2011年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2011.10.30 (Sun)

【2011リーグ1部】10/30青山学院大VS慶應義塾大 第2戦

【慶應大が前半は善戦するが、最後は青山学院大が突き放す】
111030SATO_20111107073238.jpg 前半が終わって41-35と慶應大は粘った。全員が強気でゴールに向かう姿勢を見せ、#18中島(2年・PF)の3Pやバスケットカウント、#20伊藤(1年・G・洛南)のディフェンス、#7原田(4年・C)もワンポイントで見せ場を作った。しかし、青山学院大は#14辻(4年・SG)が好調に3Pを沈め、これに冷静に対処。リードを守る。後半、点差を詰めたい慶應大だが、青山学院大の攻撃を防ぎきることはできず、ずるずると離される展開となる。高さの前に簡単にはシュートに持ち込めない間に相手にターンオーバーで確実に青山学院大が点を重ね、慶應大の前半の勢いがなりを潜めた。

 青山学院大は残り数分になり、4年生の#17佐藤(PF)をコートに送り出した。推薦のエリート揃いの青山学院大に、一般で入学した数少ない努力家の選手だ。これは、「土曜日に優勝を決めたら出番を」という選手と監督との約束が具現化したものであり、周囲も佐藤にパスを回し続ける。そして、見事にシュートを決めると佐藤がガッツポーズ。ベンチのメンバーが飛び上がって喜び、大きな歓声を送った。笑顔に満ちる青山学院大に対し、慶應大は最後まで粘るも、89-67で試合終了。青山学院大が最後はきっちりと勝利し、リーグ戦を締めくくった。

 引退の花道は、リーグ戦最終戦に大抵どのチームにも用意される。しかし、青山学院大のようなチームに所属する選手にとって、その出番は格別だろう。4年間の積み重ねの結実は、周囲の思いやりあっての結果だ。リーグ最終戦を締めくくるような思いの伝わる佐藤のシュートだった。

 慶應義塾大は入れ替え戦に向けて最後の仕上げとなる。長い目で見れば、春からずいぶんと進歩した。それを入れ替え戦という特殊な舞台できちんと発揮できるかどうか、それにかかっている。東海大やそして最後の青山学院大に対しひるまない気持ちを見せたプレーを代々木の舞台で披露したいところだ。

写真:最後にシュートを決め、満面の笑みで拳を掲げる佐藤。4年間で最高の瞬間になっただろう。

青山学院大:17勝1敗
慶應義塾大:4勝14敗

※慶應義塾大・家治選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※青山学院大のインタビューは別途掲載します。

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2011.10.30 (Sun)

【2011リーグ1部】10/30拓殖大VS専修大 第2戦

【最後は#33館山の3Pが勝負を決め、専修大が勝利】
111130TATEYAMA.jpg 8位が確定した専修大は、最終戦で3位の拓殖大と対戦。2Qこそ9点と一桁得点となったが、最後は#33館山(3年・G)の3Pが勝負を分け、71-72で専修大が勝利した。

 1Qから拓殖大は#94長谷川智伸(3年・F)が3Pを連発。それに対し、専修大も#33館山が3Pで返すシュートの応酬になる。1Qは僅差となるが、2Qでベンチメンバーを積極的に使った拓殖大が点が伸びなくなったのに対し、専修大も控えを使い、失速。33-31の2点差で後半に入ったが、そのまま最後まで接戦が続いた。勝負は終盤まで拓殖大が積極的に攻めていくが、専修大もまた切れずについていき、残り35秒で#3廣島(3年・G)が3Pを決め、更にボールをカットして#33館山につなぐと、このシュートがリングの中で跳ねながらイン。残り1.2秒で専修大が71-72と逆転し、そのままタイムアップ。長谷川智伸が4本、そして館山が7本の3Pを放ち、それが勝負を決めた一戦となった。

「接戦になってずるずると負けることが多かった。それが自分たちの課題」#11宇都(2年・G)。ここまで惜しい試合が多く、7位との差はそのわずかな中で一つのミスだったり、シュートが勝負を分けている。しかし、終盤は競り合いの中でも切れずに勝利数を伸ばしてもいる。そこを宇都も良しとして、前向きに入れ替え戦に臨む構えだ。

 拓殖大は中盤になって#99長谷川 技を怪我で欠くことになった。仕事人の不在はゲームの流れのスムーズさなどでやはり苦しい場面を招くこともあったが、それでも3位。昨年より2つランクアップしてリーグ戦を終えた。インカレも長谷川の復帰は難しい。ここから現状のメンバーでどこまで高めてゆけるかが課題になるだろう。

写真:シュートを放つ館山。彼のシュートの調子もチームの勝敗を大きく左右する。

専修大:7勝11敗
拓殖大:11勝7敗

※専修大・高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※拓殖大・長谷川智伸選手のインタビューは追って掲載します。

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EDIT  |  23:51  |  2011リーグ戦1部  |  Top↑

2011.10.30 (Sun)

【2011リーグ1部】10/30明治大VS筑波大 第2戦

【明治大は最後に連勝、上昇気流で入れ替え戦へ】
111030meiji.jpg 最下位にあえぐ明治大だが、この日のリーグ最終戦は筑波大相手に77-63で快勝した。スタートには躓いたものの、2Q立ち上がりに速攻が連続で決まりここで逆転。#6佐藤(4年・PG)のアウトサイド、#17田村(4年・SG)のオールラウンドなプレー、#51皆川(1年・京北・PF)がそびえるインサイドというそれぞれのポイントに、#12中東(1年・SF・光泉)や#22西川(2年・F)らが上手く絡んで終始リズムに乗った。終盤には4年生の#33熊田もコートに立ち、これには応援席も盛り上がった。

 明治大は4勝で慶應大と星を並べ、直接対決の結果9位となり、入れ替え戦の相手は2部2位の中央大となった。「この2試合の連勝は大きいと思うし、入れ替え戦もこれが継続出来るようにあと1週間練習を頑張りたい。中央は去年とあまりメンバーも変わっていないし、去年のリーグ戦でも戦っているので、相手の様子も分かる。ビデオを見て、特徴をしっかり捉えて戦いたい」と話すのは主将の#6佐藤。このところバランスや安定感が増し、上り調子で入れ替え戦を迎えることとなる。
 筑波大は「借金2」ながら、5位でリーグ戦を終えた。だが、最後の5試合は1勝4敗とこちらは調子を下げた形。インカレに向けて、今一歩のレベルアップを図りたいところだ。

写真:ハイタッチする#17田村と#16安藤。明治大はここにきて上級生と下級生が噛み合っている。

明治大:4勝14敗
筑波大:8勝10敗

※明治大・田村選手、筑波大・田渡選手、加納選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:50  |  2011リーグ戦1部  |  Top↑

2011.10.30 (Sun)

【2011リーグ2部】10/30 中央大VS法政大 第2戦

【中央大は快勝で入れ替え戦へ2位通過
法政大も負けられない入れ替え戦へと向かう】


111030chuo.jpg 今年から共に2部降格となった両チーム。だが2ヶ月に渡るリーグ戦で、2チームの明暗は大きく分かれた。そして迎えた最終戦、法政大はディフェンスが機能せずに1Qで大きく離されると、その後は点の取り合いとなったが中央大が余裕の展開で勝利を決めた。

 1Q、#16佐藤(3年・PG)のドライブや#14渡邉(3年・SG)の3Pで快調に得点を重ねる中央大に対し、法政大は開始から3分間で得点が#0高田(2年・G)の3Pのみに終わり、11-3とされたところでタイムアウトを請求する。法政大は#41谷口(4年・PF)を投入。この谷口がゴールに切れ込み2連続得点に成功すると、ここから徐々にディフェンスの足も動くようになる。しかし24秒を守り切れそうなところで、中央大#20小野(3年・F)にドライブを許すなど、中央大の得点を止めることが出来ない。終盤には速攻を出した中央大が連続得点で流れを掴み、34-15と20点近い差がついた。

 2Q以降、法政大もオフェンスはやや好調だった。#11長谷川(4年・G)が外から射抜き、#21加藤(3年・CF)らも攻め気を見せる。だがそれでも中央大のオフェンスを守り切るディフェンスができず、点差はずっと20点前後のまま。4Qの終盤、中央大はベンチの4年生も出場させ、1プレー1プレーにチームが沸いた。結局112-90と両者ハイスコアになりながらも、中央大が快勝で入れ替え戦に向け弾みをつけた。

 「相手どうこうより自分たちで流れを壊してしまった」と法政大主将の#7崎濱(4年・PG)。まだ噛み合わない部分があり、良い守りを見せても最後どこかで穴が出来てしまう。リーグ戦を通し、継続してチーム一丸となることの難しさを皆感じているだろうし、チームはまだまだ模索中と言えるだろう。だが、日本体育大戦など、一つになれば強さを発揮できることを選手たちも経験済み。入れ替え戦までは短い期間しかないが、修正を図って何としても2部残留を決めたい。

 中央大は6人が2桁得点、最後に普段ベンチから支える4年生もコートに送り出して気持ちの良い終わり方をした。それぞれの役割もしっかりしており、チームの完成度も高い。今日はディフェンス面ではやや課題も残ったが、要所では堅い守りを見せた。入れ替え戦では高さのある相手にいかに戦っていくのか注目だ。

中央大:13勝5敗
法政大:2勝16敗

写真:試合終盤、4年生の得点に毎回飛び上がって喜んだ中央大。

※中央大・入戸野選手、法政大・崎濱選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:45  |  2011リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2011.10.30 (Sun)

【2011リーグ2部】10/30 関東学院大VS神奈川大 第2戦

【神奈川大が勝利でシーズンを終了
関東学院大は惜しくも8位で入れ替え戦へ】


111030kanagawa2.jpg 7勝10敗の関東学院大と8勝9敗の神奈川大の対戦は、3部との入れ替え戦回避を懸けた戦いとなった。試合は神奈川大優位で進み、55-76でタイムアップ。神奈川大が無事入れ替え戦回避を決め、4年生たちは勝利で4年間を締めくくった。

 1Q、開始から神奈川大は激しいディフェンスで関東学院大をしばらく無得点に抑え、その間#29田村(2年・F)や#8五十嵐(4年・F)の得点で大きくリードを奪った。だが1Q終盤と2Qの頭でややターンオーバーが増え、関東学院大は#33前川(1年・SG・京北)のリバウンドでの貢献もあって徐々にリズムを取り戻す。それでも神奈川大が1Qでつけた差を守り続けて2Qは進むが、シュートがこぼれて離せそうで離せない。すると24-36で入った3Q、関東学院大は#51細谷(4年・PG)の速攻、#32前田(4年・SF)の3Pで開始早々点差を一桁に。だが2連続でチャージングを取られてリズムを崩し、再び点を離された。3Q後半は#7古橋(2年・F)・#21増子(3年・G)と神奈川大の得点源が上手く機能。そのまま4Qに入り、中盤には神奈川大が大きく20点差をつける。そして試合時間残り2分、#9大山(4年・G)、#32林(4年・F)がコートに入って神奈川大はコートに4年生が5人揃った。すると相手のターンオーバーから#0佐藤(4年・G)が前にいる#9大山に大きなパスを出し、#9大山が怪我をしている足を引きずりながらもレイアップを決める。神奈川大は大きな歓声に包まれ、ベンチや応援席も含め、コートの5人からも笑顔がこぼれた。結局55-76で試合終了。この結果により、関東学院大は8位で下との入れ替え戦に進むことになった。

111030murata.jpg リーグを通し、怪我人にも悩まされて苦しい時期もあった関東学院大。終盤になって4年生らの奮闘が光り、それに後輩たちもついて行く形でチームとしての団結を見せたが、惜しくも入れ替え戦回避とはならなかった。昨年度2部に昇格し、昨年インカレベスト4まで駆け上がるなど様々な経験をしてきた選手たちは、ここで再び3部に舞い戻ることは何としても避けたいだろう。入れ替え戦にも注目が集まる。

 神奈川大はリーグの途中で上位争いからは脱落したが、最後は無事入れ替え戦を回避し笑顔でシーズンを終えた。関東学院大を55得点に抑えるなど、粘りのディフェンスは最後まで健在。選手たちが常々口にする、“神大らしさ”を見せてくれたラストゲームだった。

神奈川大:9勝9敗
関東学院大:7勝11敗

写真上:激しくルーズボールを争った両チーム。
写真下:関東学院大は今週から徐々に#30村田(2年・PF)が復帰。
 
※神奈川大・佐藤選手、大山選手、五十嵐選手、高野選手のコメントは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:44  |  2011リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2011.10.30 (Sun)

【2011リーグ2部】10/30 白鴎大VS国士舘大 第2戦

【先へと繋がる3位に滑り込んだ白鴎大
国士舘大は来期へ夢を託し今シーズン終了】


111030kokushikan.jpg 混戦だった2部リーグ。1部との入れ替え戦・インカレに向けて残された最後の切符は、最終日の白鴎大国士舘大による直接対決で奪いあうことになった。勝ったチームがインカレに進み、負けたチームはそこでシーズン終了。運命のかかった過酷な戦いを見守ろうと、会場には多くの観客が詰めかけた。結果は、79-50で白鴎大が大勝。1巡目の敗戦からリベンジに成功し、リーグ戦を3位で終えて先へとつなげた。

 振り返れば、勝負所は1Qだった。先制点は白鴎大#65高橋(4年・PG)の3P。その後も果敢にドライブを仕掛け、攻め気を見せてチームを牽引した。「かなり気合いが入っていた。1Qからそういう気持ちの部分が出た」(#44小山)という白鴎大は、激しいディフェンスでその後も主導権を握る。国士舘大は白鴎大の好守の前に得点を伸ばせず、大黒柱の#13曹(3年・C)も白鴎大#30アビブ(3年・C)に完璧に守られた。結局1Qで決まったのは#18松島(2年・G)のシュート1本のみ。その間、ガード陣のアウトサイド、#30アビブのインサイドで内外バランスよく攻めた白鴎大が得点を重ね、1Q終わって15-2と予想外に大きな差がついた。2Qに入っても、国士舘大はゴール下にそびえ立つ#30アビブの前にシュートを決めきれないシーンが目立つ。だが#30アビブが下がって#36パプロブヒナス(2年・C)に替わると、#13曹が直後にバスケットカウントを獲得して流れを掴み、点差を一桁に。しかし積極的に攻めてフリースローは得るものの、これを確実に2本決めることが出来ない。互いにロースコアとなって、1Qの点差そのままに28-15で試合を折り返す。

111030hakuo.jpg 3Qは白鴎大の#15白濱(2年・F)が奮闘。ドライブに速攻、3Pと大車輪の活躍で一気に国士舘大を置き去りにした。29点と大きな差がついて入った4Q、それでも国士舘大は最後まで諦めない姿勢を見せた。#17高橋(2年・F)がルーズボールに飛び込み、#18松島がスティールからワンマン速攻を決めるなど全員が必死に戦い続ける。諦める選手は誰一人としていなかったがすでに時遅く、大差を縮めるまでには至らず。白鴎大が点差を保って逃げ切り、国士舘大は悔しい今期ラストゲームとなった。

 白鴎大は、この大事な一戦で持っている力を十分に発揮した。セネガル人留学生#30アビブに頼りきらず、能力の高いガード陣のオフェンスは相手に的を絞らせない。またチームで守る堅いディフェンスも完成度は高く、まさに“全員バスケット”を体現した快勝で入れ替え戦への切符を手にした。下部からスタートし、1部昇格を掲げてきて今年ようやくここまで登り詰めた。入れ替え戦での戦いぶりにも期待したい。

 一方国士舘大は、立ち上がりでつまずき悔しい結果となった。だがリーグ戦を通して何度も危機的状況に陥りながらも、諦めずにここまで可能性をつなげてきたことはチームにとって大きな経験になったはずだ。目標にはあと一歩届かなかったが、この悔しさは大きな糧となっただろう。下級生主体のチームだけに、来年もメンバーは残る。次こそ結果を残して欲しい。

白鴎大:12勝6敗
国士舘大:10勝8敗

写真上:国士舘大#17高橋・#18松島は最後まで奮闘を見せたが、それでも試合中の表情には悔しさが満ちていた。2人ともまだ2年生。この敗戦を糧にして、来シーズンさらなる成長に期待したい。
写真下:試合後、廊下に集まり歓喜に沸く白鴎大。欲しかった切符を手に入れ、主将の小山も「やっと…」と感慨深い様子だった。

※白鴎大・小山選手、国士舘大・三村選手のコメント、国士舘大・西片選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:43  |  2011リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2011.10.30 (Sun)

【2011リーグ2部】10/30 日本体育大VS順天堂大 第2戦

【快勝で日本体育大が2部リーグ優勝
順天堂大も笑顔で今シーズンを終える】


111030kumagae.jpg 日本体育大にとっては勝てば1位通過が決まる対戦であり、前日3部入れ替え戦回避を決めていた順天堂大にとっては今シーズンのラストゲーム。結果は105-65で日本体育大が大勝し2部優勝の歓喜に沸いたが、順天堂大の選手たちも4年生3人を含め全員が晴れ晴れとした表情でコートを後にした。

 順天堂大は、リーグ序盤はスタメンだったものの怪我から長い間出場できなかった#5大竹(4年・G)が復帰。試合開始直後に日本体育大#16横山(3年・F)に先制点を許すが、この#5大竹が3Pで返し、久しぶりの試合とは思えない活躍を見せた。その後も#7飯田(3年・F)が好調で順天堂大がややリードを奪う。だがここから日本体育大は#11北川(2年・F)、#23横江(4年・G)が3Pやドライブで奮闘し、逆転から一気に順天堂大を置き去りにした。#11北川は1Qだけで4本の3Pを含む16得点を稼ぎ、32-19と日本体育大がハイスコアを上げて2Qに入る。続く2Qでも主導権を握り、#21熊谷(3年・F)の豪快なダンクシュートや、#23横江の速攻もあって徐々に差を広げた。対する順天堂大は#10趙明(4年・C)がゴール下で奮起するも決めきれずに得点が伸び悩んだ。結局このQ10点に終わって前半だけで59-29と30点差がつくと、その差を日本体育大が後半も保ち続けた。
 
111030juntendo.jpg 4Q、日本体育大は4年生の#35村瀬(4年・C)がコートに入り、バスケットカウント獲得などでチームを大いに盛り上げる。一方の順天堂大も#10趙明が失敗はしたがダンクに向かう姿勢を見せ、#4近藤(4年・F)もオフェンスリバウンドに奮闘してフリースローを得るなど最後の意地を見せた。そのままタイムアップのブザーが鳴ると、両チームともに笑顔がこぼれる。ハイタッチを交わし合い、お互い健闘を称え合って試合を終えた。
 
 下との入れ替え戦が危うい位置にいた順天堂大だが、昨日の駒澤大戦で見事に回避を確定し「最後に気持ちよく終われた」(#4近藤)今年のリーグ。今の2年生から4年生にとって、入れ替え戦や順位決定戦(※2009年は入れ替え戦がなく順位決定戦)に進まずにリーグ戦を終えるのは初めてのことだ。チームとしても苦しい時期はあったが、最後一つになれたことには全員が満足気。これで大黒柱#10趙明を始め4年生は抜けるが、3年生以下も能力は高い。来シーズンもチームで団結し、さらに上を目指すことを期待したい。

 一方日本体育大はこれで1位で1部との入れ替え戦に進む。リーグ終盤は揺らぐ試合もあったが、最終週は白鴎大戦、そしてこの順天堂大戦では本来の強さを取り戻し、良い時の状態を保っている。悲願の1部昇格へ、選手たちは強い気持ちを持って戦っている。入れ替え戦でも、その実力を遺憾なく発揮してほしい。

日本体育大:14勝4敗
順天堂大:8勝10敗

写真上:日本体育大・熊谷はほぼ毎試合ダンクを決めている。この日も両手で豪快にリングを揺らした。
写真下:試合終了後の順天堂大の選手達。さっぱりとした表情だった。


※日本体育大・横江選手、順天堂大・近藤選手、大竹選手、趙明選手のコメントは「続きを読む」へ。

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2011.10.30 (Sun)

【2011リーグ2部】10/30 駒澤大VS東京成徳大 第2戦

【2部という昨年と異なる世界で戦い抜いた両チーム
駒澤大は#22小林のシュートで盛り上がり、シーズンに幕】


111030tokyoseitoku.jpg 昇格を遂げて今シーズン2部で戦ってきた駒澤大東京成徳大。共に昨年3部で15勝1敗の圧倒的強さを見せ、1勝1敗で互いの全勝を阻止した良きライバルだ。今年勝ち星としては差がついた両者だが、1巡目での対戦も5点差の接戦となるなど、互いによく知る相手だけに勝負は常に分からなかった。だが迎えた最終戦、蓋を開けて見れば大きな差がつく展開となった。3部との入れ替え戦を控える東京成徳大にとって、最後の試合に勝って弾みをつけたい想いは強かっただろう。だがそれ以上に、序盤から駒澤大の気迫が東京成徳大を圧倒した。開始から畳み掛けるようにシュートを決め、リバウンドでも粘りを見せた駒澤大が96-63の快勝で今シーズンを終えた。
 
 #5成瀬(4年・PF)のミドルシュートで先制した駒澤大。その後も#13近藤(3年・PG)、#4渡邊(4年・PG)らが高確率でシュートを決めていった。東京成徳大はシュートがこぼれ、開始4分で決まったのは#77田中(4年・F)の4得点のみ。15-4と一気に差を広げられてしまう。タイムアウトを挟むも、連続でファウルを吹かれるなど思うように立て直せない。#32高橋(3年・F)らが攻め気を見せなんとかついて行くが、10点差で入った2Qも、駒澤大にリバウンドを掌握されてリズムを掴めなかった。#39木野(3年・SF)が2本の3Pを決めるが、54-31と東京成徳大が大きなビハインドを負ったまま試合を折り返すと、3Qには#7馬場(3年・PF)の連続得点もあって駒澤大が30点差をつけた。

111030kobayashitakuya.jpg 大きくリードした駒澤大は、ここからベンチメンバーの選手を積極的に起用。スタートの4年生3人に加え、#8小林拓也(4年・F)、#9山口(4年・G)らも加え、4年生5人でコートに立った。一方の東京成徳大も、普段あまりプレータイムの無い2年生を積極的にコートに送り出し、終盤は一人ひとりのプレーに味方が沸く形となった。4Q終盤、駒澤大はベンチ入りした4年生、#22小林将大(4年・SG)がコートへ。周りの4人がシュートを打たせようとボールを回し、試合終了のブザー直前に放ったシュートが見事にリングを通過。大歓声が会場を包むと同時に、タイムアップのブザーが響き渡った。#22小林(将)にとって今リーグ最初で最後の2得点。駒澤大は4年生の活躍もあって、最高の笑顔でシーズンを終えた。

 東京成徳大はリーグ戦を4勝14敗で終え、第9位。だが勝敗数の差ほど、他のチームとの実力差は感じなかった。数々の接戦を演じ、必死の思いで戦ってきた18試合。悔しい想いもたくさんしてきただろうが、混戦の2部で戦ってきたことはチームにとってかけがえのない経験となったに違いない。今シーズン最後の試合は、緊迫感で張り詰める大事な入れ替え戦だ。昨年、あの独特な空気感を2年生以上は味わっている。何としても2部残留を果たしたいところだろう。

 4位という結果を残した駒澤大は、ダークホースとして存在感を見せたリーグ戦だった。あと一歩のところで目標のインカレ出場を逃した悔しさはあるだろうが、2部でここまで駆け上がった事は、チームとして誇れる結果ではないだろうか。4年生が土台となって仲間を支え、3年生以下も明るくのびのびプレーしていた今年のチーム。どんな時でも笑顔が絶えなかったチームカラーは、見ている者の記憶にも残ったことだろう。最後の瞬間まで“お祭り騒ぎ”の賑やかさを見せ、駒澤大らしい終わり方で今シーズンの幕を閉じた。

駒澤大:11勝7敗
東京成徳大:4勝14敗

写真上:東京成徳大#77田中(写真左)は積極的にコミュニケーションを取った。流れが悪い中でも「声出せ!」とチームを鼓舞する姿を見せた。
写真下:駒澤大は#8小林拓也のシュートもチームを盛り上げた。

※駒澤大・渡邊選手、北選手、成瀬選手、山口選手、小林将大選手のコメントは「続きを読む」へ。

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2011.10.30 (Sun)

【2011リーグ1部】最終結果

優勝  青山学院大学(2年連続9回目)
準優勝 東海大学
第3位 拓殖大学
第4位 大東文化大学
第5位 筑波大学
第6位 早稲田大学
第7位 日本大学
第8位 専修大学(2部3位・白鴎大学との入れ替え戦へ)
第9位 明治大学(2部2位・中央大学との入れ替え戦へ)
第10位 慶應義塾大学(2部1位・日本体育大学との入れ替え戦へ)

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【個人賞】
最優秀選手賞(MVP) 辻 直人(青山学院大学)
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敢闘賞 満原優樹(東海大学)
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優秀選手賞
比江島 慎(青山学院大学)
永吉佑也(青山学院大学)
田中大貴(東海大学)
長谷川 智伸(拓殖大学)
遠藤祐亮(大東文化大学)
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※写真右から


得点王 宇都直輝(専修大学)418点
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「意識はそんなにしてなかったんですけど、去年取っている分今年は難しいと思っていました。途中ずっと上位にいたんですけど、難しかったです。そんなに取れない試合も多くて。一桁の試合もあったので。それに今年は去年より100点くらい少ないので、来年は500点台に乗せたいです。入れ替え戦とインカレはウエイトしてパワーアップして頑張ります」


3ポイント王 長谷川 智伸(拓殖大学)70本
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「3Pについては確率を上げろと言われていたんですが、1年の時にシュートセレクションを考えろと言われたんです。そこから自分なりにセレクションを変えて、それで確率が上がったのはあると思います。今までは何も考えずに自分の感覚で打っていたんですが、ディフェンスを見ながらゲームの流れを見て打つようになって今のようになってきましたね。これからも安定して入れていきたいと思います」


リバウンド王 加納誠也(筑波大学)186本(OF62本/DE124本/TO186本)
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「(個人賞は)初めてです。正直すごく嬉しいのと、リバウンドって地味ですけどチームにとって欠かせないところじゃないですか。僕は派手なプレーが出来ないんで、こういう泥臭いところをやってチームに貢献出来ると思って一試合一試合頑張ってきた結果がこの受賞に繋がったのかなと思います。インカレはチームとしてワンステップ、ツーステップ上がっていかないと青学さん、東海さんにはまだまだ及ばないと思うので、もう一回自分たちのバスケットを見直して、チーム一丸となって頑張っていくことが大事かなと思います」


アシスト王 大塚勇人(早稲田大学)127本
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「素直に嬉しいです。ただ、チームのみんなが決めてくれたから僕が受賞しただけなんで…。でも色んなことがあって取れたのでうれしいですね。最初は海斗に持っていかれるもんだと思っていたので、諦めてたんですけど、(ダブルオーバータイムの試合から)アシストが伸びはじめて、『行けるんじゃないかな』と、正直意識してやりはじめましたね。インカレは、オールジャパンもありますしまずはベスト8に入らないと。まずそこが目標で、あとは一つひとつ勝っていって、チャレンジャーとしてやっていきたいです」


MIP賞 狩野祐介(東海大学)
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「初めてもらったので正直とてもうれしいですね。MIPはみんなが投票してくれたおかげでもらえる賞ですし、その応援に今後も応えなければいかないなと思います。自分は声を出したりそういう部分でしか頑張れませんが、そういう部分が伝わったからこそもらえた賞なのかなとも思います。今後も自分にできることをしっかりやって、頑張っていきたいと思います」

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2011.10.30 (Sun)

【2011リーグ】10/30結果(最終日)

■関東大学1部リーグ
◇ 慶應義塾大学日吉キャンパス記念館

早稲田大学59 (23-14,10-24,13-8,13-15) 61大東文化大学
明治大学77 (15-20,21-7,18-13,23-23) 63筑波大学
拓殖大学71 (20-24,11-9,23-24,17-15) 72専修大学
東海大学90 (20-24,26-17,23-13,21-9) 63日本大学
青山学院大学89 (26-18,15-17,23-15,25-17) 67慶應義塾大学

青山学院大学 17勝1敗
東海大学   14勝4敗
拓殖大学   11勝7敗
大東文化大学 9勝9敗
筑波大学   8勝10敗
早稲田大学  8勝10敗
日本大学   8勝10敗
専修大学   7勝11敗
明治大学   4勝14敗
慶應義塾大学 4勝14敗


■関東大学2部リーグ
◇国士舘大学多摩キャンパス

駒澤大学96 (27-17,27-14,22-17,20-15) 63東京成徳大学
日本体育大学105 (32-19,27-10,19-18,27-18) 65順天堂大学
白鴎大学79 (15-2,13-13,31-15,20-20) 50国士舘大学
関東学院大学55 (11-22,13-14,17-23,14-17) 76神奈川大学
中央大学112 (34-15,27-26,28-25,23-24) 90法政大学

日本体育大学 14勝4敗
中央大学   13勝5敗
白鴎大学   12勝6敗
駒澤大学   11勝7敗
国士舘大学  10勝8敗
神奈川大学  9勝9敗
順天堂大学  8勝10敗
関東学院大学 7勝11敗
東京成徳大学 4勝14敗
法政大学   2勝16敗
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2011.10.29 (Sat)

【2011リーグ1部】10/29レポート

青山学院大が逆転で優勝を決め
今季3冠大会2冠を達成


 1部リーグ戦最終週、会場となった慶應義塾大日吉記念館は多くの観客で埋め尽くされた。注目の青山学院大対東海大は、東海大がリードする展開から青山学院大が逆転で勝負を決め、優勝を手にした。これにより2位東海大、3位拓殖大も確定。インカレシードを争う4位は4校が並び、最終戦までしのぎを削ることになった。


【明治大が早稲田大を下し3勝目】
111029meiji.jpg 既に入れ替え戦行きが決まっている最下位の明治大は、この日は早稲田大を相手に久々にチームが噛み合った。#51皆川(1年・PF・京北)が序盤からマークする#14久保田(4年・C)に仕事をさせず、#17田村(4年・SG)のゴール下での合わせのプレーや#6佐藤(4年・PG)のアウトサイドも好調。2点ビハインドで迎えた4Q#17田村が連続でバスケットカウントを獲得し、チームを勢いづかせると、残り12秒で#6佐藤の3Pが決まって勝負あり。「(重い雰囲気だったが)今週の練習から開き直れた」と話すのは、インサイドで久保田相手に互角以上に渡り合った皆川82-78で接戦を制し、3勝目をあげた。「明日も気を抜かずにこういう形で戦いたい」(皆川)。不調だったリーグ戦の最後を連勝で締めて、入れ替え戦に繋げたいところだ。

写真:久々の勝利で4年生を中心に笑顔の明治大。

明治大:3勝14敗
早稲田大:8勝9敗


【拓殖大は3位、4位が欲しい筑波大は悔しい敗戦】
111029takushoku.jpg 拓殖大はこの日は筑波大と対戦、序盤から押し気味に試合を進めた。#11佐々木(3年・C)がミドルシュートを着実に沈めていき、スタートダッシュに成功。筑波大は#34田渡(4年・PG)や#21笹山(1年・PG・洛南)の活躍で大きなリードは許さなかったものの、拓殖大は接戦となった終盤にイージーシュートなどといった決めるべきシュートを確実に決めていき、83―77で勝利。これで3位が確定した。

「優勝を目指してきて、3位は悔しい」と話すのは#26上杉(4年・PF)。1巡目は2敗で折り返したが、長谷川 技が離脱した後は、新たなチームを再度作りながらの戦いとなり久々のリーグ優勝はおのずと遠ざかっていった。ただ、上杉はインカレ優勝の自信は「あります」と言い切る。「ハセ(長谷川技)が抜けた穴は大きかったですけど、みんながそこを埋めようとしているのは練習でも感じた。チームとしてはまとまっていけた」。明日のリーグ最終戦を白星で飾り、インカレに繋げていきたい。

写真:#40藤井を中心に確認を行う拓殖大。

拓殖大:11勝6敗
筑波大:8勝9敗


【最大13点のビハインドを覆し、青山学院大が逆転で優勝を決定】
111029MITUHARA.jpg 本来ならば優勝の天王山となったであろう戦いは、前の週に東海大が3敗目を喫したこともあり、青山学院大に有利な状況下で始まった。これ以上は負けられない東海大の意地と、是が非でも東海大に勝って優勝を決めたい青山学院大の勝負は、熱い火花の散る試合となった。

 前半、流れを掴んだのは東海大だった。#16坂本(4年・C)のシュートに始まり、#24田中(2年・SF)がスローインをカットするなど、出足から流れを掴む。青学大も#14辻(4年・SG)や#88張本(2年・PF)のバスケットカウントも続き、1Qは#13辻が3Pで締めて17-12で青学大がリードした。しかし2Qになると青学大は9点しか取れない急ブレーキ。東海大ディフェンスの前にターンオーバー、タフショットを強いられ、逆に東海大は#0満原(4年・C)がオフェンスリバウンドを粘って押し込み、ミドルシュートから3Pまで多方面で得点。26-34と8点のリードを奪って前半を終了した。

111029hiejima.jpg 3Qの出足も東海大のリズム。#4森田(4年・PG)の3P、#24田中の速攻などが出て序盤で13点のリードに成功する。しかしこのQで気を吐いたのは青学大#56比江島(3年・SF)。一回目の対戦では後半足に来てそれが傍目にも分かるほどであり、ベンチへ引っ込むことで東海大が優位になった。この日も「3Qの時点でもう足は厳しかった。でも今回はそれを隠し通しました」と、3Pに加えて得意のドライブから難しい体勢でレイアップを何度もねじ込み、バスケットカウントを獲得するなど、全く足の状況を感じさせないプレーを連発し、マッチアップする#24田中「気づかなかった」というプレーぶりだった。この比江島の奮闘に、#14辻も援護射撃で3Pを決めると、#25永吉(2年・C)がゴール下を2連続で決め、3Qは49-52とこのQ内で10点を詰める。東海大は途中からアウトサイドが入らず、#4森田が打ちかけたシュートをパスに切り替えてターンオーバーになるなど、焦りが見えた。

 4Qは終盤まで競り合いになった。依然東海大がわずかなリードを保つが、自らもなかなか点が取れない。青学大は開始約4分、#56比江島がフリースローを得て57-56と逆転。#4畠山(2年・G)もルーズボールに突っ込み執念を見せる。ここからしばらく入れられたら入れ返し、ミスをしては相手もミスをするという流れになり、どちらも引かない状態になるが、その均衡を破ったのは#4畠山が残り1:57で決めた3P。これで64-61と青山学院大が3点のリードとなった。だが、ここで#56比江島の足が遂に限界に達し、#6織田(4年・SG)に交代。だが青山学院大はそうした状況でも崩れず、東海大は残り1分、#24田中が#4森田からのアシストでシュートを決めたのを最後に絶対的な勝負の好機を得ることはなかった。青山学院大は残りの時間、フリースローをきっちりと決めて67-63。ベンチで立ち上がっていたメンバーたちが勝利を喜び、一体となって歓喜の声をあげた。

111029aogaku.jpg 珍しく、青山学院大が追う形の試合になった。長谷川監督「良いゲームではなかった」と言ったが、辻、比江島という両スコアラーと、頼りにしていた畠山のハッスルプレーも生きた部分で上回れた。豪華な顔ぶれを揃えながら「昨年とは違う」と言われ続けてきた今年、確かに課題も多く見えたリーグだった。しかしぐらつきながらも負けないということこそ、力があるということでもある。残りのシーズンで理想とするところまで行けるかどうか、今後も注目だ。

 東海大はディフェンスで相手を抑え、アグレッシブな部分も見せたが惜しくも敗れた。陸川監督は負けたけれどもいい内容だったことを評価した。ただ、相手を追い込む力があるのであれば、勝つためのあと1ピースはどうしても欲しい。それはエーススコアラーの活躍かもしれないし、チーム全体としての一体感かもしれない。「これが東海大だ」と言える何かを掴んで次の正念場では勝利を手にして欲しい。

写真上:満原は19点。粘りも見せたがインサイドではシュートを決め切れない場面も。
写真中:3Q、ドライブインする比江島。観客もそのプレーにどよめいた。
写真下:優勝を決め、喜ぶ青学大。

※青山学院大・長谷川監督のインタビューは「続きを読む」へ。他、選手のインタビューは追って掲載します。


 専修大大東文化大は競り合う展開となったが、4Qで専修大が大東文化大を引き離した。2Qで大東大をやや引き離した専修大だが、3Qでは追い上げを食らった。しかし4Qに#11宇都(2年・G)を投入するとここから#11宇都、#33館山(3年・G)らがオフェンスの核となり、大東大はアウトサイドが不調なこともあって追いつけずに試合終了。72-63で専修大が6勝目を手にした。専修大は何度も追いつかれそうな試合ではあったが、むしろ大東大の方に焦りが見えた。大東大は8勝にとどまり、最終日の順位決定にインカレのシードを賭ける。

専修大:6勝11敗/大東文化大:8勝9敗


 慶應義塾大日本大は、序盤から好調なオフェンスを展開した日本大が88-58で快勝を納め、順位アップの可能性を残した。慶應大はこの日、シュートが当たらず苦戦。ディフェンスも的が絞れず翻弄された。日本大は#4森川(4年・F)がリバウンド、アウトサイドシュートで流れを作り、#11飛田(3年・F)らシュートもよく決まった。これで日本大は8勝目。最終日の結果次第では4位までジャンプアップも可能となり、望みを残した。

日本大:8勝9敗/慶應義塾大:4勝13敗

※各大学のインタビューは追って掲載します。

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2011.10.29 (Sat)

【2011リーグ2部】10/29レポート

2試合が延長戦にもつれ込む接戦に
インカレ出場権は残り1枠


111029yokoe.jpg この日の2部リーグは2試合が延長戦となるなど、熱戦が相次いだ。順天堂大が駒澤大に勝利したことで順天堂大の入れ替え戦回避が決まり、国士舘大が勝利して駒澤大の4位以下が決定。そしてこの日勝利した日本体育大・中央大は上位3枠入りを決め、入れ替え戦・インカレへの切符を手にした。残された切符はあと1枚。可能性が残されているのは白鴎大と国士舘大だが、明日の直接対決が全てを決める決戦となる。勝てばインカレ・負ければ引退という緊張感が、試合を白熱したものにするだろう。
 一方3部との入れ替え戦も残るはあと1枠。可能性があるのは関東学院大と神奈川大で、こちらも明日の直接対決次第となる。ただ関東学院大は回避のためには点差をつけて勝たねばならず、神奈川大がやや有利だ。
 3位以内の可能性が消えた駒澤大や下位3枠争いから脱した順天堂大を含め、入れ替え戦のない中位4チームは明日が今シーズン最後の試合。4年生にとっては学生最後の引退試合となる。

写真:タイムアップと同時に大きくガッツポーズを見せた日本体育大・横江。良い意味で気持ちを表に出す選手になってきた。


【ミスにも救われ国士舘大が東京成徳大を下す】
111029nishikata.jpg 国士舘大東京成徳大の対戦は終始接戦となって延長戦に。だが勝負所を制して74-70で国士舘大が勝利し、インカレへと望みを繋ぐ大事な一戦を制した。

 序盤から#13曹(3年・C)を起点に攻めてリードし試合を優位に進めたのは国士舘大だったが、東京成徳大も#77田中(4年・F)らの得点で食らい付く。すると2Q終盤、#51ビャンバナラン(3年・C)の連続得点や#39木野(3年・SF)のシュートで東京成徳大が逆転に成功。その後、後半に入っても点差の離れない展開が続き、51-55で4Qへ。

 国士舘大は#17高橋(2年・F)のバスケットカウントや速攻で点差を詰めるが、なかなか逆転には至らない。逆に東京成徳大は#21西谷(2年・SG)の連続得点もあり、残り6分半で7点のリードを奪った。だが#9新田(1年・C・春日部)がブロックやリバウンドに奮起して国士舘大がリズムを掴むと、残り3分半には遂に追いつく。だが残り2分を切って#51ビャンバナランが決め、東京成徳大が2点リード。その後国士舘大はシュートがこぼれ、時間は刻々と過ぎて試合終了まであとわずかとなる。このまま東京成徳大が逃げ切るかと思われたが、しかし勝負はまだ終わっていなかった。24秒オーバータイムを誘い、国士舘大が残り6秒最後のオフェンスチャンスを得ると、このスローインで東京成徳大#21西谷が痛恨のファウル。チームファウルの溜まっていた東京成徳大はこれで国士舘大#11平田(3年・G)にフリースローを与えてしまい、#11平田が2本きっちり決めて延長戦へと突入した。

 延長戦は、#13曹や#9新田といった強みのインサイドを攻めて国士舘大がリード。東京成徳大は延長戦の間の得点が#11斉藤(4年・SG)の3P1本のみとなり、国士舘大が何とか相手のミスに救われた形でそのまま勝利した。この試合の後白鴎大が日本体育大に負けたため、国士舘大はインカレへと望みを繋げて明日の白鴎大戦が全てを決める運命の対戦となった。

国士舘大:10勝7敗
東京成徳大:4勝13敗

写真:ベンチから声を掛け続ける国士舘大主将・西片。今期の国士舘大の強さは、西片の裏での働きかけがあってこそ。

※国士舘大・高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【ハイレベルな戦いを制したのは日本体育大】
111029hakuo.jpg 日本体育大白鴎大の対戦は、上位校同士とあってレベルの高い戦いとなったが、2Q以降#23横江(4年・G)や#21熊谷(3年・F)の活躍で徐々に引き離した日体大が77-92で快勝し、入れ替え戦・インカレへの出場権を手に入れた。

 1Qは20-16と白鴎大がリード。エンジンのかかりきらない日体大に対し、白鴎大が#30アビブ(3年・C)のインサイドや#15白濱(2年・F)のドライブでバランスよく攻め、長く主導権を握る形となった。だが続く2Q、白鴎大の得点が伸び悩む間に日体大は#23横江のスティールからバスケットカウント獲得などもあって勢いを掴む。交代で入った#22水沼(3年・G)も積極性を見せ、日体大が逆転からリードを奪った。だが白鴎大も#5柳川(2年・F)や#10田中(2年・G)の3Pで追いすがり、残り30秒で1点差に。だが日体大#22水沼がバックコートから放ったロングシュートがブザービーターで決まり、40-44で前半を終えた。
 
 3Qはシュートの決め合いとなった。白鴎大は#5柳川が連続で3Pを決めるも、日体大に決め返されて勢いに乗れない。日体大が10点前後のリードを奪い、62-71で4Qに入ると、その後も#21熊谷が攻守に渡り活躍して主導権を握った。熊谷は惜しくもファウル後でノーカウントになったものの、リバウンドをダンクで押し込むビッグプレーを見せるなど好調。そのまま差を広げて77-92で勝利すると、日体大の選手は歓喜に沸いた。

白鴎大:11勝6敗
日本体育大:13勝4敗

写真:(左から)柳川・田中・白濱は白鴎大の鍵を握る2年生トリオ。白鴎大は明日の国士舘大戦が正念場。

※日本体育大・水沼選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【関東学院大の怒涛の追い上げを中央大が振り切る】
111029ono.jpg 中央大関東学院大の対戦は、序盤から終始中央大がリードを奪って試合を優位に進めたが、4Qで関東学院大が驚異の追い上げを見せて延長戦に持ち込んだ。だが最後は力尽き、95-86で中央大が勝利した。

 立ち上がりから中央大のディフェンスを前に関東学院大は攻め手に欠き、なかなか得点を伸ばせない。一方の中央大は#20小野(3年・F)の怒涛の4連続得点などもあって一気に突き放し、1Qは24-10と中央大が大幅にリードを奪った。2Qに入り、アウトサイドが決まりだす関東学院大に対し中央大もテンポ良く攻めて互角の戦い。1Qの点差そのままに31-45で試合を折り返すと、その後も中央大が15点前後の点差をキープして試合を進めた。中央大は#21大野(2年・F)のダンクなどもあり、主導権を握った中央大の13点リードで最終Qを迎える。

 だがここから試合は盛り上がりを見せた。まず#32前田(4年・SF)や#51細谷(4年・PG)の活躍で関東学院大が点差を一桁にするが、負けじと中央大は#16佐藤(3年・PG)、#11入戸野(3年・PG)の活躍で60-74と点差を押し戻す。するとなんとここから関東学院大は#28河野(4年・PG)が3連続、#51細谷が2連続でそれぞれ3Pを沈め、合計5本の3Pで75-76と驚異の追い上げを見せた。流れは完全に関東学院大の追い上げムード。残り45秒、中央大は#22山田(2年・PF)が決めて3点リードを奪うが、これに勝負強い#32前田が価値ある3Pで返し、遂に同点とする。続く中央大のオフェンス、残り9秒で#20小野がドライブに行きフリースローを獲得。これで試合が決まるかと思われたが、なんと小野はこれを2本共落とし、同点のまま。試合は延長戦に入った。

 だが延長戦は、4Qで追い上げを見せた関東学院大も勢いが続かず、中央大に主導権を握られた。中央大は#16佐藤が大事な場面でシュートを決め、#22山田も速攻に走る。終盤は時間を使って攻める中央大がオフェンスリバウンドを掌握。そのまま逃げ切り、危ないところだったが95-86で関東学院大を下した。中央大はこれで入れ替え戦・インカレ出場が決まった。

中央大:12勝4敗
関東学院大:7勝10敗

写真:34得点と気を吐いた中央大・小野。


 順天堂大駒澤大の対戦は、序盤から主導権を握った順天堂大が80-67で勝利した。#10趙(4年・C)のインサイドでの連続得点などもあり、1Qは22-13と順天堂大がリード。その後駒澤大も追い上げを見せるが追い付くまでにはいたらず、4Qで引き離される展開に。駒澤大は得意のアウトサイドが悉くこぼれ、思うようにリズムに乗れなかった。一方の順天堂大は堅いディフェンスからブレイクや#10趙のインサイドで実力を十分に発揮。集中を切らさず戦い、入れ替え戦回避を決める大きな一勝を手にした。

順天堂大:8勝9敗/駒澤大:10勝7敗

※順天堂大・小薗井選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 法政大神奈川大の対戦は神奈川大が64-86で勝利し、入れ替え戦回避に向けて大きな一勝を手にした。法政大はアウトサイド一辺倒にはならずに息の合った合わせで中からも得点を重ね、1Qは16-19とついていく。だが、2Qで神奈川大の持ち前のディフェンス能力が機能すると、このQで法政大は9得点に終わって大差がついた。後半もその差を神奈川大が守り切り、重要な8勝目を上げた。

法政大:2勝15敗/神奈川大:8勝9敗

※神奈川大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.10.29 (Sat)

【2011リーグ】10/29結果

■関東大学1部リーグ
◇慶應義塾大学日吉キャンパス記念館

明治大学82 (19-16,18-20,20-23,25-19) 78早稲田大学
専修大学72 (17-19,17-7,15-22,23-15) 63大東文化大学
拓殖大学83 (22-14,20-24,16-19,25-20) 77筑波大学
慶應義塾大学58 (12-16,10-18,15-29,21-25) 88日本大学
青山学院大学67 (17-12,9-22,23-18,18-11) 63東海大学

青山学院大学 16勝1敗
東海大学   13勝4敗
拓殖大学   11勝6敗
筑波大学   8勝9敗
早稲田大学  8勝9敗
大東文化大学 8勝9敗
日本大学   8勝9敗
専修大学   6勝11敗
慶應義塾大学 4勝13敗
明治大学   3勝14敗


■関東大学2部リーグ
◇国士館大学多摩キャンパス

順天堂大学80 (22-13,15-19,18-16,25-19) 67駒澤大学
国士舘大学74 (17-15,16-20,18-20,16-12,*7-3) 70東京成徳大学 *OT
白鴎大学77 (20-16,20-28,22-27,15-21) 92日本体育大学
法政大学64 (16-19,9-20,23-28,16-19) 86神奈川大学
中央大学95 (24-10,21-21,18-19,19-32,*13-4) 86関東学院大学 *OT

日本体育大学 13勝4敗
中央大学   12勝5敗
白鴎大学   11勝6敗
国士舘大学  10勝7敗
駒澤大学   10勝7敗
順天堂大学  8勝9敗
神奈川大学  8勝9敗
関東学院大学 7勝10敗
東京成徳大学 4勝13敗
法政大学   2勝15敗


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2011.10.29 (Sat)

【2011リーグ1部】第8週・東海大ホームゲームフォト

 関東大学の中で最もホームゲームが華やかかつ、力を入れているのが東海大学です。大学の完全バックアップの元、バスケット部以外の多くのスタッフもこのホームゲームのために働いています。選手紹介やチアリーディング、試合の盛り上げのみならず、様々な企画、展示などで年々内容もパワーアップ。その一部を紹介します。

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会場に飾られている部員全員のポスターは毎年恒例。今年は色紙に押された手形も加わり、それに一筆添えられていた。

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2011.10.29 (Sat)

【2011リーグ1部】10/23レポート

慶應義塾大が東海大に競り勝ち
優勝争いの勢力図を塗り替える


 8週目、東海大のホームゲームは多くの人が訪れ、華やかな空気に包まれた。しかし勝負は最終局面、シビアな戦いが繰り広げられた。

 早稲田大と大東文化大は1勝をものにし、入れ替え戦を回避。日本大が7勝でとどまったが、残りの試合で専修大と並んでも得失点差で上回るため、これで専修大が入れ替え戦最後のポジションを決定。そして、優勝争いに大きな動きがあった。東海大のホームゲームとなったこの日、既に入れ替え戦が決まっている慶應義塾大が接戦から劇的なブザービーターで東海大に勝利。東海大は3敗目を喫し、1敗の青山学院大とは星2つの差に。直接対決は残されているがこれで青山学院大はあと1勝すれば自力優勝が決定。青山学院大に唯一1勝している東海大にとっては痛恨の敗戦となった。


【筑波大が追いつくも大東文化大が再度引き離して勝利】
111023daito.jpg あと1勝して入れ替え戦を回避したい大東文化大が、筑波大に前半13点のリード。オフェンスが乗っている時の大東大はやはりスコアラーが多い分、強い。後半に入って筑波大は#14坂東(1年・SG・北陸)や#34田渡(4年・PG)の3Pもあって追い上げをはかるが、それでも3Qは48-56と大東大がリード。インサイドの#34鎌田(3年・C)の強さが目立った。

 4Q、射程距離内の8点を追う筑波大はパスミスなどを出しながらも大東大にファウルが続いたこともあって、じわじわ点差を詰めていく。#21笹山(1年・G・洛南)の3Pが出て2点差にするとディフェンスでは#43鎌田を囲んで連続でトラベリングをさせることに成功。開始3分、#32武藤(2年・C)のミドルシュートで57-57の同点に追いついた。そこから一進一退の攻防に入るが、ここからの筑波大はオフェンスでミスが続き、大東大にリードされる展開となった。リバウンド争いからのファウルやトラベリングなど、終盤いいところが出ない筑波大に対し、大東大は#15遠藤(4年・PG)が筑波大ディフェンスの裏をかいて#37草野(4年・F)にうまくパスを渡すなど好プレーが連続。最後は65-72で一度は追いつかれたが、最後は再び引き離して勝利を決め、同時に入れ替え戦の回避も決めた。

写真:勝利に笑顔の大東大。リーグ序盤は苦戦したが、次第に勝ち星も増えた。

大東文化大:8勝8敗
筑波大:8勝8敗


【最後の勝負際を制した早稲田大が拓殖大を下す】
111023hasegawat.jpg 早稲田大拓殖大の戦いは最後まで緊迫した場面が続く接戦となった。リードしたのは拓殖大。1Qから#94長谷川智伸(3年・F)がミドル、3P、フリースローとエーススコアラーとしての責務を果たす。早稲田大は#14久保田(4年・C)が守られ苦しい中、#21河上(2年・F)がオフェンスリバウンドから抜群のタイミングでカバーリングを見せる。しかしこの日スタメンの#90二宮(2年・C)が1Qで3ファウルとなり、足を痛めている#8玉井(2年・G)の調子も上がらず、交代を余儀なくされて26-22の拓殖大リードでゲームは滑りだした。早稲田大はこの日ゾーンに苦しんだ。拓殖大は終始この守りでインサイドからの#14久保田のオフェンスを容易にさせず、自らは得意のアウトサイドでリードを保つ。前半は早稲田大が思うように攻められないまま50-42の早稲田大リードで終了した。

 3Q、早稲田大はじわじわと追い上げを開始。#21河上のオフェンスリバウンドやミドルシュート、速攻が決まって残り5分で57-52に。そこから#8玉井に交代した#12武津の3P、#21河上のミドルシュートで59-59に追いつき、残り6秒で#21河上の3Pで1点リードし、4Qへと入った。その4Qは互いに点を取り合う形となる。拓殖大は#94長谷川智伸がメインとなって得点を取っていき、早稲田大は#14久保田や#90二宮も力を発揮。#12武津も#1鈴木(3年・G)のシュートをブロックし、リバウンドに絡むなど全員バスケで奮闘を続けた。残り1分を切り、拓殖大は#94長谷川智伸が3Pのファウルを獲得するがこれが1本しか決められなかった。しかし早稲田大も攻めあぐねて#6大塚(3年・G)がオフェンスを失敗するなど、決定打が出ない。残り31.9秒、#94長谷川智伸のシュートで2点リードした拓殖大だが、早稲田大は残り12.3秒で久保田が決め返し、75-77 の早稲田大リード。タイムアウトの後、拓殖大のサイドスローインからゲームは再開するが、#94長谷川智伸へのボールを奪ったのは#6大塚。これを前方の#21河上に渡し、勝負は決定的に。75-79で早稲田大が接戦を制し、そして入れ替え戦の回避も決めた。

写真:29得点の長谷川智伸。試合後には早稲田大にいる大濠の仲間と笑顔で喋ってはいたが、勝負が決まった瞬間は「めちゃくちゃ悔しかった」と、複雑な顔を見せていた。

※早稲田大・大塚選手、武津選手のインタビューは「続きを読む」へ。

早稲田大:8勝8敗
拓殖大:10勝6敗


【伊藤の劇的なブザービーターで歓喜に沸いた慶應大】
111023yaji.jpg 1敗差で青山学院大を追う東海大と既に入れ替え戦行きが決定している慶應義塾大。順位的にも実力としても差があることは現在の状況が示している。しかし数多くの観客が集まった東海大のホームゲームは、試合中盤に追いついた慶應大が最後にブザービーターで79-77の勝利を手にした。

 1Qは東海大が10点のリードを得た。慶應大はアウトサイドがはずれ、立ち上がりに苦戦する。東海大は#0満原(4年・C)のシュートを軸に#33狩野(3年・SG)や#34三浦(4年・SG)も3Pを決めて観客をわかせる。2Qに入り、慶應大は立ち上がりでトラベリングやフリースローが落ちるミスが出るが、#14蛯名(2年・G)のスティールからの速攻や#18中島(2年・PF)のバスケットカウントもあり、開始4分で23-23の同点に。東海大は4分間で2点しか取れず停滞するが、慶應大がシュートを決め切れない間に#4森田、#0満原の3Pが続き再びリードを奪う。しかし慶應大も#4家治(4年・SF)のバスケットカウントや#23本橋(2年・PF)がブザーぎりぎりで放り投げたシュートが入るミラクルで観客をあっと言わせる部分も。前半は32-39と東海大が7点リードしたものの、慶應大も追い上げ可能な点数で勝負を後半につなげた。

 後半3Q、東海大は単発のシュートはあるが、いい流れのオフェンスが形作れない。慶應大はその間にじわじわと追い上げて開始5分、#18中島の3Pで44-44の同点に追いつく。東海大も#24田中が3Pで応酬し、#0満原が起点となって攻めるが、慶應大はこの後は大きく引き離されることなくついていった。3Qは54-56とわずか2点差。緊迫したまま4Qへ突入する。

111023keio.jpg 4Q開始早々、#4家治のミドルシュートで同点にした慶應大は続くディフェンスで#24田中にフリースローを与えてしまうが、プレスからパスミスを誘うなど、切れずにいいプレーを続けた。東海大は#0満原中心で得点をしていくが、アウトサイドの援護射撃が来ず、接戦を演じる体となる。慶應大は3Pに加えて速攻など持ち味が出始め、3Pも決められては決め返す意地を見せて互角に渡り合う。勝負どころは残り1分、1点を争う緊迫した時間帯にやってきた。残り1:07に72-73と東海大リードのところ、慶應大は#14蛯名がボールをファンブルしかけてファウル。東海大は#16坂本(4年・C)がフリースローを1本決めて72-74に。だが、続く攻撃で慶應大は#4家治の3Pで75-74と逆転。一方の東海大は勝負をかける#33狩野のシュートが決まらず、落ちたボールは#23本橋(2年・C)が必死のオフェンスリバウンドで拾う。残り10.2秒、慶應大は#14蛯名がドライブを決めて77-74の3点リード。しかし残り7.8秒にその蛯名が#33狩野に3Pのファウルという失態を犯す。狩野は3本のフリースローを冷静に決め、77-77で勝負は振り出しに戻ったかに思われた。サイドスローインから始まった最後の慶應大のオフェンスは、ボールを持った#20伊藤(1年・G・洛南)が東海大のディフェンスの前に倒れながらシュートを放つ形に。「リングは見えていました」という伊藤のシュートは、ブザーとともにネットに吸い込まれ、会場には歓声とため息が一斉に充満する。慶應義塾大が東海大を79-77の劇的な幕切れで下した。

「入れ替え戦までにもう一つ勝たなけれないけない」と言っていた佐々木HCの言葉に、選手たちは東海大を破るという金星で応えた。この日はディフェンス、オフェンスともこれまでのような重さや停滞感もなく、ミスをしても次へとつながる攻撃を最後まで諦めずに続けた。今年新しい船出をしたチームが、ようやく自分たちのバスケットを掴みかけている様子がはっきり見えた試合だった。チームの成長はそう簡単ではないという事実と、それでも前へ進む意志があれば結果を出していけるということを、このリーグを通して慶應大は学んでいるのではないだろうか。

 優勝を狙える位置にあった東海大には悪夢の結果となったが、この日は単発の攻撃が多く、流れがなかった。これまでチームを救ってきたビッグショットも出なかった。しかし、青山学院大を倒したとはいえ、日本大、早稲田大に敗戦しているのはまだ東海大に決定的な何かが足りない証拠とも言える。東海大は長いリーグ戦の足元に開いた陥穽に足を捕らわれた格好となったが、まだ青山学院大との大一番も残されている。自力優勝はなくなったが、勝負の年と言われる今年、これぞ東海大というプレーを最後まで続けて欲しい。

写真上:家治が「ようやく本来の姿になってきた」と佐々木HC。28得点の活躍。
写真下:倒れながらガッツポーズの伊藤。その後チームメイトがコートになだれ込む様子は、早慶戦並の盛り上がりだった。

※慶應義塾大・本橋選手、伊藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

慶應義塾大:4勝12敗
東海大:13勝3敗


 専修大明治大は、1Qで専修大が#11宇都(2年・G)の1対1、#33館山(3年・G)の3Pなどでリズムに乗ると19-7と引き離す。明治大は#92水口(1年・SG・福大大濠)の3Pで応戦するが、専修大は2Qにはセカンドメンバーで戦う余裕を見せた。後半3Qに入り、明治大は#16安藤(1年・G・明成)の速攻や3Pが出て少し追い上げると、4Qには#12中東(1年・SF・光泉)の連続得点や#51皆川(1年・C・京北)のバスケットカウントもあって10点前後まで点差を詰めた。専修大はバスケットがやや散慢になるが、終盤#3廣島(3年・G)の3Pでゲームを締めると最後は#11宇都のシュートで67-59とし、5勝目をあげた。専修大はこの試合に勝利したが他チームの結果により入れ替え戦進出が決まった。

専修大:5勝11敗/明治大:2勝14敗


 青山学院大日本大は、1Qに青山学院大が#56比江島(3年・SF)や#88張本(2年・PF)が得点を稼ぎ、30-20とすると、そこからはほぼ平行線となった。日本大は#11飛田(3年・F)の3Pや#24熊吉(4年・C)も#25永吉(2年・C)相手にターンでうまくかわしてシュートするなど、いい部分もあったが追い上げるには至らず、85-74で試合終了。日本大は先の2試合の結果により入れ替え戦を回避、青学大はこの後の試合の結果によりあと1勝で自力優勝が決まる形となった。

青山学院大:15勝1敗/日本大:7勝9敗

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2011.10.27 (Thu)

【2011リーグ戦その他】東北大学バスケットリーグ結果

第12回東北大学バスケットボールリーグ
兼全日本大学バスケットボール選手権大会 東北地区予選会


111027_1.jpg 関東に先駆けて、第12回東北大学バスケットボールリーグ兼、全日本大学バスケットボール選手権大会の東北予選が終了。男子は昨年2位だった仙台大が優勝、2位には昨年優勝の富士大が入り、この2校がインカレ出場を決めました。

 今回、東北学連では復興祈念Tシャツを作成し、被災地より元気を届け、心から復旧と復興を願い、闘志あふれるプレーで「頑張ろう東北」「頑張ろう日本」を牽引する心意気で臨んだそうです。インカレでもこうした思いをコートで表現してくれることを期待したいと思います。

111027_2.jpg
男子優勝:仙台大学


<インカレ出場>
男子 仙台大学・富士大学
女子 山形大学・東北学院大学

【結果】
二次リーグ結果1
二次リーグ結果2
個人賞
111027_3.jpg

写真提供:東北学連
※地方学連の大会に関しては原則として情報提供のあった試合、または実際に取材した大会を掲載いたします。

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2011.10.26 (Wed)

【2011リーグ】10/29、30 関東大学リーグ予定(最終週)

■関東大学1部リーグ
10月29日(土) 慶應義塾大学日吉キャンパス記念館

11:00 明治大学 vs 早稲田大学
12:40 専修大学 vs 大東文化大学
14:20 拓殖大学 vs 筑波大学
16:00慶應義塾大学 vs 日本大学
17:40 青山学院大学 vs 東海大学

10月30日(日) 慶應義塾大学日吉キャンパス記念館
10:00 早稲田大学 vs 大東文化大学
11:40 明治大学 vs 筑波大学
13:20 拓殖大学 vs 専修大学
15:00 東海大学 vs 日本大学
16:40 青山学院大学 vs 慶應義塾大学

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■関東大学2部リーグ
10月29日(土) 国士舘大学多摩キャンパス

11:00 順天堂大学 vs 駒澤大学
12:40 国士舘大学 vs 東京成徳大学
14:20 白鴎大学 vs 日本体育大学
16:00 法政大学 vs 神奈川大学
17:40 中央大学 vs 関東学院大学

10月30日(日) 国士舘大学多摩キャンパス
11:00 駒澤大学 vs 東京成徳大学
12:40 日本体育大学 vs 順天堂大学
14:20 白鴎大学 vs 国士舘大学
16:00 関東学院大学 vs 神奈川大学
17:40 中央大学 vs 法政大学

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2011.10.25 (Tue)

【2011リーグ3部】3部最終結果

■3部最終結果
◇上位リーグ
優勝 玉川大学   14勝2敗 ※2部10位と3回戦の入れ替え戦へ
準優勝 東洋大学  13勝3敗 ※2部9位と3回戦の入れ替え戦へ
3位 江戸川大学  13勝3敗 ※2部8位と3回戦の入れ替え戦へ
4位 國學院大学  10勝6敗
5位 立教大学   9勝7敗
6位 東京経済大学 5勝11敗

◇下位リーグ
7位 東京農業大学 8勝8敗
8位 成城大学   8勝8敗
9位 国際武道大学 7勝9敗 ※4部4位と1回戦の入れ替え戦へ
10位 埼玉大学   6勝10敗 ※4部3位と1回戦の入れ替え戦へ
11位 東京大学   3勝13敗 ※4部へ自動降格
12位 横浜国立大学 0勝16敗 ※4部へ自動降格

(3部全体の結果は通算の勝敗で決定。ただし、通算の数字は上位リーグと下位リーグで順位に作用しない。)

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2011.10.23 (Sun)

【2011リーグ2部】10/23レポート

駒澤大が日体大に勝利し望みをつなぐ
国士舘大、神奈川大は手痛い連敗


111023takahashi-1.jpg インカレや入れ替え戦を懸け、熱気が渦巻く2部リーグ。この日は駒澤大が首位の日本体育大に勝利し、後がないところで大事な一勝を手にした。2位につける白鴎大・中央大は順調に勝利し、上位3枠入りに向け抜かりはない。また国士舘大・神奈川大はこの土日で連敗となり、順位を落として苦しい状況となった。一方下位争いは、入れ替え戦回避に向けて関東学院大と順天堂大が後半に入り並んだままデッドヒートを繰り広げてきたが、神奈川大も加わり3チームが7勝9敗で並んだ。法政大・東京成徳大の入れ替え戦行きは決定しているため、残り1枠がどのチームになるのか注目が集まる。
 リーグ戦も残すところあと1週となったが、インカレを確定させたチームは未だ無し。上位も下位も、来週のラスト2試合が運命を分ける戦いとなる。

写真:主将の#28河野も「ベンチで引っ張ってくれている」と信頼をおく関東学院大の4年生#4高橋(写真右)。今期リーグ戦初出場に、チームメイトは大きく沸いた。


【1点差で駒澤大が日体大から逃げ切る!】
111023naruse.jpg 日本体育大にとって、この試合は勝てば上位3枠入りが決まり入れ替え戦・インカレ出場が決まる大事な一戦。だが同率4位の駒澤大にとっても3枠に望みをつなげるためには絶対に負けられない戦いであり、試合は終始白熱した展開となった。最後の瞬間まで緊迫した戦いが続いたが、わずかに駒澤大が1点差で逃げ切り、上位進出に首の皮一枚の可能性を残し大きな一勝を挙げた。

 開始から#6北(4年・SG)らが好調に次々シュートを沈め、1Qは21-26と駒澤大の5点リード。続く2Qも、#6北が3ファウルで下がるも交代した#17槇坂(3年・F)がリバウンドやスティールに奮闘し、#7馬場(3年・PF)の1on1で点差は10点に開いた。日体大は#11北川(2年・F)や#23横江(4年・G)が速攻を出して追いすがるが、#13近藤(3年・PG)、#14鈴木(3年・SG)が3Pを決めて駒澤大が点差を再び二桁に押し戻す。結局34-46と、駒澤大が長く主導権を握った前半となった。

 12点を追う形で3Qに入った日体大は、序盤から#11北川が3本の3Pを決める意地を見せて勢いに乗る。駒澤大も#7馬場のバスケットカウント獲得などで踏ん張るが、3Q終盤#6北が4つ目のファウルを吹かれると、それを抗議した白井HCが不運にもテクニカルファウルに。これでさらに勢いづいた日体大が、61-60と逆転に成功して最終Qへ。

 4Qに入ると、両者譲らず全く点差が開かない。だが終盤、#6北、#4渡邊(4年・PG)の大事な3Pが決まり、残り2分駒澤大が4点リード。その後も#7馬場らが確率良くシュートを決め、2点~4点差を保ち続ける。だが4点差で残り30秒を切り、ファウルゲームを仕掛けた日体大はここから怒涛の追い上げを見せた。駒澤大#4渡邊が二度のフリースローを落とさず決めるも、執念で#23横江、#21熊谷(3年・F)が3Pを決めて84-86と残り13秒2点差に。ここで#4渡邊はフリースローを2本中1本落とし、残り9秒3点を追う日体大は最後のオフェンスチャンスを得た。最後の攻撃、#21熊谷が試合終了のブザーと同時にシュートを放つと、なんと同時にファウルの笛が鳴ってフリースロー獲得。しかし、熊谷のこのシュートは3Pとは認められず、ノータイムで与えられたフリースローは2本のみ。この瞬間駒澤大の勝利が確定し、#21熊谷がフリースローを2本決めるも86-87で日体大は届かず、駒澤大が激戦を制した。
 
 日体大は#11北川、#23横江がそれぞれ26得点と奮闘し、後半ファウルゲームも含めて追い上げは光ったが惜しくも1点及ばず。だが駒澤大には1巡目3点差で勝利しており、直接対決の得失点差では上回った。ただまだ上位3枠入りが決まったわけではなく、最終戦を終えて3チーム以上が勝率で並んだ場合などは、日体大は当該チーム間の勝敗数によって4位の可能性もある。あと一回勝てば確定と、入れ替え戦・インカレが目前なだけに、来週2試合も気を引き締めて戦いたい。

 駒澤大は先週の関東学院大戦で手痛い1敗を喫したが、今週の大きな2連勝で単独4位に。直接対決の結果で上回る日本体育大・白鴎大・中央大の優位は依然として変わらないが、残りの2試合連勝し、他チームの結果次第ではインカレ出場もあり得る位置まで来た。全員が高確率でシュートを次々沈め、一度乗らせるとなかなか止められないチームカラーは必見。最終週の戦いぶりも注目となる。

写真:フリースローの判定で勝利を確定し、笑顔の駒澤大・成瀬。

日本体育大:12勝4敗
駒澤大:10勝6敗

※駒澤大・近藤大選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【前半14点ビハインドから順天堂大が国士舘大に逆転】
111023takahashiyuji.jpg 勝って上位争いに加わりたい国士舘大と、下との入れ替え戦争いから抜け出したい順天堂大の対戦は、3Qから巻き返した順天堂大が逆転で勝利し大事な白星を手にした。
  
 互いにシュートのこぼれる重い立ち上がりとなったが、#7三村(4年・F)や#11平田(3年・G)の3P、#17高橋(2年・F)の速攻で国士舘大がリードを奪う。順天堂大も#9大下内(3年・F)の得点で食らい付くが、23-17と国士舘大が一歩抜け出して1Qを終えると、2Qも24秒オーバータイムを誘うなど国士舘大はディフェンスが機能。終盤アウトサイドの確率は下がるが、43-29で試合を折り返した。

 だが3Qに入り、14点を追う順天堂大が猛チャージ。#18小薗井(1年・G・美濃加茂)のスティールで開始直後から流れを掴むと、ディフェンスが機能し怒涛の4連続得点で一気に5点差に詰め寄った。国士舘大も#17高橋が速攻やバスケットカウントと気を吐いて再び点差を離すが、順天堂大はタイムアウトを挟んでその後速い展開を作り、#10趙(4年・C)のスティールなどもあって残り2分同点に追いつく。受け身に回った国士舘大はアウトサイドが決まらず、頼みのインサイド#13曹(3年・C)も3ファウルとなるなど勢いに乗れない。結局54-54と同点で最終Qへ。

 #11平田の得点がチームを引っ張る国士舘大に対し、順天堂大は#7飯田(3年・F)、#18小薗井が奮闘。高確率でシュートを決めて互角の戦いを見せる。だが4Q中盤、国士舘大は二度のトラベリングでリズムを崩し、その間#6田代(3年・F)が積極的に一対一を仕掛けて勢いに乗った。#10趙の3点プレーなどもあり、順天堂大が勝負所を制して74-80で勝利した。

 前半に主導権を握ったのは国士舘大だったが、粘った順天堂大が見事な逆転勝利を果たした。25得点と積極性を見せた#6田代の他、周りの選手も要所で活躍を見せ、入れ替え戦回避に向けて大事な一勝を手にした。一方の国士舘大は、これで5位に後退。インカレへの道が厳しくなり、悔しがる主将の#4西片(4年・F)や#7三村らの目には涙も浮かんだ。気持ちを切り替え、最終週も戦っていきたい。

写真:国士舘大・高橋は#11平田に次ぐ14得点で攻め気を見せた。

国士舘大:9勝7敗
順天堂大:7勝9敗

※順天堂大・大下内選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【神奈川大が奮闘を見せるも中央大が巻き返す】
111023kanagawa.jpg 10勝5敗の中央大と7勝8敗の神奈川大の対戦は、神奈川大が序盤から気迫のこもったプレーを見せたものの、徐々にエンジンをかけて実力を発揮した中央大が87-69で勝利した。

 激しいディフェンスを見せ、#21増子(3年・G)や#8五十嵐(4年・F)の得点で徐々にリードを奪った神奈川大。対する中央大は連続でファウルを吹かれるなどリズムを掴めず、#14渡邉(3年・SG)が3Pを決めても神奈川大#0佐藤(4年・G)に決め返される。息の合ったオフェンスは鳴りを潜め、1Qは13-23と中央大が10点のビハインドを負った。2Qに入り、#16佐藤(3年・PG)や#20小野(3年・F)のシュートで追い上げる中央大だが、#20小野が2Q残り5分で3ファウルに。神奈川大は#7古橋(2年・F)の奮闘もあって逆転は許さず、35-40で後半へ。

 試合が大きく動いたのは3Q。#20小野が3Pやバスケットカウント獲得で魅せて中央大が逆転に成功。さらに#14渡邉が連続で3Pを決め、点差を2桁に広げて形勢逆転となった。神奈川大は開始から約5分間無得点となり、危機的状況に追い込まれる。だがここで交代してきた#98大石(1年・G・東海大相模)が奮起し、ドライブ、シュートで果敢に点を取りに行くとその後速攻もアシスト。残り2分半、53-50と3点差に詰め寄った。しかしこの場面で#20小野が、#8五十嵐を4ファウルに追い込むバスケットカウント獲得。中央大がリードを保ったまま61-55で3Qを終えると、続く4Qは出だしから#14渡邉の3P、#20小野の一対一が全開だった。中央大がさらに点差を突き放し、87-69でタイムアップとなった。

 神奈川大は1Qから気持ちのこもったプレーで良さも随所で出たが、後半中央大の前にディフェンスが機能せずに突き放された。これで関東学院大・順天堂大と並んで7勝9敗。3部との入れ替え戦を回避するためにも、最終週も負けられない戦いが続く。中央大は重い立ち上がりとなったが、#20小野がファウルトラブルになりながらも30得点、#14渡邉も8本の3Pを決めて26得点と実力を発揮した。残り1週を残して2位と、入れ替え戦・インカレが見えてくる位置まで来た。ラスト2試合は関東学院大・法政大と順位的には下のチームとの対戦になるが、2部リーグは今まで数々のアップセットが起きている分、油断は出来ない。最後まで集中して戦いたい。

写真:ホームでの勝利はならなかったが、粘りを見せた神奈川大。

中央大:11勝5敗
神奈川大:7勝9敗

※中央大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


 その他、白鴎大東京成徳大の対戦は、#65高橋(4年・PG)や#32黒川(4年・G)の3P、#3横塚(3年・PG)のドライブ等で1Qから白鴎大が終始リード。東京成徳大は#11斉藤(4年・SG)や#77田中(4年・F)の得点で追い上げるものの、追い付くまでにはいたらない。白鴎大はシュートが決めきれない時間帯もあったが、リードを保ったまま89-68で快勝した。
 
白鴎大:11勝5敗/東京成徳大:4勝12敗


 また法政大関東学院大の対戦は、互いにアウトサイドを打ち合う展開になった。1Qこそ#27岩崎(3年・G)らのシュートが好調に決まった法政大がリードを奪ったが、2Qから関東学院大が畳み掛けるように3Pを沈めて盛り返し、74-97で法政大を下した。関東学院大は計19本の3Pを決めたが、特に#51細谷(4年・PG)の3Pが9/12と絶好調。終盤にはベンチメンバーも出場させて嬉しい一勝となった。

法政大:2勝14敗/関東学院大:7勝9敗

※関東学院大・細谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:40  |  2011リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2011.10.23 (Sun)

【2011リーグ】10/23結果

■関東大学1部リーグ
◇東海大学湘南キャンパス

筑波大学65 (10-20,15-18,23-18,17-20) 76大東文化大学
専修大学67 (19-7,19-17,19-19,10-16) 59明治大学
拓殖大学75 (26-22,24-20,11-20,14-17) 79早稲田大学
青山学院大学85 (30-20,17-13,19-22,19-19) 74日本大学
慶應義塾大学79 (11-21,21-18,22-17,25-21) 77東海大学

青山学院大学 15勝1敗
東海大学   13勝3敗
拓殖大学   10勝6敗
筑波大学   8勝8敗
早稲田大学  8勝8敗
大東文化大学 8勝8敗
日本大学   7勝9敗
専修大学   5勝11敗
慶應義塾大学 4勝12敗
明治大学   2勝14敗


■関東大学2部リーグ
◇神奈川大学横浜キャンパス

日本体育大学86 (21-26,13-20,27-14,25-27) 87駒澤大学
国士舘大学74 (23-17,20-12,11-25,20-26) 80順天堂大学
白鴎大学89 (25-17,17-12,20-19,27-20) 68東京成徳大学
法政大学74 (20-12,9-21,24-32,21-32) 97関東学院大学
中央大学87 (13-23,22-17,26-15,26-14) 69神奈川大学

日本体育大学 12勝4敗
白鴎大学   11勝5敗
中央大学   11勝5敗
駒澤大学   10勝6敗
国士舘大学  9勝7敗
神奈川大学  7勝9敗
順天堂大学  7勝9敗
関東学院大学 7勝9敗
東京成徳大学 4勝12敗
法政大学   2勝14敗


■関東大学3部リーグ 2次ステージ(最終日)
◆上位リーグ
◇立教大学aコート

國學院大學83 (15-19,19-25,18-10,31-22) 76東京経済大学
玉川大学72 (13-20,21-21,23-14,15-16) 71立教大学
東洋大学83 (25-20,11-28,27-23,20-23) 94江戸川大学

玉川大学   14勝2敗
東洋大学   13勝3敗
江戸川大学  13勝3敗
國學院大学  10勝6敗
立教大学   9勝7敗
東京経済大学 5勝11敗

◆下位リーグ
◇立教大学bコート

東京大学67 (15-12,14-9,15-16,23-17) 54横浜国立大学
国際武道大学67 (17-15,10-23,24-12,16-16) 66埼玉大学
成城大学75 (28-20,13-29,21-23,13-15) 87東京農業大学

東京農業大学 8勝8敗
成城大学   8勝8敗
国際武道大学 7勝9敗
埼玉大学   6勝10敗
東京大学   3勝13敗
横浜国立大学 0勝16敗

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2011.10.22 (Sat)

【2011リーグ1部】10/22レポート

慶應義塾大・明治大は入れ替え戦が確定
上位は淡々と勝ち星を重ねる


 リーグ戦も残すところあと2週、上位陣に動きはないが、下位は最後のもがきどころだ。前週終了時で7位の日本大が接戦ながら明治大に勝利し、7勝目。これにより慶應義塾大、明治大は残りの試合で全勝してもこの勝利数は上回れず、入れ替え戦確定となった。残る1枠は4勝の専修大が崖っぷちに立っている。専修大が残りを全勝した場合7勝となるが、この日の結果で7勝は日本大・早稲田大・大東文化大の3チームで1勝すれば回避確定だが、もし3チームが並んだ場合は当該チーム間の勝敗数で決する。2チームで並べば得失点がものを言う。いずれにせよ、残りわずかとなったリーグ戦、醍醐味でもある順位争いがここから最大の見所になる。


[東海大学湘南校舎]
【東海大がホーム初戦を制す】
111022miura.jpg 青山学院大を星一つの差で追う東海大は、この日と翌日が湘南キャンパスでのホームゲーム。ホーム初戦は大東文化大を相手に、終始リードを保って試合を進めた。#24田中(2年・SF)の2本の3Pでスタートダッシュに成功すると、コートに立つ他の4人もまんべんなく得点を重ねていく。大東大は、ここ数試合で好調のアウトサイドシュートがことごとくこぼれ、イージーシュートも決めきれない場面が目立った。東海大は、2Q以降はベンチメンバーを起用しながらの試合を運ぶ。ホームゲームに気持ちが乗っていたのか、主将の#34三浦(4年・SG)はバスケットカウントで声援に応える。一時20点程に開いた差を4Q途中に一桁点差にされてしまうものの、ここはエースの#24田中が魅せた。速攻を決めると、3Pも沈めて勝負あり。東海大が75-64で試合を制した。

写真:シュートに行く三浦。主将としてホームゲームは負けられないところ。

東海大学:13勝2敗
大東文化大学:7勝8敗


 首位の青山学院大は、前回競り合いとなった拓殖大と対戦し97-79で危なげなく勝利した。序盤から#56比江島(3年・F)と#88張本(2年・PF)を中心に次々とシュートを沈め、終盤まで集中を切らさずに内容も伴った白星となった。拓殖大は速い展開に上手く持ち込めず、ほぼ全てのポジションでミスマッチとなった相手を崩せなかった。

青山学院大学:14勝1敗/拓殖大学:10勝5敗


[明治大学和泉校舎]
【後半じわじわ引き離し筑波大が勝利】
111022kanou.jpg 明治大会場は、3試合とも接戦の白熱した試合が続いた。第一試合、筑波大早稲田大の対戦は、1巡目同様筑波大が勝利し8勝目を手にした。
 前半は互角の戦いだった。早稲田大は序盤からややファウルがかさんだが、交代してきた#90二宮(2年・C)も活躍してチームを盛り上げ、#6大塚(3年・G)のアシストから#14久保田(4年・C)、#21河上(2年・F)が快調に得点を重ねる。だが筑波大も#34田渡(4年・PG)、#32武藤(2年・C)が攻め気を見せてついて行き、2Qに入っても点差が開かない。2Q残り1.8秒で筑波大#32武藤がバスケットカウントを得るも、早稲田大#6大塚がロングパスを受け取りブザービーターでバスケットカウント獲得し返すという見せ場もあり、結局前半は44-44と同点で終了となった。

 後半、筑波大は#99加納(4年・PF)が奮起し次々にフリースローを得ていく。早稲田大はインサイド陣のファウルがかさんでリズムを掴めず、逆に3Q終盤に筑波大が連続で3Pを決めて一歩リードした。4Q、ビハインドを負う早稲田大は追い上げは見せても4点差以上差が縮まらない。筑波大は#99加納が中から、#35池田(2年・SG)が外からバランスよく攻め、終盤再び点差を引き離した。最後はベンチメンバーも出場して88-75で早稲田大を下した。

 7勝7敗と勝敗で並んでいたが、筑波大はこれで8勝目を手にし、単独4位に浮上した。現在4位から7位の中盤位は非常に混戦している。この先の3試合で順位がどう動くか注目だ。

写真:筑波大・加納は27点。守りでも久保田を要所でおさえた。

筑波大学:8勝7敗
早稲田大学:7勝8敗


【4Qで突き放した日本大が明治大を下す】
111022nakahigasi.jpg 7位の日本大と9位の明治大の対戦は、日本大が勝利すれば自動的に明治大、慶應義塾大の入れ替え戦行きが決まる節目となる試合。序盤から接戦が繰り広げられたが、日本大が勝負所を制して69-59で勝利した。

 立ち上がり、#12中東(1年・SF・光泉)の活躍で明治大がリズムを掴むが、日本大も#25菊地(2年・F)のドライブや#11飛田(3年・F)のシュートで譲らない。拮抗した展開が続くが、終盤日本大が一歩抜け出して5点リードで1Qを終えた。だが2Qが始まると明治大は堅い守りを見せ、#12中東や#15三富(3年・PF)の活躍で逆転に成功。日本大は残り6分30秒#4森川(4年・F)の合わせでやっと2Q初得点となるが、その後ももったいないミスが出て得点出来ない。だが一方の明治大も決定力を欠いて突き放せず、互いに点の伸びない重い時間帯となった。だが終盤に日本大は好調の#11飛田が2本の3Pを決め、34-33と再逆転して試合を折り返す。

 後半に入り、徹底してインサイドを攻める日本大。#24熊吉(4年・C)のシュートはこぼれる場面も見られたが、フリースローで少しずつ得点を重ね、#25菊地のバスケットカウントが決まって42-35と7点差をつけた。だがこれに明治大は#51皆川(1年・PF・京北)がバスケットカウントし返して悪い流れを断ち切り、全員がリバウンドに粘って食らい付く。50-46で入った4Q、#12中東の得点で残り8分逆転にこぎつけた明治大。だがこの大事な場面で日本大は#11飛田がシュートを決めてリードさせず、#4森川の連続得点もあって再び点差を引き離した。明治大は約4分間無得点となり、残り3分を切って11点差がつくと、その後追いつくまでには至らず。終盤には#4森川がリバウンドを掌握して反撃のチャンスを与えなかったことも大きく、69-59で日本大が逃げ切った。

 明治大はリバウンドを粘り、ディフェンスも光って接戦に持ち込んだが、勝負所で得点が止まり、逆にリズムを掴んだのは日本大だった。これで日本大が7勝目を上げ、下位2チームである明治大・慶應義塾大学の入れ替え戦行きが決まった。

写真:速攻からダンクを決める場面もあった明治大・中東は得点に絡める選手でHCの期待も高かったが、ケガもあってリーグ戦は出遅れた。この日はスタメンで積極性を見せた。

日本大:7勝8敗
明治大:2勝13敗

※日本大・菊地選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【慶應義塾大が接戦から粘って終盤に逆転し、3勝目】
111022ito.jpg 前の試合で日本大が勝利し、慶應義塾大の入れ替え戦は決定した。同じく、回避に向けて勝利を積み上げたい専修大との対戦は、終始競り合う展開が続くが、最後に慶應大が流れを掴んで85-78で3勝目をあげた。

 試合は終始大きく差が開くことなく進んだ。1Qは慶應大#4家治(4年・F)のシュートや#18中島(2年・PF)のフリースロー、#20伊藤(1年・G・洛南)もあり、チームは課題の出足でもたつくことなく試合に入る。専修大も#33館山(3年・G)の3Pや#11宇都(2年・G)のドライブなどもあり、互角の勝負。両者入り切らないシュートやミスも目立つ展開ながら、1Qは17-18とすると2Qも19-18と差のない展開になった。

 3Qに入り、慶應大は#4家治が2本のミドルシュートを連続して入れ、やや専修大を引き離しにかかる。しかし専修大はオフェンスリバウンドの粘りや#4高橋(3年・G)の連続3Pもあって追い上げ、点数を押し戻す。慶應大は専修大のファウルすれすれのプレーに苦しみ、何度もターンオーバーを犯して56-56の同点で4Qへ入った。その4Qは数点差で推移する展開が続いた。専修大は#11宇都の連続得点、#21三井(4年・G)の3Pでリードするが、#3廣島(3年・G)が連続ファウルでベンチへ。その間、慶應大は#18中島が3P2本とタップで1本を決め、#21権田(1年・F・慶應義塾)のミドルシュートで追い上げる。しかし専修大も#22樋口(3年・F)がゴール下で粘りを見せリードを保つ譲らない展開に。終盤の勝負どころ、残り2分に慶應大は#20伊藤が専修大#4高橋に好ディフェンスを見せ、スティールをしかけたところでアンスポーツマンライクファウルを獲得。さらに残り35.3秒では伊藤が速攻で逆転シュートを決め、チームは沸き返る。2点を追う専修大は続くオフェンスで#11宇都がペイント内で囲まれ、3秒オーバーに。残り20秒、専修大はファウルゲームに入るが、慶應大はこれをしのいで最後は#14蛯名(2年・G)速攻からバスケットカウントを獲得、前回はなんとかうまく切り抜けた勝利だったが、今回は最後にしっかり勝負を決めて専修大に2連勝とした。

111022nakajima.jpg 1戦目と既視感を感じる展開となりながら、やはり同じように慶應義塾大が僅差を制した。#4家治、#18中島が22点、#20伊藤が15点で奮闘し、3勝目。入れ替え戦進出も決まったが、この試合ではそうしたことより勝つことの喜びを選手たちが噛み締めていた。22得点の#18中島は終盤、樋口に得点されたことを反省しつつも「一人ひとりが責任を果たすことができたのが勝利の要因」と言う。若いチームには勝つ経験は絶対的に必要だ。中島自身、昨年からスタメンには座っているが、今年は要求も多い。アウトサイドだけではなく、ドライブ、リバウンドと幅を広げつつあるプレーはまだ波もある。「気持ちの問題はありますが、試合に出させてもらっている分、その責任を果たさなければなりません。2年生の間でも自分たちでチームを引っ張って勝負を決められるぐらいにならないと、と話し合っています」。下級生主体で苦戦しているのは確かだが、残りの試合でもあきらめずに内容にこだわるという中島。チーム一丸で慶應大らしい戦いをしたい。

 専修大はアウトサイド、リバウンドで持ち味が出ず、宇都に負担がかかる状態となった。回避には全勝して他の結果待ちになり、もうひとつも負けられない。残る対戦相手は中盤~下位チームだけに、ここからも気を抜かず戦いたい。

写真上:専修大・高橋とマッチアップする慶應大・伊藤。伊藤は1年生ながらこの日はチームを何度も歓喜させるプレーを連発した。
写真下:3Pを決める中島。オフェンスリバウンドでも何度もチームを助けた。

慶應義塾大:3勝12敗
専修大:4勝11敗

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2011.10.22 (Sat)

【2011リーグ】10/22結果

■関東大学1部リーグ
◇明治大学和泉キャンパス

筑波大学88 (24-25,20-19,22-15,22-16) 75早稲田大学
日本大学69 (26-21,8-12,16-13,19-13) 59明治大学
慶應義塾大学85 (17-18,19-18,20-20,29-22) 78専修大学

◇東海大学湘南キャンパス
青山学院大学97 (28-16,20-19,28-16,21-28) 79拓殖大学
東海大学75 (23-15,20-11,20-18,12-20) 64大東文化大学

青山学院大学 14勝1敗
東海大学   13勝2敗
拓殖大学   10勝5敗
筑波大学   8勝7敗
早稲田大学  7勝8敗
大東文化大学 7勝8敗
日本大学   7勝8敗
専修大学   4勝11敗
慶應義塾大学 3勝12敗
明治大学   2勝13敗


■関東大学2部リーグ
◇神奈川大学横浜キャンパス

順天堂大学73 (17-23,14-24,23-28,19-23) 98東京成徳大学
神奈川大学74 (18-23,22-20,15-17,19-29) 89駒澤大学
関東学院大学70 (18-20,20-16,18-22,14-22) 80日本体育大学
法政大学59 (14-12,14-14,19-9,12-21) 56国士舘大学
中央大学78 (19-16,25-18,20-16,14-18) 68白鴎大学

日本体育大学 12勝3敗
白鴎大学   10勝5敗
中央大学   10勝5敗
国士舘大学  9勝6敗
駒澤大学   9勝6敗
神奈川大学  7勝8敗
順天堂大学  6勝9敗
関東学院大学 6勝9敗
東京成徳大学 4勝11敗
法政大学   2勝13敗


■関東大学3部リーグ 2次ステージ
◆上位リーグ
◇立教大学aコート

立教大学77 (16-15,17-20,21-21,23-23) 79國學院大學
江戸川大学89 (15-23,21-23,25-9,28-19) 74東京経済大学
東洋大学80 (20-18,13-21,20-25,27-25) 89玉川大学

東洋大学   13勝2敗
玉川大学   13勝2敗
江戸川大学  12勝3敗
立教大学   9勝6敗
國學院大学  9勝6敗
東京経済大学 5勝10敗

◆下位リーグ
◇立教大学bコート

埼玉大学64 (15-10,22-9,13-13,14-10) 42東京大学
東京農業大学84 (24-18,13-13,28-22,19-19) 72横浜国立大学
成城大学93 (24-22,13-15,35-17,21-33) 87国際武道大学

成城大学   8勝7敗
東京農業大学 7勝8敗
国際武道大学 6勝9敗
埼玉大学   6勝9敗
東京大学   2勝13敗
横浜国立大学 0勝15敗

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2011.10.20 (Thu)

【2011リーグ】10/22、23 関東大学リーグ予定(第8週)

■関東大学1部リーグ
10月22日(土)
明治大学和泉キャンパス

14:30 筑波大学 vs 早稲田大学
16:10 日本大学 vs 明治大学
17:50 慶應義塾大学 vs 専修大学

東海大学湘南キャンパス
14:00 青山学院大学 vs 拓殖大学
15:40 東海大学 vs 大東文化大学

10月23日(日)東海大学湘南キャンパス
10:00 筑波大学 vs 大東文化大学
11:40 専修大学vs 明治大学
13:20 拓殖大学 vs 早稲田大学
15:00青山学院大学 vs 日本大学
16:40慶應義塾大学 vs 東海大学

--------------------------------

■関東大学2部リーグ
10月22日(土)神奈川大学横浜キャンパス

11:00 順天堂大学 vs 東京成徳大学
12:40 神奈川大学 vs 駒澤大学
14:20 関東学院大学 vs 日本体育大学
16:00 法政大学 vs 国士舘大学
17:40 中央大学 vs 白鴎大学

10月23日(日)神奈川大学横浜キャンパス
11:00 日本体育大学 vs 駒澤大学
12:40 国士舘大学 vs 順天堂大学
14:20 白鴎大学 vs 東京成徳大学
16:00 法政大学 vs 関東学院大学
17:40 中央大学 vs 神奈川大学

--------------------------------

■関東大学3部リーグ 2次ステージ
10月22日(土)
◆上位リーグ
立教大学aコート

15:00 立教大学 vs 國學院大學
16:40 江戸川大学 vs 東京経済大学
18:20 東洋大学 vs 玉川大学

◆下位リーグ
立教大学bコート

15:00 埼玉大学 vs 東京大学
16:40 東京農業大学 vs 横浜国立大学
18:20 成城大学 vs 国際武道大学

10月23日(日)
◆上位リーグ
立教大学aコート

11:00 國學院大學 vs 東京経済大学
12:40 玉川大学 vs 立教大学
14:20 東洋大学 vs 江戸川大学

◆下位リーグ
立教大学bコート

11:00 東京大学 vs 横浜国立大学
12:40 国際武道大学 vs 埼玉大学
14:20 成城大学 vs 東京農業大学

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2011.10.20 (Thu)

【SPECIAL】BOJラインvol.4~田中大貴選手~

リレー形式インタビュー「BOJライン」
vol.4~東海大・田中大貴選手~


111019TANAKA_2.jpg 選手の指名でインタビューを回していく「BOJライン」。第3回の青山学院大の比江島 慎選手からバトンを渡されたのは、東海大学・田中大貴選手です。

 昨年ルーキーながら華々しい活躍を見せ、今や東海大のエースとして注目される田中選手。強気で攻めるコートでの姿とは裏腹に、「人見知りで…」とインタビューではシャイな一面も見せていました。しかし中学・高校時代、強豪校にどうすれば勝てるかをずっと考えてきたというだけあって、言葉の端々から負けん気の強さや内に秘めた闘志が感じられます。“好きな場所にサインを”とお願いしてTシャツを渡すと、「じゃあ先輩たちの上で(笑)」と言って迷いなく一番上にサインをしたことも、そうした部分の表れかも知れません。BOJライン、第4回もお楽しみください。
 

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2011.10.19 (Wed)

10月22.23日(第8週)は東海大のホームゲーム!

東海大学HOME GAME 2011
111019_t.jpg

【開催概要】
・大会名    第87回関東大学バスケットボールリーグ戦
・主催     関東大学バスケットボール連盟
・イベント名  東海大学HOME GAME 2011
・イベント主催 東海大学 スポーツ振興大学活性化会議
・日時     2011年10月22日(土)15:40試合開始 VS大東文化大
        (第一試合14:00開始/開場13:00~ 予定)
        2011年10月23日(日)16:40試合開始 VS慶應義塾大
        (第一試合10:00開始/開場9:00~ 予定)
・場所     東海大学湘南キャンパス総合体育館(土足可、車両進入可、喫煙可※指定場所のみ
・入場料    一般1000円 中高生500円 小学生以下無料(東海大学教職員・学生は証明証提示にて入場無料)
        中高生は15名以上の事前団体申込で一人400円に割引します
        ※お問い合せ・申し込みは東海大学スポーツ教育センター スポーツ課(TEL:0463-58-1211、内線2993まで)

【アクセス】
1.小田急線「東海大学前」駅下車徒歩約25分
 (タクシー約10分、その場合「総合体育館まで」とお伝え下さい)
2.『秦野駅行き』『下大槻団地行き』バス(約5分)「東海大学北門」下車徒歩10分
3.小田急線「鶴巻温泉」駅下車『(真田経由)東海大学行き』バス(約20分)「東海大学正門前」下車徒歩5分
3.JR東海道線「平塚」駅下車『東海大学行き』または『秦野駅行き』バス(約30分)「東海大学正門前」下車徒歩約5分

【コンテンツ】
・東海大学体育会チアリーディング部 演技&応援先導
・当日限定リーフレット配布
・最高得点者(シーガルス限定)から抽選プレゼント(予定)
・試合後ヒーローインタビュー(予定)
・ 屋外ボールパーク(ミニゲーム)設置(23日のみ、雨天時中止)
・屋外飲食ブース設置(23日のみ11:00~17:00)


【主将・三浦洋平選手より】
今年も東海大学でホームゲームが行われます。今年も大学の全面協力、体育学部の学生やその他大勢の関係者の方々の協力のもと、盛大に開催されます!
SEAGULLSがチーム一丸となり、熱い試合をして多くの方に感動を与えれるよう精一杯戦い、勝ちます!
ぜひ東海大学に足を運んで応援してください!よろしくお願いします!

111019MIURA.jpg

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2011.10.16 (Sun)

【2011リーグ1部】10/16 レポート

2週連続のダブルオーバータイムを演じた日大
退場者を2人出すも今度は勝利を掴む


 前週、早稲田大とのダブルオーバータイムにもつれて敗れた日本大が、この日は筑波大との再度のダブルオーバータイムに突入。何度も追い上げる展開から勝機を掴み、6勝目を手にした。東海大と早稲田大も最後まで分からない熱戦が繰り広げられ、会場は熱気に包まれた。最終順位に関わる終盤戦はこれまで以上の熱気が会場を包む。優勝、そして入れ替え戦に向けて残された試合はわずかだ。


【再度のオーバータイムを今度は日大が制す】
111016morikawa.jpg 8位の入れ替え戦も見える日本大はここから1勝が大きくものを言う。現在8位の専修大との差は1勝。青山学院大、東海大の対戦を残す上はこの試合はどうしても負けられない山場だった。

 前半はどちらかといえば筑波大ペースだった。日本大は足が止まりがちで筑波大のディフェンスの前にインサイドへ入れず、外からの攻めが目立つ。筑波大は#99加納(4年・C)、好調の#76星野(3年・SF)のシュートが落ちない。しかし日本大も#11飛田(3年・F)や#4森川(4年・F)の3Pなども出て点数的には31-31の同点で前半を終え、3Qもシーソーゲームが続いた。しかしインサイドのポストアップやドライブ、速攻などが出て筑波大の方がやや優勢なゲーム展開を見せ、3点リードで4Qへ。

 追う日大は開始3分、#3石川(3年・G)からのパスを#29金城(4年・G)が速攻で決め、逆転。しかし筑波大も#50梅津(3年・C)、#34田渡(4年・PG)のシュートですぐさま逆転、4点のリードを奪い返す。日本大はファウルが込みはじめるがそれでも傷は最小限に止めてついていく形になった。残り35.7秒、#4森川の3Pで61-62と1点差にした日本大。このままのリズムで行きたいがその森川が続くプレーでファウルが4つに。更に森川はゴール下でのシュートをミスして苦しくなってしまう。筑波大は#50梅津がフリースローを2本決めて残り2.9秒で61-64と3点リード。日本大は残された時間で#4森川が3Pラインの向こうで倒れながら放ったシュートがボードにぶつかって入り、なんとブザービーターで64-64の同点に。森川が強くガッツポーズで起き上がり、日本大ベンチが歓声に包まれる。勝負は延長に入った。

111016tobita.jpg 筑波大は#34田渡の3P、#50梅津のミドルシュートで延長序盤に5点のリードを得る。しかし#34田渡が軽く足を痛めて一度ベンチへ。日本大は残り2分で#3石川がフリースローを得て71-69と逆転。筑波大は#99加納がフリースロー2本を落とすミスもあってやや停滞感を見せる時間帯もあった。一方の日本大は#4森川が気を吐いた。3Pを決めると#35池田(2年・SG)のシュートをブロック。そして#19浜田(3年・F)からのパスで速攻を決めて75-69と一気に差を開いた。しかし筑波大も負けじと#99加納の3P、フリースローで追い上げ、意地を見せる。日本大は残り25.7秒で#1坂田(2年・F)がフリースローを2本ミスし、#24熊吉(4年・C)が5ファウルで退場に。それでも残り21.9秒に1点リードで#3石川がフリースローを得た。しかし石川はこれを1本しか決められず76-74、そして残り2.1秒、ここまで奮闘してきた森川が5つ目のファウルに。これでフリースローを得た筑波大は#35池田が落ち着いて2本決め、76-76に。ここから日本大のシュートは決まらず、再延長に突入した。

 再延長の開始すぐ、筑波大は#32武藤(2年・C)がゴール下で得点。しかその後は24秒オーバーやファウルで得点が伸び悩む。痛かったのは2:57で#99加納が頭を打ち、ベンチに下がったことだ。ここから日本大は#19浜田がミドルシュートを決め、さらに#11飛田が大事な3Pを沈めてチームを盛り上げる。と次は#19浜田が自分に守りを引きつけて走りこんできた#1坂田に合わせるプレーを見せた。攻め手を欠く筑波大は得点が伸びず最後はファウルゲームに。日本大は残りの時間で#1坂田、#3石川も落ち着いてフリースローを沈め、最後は89-86でタイムアップ。2週連続のダブルオーバータイムのタフな試合を、主力の退場者を出しながらも日本大が制した。日本大はこれで6勝、入れ替え戦回避に向けて一歩前進となる、チーム一番の勝利だった。

写真上:4Q最後、そしてオーバータイムにも値千金の3Pを決めた森川はガッツポーズ。
写真下:ダブルオーバータイム終盤、飛田のシュートが勝利を呼び込んだ。

日本大:6勝8敗
筑波大:7勝7敗

※日本大・石川選手、坂田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【早稲田大のわずかなミスを東海大が突き、接戦を制す】
111016mk.jpg 1回目の対戦では序盤からシュートを連発した早稲田大東海大を破る金星をあげている。2度目の対戦にも注目が集まったが、こちらは最後まで競り合いが続いた。

 1Qは東海大#0満原(4年・C)が気持ちよくシュートを決めて立ち上がりの好調さを伺わせた。しかし早稲田大も#14久保田(4年・C)がこちらも簡単にシュートを決めて一歩も引かない。1Qは20-20と互角となったが、早稲田大は残り1分に#8玉井(2年・G)が膝を痛めて退場。駒の少ない早稲田大には不安がよぎった。しかし2Qには#90二宮(2年・C)が体格を活かしてインサイドを攻め、東海大を翻弄。#8玉井の代わりに出場した#27平野(1年・F・洛南)も2Q終了時にブザービーターで3Pを沈めるなど下級生の奮闘もあって前半は36-38と早稲田大の2点リードで後半に入った。

111016karino.jpg 3Qに入り、東海大は#24田中(2年・SF)の3Pや#4森田(4年・PG)のスティールも出て、#16坂本(4年・C)がゴール下で力強いプレーを見せて一気に10点以上の差をつける。しかし早稲田大もここで切れなかった。フリースローを獲得して地道に追い上げ、#6大塚(3年・G)の牽引で速攻が連続。東海大の得点が止まり、差を4点に縮めて4Qに入ると、その出だしで#6大塚がドライブ、バスケットカウント、アシストと華麗な活躍を見せて逆転に成功。しかし東海大もタイムアウトで修正して#24田中が3Pを沈めて再逆転をはかる。そこから一進一退の攻防となった両者だが、残り3分をきってからターンオーバーを奪ってからの反撃でトラベリング、ボール運びでディフェンスにあおられバックパスを取られた早稲田大が失速。反対に東海大は#33狩野(3年・SG)の外角がここで当たり、早稲田大を引き離し87-73で幕。息詰まる熱戦を、東海大が制した。「勝てる試合だったのに、もったいない」#6大塚が悔しがったが、終盤のミスがなければ最後まで分からない勝負だった。

写真上:久保田対満原の見応えあるマッチアップ。
写真下:狩野のシュートで東海大が勢いづいた。

東海大:12勝2敗
早稲田大:7勝7敗

※東海大・坂本選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【専修大が好調な出足をきるが、青学大が巻き返す】
111016hasegawar.jpg 4勝にとどまり苦しい試合が続く専修大は、1Qで青山学院大に善戦。#33館山(3年・G)の3Pが試合序盤に幸先良く決まると、#22樋口(3年・F)のバスケットカウントも連続して13-23と青学大の出鼻をくじいた。2Qになると#9長谷川(3年・F)が出番を得て活躍。オフェンスリバウンドやミドルシュートで得点を重ね、チームファウルが続く中でも健闘する。青学大は2Qになるとようやくエンジンがかかったか#14辻(4年・SG)の3Pや#88張本(2年・PF)のダンクも出て追い上げ、控えも投入しつつ前半は43-35と逆転で終了。

 8点を追う専修大だが、3Qの序盤に青学大#4畠山(2年・G)に2本の3Pを決められ、10点差になるとそこからずるずると離された。#21三井(4年・G)投入し、リズムの転換をはかるもシュートが外れて流れを作れず、3Qで15点差とされると青山学院大は主導権を渡さず86-74で勝利を収めた。

 この日、専修大は4勝にとどまり、1勝差で先行していた日本大が勝利で星2つの差となったため、残りの4試合は勝つしかない。もし日本大と並んでも得失点では日本大が上。彼らを上回る勝利数にならなければ入れ替え戦行きとなる。

写真:出番を得て13得点の活躍を見せた専修大・長谷川。

青山学院大:13勝1敗
専修大:4勝10敗


 明治大大東文化大の対戦は、1Qこそ競り合って1点差で終えたが、2Qに大東大の当たりが出始め、前半終了時に24-40と差をつけた。大東大は要所で3Pを決め、オフェンスリバウンドも支配。30点差をつけるとその後はセカンド、サードメンバーで試合を進め、4Q後半には#21門間(4年・F)が2本の3Pを決めると応援団も沸き返り、85-61で試合終了。勝ち星を1つ伸ばして7週目を終えた。明治大はやはり課題の得点に加え、インサイド勝負で苦戦を強いられた。明治大は残りを全勝しても6勝となり厳しい状況。だが、たとえ入れ替え戦でも順位も重要になるため最後まで気を抜けない。

大東文化大:7勝7敗/明治大:2勝12敗


 慶應義塾大拓殖大の対戦は、序盤で慶應大が点の取り合いについていくことに成功するが、早い展開から失点もかさみ、前半終了時には43-57と差が開く。3Qに入り慶應大は20点差をつけられながらも一時は10点近くまで追い上げることに成功するが、トランジション、アウトサイドとも慶應大に勝る拓殖大が慶應大のターンオーバーから次々得点を重ね、最大30点差をつける形に。最後は控えメンバーにした拓殖大に対し慶應大も粘るが、89-115で拓殖大が危なげなく勝利し、3位をキープした。拓殖大はケガ人を出しながらも手堅く勝利を重ねている。慶應大は残り全勝しても6勝、ほぼ入れ替え戦は決まりだ。トランジションをチームカラーにするが、得点も増える代わりにミスをすれば失点につながりやすくなる。前半で57失点してしまうと補うのは苦しい。出足のオフェンスだけではなく、守りにも注力したい。

拓殖大:10勝4敗/慶應義塾大:2勝12敗

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2011.10.16 (Sun)

【2011リーグ2部】10/16レポート

国士舘大が中央大から大きな勝ち星
順天堂大・関東学院大は上位校に勝利


111016mimura.jpg この日の2部は接戦が相次ぎ、5試合中4試合が1桁の点差となった。下部との入れ替え戦回避の為、一つでも順位を上げたい順天堂大、関東学院大はそれぞれ上位校から嬉しい勝利。これで神奈川大が6位のまま、駒澤大が5位と一つ順位を下げ、今のところ日本体育大・白鴎大・国士舘大・中央大の4チームが4強という形になった。入れ替え戦・インカレに進めるのは3チーム。この中のどのチームが振り落とされるのか、はたまた中位のチームが上がってくるのか、まだ予測はつかない。実力が拮抗している分勝負の決め手はわずかな差だが、その些細な差を制することができるかどうかが、真の実力が試される部分でもある。終盤に向け、ますます戦いはヒートアップしそうだ。

写真上:勝利にガッツポーズの国士舘大・三村。主将の西片(写真左)も#11平田らの奮闘をねぎらった。


【東京成徳大が食らい付くも日体大が逃切り勝利】
111016kino.jpg 現在1位の日本体育大と9位の東京成徳大の対戦は、東京成徳大が何度も食らい付いて接戦を演じたが、94-91で日体大が勝利した。

 1Qは26-16と日体大が東京成徳大を圧倒。だが2Qで東京成徳大は#39木野(3年・SF)の連続3P、#21西谷(2年・SG)のバスケットカウント獲得や速攻で反撃を見せ、前半残り3分同点に追いついた。日体大は得点が停滞し、#21熊谷(3年・F)のゴール下で何とかついて行く形に。47-48で試合を折り返すと、3Qになっても点の取り合いが続く。だが残り2分で日体大は#11北川(2年・F)、#9出羽(1年・F・市立船橋)の得点で一歩抜け出した。東京成徳大はフリースローが決まらず、75-65と10点ビハインドで3Qを終える。

 4Qに入り、10点前後の点差が動かない。しかし東京成徳大は#39木野や#77田中(4年・F)の得点で残り2分半で5点差に詰め寄った。その後東京成徳大は#77田中のシュートが決まったのち、すぐにスローインをカットして#16西田(4年・PG)が得点に繋げる。そして#21西谷の3点プレーまで飛び出し、残り1分10秒86-86と遂に日体大をとらえた。だがこの大事な場面で#23横江(4年・G)が1on1を仕掛けて逆転を阻止。その後東京成徳大も食らい付くが、なかなかリードを奪えない。すると残り14秒、東京成徳大が2点ビハインドの場面で痛恨のアンスポーツマンライクファウル。日体大が逃げ切った。

同点になってからのあと1本が出なくて苦しい」と#21西谷。東京成徳大はリーグ戦を通してあと一歩及ばない試合が多い。だが日体大に対して何度も食らいつき、良さも随所で出た。残りの試合もチャレンジャーとして立ち向かい、結果を出したい。日体大は接戦を勝ち切ったとはいえ、相手に合わせる部分が多々見られ、ピリッとしない部分もあった。残り4試合、上位3枠を確定したいがまだ油断は出来ない。残りの2週はここまでのような強い日体大を披露したい。

写真:3P6本を含む23得点の東京成徳大・木野。

日本体育大:11勝3敗
東京成徳大:3勝11敗

※東京成徳大・西谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【粘る神奈川大を順天堂大が振り切る】
111016kosonoi.jpg 神奈川大順天堂大の対戦は、#10趙(4年・C)の29得点16リバウンドの活躍もあって73-80で順天堂大が勝利した。序盤から互角の戦いが続いた。順天堂大は大黒柱#10趙がゴール下で強さを発揮するが、対する神奈川大も#7古橋(2年・F)や#0佐藤(4年・G)がシュートを落とさない。ハイスコアな展開はやや順天堂大ペースと言えるものの、神奈川大も好調なオフェンスでついていき21-25で1Qを終えた。その後、2Qも3Qも順天堂大がリードし続けるも、神奈川大も#0佐藤や#21増子(3年・G)が要所で活躍し、点差を一桁に抑えて食らい付く。そのまま54-58で4Qへ。

 最終Q序盤でリズムを掴んだのは順天堂大。#6田代(3年・F)のドライブで先制すると、#9大下内(3年・F)、#7飯田(3年・F)のシュートも高確率で決まる。神奈川大のタイムアウト後も#18小薗井(1年・G・美濃加茂)がドライブやスティールなど思い切りの良さを見せて流れを切らさず、最大10点差をつけた。追い上げを図る神奈川大は順天堂大の24秒オーバータイムを誘うなど好守で3点差まで縮めたが、その先の1本が出ない。残り35秒、3点リードし時間を使って攻める順天堂大のオフェンスで、#10趙が価値あるオフェンスリバウンドをもぎ取った。#10趙がシュートに繋げて残り11秒5点差としたところで勝負あり。結局73-80で順天堂大が勝利した。

 神奈川大は#9大山(4年・G)が欠場した分、得点源の#21増子、#7古橋に加えて特に#0佐藤の奮闘も光ったが、順天堂大の#10趙明、#9大下内を前にインサイド陣の得点が伸びず、粘りのバスケットを見せるも追いつくまでには至らなかった。この手痛い敗戦で勝敗をタイに戻し、上位争いからは遠ざかった。順天堂大は#10趙明がゴール下で体を張り、周りも息の合った合わせで神奈川大のディフェンスを翻弄。5人が2桁得点と、的を絞らせないオフェンス力を発揮した。下部との入れ替え戦ライン付近に位置する順天堂大は、関東学院大と同率だが得失点差で現在7位。セーフティゾーンに入れるかどうかは残りの試合にかかる。

写真:10得点の順天堂大・小薗井。このリーグ戦では1年生ながら堂々とメインガードを務めている。

神奈川大:7勝7敗
順天堂大:6勝8敗

※順天堂大・田代選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【関東学院大が駒澤大との接戦を制す】
111016maeda.jpg 下位3枠を抜け出したい関東学院大と、前日の試合で国士舘大に勝利したことで上位3枠入りも見えてきた駒澤大の対戦。ファウルがかさみ重い立ち上がりとなった関東学院大とは対照的に、駒澤大は#6北(4年・SG)、#13近藤(3年・PG)らがテンポ良く3Pを決めて18-24と一歩抜け出して1Qを終えた。2Qに入っても#17槇坂(3年・F)が2本の3Pを決めてリードを保つ。だが関東学院大もここから#32前田(4年・SF)が3P、バスケットカウント獲得で一気に6点稼ぐと、#33前川(1年・SG・京北)が速攻に走って残り7分半、30-30と同点に追いついた。そこから駒澤大はシュートの確率が悪くなり、そのまま一進一退が続いて42-42と同点のまま後半へ。
 
 3Qは流れの奪い合いとなった。駒澤大が#17槇坂や#7馬場(3年・PF)のシュートでリードするも、関東学院大も#37坂本(3年・SF)の速攻で同点にし、#1エリマン(1年・C・延岡学園)のインサイドで逆転。だが#1エリマンは残り1分で4ファウルとなって下がり、最後に#6北がシュートを決めて56-59と駒澤大がわずかに3点リードして3Qを終える。4Qが始まると、駒澤大のシュートに対して、関東学院大は#32前田が互角に渡り合ってアウトサイドの決め合いになった。中盤に両者シュートが落ち始めると、この大事な場面で#28河野が2本のミドルシュートを沈めて3点差をつけ、これに#32前田も3Pを2本決める勝負強さを見せる。しかし駒澤大も関東学院大の24秒オーバータイムを誘うなどディフェンスで粘り、#6北の3Pで残り1分40秒3点差に。しかしそこから3Pを打つもことごとく外れ、ファウルゲームも関東学院大が確実にフリースローを決めて79-70で逃げ切った。

 駒澤大にとっては手痛い一敗となった。昨日の国士舘大戦では50%以上の確率で決まった3Pが、今日は7/30と不調。ここ数試合シュートが落ちる時間帯でどう踏ん張るかが課題となっているが、今日はリバウンドに奮闘していた#5成瀬がファウルトラブルに陥り、インサイドで上手く起点を作れなかった事も大きかった。一つ順位を下げて5位と、上位争いから一歩後退した。対する関東学院大はホーム会場で嬉しい一勝を手にした。ここ10試合中勝ち星を上げられたのは法政大戦、東京成徳大戦の2勝のみと負けが込んでいる状況だったため、弾みにしたいところ。この日は#37坂本らベンチメンバーの活躍が光ったこともチームの好材料と言える。残りの4試合も注目だ。

写真:勝負強さが光る関東学院大・前田はチームハイの23得点。

関東学院大:6勝8敗
駒澤大:8勝6敗

※関東学院大・河野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【#7三村の3Pで国士舘大が中央大に劇的勝利!】
111016sato2.jpg 中央大国士舘大の対戦は終始熱気を帯びたゲームになった。上位3枠を争う両校にとって、この対戦は一つの山場。勝負は最後までもつれたが、国士舘大が接戦を制して歓喜に沸いた。

「昨日の反省があったし、崖っぷちで絶対に負けられないということで試合前からみんな気持ちが入っていた」(#7三村)(4年・F)と言う国士舘大は立ち上がりから好調だった。だが中央大も慌てず、#22山田(2年・PF)が攻め気を見せて流れを掴むとそこから#20小野(3年・F)、#31流田(1年・G・東山)らが活躍して逆転。守りでも国士舘大の#13曹(3年・C)を囲んで抑え、2Qに入っても主導権を握り続けた。残り7分で35-21と最大14点差がつき、国士舘大はたまらずタイムアウトを請求。だが国士舘大はここから勢いを取戻し、#11平田(3年・G)のシュートで互角について行くと、シックスマンの#18松島(2年・G)や#12永野(2年・F)も奮起して7点差で試合を折り返した。

 点差の動かない展開が続いた3Q中盤、中央大は4連続でファウルを吹かれて悪い流れになり、その間国士舘大が点差を縮めた。しかし中央大も#16佐藤(3年・PG)が得点し続け逆転はさせない。64-63で3Qを終えると、4Qに入って中央大が再び点差を引き離しにかかった。だが国士舘大も堅いディフェンスで粘りを見せる。ここで中央大は審判への抗議でコーチのテクニカルファウルに。このフリースローを#11平田が2本決めると、#17高橋(2年・F)、#13曹の得点が続き、残り5分44秒には#11平田のスティールから速攻が決まって遂に国士舘大が73-75と1Qぶりにリードを奪った。

 ここから点差が1~2点差のまま動かない緊張感ある展開が続くが、残り2分に試合が動く。#11平田の得点で国士舘大が3点リードとした後、すぐに中央大#14渡邉(3年・SG)が速攻に走るがこれを#13曹が豪快にブロック。次の攻めで#13曹がゴール下を決め、76-81と国士舘大が5点差をつけて一歩抜け出した。だが中央大も#14渡邉が3Pを決めて2点差にした後、ディフェンスで粘り国士舘大#12永野のオフェンスファウルを誘う。そして残り50秒でまたもや#14渡邉が価値ある3Pを決め、中央大が82-81と遂に逆転。中央大サイドは大歓声に包まれた。だが、勝負はまだ終わっていなかった。5点ビハインドから一気に逆転した中央大に流れは来ていたが、次の攻撃で国士舘大は#7三村が3Pを放つ。これが見事にリングに吸い込まれ、残り30秒で82-84と再逆転。これが決め手となり、ファウルゲームを逃げ切って82-88で国士舘大が激戦を制した。

「決めた瞬間、泣きそうになりました(笑)」と目を潤ませて喜ぶ#7三村。チームを救った最後の3Pで、“これぞ4年生”という意地を見せてくれた。国士舘大は昨日の駒澤大戦の敗北で一つ順位を下げていたが、これで再び同率3位に浮上。最大14点差を引っくり返し、大きな一勝を手にした。中央大は主力の3年生だけでなく、下級生の#22山田や#31流田ら全員が奮闘を見せたが、惜しいミスや笛にも悩まされてあと一歩のところで勝利を逃した。これで9勝5敗となり国士舘大と同率3位に並ぶが、直接対決の結果では4位となる。入れ替え戦・インカレ出場権をかけ、次週の白鴎大戦がますます重要な一戦となった。

写真:鬼気迫る気迫でチームを引っ張った中央大・佐藤だが、勝利には一歩届かなかった。終了直前5ファウルでベンチに下がると、タオルを頭からかぶり悔しさを滲ませた。

中央大:9勝5敗
国士舘大:9勝5敗

※国士舘大・永野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


 その他、法政大白鴎大の対戦は、白鴎大が69-84で勝利した。白鴎大は前半強みのインサイドを徹底的に攻め、2Q終了時点で26-46と大きく差をつける。後半に入って法政大も#21加藤(3年・CF)のドライブや#11長谷川(4年・G)のアウトサイドシュートで持ち直すが、白鴎大も#15白濱(2年・F)がダンクや3Pで盛り上げ、流れを渡さなかった。そのまま15点前後の点差を保ち、法政大を下した。白鴎大は#30アビブ(3年・C)が29得点26リバウンドという大黒柱に相応しい活躍を見せ、法政大はやはりインサイドの部分で苦戦した。これで法政大は3部との入れ替え戦が確定した。

法政大:1勝13敗/白鴎大:10勝4敗

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2011.10.16 (Sun)

【2011リーグ】10/16結果

■関東大学1部リーグ
◇和光市総合体育館

明治大学61 (12-13,12-27,17-27,20-18) 85大東文化大学
日本大学89 (11-15,20-16,13-16,20-17,12-12*,13-10**) 86筑波大学 *OT **DOT
東海大学87 (20-20,16-18,24-18,27-17) 73早稲田大学
慶應義塾大学89 (23-33,20-24,21-36,25-22) 115拓殖大学
青山学院大学86 (13-23,30-12,31-22,12-17) 74専修大学


青山学院大学 13勝1敗
東海大学   12勝2敗
拓殖大学   10勝4敗
筑波大学   7勝7敗
早稲田大学  7勝7敗
大東文化大学 7勝7敗
日本大学   6勝8敗
専修大学   4勝10敗
明治大学   2勝12敗
慶應義塾大学 2勝12敗


■関東大学2部リーグ
◇関東学院大学小田原キャンパス

日本体育大学94 (26-16,21-32,28-17,19-26) 91東京成徳大学
神奈川大学73 (21-25,17-16,16-17,19-22) 80順天堂大学
関東学院大学79 (18-24,24-18,14-17,23-11) 70駒澤大学
法政大学69 (14-19,12-27,21-16,22-22) 84白鴎大学
中央大学82 (26-19,18-18,20-26,18-25) 88国士舘大学


日本体育大学 11勝3敗
白鴎大学   10勝4敗
国士舘大学  9勝5敗
中央大学   9勝5敗
駒澤大学   8勝6敗
神奈川大学  7勝7敗
順天堂大学  6勝8敗
関東学院大学 6勝8敗
東京成徳大学 3勝11敗
法政大学   1勝13敗


■関東大学3部リーグ 2次ステージ
◆上位リーグ
◇立教大学新座キャンパス

玉川大学104 (22-21,17-17,31-10,34-22) 70東京経済大学
江戸川大学83 (22-21,16-24,22-24,23-18) 87國學院大学
東洋大学76 (18-15,16-15,22-9,20-33) 72立教大学

東洋大学   13勝1敗
玉川大学   12勝2敗
江戸川大学  11勝3敗
立教大学   9勝5敗
國學院大学  8勝6敗
東京経済大学 5勝9敗


◆下位リーグ
◇立教大学新座キャンパス

国際武道大学100 (22-15,29-18,28-14,21-28) 75横浜国立大学
東京農業大学90 (21-10,20-8,16-7,33-17) 42東京大学
成城大学80 (16-25,22-15,26-7,16-21) 68埼玉大学


成城大学   7勝7敗
国際武道大学 6勝8敗
東京農業大学 6勝8敗
埼玉大学   5勝9敗
東京大学   2勝12敗
横浜国立大学 0勝14敗

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2011.10.15 (Sat)

【2011リーグ1部】10/15 レポート

順位を気にする段階に入るも
大きな動きはまだ見られず


 そろそろ終盤戦となるリーグ戦。この日の1部は差のつく試合が多く見られた。中盤を過ぎて早稲田大と大東文化大は上向き傾向にある。早稲田大は前週のダブルオーバータイムに続き、この日もビハインドからの逆転勝利。大東文化大はスコアラーのいる強みが出て日本大に快勝した。筑波大も出足の好調さが最後まで続き100点ゲームで勝利。苦しい状態になってきたのは日本大と専修大。下位2チームからはまだ差があるが、ここから1戦1戦を大事にしないと8位の入れ替え戦も見える。優勝戦線と下位争いはまだ大きなうねりはない。しかしここからの熾烈な戦いがリーグ最大の見どころとなるだろう。


【#21河上が35得点で魅せ、早稲田大が勝利】
111015kawakami.jpg 8位から抜け出したい専修大は5割をキープする早稲田大と対戦。1Qは早稲田大#21河上(2年・F)が好調でやや優勢に立つ。しかし2Qに入ると#21三井(4年・G)や#3廣島(3年・G)などのシュートがチームを盛り上げ、逆転からリードに成功。早稲田大は#15木村(1年・F・洛南)がバスケットカウントを獲得するなど見せ場を作るが、10得点にとどまり、前半を終えて33-40と遅れをとった。

 しかし3Qは早稲田大が再び勢いを取り戻す。#14久保田(4年・C)、#21河上、そして#8玉井(2年・G)の3Pで一気に差を詰める一方で専修大はアウトサイドが決まらず、ターンオーバーや24秒オーバーを連発。#11宇都(2年・G)が速攻からバスケットカウントを獲得するが、得点が停滞。それでも#21三井の3Pなどもあり大きくは離されないが、早稲田大は#21河上が5連続の得点で弾みをつけ、55-52とリードで4Qへ。早稲田大は専修大のアウトサイドが落ちたところからディフェンスリバウンド、速攻へとつなげるのに対し、専修大は#33館山(3年・G)の3Pで応酬。早稲田大が一時9点のリードを得るが、4点にまで縮めて望みをつなぐ。しかし早稲田大は#6大塚(3年・G)が体制を崩しながらのミラクルショットを決めると#21河上がシュートカバー、ミドルシュートなどで魅せ、再びリードを開いた。専修大は外の確率が落ちたことで攻め手を欠き、最後はファウルゲームにいくが追い上げはかなわず76-68で試合終了となった。

 専修大は高さ、ディフェンスで早稲田大を止める時間帯もあったが、決定力に欠けた。リバウンドの差は大きく、早稲田大52本に対し専修大は31。点差以上に差が出ている。7位の日本大とは1勝差であり、勝ち星を伸ばしたいところだがいい勝負をしながらも負ける試合が続くだけに、次の試合内容が気になるところではある。早稲田大は5割前後を維持しながら終盤戦へ。混戦の中盤は最後まで分からないが、今後の戦いも楽しみだ。

写真:35得点12リバウンドの河上。

早稲田大:7勝6敗
専修大:4勝9敗


【拓殖大に追いつかせず東海大が余裕を見せる】
111015sakamoto.jpg 上位対決となる東海大拓殖大の対戦は、拓殖大が苦しい台所事情の中で粘るが東海大が逃げ切りを決めた。

 立ち上がりは東海大がリード、#16坂本(4年・C)が好調で12-6と開く。拓殖大は#94長谷川智伸(3年・F)が連続の3Pを決めると#26上杉(4年・PF)のシュートで同点に戻すが東海大は#24田中(2年・SF)がこちらも連続3Pを沈めると#4森田(4年・PG)の3Pも決まり、1Qは東海大が29-16とリードした。2Qでは拓殖大が盛り返す。途中出場の#8長南(4年・SG)がタップやフリースローで得点。#26上杉の3Pも出るが、リードしている東海大も簡単に追い上げは許さない。ただ、このQは拓殖大のタッチがよく、ディフェンスからのブレイクなども出て47-40と追いあげて前半を終了した。

 3Qの出足、東海大は#24田中、#16坂本の連続バスケットカウントで再び差を開く。拓殖大は#1鈴木(3年・G)の3Pや#15八木(4年・C)の速攻、#8長南の3Pと続いてオフェンスのリズムを作るが、東海大も#33狩野(3年・SG)のシュートが続き、リードは保つ。拓殖大は#94長谷川智伸が3Pを連続で決めていくが3Qは76-64と8点差。4Qもこの流れのまま拓殖大は追いつけない。#94長谷川智伸が最後まで打ち続けるが、東海大も#16坂本がゴール下で体を張った得点が続き、98-89で試合終了。東海大が勝利した。

 拓殖大は長谷川技の離脱、#8長南、#11佐々木らケガ人も続いて上を狙うには選手層が薄くなったのが苦しいところ。#94長谷川智伸を中心とした攻撃力は健在で爆発力もあるが、上位2位からは一歩遅れた形となっている。東海大は危なげなく勝利。#16坂本の活躍が光った。 

写真:インサイドで力強さを見せた坂本は31点。

東海大:11勝2敗
拓殖大:9勝4敗

 その他、日本大大東文化大は序盤からシュートが当たった大東文化大が余裕のリードで89-54で勝利。#85大久保(3年・SG)が3Pを4/5、#14岸本も3P4本を含む20点。次々にシュートを沈めて日本大の士気を削いだ。慶應義塾大筑波大も1Qでリズムよく得点し、リードを奪った筑波大が101-89で勝利。青山学院大明治大は青山学院大の動きはよくないものの、86-54で勝利した。

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2011.10.15 (Sat)

【2011リーグ2部】10/15レポート

駒澤大が国士舘大を下し同率4位に浮上
中央大は首位日本体育大に快勝して実力発揮


111015kangaku.jpg 2部も6週を過ぎた時点で全日程の2/3を消化した。残りはあと3週となりここからは終盤戦になるが、この時点でもまだなお混戦は続いたままだ。特にこの日駒澤大が国士舘大に勝利したことで、国士舘大は一つ順位を落として駒澤大と並んだ。日本体育大も中央大に負けたことで2位の中央大・白鴎大と1勝差に。「トーナメントのように戦う」と白鴎大#30アビブが言う様に、今後は1敗が運命を左右しそうだ。3部との入れ替え戦ラインである8位争いも、今日の結果で関東学院大と順天堂大が並んだ。2部は上位も下位も白熱した週が続く。

写真:ホーム会場の試合で沸く関東学院大のベンチ


【テンポ良くシュートを沈めた駒澤大が国士舘大を下す】
111015watanabetakumi.jpg 8勝4敗の国士舘大と、7勝5敗の駒澤大の対戦は、1Qからハイスコアを叩きだした駒澤大が65-107で快勝を収めた。

 1Qから駒澤大は全開だった。#6北(4年・SG)や#17槇坂(3年・F)ら全員が積極的にリングを狙い、序盤から怒涛の得点ラッシュ。ディフェンスでは大黒柱の#5成瀬(4年・PF)が今日は不在だったが、その穴を#11伊藤(3年・C)が見事に埋めた。国士舘大は駒澤大の的を絞らせないオフェンスにディフェンスが機能せず、後手に回って得点も伸びない。強みのインサイドで攻めようとボールを中に集めるも、#13曹(3年・C)のシュートは惜しくもこぼれる場面が目立った。そのまま流れを引き戻すことが出来ずに、1Qで18-31と予想外に大きなビハインドを負う。続く2Qに入っても駒澤大はシュートが落ちない。国士舘大はディフェンスも良く足が動くようにはなったが、無駄なファウルがかさんで勢いに乗れず、さらに点差を引き離された。

 3Qに入ると、駒澤大は好調だったシュートが落ちはじめ、その間国士舘大が積極的にドライブを仕掛けて20点以上あった点差を40-55と15点差に縮める。だが前からディフェンスにあたるも駒澤大は落ち着いて対処し、ロングパスを繋げてやすやすとシュートに繋げる場面も見られた。4Qには調子を取り戻した駒澤大がテンポよく内外から攻めて32得点を稼ぎ、最後はベンチメンバーも出して65-107でタイムアップ。40点差をつけて大勝した。

 これで駒澤大は国士舘大と並んで同率4位となり、上位進出も見えてきた。国士舘大は手痛い1敗。上位3枠に入るためにも、明日の中央大戦はますます負けられない戦いとなるだろう。

写真:駒澤大の主将・渡邊も要所で活躍。

国士舘大:8勝4敗
駒澤大:8勝4敗

※駒澤大・北選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【流れの奪い合いになるも神奈川大が接戦を勝ち切る】
111015sato.jpg 神奈川大東京成徳大の対戦は追い上げを見せた東京成徳大が残り2分を切って1点差にまで詰め寄ったが、神奈川大が逃切り75-65で勝利した。

 立ち上がりでリズムを掴んだのは東京成徳大。#11斉藤(4年・SG)の3P2本、#51ビャンバナラン(3年・C)のミドルシュート2本で0-10と幸先の良いスタートを切る。神奈川大は何とか#21増子(3年・G)のシュートで食らい付く状況となり、14-22とビハインドを負って1Qを終えた。だが続く2Qで、本来の激しいディフェンスが上手く機能。リバウンドから速い展開でシュートまで持ち込み、#29田村(2年・F)の速攻が決まって24-24の同点に追いつくと、その後もじわじわと点差を離した。東京成徳大はこのQで8点しか取れず、34-30で前半終了となる。

 しかし3Q、東京成徳大は#11斉藤の連続得点で流れを掴み、#32高橋(3年・F)のリバウンドシュートで40-39と1点差に。しかし神奈川大も粘って逆転はさせず、噛み合った連係プレーで再び流れを引き戻す。#0佐藤(4年・G)がバスケットカウント獲得やスティールで活躍し、53-43の10点リードで最終Qへ。すると4Q、#21西谷(2年・SG)の連続得点で東京成徳大がまたもや盛り返し追い上げを図る。神奈川大は#9大山(4年・G)が負傷し交代となると、得点が伸び悩んで追い上げを許した。果敢に攻めるも惜しくも笛が鳴らず、反対に東京成徳大の#32高橋、#51ビャンバナランがそれぞれバスケットカウント獲得の3点プレーを見せ、残り1分50秒で63-62。勝負は分からなくなる。だがこの神奈川大にとっての危機的状況を打開したのは、好調の#21増子。攻め気を見せて連続得点に成功し、再び点差を広げた。ファウルゲームで#29田村らがフリースローを決め、75-65と最後は10点差で神奈川大が試合を制した。

 互いに激しい流れの奪い合いとなったが、神奈川大は堅守で粘って逆転はさせなかったところで力の差を示した。また、#9大山の退場もあって東京成徳大に流れを掴まれていたところで、#21増子の勝負強さが光った。東京成徳大はまたもや追い上げても勝ち切れない悔しい試合に。毎試合追い上げは見せているだけに、こうした試合の勝負どころを掴みたいところだ。

写真:バスケットカウント獲得でチームを沸かせた神奈川大・佐藤。

神奈川大:7勝6敗
東京成徳大:3勝10敗

※神奈川大・増子選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【中央大が会心の試合運びで日体大に勝利】
111015taniguchi.jpg 中央大日本体育大の上位校争いは、レベルの高い好ゲームが繰り広げられた。特に中央大は高い完成度を発揮し、単独首位に立つ日体大に102-87で快勝した。
 
 立ち上がりは日体大が#11北川のバスケットカウントで先制し、#22水沼(2年・PF)らが3Pを沈めて日体大がリードしたが、中央大も#14渡邉の3P、#20小野(3年・F)のドライブで立て直して20-22とほぼ互角の1Qとなった。だが2Qに入り流れを掴んだのは中央大。#31流田(1年・G・東山)が高いジャンプ力でリバウンドをタップでねじ込み、続けて#5谷口(1年・F・洛南)がドライブを決めるなど、二人の1年生が攻め気を見せる。これに#20小野、#14渡邉が3Pで続き、逆転から一気に8点のリードを奪った。日体大はタイムアウトを挟むもその後#12周率(1年・C・大分明豊)が3ファウルになるなど悪い流れを払拭できない。しかし#14竹中(3年・C)が高さのアドバンテージを活かして得点し、中央大はターンオーバーが続いてやや追い上げられ、47-43で試合を折り返すこととなった。

 すると3Q、#16佐藤(3年・PG)の連続得点で中央大が先制。だが負けじと日体大も#21熊谷(3年・F)の3Pや#23横江(4年・G)のバスケットカウントで1点差に詰め寄る。すると中央大はここから#20小野が奮闘。攻め気を見せてファウルを勝ち取ると、日体大はファウルトラブルに陥ってこのQで#12周率や#23横江が4ファウルに。75-66と中央大が10点近くリードを奪って4Qに入ると、その後も主導権を渡さなかった。#22山田(2年・PF)がオフェンスリバウンドに奮闘し、「高校生の時に国体でも一緒にやっていたからやりやすい」という様に#31流田と#5谷口も1年生らしからぬ息の合ったコンビプレーを見せる。そのまま102-87でタイムアップ。中央大が100点ゲームで大きな勝利を上げた。

 日体大はこれで法政大戦に引き続き2連敗。中央大に1戦目の借りを返すことは出来なかった。依然として単独首位に立つが、まだ課題も見られる。残り5試合で修正していきたい。中央大は#20小野が31得点10リバウンドのダブルダブルで、大事な時間帯でチームを牽引した。さらにルーキーの#31流田が17得点11リバウンド、#5谷口が16得点8リバウンドと存在感を見せ、高さのある日体大に対しリバウンドで14本の差をつけたことも大きい。スタメン起用となった#31流田「特に気負いもなくプレー出来ているし、初めてのリーグ戦は楽しい。うちは小さいチームなので、自分がリバウンドに飛び込むことは意識している」とコメント。物おじしない堂々としたプレーを見せた。中央大はこのリーグ戦で1・2年生の活躍が見られる。3年生のカルテットの負担が減った事はチームにとって好材料だろう。明日の国士舘大戦では1戦目のリベンジなるか注目だ。

中央大:9勝4敗
日本体育大:10勝3敗

写真:中央大のルーキー・谷口は速攻でダンクも決めた。

※中央大・渡邉選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 関東学院大白鴎大の戦いは、4Qで白鴎大が逆転し79-86で勝利した。1Qで関東学院大が10点近くビハインドを負うも、2Q終盤#32前田(4年・SF)の3Pが高確率で決まって逆転。3Qに入っても#28河野(4年・PG)や#51細谷(4年・PG)が活躍を見せて関東学院大の13点のリードで最終Qに入る。だが4Q序盤で白鴎大は#10田中(2年・G)、#15白濱(2年・F)が高確率でシュートを沈め、#30アビブ(3年・C)も#1エリマン(1年・C・延岡学園)相手に積極的に攻めて残り5分に遂に追い付いた。その後も中・外バランスよく攻め、逆転を許した関東学院大は焦りからシュートやフリースローがこぼれた。そのまま白鴎大が勝利し、関東学院大はホーム会場での勝利とはならなかった。 

関東学院大:5勝8敗/白鴎大:9勝4敗

※白鴎大・アビブ選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 法政大順天堂大の対戦は、終始接戦になるも順天堂大が74-81で法政大を下した。立ち上がりこそ法政大のゾーンディフェンスが上手く機能し14-2と大量リードを奪うも、順天堂大も#18小薗井(1年・G・美濃加茂)や#6田代(3年・F)のアウトサイドで18-14まで追い上げ、1Q終盤には#10趙明(4年・C)が3連続得点と気を吐いて逆転に成功する。そこからは両者一進一退が続いて全く点差が離れず4Q終盤までシーソーゲームが続くが、法政大は惜しくも笛を吹かれる場面が多く、好調だった#6陳(4年・F)が残り3分でファウルアウト。残り40秒、順天堂大が4点をリードしていた場面で、#9大下内(3年・F)が#21加藤(3年・CF)が取ったオフェンスリバウンドからのパスをカットし万事休す。法政大は惜しくも2勝目を逃し、順天堂大が5勝目を手にして関東学院大と勝敗で並んだ。

法政大:1勝12敗/順天堂大:5勝8敗

※順天堂大・趙明選手のインタビューは「続きを読む」へ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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