋。
写真下:最後に豪快なダンクを見せた明治大・皆川。

※青山学院大・野本選手、明治大・安藤選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:55  |  2012新人戦  |  Top↑

2012.06.14 (Thu)

【2012新人戦】6/16試合予定

試合時間の変更がありました。ご注意ください関東大学バスケットボール連盟

■日本体育大学世田谷キャンパス 日本体育大学

12:30 国士舘大学 vs 東洋大学
14:30 明治大学 vs 日本体育大学
16:30 筑波大学 vs 拓殖大学
18:30 青山学院大学 vs 東海大学
※金曜日は試合はありません。ご注意ください。

[アクセス]
東京都世田谷区深沢7-1-1
東急田園都市線「桜新町」より徒歩15分/バス5分
東急大井町線「等々力」より徒歩25分/バス10分
※詳しくは日本体育大学サイト内、交通アクセスのページをご確認ください。
※駐車場、駐輪場はありません。公共交通機関をご利用ください。
※ゴミは必ずお持ち帰りください。

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EDIT  |  23:07  |  2012新人戦  |  Top↑

2012.06.14 (Thu)

【2012新人戦】6/14結果

■国立代々木競技場第二体育館
東海大学77(20-9,21-17,18-20,18-11)57日本体育大学
筑波大学78(17-15,19-15,26-14,16-18)62国士舘大学
拓殖大学79(24-22,26-16,15-16,14-18)72東洋大学
青山学院大学78(24-14,18-15,15-26,21-6)61明治大学

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2012.06.13 (Wed)

【2012新人戦】6/13レポート(代々木第二体育館)

1部校は冷静な試合運びでベスト8進出
東洋大は白鴎大を逆転で下す


120613takahashi.jpg ベスト8をかけた本戦3日目、代々木第2体育館では日本体育大・筑波大・青山学院大といった1部校が2部校の勢いに落ち着いて対処して勝利。また、東洋大と白鴎大の2部校同士の対戦は東洋大が3Q終盤から追い上げ逆転勝利となった。


 筑波大関東学院大の対戦は、関東学院大の仕掛けたディレイドオフェンスに筑波大の足が止まり、終始接戦となった。関東学院大は#10エリマン(2年・C)を起点に時間を使いながら攻撃し、リバウンドもエリマンに加え#24高橋(1年・FC・桐光学園)が果敢に飛び込みチームに貢献。一方の筑波大は相手に合わせてしまって思うようなバスケットが展開できない。だが#21笹山(2年・PG)が攻守共に奮起。大事な場面を3Pやアシストで引っ張り、ディフェンスも積極的に仕掛けて次々スティールに成功した。4Q終盤に関東学院大が#45大熊(1年・F・湘南工科大附)の活躍で同点に追いつきシーソーゲームとなったものの、筑波大はここぞという場面で#14坂東(2年・SG)、#21笹山の3Pが決まり、関東学院大の反撃をかわして84-75で勝利した。次はベスト4入りをかけ国士舘大と戦う。

 法政大青山学院大相手にブレイクを出すなどして立ち上がりは食らい付いて行くが、2Qでミスにつけ込まれると点差が大きく開いた。その後も法政大は反撃の糸口を掴めず、内外バランスよく攻めた青学大が88-51で勝利。青学大は誰か一人に偏ることなく得点を分散させ、この日は4人が15点オーバー。ここまで快勝で勝ち上がっているが、次は全体チームと布陣の変わらない明治大との対戦だ。一つの山場になるだろう。

写真:関東学院大・高橋はリバウンドをよく弾いて良い働きを見せた。


【3Qで爆発した日本体育大が順天堂大に逆転勝利】
120613kikuyama.jpg 第一試合、順天堂大日本体育大の対戦は、前半順天堂大が長く主導権を握るも我慢して後半に流れを掴んだ日体大が67-88で勝利した。

 1Q、順天堂大は#33喜久山(2年・F)が絶好調。1Qだけで4本の3Pを含む17得点を稼ぎ、順天堂大の得点を引っ張った。日体大も#88万(1年・C・中部第一)のインサイド、#15濱田(2年・F)のカットインで対抗し、23-20の3点差で食らい付いて1Qを終えるも、続く2Qも素早いトランジションを展開した順天堂大ペースで試合は進む。順天堂大は、#37千葉(2年・G)がドンピシャなタイミングでパスをさばき、まわりの選手がそのパスからタップシュートで得点して魅せる。一方の日体大は#15濱田が4ファウルになるなど勢いに乗れない。順天堂大の堅守に24秒ギリギリになって打たされる形が続き、前半残り2分10点ビハインドとなったところでタイムアウトを請求した。するとここから#1本間(2年・PG)が奮闘。タイムアウト明けすぐに3Pを決め、2Qのラストプレーでも相手のターンオーバーから走ってブザーと共に3Pのフリースローを獲得。これをきっちり3本沈め、後半に向けて最高の終わり方を演出してみせる。

 3Q、ここから日体大の猛攻が始まる。開始早々#1本間が3Pを決める頼もしさを見せ、#88万もリバウンドを掌握。出鼻を挫かれた順天堂大は#96佐藤(2年・F)の得点で食らい付くも、開始2分で逆転される展開となった。#3小薗井(2年・G)のシュートもこの日はことごとくリングに嫌われ、流れを変えるきっかけを掴めない。さらに日体大は#1本間のシュートが追い打ちをかける。本間はこのQだけで3本の3Pを含む17得点。前半の借りを返すような形で、日体大が3Q終了時点で19点差をつけると、その後4Qもリバウンドを抑えてリードを守り切り、67-88で快勝した。後半だけの点数を見ると、25-52と一方的。勝負所を抑えた日体大がベスト8に進んだ。

 順天堂大は前半、息のあった質の高いバスケットを展開したが、やはり高さのない部分で苦しみ、リバウンドで18本の差をつけられた。後半「足が止まってしまった」(#55最上)ことが惜しい。勝ちきれる強さをリーグ戦では得たい。

 日本体育大は#1本間が28得点、#88万が21得点の活躍で、後半の爆発力は凄まじかった。次は優勝候補のうちの一つ、東海大との対戦。昨年に引き続きベスト4入りを果たすことができるか。

写真:31得点の喜久山。ここで得た経験と自信を全体チームに戻ってからに生かしたい。

※日本体育大・本間選手、順天堂大・最上選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【勢いを掴んだ東洋大が白鴎大を3点差で下しベスト8へ】
120613toyo.jpg 第3試合、東洋大白鴎大の一戦は、後半波に乗って追い上げた東洋大が白鴎大を捕え、73-70で見事な逆転勝利を収めた。

 開始早々#21八木(2年・C)のバスケットカウントが決まり、リズムを掴む白鴎大。オフェンスリバウンドにも次々飛び込み試合の主導権を握った。対する東洋大は激しくディフェンスを仕掛けるものの、オフェンスが単発なアウトサイドで終わり追う展開となる。そのまま2Q序盤には白鴎大のリードは15点に広がった。東洋大もタイムアウトで仕切り直してからオフェンスの流れが良くなり点数が動くが、その度白鴎大に決め返され、なかなか点差が縮まらない。白鴎大の12点リードで後半へ。

 すると後半、東洋大はすぐさま3連続得点で点差を一桁に。白鴎大もブレイクを出して再び点差を押し戻すが、東洋大も変則的なディフェンスで相手のミスを誘い、一歩も引かない。#6村上のドライブも3Q最後に決まって東洋大が4点に差を縮めて4Qに入ると、その後も勢いは衰えず、開始2分#7筑波(2年・F)のバスケットカウントで逆転に成功した。

 そこからはシーソーゲームとなって試合はさらに白熱。速攻で白鴎大#1大釜(2年・G)がバスケットカウントを獲得しても、#24遠山(2年・F)が再びバスケットカウントを獲り返して譲らない。するとこの勝負所で#7筑波が決めて4点差。相手にフリースローを決められるも、残り1分#6村上(2年・G)がドライブを決めて5点差とすると、白鴎大は苦しくなった。東洋大が最後まで勢いを切らすことなく攻め気を見せ、接戦の末嬉しいベスト8入りを果たした。

 白鴎大は3Q残り4分で15点のリードを奪っていたものの、まさかの逆転負けとなった。アウトサイドに当たりが来なくなった時に焦りも見え、東洋大のディフェンスに大事な時間帯で得点が止まってしまった。勝敗の差はわずかな部分だっただけに悔しい結果だ。昨年準優勝を果たしたが今年はそこまで上り詰めることができずに新人戦を終えた。

 東洋大は#6村上、#7筑波、#14遠山といった全体チームでも出番を得ている選手が多い。高さはないが、頭を使った組織的なディフェンスと、入替戦など昨年から経験を積んできた主力の勝負強さが逆転勝利を生み出した。次はスピードある拓殖大との対戦となる。

写真:逆転勝利を収め笑顔がはじけた東洋大。

※東洋大・筑波選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.06.13 (Wed)

【2012新人戦】6/13レポート(駒沢屋内競技場)

国士舘大は再度の接戦からベスト8入り
東海大、拓殖大、明治大は強さを発揮し勝利


120613NAKAHIGASHI.jpg 新人戦のベスト8をかけた試合が2会場で行われた。上位校同士の対戦となり、初戦でなかなか調子が上がらなくてもここからようやくエンジンがかかるチームも少なくない。明治大、拓殖大、東海大は大きな差をつけて勝利。国士舘大は初戦同様シーソーゲームが続くが、終盤の勝負どころを制して4年連続ベスト8入りを果たした。

 第一試合、サイズ、得点力ともに上回る明治大早稲田大を下した。1Qこそ互いにロースコアな立ち上がりとなったが、2Qで早稲田大がターンオーバーを連発し、このQで10-21と失速。3Qに入り#15木村(2年・F)のシュートや、#34池田(1年・G・京北)のシュートで波に乗りかけるが、明治大はそれ以上の反撃を許さない。#16山本(1年・F・福岡第一)が機能せず、#15木村もゴール下で明治大の高さに苦戦してシュートを決めることができない。明治大も後半は大きく点差を伸ばすことはなかったが、リードを保ったまま試合終了。77-58で勝利した。

 第二試合、拓殖大日本大の対戦は終始拓殖大が押す形となった。拓殖大は出足から#14大垣(2年・F)が好調。ミドルシュート、スティールでチームを引っ張ると#29岩田(1年・F・延岡学園)、#17高倉(2年・PG)も一戦目に続き得点で続いた。日本大は拓殖大の執拗なディフェンスに、高さを生かしてインサイドを攻めることができず、外頼み。しかしシュートが入らず1Qで21-11と出遅れてしまった。2Q以降も拓殖大が優位に試合を運び、日本大は反撃のきっかけが掴めない。拓殖大はベンチメンバーも激しい守りや勢いある攻撃を見せ、83-64で勝利。ベスト8へ駒を進めた。
※拓殖大・大垣選手のインタビューは「続きを読む」へ。

写真:明治大・中東もこの先の勝利の鍵を握る。


【連日の接戦を国士舘大が制す】
120613NAKAJIMA.jpg 第三試合、中央大と対戦した国士舘大。この日の立ち上がりは前日の埼玉工業大戦とは違ってしっかりしていた。#4本多(2年・G)がオフェンスリバウンドから、#12新田(2年・C)も連続れミドルシュートを決めて序盤からリード。対する中央大はアウトサイドの当たりが来ず出遅れるが、#5谷口(2年・F)の連続シュートなどで流れを掴むと#31流田(2年・G)のスティールも出て1Qは20-21と国士舘大1点リード。2Qは中央大が#67鈴木(1年・CF・実践学園)のバスケットカウントなどもあってリードを奪うが、国士舘大はベンチスタートの#23中島(2年・G)のアウトサイドも確率が高く追いついて再び接戦に。40-40で前半を折り返した。

 3Qも互いに譲らない。中央大は#18國政(1年・SF・洛南)の得点や#31流田のスティールが光る。国士舘大は出足でもたついたが、ディフェンスで激しく中央大にプレッシャーをかけ、簡単には得点を許さない。さらにはQの最後には#5伊集(2年・G)がきれいな3Pを沈め、56-59で4Qへ。

 4Q、中央大はアウトサイドがリズムよく決まる。国士舘大は#5伊集からゴール下へのアシストがよく決まり、こちらも譲らない。勝負は残り2分半からだった。中央大は2回のフリースローを1本ずつしか決められず、#31流田がアンスポーツマンライクファウルを取られてしまい、拮抗していた勝負が崩れる。ここで4点のリードを得た国士舘大は#5伊集の3Pが決まりダメ押し。中央大は反撃ならず76-89で国士舘大が勝利した。

 点差こそ拮抗していたが、中央大はオフェンスがバラバラでまとまりがなかった。国士舘大は勝負強いアウトサイドが光り、連携も良くなった。外が中心にはなるが、全員が得点に絡めるチームなだけに、この先の戦いも楽しみだ。

写真:25得点の国士舘大・中島。途中スタートでも確実に仕事を果たした。

※国士舘大・伊集選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【東海大が2Qで慶應大を一蹴し、ベスト8へ】
120613IIJIMA.jpg 第四試合、東海大慶應義塾大の試合は、1Qこそ20-17と互角の立ち上がりとなったが、2Q以降に東海大が大きく引き離し、96-64で勝利した。

 東海大は序盤から#10バランスキー(2年・PF)、#21橋本(1年・C・宇都宮工)といったインサイドが得点。慶應大はパスを回して#13大元(1年・G・洛南)、#7黒木(1年・PF・延岡学園)らが点を取っていく。慶應大は東海大からパスミスや24秒を奪う部分を見せ、#13大元の3Pや#19福元(1年・G・福大大濠)の速攻も出て1Qは3点を追う形で20-17とした。しかし2Qで東海大が抜け出す。慶應大のシュートが決まらず、リバウンドを取って連続得点すると、開始4分で一気に10点以上の差がついた。東海大は#22飯島(2年・G)のアウトサイドも当たり始め、内外から優位に得点していく。前半終了時に50-27とリードすると、後半もその勢いを保った。慶應大は3Qにようやく#6権田(2年・G)の当たりが来るが前半につけられた差を追い上げるには至らず、試合終了。東海大が強さを見せつけてベスト8を確定した。

「バスケットにおいて30点以上は実力の差」と慶應大・佐々木HC。チームの中心となるべき選手が責任を持って決めなければ勝負にならないと言う。良い部分があってもそれを40分間持続できなければ求めるHCのバスケットは完成しない。良い選手もいるし、素直で頑張りもするが、その「慶應らしい良さ」に嵌まりすぎて突き抜けられない部分は今の課題でもある。7月末には韓国・延世大との定期戦も控える。きっかけを得ることはできるか、まだ戦いは続く。

 東海大は大量リードを得た後も、ハーフタイムには原田AC「慶應は絶対にあきらめないチームだから油断するな」と念には念を押す確認で、終始相手を圧倒した。高さ、速さ、上手さのバランス、5人全員が得点できる力を持ち、この新人戦ではやはり一段階格上の力を見せる。ここ数年組み合わせの悪いスパイラルにはまり、何度もベスト8で涙を飲んできた。2007年以来の頂点を狙えるか、ここからが要注目になる。

写真:アウトサイドでいい流れを作った東海大・飯島。攻撃型のガードだ。

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2012.06.13 (Wed)

【2012新人戦】6/14試合予定

■国立代々木競技場第二体育館
13:00 東海大学 vs 日本体育大学
14:40 筑波大学 vs 国士舘大学
16:20 拓殖大学 vs 東洋大学
18:00 青山学院大学 vs 明治大学

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2012.06.13 (Wed)

【2012新人戦】6/13結果

■国立代々木競技場第二体育館
順天堂大学67(23-20,19-16,11-36,14-16)88日本体育大学
筑波大学84(18-18,20-18,24-19,22-20)75関東学院大学
東洋大学77(10-20,19-21,26-18,22-14)73白鴎大学
青山学院大学88(20-14,24-10,27-11,17-16)51法政大学

■駒沢屋内球技場
早稲田大学58(12-19,10-21,15-14,21-23)77明治大学
拓殖大学83(23-11,11-9,20-11,29-23)54日本大学
中央大学76(20-21,20-19,16-19,20-30)89国士舘大学
東海大学96(20-17,30-10,26-22,20-15)64慶應義塾大学

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2012.06.12 (Tue)

【2012新人戦】6/12レポート(代々木第二体育館)

四つ角のシード校は手堅く初戦突破
関東学院大は大東文化大に快勝


120612hoshino.jpg 本戦2日目、この日は青山学院大・白鴎大・筑波大・日本体育大という昨年の新人戦でベスト4に入ったチームが代々木第二体育館に登場した。初戦とあって硬さも見られミスもあったが、3部~5部所属のチーム相手に順当に勝利。また、昨年は玉川大相手に接戦の末に初戦敗退となった関東学院大は、今年は大東文化大を終始寄せ付けない盤石の試合運びで次戦に進んだ。これでベスト16が出揃い、明日はベスト8を懸けた対戦。最終日まで残ることのできるベスト8は、経験値の少ない新人戦チームにとって試合数を踏む絶好のチャンスだ。またシード権を獲得できれば来年の大会がだいぶ楽になる。明日も見逃せない戦いとなるだろう。


 白鴎大は今期から3部昇格となった山梨学院大と対戦。山梨学院大の大黒柱、#3張(2年・C)をよく抑え、#14星野(2年・SG)、#1大釜(2年・G)らを起点によく走った白鴎大が序盤から主導権を握った。山梨学院大はリバウンドやフリースローでやや追い上げ2Q序盤には一時点差を一桁に縮める粘りを見せるが、#72佐野(2年・F)の3Pなどで追い打ちをかけた白鴎大に再び引き離された。ファウルやイージーミスもあったが96-74で白鴎大が手堅く勝利。次は東洋大との対戦となる。

 第4シードの日本体育大は、3部の国際武道大と対戦。序盤から速攻を連続で成功させリードを奪うと、その後はメンバーを様々入れ替えながらの戦いとなった。国際武道大も#4立澤(2年・G)を筆頭に攻め気を見せて15点前後の点差をついていくが3Qで突き放され、103-60でタイムアップ。日本体育大は快勝で次の順天堂大戦に臨む。

 第3シードの筑波大は、予選から勝ち上がってきた4部の武蔵大と対戦した。立ち上がりはシュートも高確率で決まり一対一に思い切りの良さも見られた武蔵大が先行。しかし筑波大も#92村越(1年・PF・福大大濠)がインサイドを支配し得点を重ね、#21笹山(2年・PG)を起点とした速い展開も出るとリードは広がった。ディフェンスも機能し武蔵大を2Q2得点に抑えて大勢を決し、129-43と圧勝した。次は大東文化大を破った関東学院大と戦う。

写真:速攻に走り積極果敢に攻めた白鴎大・星野。

※白鴎大・大釜選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【5部の西武文理が青山学院大に果敢に挑戦】
120612seibubunri.jpg 昨年の覇者、青山学院大は、西武文理大と対戦。西武文理大は元能代工高の加藤三彦監督が指揮を執る注目チーム。予選から戦い抜いて青山学院大への挑戦切符を手にし、この代々木で挑戦者として立ち向かった。

 開始数秒で#5高橋(2年・PG)がドライブを決め西武文理大の出鼻を挫いた青山学院大。西武文理大の2-3ゾーンにも#17満山がアウトサイドを沈め、インサイドも#7野本(2年・CF)、#0船生(1年・SF・前橋育英)の高さが生きて点差を引き離した。だが西武文理大はオールコートプレスから活路を見出し、青学大のミスを誘う。ボール運びをパスカットしての速攻に加え、オフェンスでは#1田中康佑(1年・PG・新田)がディフェンスをかい潜ってドライブを決め、素早くパスを回してアウトサイドを決めるなどコツコツと得点。青学大は#5高橋のドライブ、#11田中光(1年・SG)のアウトサイドも効果的に決まって地力の差を見せつけたが、西武文理大も最後までオールコートでディフェンスし続け、平面バスケットを徹底してひたむきな姿で戦った。両者、走り合いのハイペースで進み、109-65で試合終了となった。

 5部の西武文理大にとって、強豪校へのチャレンジは大きな経験にもなったはず。実力の差はあったが、一矢報いた部分はある。強化を始めて間もない下級生主体の新興チームだけに、これからの上昇が楽しみだ。青学大は、アウトサイドも好調で内外バランスよく攻めたが、ボール運びでのミスや相手にオフェンスリバウンドに飛びこまれるなど荒削りな部分もあった。また新人戦チームは人数も少なく、怪我でこれまで出番を得なかった#27有田(2年・C)に出場機会があったが、それでも6人~7人で戦う布陣。今日は#5高橋が4ファウルとなったが、今後の強豪校との対戦ではファウルトラブルも命獲りとなるだろう。修正し、次戦に臨みたい。

写真:西武文理大・加藤三彦監督は終始選手たちに語りかけて奮起を促した。


【関東学院大が大東文化大を攻守共に圧倒】
120612eriman.jpg 全体チームでの主力も多い関東学院大が、大東文化大相手に72-48で快勝を収めた。関東学院大は#1エリマン(2年・C)、#3前川(2年・GF)というチームの柱が安定感あるプレーを見せ、トーナメントでも要所でつなぎ役を果たした#38蜂谷(1年・F・聖和学園)が躍動。ベンチメンバーも積極性を見せて終始流れを引き渡さなかった。大東文化大学はスターターに1年生が4人という布陣。その中で2年生の#28兒玉(2年・PG)がチームを引っ張ったが、#1エリマンがそびえるペイントエリアではなかなか思う様に得点が伸びず、フリースローもことごとくこぼれた。追う展開になった場面で#99山崎(1年・G・弘前実業)らのアウトサイドも当たりが来ない苦しい展開。前からディフェンスして流れを作る場面もあったが、勢いが持続しなかった。関東学院大は終盤ベンチメンバーも出場させ、72-48で初戦を突破した。

 大東文化大は今年は能力の高いルーキーを多く獲得したが、連携の部分など、まだまだこれからと言えそうだ。この悔しさをバネに夏の準備に取り組み、秋のリーグ戦につなげたい。一方の関東学院大は、#1エリマンがリバウンドを抑え、まわりの選手がよく走ってスタイルが徹底されていた。次は速いトランジションが持ち味の筑波大とぶつかる。トーナメントに続き、ベスト8入りを果たせるか。

写真:エリマンは三度の豪快なダンクを見せた。

※関東学院大・蜂谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.06.12 (Tue)

【2012新人戦】6/12レポート(駒沢屋内競技場)

1部2部の上位校が取りこぼしなく勝利
予選勝ち上がりの埼玉工業大は惜しくもベスト16ならず


120612hasimoto.jpg 駒座屋内競技場では4試合が行われた。東海大、拓殖大、明治大の1部校が順調に勝ち上がり、ここ数年ベスト8以内を確保している2部の国士舘大は予選から勝ち上がった埼玉工業大にリードを奪われシーソーゲームとなるが、1点差で勝利しベスト16を確定した。


 第一試合は明治大学立教大学の対戦となった。1Qこそ17-22と5点差で食らいついた立教大だが、2Qに入り得点がピタリと止まってしまう。ターンオーバーも続き、なかなかゴールに向かえず2Qが7点に終わってしまう。明治大は高さ、攻撃力で終始優位に立ち、4Qには控えの1年生も出番を出て80-50で快勝した。次の相手は早稲田大学となる。

 第二試合、拓殖大東京経済大の対戦は、1Qで38-25とハイスコアゲーム。東京経済大も持ち味の得点力を見せたが、拓殖大はそれを上回る勢いで#14大垣(2年・F)、#29岩田(1年・F・延岡学園)らが得点を重ね、大量リードを奪った。2Q以降も展開は変わらず、互いにオフェンス主体のゲームを展開するが114-84で拓殖大が初戦を飾った。拓殖大の次の相手は日本大学。拓殖大とは反対に2mの選手を多く抱え、異なるタイプの対戦が見どころだ。

 第四試合、東海大は予選から勝ち上がった関東学園大と対戦。全体メンバーとほとんどメンバーが変わらない布陣の東海大が終始優位に試合を進めたが、ディフェンスの甘い部分で関東学園大に得点を許し1Qのリードは5点。2Qも関東学院大は10点差から大きく離されないで維持する時間帯を作って東海大に食らいついた。しかし後半になると仕切り直した東海大にじわじわと引き離され、3Q終了時には30点以上の点差に。最終的には99-70で試合終了となった。
※東海大・藤永選手のインタビューは「続きを読む」へ。

写真:リバウンドを取る東海大・橋本。バランスキー、晴山といったインサイド陣を抱える東海大は新人戦3度目の頂点を狙う。


【シーソーゲームは国士舘大が1点差で辛勝】
120612IJYU.jpg 第三試合、予選勝ち上がりの4部・埼玉工業大は2部・国士舘大と対戦。高確率でシュートを決めた埼玉工業大がリードし終盤はシーソーゲームに。しかし埼玉工業大は最後の勝負どころを決めることができず、国士舘大が辛くも逃げ切った。

 立ち上がり、「初戦で硬かった」(#4本多)という国士舘大。アウトサイドを打っていくものの、なかなか当たりがこない。埼玉工業大も開始直後こそシュートが外れたが、#9佐藤(2年・G)が積極的にドライブを仕掛けてファウルをもらい、#21中畑(1年・F・清陵情報)、#22大迫(1年・F・正智深谷)の両ウイングのアウトサイドが入り始めると波に乗った。1Q終了時には反対側の3Pライン付近から#15三浦(2年・F)が放ったボールがネットに吸い込まれるブザービーターも出て、1Qは26-20の埼玉工業大リード。国士舘大は#12新田(2年・C)が早々に2ファウルとなるなど、持ち味を出せない状態となった。

 2Q、開始2分で逆転した国士舘大はオフェンスリバウンド、スティールや速攻などが出て、少しずつ良い部分も見え始める。埼玉工業大は逆に6点のリードを奪われる形となるが、シュートを打ち続け、終盤に#22大迫、#9佐藤の3Pが連続で決まって再び同点に戻して前半を終了。3Qになると立ち上がりで国士舘大がミスが続くのとは反対に3連続で得点した埼玉工業大が再びリード。ここからは互いにシーソーゲームが続いた。

 3Qは68-68とやはり同点で終えた両者。勝負の4Qは最後の最後で明暗が分かれた。国士舘大はゾーンを敷くも埼玉工業大もアウトサイドの確率は衰えない。残り3分、国士舘大は#23中島(2年・G)の3Pで逆転。一方の埼玉工業大はここまで機動力あふれるプレーで国士舘大のペイントを切り裂いてきた#9佐藤がドライブを仕掛けた際に足首を痛め、退場してしまう。この苦しい中、それでも国士舘大は#22大迫のシュートや#47坂西(2年・F)のスティールで逆転。国士舘大は残り1分、#5伊集(2年・G)がバスケットカウントを獲得し86-88と逆転。しかし次の攻撃で埼玉工業大は#21中畑が3Pを決めて89-88と再逆転する。残り1分を切り互いにミスが出る中、勝負を決めたのは国士舘大#5伊集。残り15.4秒、相手ディフェンスの前から倒れこみながら放ったシュートが決まって89-90。埼玉工業大は最後の攻撃でペイント内へのパスが通らず勝負あり。89-90で辛くも国士舘大が初戦を突破した。

 国士舘大は攻撃では単発のシュートが多く、ディフェンスの甘さから簡単に外を打たれてしまう場面が目立った。次の試合ではどこまで修正できるか。埼玉工業大は佐藤が中に切れ込み、ウイングが外を打つというシンプルなプレーを続け、リバウンドも味方の方へ弾くなど粘りを見せつづけた。終盤の佐藤の負傷離脱が惜しまれるが、2部チームを脅かす見事な戦いぶりを見せた。

写真:決勝点を決めた国士舘大・伊集。

※国士舘大・本多選手のインタビュー、各試合の写真は「続きを読む」へ。

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2012.06.12 (Tue)

【2012新人戦】6/13試合予定

■国立代々木競技場第二体育館
13:00 順天堂大学 vs 日本体育大学
14:40 筑波大学 vs 関東学院大学
16:20 東洋大学 vs 白鴎大学
18:00 青山学院大学 vs 法政大学

■駒沢屋内球技場
13:00 早稲田大学 vs 明治大学
14:40 拓殖大学 vs 日本大学
16:20 中央大学 vs 国士舘大学
18:00 東海大学 vs 慶應義塾大学

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EDIT  |  21:48  |  2012新人戦  |  Top↑

2012.06.12 (Tue)

【2012新人戦】6/12結果

■国立代々木競技場第二体育館
国際武道大学60(18-27,11-16,14-38,17-22)103日本体育大学
筑波大学129(32-19,35-2,29-12,33-10)43武蔵大学
山梨学院大学74(13-30,18-22,14-27,29-17)96白鴎大学
青山学院大学109(27-14,27-17,31-21,24-13)65西武文理大学
関東学院大学72(19-9,18-11,22-18,13-10)48大東文化大学

■駒沢屋内球技場
立教大学50(17-22,7-23,12-18,14-17)80明治大学
拓殖大学114(38-25,24-17,25-21,27-21)84東京経済大学
埼玉工業大学89(26-20,21-27,21-21,21-22)90国士舘大学
東海大学99(25-20,25-18,27-6,22-26)70関東学園大学

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2012.06.11 (Mon)

【2012新人戦】6/11レポート

本戦初日、法政大が専修大を撃破
ほかは上位校が順当に勝ち進む


 新人戦は予選からの勝ち上がりを加え、1部2部校が登場する本戦がスタート。とどろきアリーナ、代々木第二で1回戦、2回戦合わせて15試合が行われた。

 1、2年生のみで戦う新人戦は、まだ大学での試合経験の少ない選手たちが公式戦に登場する貴重な機会。彼らが主力となる2年後のシーズンを占う大会でもあり、本戦初日は法政大が専修大を破るなど、全体チームでの力がそのまま作用する訳でもない。今年は左ブロックに第一シードの青山学院大をはじめ、下級生が既にチームの主力でもある明治大、慶應義塾大、1・2年生がトーナメント準優勝に貢献した東海大などがひしめく厳しい山。また、右ブロックはどこが勝ち上がってきても分からない可能性に満ちており、まさに一戦一戦が見逃せない戦いになる。


【玉川大の粘りに順天堂大が落ち着いて対応】
120611kikuyama2.jpg 2部順天堂大と3部玉川大の対戦は、両チーム共に実力あるガード陣を擁し、走り合いや鋭いドライブなど見応えのある戦いとなった。中盤に順天堂大が一歩抜け出すと、その後もリードを守り続けて玉川大の追撃をかわし、94-79で勝利した。

 順天堂大が意思疎通のとれた連携プレーで得点を奪っていくのに対し、玉川大は#13冨永(2年・PG)の調子が上がらないところを#75中野(2年・PG)が3Pやバスケットカウント獲得でつなぎ、1Qは18-16と互角の立ち上がりとなった。だが2Qに入り、順天堂大は#3小薗井(2年・G)のドライブ、#37千葉(2年・PG)のバスケットカウントが立て続けに決まり、その後もこの二人を起点に怒涛の得点ラッシュ。守ってはゾーンディフェンスが功を奏し、点差はあっという間に2桁に広がった。玉川大はオフェンスリバウンドに粘ってじわじわと追い上げ、#13冨永の連続得点で前半残り1分35秒には2点差に詰め寄るも、ここでインサイドの柱#8小林(2年・C)が3ファウルでベンチに下がるなど勢いが持続しない。最後に#55最上(2年・F)のリバウンドタップがブザービーターで決まり、42-34と順天堂大がリードを8点に開いて前半終了となった。

 試合のポイントとなったのが3Q。順天堂大は好調の#33喜久山(2年・F)が2連続で3Pを決めると、その後も攻撃の手を緩めず、#3小薗井が3Pに、速攻にと躍動。後半開始4分で56-40とその差は16点に開いた。ここで開いた点差が後々に響き、玉川大は3P攻勢でその差を10点前後には縮めるが、追いつくまでには至らない。順天堂大のシュートがこぼれ玉川大に流れが転じるものの、4Q残り7分に5点差とするのが精一杯だった。次の1本がつながらずに終盤再び順天堂大が点差を引き離し、94-79でタイムアップとなった。

 「変に構えてしまった」#13冨永が言うよう、どこか硬さもあった玉川大。何度も追い上げる粘りは見せたが、途中一気に引き離された時間帯が痛かった。対する順天堂大は、素早いパス回しで中外バランスよく得点。ゾーンディフェンスも上手く相手にハマって快勝で初戦を突破した。

写真:喜久山の要所でのアウトサイドが玉川大の反撃の芽を摘んだ。

※玉川大・冨永選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【早稲田大が好ディフェンスから大量得点で勝利】
120611taketu.jpg 前週の早慶戦で見事な勝利を収めた早稲田大は1週間のインターバルで新人戦に臨み、江戸川大と対戦した。試合開始こそ江戸川大が連続得点したが、早稲田大が激しいディフェンスで江戸川大から次々ターンオーバーを奪い、猛攻。#16山本(1年・F・福岡第一)が1Qで3ファウルでベンチへ下がるが、あまり影響を感じさせない攻撃が続いた。江戸川大は#28平岩(2年・F)がミドルシュートで点を稼ぐが、2Qでは得点がストップ。チームで4点しか稼ぐことができず前半終了時に56-25とダブルスコアの大差が開いた。

 3Qになるとアウトサイドや江戸川らしいトランジションが出始める。ディフェンスをゾーンに切り替えると早稲田大の得点が停滞。一時は30点ほどあった点差を縮め、3Q終了時には79-62と17点差とした。しかしそれ以上は点差を詰めることができず、107-70で早稲田大が勝利した。

写真:試合序盤にスティールを見せ、リードに一役買った早稲田大・武津。シュートも好調だった。


【慶應義塾大が東京成徳大を振り切り勝利】
120611gonda.jpg 早稲田大と同じく、昨週の早慶戦から短い時間での切り替えを迫られる慶應義塾大の新人戦。東京成徳大との対戦は、立ち上がりでシュートの入れあいとなるが、後半に慶應大が突き放した。

 1Qは東京成徳大は#35根本(2年・PF)のシュートを皮切りに、#6真田(2年・F)のアウトサイドが連続し、好調な立ち上がり。慶應大は怪我から本格復帰した#6権田(2年・F)が好調。3連続でシュートを決め、競り合う形となる。思い切りよくシュートを打ってくる東京成徳大はゾーンを使いながら慶應大の点数を止めにかかるが、#20真木(1年・G・國學院久我山)、#13大元(1年・G・洛南)の3Pも決まって1Qは18-27と慶應大リード。2Qも東京成徳大のシュートは好調。#6真田を中心にゴールネットを揺らす。慶應大はディフェンスからの速攻、アウトサイドとこちらも譲らず一時は20点のリードを奪った。しかし終盤は3分間得点が止まり、その間に東京成徳大が#17小山(2年・SF)のゴール下、#6真田のシュート等で再び10点差に戻し40-50で前半を終えた。後半、10点のリードを得た慶應大の優位は揺るがず最後は100点ゲーム。東京成徳大は#6真田を始めシュートは好調なものの、攻撃が単調で大きく詰め寄るまではいかず116-81で試合終了となった。

 慶應大は全体チームでもスタメンの#4伊藤(2年・G)、#7黒木(1年・PF・延岡学園)を始め、早慶戦で魅せた#20真木、センス抜群の#19福元(1年・G・福大大濠)、#6権田と高さはないが期待の選手は多い。次の相手は東海大。こちらはトーナメントでも下級生が力を発揮した強敵との対戦になる。見どころの多い両チームの対戦は必見になるだろう。

写真:権田は得点、リバウンドでも貢献した。伊藤とともにチームを引っ張る2年生としての活躍に期待だ。


【國學院大が長く主導権を握るも中央大の牙城は崩れず】
120611maruyama2.jpg 2部中央大に3部國學院大が挑んだ。気迫で勝る國學院大が先行するものの3Qで中央大が追いつき、その後はさすがの試合巧者ぶりを発揮して76-87で中央大が勝利した。

 開始3分で10-9と、1Qの入りは息もつかせぬ点の取り合いになった。中央大がターンオーバーを連続で犯したところで國學院大が#94山本(2年・F)のバスケットカウント獲得などもあり、一歩抜け出す。中央大は足が止まって速攻が思うように出せず、ディフェンスでも#7丸山(2年・GF)らの1on1を守りきれない。25-13と、國學院大にとっては大きなリードを奪う上出来の立ち上がりだった。2Qに入り、ようやく國學院大のシュートが落ち始めるも、中央大は相手の素早いカバーディフェンスに得点が伸びず、ルーズボールも國學院大が掌握する。國學院大はシュートがこぼれるも#14鎌田(2年・F)の二連続リバウンドシュートで得点をつなぎ、残り3分半には#18松村(2年・G)が倒れながらバスケットカウントを獲得して39-25とし、中央大にタイムアウトを取らせた。

 だがここで試合が動く。タイムアウト明けに中央大#5谷口(2年・F)が起死回生の3Pを決めると、それを合図に#67鈴木(1年・CF・実践学園)や#18國政(1年・SF・洛南)らルーキーが次々積極的にリングに向かった。國學院大がゾーンの攻略に苦戦する間に44-40と一気にその差を縮めて後半に入ると、#67鈴木らの活躍もあって後半開始すぐに逆転に成功し、ここから3Qは点差の離れない拮抗した展開が続いた。

 58-61で4Qに入ると、中央大は今度はゆっくり攻めながらチャンスを窺い#5谷口らが一瞬の隙を逃さずリングにアタック。守りも激しさを増して國學院大に簡単に得点を許さず、じわじわと点差を広げていった。國學院大は終盤までリバウンドに飛び込み続けるが、3Pが決まらず追い上げのきっかけを掴めなかった。そのまま76-87と、中央大が逆転で國學院大を下した。

 國學院大は善戦するも、最後は中央大との地力の差が出た。勝利が見えていたからこそ、試合終了後は悔しさを滲ませるメンバーたち。だがわずかメンバー6人で臨んだ新人戦で一人ひとり明確な役割を持って仕事を果たし、強い気持ちで中央大を苦しめたことは、今後の明るい兆しでもあるはず。全体チームでも出番を得る2年生も多い。この経験をチームに還元したい。

 中央大は入りからやや精彩を欠いたが、「切り替えられたのが良かった」#5谷口が言うよう中盤から好転し、1年生を含めベンチメンバーら活躍が光った。課題も残る試合だったが、2回戦では修正し全力で臨みたい。

写真:國學院大・丸山の得点能力は全体チームに戻ってからも勝敗の鍵を握る。

※中央大・谷口選手、國學院大・松村選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.06.11 (Mon)

【2012新人戦】6/12試合予定

■国立代々木競技場第二体育館
11:20 国際武道大学 vs 日本体育大学
13:00 筑波大学 vs 武蔵大学
14:40 山梨学院大学 vs 白鴎大学
16:20 青山学院大学 vs 西武文理大学
18:00 関東学院大学 vs 大東文化大学

■駒沢屋内球技場
13:00 立教大学 vs 明治大学
14:40 拓殖大学 vs 東京経済大学
16:20 埼玉工業大学 vs 国士舘大学
18:00 東海大学 vs 関東学園大学

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2012.06.11 (Mon)

【2012新人戦】6/11結果

■国立代々木競技場第二体育館
東京農業大学76(13-28,14-29,20-26,29-12)95埼玉工業大学
関東学園大学116(37-10,22-21,27-11,30-25)67成城大学
国際武道大学84(25-16,16-22,19-24,24-16)78帝京大学
武蔵大学78(29-10,10-15,23-17,16-12)54埼玉大学
山梨学院大学88(31-29,16-20,17-17,24-20)86横浜国立大学
西武文理大学82(20-14,17-8,23-9,22-11)42上智大学

■とどろきアリーナ
・aコート
法政大学88(22-8,13-20,23-13,30-23)64専修大学
桐蔭横浜大学91(20-21,24-32,22-33,25-24)110東京経済大学
早稲田大学107(38-21,18-4,23-37,28-8)70江戸川大学
國學院大學76(25-13,29-27,14-21,18-26)87中央大学

・bコート
順天堂大学94(18-16,24-18,25-23,27-22)79玉川大学
東洋大学110(28-22,27-18,22-26,33-22)88駒澤大学
立教大学102(20-15,30-17,29-13,23-19)64獨協大学
東京成徳大学81(18-27,22-23,16-27,25-29)116慶應義塾大学
神奈川大学61(12-20,16-20,14-16,19-20)76日本大学

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2012.06.11 (Mon)

【2012新人戦】試合予定

■国立代々木競技場第二体育館
10:00 東京農業大学 vs 埼玉工業大学
11:40 関東学園大学 vs 成城大学
13:20 国際武道大学 vs 帝京大学
15:00 武蔵大学 vs 埼玉大学
16:40 山梨学院大学 vs 横浜国立大学
18:20 西武文理大学 vs 上智大学

■とどろきアリーナ
・aコート
11:00 法政大学 vs 専修大学
12:40 桐蔭横浜大学 vs 東京経済大学
14:20 早稲田大学 vs 江戸川大学
16:00 國學院大學 vs 中央大学

・bコート
11:00 順天堂大学 vs 玉川大学
12:40 東洋大学 vs 駒澤大学
14:20 立教大学 vs 獨協大学
16:00 東京成徳大学 vs 慶應義塾大学
17:40 神奈川大学 vs 日本大学

とどろきアリーナ

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2012.06.08 (Fri)

【SPECIAL】BOJラインvol.11~岸本隆一選手~

リレー形式インタビュー「BOJライン」
vol.11~大東文化大学・岸本隆一選手~


120908kisimoto9.jpg 選手の指名でリレー形式にインタビューをつなぐ「BOJライン」。第10回の中央大学・佐藤将斗選手からバトンを渡されたのは、大東文化大・岸本隆一選手です。

 沖縄出身らしい独特のリズムで狭いスペースをかいくぐり、警戒した相手が引いて守ればすかさずライン後ろからロングシュート。ディフェンスにとっては非常に厄介な、リーグ屈指のスコアリング能力を持つ司令塔です。最終学年になり、試合中見せる真剣な顔つきからは責任感が伝わってきますが、コートを離れれば表情をコロコロと変え楽しそうに受け答えしてくれる選手。屈託のない人柄で岸本選手のまわりには自然と人が集まり、インタビュー中も通りかかるたくさんの選手からちょっかいを出されていました。そんな岸本選手の魅力をたっぷりとお伺いした第11回BOJライン、どうぞお楽しみください。

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