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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2011.06.10 (Fri)

【2011新人戦】6/10 準々決勝 東海大VS筑波大

4Qは激しい接戦になるが
1点差で筑波大が東海大を下す


東海大学72(20-23,8-10,28-24,16-16)73筑波大学
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スターティング5
東海大 #51須田/#1バランスキー/#18和田/#23佐藤/#24田中
筑波大 #6西村/#10山田/#21笹山/#32武藤/#35池田
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110610yamada.jpg 両チーム共にバランスのよい布陣で注目の対戦となった東海大筑波大の対戦。レベルの高い白熱した試合になったが、筑波大が72-73の1点差で東海大から逃げ切り、歓喜に沸いた。

 筑波大は出だしから持ち味である素早いトランジションゲームを展開。単発な攻めになった東海大からリードを奪い、残り4分#14坂東(1年・SG・北陸)の3Pで11-18とした。しかしタイムアウト明けに東海大は#24田中(2年・SF)が3Pを決めると、そこから#10バランスキー(1年・PF・東海大三)や#51須田(2年・SG)の得点で追い上げて1点差に詰め寄る。ファウルがかさんで完全に東海大に流れを奪われた筑波大。しかし#10山田(1年・CF・市立船橋)の3Pもあり、20-23とリードして1Qを終えると、続く2Qでも激しいディフェンスでリードを死守した。東海大は#12梅林(2年・C)が積極的に1対1を仕掛けて奮闘するが、28-33の筑波大リードで後半へ。

 3Q、東海大は#24田中、#10バランスキーが得点面で活躍。しかし筑波大も#11笹山(1年・PG・洛南)を起点に、パスアウトから#10山田、#14坂東といったシューター陣が高確率でシュートを沈めて流れを渡さない。互角の戦いが繰り広げられ、お互い点の取り合いとなった。すると終盤#12梅林の活躍で東海大が点差を縮め、最後に#18和田(2年・PG)がバックコートから放ったロングシュートがブザービーターで決まって、56-57。点差の無いまま、勝負は最終Qに持ち越される。
 
110610TANAKA.jpg 4Q、#6西村(2年・PG)に#32武藤(2年・C)が見事に合わせて筑波大が先制。意思疎通の取れた連携を見せる。しかし東海大も#10バランスキーや#23佐藤(2年・PF)がオフェンスリバウンドから得点し、試合は白熱したシーソーゲームになった。両者一歩も譲らず、残り1分、#32武藤のゴール下が決まって筑波大が3点リード。残り40秒、東海大は#18和田がシュートを決め返すが、3Pラインを踏んでおり惜しくも2点。1点のビハインドを負う東海大は中に切れ込んだ#24田中からのパスが#10バランスキーに合わない。「あの形の練習はいつもしているが、少し位置が遠かった」陸川監督。エンドスローインから再び迎えた東海大のラストプレーでは#10バランスキーがジャンプシュートを放つも、これが外れてタイムアップ。72-73で、筑波大が見事白熱した接戦をものにした。
 
110610tsukuba.jpg 筑波大は激しいディフェンスを見せ、東海大相手にリバウンドもきっちり抑えた。#10山田のアウトサイドは特に東海大には予想以上の出来だったが、相手に的を絞らせなかったバランスの良いオフェンスも魅力である。2年生が泥臭い部分でチームを支え、1年生も伸び伸びとプレー。チーム一丸となって勝利を手にした。

 東海大は#10バランスキー、#24田中といったチームの柱に加え#18梅林が短い出場時間でも存在感を発揮したが、わずか1点に涙を飲んだ。出だしから後手にまわり、筑波大に主導権を握られる時間帯も長かったと言える。終盤、エースである田中が打つ形を作れなかったのは痛い。気持ちを切り替えて明日の戦いに臨みたい。

写真上:陸川監督に「ここまで決まるとは」と言わせた筑波大・山田のシュート。機動力もある面でディフェンスで抑えにくかった。
写真中:東海大・田中は3P0本が痛かった。よく守られてはいたが、チーム全体で彼を活かす方法を確立させたいところ。
写真下:勝利に笑顔の筑波大。

※筑波大・西村選手のインタビュー、東海大・陸川監督のコメントは「続きを読む」へ。
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2011.06.10 (Fri)

【2011新人戦】6/10 準々決勝 国士舘大VS白鴎大

国士舘大も粘りを見せるが勝負所を制したのは白鴎大
チーム初のベスト4進出へ


国士舘大学68(14-16,19-17,21-20,14-24)77白鴎大学
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スターティング5
国士舘大 #4松島/#5伊藤/#6永野/#7高橋/#13新田
白鴎大 #10田中/#5柳川/#15白濱/#36パプロブヒナス/#81中村
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110910nagashima.jpg 国士舘大白鴎大の対戦はお互いに持ち味を出して4Q終盤まで接戦にもつれ込んだが、最後は白鴎大が勝負強さを見せて突き放した。

 1Qは14-16とほぼ互角の立ち上がりで白鴎大が2点リード。外のシュートを沈める国士舘大に対し、白鴎大は#36パプロブヒナス(2年・C)がインサイドでチームを支えて対抗した。2Qに入っても白鴎大は#36パプロブヒナスがゴール下で強さを発揮するが、対する国士舘大も#12大河原(1年・F・米沢中央)のバスケットカウント獲得や#6永野(2年・F)のシュートで一歩も譲らない。#10田中(2年・G)の活躍で白鴎大がリードを奪うも、残り2分を切って国士舘大は#8寺嶋(2年・G)が3Pを2本沈め、#12大河原のバックシュートで追い付き33-33と同点で前半を終える。

 続く3Q、#15白濱(2年・F)がオフェンスリバウンドに積極的に絡んで勢いに乗り、白鴎大が引き離しにかかる。しかし国士舘大も#13新田(1年・C・春日部)がゴール下で奮闘し、#8寺嶋の3Pもチームを後押しして食らい付いた。終盤国士舘大が激しいディフェンスから速攻に走り、54-53と逆転して4Qへ。
 
110610ogawara.jpg 4Qに入っても一進一退の攻防が続く。だがここで交代した白鴎大#7長島(1年・F・福岡第一)が、高い個人スキルで国士舘大のディフェンスを翻弄した。#5柳川の3P、#36パプロブヒナスの合わせで残り3分半64-68とし、国士舘大にタイムアウトを取らせる。しかしその後も国士舘大は白鴎大#7長島を止められず、オフェンスにも焦りが見えた。#5柳川のステップインで白鴎大が65-72とすると、残り53秒には#7長島がバスケットカウントを獲得。さらに外した1スローを#36パプロブヒナスがリバウンドシュートに繋げてフォローし勝負あり。結局68-77と白鴎大が最後に流れを掴んで勝利した。

 国士舘大は激しい守りからのスピードある展開と高確率で決まるジャンプシュートで粘り強く食らい付いたが、やはりインサイドに強みのある白鴎大がリバウンドの本数で20本以上の差をつけ、試合の主導権を握った。白鴎大の大黒柱#36パプロブヒナスは25得点19リバウンドの活躍。またルーキー#7長島も与えられた出場時間の中で結果を残した。白鴎大はこれで初のベスト4進出となる。この先の戦いにも注目が集まる。

写真上:白鴎大・長島は身体能力と個人技で見せた。
写真下:国士館大・大河原はチームハイの20点。

※白鴎大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。
EDIT  |  23:50  |  2011新人戦  |  Top↑

2011.06.10 (Fri)

【2011新人戦】6/10 レポート

日本体育大が久しぶりの4強入り
青山学院大は明治大を振りきってベスト4へ


準々決勝のうち、2試合は競り合いから抜けだした2校が勝ち上がった。
3連覇を狙う青山学院大はミスをだしながらも明治大を下し、日本体育大は久々のベスト4。速いトランジションとインサイドのルーキー・周率のリバウンドで拓殖大に勝利した。


【高さで優位に立つ日本体育大が2Q以降拓殖大を圧倒】
110910niitai.jpg トーナメント右側の山の注目チームである日本体育大と昨年の新人戦で決勝まで上りつめた拓殖大の対戦は、序盤こそ競り合いとなるも2Q以降日体大が試合を優位に進め、93-67の快勝で拓殖大を下した。ビックマンを擁する日体大だが、1Qは拓殖大の飛び込みに対してリバウンドを掴みきれない場面が目立った。拓殖大もなかなか外のシュートが決まらず攻め手を欠くが、1Q残り3分半には#13長田(2年・PG)、#14大垣(1年・G・藤枝明誠)が2連続でバスケットカウントを獲得するなど見せ場を作る。1Qは16-15と互角の点数になった。

 しかしそれ以降は、日体大が試合の主導権を握った。ゾーンディフェンスをひいて#12周率(1年・C・大分明豊)らが確実にリバウンドを抑え、#11北川(2年・G)らガード陣が走って速い展開で得点を量産。また、#15濱田(1年・F・市立船橋)が絶妙のタイミングで走り込んで合わせ、オフェンスリバウンドやルーズボールにも奮闘して気持ちを見せた。3Qには#19中野(2年・F)が次々に3Pを沈めてチームを盛り上げたこともあり、20点以上の差が付く。拓殖大は#40藤井や#14大垣が攻め気を見せて追い上げを図るが、大きくついた差を埋めることは出来ずに試合終了となった。

 拓殖大はエース#40藤井に負担がかかるが、1人で勝利をつかむのは厳しい。チーム全体としても21本打った3Pが2本しか決まらず、1Qのような勢いを持続させることが出来なかった。ルーキー#14大垣がチームハイの24得点で持ち前のオフェンス能力を見せたが、ビックマンがいないこともあり苦しい戦いとなった。逆に日体大はインサイドがリバウンドを取り、走ってシンプルに攻める形が生きている。5人が2ケタ得点と快勝で準決勝に臨む。ここまで東京成徳大戦、中央大戦とチームの調子も尻上がりに良くなってきた。次の白鴎大はここまでぶつかってこなかった強力なインサイドがいるチーム。どのような戦いが繰り広げられるか見ものである。

写真:リバウンドを取る日体大・周率。まだ不器用な面もあるが、高さは頼りになる。


【ゾーンに終始するが勝負どころで青山学院大が抜け出す】
110910doi.jpg 1回戦は延長で神奈川大を下し、次の日本大を大差で破ってきた明治大と、優勝候補・青山学院大の対戦は終始ゾーンを主体にしたロースコアな内容となった。

 196cmの#22西川(2年・SF)、#89土井(1年・C・日本学園)らを中心にサイズのある明治大は、インサイドに#25永吉(2年・C)、#88張本(2年・CF)、#0野本(1年・CF)の2m級3名を据える青山学院大とも大きくサイズの差は見えない。#89土井が果敢にゴール下でプレーし、青山学院大も出足はミスが出てもたついた。#92水口(1年・SG・福大大濠)の3Pも出て明治大が1Qはわずかにリード。互いにゾーンを繰り出し決定的な流れを作れない中、青学大がじわじわと押し始める。インサイドの#88張本、#4畠山(2年・G)の連続シュートで流れを作ると、2Qで10点のリードに成功する。

 後半に入りこの10点差をなんとかしたい明治大は、#16安藤(1年・G・明成)が1on1で強気のシュートを決め、#89土井がオフェンスリバウンドなどで食い下がるが、青学大は#88張本が3Qでファウル3でベンチに下がるものの、#4畠山のスティールなども出て、簡単には追いつかせない。また、#3小林が3P、ペネトレイト、Q終了時のブザービーターで立て続けに得点。明治大は#89土井、#16安藤がこちらも青学大をかわしてゴールを決めていくが逆転までには至らない。4Qになると、青学大のインサイドが強さを発揮。#88張本がオフェンスリバウンドからのカバー、#0野本のポストプレー、#25永吉のバスケットカウントで青学大が1桁に戻った点差を再び10点リードとすると、明治大はそこから追い上げ叶わず66-49で試合終了。青山学院大が準決勝へ駒を進めた。

 明治大はゾーンで相手を焦らせ、効果も見えたが勝負どころの高さ、強さは青山学院大が上回った。その青山学院大は高さはあるがバランスには偏りもある。次戦の筑波大が均整の取れたチーム構成であるだけに、どのような戦いになるか見所になりそうだ。

写真:明治大・土井は永吉相手にも臆せずプレー。かわしてシュートを決めるなど会場をどよめかせた。

※青山学院大・畠山選手のインタビューは「続きを読む」へ。
EDIT  |  23:40  |  2011新人戦  |  Top↑

2011.06.10 (Fri)

【2011新人戦】6/11試合予定

■国立代々木競技場第二体育館

13:00 明治大学 vs 東海大学(5~8位決定戦)
14:40 国士舘大学 vs 拓殖大学(5~8位決定戦)
16:20 白鴎大学 vs 日本体育大学(準決勝)
18:00 青山学院大学 vs 筑波大学(準決勝)

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:03  |  2011新人戦  |  Top↑

2011.06.10 (Fri)

【2011新人戦】6/10結果(準々決勝)

■国立代々木競技場第二体育館

東海大学72(20-23,8-10,28-24,16-16)73筑波大学
国士舘大学68(14-16,19-17,21-20,14-24)77白鴎大学
日本体育大学93(16-15,24-15,27-18,26-19)67拓殖大学
青山学院大学66(14-16,19-7,13-16,20-10)49明治大学

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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