2010年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2010.11.30 (Tue)

【2010インカレ】12/1試合予定

■国立代々木競技場第二体育館

10:20 富山大学vs関西学院大学
12:00 浜松大学vs早稲田大学
13:40 天理大学vs関東学院大学
15:20 松山大学vs日本大学
17:00 中央大学vs鹿屋体育大学(2回戦)
18:40 青山学院大学vs愛知学泉大学(2回戦)

【アクセス】
東京都渋谷区神南2-1-1
JR原宿駅より徒歩5分
JRほか渋谷駅より徒歩15分

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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2010.11.30 (Tue)

【2010インカレ】10/30結果

■国立代々木競技場第二体育館

明治大学76(19-3,15-11,27-10,15-18)42倉敷芸術科学大学
富士大学75(13-21,21-17,17-15,24-20)73法政大学
大東文化大学76(20-21,12-20,24-23,20-21)85関西大学
九州産業大学68(27-15,17-28,15-23,9-24)90京都産業大学
仙台大学62(13-11,13-26,19-14,17-30)81拓殖大学
徳山大学79(18-26,22-33,16-26,23-36)121慶應義塾大学

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2010.11.30 (Tue)

【2010インカレ】11/29レポート

男子インカレが開幕!
関東1部は専修大が初戦で姿を消す


 第62回となるインカレが代々木第二体育館で開幕した。初日は1回戦6試合が行われ、愛知学泉大対札幌大が延長戦に、関東6位の専修大が初戦敗退となるなど、見所のある1日となった。1回戦は強豪と地方校の対決も多く、差がつく試合が多いがそれでも学生らしく最後まで挑んでくるチームもある。そうした新鮮なすがすがしさを感じるのもまた、1回戦の魅力だ。


【東海大札幌が大声援を受けるも、中央大が大差で初戦突破】
101129ono.jpg 東海大札幌は東海大の10あるキャンパスの一つであり、同じ大学ではあるが、北海道代表の一つの大学でもある。中央大との1回戦には本家・東海大のメンバーが第一試合にも関わらず代々木に駆けつけ、大きな声援を送られる中での試合となった。

 立ち上がりはその勢いからか、#10栗原(2年・G)、#8佐々木勇人(4年・G)らのシュートでベンチはもちろん、2階席の東海大応援団も喝采を送る。しかし中央大はミスマッチの差もあり、#20小野(2年・F)、#16佐藤(2年・G)も次々とシュートを決め、中央大らしい勢いある攻撃で1Qを37-19とリードすると後は控えを使いながら余裕の展開となった。東海大札幌はこうした中央大の攻撃に2、3Qは得点が伸びず苦労するが、4Qで中央大の集中力が散漫になると、奮起する。リバウンドやディフェンスで粘りを見せると、#8佐々木 昴(2年・G)や#15千葉(2年・G)らが早い展開で次々と中央大ゴールに向かっていき、このQ35得点。中央大も#2山田(4年・SF)や#3恋河内(4年・SF)ら4年生がいいプレーを見せ、追いつかせずに振りきった。中央大が103-79と100点ゲームで次へ駒を進めたが、東海大札幌の最後まであきらめない粘りあるプレーも光った。

写真:22点とエースらしい活躍を見せた中央大・小野。

※東海大札幌・原田監督のインタビューは「続きを読む」へ。


【接戦を制したのは最後に流れをつかんだ愛知学泉大】
101129fukuda.jpg 1Qは21-20と互角だが、やや流れをつかんだように見えたのは札幌大。#45近藤(3年・SG)と#33安達(4年・SG)のアウトサイドがよく決まり、波に乗った。「ディフェンスが主体で、普段は走って、早い展開からガードがアウトサイドを打っていくチーム。ロースコアながらうちの形のゲームだった」佐久本HC愛知学泉大もついてはいくが、アウトサイドの確率が悪い点で互角の出足となった。2Qになると両者なかなか得点が入らず4-7のロースコア。以降、このまま点が伸びない展開となるが、やはり外のシュートの確率がいい札幌大が要所で愛知学泉大をややリードする展開が続き、前半は28-24とリードした。

 後半も一進一退。札幌大の流れが止まれば愛知学泉大が取り返し、再び札幌大が勢いを増す、という攻防になる。3Qになって愛知学泉大はようやく外のシュートが決まってくるが、リバウンドでは札幌大が粘り、38-37の札幌大1点リードで4Qへ。札幌大は3Qで沈黙したアウトサイドが流れを再び呼ぶ展開となる。#45近藤、#33安達が勝負強いところでシュートを決め、#23栃本(1年・C・恵庭南)もゴール下で奮闘する。愛知学泉大は残り3分半、#17隅廣(3年・PG)のシュートでようやく48-48の同点。しかしここから札幌大はフリースローを得て行くものの4投のうちの1本しか決めることができない。一方の愛知学泉大はドライブのミスなどもあるが、最後のリバウンドでファウルを得ると、残り0.7秒で#22森田(3年・PF)がフリースローを獲得。1本を決め、2投目で失敗。愛知学泉大はこれをリバウンドからシュートに行くがわずかに間に合わず、49-49で延長戦に突入することになった。

101129sakumoto.jpg 延長戦は、4Q終盤の勢いを持続した愛知学泉大が制した。「延長の前、どこかやったと選手たちは満足していた。4Qが終わってベンチに戻ってきた時、疲れてもいた」佐久本HCが言うように、ゴールに向かう愛知学泉大とは反対に、延長序盤のシュートが決まらなかったことでリズムをつかめなかった札幌大は、最後の執念のようなものが見えなかった。愛知学泉大に速攻を許すような展開となり、61-53で敗退。北海道勢の1回戦突破はならなかった。北海道では強さを誇る札幌大だが、佐久本HCは難しさも語る。「道内でやっていると、接戦の経験がないので難しい。関東と練習試合などをして気づいて、やるようになっていく感じ。いいものを持っている選手はいるが、それを“勝ちたい”と出していけない選手もいて、内面を出して行くようには言ってはいるけれど、まだ自分も2年目、学ぶことが多い」と言う。とはいえ、今年は札幌大のメンバーが入っている北海道選抜は東海選抜に勝っていることもあり、この接戦等の経験を生かしていきたいところだ。一方、愛知学泉大はシュートの決定率で苦しんだ。次は青山学院大との対戦、再度修正して調子を上げていきたい。

写真上:アウトサイドに苦しんだが、主将としての気迫を見せて23点の愛知学泉大・福田。
写真下:負けたもののインサイド陣の奮闘も光り、「今日はいいゲームをした」という佐久本HC。一流選手からコーチとして今度はどこまで学生に伝えていけるだろうか。


【鹿屋体育大が自分たちのバスケを貫きまず1勝】
101129kasahara.jpg 昨年、初のベスト8に入り、九州から名乗りをあげた鹿屋体育大。その原動力となり、鹿屋大にプリンストン大スタイルのバスケットを与えた福田コーチが去り、今年は新しい船出をきっている。しかし、関東6位であり、高さ、攻撃力では高い能力を持つ専修大相手に序盤からリードすると、そのままリードを広げて92-58の大差で勝利した。

 立ち上がりから鹿屋らしくうまいスペーシングからパスをつないで、アウトサイドも高確率で入れていった。一方の専修大は立ち上がりが全てといっても過言ではないが、ターンオーバーも多く、鹿屋体育大の懐に攻め込めないまま25-12と1Qで大きく引き離された。2Qでゾーンをしくと、鹿屋体育大の足が止まりがちとなるが、それでも「セットオフェンスでは足が止まるので、パスを回して動いていくようにした」と鹿屋体育大の金本コーチが言うように流れを止めずうまくスペースをつくってシュートを決めていく。2Qは#33館山(2年・G)が“らしい”遠目の3Pを連続で決めて専修大が点数では上回ったが、鹿屋体育大も傷は最小にとどめ、42-35で前半を終えた。

 3Qでは再び鹿屋体育大がチャージ。#8月野(4年・SG)が連続の3Pで勢いに乗ると、このQ31点を取り、再び専修大を突き放す。追いあげられない専修大は4Qになると精神的にも切れてしまった。うまく攻められずフラストレーションがたまる中、ファウルトラブルに陥っていた#11宇都(1年・G・中部第一)がまず5ファウル退場。続いて#33館山が3Pのファウルに加え、わざとぶつかった態度でテクニカルを取られ、合計6つのファウルで退場し、鹿屋体育大#16笠原(3年・F)に合計5本の3Pを与える始末。気持ちの切れた専修大は立て直すことが叶わず、そのまま引き離されて試合終了。1回戦で姿を消した。

 専修大は#4高橋が機能せず、#33館山、#11宇都のファウルアウトはチームの意欲も削いだ。いいものを持つ選手たちだが、それを出せない日の落差が大きすぎる。今後も続く課題が残ったシーズン最終戦だった。最後に4年生の5名をコートに立たせたものの、苦い引退試合だったのが惜しまれる。

 鹿屋体育大は関東の壁相手に1回戦突破。しかも、一昨年ベスト8に挑んだ時、高さとゾーンで差をつけられた専修大相手にリベンジした恰好だ。#8月野、#7中村の4年生はもちろん、昨年大きな活躍を見せた#16笠原、#18小川らは終始落ち着いて鹿屋大のバスケットを展開。昨年でチームを去った福田コーチの残したものをきちんと継承し、2回戦へ駒を進めた。全国区となって間もないチームだが、既に「これが鹿屋のバスケット」だと言えるスタイルがあることは大きい。2回戦の中央大相手にもそれを見せられるかどうかを楽しみにしたい。

写真:頼もしい得点源となった鹿屋体育大の笠原は21点。

※鹿屋体育大・金本コーチのインタビューは「続きを読む」へ。


【優勝候補・青山学院大が余裕の1回戦突破】
101129hashimoto.jpg 初日の最終試合となった青山学院大新潟経営大の試合は、112-53で青学大が勝利した。出だしこそ思い切りの良いシュートで食らいつき、切り替えの速さも光った新潟経営大だが、青学大の堅い守りに次第に攻めが単発となる。2Qは6得点、3Qは7得点とオフェンスが完全に沈黙し、逆に青学大が多彩な攻めで得点を重ね3Q終わって86-32と大差がついた。青学大は全員出場の余裕を見せ、ダブルスコアでまず1勝を収める。優勝候補として注目される青学大。オールジャパンは目標の一つだが、「インカレだってもちろん大事なタイトル、簡単に考えていない」長谷川監督。リーグ後にはディフェンスを強化し、「課題を与えた方が伸びる」と新しい守りにも取り組んできている。ここから先の戦いぶりにも注目だ。

101129yokota.jpg 一方の新潟経営大は気持ちを切り替えた4Qで青学大相手に最後まで戦う姿勢を見せた。4年生にとっては最後の10分間、スタメンを下げ、4年生を投入した時間帯で横田学生コーチが作戦ボードに「4年間」と大きく書いてコート、そして応援席に書いて掲げるとそれに奮起したか、出場した4年生が得点を重ね、応援席も大盛り上がりとなる。ボードを掲げた横田学生コーチ「北信越大会でインカレを賭けた試合では20点差以上をつけて勝たないといけない状況でした。そこでも同じように“四年間”と書いたんですが、こういう時は気持ちの勝負。自分も4年生だし、奮起してもらいたいと後押しする気持ちで書きました。自分の分まで頑張って欲しかったのもあります。そこで4年生が決めてくれて盛り上がったし、青学相手のこの経験はチームの財産。後輩にも引き継がれると思います」と、この舞台で仲間が力を発揮してくれたことを喜んでいた。主将の#4柳原「チーム一丸となってバスケットが出来た」と言い、新潟経営大の奮闘に試合後には観戦していた東海大札幌など他チームからも称賛の拍手が送られた。試合の後、涙しながら4年生たちが引退の言葉を述べていたが、悔いのない経験で代々木を去ったことだろう。

写真上:復帰の青山学院大・橋本。
写真下:ボートを掲げ、最後まで明るく応援していた横田学生コーチと新潟経営大ベンチ。

※新潟経営大・柳原選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 
 筑波大日本経済大は、1Qで日本経済大のアウトサイドが当たり、インサイドで#41ンジャイ(4年・C)相手に筑波大インサイドが攻めあぐんだことで、大きく日本経済大がリードする出足となった。5本の3Pを決めた日本経済大に対し、筑波大はなかなか外も当たらず出遅れた。しかし2Qで#33加藤(4年・F)のシュートが流れを変え、インサイドでは#99加納(3年・C)が#41ンジャイ相手に固い守りを見せると、日本経済大が次第にアウトサイド、インサイドとも失速。筑波大が逆転してそのまま逃げ切り、73-61で1回戦を突破した。
 東海大中京大は1Qから東海大が圧倒し、83-53で勝利。中京大は#7小林(3年・SG)が最後まで果敢にシュートを決めるが、大きく引き離された。東海大はこの日は10時20分開始の東海大札幌の応援のため、8時半に大学を出発、17時の試合まで時間が空く形となったが、油断のない初日の出足を見せ、問題なく乗り切った。


東海大札幌・原田監督、鹿屋体育大・金本コーチ、新潟経営大・柳原選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2010.11.29 (Mon)

【2010インカレ】11/29結果

■国立代々木競技場第二体育館

中央大学103(37-19,17-13,29-12,20-35)79東海大学札幌
日本経済大学61(27-8,4-34,17-16,13-15)73筑波大学
札幌大学53(21-20,7-4,10-13,11-12,4-12*)61愛知学泉大学 *OT
鹿屋体育大学92(25-12,17-23,31-19,19-4)58専修大学
東海大学83(21-8,23-14,20-11,19-20)53中京大学
青山学院大学112(28-19,25-6,336-7,26-21)53新潟経営大学

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2010.11.29 (Mon)

【2010インカレ】11/30試合予定

11月30日(火)国立代々木競技場第二体育館

10:20 明治大学vs倉敷芸術科学大学
12:00 富士大学vs法政大学
13:40 大東文化大学vs関西大学
15:20 九州産業大学vs京都産業大学
17:00 仙台大学vs拓殖大学
18:40 徳山大学vs慶應義塾大学


【アクセス】
東京都渋谷区神南2-1-1
JR原宿駅より徒歩5分
JRほか渋谷駅より徒歩15分

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2010.11.28 (Sun)

【2010インカレ】11/29試合予定

11月29日(月)国立代々木競技場第二体育館

10:20 中央大学vs東海大学札幌
12:00 日本経済大学vs筑波大学
13:40 札幌大学vs愛知学泉大学
15:20 鹿屋体育大学vs専修大学
17:00 東海大学vs中京大学
18:40 青山学院大学vs新潟経営大学


【アクセス】
東京都渋谷区神南2-1-1
JR原宿駅より徒歩5分
JRほか渋谷駅より徒歩15分

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2010.11.27 (Sat)

【2010インカレ】インカレの見所

優勝候補・青山学院大を筆頭に
32チームが頂点を目指す


 第62回全日本大学バスケットボール選手権大会が目の前に迫った。昨年、大阪で開催された男子インカレだが、今年は全試合が代々木のメインコート開催となる。
 今年はスター選手を揃える優勝候補・青山学院大学が頭一つ実力で抜けている。それを慶應義塾大、東海大、日本大らのシード校や他の強豪がどこまで迫れるかによるだろう。また、ガードの年と言われ、優勝候補にはいずれも4年生を中心にスターガードが揃う。青山学院大・橋本慶應義塾大・二ノ宮日本大・篠山らはリーグ戦ではケガに泣かされたこともあり、この大会に期するものはあるだろう。ガード同士の対決は楽しみの一つでもある。他にも東海大・多嶋筑波大・田渡日本大・熊澤石川といったサイズはないが、能力の高い選手が揃い、見所の一つだ。一方で、今大会はセネガル人留学生も数多く出場する。天理大サンバ・ファイ関東学院大パプ・ムール・ファイ浜松大シダッド・ジャーラ日本経済大ンジャイ・ポール・ブノらがどれくらいの存在感を見せられるだろうか。こうした留学生が増えてきた中、日本人離れした体格を持つ慶應義塾大・岩下や1年生ながらパワーを見せる青山学院大・永吉ら日本人の注目センター達がどのように戦うのかも楽しみだ。


【Aブロック】
101127aogaku.jpg 第一シード、青山学院大は今年度新人戦を含め4冠を狙う。シーズン当初から強さは際立っており、まずはここが優勝候補筆頭だろう。日本一はもちろん、彼らの目標はオールジャパンでJBLチームに勝つことと、目指すところは高い。他のチームより一つ上のハードルを設定してここまで仕上げてきたチームが、インカレの舞台でどういうプレーを見せるだろうか。リーグ戦ではハーフコートに注力していた分、ディフェンス、トランジションともに本来ほどの切れ味ではなかったが、学生相手では得意の足を使った自分たちのプレーこそ武器であることは認識している。インカレに向けて更に磨きをかけてきているだろう。1回戦で当たる新潟経営大はどこまで食い下がれるか。他にも、伸び盛りの専修大が自分たちのリズムでプレーをできれば上位進出は狙える。波のあるチームだけに立ち上がりが重要だろう。また、ディフェンス巧者の愛知学泉大、ガードの奮闘が光る中央大がどこまで力を発揮できるかが見所になる。コーチが今年より変わった鹿屋体育大の戦いぶりも気になるところだ。

写真:リーグMVP湊谷、3P王辻、U-24比江島らスターには事欠かない青山学院大。リーグ後半離脱した主将の橋本の回復具合が気になるところだが、それ以外のメンバーでも十分な実力を持つ。


【Bブロック】
101127nihon.jpg このブロックはセネガル人留学生が集まる注目ブロックとなった。1回戦最大の見所は、苦節を経て今年初のインカレ出場をつかんだ関東学院大と、関西の雄として成長を遂げた天理大の1回戦だ。パワフルでハートの強い関東学院大のパプと、大学で飛躍的に成長した天理大・サンバの対決は絶対に見逃せない。また、ジャーラを擁する浜松大早稲田大との1回戦に臨む。早稲田大は昨年天理大の前に1回戦で散っただけに、その雪辱は果たしたいところ。4年も多い勝負の年、1部復帰の追い風に乗りたい。また、関西2位に入った関西学院大にも注目したい。
101127papu.jpg そして、第4シードの日本大はこのブロック唯一の関東1部校であり、こうしたビッグマンひしめくチームを攻略しなければならない。セネガル人留学生のいるチームと対戦することになれば、高さでどこまで戦えるかやはり留学生であるを始め、インサイド陣の奮闘が問われるだろう。勝敗によっては大学界の強さの構図を塗り替えるかもしれない見逃せないブロックとなりそうだ。とはいえ、日本大はリーグ戦で唯一青山学院大を破ったチームでもあり、勝ち上がって準決勝で再びまみえることになれば、見逃せない一戦となるだろう。

写真上:連覇を狙う日本大。激しいディフェンスで相手のリズムを崩したい。
写真下:初のインカレに意欲を見せていた関東学院大・パプ。夏は練習試合で天理大と対戦したが、サンバは不出場でマッチアップはなかったとか。ここが初の対戦になるだけに楽しみかつ、もったいない1回戦でもある。



【Cブロック】
101127tokai.jpg 関東大学の実力校がひしめくのがCブロックだ。第3シードの東海大、1部復帰でリーグ5位をつかんだ拓殖大、大学屈指のスコアラー・金丸を擁する明治大、人材豊富な筑波大ら、関東1部校がブロック最高の4校入り、激戦ブロックとなった。どこと対戦することになっても互いに気を抜けないことは間違いない。拓殖大、明治大、筑波大は2部リーグ時代から互いにライバルとして熾烈な戦いを繰り広げてきたし、東海大はリーグ戦では不安定な面を見せ、拓殖大に1敗を喫してもいる。特にトーナメント戦は一発勝負、互いに圧倒的な実力差はあるとは言えないだけに、読めないブロックでもある。これらのチームがリーグ戦後に反省点を踏まえ、どこまでインカレに向けて高めてきているかどうかがポイントになるだろう。ここに福岡第一出身者を揃える日本経済大や、東海地区で伸びてきている中京大倉敷芸術科学大仙台大といった地方校がどこまで戦えるかが見物のリーグになる。

写真:リーグ戦では課題も見えた東海大。昨年も同様の状況からインカレで立て直しただけに、どのような戦いぶりを見せるかが気になるところだ。


【Dブロック】
101127keio.jpg 第2シード、慶應義塾大がこのブロック注目のチームとなる。リーグ戦は苦しみながら2位。ケガ人もあったが、下級生も成長を遂げて結果的に青山学院大を倒すのは自分たち、と春に続き2位のポジションを獲得した。ここまでチームを支えてきた二ノ宮・酒井・岩下のトリオが最終学年となり、集大成の年に再び頂点を狙えるかに期待が集まる。これを阻むチームとして注目なのが大東文化大だ。主力の3年生がメンタル、プレーともに進化し、来季1部復帰を決めた。選手層も厚く、高さ、速さもあってバランスもいい。にぎやかでノリのいいチームだけに、勢いに乗った時は強い。他に、無念の2部降格となった法政大は地方校の攻略がキーだ。入れ替え戦のような集中力で戦えればベスト8を獲得する確率は高いが、降格したチームがその年のインカレでいい結果を出している例は少ない。そうした壁をいかに乗り越えるかどうかだろう。この法政大を狙うのが関西3位の京都産業大と九州1位の九州産業大、インカレ常連となりつつある東北1位の富士大だ。いずれもベスト8を狙えると意気込んでくるだろう。地方校のベスト8名乗りがあるかどうかも注目だ。

写真:昨年準優勝の慶應大はトリオが揃い、再度の頂点を目指す。

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2010.11.11 (Thu)

【2010リーグ】11/11入れ替え戦 中央大VS早稲田大 第3戦

【早稲田大が連勝で2007年以来の1部復帰】
101111ono.jpg 2007年、入れ替え戦で対戦した両者。3年を経て再びこの場でまみえる事になった勝負は、3戦目に突入した。

 立ち上がりは早稲田大のミスが続いた。開始すぐに#14久保田(3年・C)が1本フリースローを決めた後が続かず、ボールがことごとくリングに弾かれる。ゴール下でも中央大のディフェンスに阻まれ、何度もリバウンドを取りながら決めきれず、パスミスも出て流れが生まれない。一方の中央大は立ち上がりはターンオーバーもあるが、#14渡邊(2年・F)のミドルシュートに#20小野(2年。F)が3Pのファウルをもらい、先行。#16佐藤(2年・G)のドライブや#20小野の3Pも復調の兆しを見せてチームを盛り上げる。中央大は#14渡邊の3Pで残り2分、19-7までリードを広げることに成功した。しかし早稲田大も#14久保田が存在感を示し、2本連続でゴール下を決めると、途中投入となった#52相井(4年・SG)が3Pで勢いをつける。中央大は残り2分でシュートが決まらず、1Qは19-14とリードしたものの、追い上げられる形となった。

 2Q、早稲田大はゾーン。中央大のオフェンスが重くなる。しかし早稲田大もやはりシュートの決定率は上がらず、ミドルシュートの確率で苦しい時間帯が続く。中央大はファウルも続くが#20小野がリバウンド、得点で奮闘。#22山田(1年・CF・東海大菅生)の速攻も出て再び27-20と早稲田大を引き離す。しかし残り1分半を切ったところでミスが出て、#16佐藤がアンスポーツマンライクファウルを取られてしまうと、そこから#00金井(4年・F)のフリースローなどで詰め、最後は#8玉井勇気(1年・G・福岡第一)の3Pで29-28と1点差に追い上げて前半を終えた。中央大は逆転こそされなかったが、ファウルと得点が止まる時間帯で苦しい展開に追い込まれた。

101111ide.jpg 3Q、早稲田大が逆転し、一気に中央大を引き離す展開となる。前半シュートミスが続いていた#00金井がようやく本領を発揮し、得点を重ねると#8玉井勇気のシュートも決まり始め、2連続のアウトサイドで残り4分で中央大に10点差をつける。中央大はターンオーバーが続き、#8遠藤(4年・C)が開始数分で足を痛めて下がると、インサイドが苦しくなった。#20小野の3Pもあるが得点は止まりがち。このQで勢いづいた早稲田大に37-50と13点のビハインドを負うことになってしまう。4Qもリードを得て余裕の出た早稲田大が勢いのまま得点を重ねる。中央大はなんとか返そうとするが、簡単にシュートを打てず引き離されていく。早稲田大は勝利を確信し、最後には#9平井(4年・G)、#74安達(4年・F)といった4年生もコートに送り出し、52-73と20点以上の差をつけて早稲田大が見事1部に返り咲いた。

 早稲田大は、前半の悪さを引きずらなかった。中央大ディフェンスが久保田を気にしてインサイドに寄る分、空いたアウトサイドを積極的に攻めて後半に流れを作った。中央大はそうした早稲田大に対し、中と外、両方を守りきることはできず、課題の後半をまたしても乗り越えることができなかった。能力はあるがまだ2年生、若さは目立つ。そして入れ替え戦はそうした経験不足を大目には見てくれない。駒数や高さなど足りないものは多々あるが、2部でそれにめげず自分たちのバスケットを貫ければ再び浮上のチャンスはある。過去多くのチームがそうした苦節を経て成長を遂げている。ここからが勝負だ。そして早稲田大はようやく1部へと戻って来られた。勝負どころを逃さない部分は、早稲田大の方が上だった。エースの金井はもちろん、2戦目の要所で決めた井手、3戦目では相井がここぞという時に3Pで貢献し、4年生は自分たちの仕事を果たした。そこに玉井や河上らルーキーが絡み、久保田の力強さでゴール下を支配した。「充実」と「勢い」、その両立が昇格の鍵となった。

写真上:得点、リバウンドと中央大を引っぱった小野。リーグ戦中のケガがなければと惜しまれるが、真のエースへと成長して欲しい。
写真下:春は「(プレーの中で)自分の居場所がない」と悩んでいた井手。しかし今は「やりながら自分のプレーができる部分を見つけた」と、ようやくチーム内での役割に馴染んだ様子。井手がどこで打ってくるか、というのは相手チームには一つの脅威だ。

※早稲田大・相井選手、中央大・澤田選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2010.11.11 (Thu)

【2010リーグ】11/11入れ替え戦 法政大VS大東文化大 第3戦

【熱戦を制した大東文化大が2008年以来の1部へ】
101111tanaka_20101116182019.jpg 入れ替え戦最終日、2試合目となった法政大大東文化大の試合は、会場の都合により順天堂大対江戸川大との2面使用となった。選手のプレーの妨げになることを考慮し、会場はこの2試合目のみ入場規制が敷かれ限られた者のみが試合を見守ることになった。それでも緊迫した試合は熱気をはらみ、会場のボルテージを上げる接戦を展開した。

 立ち上がりの大東大は#13小原(3年・F)、#15遠藤(3年・G)の両エースが得点。法政大は大東大のディフェンスに苦しみながらも、#41谷口(3年・C)、#11長谷川(3年・SG)がファウルからフリースローを得て行く。ロースコアな立ち上がりながら、法政大はフリースローで得点を重ね、大東大はファウルに苦しみつつも序盤のアウトサイドが生きて、1Qは15-17とリードした。

 2Qも互角となった。法政大は#10山越(4年・G)のシュートで活気づき、#11長谷川が大東大スローインをカットして#21加藤(2年・CF)の速攻につなげ逆転。大東大も#15遠藤の3Pで返すが、#21加藤がバスケットカウントで再び押し戻すなど、どちらも譲らない展開が続いた。しかし残り4分を切ってから法政大は得点が止まりがちとなり、大東大も残り3分で#13小原のシュートを最後に決定打を出せない。2Qは29-30と1点差の拮抗した勝負となった。

 3Qの序盤で大東大が#13小原の活躍で一気にリードを広げた。開始4分で#13小原が8点を稼ぎ、そこに#12小山(4年・F)のバスケットカウント、#11田中(3年・G)のシュートも続き、一気に12点の加点。10点差をつけられた法政大だが、主将#10山越が3Pで意地を見せ、#11長谷川の3Pがここでようやく決まると追い上げの姿勢を切らさず、今度は法政大の逆襲が始まる。#10山越のバスケットカウントに#11長谷川のシュートが続き、4点差に追い上げると、ライン際で粘って何度も法政大ボールを勝ちとり、スローインから#21加藤のバスケットカウントを奪うなど、気迫のプレーで43-44の1点差。そこに#10山越の3Pが生まれて残り50秒で46-44と逆転に成功する。大東大は開始3分の44点目を最後に、なんと残りの7分間ノーゴール。法政大の気持ちに押されて46-44で3Qを終えた。

101111hasegawa.jpg 最後の4Q、最後の競り合いが続くが、法政大は#11長谷川へきれいにボールが渡らず、インサイドでは大東大の高さに阻まれ、苦しいオフェンスが続く。大東大は#15遠藤の3P、#13小原のミドルシュートで持ち直し、逆転。法政大はタイムアウトで立て直しをはかるが、ミスが続いて得点につなげられない。勝負はじわじわ大東大に傾いていく。残り3分を切って、法政大がオフェンスチャンスを得点につなげられないのに対し、大東大はここで両ウイングに加えインサイドの#43鎌田(2年・C)が力強いゴール下で得点し、50-56と差を開く。時間がない法政大はここでようやく#11長谷川がクラッチの3Pを決め始めるが、大東大もすかさず返して譲らない。1分を切り、ファウルゲームに突入した法政大は#11長谷川が立て続けに3Pを沈めていくが、優位の大東大はフリースローを落ち着いて決め、64-68とリード。そして残り時間を消化しブザーが鳴り響いた瞬間、うなだれる法政大の選手をよそに、ベンチからなだれ込んだ大東大の面々が選手を取り囲み、笑顔に包まれた。息詰まる攻防を大東大が制し、1部復帰を決めた。

 大東大は得点が止まる時間帯もあったが、遠藤・小原の両エースが20点越えの活躍。インサイドでも法政大相手に粘った。これまで勢いのみだった若さが落ち着き、試合中でも声を出してチームを盛り上げた3年生の充実ぶりが見えた。一方の法政大は勝負どころのミスと、エースの長谷川にきれいにシュートを打たせる形がなかなか作れなかった。決めた3P5本のうち、4本は4Q最後、不利な状況を挽回しようとして無理やり打っていったものだ。倒されながらも決めていった集中力はさすがだが、最初から打つ形を作れなかったのは苦しい展開だった。勝負は僅差だった。しかし、勝負際の攻防で崩れなかった大東大が上回った。

 歓喜と絶望。入れ替え戦という1年で最も過酷な試合の結末にそれが交錯する。笑顔の大東大をよそに、法政大の選手たちはしばらく下を向き、コートに膝をついて立ち上がることができなかった。彼らが号泣する姿など、誰も見たことがない光景だっただろう。しかし、それはまた2年前の大東大の面々と同じ姿でもある。2008年、1年生だった遠藤や小原、田中たちは期待を受けつつも、1部で1勝もできず2部へ落ちた。昨年はまとまりを欠き、2部最下位に甘んじた。だが、そうした主力たちの成熟と、主将・小山の誠実な奮闘、下級生たちの成長で、今年ようやく大東大はチームとしての形を手にした。入れ替え戦はこうした選手たちの永久運動だ。未成熟なものは蹴落され、力を得て再び浮上する。その繰り返しが涙と笑顔となってこの場で現れる。大東大の主力は3年生たち。来年は1部でその真価を発揮できる。そして、敗れた法政大の面々もまた、主力は3年以下だ。2部で切れず、入れ替え戦のような集中力でやり続けることができれば、再び復帰のチャンスはある。対照的な幕切れを見せた両者だが、ともに前途あるチーム。その力を、それぞれの場所で発揮して欲しい。

写真上:田中は安定してリードし、アウトサイドも決めていった。彼の成長も大きい。
写真下:勝負強いシュートは決まったが、少し遅かった長谷川。

※大東文化大・小山選手、遠藤選手、法政大・山越選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2010.11.11 (Thu)

【2010リーグ】11/11入れ替え戦 順天堂大VS江戸川大 第3戦

【勝負どころで突き放した順天堂大が残留を決める】
101111kumegawa.jpg 順天堂大江戸川大の対戦は、第2戦の接戦を江戸川大が制して第3戦までもつれ込んだ。勝っても負けても、この第3戦が両チームの4年生にとって引退試合となる。またもや試合は互いに一歩も譲らない接戦となったが、4Q終盤に突き放した順天堂大が見事勝利し2部残留を決めた。

 1Q、出足から好調だったのは順天堂大。確率良くシュートを沈め、#19鈴山(1年・F・洛南)の速攻も出て開始5分で17-8とリードを奪う。しかしここで江戸川大もタイムアウトで切り替え、#7臼井(2年・F)の活躍で残り3分半には17-16まで追いついた。その後江戸川大は#34ティモニン・ユーリー(3年・C)のバスケットカウント獲得や#1粂川(2年・G)の積極的なドライブもあって逆転からリードを奪い、23-26で1Qを終える。2Qは一転して互いにシュートが落ちた。順天堂大は#10趙 明(3年・C)がリバウンドに奮闘し何度も攻撃のチャンスを得るが、アウトサイドが入らない。そのまま37-41と、ほぼ点差の変わらないまま3Qを迎える。

 後半に入ると、江戸川大の得点が止まる間に順天堂#13田代(2年・F)が6得点を上げ、43-41と逆転。しかし江戸川大もすぐに#1粂川が決め返して同点とすると、そこから流れを掴んで一気に7点のリードを奪った。だがタイムアウト後に順天堂大#4八木(4年・G)が3Pを沈めてチームを引っ張り、4点差に。点差そのままに迎えた3Q残り3分、そこから順天堂大#13田代が連続3本の3Pを沈めてチームを盛り上げ、逆転に成功する。そして、64-62で運命の最終Qへ。

101111tyou.jpg 4Q開始後、順天堂大#12大下内(2年・F)が合わせからファウルを得て、相手にタイムアウトを取らせる。その後#8村田(3年・PF)の得点で盛り返そうとする江戸川大だが、ここで#4八木の3Pが出る。八木は第2戦で足を痛めていたが、それでも最後の試合の要所要所でシュートを沈め、気持ちを見せて交代。残り時間を後輩たちに託した。その後3点差まで詰め寄る江戸川大だが、順天堂大も#20泉(1年・F・西武文理)の連続得点や#13田代の3Pで再び突き放しにかかる。残り4分を切って#21小川(1年・F・能代工)のシュートでついに10点差をつけた。その後時間を使いながら堅実に攻める順天堂大に対し、江戸川大は#1粂川が思い切りの良い攻めを見せるが、#10趙明にリバウンドを次々に奪われそれ以上の追い上げはならず。89-81でタイムアップとなり、順天堂大が嬉しい勝利を上げ2部残留を果たした。

 江戸川大は前半こそリードを奪ったが後半は後手に回ってしまった。主将の#77呂(4年・F)は「ルーズボールやリバウンド、そういう気持ちの部分で相手の方が上だったのかもしれない」と気持ちの差を敗因に挙げている。しかし2戦目も3戦目も終始接戦の好ゲームとなり、江戸川大も地力の差を埋める気持ちを見せていた。来シーズン、次なるチャンスを狙う。対する順天堂大は、「勝負どころで集中して、逃げずに攻めれたことが勝因」#4八木が話すように、後半積極的に攻めて主導権を握ったことで勝利を引き寄せた。またインサイドの要、#10趙 明は圧巻の28リバウンド。ゴール下で体を張り、江戸川大を圧倒した。リーグ戦ではチームがまとまらず、苦労していた順天堂大。もともと噛み合えば面白いチームになることを自分達でもわかっていただけに、なかなか一つになれないリーグ戦はもどかしい様子だった。しかしそれを乗り越え、「チームでやっていかないと勝てない」と気付いたことで強さを発揮。チーム一丸となって、2部残留を決めて今シーズンを締めくくった。

写真上:早い攻撃の起点となった江戸川大・粂川。
写真下:3戦目は趙の存在感が際だった。


※順天堂大・八木選手、江戸川大・呂選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2010.11.11 (Thu)

【2010リーグ】11/11入れ替え戦 立教大VS東京成徳大 第3戦

【シーソーゲームを東京成徳大が制し、2部へ】
101111sugawara.jpg 立教大東京成徳大の第3戦は最後まで息詰まる攻防となった。1Qから得点の応酬が続き、互いに激しい主導権争いを展開した両者。立教大は2戦目でゴール下の攻防を制したが、この試合ではなかなか思うように攻められず、リバウンド争いでも苦戦する。東京成徳大は2戦目ほどの重さはなく、残り4分で#34山本(4年・F)、#16西田(3年・PG)、#18本多(4年・F)、#77田中(3年・F)の4連続3Pが炸裂。立教大は#16菅原(2年・G)の3Pやリバウンドからのシュート、#5菊池(4年・F)のバスケットカウントで1Qは22-24で東京成徳大の2点リードとなった。

 2Qの頭、今度は立教大が勢いづく。#14荒井(3年・F)がインサイド、3Pの連続得点で逆転すると、#5菊池も続いて得点。しかしタイムアウトを取った東京成徳大も#37松本(3年・F)が中へ切れ込み、#18本多の3Pで再び同点に戻す。すると、立教大も#14荒井や#16菅原が返すといった全く譲らない攻防が続いた。立教大は#14荒井が2ファウルでベンチへ下がるが、交代した#22中島(1年・F・八王子)がバスケットカウントを取るなど、仕事を果たしていく。東京成徳大は3分ほど得点が停滞してしまうが、それでもQの終盤に#18本多と#77田中のシュートで持ち直し、2Qは43-41。全く分からない展開となった。

 後半、東京成徳大は#77田中が気を吐いた。前半終盤にリバウンドを取った際の着地で膝を痛めるも、それをこらえて逆に次々に1対1を仕掛けて得点を取りに来る。立教大はこれを止めることができず許した得点は13得点。このQのほとんどの点数を#77田中が稼ぐことになった。立教大はアウトサイドに苦しみ、フリースローやドライブで得点を重ねるが、#77田中の勢いに押され、3Qは57-59と2点リードされる恰好となった。

101111honda.jpg 4Q、#5菊池からのパスを#4宇野が決めてすぐ同点に戻した立教大だが、その後のオフェンスが沈黙。反対に東京成徳大は#16西田、#37松本、#18本多、#34山本とバランス良く得点し、立教大を61-67と引き離した。しかし立教大も意地を見せる。#6菊池のシュートに、#17小宮山(2年・G)のパスカットから#16菅原の速攻につなげ、#14荒井のシュート、更に#16菅原が速攻で同点に戻すと、#17小宮山の3Pで72-67と再度逆転。しかし東京成徳大も再び主導権を握り返し、残り2分で74-74に戻す。ここまで両者取ったら取り返す戦いを続けてきたが、最後の局面で流れをつかんだのは東京成徳大だった。立教大は#5菊池が積極的に中へ攻めるが、ドライブを阻まれ、ミドルシュートも外れる。立教大#77田中もドライブでターンオーバーとなるが、続く攻撃で立教大も決められない。そして両者得点が入らないまま#5菊池が連続ファウルでなんと5つ目。残り58.2秒を残して退場となってしまう。東京成徳大はこれに乗じた。立教大の攻め手が消えたのに対し、#77田中が1対1を仕掛けて得点。最後はフリースローを得て2投もきっちり決めると76-80でタイムアップ。東京成徳大が接戦を制し、2部昇格を決めた。

 最後まで分からない接戦だったが、個人技が最後を分けた。立教大はインサイドでの得点でターンオーバーを出し、アウトサイドも効果的な場面で決めた数は2戦目より少なかった。一方の東京成徳大は2戦目で思うように決められなかった田中が攻めて、29得点。本多の28点とともに確実さが目立った。東京成徳大は2部がAB制だった時に2部Bにいたことはあるが、正式な2部へと初の昇格。立教大は昨年2部昇格の4枠に滑り込んだものの、再び3部へと舞い戻ることになった。

写真上:24点とゲームを引っ張る活躍だった立教大・菅原。
写真下:本多がコンスタントに決め続けたことも東京成徳大勝利の決め手となった。

※東京成徳大・田中選手、立教大・宇野選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2010.11.11 (Thu)

【2010リーグ】11/11入れ替え戦結果

■2010年11月11日 トヨタ府中スポーツセンター
立教大学76(22-24,21-17,14-18,19-21)80東京成徳大学
法政大学64(15-17,14-13,17-14,18-24)68大東文化大学
順天堂大学89(23-26,14-15,27-21,25-19)81江戸川大学
中央大学52(19-14,10-14,8-22,15-23)73早稲田大学

【11/11結果】
大東文化大学 1部昇格
早稲田大学  1部昇格
中央大学   2部降格
法政大学   2部降格
順天堂大学  2部残留
東京成徳大学 2部昇格
立教大学   3部降格
江戸川大学  3部残留

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2010.11.11 (Thu)

【2010リーグ】11/11入れ替え戦予定(最終日)

■2010年11月11日 トヨタ府中スポーツセンター
aコート
12:30 立教大学 vs 東京成徳大学
14:10 法政大学 vs 大東文化大学

bコート
14:10 順天堂大学 vs 江戸川大学
15:50 中央大学 vs 早稲田大学

※最終日は2面で行われます。観覧についてはスペース確保が難しい場合があります。
関東大学バスケットボール連盟公式サイト

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2010.11.10 (Wed)

【2010リーグ】11/10入れ替え戦レポート(2日目)

勝負を決めたのは2チームのみ
4試合が3戦目にもつれ込む熾烈な戦いに


 昨年まで1-2部間だけだった3戦方式だが、今年は2-3部間にも取り入れられたことで、入れ替え戦はより白熱したゲームになった。2日目、すんなり2部昇格を決めた駒澤大と2連勝の筑波大が1部残留を決めたが、それ以外は3戦目にもつれ込んだ。
 入れ替え戦の怖さは、やってみなければ当事者たちには分からない。かつては青山学院大や慶應義塾大など、今1部トップクラスのチームでさえも2部に沈んだのだ。そして返り咲いたこうしたチームは特殊な例であって、負ければ全てが終わるという気迫がなければこの舞台では勝てない。この結果が、翌年以降のチームや選手の運命、将来さえも決める。ケガをしても、状態が悪くても、全てを賭けて挑むという強い意志をコートで表現できなければ未来はない。


【余裕の勝利で駒澤大は2005年以来の2部昇格】
101110komazawa.jpg 勝負のおおよそは、初戦ではっきりしていた。リーグ途中から1年生のみ、たった6人で戦っている國學院大に対し、昨年わずか1勝が足りず、2部昇格を逃した駒澤大。3部で圧倒的な力を発揮して優勝を成し遂げた駒澤大が、危なげない2勝で2部昇格を達成した。

 1Qで9-27とトリプルスコアの大差をつけた駒澤大。後は余裕の展開となった。ベンチの控えメンバーを積極的に起用し、國學院大から次々得点を重ねていく。4Qには4年生の#15井上(4年・SG)をコートに送り込み、残り数分で主将の#9西山(4年・SG)も出場。4年生2人に向けて引退の花道を作った。#15井上はそれに答えるように3Pでチームを沸かせ、#9西山も最後までパスを供給し続けた。98-51で試合は終了し、昨年惜しくも1勝差で2部昇格を逃した駒澤大が、1年をかけてその悔しさを晴らし、2005年以来の2部へと復帰を決めた。

101110inoue.jpg 駒澤大の西山は4年間を3部で過ごさせるには惜しい選手だった。もっと上でも充分力を発揮できただろう。それでも自身は納得して引退を迎える。最後は清々しい表情だった。そしてもう一人、4年生としてチームを引っ張ってきた井上「4年間は長いようで短い、そういう時間でした。悔いの残らない試合が最後にできたので良かったと思います。後輩には2部に戻ったということで、これでインカレも狙えます。そこに向けて頑張って欲しい。もっと練習して、個人の技はもちろん、チームとしてまとまっていけば行けると思います」と、エールを送った。来季、駒澤大がこうした先輩の声に応えられるかどうか、その取り組みはまさにここから始まる。

写真上:勝利し、西山が同じ4年生の井上に笑顔を向けていた。
写真下:3Pを決め、最後に4年生の意地を見せた井上。

※駒澤大・西山選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【インサイドで存在感を示した立教大が先手を制す】
101110kikuti.jpg 1戦目、苦杯をなめた立教大が1Qで爆発した。#4宇野(4年・C)が早々に2ファウルとなるが、その影響を感じさせず東京成徳大から次々ターンオーバーを奪うと、#5菊池(4年・F)を中心に内外から得点を重ねる。東京成徳大は立教大のペイント内で思うようにプレーできず、ターンオーバーが続く。立教大は3Pもタッチ良く決めていき、リバウンドでも次々東京成徳大から奪うと、1Qで31-18の大差をつけた。続く2Qでも立教大がリードを広げた。#17小宮山(2年・G)のスティールや#14荒井(3年・F)のアウトサイドで差を広げる。東京成徳大は#18本多(4年・F)のアウトサイドが徐々に当たり始めるが、そこに終始し、インサイドでは力を発揮できない状態が続く。立教大はディレイド気味の東京成徳大から#17小宮山がスティール、#5菊池も果敢にゴール下に切れこむ活躍で余裕を見せて49-29で前半を折り返した。

 後半3Q、#16菅原(2年・G)がドライブを仕掛けてバスケットカウントを奪い、#4宇野がオフェンスリバウンドからシュートを決めるとベンチも立ち上がって大声援。立教大はそのまま東京成徳大に追い上げられることなく、91-63で試合終了。1勝1敗で勝敗をタイに戻した。

 立教大は1Qの大量リードがモノを言った。特に菊池のリバウンドを中心に、東京成徳大にペイント内で自由にプレーさせず、また、攻撃では相手のペイントへ切れこむ積極的な姿勢が目立った。東京成徳大はゴール下が生きず、アウトサイドに終始してしまったのが敗因の一つだろう。雌雄は第3戦で決する。2部残留に賭ける立教大か、悲願の2部昇格を目指す東京成徳大か注目の戦いだ。

写真:菊池は20点12リバウンドで勝利に大きく貢献した。


【一進一退のゲームを江戸川大が制して勝負は第3戦へ】
101110yagi.jpg 初日は81-68で順天堂大が1勝を挙げたが、第2戦は緊迫した接戦となった。両者一歩も譲らない白熱したゲームを制したのは江戸川大。順天堂大は2部残留を決めることが出来ず、勝負は3日目へと持ち越しになった。

 アウトサイドが好調で、両者点の獲り合いになった1Qは24-24と互角。だが続く2Qで流れを掴んだのは江戸川大だった。2Qの出だし、パスミスを#24鈴木(4年・PG)が速攻に繋げ24-26とすると、その後も勢いに乗って差を一時9点まで広げる。逆に順天堂はターンオーバーが続き、波に乗れない。だが2Q残り4分、30-39の場面で順天堂大#16山下(2年・G)がアンスポーツマンライクファウルを獲得。これがチームに流れを引き戻し、#10趙(3年・C)の活躍で39-39と再び同点にする。負けじと#71黒澤(3年・SF)が3Pを沈めて39-42で後半に入るが、3Q開始早々#4八木(4年・G)の活躍で順天堂大は逆転に成功。ここから両者一進一退の攻防が続く。江戸川大は#71黒澤が2本連続で3Pを沈めるなどして再びリードを奪い、その後も#8村田(3年・PF)がゴール下で体を張る。だが対する順天堂大もフリースローや#6杉本(4年・F)の3Pで徐々に追い上げ、2点差で最終Qへ入ると開始2分で#19鈴山(1年・F・洛南)の3Pが決まり67-66と逆転。しかし江戸川大も#77呂(4年・F)が落ち着いてフリースローを沈め、やはりリードを許さない。4Q残り7分には#7臼井(2年・F)の3Pで67-71とし、その後互いにミスが続いて得点が止まる。

 試合が動いたのは4Q残り5分。順天堂大#4八木が2本連続で3Pを沈め、73-71と逆転に成功した。八木は痛めた足を引きずりながらも懸命にプレーを続け、順天堂大は選手も応援席もこうしたキャプテンの姿に応えようと奮闘する。しかし江戸川大もタイムアウト明けに#71黒澤が3Pを沈め、ベンチを向いて高々と手を挙げチームを鼓舞。その後も両者一歩も譲らないシーソーゲームが続き、試合は白熱した盛り上がりを見せる。残り3分、順天堂大は#4八木が意地で3Pを沈めるが、江戸川大も#7臼井が3Pを決め返して譲らず78-79。そこから#10趙が1対1で返したが、#1粂川(2年・G)がドライブからバスカンを獲得。80-82で残り時間は2分を切った。ベンチからの交代を拒否した#4八木は更に審判に声を掛けられるも、プレー続行の意思を伝えコートに立ち続け、主将としての気持ちを見せる。しかし残り1分、順天堂大はここで大黒柱の#10趙がファウルアウト。残り時間も無くなり順天堂大にとって悪い空気の漂う中で、江戸川大#8村田がゴール下を決めて4点差をつけた。これが決定打となり、その後#6杉本が3Pを沈めるも一歩及ばず。ファウルゲームを逃げ切り、江戸川大が84-88で接戦を制した。

 これぞ入れ替え戦、という意地と意地とのぶつかり合いだった。インカレに出場しないチームにとって、4年生はこの試合が引退試合、3年生にとっては最後の1年間の舞台が決まる試合。何としても勝ちたいという気持ちは、順天堂大も江戸川大も同じだ。この試合では互いにミスも多いものの大事なシュートを決め合い、一歩も譲らない試合となった。結果は1勝1敗。明日の1戦ですべてが決まる。

写真:最後まで戦う意志を見せていた順天堂・八木。チームメイトはこの姿に3戦目で答えることができるか。


【主導権を握った法政大が1戦目の借りを返す】
101110kato.jpg 1戦目は自分たちのバスケットが出来ず敗れた法政大。2戦目は見違えるような集中力を見せて81-68で大東文化大を下した。

 前半は38-38の同点。出だしは#15遠藤(3年・G)の3P、#15小山(4年・F)のバスケットカウント獲得などで大東大がリードを奪ったが、法政大もディフェンスからリズムを掴んで食らいついた。法政大は#11長谷川(3年・SG)を筆頭に各々が積極的に1対1を仕掛けてファウルを獲得し、徐々に追い上げていくと、2Q終盤には#24神津(3年・F)の3Pで一時逆転に成功。最後は#19藤井(2年・G)のフリースローで追いつかれて前半終了となったが、勢いでは法政大が上回っていたと言える。

 続く後半、3Q序盤は法政大#3鈴木(4年・PG)、大東大#11田中(3年・PG)がそれぞれ活躍し、一進一退の攻防となる。だが#11長谷川の連続得点で56-50と法政大が一歩抜け出すと、たまらず大東大はタイムアウト。その後#11田中が3Pを沈めて3点に差を縮めるが、それ以降が続かない。法政大は、リーグ戦の終わりに選手たちがみな手ごたえがあると話していたゾーンディフェンスが機能し、大東大から24秒オーバータイムを奪う場面も。そのまま58-53で最終Qへ。

 4Q、開始早々に法政大#11長谷川が3Pを沈める。しかし大東大も#15遠藤が2本連続で3Pを決めて61-59の2点差にすると、#43鎌田(2年・C)も#11長谷川のシュートをブロックするなど見せ場を作る。しかし大東大はその後シュートがことごとくリングに嫌われ追いつくことが出来ない。逆に法政大は#41谷口(3年・C)のスティールや#21加藤(2年・CF)のブロックショットが飛び出し、再び流れを引き戻す。大東大は残り4分にリバウンドで#11田中が4つ目のファウルを吹かれるなど悪い流れになり、アウトサイドも決まらない。残り1分半には法政大#41谷口のミドルシュートで73-63と10点差つけられ、大東大は完全に勢いを失ってしまうと法政大が流れを掴んだまま、81-68でタイムアップとなった。

 法政大は全員の気迫が第1戦とは違っていた。#11長谷川の40得点はもちろん、他にも3人の選手が2ケタ得点と、全員が攻め気を見せる戦いぶり。ディフェンスから流れを掴み、久々の1勝をあげて踏みとどまった。また、応援団には拓殖大や中央大のメンバーも加わり、法政大を後押しした。逆に大東大は勝負どころでのシュートが落ち、終始リズムを握られる結果に。勝負は第3戦へと持ち越しになった。どちらが試合の主導権を握り、自分たちのバスケットを出せるか。見逃せない戦いとなるだろう。

写真:2戦目は気迫を見せた法政大・加藤。2桁得点やディフェンスでも粘りを見せた。


【1Qから勢いに乗って早稲田大が快勝】
101110ide.jpg 1部9位の中央大と2部2位の早稲田大の対戦は、すべてのQで早稲田大が中央大を得点で上回り、56-86と大差をつけて勝利し、1勝1敗と勝敗を戻した。

 1Q、中央大は早稲田大の激しいディフェンスにひるみ、シュートがことごとく外れる。その間に早稲田大は#14久保田(3年・C)のインサイドを起点に攻め、0-10とリード。開始3分が経って#14渡邉(2年・F)が3Pでバスケットカウントを獲得し、中央大はようやく初得点となる。だがここから1戦目は欠場だった#11入戸野(2年・PG)が良い働きを見せ、残り4分半には9-15まで追い上げた。しかし早稲田大も#7井出(4年・G)がタイムアウト明けに3Pを沈め、中央大#20小野(2年・)が3Pを決めても直後に#8玉井(1年・G・福岡第一)が3Pを決め返すなど、流れを掴んで離さない。その後も早稲田大はアウトサイドシュートを高確率で沈めていき、1Qで29点とハイスコアをたたき出す。
 16-29と、13点差がついて入った2Q。早稲田大は#21河上(1年・F・洛南)が外のシュートに速攻と奮闘。しかし中央大も#16佐藤(2年・G)が攻め気を見せて点差を広げさせない。しかし早稲田大の堅守に次第に攻めが単発になる。逆に早稲田大は交代で入った#6大塚(2年・G)がゲームをコントロールし、アシストやスティールを成功させて自分でも3Pでバスカンを獲得するなど、攻守に渡って活躍。結局前半終わって25-47と、ほぼダブルスコアとなった。

 後半に入っても、中央大は3Pの確率が上がらない。#24塩谷(1年・SG・洛南)の思い切りの良いプレーと#4竹原(4年・SF)の活躍で42-59と17点差まで差を縮めるが、3Q後半にはシュートが全く入らず得点が止まる。その間早稲田大が9点を積み上げ、42-68で3Qを終えると、続く4Qも危なげなく点差をキープした。試合終盤には両チーム明日の3戦目に備えて主力を温存。ベンチメンバー中心の戦いとなる。そのまま結局56-86で早稲田大が逃げ切った。中央大は最後まで良いところを出せずに終わった。

 中央大は3Pが試合を通して計5本と、1戦目と違ってアウトサイドが決まらず得点が伸び悩み、反撃のポイントを掴めなかった。第1戦では1Qで中央大が大量リードを奪う展開だったが、第2戦では逆に早稲田大が1Qでハイスコアを挙げた。運命のかかった第3戦でも1Qが勝敗のポイントとなるか。早稲田大は2部といえども選手層も厚く、噛み合った時は強い。対して下級生主体の中央大は受け身にならず、ここまで1部チームとの間に出してきた勝負強さを見せたい。明日の最終戦、最後に笑うのはどちらのチームか。

写真:玉井や金井以外にも、勝負強いシュートで間隙を突く井手の存在が相手にはダメージを与える。


【筑波大が2連勝で1部残留】
101110tukuba.jpg 1戦目は#1パプ(4年・C)にゴール下で力強いプレーを見せられた筑波大だが、2戦目はより激しいダブルチームで#1パプを追い込んだ。関東学院大はそれでも中へディフェンスが収縮して作られるアウトサイドのノーマークを利用し、#30村田(1年・F・明成)や#31原田(4年・G)がアウトサイドを決めていく。筑波大は#36本井(4年・C)がゴールから少し離れたところで打つシュートが決まったが、それでも1Qは14-18の4点を追う形に。

 2Q、#1パプのポストアップを再三ターンオーバーに追い込む筑波大だが、自身もなかなかシュートが決まらない。しかし#35池田(1年・F・京北)のシュートで流れを掴むと、#99加納(3年・C)のブロック、#23黒田(4年・F)、#15山口(3年・G)が続き、#34田渡(3年・G)の3Pで追い上げる。関東学院大はそれでも#1パプがインサイドで強さを発揮し、リードを守ると#30村田や#7荒木(1年・F・八戸西)の3Pが続き、2Qも35-40と関東学院大リードとなった。

 後半になると、関東学院大のアウトサイドが落ち始める。筑波大は#34田渡の3Pや#99加納のバスケットカウントで流れをつかむとパス回しも早く、鋭くなり残り4分半、#33加藤(4年・F)の3Pで遂に同点に追いついた。ここから関東学院大も負けじと#1パプが得点していくが、点の取り合いとなった最後、#99加納の3Pで筑波大が逆転、60-59で3Qを終えた。4Q、ようやく筑波大がペースをつかみ、接戦ながらも余裕を持ったプレーでじわじわと関東学院大を引き離した。関東学院大は#32前田(3年・F)らアウトサイドが機能せず、#30村田がドライブからバスケットカウントを奪うなど意地を見せるが最後は筑波大に引き離され、80-72で試合終了。筑波大が2連勝で1部残留を決めた。

 リーグ戦中、安定した試合運びができなかった筑波大は、ようやく皆が安堵の顔を見せた。この日は本井、加納のインサイド陣が落ち着いてパプに対処し、ファウルも抑えて追う展開ながらも焦りのないプレーを見せた。もちろん大きな勝利だったが、まだ課題を完全に解決した訳ではない。ここからインカレに向けて再度の向上が求められる。敗れたパプは、「まだ1部に行くチーム力じゃない」と、悔しさはあるがすっきりした笑顔。ダブルチームには苦しんだが、1対1で自分を止められるセンターはやはりいない、と自分のプレーに誇りを見せた。関東学院大が3部Bから1部との入れ替え戦まで、4年間で躍進できたのはひとえにパプあってこそだ。その強いファイティングスピリットを他の選手は見習わなければならない。昇格はならなかったが、初のインカレ出場も勝ち取った。最後の奮闘を期待したい。

写真:勝利し、肩を組んで喜び合う筑波大。

※関東学院大・パプ選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※筑波大・加藤選手、田渡選手、加納選手のインタビューを掲載しました。

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EDIT  |  23:50  |  2010リーグ戦2~3部/入替戦  |  Top↑

2010.11.10 (Wed)

【2010リーグ】11/10入れ替え戦結果(2日目)

■トヨタ府中スポーツセンター
國學院大學51(9-27,10-22,12-25,20-24)98駒澤大學
立教大学91(31-18,18-11,25-17,17-17)63東京成徳大学
順天堂大学84(24-24,15-18,21-20,24-26)88江戸川大学
法政大学81(19-22,19-16,20-15,23-15)68大東文化大学
中央大学56(16-29,9-18,17-21,14-18)86早稲田大学
筑波大学80(14-18,21-22,25-19,20-13)72関東学院大学

【11/10結果】
筑波大学   1部残留
関東学院大学 2部残留
駒澤大學   2部昇格
國學院大學  3部降格

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EDIT  |  22:41  |  2010関東リーグ予定・結果  |  Top↑

2010.11.09 (Tue)

【2010リーグ】11/9入れ替え戦レポート

固い立ち上がりの入れ替え戦初日
真の力を発揮できるかどうかが勝利の鍵

 例年、代々木第二で行われてきた入れ替え戦。今年は会場の都合もあり府中と海老名での開催となった。平日にも関わらず、上位の試合が行われた府中会場は数多くの関係者、観客で埋まり、立錐の余地のない満員だった。
 1-2部間は入れ替え戦の1戦目ということで、どこも動きの固い内容が多かった。些細なミスや気持ちで引いた部分で自らチャンスをふいにする場面は、緊張した戦いならではでもある。ここまでの試合でできていたことを、発揮する。ただ単純なそれだけのことが難しいのが入れ替え戦であり、その力を出し切ったチームが残留、あるいは昇格を決められるだろう。


[トヨタ府中スポーツセンター]
【再三の3Pで引き離した大東大がまず1勝】
101109koyama.jpg 両者とも固い立ち上がりとなったが、主導権を握ったのは大東文化大法政大が大東大インサイドの高さを気にしてか、中で勝負できずターンオーバーになったところで速攻が続く。大東大はインサイドの#43鎌田(2年・C)が早々に2ファウルとなるが#7今井(3年・C)が交代してカバー。法政大は#11長谷川(3年・SG)を始め、シュートがリングの枠に入らず1Qは苦戦。残り3分でようやく#11長谷川の3Pが決まって同点に追い上げるが、大東大は#12小山(4年・F)、#15遠藤(3年・G)の3Pなどで1Qは大東大が18-22とリード。

 2Q、法政大は開始2分半に#11長谷川の3Pでこの試合初の逆転。リバウンドでは#41谷口(3年・C)がふんばりを見せる。しかし大東大は交代した#14岸本(2年・PG)の3Pと#7今井のバスケットカウントで返すと、#19藤井(2年・G)も得点し、交代した選手がそれぞれ結果を出していく。法政大はオフェンスが切れ切れでシュートも決まってこない。残り1分半で大東大に10点のリードを許す展開となるが、最後は#41谷口のシュートで8点差の31-39で前半を終えた。

 後半、なんとか立て直したい法政大だが、リードを得た大東大が終始優位にゲームを進める。大東大もミスはあるが、法政大はそこにつけこめず点差が開いていく。法政大はシュートがなかなか決まらず苦しむが大東大は#11田中(3年・PG)や#13小原(3年・G)らノーマークからのアウトサイドが要所で決まり、3Qで法政大を49-64と引き離した。4Qもこの差は埋まらず、大東大が余裕を持ってまず66-89と1勝をあげた。

 法政大はどこか固く、集中しきれていないように見えた。思うようにボールがネットを通過せず、レイアップもゴール下まで持ち込みながらリングを転がって落ちるシーンが目立った。決めきれないオフェンスが続いたことで、大東大に先行リードを許してしまい苦しいゲーム展開だった。ミスからターンオーバーになる場面も多く、ここは修正したい。長谷川は35得点と気を吐いたが、他が続かなければ勝利は厳しい。谷口がインサイドで踏ん張ったが、大東大の高い壁は大きな脅威。どう攻略するかが鍵だ。大東大も単純なミスやファウルなど、修正点は多いが、5人が2桁得点と、ベンチからの選手も結果を出し、大事な初戦勝利に貢献。この勢いで2戦目も勝利できるか。

写真:主将の小山は14得点。序盤でチームを勢いづけた。


【3Qを耐えた中央大が大きな勝利】
101109watanabe.jpg 中央大は試合開始に幸先良く#5竹原(4年・SF)のアウトサイドが2本決まると、#14渡邊(2年・F)もインサイドに切れ込み得点。早稲田大はリーグ戦中課題だったという立ち上がりでもたついた。#00金井(4年・F)の得点で持ち直すが、中央大は#14渡邊の3Pが決まり始めて波に乗る。#16佐藤(2年・G)のドライブや#20小野(2年・F)がスティールからの速攻で一気に早稲田大を引き離した。早稲田大はファウルが続き、1Qの残り3分半で得点がストップ。26-14と中央大が1Qで12点のリードを得た。2Qも流れは中央大。#5竹原のシュートを中心にリードを広げる。早稲田大はファウルを得てフリースローはあるが、思ったようにインサイドでのチャンスが作れずシュートも決まってこない。前半は45-31と中央大がリードで終えた。

 早稲田大は3Q序盤から激しいディフェンスでボールを奪い、再三のリバウンドで追い上げにかかる。#21河上(1年・F・洛南)のミドルシュートや#00金井の得点で追い上げていく。しかし中央大は#22山田(1年・CF・東海大菅生)のバスケットカウントや#20小野の3Pも出て、流れを切らさない。早稲田大は#7井手(4年・G)の3Pや#21河上、#00金井と最後で追い上げるが、61-60と中央大に1点及ばず最終Qへ。

 4Q頭は中央大の2年生たちが流れを作った。#20小野の速攻に3P、#16佐藤のミドルシュートとドライブで差を広げると、#14渡邊が3Pのバスケットカウントを得て勢いづく。早稲田大はこうした中央大の勢いを止めることが叶わず、無得点の時間帯が続きそのまま大きく引き離されて89-73で試合終了。中央大がいい形でまず1勝をあげた。

 先行リードタイプの中央大とスロースターターの早稲田大。試合の立ち上がりからその特徴が如実に出たが、中央大は入戸野が欠場したものの、課題の3Qでわずか1点でもリードして4Qに入れた。これが何よりも大きい。早稲田大は久保田を使ってインサイドを攻める指示も出ていたと言うが、中央大はここの守りは1部でもビッグマン相手に実績を出している。早稲田大は思うようにインサイドで攻められず、リバウンド争いでも中央大が上回り、最後は中央大の勢いに負けた恰好となった。中央大は2年生の復調をこのまま維持し続けられるかどうか。入れ替え戦の本当の恐ろしさは2戦目にある。早稲田大はこの敗戦を踏まえ、どのような修正をしてくるかが見物だ。

写真:5本の3Pで貢献した中央大・渡邉。しかし「確率は悪かった」と反省し、2戦目に意気込んでいた。


【接戦を筑波大が地力の差で逃げ切る】
101109kato.jpg 筑波大関東学院大の第1戦。2年前に1部昇格を決め、今シーズンも混戦となった1部で9週間戦ってきた筑波大は力もあるが、リーグ戦ではそれをうまく発揮しきれず入れ替え戦に回った。一方、キャプテンとして強いリーダーシップを発揮する#1パプ(4年・C)率いる関東学院大は、チャレンジャーとして強い気持ちでぶつかってきた。勝負は終始接戦となるも、最後は筑波大が逃げ切り、70-67で大事な1勝を挙げた。

 前半をリードしたのは関東学院大。立ち上がり0-7とリードを奪うと、その後徐々に調子を上げ始めた筑波大に1Q終盤逆転されるも、#1パプの1対1や#32前田(3年・F)の3Pで盛り返し前半終わって28-32。筑波大は2Q序盤で一時6点のリードを奪ったが、大事な場面でミスが続いて逆転を許した。2Q後半に取った二度のタイムアウトも、2回とも最初のプレーがミスとなるなど悪い流れを断ち切れずに前半を終える。

 だが後半の入りは筑波大が気持ちで上回った。3Q開始早々、#34田渡(3年・G)の2本の3Pもあって逆転に成功。一方の関東学院大は#1パプにボールを集めるものの、#36本井(4年・C)の守りと周りのカバーに阻まれシュートが決めきれない。勢いは完全に筑波大だった。しかしここで筑波大はターンオーバーが続いて点差を離せそうで離せない。関東学院大はしばらくノーゴールが続き苦しくなるが、筑波大のミスにも助けられて離される点差を10点で留め、#7荒木(1年・F・八戸西)の3Pや#31原田(4年・G)のパスカットから流れを掴んで49-44と追い上げて最終Qへ。

 4Q、今まで決めきれない場面も多かった#1パプが果敢に攻め、残り7分49-49と試合を振り出しに戻した。だが筑波大も簡単には逆転させず、#35池田(1年・F・京北)、#33加藤(4年・F)の活躍で再びリードを広げる。ここで#36本井が4ファウルとなるも、ひるまず積極的に攻めて#1パプ相手にバスケットカウントを獲得。この3点プレーで残り3分半62-55と7点差をつけた。だが関東学院大も#28河野(3年・G)、#7荒木の得点、#1パプのバスカンで追い上げ、残り1分66-64の2点差。だが残り37秒、この大事な場面で#33加藤がシュートを沈めて差を4点に広げ、そのあとの関東学院大の攻撃で筑波大#99加納(3年・C)がカットからファウルをもらってフリースローを得る。これが勝負を決定づけ、#7荒木の3Pが沈むも関東学院大の追い上げはそこまで。ファウルゲームとなるも筑波大が逃切り、70-67で試合終了となった。

 両チームともリードする場面があったが互いにミスが続いて突き放せず、終始接戦となった。入れ替え戦の独特の空気、そして1戦目という事でそのプレッシャーもあったか。筑波大は試合開始早々に#15山口(3年・G)が負傷退場したこともチームに響いた。一方の関東学院大も筑波大のミスに助けられたが、リーグ終盤から落ち始めている#1パプのフリースローも勝敗に影響を与えたといえる。勝敗がどちらに転んでもおかしくない試合だったが、接戦を制した筑波大が残留に王手。明日はより激しい一戦となるだろう。

写真:ゲーム終盤で決まった筑波大・加藤のシュートは大きかった。


[海老名運動総合体育館]
 9試合が行われた海老名会場は、3-4部、4-5部間では入れ替えは起こらず各大学そのまま残留となった。2-3部間は下馬評の高い駒澤大が1勝。順天堂大も江戸川大に勝利した。立教大は東京聖徳大に差をつけられ、苦しい敗戦スタートとなった。

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EDIT  |  23:29  |  2010リーグ戦2~3部/入替戦  |  Top↑

2010.11.09 (Tue)

【2010リーグ】10/9 入れ替え戦結果(初日)

■トヨタ府中スポーツセンター
法政大学66(18-22,13-17,18-25,17-25)89大東文化大学
中央大学89(26-14,19-17,16-29,28-13)73早稲田大学
筑波大学70(18-16,10-16,21-12,21-23)67関東学院大学

■海老名運動公園総合体育館
aコート
獨協大学94(21-15,28-15,31-14,14-35)79亜細亜大学
明治学院大学104(24-16,24-17,29-13,27-26)72城西国際大学
埼玉大学64(13-16,10-13,22-9,19-15)53上智大学
立教大学79(15-19,13-27,22-14,29-34)94東京成徳大学
順天堂大学81(19-14,17-13,27-23,18-18)68江戸川大学

bコート
創価大学102(26-22,23-18,28-13,25-31)84山梨大学
山梨学院大学93(23-14,16-15,20-21,34-26)76千葉商科大学
東京農業大学73(17-22,11-20,18-19,27-8)69横浜市立大学
國學院大學51(8-23,11-30,15-25,17-37)115駒澤大學

【3-4部・4-5部間結果】
東京農業大学 3部残留
埼玉大学   3部残留
獨協大学   4部残留
明治学院大学 4部残留
創価大学   4部残留
山梨学院大学 4部残留
上智大学   4部残留
横浜市立大学 4部残留
山梨大学   5部残留
千葉商科大学 5部残留
亜細亜大学  5部残留
城西国際大学 5部残留

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2010.11.08 (Mon)

【2010リーグ】入れ替え戦予定

入れ替え戦は4、5部は一発勝負、1部-2部間、2部-3部間は3戦を行い、2勝先勝方式となる。

2010年11月9日(火)
■トヨタ府中スポーツセンター
14:00 法政大学(1部10位)vs 大東文化大学(2部1位)
15:40 中央大学(1部9位)vs 早稲田大学(2部2位)
17:20 筑波大学(1部8位)vs 関東学院大学(2部3位)

■海老名運動公園総合体育館
aコート
11:00 獨協大学(4部19位)vs 亜細亜大学(5部6位)
12:40 明治学院大学(4部17位)vs 城西国際大学(5部8位)
14:20 埼玉大学(3部9位)vs 上智大学(4部4位)
16:00 立教大学(2部9位)vs 東京成徳大学(3部2位)
17:40 順天堂大学(2部8位)vs 江戸川大学(3部3位)

bコート
11:00 創価大学(4部20位)vs 山梨大学(5部5位)
12:40 山梨学院大学(4部18位)vs 千葉商科大学(5部7位)
14:20 東京農業大学(3部10位)vs 横浜市立大学(4部3位)
16:00 國學院大學(2部10位)vs 駒澤大學(3部1位)


2010年11月10日(水)
■トヨタ府中スポーツセンター
10:00 國學院大學(2部10位)vs 駒澤大學(3部1位)
11:40 立教大学(2部9位)vs 東京成徳大学(3部2位)
13:20 順天堂大学(2部8位)vs 江戸川大学(3部3位)
15:00 法政大学(1部10位)vs 大東文化大学(2部1位)
16:40 中央大学(1部9位)vs 早稲田大学(2部2位)
18:20 筑波大学(1部8位)vs 関東学院大学(2部3位)


2010年11月11日(木)
■トヨタ府中スポーツセンター
12:30 試合開始
※3日目は1-2部間、2-3部間の3戦目が行われます。勝敗によって行われない対戦が出てくる可能性があるため、状況次第でa,bコート、またはメインコートに設定が変わります。決まり次第掲載します。詳しい設定は関東大学バスケットボール連盟の公式サイトからニュースをご確認ください。

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2010.11.04 (Thu)

【2010リーグ2部】10/31 国士舘大VS日本体育大 第2戦

【引退試合となった試合は、日体大に軍配!】
101031nittai.jpg 両者、この試合が引退試合となる。学生バスケットに終止符が打たれる最後の試合を、楽しみつつ、コートに立つ時間を噛み締めながらプレーしているように見えた。

 日本体育大は、自分たちのスタイルである“ディフェンスからの速攻”を、試合を通して貫いた。2Q終盤には、#11北川(1年・G・光泉)、#23横江(3年・G)がスティールから連続速攻を浴びせ、18点差をつけて前半を折り返した。後半に入ると、国士舘大は3Pを次々と沈めてじわじわと追い上げを図る。よく決まる3Pを前に日体大は前半のような勢いを失ってしまうが、タイムアウトでしっかりと切り替え、#24于(4年・F)がインサイドでバスケットカウントを奪うなど、譲らない。我慢の時間帯を乗り越えた日体大は、4Q序盤に爆発する。#23横江の3Pを皮切りに、横江の浮かせたパスに#24于が合わせてアリウープ。さらに、#21熊谷(2年・F)がダンクを決め、完全に主導権を握った。国士舘大も最後は意地を見せたいところ。4年間、国士舘大のインサイドの要として体を張ってきた#4馬(4年・C)が、ゴール下からドライブまで幅広いプレーで日体大から次々とゴールを奪った。

 日体大は最後にベンチの4年生をコートへ送り出し、そして試合終了と同時に4年間に終止符が打たれた。それもあってか、#5吉永(4年・F)は堪えきれずに涙した。最後は日体大が100点を越える102-81で勝利。試合のブザーが鳴ると同時に、両チームの2010年度シーズンに幕が下りた。

 今年の日体大も、尻上がりに調子を上げて来た。原因は「本音を言い合えるようになったから」。リーグ序盤、主将#4永原(4年・G)は言いたいことを言い合えないチームに悩んでいた。だが、それは己の課題でもあり、超えなければならない壁だった。それを見事に超えての4位。永原の顔は充実感に満ちあふれていた。今シーズン、ヘッドコーチが代わり、新生日体大の第一歩が始まったばかり。永原が苦しみながら築き上げた「本音を言い合えるチーム」が、来年以降のチーム作りにおける礎になることを願う。

 一方の国士舘大は「まとめるのが難しい」#4馬が最後に語ったが、それは奇しくも昨年度主将だった吉満(現・九州電力)が嘆いていたことと全く同じことだった。部員数が多く、勉学に励むためのキャンパスはバラバラ。そんな中、チームとして一つにまとまることは容易ではなかったし、まとめることに馬も苦心していた。ハマった時は強いが、そうでない時は波が激しかった。この試合を以って、国士舘大のインサイドを4年間支えてきた馬は引退となる。チームはまだ若い。これからの伸びに期待したい。

写真:102点目を決めた直後にタイムアップのブザーを聞き、涙する#5吉永と笑顔で声を掛ける#10永原。しかし、コートを引き揚げる際には永原もそっと涙していた。

※日本体育大・永原選手、国士舘大・馬選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  18:43  |  2010リーグ戦2~3部/入替戦  |  Top↑

2010.11.04 (Thu)

【2010リーグ2部】10/31 神奈川大VS関東学院大 第2戦

【関東学院大、ついに1部昇格に挑戦】
101031papu.jpg 第1戦では神奈川大が1Qに31点をたたき出し勝利を引き寄せたが、第2戦の立ち上がりは逆に関東学院大が11-2とリードした。神奈川大は関東学院大#1パプ(4年・C)がボールを持てば必ず数人寄ってよく守ったが、関東学院大も長いリーグを経てパプに寄られた後の対応が落ち着いている。結局、前半は40-33と序盤の点差のまま終える。

 3Q、神奈川大は幸嶋監督が「ここだぞ!」と声を掛けるなど仕切り直したいところ。3Q5分に関東学院大#1パプがベンチに下がった機がチャンスだったが、関東学院大のターンオーバーを速攻に持ち込むもののシュートを落としてしまうなど惜しいオフェンスが続いて詰めきれない。一方の関東学院大はもう1人のエースである#32前田(3年・F)にボールを集めると、3Pシュートやジャンプシュートなどで応えて“前田タイム”の様相となる。#1パプが戻るまで点差をキープした。

 しかし、神奈川大もこのままでは終わらない。10点前後のビハインドが続いていたが、4Q5分に#0佐藤(3年・G)の3Pシュートなどで68-63まで追い上げ、関東学院大にタイムアウトを取らせる。しかしなおも粘り、#11内藤(4年・F)のフリースロー、#9大山(3年・G)の得点でついに2点差まで追い上げる。が、あと1本歩が出ない。その間に関東学院大は#32前田が3Pを、#1パプがゴール下シュートを決めて突き放し、残り3分73-68で今度は神奈川大のタイムアウトとなる。その後も神奈川大は必死にくらいついていくが、残り40秒で#1パプに3Pを決められてしまい、80-70で力尽きた。

 関東学院大は2004年には2部に在籍したが、その後3部Bまで降格が続き苦渋を舐めた。しかし、2007年にパプが入学するとトーナメントでいきなり3位入賞を果たし、パプ以外にも原石が揃うことを示す。2008年にはパプを擁しての1部でのプレーを夢見て2部入替戦に臨んだものの、拓殖大に敗北という挫折も味わった。その後、元JBLプレイヤーの堀コーチを招き、全国で活躍したルーキーも獲得した。そして今シーズン、昇格したばかりの2部を5敗で乗り切り、満を持して1部入替戦に挑戦する。“V字昇格”を達成できるかどうか、注目が集まる。

 一方の神奈川大は、2部4位と“先輩超え”を果たした。早稲田大・白鴎大・関東学院大に勝利を挙げたことが大きかったが、それだけに逆に取りこぼしとも言えるゲームもあった。しかし、それも含めて、これが今の神奈川大と言えるのだろう。幸嶋監督は「1年で本当に成長した」としみじみと語り、4年生もすがすがしい笑顔を見せた。インカレと1部入替戦への切符を手にできる3位との差は1ランク差という数字以上に大きいが、試合終了後に涙を流していた後輩達には再チャレンジの権利とチャンスが残った。

写真:タイムアップとともに、両手を突き上げた関東学院大#1パプ。万感がこもる。

※神奈川大・八幡選手、内藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2010.11.04 (Thu)

【2010リーグ2部】10/31 立教大VS國學院大 第2戦

【立教大が連勝で入れ替え戦に弾みをつける】
101031uemura.jpg 3部との入れ替え戦が決定している両者。第1戦同様、立教大は高さを生かしたプレーで、國學院大はアウトサイド中心のオフェンスで得点を重ねていく。1Q中盤までは國學院大のシュートがよく決まり、互角の展開を繰り広げる。しかし、リバウンドからチャンスを作り、確実なプレーをしていく立教大が徐々に点差を開いていく。オフェンスだけでなく、ディフェンスでも國學院大を翻弄し、2Qには20点差をつける。國學院大は前線からディフェンスを仕掛けるなど、追い上げのチャンスを伺うが、立教大#4宇野(4年・F)がそれを次々と阻止。逆に、スティールから速攻を決め、國學院大に反撃の隙を与えない。宇野の容赦ないプレーに、國學院大は攻め手を欠いていき、苦しい時間帯が続く。それでも、#11上村(1年・F・前橋育英)がインサイドで体を張って、なんとか得点していく。
 余裕の試合展開となった立教大は、ベンチメンバーをコートへ。普段は応援席で、大声でチームを鼓舞していた#10井原(4年・G)も、声援に後押しされてコートに立った。その期待に応え、連続3Pなどでチームを湧かせた。試合は、第1戦に続き立教大が70-110の100点ゲームで國學院大を破り、連勝でリーグ戦を終えた。

 立教大は、#4宇野が常にコートを縦横無尽に駆け回り、攻守でチャンスを作って来た。それを#5菊地(4年・F)、#14荒井(3年・F)らが支え、#13熊谷(3年・G)や#17小宮山(2年・G)のガード陣がパスや速攻のチャンスを見逃さなかった。チームとしてまとまりを見せた立教大は、初めての2部で5勝をあげた。だが、「もう少し上にいけたはず」と#5菊地は語った。それは、上位校相手に接戦を繰り広げたことが背景にある。ただ、そこを勝ちきれるかが上位校との差であることも肌で感じたようだった。しかし、誰もが臆すること無く、しっかりと立教大バスケットをやり遂げたことは評価できるはずだ。残りは入れ替え戦で残留を決められるか。最後まで自分たちのバスケットを貫いてほしい。

 國學院大は、途中で上級生が離脱するという厳しい状況に陥った。それでも、コートに立つ下級生は勝利への意志を捨てなかった。最後まで自分たちが今出来る精一杯をコートで表現し、戦い抜いた。全敗という苦いリーグ戦になってしまったが、得たものは敗北の数よりも多いはずだ。来年以降に期待したい。

写真:チームハイの28点をあげた國學院大#11上村。1年生6名のみながら精一杯のプレーを見せた。

※立教大・宇野選手、菊池選手、井原選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2010.11.04 (Thu)

【2010リーグ2部】10/31 早稲田大VS白鴎大 第2戦

【勝負所で走った早稲田大が白鴎大を振り切る】
101031kubota.jpg 2部最終戦は、勝敗に関わらず早稲田大2位・白鴎大5位が決まっていたが、両チームいい形でしめくくるべく奮闘した。

 第1戦で早稲田大が立ち上がりに得たリードを守ったように、この第2戦も早稲田大が先行する。2Qに入っても早稲田大の勢いは衰えず、#14久保田(3年・C)の速攻がバスケットカウントで決まって2桁差になる。さらに#21河上(1年・F・洛南)が白鴎大#30アビブ(2年・C)をブロックするなどディフェンスでも圧倒し、残り2分30秒42-28となったところで白鴎大はたまらずタイムアウトを請求。残り時間を何とか踏ん張り、46-35で折り返す。

 3Q、白鴎大の逆襲が始まる。#10田中(4年・SG)が主将の意地を見せ、3Pシュートを次々に沈めて50-49と肉薄。さらに逆転を狙った3Pは落ちるが、リバウンドから#65高橋(3年・SG)がバスケットカウントを奪取、後半開始からわずか4分半で逆転してみせる。早稲田大はここでタイムアウトを挟んで流れを切ることに成功するが、早稲田大もシュートが落ちて両者突き放すことも追い上げることも叶わない。
この状況を打開したのはこちらも主将、早稲田大#52相井(4年・G)だった。3Q残り2分52-57からまずロングシュートを決め、さらに白鴎大のパスミスを速攻につなげてバスケットカウントとぐっと勢いを引き寄せる。白鴎大は必死で守るも、残り3秒での早稲田大#00金井(4年・F)への#30アビブのブロックは惜しくもゴールテンディング。58-57と早稲田大が再逆転して最後の10分に突入する。

 最終Qも意地をぶつけ合い、残り5分を切っても一進一退の攻防が続く。しかし64-63で迎えた残り3分半、早稲田大#14久保田のリバウンドシュート時に白鴎大#30アビブが4つ目のファウル、さらにチームファウルも蓄積され苦しくなる。白鴎大はこの後オフェンスでもシュートチャンスを見つけられないのに対し、早稲田大はリバウンドから速攻とたたみかける。#52相井が再びバスケットカウントを獲得、残り3分67-63で白鴎大のタイムアウトとなる。この後も、早稲田大#00金井が3Pを決めれば白鴎大#65高橋が返しと両者譲らないが、残り1分10秒、24秒クロックのブザーと同時に早稲田大#8玉井(1年・G・福岡第一)がフェイダウェイを沈めると白鴎大メンバーは天を仰ぐ。タイムアウトで仕切り直そうとするが、余力は残っていなかった。早稲田大は#7井手を中心にファールゲームをかわし、79-71で勝利を収めた。

 早稲田大は3年ぶりの入替戦に進み、白鴎大は来シーズンこそ入替戦進出とインカレ出場を期してシーズンを終えた。

写真:要所でリバウンドシュートや速攻を決めた#14久保田。

※早稲田大・相井選手、井手選手、白鴎大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2010.11.04 (Thu)

【2010リーグ2部】10/31 大東文化大VS順天堂大 第2戦

【終始、主導権を握った大東文化大が2部優勝を果たす】
101031fujii.jpg 勝てば2部リーグ優勝が決まる大東文化大は、序盤からチーム力を存分に発揮する。多彩なオフェンスに、手堅いディフェンスと、攻守で隙がない。一方、第1戦で日体大が国士舘大に勝利したことで入れ替え戦行きが決定した順天堂大は、いい形で最終試合を終えたいところだが、なかなか自分たちのバスケットができない。そんな順天堂大を尻目に、大東大は#19藤井(2年・G)の連続3Pなどで早々に20点差をつけた。

 後半に入っても、大東大は手を緩めない。#45眞栄田(4年・SG)らベンチメンバーを上手く使いながら、試合を優位に進めて行く。反撃の糸口を見つけたい順天堂大だが、大東大の勢いに押されて後手に回ってしまう。4Q序盤に、オールコートプレスを展開し、流れを持ってこようと試みる順天堂大だが、大東大は冷静に対処。最後まで反撃を許さず、73-112で勝利を飾り2部優勝を決めた。

 昨年、2部最下位という結果に終わった大東大が早稲田大を振り切って優勝を決めた。まだ精神的に未熟だったメンバーが、今年度のリーグ戦では大きく成長。一人ひとりが責任感を持ったことで、チームとしてのまとまりは一層強まり、”優勝”という結果になって表れた。目指すは1部復帰だ。あとは、その場で大東大らしさが出せるかが勝負の分け目となる。楽しみにしたい。

 順天堂大は、昨年に引き続き入れ替え戦へと駒を進めてしまうこととなった。リーグ戦を通して波があり、勝ちきれない試合が多かった。全員攻め気は持っていたものの、それが上手く噛み合わず、「まとめるのが難しかった」と#4八木(4年・G)は苦しみを吐露した。2部チームのプライドとしても、残留は必至。シーズン最終の試合、どんなゲームを見せてくれるかに注目したい。

写真:前半突き放すきっかけを作った#19藤井をはじめ、大東大には下級生にも多くタレントが揃う。

※大東文化大・小山選手、鎌田選手、順天堂大・八木選手、鈴山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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