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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2011.06.09 (Thu)

【2011新人戦】6/9レポート

【代々木競技場第二体育館】

【1Qで一気に突き放した筑波大が慶應大に勝利】
110609TUKUBA.jpg ともに、期待の選手が揃う慶應義塾大筑波大の対戦は、出足で畳み掛けた筑波大が終始リードする形となった。
 トランジションでは筑波大が一枚上手だった。#6西村(2年・G)を起点に早い展開から慶應大ゴールに襲いかかり、次々に得点を重ねていく。開始5分で西村が2ファウルになるが、交代した#14坂東(1年・SG・北陸)が連続3Pを決めてチームを乗らせる。それに対し慶應大はディフェンスの対応が遅れた上にミスが出て、点が伸びない。1Qは24-6と大きく引き離されてしまった。しかし、2Qになると慶應大も盛り返す。#17権田(1年・F・慶應義塾)のシュートや#7中島(2年・F)の3Pなども出て、シュートが落ち始めた筑波大に2Qの得点では上回った。

 後半、筑波大が再び勢いを取り戻す。#14坂東がノーマークから3Pを次々と沈めて3Qで17-34とすると、慶應大は苦しくなる。#12矢嶋(2年・SG)が3Pで返していくが、点差が縮まらない。4Qも慶應大は最後まで粘るが余裕の出た筑波大は控えを投入。72-101で試合終了となり、筑波大がベスト8へと駒を進めた。

 筑波大は初戦から華麗なトランジションを見せている。ボールへの意識が高く、インサイドも積極的に走って攻撃に絡んでいる。「細かいところの詰めは向こうが上」#4蛯名が言うように、慶應大はその走り合いの中で出たミスも点差に響いた。筑波大の次戦の相手は東海大。左ブロックでも要注目の対戦となる。一方の慶應大は次週の早慶戦に全神経を傾ける。2年生ながら新人戦メンバーは早慶戦の主力でもあり、トーナメント以降、新人戦用の練習よりも早慶戦に向けての全体練習を優先してきた。この負けからどう切り替えるか、次週を待ちたい。

写真:筑波大はトランジションも早く、メンバーも豪華。次の東海大戦も期待は募る。

※慶應義塾大・蛯名選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【接戦から3Pで抜けだした国士館大がベスト8へ】
110609KOKUSHIKAN.jpg 専修大を倒した大東文化大と昨年3位の国士館大の対戦。試合は終始競り合う形となり、何度も際どい場面を見せる内容となった。
 前半はロースコアで互いにきっかけを見いだせない内容となったが、2Q終盤に国士館大#6永野(2年・F)が3Pとバスケットカウントで大東文化大を引き離す。しかし大東文化大は粘りを切らさず#55永井(2年・G)や#1高橋(1年・F・樹徳)のシュートで29-28と1点追う形で2Qも譲らず終了。勝負は後半に持ち越された。
 3Qもシーソーゲームとなるが、3Pなどで大東大が逆転。流れをつかんだかに見えた。しかし、4Q序盤までリードしたものの、次第に流れが国士館大に傾いていく。国士館大は#8寺嶋(2年・G)へのアンスポーツマンライクファウルをきっかけに反撃に転じる。#8寺嶋はスティールからの速攻、3Pと畳み掛け、逆転からリードを奪い返すことに成功。残り3分、#8寺嶋の3Pが続いて8点リードに成功する。大東大は#31貝沼(1年・G・市立船橋)の3Pも出るが後が続かず、最後はファウルゲームに持ち込むも69-58で国士館大の勝利。粘りを見せたが、国士館大の爆発力の前に敗れた。

写真:仲間に話しかける国士館大主将・松島。

※大東文化大・永井選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【江戸川大が拓殖大を追い詰めるも、惜しくも届かず】
110609TAKUSYOKU.jpg 昨年準優勝の拓殖大は3部の江戸川大との対戦となった。ともに、トランジションが持ち味のチームであり、拓殖大にビッグマンがいない点で、江戸川大は十分戦える条件が揃っていた。1Qは拓殖大が爆発力を見せて17-29とする。しかし2Qは江戸川大が23-22と1点上回る内容にすると、3Q以降はゾーンで10点差前後でついていく。拓殖大は#40藤井(2年・G)が3Qで3ファウル。江戸川大は#88内田(2年・PF)や#44田中(2年・G)がゴールに切れ込み、田中の3Pも生まれて終盤一気に追い上げ、64-61の3点差で3Qを終えた。

 江戸川大の押せ押せムードになった4Q、粘って得点する江戸川大に対し、拓殖大はリードはしているもののファウルやダブルドリブルなど、ミスが続く。しかし#77石橋(1年・C・拓大紅陵)のバスケットカウントや#40藤井、#14大垣(1年・G・藤枝明誠)の3Pが続いて開始4分で再び10点のリードを得る。江戸川大はそれでも切れずに追いすがり、残り1分で#88内田がバスケットカウントを獲得すると遂に82-82の同点に追いついた。残り1分で勝負は分からなくなったが、拓殖大は残り45秒で#20古賀(1年・G・福大大濠)が値千金の3Pでチームを救う。ここからファウルゲームに突入したが拓殖大が逃げきり、88-84で試合終了。江戸川大の健闘が光ったが、惜しくも届かなかった。

写真:拓殖大は#20古賀の3Pが窮地を救った。

※江戸川大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。


 青山学院大早稲田大相手に快勝を収めた。第1戦で欠場した#25永吉(2年・C)もこの日は出場。#88張本(2年・CF)、#0野本(1年・CF・北陸)の2m級3人が並ぶインサイドに、早稲田大は思うようにプレーさせてもらえなかった。#15木村(1年・F・洛南)が退場するなど、苦しい戦いを強いられベスト16で試合終了。青山学院大は多少バランスに課題を残すも、高さ・強さ・速さは申し分ない。次戦以降も楽しみは多い。早稲田大は慶應大と同じく次週の早慶戦と練習を両立させてきた難しさもある。ここからあと1週間、早慶戦までの準備がどこまでできるか、こちらも新人戦は終わったが次に期待したい。


【駒沢屋内球技場】

【インサイドを制した白鴎大が3点差で法政大に勝利】
110609nagashima.jpg
 白鴎大法政大の対戦はほぼ互角の戦いが繰り広げられたが、インサイドに分のある白鴎大がリード。接戦の末に逃げ切った。
 試合開始から白鴎大は#36パプロブヒナス(2年・C)が連続得点。ゴール下で存在感を発揮し、法政大を圧倒する。白鴎大の5点リードで2Qに入ると、白鴎大#7長島(1年・F・福岡第一)らが活躍。2Q残り6分には#15白濱(2年・F)のアシストに#81中村(1年・C・東海大四)が合わせて34-24と10点差をつけた。しかしここで法政大は全員が積極的にリングに向かい、フリースローでじわじわと得点を伸ばす。そのまま#31安達(1年・PF・東海大四)のゴール下で逆転。さらに#14大塚(2年・G)の得点が続いて39-41と法政大2点リードで前半を終えた。
 3Qに入ると、両者点の取り合いに。白鴎大は2Q主にベンチに控えた#36パプロブヒナスをコートに戻し、そのマンタスや#15白濱ら2年生が得点を重ねた。対する法政大も#19田宮(1年・GF・新潟商)が攻め気を見せてファウルを獲得、#0高田(2年・G)も大事なところで3Pを決めるが、逆転から白鴎大がリードを奪う。67-64で最終Qへ。
 4Q、白鴎大は#5柳川(2年・F)のバスケットカウント獲得や#36パプロブヒナスのリバウンドシュートで法政大に逆転させない。#13三角(2年・F)のジャンプシュートで2点差まで詰め寄った法政大だが、速攻でパスミスをするなど慌てた部分が見えた。しかし残り3分を切って#14大塚が奮闘。3Pを決めて82-82の同点にする。そこから#0高田がスティールして速攻に走り、逆転する絶好のチャンスを得るが、このレイアップが痛恨のオフェンスファウルに。逆に白鴎大#15白濱が落ち着いてドライブを決め、84-82とした。1分を切って法政大は#5松澤がオフェンスリバウンドに奮闘するも決めきれず、そのまま結局85-82で白鴎大が逃切り勝利。接戦をものにして大事な1勝をあげた。

写真:白鴎大はルーキー長島に注目。

※法政大・高田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【中央大が粘って追いすがるも日本体育大の勝利】
110609nittaidai.jpg 中央大日本体育大の戦いは、終始日体大がリードするも中央大が食らい付いて追い上げを見せ、接戦となった。
 出だしから両者流れの奪い合いになり、点差がつかない。しかし1Q終盤#9出羽(1年・F・市立船橋)らがリバウンドに飛び込み、日体大が勢いに乗って徐々に点差を引き離した。13-20の日体大リードで1Qを終えると、2Qに入っても日体大が流れを切らさず主導権を握る。#12周率(1年・C・大分明豊)がゴール下で粘って残り7分半で15-28とし、中央大にタイムアウトを取らせた。だがここから中央大が好守を見せ、日体大の得点が伸び悩む。残り2分45秒、#5谷口(1年・F・洛南)がリバウンドをタップして23-33の10点差にすると、#5谷口、#37堀江(2年・PG)が3Pを沈め、#31流田(1年・SF・東山)の速攻が続いて31-33と遂に2点差まで詰め寄った。2Q残り1分日体大は#9出羽の1対1で約3分間ぶりの得点。31-35で前半を終える。
 3Qに入り中央大が一時逆転。しかし日体大も#1本間(1年・G・福岡第一)がバスケットカウントを獲得して譲らない。一進一退の攻防が続く中、中央大はファウルがかさむ。この好機に日体大は#11北川(2年・F)が奮起し、速攻を連発。3Q残り4分には北川のフリースローで40-51と日体大が再び10点のリードを奪った。だがここで中央大は#82藤井(1年・SG・明成)が激しいディフェンスでスティールから速攻に繋げて流れを変える。中央大は#24塩谷(2年・SG)らが高いジャンプ力で日体大のインサイド陣からリバウンドをもぎ取って粘り、最後に#82藤井が3Pを決めて53-55で勝負は最終Qへ。
 両者一進一退のまま試合が進む。4Q残り4分、#11北川、#19中野(2年・F)のシュートで61-68と日体大が引き離すが、この大事な場面で中央大も#31流田がバスケットカウントを獲得し、#22山田、#21大野ら2年生もこれに続く。そして残り1分、#24塩谷の3Pが決まって70-72とその差はわずか2点になった。だが残り40秒、激しいリバウンド争いがファウルとなって日体大#19中野がフリースローを獲得。これを落ち着いて2本決め、70-74とした。その後中央大は3Pを決めることが出来ずに70-76でタイムアップ。粘りを見せたものの、日体大が中央大を下した。
 高さでは日体大が勝るが、その差を感じさせないほど中央大はリバウンドに絡んで勝負を接戦に持ち込んだ。日体大は、大事な1勝をあげてベスト8進出。だがまだ試合の中で得点の止まる時間帯がある。波をいかに減らしていくかも今後の試合の鍵となるだろう。

写真:日体大は#12周率の活躍が気になるところ。日筑戦で見せたような豪快なプレーが出るか。

※日本体育大・北川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


 その他、明治大日本大の対戦は激しいディフェンスを仕掛けた明治大が前半から日本大を圧倒。オフェンスでも内外から決めるバランスの良さを見せ、余力を残したまま明日の青山学院戦に臨む。また、東海大も玉川大に100点ゲームで快勝し、危なげなくベスト8入りを果たした。順当に勝ち進んだここまでの2試合では余力十分。次の筑波戦に注目が集まる。

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2011.06.09 (Thu)

【2011新人戦】6/10試合予定

■国立代々木競技場第二体育館

13:00 東海大学 vs 筑波大学
14:40 国士舘大学 vs 白鴎大学
16:20 日本体育大学 vs 拓殖大学
18:00 青山学院大学 vs 明治大学

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2011.06.09 (Thu)

【2011新人戦】6/9結果

■国立代々木競技場第二体育館
慶應義塾大学72(6-24,21-18,17-34,28-25)101筑波大学
国士舘大学69(13-12,16-16,16-21,24-9)58大東文化大学
江戸川大学84(17-29,23-22,21-13,23-24)88拓殖大学
青山学院大学95(26-8,21-8,28-14,20-22)52早稲田大学


■駒沢屋内球技場
aコート
法政大学82(20-25,21-14,23-28,18-18)85白鴎大学
明治大学76(20-12,13-6,24-10,19-23)51日本大学

bコート
東海大学106(26-12,27-10,29-11,24-22)55玉川大学
中央大学70(13-20,19-15,21-20,17-21)76日本体育大学

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