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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2010.09.19 (Sun)

【2010リーグ1部】9/19レポート

白熱した戦いが続いた5戦目
日本大対明治大は守りがポイントに


3週目も注目の戦いが続いた。
まだ先が見えぬ混戦となった1部は、どのチームもどこか相手につけこむ隙はないかと虎視眈々としている様子も見える。本調子ではないチームには苦戦も見え、長いリーグ戦ならではの厳しさも見える一方、苦しい中でも勝利を拾っているところもある。リーグ戦はチームの中味が普段以上によく見えてくる。第2週はゾーンが勝利を決めたが、この日はこれぞディフェンス、という高レベルの日本大のマンツーマンが会場を沸かせた。持ち味をいかに出すか、それが勝利の鍵を握るということをはっきり見せてくれた試合となった。


【東海大が勢いをつけて専修大に快勝】
100919tokai.jpg東海大専修大は、出足で専修大学の良さが出た。#11宇都(1年・G・中部第一)がオフェンスをリードし、東海大と接戦を展開する。しかし東海大は2Qに#33狩野(2年・SG)の3Pが出ると、徐々にリズムを掴み、3Qで専修大学のオフェンスが散漫になってきたところでディフェンスも緩み、#24田中(1年・1年・SF)などの3Pが続けて決まると、そのまま東海大が畳み掛けて叩いた。専修大は苦しい時に打つ悪いリズムのシュートが続いて、確率も上がらない。3Qで宇都もファウル4となり、苦しくなった。一方の東海大は3Qで差を大きくつけると4Qは控えでスタート。#16坂本(3年・C)が速攻から2本のダンクを決め(そのうち1本はバスケットカウント)、チームを盛り上げる活躍ぶり。そのままの勢いで東海大が逃げきり、先週の明治大への敗戦イメージを完全に断ち切る90-62の快勝となった。専修大は#4高橋(2年・G)が欠場。ボール運びからのゲーム展開がままならず、流れの悪いシュートが多かった。成長途上の専修大は集中力が切れた時に若さが見えるのが課題だが、それを上手にコントロールしていく試合展開が望まれる。
写真:ダンクを決めた坂本に、チームメイトも笑顔。


【法政大が追撃するも中央大が逃げきる】
100919niitono.jpg法政大中央大は、序盤に法政大#11長谷川(3年・SG)のアウトサイドが決まり、ディフェンスでも中央大から24秒オーバーを奪うなど立ち上がりの良さを見せた。しかし中央大もスティールなどから速攻を出す勢いを見せ、譲らない。法政大は1Qで#21加藤(2年・CF)が2ファウル。苦しいところで中央大#24塩谷(1年・SG)の連続3Pもあって1Qは中央大がリードした。2Qも中央大は序盤に#14 渡邉(2年・F)、#20小野(2年・F)の連続3Pで法政大を一気に10点以上引き離すことに成功。法政大は#21加藤が機動力のあるプレーやオフェンスリバウンドから返すが、中央大ディフェンスに阻まれ、なかなかシュートが決まらない。♯27岩崎(2年・SG)を入れて改善をはかるが、10点が縮まらない。#3鈴木(4年・G)に不運なファウルも続き、法政大はリズムを作れないで前半を終えた。3Qは#11長谷川が得点を重ねていくが、中央大のアウトサイドの確率が良く、なかなか差が縮まらない。4Q、法政大はゾーンで中央大の足を止めると次々にディフェンスリバウンドからターンオーバーを奪い、#13三角(1年・F・湘南工科大附)や#24神津(3年・F)の3Pで追い上げをはかる。#3鈴木の3Pでようやく7点差と一桁に詰めた法政大だが、その後の流れが生まれない。#21加藤がファウル4となり、ベンチへ下がると再び残り3分で中央大に10点差をつけられてしまった。中央大はゾーンでスピードを緩められてしまったが、シュートを決めていく。しかし、残り1分で#11長谷川の3P、残り42.4で#41谷口(3年・C)の3Pが決まり、83-87と4点差に追いついた法政大。中央大は#20小野が法政大ディフェンスを振りきりペイント内へ切れこむレイアップで残り32.4秒で83-89。最後は#11長谷川に託したい法政大だが、#41谷口からのパスは通らず残り25.3秒で法政大はファウルゲームに。最後は中央大が93-86で中央大が勝利。法政大は#11長谷川が3P7本で合計42点と点を取り続けたが届かなかった。
毎試合、惜しいところで勝利を逃している法政大。4Qに追い上げる力は持っているものの、最後の最後でわずかに届かない、という展開が続いている。サイズがないのが苦しいが、インサイドの安定感はもっと欲しいところ。1勝を求める戦いはまだ続く。
写真:速攻レイアップを決める中央大・入戸野。


【アウトサイドに惑わされず、青学大が勝利】
100919hiejima.jpg青山学院大拓殖大の立ち上がりはロースコアとなった。1Qを終えて17-15の青山学院大リード。インサイドでは優っているがシュートの確率は鈍い出足。拓殖大もアウトサイドが入らず苦しいが、2Qになって青山学院大#14辻(3年・SG)の3Pが決まると青山学院大の一歩リードとなった。拓殖大はメンバーを入れ替え、流れを変えようと試みるが、青山学院大のゾーンは割れずターンオーバー。終盤に集中力を見せて立て続けの3Pを#94長谷川智伸(2年・F)が決め、#40藤井(1年・G・藤枝明誠)のブザービーターもあって前半は40-34と一桁の差で終えた。後半、青学大は#56比江島(2年・F)が機動力を生かしたプレーで随所で得点。10点差をつける。拓殖大は一貫したアウトサイド攻勢で4Qも攻撃し続ける。ディフェンスではアグレッシブにマークすることで、青学大をイライラさせることにも成功。しかし点差は縮まらない。青学大は一時熱くなる選手もいたが、最後は冷静に対処して差を広げると91-78で勝利した。
最後は青山学院大に勝負あったが、拓殖大は最後まで躊躇なく3Pを打ち続けてくるため、たとえ10点が開いても油断できない。ディフェンスはファウルと紙一重で、きわどい場面が多いが、それに注意を払って落ち着いて対処する必要があるだろう。
写真:チームメイトのファウルトラブルをものともせず、淡々と得点を取り続けた比江島は26得点。


【筑波大が逆転勝利でうれしい3勝目】
100919tukuba.jpgともに勢いを欠く鈍い立ち上がりとなった。慶應大は#14家治(3年・F)の3P、#5酒井(4年・F)のドライブで先行するが、筑波大も#99加納(4年・C)の3Pで返す。しかし筑波大はその他のシュートがなかなか決まらず、1Qは20-13。2Qは慶應大#15桂(2年・F)の3Pや#11金子(3年・G)のシュートで慶應大が10点近くを先行。#5酒井の速攻も続いて慶應大がリードを広げる展開となった。3Qも慶應大リードは変わらないが、筑波大は投入した#35池田(1年・F・京北)がシュートを決めると流れが好転。#19富岡(3年・G)の3Pもあって差を縮めて4Qに突入した。4Q、慶應大は得点が伸びなくなる。インサイドでは#7岩下(4年・C)が攻め込みたいが、筑波大インサイドに身体をがっちり抑えこまれ、容易にゴール下までいけない。筑波大は#33加藤(4年・F)のシュートで63-63に追いつくと、そこからクロスゲームとなった。慶應大は#5酒井が果敢に攻めるが、守りではファウルが続き残り3分で4つ目に。しかもゴール下の競り合いで不運にも5つ目を吹かれると、一気に情勢は筑波大に傾いた。残り2分、筑波大は#36本井(4年・C)のフリースローが決まり逆転。慶應大は#18蛯名(1年・G・洛南)のフリースローで1点差に詰めるがそこからのリスタートで#33加藤がオフェンスリバウンドからシュートを決めて3点のリード。慶應大は最後のオフェンスで3Pシュートの機会を得るが、3本とも全て決まらず、74-69でタイムアップ。酒井のファウルアウトを始め、悪い部分が前にでてしまった慶應大。またも痛い土曜日の敗戦を迎えることになってしまった。筑波大は慶應大からの勝利に満面の笑み。大きな1勝となった。
写真:勝利し、笑顔の筑波大。


【攻守で力を出し切った日本大が先勝!】
100919kumazawa.jpgこの日最高の盛り上がりとなった試合、見所はなんといっても日本大#15熊澤(4年・G)を筆頭にした圧巻のディフェンスだった。明治大#14金丸(4年・SG)を20得点に抑えこむ固い守りで、逆転からリズムを掴み、粘り勝ち。見事な内容だった。
立ち上がりは明治大が先行する。#14金丸のマッチアップにつくのは、身体能力の高い#15熊澤。高さでは10cmのミスマッチがあるが、豊富な運動量とジャンプ力、執拗なマークで簡単にボールを持たせない。上から打たれてしまう場面もあるが、それ以外は十分許容範囲の守りだった。明治大は#19田村(3年・F)が1Q開始5分でファウル3と痛い展開。その中の一つは#15熊澤がチャージングを奪ったもの。チームリーダーが両エース相手に見事な守りで対抗する。熊澤はディフェンスどころかオフェンスでも見せる。立て続けのシュートを決めると、続けて2度#14金丸からトラベリングを奪う攻守全く隙のない動きで、追う展開ながら1Qから見ごたえある内容を展開した。2Q、日本大は#14森川(3年・F)が2本の3Pを決めると、次第に周囲のメンバーも乗り始め、#11飛田(2年・F)の3Pで残り4分に逆転。明治大は#14金丸が守られ、この日3度目のトラベリング。日本大は#15 熊澤のカットから#14森川の速攻も生まれ、流れをつかんで40-35で2Qを終えた。
3Qも流れは日本大。#24熊吉(3年・C)のポストのプレーが決まり始め、一気に10点近く開くことに成功する。その#24熊吉が3ファウルで苦しい時間帯も来たが、#1坂田(1年・F・日大豊山)がつないで持ちこたえると#3石川(2年・G)の3Pもあって3Qで明治大を60-53と引き離した。4Q、明治大が追い上げる。#19田村の連続シュートに残り4分で#20若林(4年・SG)の3Pが決まり差を詰める。日本大はインサイドでターンオーバーが続いて得点が停滞してしまう。しかし、そんな場面を救ったのはやはり#15熊澤だった。68-66と追い上げられてから残り1分、熊澤の2本のシュートが日本大を勇気づける。72-67となって明治大はファウルゲームをしかけるが、実らず76-71で日本大が大きな勝利をあげた。
100919nm.jpg「今日はめちゃくちゃ頑張りました」熊澤。金丸をわずか20点に押さえるディフェンスには「これは自分だけではなく、みんなの小さなディフェンスあっての積み重ね。自分の1対1の部分もありましたが、みんなが小さなディフェンスをやってくれたおかげ。自分一人では絶対に止められませんでした。今日ほど仲間に感謝したことはありません。ナベ(#37渡部)もずっとベンチから声をかけてくれました。下級生たちなのに頼もしいばかり。本当にみんなに感謝しています」と、熊澤らしい受け答えだが、確かにこの日の日本大のチームとしての守りも見事。また、熊澤はディフェンスだけではなく、得点も27得点。「自分のリズムでできていたので、守りながらでも負担ではありませんでした」と、気負う様子はない。「明治大との対戦は優勝を左右する大事なポイント」と言うように、これを勝ち切ったのは大きい。2戦目も同様に相手を押さえることができるか、見逃せない戦いになりそうだ。
写真上:勝負どころのシュートを決めてガッツポーズの熊澤。
写真下:金丸へのディフェンスは見ごたえがあった。


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2010.09.19 (Sun)

【2010リーグ2部】9/19レポート

【白熱した接戦を国士舘大が粘って勝利】
 国士舘大神奈川大の第2戦は、1Qから終始一進一退の白熱した戦いになった。ルーズボールやリバウンドも激しい争いとなったが、最後は国士舘大が逃げ切って2点差で勝利した。
 先制点は国士舘大#4馬(4年・C)のリバウンドシュート。国士舘大はその後もオフェンスリバウンドに飛び込み、粘って得点を重ねる。しかし対する神奈川大も#11内藤(4年・F)の連続得点や#7古橋(1年・F)のバスケットカウント獲得で流れを呼び込み、1Qは16-19と神奈川大が3点のリードを奪った。続く2Qでも、出だしから速い展開に持ち込み、勢いに乗る神奈川大。2Q開始2分半で16-25とリードを広げる。しかしメンバー交代で下級生を下げ、3・4年生の布陣とした国士舘大は、#4馬が奮闘。バスケットカウント獲得もあり、前半残り5分で2点差とする。追い上げられる神奈川大は、#8五十嵐(3年・F)が3つめのファウルを吹かれ#0佐藤(3年・G)がゴール下シュートを落とすなど、ミスを連発。ついに残り3分半には#8村田(3年・G)の3Pで国士舘大に逆転を許した。そこからは一進一退の展開が続き、34-33と国士舘大が1点リードして試合を折り返す。
 後半に入り、#17平田(2年・G)らが積極的に攻め込んで点差を広げようとする国士舘大。しかし神奈川大も#7古橋が思い切りのいいプレーでチームを引っ張り、食らいつく。3Q終盤にも速攻から古橋が得点し、56-51と国士舘大がわずかにリードして最終Qへ。4Q、国士舘大は外からのシュートが中々入らない。その間神奈川大はリバウンドからの速攻を連続で決め、逆転に成功する。しかし国士舘大も#17平田、#12川村(3年・F)の得点で盛り返し、そう簡単に神奈川大にリードさせない。両者一歩も譲らない白熱したシーソーゲームの中で、神奈川大#9大山(3年・G)が顔から流血するアクシデントも。そして1点差で迎えた残り4分、神奈川大がチームの柱である#11内藤をいったんベンチに戻す間に、国士舘大が畳み掛け、残り2分半までには70-64とリードを6点に広げる。ここから国士舘大はファウルなどミスが続き、結局試合終了までノーゴール。しかし#11内藤がコートに戻った神奈川大も、2点差まで詰め寄るが追いつくまでには時間が足りなかった。70-68で国士舘大が逃げ切り、勝率を5割にした。
「粘って粘って勝つことがチームの課題だった」と言う国士舘大#17平田。その言葉通り、終盤つめ寄られても逆転はさせなかった。神奈川大もディフェンスからブレイクといういい形を何本か出すことは出来たが、惜しい2連敗。3勝3敗で第3週を終えた。


【日体大が逆転で念願の初勝利】
 出だしこそリードを奪った日本体育大だが、その後は終始立教大がリード。しかし4Qで意地を見せ、見事逆転で日体大がリーグ戦初勝利を飾った。
 1Q、ファウルが続き硬い立ち上がりとなった立教大。対する日体大は#24于(4年・F)の3Pもあってリードを奪う。第1戦では徹底してインサイドを攻めた日体大だが、この試合では外からのシュートや1対1も見られ、相手に的を絞らせない。しかし立教大は#14荒井(3年・F)が攻め気を見せて何度も相手のファウルを誘い、チームを鼓舞。#5菊池(4年・F)も得点で引っ張り、立教大が23-20とリードして1Qを終える。
 2Qが始まっても流れは変わらず立教大。5人の息が合い、素早いパス回しから#4宇野(4年・C)が得点して30-23とする。日体大はタイムアウトを取るがその後もシュートが落ち、フラストレーションが溜まっている様子。しかしここで日体大は#28林(2年・G)が3Pを2本沈め、#23横江(3年・G)や#00中西(4年・C)も得点して勢いを取り戻し、前半残り3分で1点差まで詰め寄る。だが対する立教大も#13熊谷(3年・G)が連続で3Pを決め、簡単には逆転を許さない。結局43-37と日体大が6点を追う形で前半を終える。
 後半が始まると、いきなり日体大はスティールから#11北川(1年・G)が速攻、#00中西が高さを活かしてゴール下を決めるなど猛追を見せる。追われる立教大は#4宇野や#5菊池といった4年生が大事な場面で点を取り奮闘するが、チームとして動きが硬い。ガード陣の速攻にも迷いが見られ、テンポよく得点することが出来なくなってしまう。立教大がトラベリングやパスミスで流れをつかめずにいる間、日体大は#23横江、#11北川の光泉高校コンビが積極的にゴールに向かい、残り4分にはついに同点とする。その後は一進一退の緊迫した戦いに。だが残り2分、タイムアウト明けに#13熊谷が3Pを決めてからは立教大が一歩抜け出す展開となり、56-53で最終Qを迎えることとなる。
 そして勝負の4Q、序盤から試合の主導権を握ったのは日体大だった。シュートを落としても、何度も何度もリバウンドに飛びついて執念を見せ、4Q開始早々逆転に成功する。焦る立教大はシュートがリングに嫌われ、4Q開始から5分間ノーゴール。#11北川の3Pで日体大に10点の差をつけられる。立教大はキャプテン#4宇野が気迫のこもったプレーで流れを引き寄せようとするが、日体大の勢いは止まらず。結果65-74で日体大がリーグ戦初白星を手にした。4Qだけ見れば、立教大の9得点に対し日体大は21得点。大事な場面でのシュート、リバウンドが勝敗を左右した。

※日本体育大・横江選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【全勝中の白鴎大に勢いに乗った大東大が勝利】
 ここまで早稲田大と並んで5勝0敗だった白鴎大に、初の黒星がついた。大東文化大は粘って粘って4Qまで食らいつき、最後まで勝負のわからない接戦をものにした。
 1Q、#15遠藤(3年・G)の3Pで先制した大東大は、その後も果敢に攻めてリードを奪う。しかし出だしは硬かった白鴎大も、#30アビブ(2年・C)のシュートやリバウンドで調子を取戻し、次第に得意の速い展開も出し始める。1Q残り2分には同点の場面から#65高橋(3年・SG)が連続で得点し、21-16と白鴎大が逆転して1Qを終える。続く2Q、白鴎大はいまいちリズムをつかみ切れないものの、じりじりと大東大を離していく。大東大はディフェンスからの速攻で追い上げるが、ブザービーターで白鴎大#10田中(4年・SG)に3Pを決められ、48-37と11点を追う形で後半へ。
 後半に入り、大東大のシュートが外れる間にさらに点差を離す白鴎大。しかし大東大も#43鎌田(2年・C)が#30アビブをよく守り、ディフェンスからブレイクを成功させて流れを引き寄せる。24秒オーバータイムになるなど、大東大の守りに攻めあぐねる白鴎大は、結局3Qたったの11点しか取れないまま。59-57と、大東大が2点差までつめ寄って最終Qを迎える。
 4Qに入り、大東大はキャプテン#12小山 純(4年・F)がファウル4つで交代せざるをえなくなるが、残り8分#13小原(3年・G)のジャンプシュートで同点にすると、#11田中(3年・PG)の速攻でついに逆転。大東大の勢いが止まらない。タイムアウトを取った白鴎大には焦りも見え、ファウルをもらった#65高橋もフリースローを2本落とすなど、大東大を逆に盛り上げてしまう。しかし大東大も白鴎大のディフェンスを前に得点を伸ばすことが出来ず、両者我慢の時間帯に。すると残り5分、白鴎大#30アビブがリバウンドシュートでファウルを誘い、#12小山 純を退場に追い込む。ここから白鴎大は積極的な攻めでファウルを誘い、フリースローを確実に沈めて残り4分には逆転に成功。だが大東大も負けておらず、#13小原がオフェンスリバウンドから#43鎌田につなげ、残り3分67-67の同点とする。そしてここからは両者入れあいの展開に。大東大が3Pを決めれば、白鴎大も3Pで返す。お互いに入れあって、試合終了までの2分間に両チーム3本ずつ計6本を沈める3P合戦となった。その中で勝負を決めたのは、残り14秒、大東大#13小原のリバウンドシュート。これがバスケットカウントになり、3点差を6点差に広げて勝負を決定づけた。そのまま大東大が逃げ切り、78-82で白鴎大を下した。
 大東大は、にぎやかな応援団の後押しもあって大事な場面で勢いに乗った。全勝だった白鴎大に黒星をつけたが、来週も相手は全勝中の早稲田大。この勢いに乗ってまたもや相手に黒星をつけることが出来るか。一方の白鴎大は、「競った時の勝ち方を知らなかった。向こうの方がたぶん勝ちたいという気迫で勝っていた」#10田中が言うように、大事な場面で大東大の勢いに飲まれてしまった。リーグ戦前からこの大東大戦を意識して練習してきただけに、悔しい一敗となった。

※大東文化大・小原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


その他、第1試合の関東学院大國學院大の戦いは、シュートの調子が上がらない関学大のアウトサイド陣を、#1パプ(4年・C)がオフェンスリバウンドでフォロー。國學院大は#24村田(4年・F)らの3Pで追い上げるものの、最後は86-61の25点差で関学大が勝利した。また早稲田大順天堂大の試合は、流れに乗りきれない早稲田大に順天堂が食らいつくものの、キャプテン#4八木(4年・G)の欠場もあって追いつくまでには至らず。88-73で早稲田大が全勝記録を守った。

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2010.09.19 (Sun)

【2010リーグ】9/19結果

■関東大学1部リーグ 国立代々木競技場第二体育館
東海大学90(26-19,16-16,21-10,27-17)62専修大学
法政大学86(19-25,16-19,22-28,29-21)93中央大学
青山学院大学91(17-15,23-19,24-17,27-27)78拓殖大学
慶應義塾大学69(20-13,21-17,18-24,10-20)74筑波大学
日本大学76(17-22,23-13,20-18,16-18)71明治大学

青山学院大学 5勝0敗
日本大学   4勝1敗
東海大学   3勝2敗
中央大学   3勝2敗
筑波大学   3勝2敗
慶應義塾大学 2勝3敗
専修大学   2勝3敗
明治大学   2勝3敗
拓殖大学   1勝4敗
法政大学   0勝5敗


■関東大学2部リーグ 早稲田大学戸山キャンパス
関東学院大学86(19-8,20-10,23-22,24-21)61國學院大学
国士舘大学70(16-19,18-14,22-18,14-17)68神奈川大学
日本体育大学74(20-23,17-20,16-13,21-9)65立教大学
早稲田大学88(21-20,22-15,17-16,28-22)73順天堂大学
白鴎大学78(21-16,27-21,11-20,19-25)82大東文化大学

早稲田大学  6勝0敗
白鴎大学   5勝1敗
大東文化大学 4勝2敗
関東学院大学 4勝2敗
神奈川大学  3勝3敗
順天堂大学  3勝2敗
国士舘大学  2勝4敗
立教大学   1勝5敗
日本体育大学 1勝5敗
國學院大学  0勝6敗


■関東大学3部リーグ 1次リーグ
江戸川大学駒木キャンパス
東洋大学104(19-18,18-25,26-15,41-18)76東京学芸大学
江戸川大学118(44-21,29-10,16-18,29-17)66明星大学
玉川大学95(31-17,18-15,18-21,28-21)74東京大学

東京成徳大学
国際武道大学100(21-12,23-25,29-19,27-11)67埼玉大学
東京成徳大学111(24-14,28-18,35-14,24-14)60東京農業大学
駒澤大学112(31-12,30-15,29-17,22-12)56東京経済大学

駒澤大学   6勝0敗
玉川大学   6勝0敗
東京成徳大学 6勝0敗
東洋大学   5勝1敗
国際武道大学 4勝2敗
江戸川大学  4勝2敗
東京経済大学 3勝3敗
東京大学   2勝4敗
東京学芸大学 0勝6敗
東京農業大学 0勝6敗
明星大学   0勝6敗
埼玉大学   0勝6敗

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